JP2011140533A - ブレーカークッション用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天然ゴム及びイソプレンゴムの合計含有量が65質量%以上であり、かつ特定の珪素化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が5質量%以上であるゴム成分と、シリカと、カーボンブラックと、下記式で示されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含有し、上記ゴム成分100質量部に対して、上記シリカの含有量が10〜45質量部、上記カーボンブラックの含有量が10〜40質量部、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量が0.2〜2.5質量部であるブレーカークッション用ゴム組成物。
【選択図】なし
Description
なお、本発明において、ビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
なお、シリカのN2SAは、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドなどのスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシランなどのクロロ系などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、スルフィド系が好ましく、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドがより好ましい。
なお、カーボンブラックのN2SAは、JIS K6217のA法によって求められる。
なお、硫黄の含有量とは、純硫黄量であり、不溶性硫黄を使用する場合はオイル分を除いた純硫黄量を意味する。
なお、硫黄の合計含有量とは、純硫黄としての合計量である。
NR:SIR20
IR:日本ゼオン(株)製のNipol IR2200
非変性BR:宇部興産(株)製のBR150B
変性BR:住友化学(株)製の変性ブタジエンゴム(ビニル含量:15質量%、R1、R2及びR3=−OCH3、R4及びR5=−CH2CH3、n=3)
カーボンブラックN330:三菱化学(株)製のダイアブラックHM(チッ素吸着比表面積(N2SA):78m2/g)
シリカ:デグッサ社製のVN3(BET比表面積:175m2/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
老化防止剤RD:大内新興化学工業(株)製のノクラック224
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
V200:田岡化学工業(株)製のタッキロールV200(式(11)で表されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物、m:0〜10、x及びy:2、R6〜R8:C8H17(オクチル基)、硫黄含有率:24質量%)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の5%オイル処理硫黄
加硫促進剤NS:三新化学工業(株)製のサンセラーNS−G
加硫促進剤DPG:フレキシス(株)製のパーカシットDPG
なお、表1及び2において、「NR/IR」とは、「NR及びIRの合計含有量」を意味する。
表1及び2に示す配合処方に従い、バンバリーミキサーを用いて、硫黄、加硫促進剤及びV200以外の薬品を混練りし、混練り物を得た。次に、オープンロールを用いて、得られた混練り物に硫黄、加硫促進剤及びV200を練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で35分間プレス加硫し、加硫ゴムシートを得た。得られた加硫ゴムシートを新品サンプルとした。
得られた新品サンプルを80℃の空気雰囲気下で168時間熱劣化させ、得られたものを劣化サンプルとした。
JIS−K6253に従い、上記新品サンプルの硬度(Hs)を測定した。
JIS−K6251に準じて、上記劣化サンプルからなる3号ダンベルを用いて引張り試験を実施し、破断強度(TB)及び破断時伸びEB(%)を測定した。そして、比較例1の破壊特性(TB×EB/2)指数を100として、下記計算式により、各配合の破壊特性を指数表示した。数値が大きいほど、破壊されにくく、耐久性に優れることを示す。
(破壊特性指数)=(各配合の破壊特性)/(比較例1の破壊特性)×100
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%、周波数10Hzの条件下で、上記新品サンプルの損失正接(tanδ)を測定した。そして、比較例1のtanδ指数を100とし、下記計算式により、各配合のtanδを指数表示した。数値が小さいほど、転がり抵抗特性に優れることを示す。
(tanδ指数)=(各配合のtanδ)/(比較例1のtanδ)×100
Claims (3)
- 天然ゴム及びイソプレンゴムの合計含有量が65質量%以上であり、かつ下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が5質量%以上であるゴム成分と、シリカと、カーボンブラックと、下記式(2)で示されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含有し、
前記ゴム成分100質量部に対して、前記シリカの含有量が10〜45質量部、前記カーボンブラックの含有量が10〜40質量部、下記式(2)で示されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量が0.2〜2.5質量部であるブレーカークッション用ゴム組成物。
- 重荷重用タイヤに使用される請求項1記載のブレーカークッション用ゴム組成物。
- 請求項1又は2記載のゴム組成物を用いて作製したブレーカークッションを有する空気入りタイヤ。
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