JP2011139237A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011139237A JP2011139237A JP2009297243A JP2009297243A JP2011139237A JP 2011139237 A JP2011139237 A JP 2011139237A JP 2009297243 A JP2009297243 A JP 2009297243A JP 2009297243 A JP2009297243 A JP 2009297243A JP 2011139237 A JP2011139237 A JP 2011139237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- shooting
- information
- environment information
- shooting environment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】 従来の画像分類システムでは、撮影された画像が古い場合、画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等から、撮影したときの状況を容易に思い出すことができない場合がある。
【解決手段】 十字ボタンおよび決定ボタンにより選択された画像をモニタ11に表示する際、S13で解析手段により解析された撮影環境に応じた情報が、S15で情報出力手段により出力される。このため、撮影された画像が古く、その画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等を見ただけでは直ぐに撮影時の状況を思い出せない場合でも、例えば、図3に示すように、情報出力手段によりモニタ11に付箋41が表示されたりスピーカ37から風鈴の音が出音されたりして出力される撮影環境に応じた情報により、画像を撮影した時の状況を容易に思い出すことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 十字ボタンおよび決定ボタンにより選択された画像をモニタ11に表示する際、S13で解析手段により解析された撮影環境に応じた情報が、S15で情報出力手段により出力される。このため、撮影された画像が古く、その画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等を見ただけでは直ぐに撮影時の状況を思い出せない場合でも、例えば、図3に示すように、情報出力手段によりモニタ11に付箋41が表示されたりスピーカ37から風鈴の音が出音されたりして出力される撮影環境に応じた情報により、画像を撮影した時の状況を容易に思い出すことができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、記憶手段に記憶された撮影画像を表示する表示手段を備えた表示装置に関する。
従来、この種の表示装置としては、例えば、特許文献1に開示された画像分類システムがある。この画像分類システムでは、撮影された画像ファイルの分類によけいな手間や時間をかけることもなく、分類基準情報(例えば「天気情報」)に含まれる分類項目(例えば「晴れ」「曇り」、「雨」等)が等しいものどうしがひとまとまりとなるように、画像ファイルが分類される。そして、分類基準情報に含まれる分類項目に対応したフォルダ名のフォルダが作成される。従って、分類後にフォルダ名からそのフォルダ内に格納された画像ファイルを類推することができ、所望画像の検索を容易にすることができる。
しかしながら、上記従来の画像分類システムでは、撮影された画像が古い場合、画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等から、撮影したときの状況を容易に思い出すことができない場合がある。また、この記憶の曖昧な撮影画像を単に見ても、思うところも少なく、味気ない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、撮影時 の撮影環境情報を撮像画像と共に記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された複数の画像から任意の画像を選択する選択手段と、選択手段により選択された画像の記憶手段に記憶された撮影時の撮影環境情報に基づいて撮影環境を解析する解析手段と、選択手段により選択された画像を表示する表示手段と、選択手段により選択された画像を表示手段に表示する際、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報を出力する情報出力手段とを備えて、表示装置を構成した。
本発明による撮影装置によれば、撮影された画像が古く、その画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等を見ただけでは直ぐに撮影時の状況を思い出せない場合でも、情報出力手段により表示手段に表示されたり出音されたりして出力される撮影環境に応じた情報により、画像を撮影した時の状況を容易に思い出すことができる。従って、時間が経った後に、古い撮影画像を見る場合であっても、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報により、撮影時の状況が思い起こされて当時の状況が懐かしまれ、撮影画像鑑賞の興趣が増す。また、撮影された多数の画像を整理する際、情報出力手段により出力される撮影環境に応じた情報により、各画像の撮影時の状況を思い出すことで、多数の画像の整理も容易に行える。
次に、本発明による表示装置をデジタルカメラに適用した場合における、本発明を実施するための一形態について説明する。
図1は、この一実施の形態によるデジタルカメラ1の電気回路構成の概略を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CPU(Central Processing Unit)21、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などで構成される不揮発性メモリ22、およびRAM(Random Access Memory)などで構成されるバッファメモリ23を備えている。不揮発性メモリ22には、CPU21が種々の制御を行う際に参照される制御プログラムなどが格納されている。CPU21は、不揮発性メモリ22に格納されている制御プログラムに従い、バッファメモリ23を一時記憶作業領域として回路各部の制御を行い、デジタルカメラ1の種々の装置機能を作動させる。
被写体からの光は、光学系を構成するレンズ3を介してデジタルカメラ1内に取り込まれる。デジタルカメラ1内に取り込まれた被写体光は、撮像部25の撮像面25a上に被写体像を投影する。撮像部25は、被写体を撮像する撮像手段を構成し、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などからなる。撮像部25の撮像面25a上に結像した被写体像はアナログの撮像信号に変換され、A/D変換部26においてデジタル信号に変換される。画像処理部27は、A/D変換部26でデジタル信号に変換された撮像信号をバス28を介して取得し、取得した撮像信号に対して、ホワイトバランス処理やガンマ補正などの画像処理を行い、撮影された画像の画像データを生成する。画像処理部27によって生成された画像データは、圧縮処理が施されてバッファメモリ23に一時格納されると共に、I/F部29を介して、図示しないスロットに着脱される、記憶媒体を構成するメモリカード30に撮影画像ファイルとして記録される。
表示装置を構成するデジタルカメラ1はモニタ11を備えており、CPU21は、モニタ11に、撮像部25の撮像面25aで撮像される被写体像を、構図確認用のスルー画として表示させる。CPU21にはレリーズボタン5が接続されている。レリーズボタン5は、半押しされるとオートフォーカス(AF)機能を作動させてレンズ3を移動させ、全押しされると予め設定されたシャッター速度で図示しないシャッターを開かせ、被写体像を撮像部25の撮像面25aに所定時間露光させて被写体の撮影を行わせる。
メモリカード30に記録された撮影画像は、不図示の再生ボタンの操作により、モニタ11にサムネイル画像として一覧表示される。一覧表示された撮影画像は、不図示の十字ボタンおよび決定ボタンの操作により、任意のものが選択される。十字ボタンおよび決定ボタンは、メモリカード30に記憶された複数の画像から任意の画像を選択する選択手段を構成し、モニタ11は、選択手段により選択された画像を表示する表示手段を構成する。
CPU21には、温度計31、湿度計32、高度計33、GPS(全地球測位システム)モジュール34、および測光計35が接続されている。温度計31および湿度計32は、撮像部25を用いた撮影時のデジタルカメラ1の周囲の温度および湿度を測定する。高度計33は、撮影時のデジタルカメラ1の高度を測定し、GPSモジュール34は、デジタルカメラ1の位置情報をGPS衛星から受信する測位信号を基に収集する。測光計35は、撮影時におけるデジタルカメラ1の周囲の明るさを測定する。また、マイク36およびスピーカ37は音声制御回路38によって制御され、マイク36は、撮影時における周囲の騒音レベルを測定し、スピーカ37は音声を出力する。これら温度計31、湿度計32、高度計33、GPSモジュール34、測光計35、およびマイク36は、撮像部25を用いた撮影時の撮影環境情報を、温度、湿度、高度、位置情報、明るさ、および騒音レベルとして取得する撮影環境情報取得手段を構成する。
撮影時に生成された撮影画像ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)規格に従ったExifファイル・フォーマットで作成されており、撮影環境情報取得手段によって取得された撮影環境情報はCPU21によって撮影画像ファイルのヘッダ部に記録される。メモリカード30は、撮影時の撮影環境情報を撮影画像と共に記憶する記憶手段を構成し、また、CPU21は、撮像部25により撮像された撮影画像を撮影環境情報取得手段により取得された撮影時の撮影環境情報と共にメモリカード30に記録する記録手段を構成する。撮影画像ファイルのヘッダ部には、上述した撮影環境情報の他、撮影日時や、撮影時にデジタルカメラ1に設定されていた撮影条件なども記録される。この撮影条件には、レリーズボタン5の半押し操作により作動したAF機能によって取得された、例えば、撮影者から被写体までの撮影距離といったAF情報が含まれる。また、オートモードでの撮影時、CPU21は、撮影画像の内容を解析するシーン解析を行う。例えば、海や夕焼けを撮影する場合、CPU21は、シーン解析により、撮影画像に海や夕焼けが写っていること認識し、そのシーンに適した撮影条件をデジタルカメラ1に設定する。CPU21によって解析された撮影画像のシーン解析結果も撮影画像ファイルのヘッダ部に記録される。
CPU21は、メモリカード30に記録された撮影画像を再生ボタン等の操作に応じて選択してモニタ11に表示させる際、認識したシーン解析情報を併用して、または併用せずに、撮影画像のヘッダ部に記録されている上述した撮影情報環境や撮影条件などに基づいて、選択された撮影画像の撮影時の撮影環境を解析する。CPU21は、選択手段により選択された撮影画像の、メモリカード30に記憶された撮影時の撮影環境情報に基づいて、撮影環境を解析する解析手段を構成する。また、CPU21は、選択手段により選択された画像をモニタ11に表示する際、情報出力手段を構成するモニタ11やスピーカ37等により、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報を例えば文字や音声等として出力する。この撮影環境に応じた情報は、予め文字情報や音声情報として不揮発性メモリ22などに記録されている。また、CPU21は、撮影環境情報取得手段により取得される撮影環境情報が急変する撮影環境情報を検出する検出手段を構成する。記録手段を構成するCPU21は、検出手段により急変する撮影環境情報が検出された場合、撮影画像と共に、急変する撮影環境情報の検出結果情報をメモリカード30に記録する。例えば、1日の一定時間内で複数回撮影を行った場合において、複数回撮影の途中の撮影時にだけ温度が下がったり、高度が変化していた場合、つまり、撮影環境が時間軸上で急に変化した場合、CPU21は、撮影環境が急変したと認識して、この急変した撮影画像ファイルのヘッダ部に、撮影環境が急変したことを意味する急変データを撮影環境情報の検出結果情報として付加して、撮影画像ファイルをメモリカード30に記録する。また、情報出力手段を構成するモニタ11は、選択手段により選択された画像を表示する際、この検出結果情報を出力する。
図2(a)は、デジタルカメラ1のCPU21によって行われる撮影処理の概略を示すフローチャートである。
撮影者がレリーズボタン5を押すと、CPU21は、ステップ(以下、Sと記す)1において、撮像部25に結像する被写体を撮像する撮像処理を行い、画像処理部27によって撮影画像を生成する。次に、CPU21は、S2において、撮影画像の圧縮処理を行い、JPEG形式等の撮影画像を生成する。このS1およびS2の処理と並列して、CPU21は、S3において、温度計31や湿度計32等の撮影環境情報取得手段により、デジタルカメラ1の撮影環境情報を取得する。また、同時に、CPU21は、撮影環境が急変したと認識した場合、上述した急変データを生成する。次に、CPU21は、S4において、S3の処理で取得した撮影環境情報や、撮影日時、撮影時にデジタルカメラ1に設定されていた撮影条件、シーン解析結果、急変データなどの情報を含んだ、所定のデータ形式のタグ(TAG)を生成する。その後、CPU21は、S5において、S4の処理で生成されたタグを、S2の処理で圧縮された撮影画像のヘッダ部に記録して撮影画像ファイルを生成し、メモリカード30に記録する。
なお、撮影画像ファイルのヘッダ部に撮影環境情報を含むタグを保存する代わりに、メモリカード30内に特定のファイルを作成し、この特定のファイルに撮影環境情報を含むタグを保存する構成であってもよい。この場合、撮影画像をモニタ11に表示する際、CPU21は、この特定のファイルから、この撮影画像に関連付けられたタグの撮影環境情報を取得して、撮影環境の解析を行うことになる。
同図(b)は、CPU21によって行われる表示処理の概略を示すフローチャートである。
使用者がメモリカード30に記録された撮影画像を選択してモニタ11に再生する際、CPU21は、S11において、選択された撮影画像についてS2の処理で行われた圧縮を伸張する伸張処理を行い、撮影画像を再生する。このS11の処理と並列して、CPU21は、S12において、撮影画像のヘッダ部のタグに収められている撮影環境情報等の情報を取得する。次に、CPU21は、S13において、S12で取得した撮影環境情報等の情報から、選択された撮影画像の撮影時における撮影環境の解析を行う。その後、CPU21は、S14において、S13で解析した撮影環境の解析結果に基づいて、モニタ11に表示する表示内容やスピーカ37から出力する出音内容を決定し、出力する撮影環境に応じた情報の内容を決定する。この撮影環境に応じた情報は、S13で解析される撮影環境に関連付けられて、タイトルや注釈等の文字情報や音声情報などとして予め不揮発性メモリ22に記憶されている。CPU21は、S13で解析した撮影環境に基づいて不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報を取得する。
例えば、S11で伸張処理が行われた撮影画像が図3に示す打ち上げ花火の撮影画像の場合、この撮影画像ファイルのヘッダ部に格納された撮影環境情報の気温30度、撮影日時の8月の午後8時、およびシーン解析により得られた花火のシーン解析結果に基づいて、CPU21は、S13で、選択された撮影画像の撮影環境の解析結果が「暑い夏の夜の花火」であることを認識する。そして、この解析結果に基づいて、S14で不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報である、モニタ11に表示する「暑い夏の夜の花火」の付箋情報や、スピーカ37から出力する風鈴の音の音声情報を取得する。
S11およびS12〜S14の処理の後、CPU21は、S15において、使用者が選択手段により選択した撮影画像をモニタ11に表示すると同時に、S14の処理で決定した撮影環境に応じた情報を出力する。例えば、図3に示すように、打ち上げ花火の撮影画像がモニタ11に表示される際、文字「暑い夏の夜の花火」が付箋41として表示され、風鈴の音の音声がスピーカ37から出力される。
また、例えば、撮影画像ファイルのヘッダ部に格納された撮影環境情報の気温30度、撮影日時の8月の午後2時に基づいて、CPU21は、S13で、この撮影画像の撮影環境の解析結果が「夏の暑い午後」であることを認識する。そして、この解析結果に基づいて、S14で不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報である、モニタ11に表示する「夏の暑い午後」の付箋情報を取得する。
また、例えば、撮影画像ファイルのヘッダ部に格納された撮影環境情報の気温22度、湿度90%、撮影日時の6月、AF情報の撮影距離が無限遠であることに基づいて、CPU21は、S13で、この撮影画像の撮影環境の解析結果が「梅雨時の風景」であることを認識する。そして、この解析結果に基づいて、S14で不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報である、モニタ11に表示する「梅雨時の風景」の付箋情報を取得する。
また、例えば、海が撮影された撮影画像ファイルのヘッダ部に格納された撮影環境情報の気温30度、撮影日時の8月の午後2時、シーン解析により得られた海のシーン解析結果に基づいて、CPU21は、S13で、この撮影画像の撮影環境の解析結果が「夏の暑い海」であることを認識する。そして、この解析結果に基づいて、S14で不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報である、モニタ11に表示する「夏の暑い海」の付箋情報を取得する。
また、例えば、夕焼けが撮影された撮影画像ファイルのヘッダ部に格納された撮影環境情報の気温22度、湿度90%、AF情報の撮影距離が無限遠であること、およびシーン解析により得られた夕焼けのシーン解析結果に基づいて、CPU21は、S13で、この撮影画像の撮影環境の解析結果が「梅雨時の夕暮れ」であることを認識する。そして、この解析結果に基づいて、S14で不揮発性メモリ22を検索し、撮影環境に応じた情報である、モニタ11に表示する「梅雨時の夕暮れ」の付箋情報を取得する。
上述したように取得された「夏の暑い午後」、「梅雨時の風景」、「夏の暑い海」および「梅雨時の夕暮れ」といった撮影環境に応じた情報は、付箋としてモニタ11に表示される。
図4は、撮影画像の再生時に、複数の撮影画像がサムネイル一覧表示されたモニタ11を示す図である。
デジタルカメラ1の使用者が、複数の撮影画像をモニタ11にサムネイル一覧表示する際、複数の撮影画像の一部の撮影画像51のヘッダ部の中に、上述した撮影環境情報の検出結果情報として急変データが含まれていることをCPU21が発見した場合、CPU21は、この撮影画像51が撮影環境が急変した場合に撮影された画像であると認識して、、同図に示すように「!」のマーク52を急変した撮影画像51に重畳してモニタ11に表示する。
このような本実施形態によるデジタルカメラ1のような表示装置によれば、十字ボタンおよび決定ボタンにより選択された画像をモニタ11に表示する際、図2(b)、S13で解析手段により解析された撮影環境に応じた情報が、S15で情報出力手段により出力される。このため、撮影された画像が古く、その画像自体の表示や、画像を格納したフォルダ名等を見ただけでは直ぐに撮影時の状況を思い出せない場合でも、例えば、図3に示すように、情報出力手段によりモニタ11に付箋41が表示されたりスピーカ37から風鈴の音が出音されたりして出力される撮影環境に応じた情報により、画像を撮影した時の状況を容易に思い出すことができる。従って、時間が経った後に、古い撮影画像を見る場合であっても、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報により、撮影時の状況が思い起こされて当時の状況が懐かしまれ、撮影画像鑑賞の興趣が増す。また、撮影された多数の画像を整理する際、情報出力手段により出力される撮影環境に応じた情報により、各画像の撮影時の状況を思い出すことで、多数の画像の整理も容易に行える。
また、本実施形態によるデジタルカメラ1によれば、CPU21により急変する撮影環境情報が検出された場合、記録手段により、撮影画像51と共に、急変する撮影環境情報の検出結果情報がメモリカード30に記録され、選択手段により選択された画像51がモニタ11に表示される際、検出結果情報が情報出力手段により例えば「!」のマーク52として出力される。このため、使用者は、検出結果情報の出力により、多数の撮影画像の中から、急変する撮影環境情報が検出された撮影画像51をシーンの特異点として容易に認識することができ、重要度が高い画像や失敗写真の可能性が高い画像を容易に発見できる。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ1に内蔵された温度計31、湿度計32等が、温度、湿度等の撮影時の撮影環境情報を取得する撮影環境情報取得手段を構成していたが、デジタルカメラ1に接続された外付けのセンサ等が撮影時の撮影環境情報を取得する構成であってもよい。
また、本実施形態では、図3に示すように、モニタ11に撮影画像が表示される際、撮影環境に応じた情報が付箋41として表示される例について説明したが、モニタ11の画面下を流れるテロップとして表示されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、情報出力手段が、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報を例えば、図3に示すように出力する構成であったが、温度計31や湿度計32等の撮影環境情報取得手段により取得された撮影環境情報を単純に撮影画像に重ね合わせて出力する構成であってもよい。この構成によれば、撮影環境情報取得手段により取得された撮影環境情報、例えば、気温や湿度が、解析手段により解析された撮影環境に応じた情報と共に、情報出力手段を構成する例えばモニタ11により出力される。このため、選択手段により選択された画像がモニタ11に表示される際、使用者は、情報出力手段により出力された、解析手段による撮影環境の解析の元になる撮影環境情報、例えば温度や湿度等から、画像を撮影した時の状況をより詳細に把握することができて、画像を撮影した時の状況をより容易に思い出すことができる。
また、本実施形態では、撮影環境に応じた情報は、S13で解析される撮影環境に関連付けられて、タイトルや注釈等の文字情報や音声情報などとして予め不揮発性メモリ22に記憶されていたが、使用者が自ら撮影環境に応じた情報、例えば「暑い夏の夜の花火」の付箋41や風鈴の音の音声を入力できる構成であってもよい。また、この撮影環境に応じた情報を入力する際、その撮影環境に応じた複数の候補、例えば、「暑い夏の夜の花火」や「真夏日の夜の打ち上げ花火」がモニタ11に表示され、この複数の候補の中から所望の候補を使用者が1つ選択できる構成であってもよい。
上記実施形態においては、本発明の表示装置をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、ビデオカメラや、PC(パーソナルコンピュータ)、表示機能のみを備えたフォトフレーム等のその他の表示装置にも適用することが可能である。このような表示装置に本発明を適用した場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
1…デジタルカメラ、11…モニタ、21…CPU、30…メモリカード、31…温度計、32…湿度計、33…高度計、34…GPSモジュール、35…測光計、36…マイク、37…スピーカ、41…付箋、52… 「!」のマーク
Claims (4)
- 撮影時の撮影環境情報を撮像画像と共に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の画像から任意の画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された画像の前記記憶手段に記憶された撮影時の撮影環境情報に基づいて撮影環境を解析する解析手段と、
前記選択手段により選択された画像を表示する表示手段と、
前記選択手段により選択された画像を前記表示手段に表示する際、前記解析手段により解析された撮影環境に応じた情報を出力する情報出力手段と
を備える表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を用いた撮影時の前記撮影環境情報を取得する撮影環境情報取得手段と、
前記撮像手段により撮像された撮影画像を前記撮影環境情報取得手段により取得された撮影時の前記撮影環境情報と共に前記記憶手段に記録する記録手段と
を備える表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
前記撮影環境情報取得手段により取得される前記撮影環境情報が急変する前記撮影環境情報を検出する検出手段を備え、
前記記録手段は、前記検出手段により急変する前記撮影環境情報が検出された場合、撮影画像と共に急変する前記撮影環境情報の検出結果情報を前記記憶手段に記録し、
前記情報出力手段は、前記選択手段により選択された画像を前記表示手段に表示する際、前記検出結果情報を出力する
ことを特徴とする表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置において、
前記情報出力手段は、前記撮影環境情報取得手段により取得された前記撮影環境情報を出力する
ことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009297243A JP2011139237A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009297243A JP2011139237A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011139237A true JP2011139237A (ja) | 2011-07-14 |
Family
ID=44350228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009297243A Pending JP2011139237A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011139237A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014155005A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Canon Inc | 表示装置及びその制御方法 |
JP2014526738A (ja) * | 2011-09-07 | 2014-10-06 | インテレクチュアル ベンチャーズ ファンド 83 エルエルシー | 光源検出を利用したイベント分類方法 |
-
2009
- 2009-12-28 JP JP2009297243A patent/JP2011139237A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014526738A (ja) * | 2011-09-07 | 2014-10-06 | インテレクチュアル ベンチャーズ ファンド 83 エルエルシー | 光源検出を利用したイベント分類方法 |
JP2014155005A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Canon Inc | 表示装置及びその制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4664263B2 (ja) | 撮像装置及び画像再生表示装置 | |
JP2010130437A (ja) | 撮像装置、及び、プログラム | |
US20120133798A1 (en) | Electronic camera and object scene image reproducing apparatus | |
JPWO2017047012A1 (ja) | 撮像装置および撮像装置とサーバとを含むシステム | |
JP2010245607A (ja) | 画像記録装置および電子カメラ | |
JP2007159095A (ja) | 撮像装置 | |
JP6230386B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム | |
JP2007066251A (ja) | デジタルカメラ及びその画像ファイル管理方法 | |
US20100166316A1 (en) | Method and apparatus for processing a digital image including a face detection finction | |
JP2008022216A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、プログラム、情報記録機付き撮影装置、及び、動画像記録装置 | |
JP4054167B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2011139237A (ja) | 表示装置 | |
JP5064173B2 (ja) | カメラ | |
JP2004128683A (ja) | デジタルカメラ | |
JP5176776B2 (ja) | カメラ | |
JP2007306243A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006350546A (ja) | 情報処理装置、画像分類方法、および情報処理システム | |
JP2006237963A (ja) | 画像表示装置、撮影装置及び画像表示方法 | |
JP2010183565A (ja) | 撮像装置、画像検索装置およびプログラム | |
JP2005275978A (ja) | 撮影装置 | |
JP2009081502A (ja) | 撮影装置及び画像再生装置 | |
JP2008054128A (ja) | 撮像装置、画像表示装置及びそのプログラム | |
JP5094089B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2006146730A (ja) | 画像検索装置、及び画像検索方法と画像検索装置 | |
JP2010187119A (ja) | 撮像装置および撮像装置用プログラム |