JP2010183565A - 撮像装置、画像検索装置およびプログラム - Google Patents

撮像装置、画像検索装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より高い客観性を有する画像検索用の情報を、ユーザが容易に画像に対応付けて記録することのできる手段を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、撮像部と、動作検知部と、付帯情報生成部とを備える。撮像部は、被写体を撮像して画像のデータを生成する。動作検知部は、撮像に関するユーザの動作を検知する。付帯情報生成部は、画像のデータの生成時までに動作検知部により検知された動作を示す付帯情報を生成するとともに、前記付帯情報を画像のデータに対応付けて記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置、画像検索装置およびプログラムに関する。
一例として、特許文献1に示すように、所望の画像の検索性を高めるべく、ユーザの設定した優先順位を示した情報を画像に対応付けて記録する撮像装置が従来から公知である。
特開2001−328168
しかし、上記の従来技術では、優先順位を示す情報をユーザが手動で入力する必要があり、上記の機能を活用する場合にはユーザの負担が大きくなる。例えばカメラの機種変更を行った場合には、新たなカメラのインターフェースでの優先順位の設定操作がユーザにとって非常に煩雑となりうる。
また、上記の従来技術では、ユーザの主観評価に基づいて優先順位が設定される。そのため、異なるユーザによって優先順位が付与された写真を扱う場合、ユーザ間の価値観の相違などにより、上記の優先順位の情報が画像を比較する基準として有効に機能し得ない点で問題があった。さらに、同じユーザによって優先順位が設定される場合でも、ユーザの趣向の変化などにより、上記のケースと同様の問題が生じうる。
そこで、本発明の目的は、より高い客観性を有する画像検索用の情報を、ユーザが容易に画像に対応付けて記録することのできる手段を提供することにある。
一の態様の撮像装置は、撮像部と、動作検知部と、付帯情報生成部とを備える。撮像部は、被写体を撮像して画像のデータを生成する。動作検知部は、撮像に関するユーザの動作を検知する。付帯情報生成部は、画像のデータの生成時までに動作検知部により検知された動作を示す付帯情報を生成するとともに、前記付帯情報を画像のデータに対応付けて記録する。
上記の一の態様の撮像装置は、撮像部の撮像光学系の焦点位置を調節する合焦制御部と、焦点位置の調節動作の指示入力を受け付ける操作釦と、をさらに備えていてもよい。そして、動作検知部は、指示入力の回数と指示入力の継続時間との少なくとも一方を検知してもよい。また、動作検知部は、付帯情報を画像のデータに対応付けて記録した後に、指示入力に関する検知履歴をリセットしてもよい。
上記の一の態様において、動作検知部は、撮像部が連写撮影を行ったときに連写枚数を取得してもよい。そして、付帯情報生成部は、連写枚数の値を付帯情報に含めてもよい。
上記の一の態様において、動作検知部は、撮像装置の姿勢変更および撮像光学系の焦点距離変更の少なくとも一方を検知してもよい。
上記の一の態様の撮像装置は、撮像装置が位置する座標の情報を取得する座標情報取得部をさらに備えていてもよい。そして、付帯情報生成部は、撮像時における座標の情報を付帯情報に含めてもよい。
上記の一の態様において、動作検知部は、撮影対象の被写体が変更される場合の動作または撮影中断の場合の動作を検出したときに、検知したユーザの動作の履歴をリセットしてもよい。
他の態様の画像検索装置は、画像ファイルを複数取得する取得部と、入力部と、検索部とを備える。上記の各画像ファイルは、撮像装置によって撮像された画像と、撮像装置が撮像時に検知した撮像に関するユーザの動作の頻度またはユーザの動作による状態を示す付帯情報とがそれぞれ対応付けされている。入力部は、動作の頻度または状態に関する検索条件の入力を受け付ける。検索部は、付帯情報の示す動作の頻度または状態に基づいて、複数の画像ファイルのうちから検索条件に対応する画像ファイルを抽出する。
上記の他の態様の画像検索装置は、付帯情報に含まれる動作の頻度または状態に基づいて、複数の画像を分類した検索画面を表示装置に表示させるとともに、検索画面で指定された画像を表示装置に再生表示させる表示処理部をさらに備えていてもよい。
上記の他の態様において、入力部は、撮像に関する動作をトレースした模擬動作の入力を受け付けてもよい。また、検索部は、付帯情報の示す動作の頻度または状態に基づいて、模擬動作に対応する動作または状態で撮像された画像ファイルを抽出してもよい。
上記の他の態様において、付帯情報は、撮像装置の撮像時の位置または向きを数値で示す空間情報をさらに含んでいてもよい。また、検索部は、空間情報を用いて、検索対象の画像ファイルを絞り込んでもよい。
上記の他の態様において、付帯情報は、撮像装置の撮像時の設定を示す撮影設定情報をさらに含んでいてもよい。また、検索部は、撮影設定情報を用いて、検索対象の画像ファイルを絞り込んでもよい。
なお、上述した他の態様の画像検索装置を含む撮像装置や、コンピュータを上述した他の態様の画像検索装置として機能させるプログラムや、このプログラムを記憶したプログラム記憶媒体の構成も、本発明の具体的態様として有効である。
本発明の撮像装置では、撮像に関するユーザの動作の内容を示す付帯情報を、画像に対応付けて容易に記録することができる。
第1実施形態における電子カメラの構成例を示す図 第1実施形態の電子カメラでの撮影モードの動作例を示す流れ図 動作履歴データベースのデータ構造の一例を示す模式図 撮影位置検索画面の一例を示す図 第1検索画面の一例を示す図 第2検索画面の一例を示す図 第2実施形態の電子カメラでの再生モードの動作例を示す流れ図 第3実施形態の電子カメラでの再生モードの動作例を示す流れ図
<第1実施形態の説明>
図1は、第1実施形態における電子カメラの構成例を示す図である。電子カメラは、撮像光学系11と、レンズ駆動部12と、撮像素子13と、AFE14と、CPU15と、第1メモリ16および第2メモリ17と、モニタ18と、メディアI/F19と、位置検出センサ20と、姿勢センサ21と、方位センサ22と、レリーズ釦23および操作部材24と、受光部25とを有している。なお、レンズ駆動部12、AFE14、第1メモリ16、第2メモリ17、モニタ18、メディアI/F19、位置検出センサ20、姿勢センサ21、方位センサ22、レリーズ釦23、操作部材24、受光部25は、それぞれCPU15と接続されている。
撮像光学系11は、ズームレンズ、フォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成されている。上記のズームレンズやフォーカシングレンズのレンズ位置は、レンズ駆動部12によって光軸方向に調整される。また、レンズ駆動部12は不図示のエンコーダを有しており、レンズ位置の情報をCPU15に出力する。これにより、CPU15は、フォーカシングレンズの焦点位置の制御や、撮像光学系11の焦点距離の取得などを行うことができる。なお、簡単のため、図1では撮像光学系11を1枚のレンズとして図示する。
撮像素子13は、撮像光学系11を通過した光束による結像を撮像してアナログの画像信号を生成する。この撮像素子13の出力はAFE14に接続されている。ここで、電子カメラの動作モードの1つである撮影モードにおいて、撮像素子13はレリーズ釦23の全押し操作に応答して記録用の静止画像(本画像)を撮像する。また、撮像素子13は、撮影モードでの撮影待機時にも所定間隔毎に観測用の画像(スルー画像)を連続的に撮像する。なお、時系列に取得されたスルー画像のデータは、CPU15での各種の演算やモニタ18での動画表示などに使用される。なお、撮像素子13は、連写撮影を行って複数の本画像を連続的に取得するようにしてもよい。
AFE14は、撮像素子13の出力に対してアナログ信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE14は、相関二重サンプリングや、画像信号のゲインの調整や、画像信号のA/D変換を行う。なお、AFE14から出力されるデジタルの画像信号はCPU15に入力される。
CPU15は、電子カメラの動作を統括的に制御するプロセッサである。このCPU15は、後述のプログラムの実行により、画像処理部31、合焦制御部32、動作検知部33、ファイル管理部34、表示処理部35として機能する。
画像処理部31は、A/D変換後の撮像画像に各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整、色変換処理など)を施す。また、画像処理部31は、スルー画像に解像度変換を施してモニタ表示用の画像を生成する。
合焦制御部32は、スルー画像のデータを用いて、公知のコントラスト検出によるオートフォーカス(AF)演算を実行する。また、合焦制御部32は、上記のAF演算の結果によりレンズ駆動部12を駆動させて、フォーカシングレンズを合焦位置に移動させる。
動作検知部33は、撮像に関するユーザの各種の動作を検知する。具体的には、動作検知部33は、レリーズ釦23、操作部材24、受光部25で受け付けたユーザの操作入力や、姿勢センサ21および方位センサ22の出力に基づく撮影姿勢の変化をそれぞれ検知する。
ファイル管理部34は、本画像のデータを後述の記憶媒体36に記録するときに、Exif(Exchangeable image file format for digital still cameras)規格に準拠した画像ファイルを生成する。例えば、ファイル管理部34は、撮影条件や画像処理の内容などを示すヘッダを生成するとともに、このヘッダのデータと本画像のデータとを対応付けて画像ファイルを生成する。また、ファイル管理部34は、本画像のデータの生成時までに動作検知部33が検知した動作の内容を示す付帯情報を生成し、この付帯情報を上記のヘッダに記録する。
表示処理部35は、モニタ18に表示される画像の切り替えなどの制御を行う。例えば、表示処理部35は、撮影モードにおいて、モニタ18にスルー画像の動画像表示を行わせる。また、電子カメラの動作モードの1つである再生モードにおいて、表示処理部35は、ユーザに指定された画像ファイルに含まれる本画像をモニタ18に再生表示させる。なお、所望の画像ファイルの検索性を高めるために、表示処理部35は、上記の再生モードにおいて、付帯情報に基づいて複数の画像ファイルを分類した検索画面をモニタ18に表示させることができる。
第1メモリ16は、画像処理部31による画像処理の前工程や後工程で画像のデータを一時的に記憶する記憶領域と、動作検知部33が検知したユーザの動作履歴を記憶する記憶領域とを有している。なお、第1メモリ16は揮発性の記憶媒体であるSDRAMにより構成される。
第2メモリ17は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体で構成される。この第2メモリ17には、CPU15によって実行されるプログラムも記憶される。このプログラムによる撮影モードおよび再生モードでの動作例については後述する。
モニタ18は、表示処理部35の制御によって各種の画面を表示する。また、メディアI/F19には、不揮発性の記憶媒体36を着脱可能に接続することができる。そして、メディアI/F19は、記憶媒体36に対して上記の画像ファイルのデータの書き込み/読み込みを実行する。上記の記憶媒体36は、ハードディスクや、半導体メモリを内蔵したメモリカードなどで構成される。なお、図1では記憶媒体36の一例としてメモリカードを図示する。
位置検出センサ20は、電子カメラの位置座標を示す座標情報を取得する。一例として、位置検出センサ20は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)による公知の測位装置で構成される。
姿勢センサ21は、電子カメラの撮影姿勢(撮像光学系11の光軸を中心とする撮影画面の回転角や、撮像光学系11の光軸の上下方向への傾き(ピッチ角))の変化を検出する。動作検知部33は、電子カメラの撮影姿勢に基づいて、縦位置撮影と横位置撮影との切り替えを検知することもできる。なお、第1実施形態での姿勢センサ21は、例えば重力加速度(静的加速度)の計測に対応した公知の3軸加速度センサで構成される。
方位センサ22は、撮像光学系11の光軸の向いている方位を検出する。この方位センサ22は、互いに直交する方向の地磁気成分を検出する2軸の磁気センサを有しており、各磁気センサによる両方向の磁界検出値から上記の方位を求める。
レリーズ釦23は、半押しスイッチと全押しスイッチとの2つのスイッチを有している。そして、レリーズ釦23は、半押しスイッチのオンによる撮影前のAF動作開始の指示入力と、全押しスイッチのオンによる撮像動作開始の指示入力とをユーザから受け付ける。
操作部材24は、例えば、電子カメラの動作モード切り替え操作や、撮像光学系11のズーム操作などの入力をユーザから受け付ける。
受光部25は、上記のレリーズ釦23に相当する無線操作部材37からの入力を受け付ける。なお、受光部25と無線操作部材37との通信は、例えば赤外線、電波あるいは可視光によって行われる。
(撮影モードの動作例)
以下、図2の流れ図を参照しつつ、第1実施形態の電子カメラでの撮影モードの動作例を説明する。この図2の処理は、電子カメラが撮影モードの起動指示を受け付けたときにCPU15によって開始される。なお、図2の例では、ユーザが電子カメラを携帯するとともに、ユーザがレリーズ釦23等を直接操作して撮影を行う場合を前提とする。
ステップS101:CPU15は、撮像素子13を駆動させてスルー画像の撮像を開始するとともに、モニタ18にスルー画像の動画表示を行わせる。
ステップS102:CPU15は、レリーズ釦23の半押しスイッチがオンであるか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS103に処理を移行させる。なお、半押しスイッチがオンされると(S102のYES側)、合焦制御部32はスルー画像のデータを用いてコントラスト検出によるAFを実行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS108に処理を移行させる。
ステップS103:動作検知部33は、レリーズ釦23または操作部材24によるユーザの入力動作や、位置検出センサ20、姿勢センサ21、方位センサ22の出力に基づくユーザの動作をそれぞれ検知する。そして、動作検知部33は、ユーザの動作を示す動作履歴をデータベース化して第1メモリ16に記録する。
図3は、動作履歴データベースのデータ構造の一例を模式的に示した図である。第1メモリ16の動作履歴データベースには、動作検知部33が検知したユーザの動作履歴が1行単位で時系列に記憶されてゆく。1行分の動作履歴は、識別番号と、動作種別と、詳細情報との3つの項目から構成されている。
識別番号の項目は、個々の動作履歴の順番を示すものであって、動作履歴が新しくなるほどその行の識別番号の値は大きくなる。また、動作種別の項目は、個々の動作履歴に対応するユーザの操作などの内容を示している。例えば、動作種別の項目には、「半押しオン」、「半押しオフ」、「方位角」、「GPS位置」などを示す情報が記録される。また、詳細情報の項目は、動作種別に応じたパラメータの値をそれぞれ示している。例えば、「半押しオン」、「半押しオフ」の行の詳細情報の項目には、「年/月/日/時/分/秒」の値が記録される。また、「方位角」の行の詳細情報の項目には、真北(または磁北)を0度とした方位角(度)の値が記録される。また、「GPS位置」の行の詳細情報の項目には、「緯度,経度,高度」の値が記録される。なお、図3に示す動作履歴の内容はあくまで一例にすぎない。例えば、動作検知部33は、電子カメラの撮影姿勢(縦位置、横位置)や、撮像光学系11の焦点距離、撮像光学系11のピッチ角などをそれぞれ動作履歴として記録してもよい。
また、S103での動作検知部33は、レリーズ釦23の半押しスイッチがオフからオンになった時点で、半押しオンの動作履歴を動作履歴データベースに記録する。その後、動作検知部33は、方位角の動作履歴、GPS位置の動作履歴、撮影姿勢を示す動作履歴などを動作履歴データベースに記録してゆく。
なお、動作検知部33は、撮像光学系11の方位やピッチ角が変更されているときにレリーズ釦23の半押しスイッチがオンされている場合、電子カメラが静止した時点で半押しが開始されたものとして「半押しオン」の動作履歴を記録するようにしてもよい。
ステップS104:CPU15は、レリーズ釦23の全押しスイッチがオンになったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS105に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS106に処理を移行させる。
ステップS105:CPU15は、レリーズ釦23の全押しスイッチの状態を示す全押しフラグを、全押しスイッチがオンであることを示す「1」の状態にセットする。なお、全押しフラグの値は、第1メモリ16またはCPU15のキャッシュメモリ(不図示)などに保持される。その後、CPU15はS109に処理を移行させる。
ステップS106:CPU15は、レリーズ釦23の半押しスイッチがオンからオフになったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS107に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS103に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS107:動作検知部33は、半押しオフを示す動作履歴を動作履歴データベースに記録する。これにより、CPU15は、動作履歴データベースを参照することで、半押しスイッチがオンされた回数(半押し回数)や半押しスイッチがオンされている時間(半押し時間)を求めることが可能となる。
ステップS108:CPU15は、上記の全押しフラグを、全押しスイッチがオフであることを示す「0」の状態にセットする。
ステップS109:CPU15は、現在の全押しフラグの値が「1」であるか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS110に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS113に処理を移行させる。
ステップS110:CPU15は、撮像素子13を駆動させて本画像の撮像処理を実行する。撮像素子13から出力された本画像のデータはAFE14をパイプライン式に通過し、画像処理部31で所定の処理が施された後に第1メモリ16にバッファリングされる。なお、S110でのCPU15は、ユーザの操作に応じて連写撮影を実行してもよい。
ステップS111:ファイル管理部34は、Exif規格に準拠して本画像の画像ファイルを生成する。このとき、ファイル管理部34は、本画像を撮像したときの電子カメラの位置座標の情報を画像ファイルのヘッダ領域に記録する。また、ファイル管理部34は、本画像を撮像したときの電子カメラの向き(撮影する方位、電子カメラの仰角、光軸に対する回転角)の情報を画像ファイルのヘッダ領域にさらに記録してもよい。
また、ファイル管理部34は、本画像撮像時の撮影設定情報を画像ファイルのヘッダ領域に記録する。ここで、撮影設定情報には、例えば、ISO感度に相当する撮像感度の値や、ホワイトバランス調整のモード(オート、晴天、曇天、蛍光灯など)や、フラッシュのオン/オフや、レリーズモード(1コマ撮影、静音撮影、セルフタイマなど)や、露出モード(P(プログラム)、、、M(マニュアル)など)や、AFエリアモード(シングルAF、ダイナミックAFなど)や、電子カメラのシーンモードの設定(「ポートレート」、「風景」、「夜景」、「花火」など)が含まれる。
また、S111でのファイル管理部34は、動作履歴データベースの情報に基づいて、画像ファイルのヘッダ領域に、ユーザの動作履歴を示す付帯情報を記録する。これにより、本画像のデータに付帯情報が対応付けされて記録される。上記の付帯情報は、Exif規格のメーカーノートのタグやユーザコメントのタグを利用して記録される。
例えば、S111でのファイル管理部34は、動作履歴データベースを参照して、レリーズ釦23の半押し回数および半押し時間を求め、上記の半押し回数および半押し時間の情報を付帯情報として記録する。また、第1実施形態でのファイル管理部34は、連写撮影が行われたときには、連写枚数の情報を付帯情報に含めるものとする。なお、ファイル管理部34は、縦位置撮影と横位置撮影との変更を示す動作履歴や、撮像光学系11のズーム操作を示す動作履歴もさらに付帯情報に含めてもよい。
なお、S111でのファイル管理部34は、上記の半押し時間、半押し回数、連写枚数の値を、注目度に相当する度数に変換して記録してもよい。例えば、ファイル管理部34は、半押し時間が2秒であれば度数「1」とし、半押し時間が12秒であれば度数「2」としてもよい。また、1回目の半押し時間が2秒であり、2回目の半押し時間が12秒であれば、ファイル管理部34は、両者の度数を合計して半押し時間の度数を「3」としてもよい。
その後、S111でのCPU15は、上記の画像ファイルをメディアI/F19を介して記憶媒体36に最終的に記録する。
ステップS112:動作検知部33は、画像ファイルに付帯情報を記録した後に、第1メモリ16の動作履歴データベースをリセットする。これにより、次回に撮影される本画像と関連性がない動作履歴は、動作履歴データベースから消去される。その後、CPU15は、S116に処理を移行させる。
ステップS113:動作検知部33は、レリーズ釦23または操作部材24によるユーザの入力動作や、位置検出センサ20、姿勢センサ21、方位センサ22の出力に基づくユーザの動作をそれぞれ検知する。
ステップS114:動作検知部33は、S113での検知結果に基づいて、動作履歴データベースのリセットを行うか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS115に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS116に処理を移行させる。
ここで、S114での動作検知部33は、撮影対象の被写体が変更されたと推定できる状況や、撮影が中断される状況において、動作履歴データベースをリセットする判定(YES側)を行う。
一例として、S114での動作検知部33は、(1)撮像光学系11の方位角が閾値以上変化した場合、(2)撮像光学系11のピッチ角が閾値以上変化した場合、(3)電子カメラの位置座標が閾値以上変化した場合、(4)メディアI/F19に接続された記憶媒体36が外される場合、のいずれかに該当するときに、YES側の判定を行う。なお、上記の(1)から(4)の条件の適否は、CPU15がユーザの設定操作に応じて切り替える。
ステップS115:動作検知部33は、第1メモリ16の動作履歴データベースをリセットする。これにより、次回に撮影される本画像と関連性が低いと考えられる動作履歴は、動作履歴データベースから消去される。
ステップS116:CPU15は、撮影モードの終了指示があるか否かを判定する。例えば、S116でのCPU15は、動作モードの切り替え操作があった場合や、電源オフの操作があった場合や、不図示のバッテリの交換が行われる場合には、撮影モードの終了指示があると判定する。
上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS117に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS102に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS117:CPU15は、撮像素子13によるスルー画像の撮像と、モニタ18の動画表示とを終了させる。また、動作検知部33は、第1メモリ16の動作履歴データベースをリセットする。以上で、図2の流れ図の説明を終了する。
(再生モードの動作例)
以下、第1実施形態の電子カメラでの再生モードの動作例を説明する。この再生モードで再生対象となる画像ファイルは、いずれも上記の付帯情報を有する画像ファイルであるものとする。
まず、CPU15は、再生モードの起動操作を受け付けると、メディアI/F19を介して記憶媒体36に記憶されている各画像ファイルのデータを読み込む。これにより、CPU15の表示処理部35は、各々の画像ファイルのヘッダ領域から本画像を撮像したときの位置座標の情報を取得する。そして、表示処理部35は、撮影位置によって再生対象の画像ファイルをユーザに選択させるための撮影位置検索画面をモニタ18に表示させる。
図4は、撮影位置検索画面の一例を示す図である。この撮影位置検索画面では、本画像の撮影位置(画像ファイルのヘッダの位置座標)を示すアイコンが地図上に重畳表示される。このとき、表示処理部35は、撮影位置が近接する複数の画像ファイルを撮影検索画面で1つのアイコンに対応付けてもよい。
表示処理部35は、撮影位置検索画面がモニタ18に表示された状態において、操作部材24によりアイコンの指定をユーザから受け付ける。そして、表示処理部35は、ユーザのアイコン指定の操作に応じて、アイコンに対応付けられた画像ファイルを再生対象として抽出する。そして、表示処理部35は、上記の抽出された画像ファイルの付帯情報をそれぞれ読み出して第1検索画面をモニタ18に表示させる。
図5は、第1検索画面の一例を示す図である。この第1検索画面では、再生対象として抽出された画像ファイルに対応する縮小画像(サムネイル画像)が、付帯情報から取得した半押し回数および半押し時間に応じて分類表示される。そして、表示処理部35は、第1検索画面がモニタ18に表示された状態において、操作部材24によりサムネイル画像の指定をユーザから受け付ける。
ここで、図5の横軸は撮影前の半押し回数を示し、図5の縦軸は撮影前の半押し時間の長さを示す。表示処理部35は、第1検索画面にて、撮影前の半押し回数が多い画像ファイルほどサムネイル画像を右に表示する。また、表示処理部35は、第1検索画面にて、撮影前の半押し期間が長い画像ファイルほどサムネイル画像を上に表示する。図5に示す第1検索画面では、撮影前の半押し回数および撮影前の半押し時間をそれぞれ4段階に分類した例を示している。
一般に、撮影前の半押し時間が長い場合には、主要被写体が所望の状態になるまでユーザがレリーズ釦23の半押しを継続し、シャッタチャンスを狙って撮影を行った可能性が高い(例えば、主要被写体の子供が振り返るまで半押ししていた場合など)。同様に、撮影前の半押し回数が多い場合には、主要被写体が所望の状態になるまでユーザがレリーズ釦23の半押しのオンオフを繰り返し、シャッタチャンスを狙って撮影を行った可能性が高い(例えば、主要被写体の子供が笑顔になるまで半押しのオンオフを繰り返した場合など)。そのため、撮影前の半押し時間が長い画像ファイルや撮影前の半押し回数の多い画像ファイルは、それぞれユーザの注目度が高いと考えられる。よって、第1検索画面によれば、撮影時の動作を基準として注目度が高いと考えられる画像をユーザがピックアップすることが容易となる。
そして、表示処理部35は、第1検索画面でのサムネイル画像の指定操作に応じて、サムネイル画像に対応する画像ファイルの本画像をモニタ18に再生表示する(本画像の再生表示画面については図示を省略する)。
また、表示処理部35は、第1検索画面で指定されるサムネイル画像が複数となる場合には、さらにモニタ18の表示を第2検索画面に遷移させてもよい。図6は、第2検索画面の一例を示す図である。この第2検索画面では、第1検索画面で指定されたサムネイル画像が、撮影日時と、付帯情報から取得した連写枚数とに応じて分類表示される。そして、表示処理部35は、第2検索画面がモニタ18に表示された状態において、操作部材24によりサムネイル画像の指定をユーザから受け付ける。
ここで、図6の横軸は撮影日時を示し、図6の縦軸は撮影時の連写枚数を示す。表示処理部35は、第2検索画面にて、撮影日時の新しい画像ファイルほどサムネイル画像を右に表示する。また、表示処理部35は、第2検索画面にて、連写枚数の多い画像ファイルほどサムネイル画像を上に表示する。図6に示す第2検索画面では、撮影日時および連写枚数をそれぞれ4段階に分類した例を示している。なお、図6の例では、連写撮影で取得された一連の画像群は1枚のサムネイル画像で示している。
一般に、連写撮影が行われるシーンでは、ユーザが強い関心をもって主要被写体を撮影している可能性が高い。そのため、連写枚数が多いシーンに対応する画像ファイルはユーザの注目度が高いと考えられる。よって、第2検索画面によれば、撮影時の動作に鑑みて注目度が高いと考えられる画像をユーザがさらに絞り込むことが容易となる。
そして、表示処理部35は、第2検索画面でのサムネイル画像の指定操作に応じて、サムネイル画像に対応する画像ファイルの本画像をモニタ18に再生表示する(本画像の再生表示画面については図示を省略する)。以上で再生モードの動作説明を終了する。
以下、第1実施形態の電子カメラにおける作用効果を述べる。第1実施形態の電子カメラは、撮影時にユーザの動作を示す動作履歴を取得するとともに、本画像の画像ファイルに上記の動作履歴に基づく付帯情報を自動的に記録する。そして、電子カメラは、本画像の画像ファイルの再生時に、上記の付帯情報を用いて画像ファイルを分類してユーザに提示する。
よって、第1実施形態では、撮影時の動作に基づく再生対象の絞り込みによって画像ファイル検索のバリエーションが拡充し、電子カメラのユーザの利便性が大きく向上する。例えば、半押し回数、半押し期間、連写枚数の付帯情報を用いて電子カメラが画像の分類を行う場合、「長い半押しの後に撮影された渾身の写真(半押し時間:長、連写枚数:少)」と、「偶然のシャッタチャンスに連写した写真(半押し時間:短、連写枚数:多)」とを分類することができる。
また、第1実施形態では、撮影時のユーザの動作に基づいて電子カメラが付帯情報を生成する。そのため、例えば、性別/年齢/国籍/文化/言語などの異なる複数の撮影者によって撮影された画像が混在する場合や、撮影者は共通するが撮影時期が著しく異なる画像が混在する場合においても、各画像の注目度を客観的な基準によって横断的に評価することが可能となる。
さらに、第1実施形態では、画像の検索に適用する付帯情報をユーザが入力する必要がないため、ユーザに撮影以外の特別な操作を強いることなく、画像の検索性を向上させることが可能となる。
以上で第1実施形態の電子カメラの説明を終了する。なお、本明細書の以下の説明において、電子カメラの構成は第1実施形態と共通するので、同じ構成要素には同一符号を付して重複説明を省略する。
<第2実施形態の説明>
図7は、第2実施形態の電子カメラでの再生モードの動作例を示す流れ図である。第2実施形態の再生モードは第1実施形態の変形例であって、第1実施形態の電子カメラによって生成された複数の画像ファイルから、電子カメラが所望の画像ファイルを検索して再生表示する例である。この図7の処理は、電子カメラが再生モードの起動指示を受け付けたときにCPU15によって開始される。
ステップS201:CPU15は、再生モードの起動に応じて、電子カメラの現在の撮影設定の状態や、電子カメラの現在の位置座標の情報を取得する。具体的には、CPU15は、第2メモリ17に保持されている撮影モードでの撮影設定(撮像感度の値、ホワイトバランス調整のモード、フラッシュのオン/オフ、レリーズモード、露出モード、AFエリアモード、電子カメラのシーンモード)を読み込む。また、CPU15は、位置検出センサ20の出力から電子カメラの現在の位置座標の情報を取得する。
これらの撮影設定の情報や位置座標の情報は、電子カメラが検索対象の画像を絞り込むときの検索条件の1つとなる。なお、CPU15は、ユーザの設定に応じてS201の動作を省略し、現在の撮影設定や位置座標を考慮せずに画像の検索を行ってもよい。
ステップS202:動作検知部33は、CPU15の指示に応じて、ユーザの動作の検知を開始する。動作検知部33は、レリーズ釦23または操作部材24によるユーザの入力動作や、位置検出センサ20、姿勢センサ21、方位センサ22の出力に基づくユーザの動作をそれぞれ検知する。なお、S202で検知したユーザの動作は、電子カメラが検索対象の画像を絞り込むときの検索条件の1つとなる。
これにより、電子カメラの位置検出センサ20、姿勢センサ21、方位センサ22、レリーズ釦23、操作部材24は、検索時において撮像に関する動作をトレースした模擬動作の入力を受け付ける入力部として機能する。なお、動作検知部33は、上記の模擬動作を示す動作履歴をデータベース化して第1メモリ16に記録する。
ステップS203:CPU15は、レリーズ釦23の全押しスイッチがオンになったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS205に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS204に処理を移行させる。
ステップS204:CPU15は、再生モードを終了させるか否かを判定する。例えば、CPU15は、電子カメラの電源オフ操作を受け付けた場合や、再生モードから他の動作モードへのモード切換操作があった場合に、再生モードを終了させると判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15は図7に示す再生モードの一連の処理を終了する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS202に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS205:CPU15は、レリーズ釦23の全押し操作に応じて、記憶媒体36に記憶されている複数の画像ファイルの検索処理を開始する。
まず、CPU15は、S201で取得した撮影設定情報や位置座標の情報を検索条件として、複数の画像ファイルのうちから検索対象の画像ファイルの絞り込みを行う。
例えば、S205でのCPU15は、メディアI/F19を介して記憶媒体36に記憶されている各画像ファイルのデータを順次読み込む。そして、CPU15は、S201で取得した撮影設定と、画像ファイルの付帯情報に含まれる撮影設定とが一致する画像ファイルを検索対象として抽出する。また、CPU15は、S201で取得した位置座標と、画像ファイルの付帯情報に含まれる位置座標とのズレが所定範囲内にある画像ファイルを検索対象として抽出する。勿論、CPU15は、S205において、撮影設定および位置座標のいずれか一方のみを照合してもよい。
これにより、第2実施形態での電子カメラは、検索時の設定と同様の撮影設定で撮影された画像や、現在の場所とほぼ同じ場所で撮影された画像を容易に抽出することができる。
なお、CPU15は、ユーザの設定に応じてS201の動作を省略した場合には、S205での検索対象の絞り込みを省略してもよい。
ステップS206:CPU15は、S202で取得した模擬動作の動作履歴と、画像ファイルのヘッダ領域に記録された付帯情報の動作履歴とを照合し、S205の処理で絞り込まれた複数の画像ファイルのうちから両者の動作履歴が一致する画像ファイルを検索対象として抽出する。
一例として、S202の模擬動作において、レリーズ釦23の半押し操作が2回行われた後にレリーズ釦23の全押し操作が行われた場合、S206でのCPU15は、撮影前にレリーズ釦23を2回半押ししてから撮像された画像ファイルを検索対象として抽出する。
また、S202の模擬動作において、レリーズ釦23の半押し状態を2秒間継続し、レリーズ釦23の半押し状態を再び5秒間継続してからレリーズ釦23の全押し操作が行われた場合、S206でのCPU15は、撮影前にレリーズ釦23の半押しを7秒間継続してから撮像された画像ファイルを検索対象として抽出する。
また、S202の模擬動作において、撮像光学系11の焦点距離を広角端から望遠端にズームされた後にレリーズ釦23の全押し操作が行われた場合、S206でのCPU15は、撮影時にズームアップして望遠端で撮像された画像ファイルを検索対象として抽出する。
なお、位置座標の同一性はS205の処理で判定されるため、S206でのCPU15は、画像ファイルの動作履歴に含まれる位置座標の情報を考慮せずに、画像ファイルの検索を行うものとする。もっとも、S206でのCPU15は、撮影時における電子カメラの位置座標または向きの変化の大きさに注目し、模擬動作での電子カメラの位置座標または向きの変化の大きさと、画像ファイルの付帯情報から求めた位置座標または向きの変化の大きさとを照合して画像ファイルの検索を行ってもよい。
ステップS207:表示処理部35は、S206の検索で抽出された画像ファイルの画像をモニタ18に再生表示する。なお、S206の検索で抽出された画像ファイルが複数ある場合には、CPU15は、検索で抽出された画像の一覧表示を行って、再生表示する画像をユーザに選択させてもよい。
ステップS208:CPU15は、検索結果の表示終了の指示を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS209に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS207に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS209:CPU15は、第1メモリ16に記憶されている模擬動作の動作履歴を初期化する。その後、CPU15は、S201に戻って上記動作を繰り返す。以上で、図7の流れ図の説明を終了する。
第2実施形態の電子カメラによれば、第1実施形態の再生モードと同様の効果に加えて、撮影時の動作をトレースした模擬動作の入力に応じて、この模擬動作に対応する動作で撮影された画像を検索することができる。これにより、画像検索時に直感的な検索条件の入力が可能となるので、画像の検索性をより向上させることが可能となる。
<第3実施形態の説明>
図8は、第3実施形態の電子カメラでの再生モードの動作例を示す流れ図である。第3実施形態の再生モードは第2実施形態の変形例であって、複数の検索条件の論理和で画像ファイルの検索を行う例である。この図8の処理は、電子カメラが再生モードの起動指示を受け付けたときにCPU15によって開始される。
なお、図8に示すS301,S302の処理は、図7に示すS201,S202の処理にそれぞれ対応するので、重複説明は省略する。
ステップS303:CPU15は、レリーズ釦23の半押しスイッチがオンになったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS304に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS305に処理を移行させる。
ステップS304:CPU15は、レリーズ釦23の半押しスイッチの入力に応じて、1個の検索条件の入力を確定する。まず、CPU15は、レリーズ釦23の半押し操作に応じて模擬動作の動作履歴を区切る。そして、CPU15は、レリーズ釦23の半押し前に入力された一連の模擬動作と、半押し前の撮影設定の状態(S301)とを1つの検索条件として第1メモリ16に保持する。その後、CPU15は、S301に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS305:CPU15は、レリーズ釦23の全押しスイッチがオンになったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS307に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15は306に処理を移行させる。
ステップS306:CPU15は、再生モードを終了させるか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15は図8に示す再生モードの一連の処理を終了する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS302に戻って上記動作を繰り返す。なお、S306の処理は、上記のS204の処理に対応するので重複説明を省略する。
ステップS307:CPU15は、レリーズ釦23の全押し操作に応じて、記憶媒体36に記憶されている複数の画像ファイルの検索処理を開始する。このとき、CPU15は、S301で取得した位置座標の情報を検索条件として、複数の画像ファイルのうちから検索対象の画像ファイルの絞り込みを行ってもよい。
具体的に、S307でのCPU15は、模擬動作および撮影設定による検索条件と、画像ファイルのヘッダ領域に記録された付帯情報とを照合し、複数の画像ファイルのうちから検索条件に一致する画像ファイルを検索対象として抽出する。このとき、S307でのCPU15は、レリーズ釦23の半押しで区切られた複数個の検索条件の論理和と、画像ファイルの付帯情報とを照合して検索を実行する。
一例として、検索時において撮像光学系11の焦点距離が広角端の状態で半押し操作が行われ、撮像光学系11の焦点距離を望遠端にした状態で半押し操作がさらに行われた場合を考える。この場合は、検索条件は『「焦点距離:広角端」or「焦点距離:望遠端」』となるので、S307でのCPU15は、撮影時に広角端で撮像された画像ファイルと撮影時に望遠端で撮像された画像ファイルとをそれぞれ検索対象として抽出する。
また、検索時において電子カメラを北に向けた状態で半押し操作が行われ、電子カメラを南に向けた状態でさらに半押し操作が行われた場合を考える。この場合、検索条件は『「方位:南」or「方位:北」』となるので、S307でのCPU15は、電子カメラを北に向けて撮像した画像ファイルと電子カメラを南に向けて撮像した画像ファイルとをそれぞれ検索対象として抽出する。
また、検索時においてシーンモードを「夜景」に設定して半押し操作が行われ、シーンモードを「花火」に設定してさらに半押し操作が行われた場合を考える。この場合、検索条件は『「シーンモード:夜景」or「シーンモード:花火」』となるので、S307でのCPU15は、シーンモード「夜景」で撮像された画像ファイルとシーンモード「花火」で撮像された画像ファイルとをそれぞれ検索対象として抽出する。
ステップS308:表示処理部35は、S307の検索で抽出された画像ファイルの画像をモニタ18に再生表示する。なお、S308の処理は、上記のS207の処理に対応するので重複説明を省略する。
ステップS309:CPU15は、検索結果の表示終了の指示を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)、CPU15はS310に処理を移行させる。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、CPU15はS308に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS310:CPU15は、第1メモリ16に記憶されている複数個の検索条件を初期化する。その後、CPU15は、S301に戻って上記動作を繰り返す。以上で、図8の流れ図の説明を終了する。
第3実施形態の電子カメラによれば、第2実施形態の再生モードと同様の効果を得ることができる。
<実施形態の補足事項>
(1)上記実施形態では、レンズ一体型の電子カメラでの構成例を説明した。しかし、本発明の撮像装置は、レンズ交換可能な一眼レフレックス型の電子カメラであっってもよい。なお、本発明を一眼レフレックス型の電子カメラに適用する場合には、レンズの交換時やレンズキャップの装着時に動作履歴データベースをリセットしてもよい。さらに、本発明の撮像装置は、携帯電話やPND(Personal Navigation Device)などの電子機器に内蔵されるカメラモジュールであってもよい。
(2)上記実施形態では、付帯情報付きの画像ファイルを電子カメラで再生する例を説明した。しかし、本発明の画像検索装置は電子カメラに限定されることなく、画像表示機能を有する他の電子機器(フォトビューア、携帯電話、ヘッドマウントディスプレイ等)であってもよい。例えば、パーソナルコンピュータに画像処理プログラムを実行させて、上記の第1実施形態で説明した再生モードを実行する画像検索装置を実現してもよい。
また、電子カメラと異なる他の電子機器において、電子カメラのレリーズ釦などを任意の釦に割り当てて、上記の第2実施形態および第3実施形態の模擬動作の入力を受け付けるようにしてもよい。
(3)上記実施形態でCPU15により実行されるプログラムは、バージョンアップなどで更新されるファームウエアプログラムであってもよい。すなわち、電子カメラのファームウエアプログラムを更新することで、本発明の撮像装置または画像検索装置の機能を提供するようにしてもよい。なお、画像検索装置が電子カメラ以外のデバイス(フォトビューアや携帯電話など)である場合には、上記実施形態の再生モードのプログラムを、別売りのアプリケーションプログラムとして提供してもよい。
(4)上記実施形態では、画像処理部31、合焦制御部32、動作検知部33、ファイル管理部34、表示処理部35の機能をプログラムでソフトウェア的に実現する例を説明したが、これらの処理をASICによってハードウエア的に実現しても勿論かまわない。
(5)上記実施形態の再生モードはあくまで一例にすぎない。例えば、上記の第1実施形態において、表示処理部35は、付帯情報から求めた「縦位置および横位置の切り替え回数」や「撮影光学系のズーム調整回数」などを基準として画像ファイルを分類するようにしてもよい。また、表示処理部35は、「絞り値」、「フラッシュ撮影のオン/オフ」、「マニュアルでのAF」などの情報を分類時のパラメータとして副次的に用いるようにしてもよい。
(6)上記実施形態の撮影モードにおいて、動作検知部33は、受光部25を介した無線操作部材37からの入力に基づいて動作履歴を生成してもよい。
(7)上記の第2実施形態および第3実施形態の電子カメラは、他の電子カメラで行われた模擬動作を無線通信で取得し、他の電子カメラの模擬動作に応じて検索を行うようにしてもよい。この場合、第2実施形態および第3実施形態の電子カメラにおいて、他の電子カメラと通信を行う無線通信手段(例えば受光部25)が入力部として機能することとなる。なお、この場合において、電子カメラの表示部はプロジェクタで構成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、静止画を撮影する電子カメラで説明した。しかし、本発明の撮像装置は、動画を記録するビデオカメラであっても良い。例えば、ビデオカメラでの動画記録中に半押/全押操作で静止画撮影する場合に、本発明を適用することができる。具体的には、動画記録中に半押しスイッチがオンされると、注目情報が記録され、全押しスイッチがオンされると、動画記録が一旦停止し、静止画の記録と注目情報の記録が行われ、動画記録が再開する。また、別の例として、動画記録中に半押/全押操作することにより、半押しで注目情報が記録され(動画記録は継続)、全押しで注目情報が記録される(動画記録は継続)ようにしても良い。これらにより、一つの動画に対して複数の注目情報が記録され、記録開始からの経過時間とセットで記録される。
(9)上記の第2実施形態のS206や、第3実施形態のS307で説明した検索例はあくまで例示にすぎず、本発明の画像検索装置に対して入力可能な模擬動作の種類を限定するものではない。
(10)上記実施形態において、CPU15は、電子カメラに接続されているアクセサリ(交換レンズ、GPSユニット、外付けフラッシュ、無線通信モジュール等)の情報を、撮影設定の情報として撮影時に付帯情報に含めてもよい。そして、CPU15は、画像ファイルの付帯情報を参照し、検索時と同じアクセサリが接続された状態で撮影された画像ファイルを検索してもよい。
(11)上記実施形態において、CPU15は、フラッシュのホップアップの有無や、表示角度および向きを変更できるバリアングルモニタのモニタ位置を撮影設定として検出するようにしてもよい。
(12)上記の第2実施形態および第3実施形態の電子カメラにおいて、操作部材24に模擬動作の入力開始および入力終了を指示するための専用スイッチを設け、CPU15は、上記の専用スイッチの操作で規定される期間の動作を模擬動作として検出するようにしてもよい。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲が、その精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物によることも可能である。
11…撮像光学系、12…レンズ駆動部、13…撮像素子、15…CPU、16…第1メモリ、17…第2メモリ、18…モニタ、19…メディアI/F、20…位置検出センサ、21…姿勢センサ、22…方位センサ、23…レリーズ釦、24…操作部材、25…受光部、32…合焦制御部、33…動作検知部、34…ファイル管理部、35…表示処理部、36…記憶媒体、37…無線操作部材

Claims (14)

  1. 被写体を撮像して画像のデータを生成する撮像部と、
    前記撮像に関するユーザの動作を検知する動作検知部と、
    前記画像のデータの生成時までに前記動作検知部により検知された前記動作を示す付帯情報を生成して、前記付帯情報を前記画像のデータに対応付けて記録する付帯情報生成部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像部の撮像光学系の焦点位置を調節する合焦制御部と、
    前記焦点位置の調節動作の指示入力を受け付ける操作釦と、をさらに備え、
    前記動作検知部は、前記指示入力の回数と前記指示入力の継続時間との少なくとも一方を検知することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記動作検知部は、前記付帯情報を前記画像のデータに対応付けて記録した後に、前記指示入力に関する検知履歴をリセットすることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記動作検知部は、前記撮像部が連写撮影を行ったときに連写枚数を取得し、
    前記付帯情報生成部は、前記連写枚数の値を前記付帯情報に含めることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記動作検知部は、前記撮像装置の姿勢変更および前記撮像光学系の焦点距離変更の少なくとも一方を検知することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記撮像装置が位置する座標の情報を取得する座標情報取得部をさらに備え、
    前記付帯情報生成部は、撮像時における前記座標の情報を前記付帯情報に含めることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置において、
    前記動作検知部は、撮影対象の被写体が変更される場合の動作または撮影中断の場合の動作を検出したときに、検知したユーザの動作の履歴をリセットすることを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像装置によって撮像された画像と、前記撮像装置が前記撮像時に検知した撮像に関するユーザの動作の頻度またはユーザの動作による状態を示す付帯情報とがそれぞれ対応付けされている画像ファイルを複数取得する取得部と、
    前記動作の頻度または状態に関する検索条件の入力を受け付ける入力部と、
    前記付帯情報の示す動作の頻度または状態に基づいて、複数の前記画像ファイルのうちから前記検索条件に対応する画像ファイルを抽出する検索部と、
    を備えることを特徴とする画像検索装置。
  9. 請求項8に記載の画像検索装置において、
    前記付帯情報に含まれる前記動作の頻度または状態に基づいて、複数の前記画像を分類した検索画面を表示装置に表示させるとともに、前記検索画面で指定された前記画像を前記表示装置に再生表示させる表示処理部をさらに備えることを特徴とする画像検索装置。
  10. 請求項8に記載の画像検索装置において、
    前記入力部は、撮像に関する動作をトレースした模擬動作の入力を受け付けるとともに、
    前記検索部は、前記付帯情報の示す動作の頻度または状態に基づいて、前記模擬動作に対応する動作または状態で撮像された画像ファイルを抽出することを特徴とする画像検索装置。
  11. 請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の画像検索装置において、
    前記付帯情報は、前記撮像装置の撮像時の位置または向きを数値で示す空間情報をさらに含み、
    前記検索部は、前記空間情報を用いて、検索対象の前記画像ファイルを絞り込むことを特徴とする画像検索装置。
  12. 請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の画像検索装置において、
    前記付帯情報は、前記撮像装置の撮像時の設定を示す撮影設定情報をさらに含み、
    前記検索部は、前記撮影設定情報を用いて、検索対象の前記画像ファイルを絞り込むことを特徴とする画像検索装置。
  13. 請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の画像検索装置を含むことを特徴とする撮像装置。
  14. コンピュータを、請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の画像検索装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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