JP2011138690A - 誘導加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

誘導加熱装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011138690A
JP2011138690A JP2009298097A JP2009298097A JP2011138690A JP 2011138690 A JP2011138690 A JP 2011138690A JP 2009298097 A JP2009298097 A JP 2009298097A JP 2009298097 A JP2009298097 A JP 2009298097A JP 2011138690 A JP2011138690 A JP 2011138690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
unit
frequency
current
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009298097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5253370B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Odaka
慶之 小▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2009298097A priority Critical patent/JP5253370B2/ja
Publication of JP2011138690A publication Critical patent/JP2011138690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5253370B2 publication Critical patent/JP5253370B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

【課題】異常が発生したときに、保護回路がIH制御部よりも先に異常を検出することに起因してIH制御部による周波数制御が不安定になるのを防止する技術を提供する。
【解決手段】保護回路46からH信号が出力されているとき、IH制御部41の電流生成制御部412で決定した周波数の高周波電流が駆動回路42を介して励磁コイル43に供給される(励磁コイル43に供給される高周波電流の周波数がフィードバック制御される)ようにし、電流生成制御部412は、異常を検出した保護回路46からL信号を受け取ると、保護回路46からH(ハイ)信号を受信するまでの期間、前記フィードバック制御を行わず、次の制御周期における周波数を現在の周波数と同一の周波数に設定する処理を行い、保護回路46からH信号を受け取ると、保護回路46からL信号を受け取ったときのIH制御部41の制御周期における周波数から高周波電流の周波数制御を行うにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁誘導加熱によって被加熱体を加熱させる誘導加熱装置、及び、この誘導加熱装置を定着装置として用い、記録媒体上のトナー像を溶融定着することによってトナー像を記録媒体に定着させる画像形成装置に関するものである。
複写機やファクシミリ、レーザプリンタ等、電子写真プロセスを用いる画像形成装置は、用紙に形成されたトナー像を溶融定着させる定着装置を備えている。このような定着装置は、加熱ローラと加圧ローラとが対向配置されて構成されている。そして、加熱ローラと加圧ローラとの間に形成されるニップ部で、トナー像が形成された用紙を挟持搬送することで、トナー像を加圧しつつ加熱して、用紙にトナー像を溶融定着するようになっている。
加熱ローラの加熱装置として、電磁誘導加熱(IH)方式の加熱装置が知られている。このような電磁誘導加熱方式の加熱装置では、導電性材料からなる筒状の加熱ローラ本体の内部に励磁コイルが配置されている。そして、IH制御部の制御によって励磁コイルに高周波電流が流れ、これにより生じた高周波磁界で加熱ローラ本体に誘導渦電流を発生させ、加熱ローラ本体の抵抗によってジュール発熱させるようになっている。
このとき、加熱ローラへ供給される電力、すなわち加熱ローラの発熱量は、高周波電流の周波数に応じて変化する。そこで、IH制御部は、加熱ローラへ供給される電力が目標値になるように高周波電流の周波数を調節することで、フィードバック制御を実行するようになっている。
誘導加熱装置においては、装置内の回路を保護するため、何らかの回路素子に温度異常が発生した際は、励磁コイルへの電流供給を停止する必要がある。この点に係る技術文献として下記特許文献1〜3がある。
下記特許文献1には、励磁コイルへの電流の供給をオンオフ制御する制御素子と、制御素子の周囲温度を検知するセンサが検知した温度が所定温度より上昇すると、前記制御素子をオフさせて、前記励磁コイルへの電流の供給を停止させる誘導加熱制御回路とを備えた定着装置が開示されている。
下記特許文献2には、定着ローラが異常高温となったときに、コイルへの通電を遮断する過昇温防止素子を設ける点が開示されている。
下記特許文献3には、誘導コイルの温度が所定の設定温度を超えると、誘導コイルへの通電を遮断する通電遮断手段を備える点、及び、前記通電遮断手段は、温度ヒューズ、若しくは、比較器及びリレーで構成する点が開示されている。
特開2003−202772号公報 特開平09−197852号公報 特開平09−197854号公報
前記異常が発生した際に励磁コイルへの電流供給を確実に停止するため、前記特許文献1〜3のように励磁コイルへの電流供給を停止する回路(ハード;以下、保護回路という)のみで励磁コイルへの電流供給を停止するのではなく、IH制御部による制御(ソフト)によって励磁コイルへの電流供給を停止する構成と、励磁コイルへの電流供給を停止する回路(ハード;以下、保護回路という)との両方によって加熱装置の故障等の発生を防止する構成を採用する場合がある。
しかしながら、この場合においては、何らかの異常が発生したときに、IH制御部は、所定の処理を経た信号に基づいて異常を検出するようになっているため、異常を検出できるタイミングが保護回路よりも遅延する。そのため、IH制御部が励磁コイルへの電流供給を停止するタイミングが、保護回路が励磁コイルへの電流供給を停止するタイミングより遅延する。
ここで、従来では、IH制御部は、この遅延が生じている間も高周波電流の周波数を制御するため、前記異常が解消したときには、保護回路が励磁コイルへの電流供給を停止したときの周波数から制御を行えばよいものを、遅延が生じている間に保護回路によって電流が零に設定されるので、その電流値(供給電力)を目標値まで増大させようとしてフィードバック制御を実行する。そのため、高周波電流の周波数が大電力(電流)に対応する周波数に調節されることになる。
このように高周波電流の周波数を制御した結果、保護回路が励磁コイルへの電流供給を停止したときの周波数とは大きく異なる周波数から高周波電流の周波数制御を開始するという状況が発生する場合があり、この場合、しばらくの間はIH制御部の制御が不安定なものとなる。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、異常が発生したときに励磁コイルへの高周波電流の供給を停止するものとしてIH制御部と保護回路とが設けられている構成において、異常が発生したときに、保護回路がIH制御部よりも先に前記異常を検出することに起因してIH制御部による周波数制御が不安定になるのを防止する技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被加熱体を電磁誘導により加熱する励磁コイルと、前記励磁コイルに供給する高周波電流を生成する高周波電流生成部と、前記励磁コイルの消費電力を検出する電力検出部と、前記電力検出部により検出された消費電力が所定の目標電力となるように、前記高周波電流生成部により生成される高周波電流の周波数をフィードバック制御する電流生成制御部と、所定の異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる第1の異常検出部と、所定の異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる第2の異常検出部とを備え、前記電流生成制御部は、前記第1の異常検出部及び前記第2の異常検出部の少なくとも一方が前記所定回路部に異常が発生していることを検出すると、前記励磁コイルに供給する高周波電流の周波数を現在の高周波電流の周波数と同一の周波数のまま維持する誘導加熱装置である。
この発明によれば、第1の異常検出部によって前記所定の異常が発生していることが検出されると、該第1の異常検出部により前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止される。
一方、第2の異常検出部によって前記所定の異常が発生していることが検出されると、該第2の異常検出部により前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止される。
そして、前記電流生成制御部により、前記第1の異常検出部及び前記第2の異常検出部の少なくとも一方が前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記励磁コイルに供給する高周波電流の周波数が、現在の高周波電流の周波数と同一の周波数のまま維持される。
これにより、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングと、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングとがずれたとしても、前記第2の異常検出部が、前記高周波電流生成部を用いた前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止しているにも拘らず、前記電流生成制御部が、励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された状態で前記フィードバック制御を行うという状況が生じるのを防止し、前記所定の異常が解消したときの高周波電流の周波数を、前記第2の異常検出部により前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された時点の周波数に設定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の誘導加熱装置において、高周波電流の経路上に設けられた所定回路部の加熱状態を検出する加熱状態検出部を更に備え、前記第1の異常検出部は、前記加熱状態検出部により検出された前記所定回路部の加熱状態に基づき、前記所定回路部の異常の有無を検出し、前記所定回路部に異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させるものであり、前記第2の異常検出部は、前記加熱状態検出部により検出された前記所定回路部の加熱状態に基づき、前記所定回路部の異常の有無を検出し、前記所定回路部に異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させるものである。
この発明によれば、前記第1及び第2の異常検出部が、前記加熱状態検出部により検出された前記所定回路部の加熱状態に基づき、前記所定回路部の異常の有無を検出するものにおいて、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングと、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングとがずれたとしても、前記第2の異常検出部が、前記高周波電流生成部を用いた前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止しているにも拘らず、前記電流生成制御部が、励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された状態で前記フィードバック制御を行うという状況が生じるのを防止し、前記所定の異常が解消したときの高周波電流の周波数を、前記第2の異常検出部により前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された時点の周波数に設定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の誘導加熱装置において、前記高周波電流生成部は、前記電流生成制御部により設定された周波数で前記励磁コイルへの高周波電流の供給のオンオフを行う駆動回路を更に備え、前記加熱状態検出部は、前記所定回路部としての前記駆動回路の温度を前記励磁コイルの加熱状態として検出するものである。
この発明によれば、前記駆動回路の温度に基づいて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の誘導加熱装置において、前記励磁コイルに流れる電流の電流値を検出する電流検出部を更に備え、前記第1及び第2の異常検出部は、前記電流検出部により検出された電流値に基づき前記異常を検出するものである。
この発明によれば、前記第1及び第2の異常検出部が、前記電流検出部により検出された電流値に基づき前記異常を検出するものにおいて、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングと、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングとがずれたとしても、前記第2の異常検出部が、前記高周波電流生成部を用いた前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止しているにも拘らず、前記電流生成制御部が、励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された状態で前記フィードバック制御を行うという状況が生じるのを防止し、前記所定の異常が解消したときの高周波電流の周波数を、前記第2の異常検出部により前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された時点の周波数に設定することができる。
請求項1乃至4の何れか一項に記載の誘導加熱装置において、請求項5に記載の発明のように、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出する際に用いる異常判定基準値と、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出する際に用いる異常判定基準値とを同一とするのが好ましい。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の誘導加熱装置において、前記第1の異常検出部は、前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる異常検出プログラムを実行する異常検出プログラム実行部であり、前記第2の異常検出部は、前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる異常検出回路である。
前記第1の異常検出部が前記異常検出プログラム実行部であり、前記第2の異常検出部が前記異常検出回路である場合に、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングが、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングに対してずれることが多い。
よって、請求項6に記載の発明のように、前記第1の異常検出部が前記異常検出プログラム実行部であり、前記第2の異常検出部が前記異常検出回路である場合に、請求項1乃至5の何れか一項に記載の発明を採用することの意義が大きい。
請求項7に記載の発明は、現像剤を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された画像を前記記録媒体に定着させる定着動作を行う定着部と
を備え、前記定着部は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の誘導加熱装置を備え、該誘導加熱装置で発生した熱を用いて前記定着動作を行う画像形成装置である。
この発明によれば、画像形成装置において、請求項1乃至6の何れか一項に記載の発明による効果が得られる。
本発明によれば、前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングと、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出するタイミングとがずれたとしても、前記第2の異常検出部が、前記高周波電流生成部を用いた前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止しているにも拘らず、前記電流生成制御部が、励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された状態で前記フィードバック制御を行うという状況が生じるのを防止し、前記所定の異常が解消したときの高周波電流の周波数を、前記第2の異常検出部により前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された時点の周波数に設定することができる。
そのため、前記第2の異常検出部による前記高周波電流生成部を用いた前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止されているにも拘らず、前記電流生成制御部が、高周波電流の周波数のフィードバック制御を行うことにより、前記所定の異常が解消したときの高周波電流の周波数が、前記第2の異常検出部により前記励磁コイルへの高周波電流の供給が停止された時点の周波数と大きく異なったものとなることによって、励磁コイルに供給する高周波電流の周波数制御が不安定となるのを防止することができる。
画像形成装置の内部構成を示した側面図である。 定着装置の機能ブロック図である。 励磁コイルに供給される高周波電流の周波数と励磁コイルの消費電力の関係を示したグラフである。
以下、本発明に係る誘導加熱装置を備えた画像形成装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示した側面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体部2、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3、本体部2の上部に配設された原稿読取部4、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5を備えている。
また、画像形成装置1のフロント部には、入力操作部6が設けられている。この入力操作部6には、電源キーやユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー、印刷部数等を入力するためのテンキー、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部9等を有する。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部13、ガラス等の透明部材により構成された原稿台14及び原稿読取スリット15を備える。スキャナ部13は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台14に載置された原稿を読み取るときは、原稿台14に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを画像形成部21へ出力する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット15と対向する位置に移動され、原稿読取スリット15を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを画像形成部21へ出力する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部16と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部17、原稿載置部16に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット15に対向する位置へ搬送し、原稿排出部17へ排出するための給紙ローラや搬送ローラ(不図示)等からなる原稿搬送機構18を備える。
また、原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台14上面を開放することにより、原稿台14の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等をユーザが載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット19と、給紙カセット19から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部21へ搬送する給紙ローラ20と、給紙カセット19から搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部21とを備える。
画像形成部21は、スキャナ部13で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム22を露光し、感光体ドラム22の表面に静電潜像を形成する光学ユニット23と、静電潜像が形成された感光体ドラム22の表面にトナーを付着することによりトナー像を形成する現像部24と、感光体ドラム22上のトナー像を用紙に転写する転写部25と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に融解定着させる加熱ローラ26及び加圧ローラ27を備えた定着装置28と、画像形成部21内の用紙搬送路中に設けられ、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ29まで搬送する搬送ローラ対30,31とを備える。
また、用紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部21で用紙の一方の面に画像を形成した後、この用紙を排出トレイ29側の搬送ローラ対30にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ対30を反転させて用紙をスイッチバックさせ、搬送ローラ対38及び39が用紙を用紙搬送路32に送って画像形成部21の上流域に再度搬送し、画像形成部21により他方の面に画像を形成した後、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ29に排出する。
図2は、定着装置28の機能ブロック図である。
図2に示すように、定着装置28は、加熱ローラ26、加圧ローラ27(図2では不図示)、IH制御部41、駆動回路42、励磁コイル43、温度検出部44、電力測定器45、保護回路46及びAND回路47を有する。
励磁コイル43は、導電性材料からなる筒状の加熱ローラ26の内部に配置されている。駆動回路42は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を備えて構成されており、IH制御部41の制御によってオンオフ駆動して励磁コイル43に高周波電流を供給するものである。この電流供給により励磁コイル43に生じた高周波磁界で加熱ローラ26本体に誘導渦電流が発生し、加熱ローラ26が発熱する。駆動回路42は、特許請求の範囲における高周波電流生成部に相当するものである。
温度検出部44は、加熱ローラ26及び駆動回路42の温度を測定して、測定結果をIH制御部41へ出力する。電力測定器45は、励磁コイル43に供給されている電力を測定し、測定結果をIH制御部41へ出力する。温度検出部44は、前記加熱状態検出部の一例である。
IH制御部41は、データを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、プログラムを予め記憶するROM(Read Only Memory)、及び、前記プログラム等をROMから読み出して実行するCPU(中央処理装置)を備えて構成されている。
IH制御部41は、温度検出部44及び電力測定器45に接続されており、温度検出部44の検出温度と電力測定器45の測定電力とに基づいて、所定の制御周期(例えば40msec)で駆動回路42の駆動制御を行うものであり、ROMに格納されている制御プログラムによって、異常検出部411と、電流生成制御部412としての機能を有する。
異常検出部411は、温度検出部44から出力される検出信号に対してノイズ除去処理等の処理を行い、この処理後の検出信号が示す検出温度が所定の閾値(例えば100℃)以上になったか否か、すなわち加熱ローラ26及び駆動回路42の少なくとも一方における異常の有無を検出するものである。異常検出部411は、特許請求の範囲における第1の異常検出部及び異常検出プログラム実行部に相当する。
電流生成制御部412は、前記異常検出部411により前記温度検出部44の検出温度が異常値になっていないと判断された場合に、加熱ローラ26及び駆動回路42が所定温度を維持するように励磁コイル43に供給する目標電力を算出し、電力測定器45が検出した電力(検出電力)と算出した目標電力とに基づいて、加熱ローラ26の温度が安定して維持されるような、駆動回路42が出力する高周波電流の周波数に係るフィードバック量、換言すると、前記励磁コイル43に対し次の周期で前記励磁コイル43に供給する高周波電流の周波数をPID制御(フィードバック制御)によって求め、この周波数のPWM信号をAND回路47に出力する。
なお、励磁コイル43に供給する高周波電流の周波数と励磁コイル43の消費電力との関係をグラフで表すと、図3に示すように、或る周波数(以下、ピーク周波数という)をピークとする山形のグラフとなり、本実施形態では、前記ピーク周波数よりも周波数が大きい領域、すなわち、前記高周波電流の周波数を高くするほど励磁コイル43の消費電力は低くなり、前記高周波電流の周波数を低くするほど励磁コイル43の消費電力が高くなる領域を用いて励磁コイル43への電流供給を制御する。
電流生成制御部412は、前記異常検出部411により前記異常が発生していることが検出されると、前記励磁コイル43への高周波電流の供給を停止するべく、前記PWM信号のデューティを零に設定し、また、前記異常検出部411により異常が発生していることが検出されなくなると、前記駆動回路42のPID制御を再開する。
保護回路46は、IH制御部41とは独立した回路によって構成されており、温度検出部44から出力される検出信号が示す検出温度が、前記所定の閾値以上の値(以下、異常値という)であるか否か、すなわち加熱ローラ26及び駆動回路42の少なくとも一方における異常の有無を検出し、駆動回路42を前記PWM信号に応じてオンオフさせるためのH(ハイ)信号か駆動回路42をオフさせるためのL(ロー)信号かを出力する。
すなわち、保護回路46は、異常が発生していることを検出すると、前記IH制御部41から駆動回路42へのPWM信号の供給を停止するべく、AND回路47にL(ロー)信号を出力する。また、保護回路46は、IH制御部41に通信可能に接続されており、異常が発生していることを検出すると、前記L(ロー)信号をIH制御部41に出力する。
また、保護回路46は、異常が発生していることを検出しなくなると、IH制御部41から駆動回路42へのPWM信号の供給停止を解除するべく、AND回路47と駆動回路42とにH(ハイ)信号を出力する。保護回路46は、特許請求の範囲における第2の異常検出部としての機能を有し、また、特許請求の範囲における異常検出回路を具備するものである。
AND回路47は、入力端子がIH制御部41と保護回路46とにそれぞれ接続されており、出力端子が駆動回路42に接続されている。AND回路47は、保護回路46からH(ハイ)信号が出力されている場合のみ、IH制御部41から出力されたPWM信号を駆動回路42に出力し、それ以外の場合、すなわち保護回路46からL(ロー)信号が出力された場合には、IH制御部41から出力されたPWM信号を駆動回路42に出力しない。
以上のような構成によれば、加熱ローラ26及び駆動回路42の温度がいずれも正常である場合には、IH制御部41で生成されたPWM信号がAND回路47を介して駆動回路42に出力され、駆動回路42は、該PWM信号の周波数で励磁コイル43のオンオフ動作を制御する。
一方、加熱ローラ26及び駆動回路42のいずれかに温度異常が発生すると、保護回路46が、IH制御部41の異常検出部411よりも先にその異常を検出する。これは、IH制御部41の異常検出部411は、温度検出部44から出力される検出信号に対してノイズ除去処理等の処理を行う分、温度検出部44から出力された検出信号から異常の有無を判別するのに時間を要するためである。
そのため、保護回路46は、IH制御部41の異常検出部411が異常を検出してPWM信号(高周波信号)のデューティを零に設定するより先にL(ロー)信号をAND回路47に出力する。また、保護回路46は、前記L(ロー)信号をAND回路47に出力するとともに、このL(ロー)信号をIH制御部41の電流生成制御部412にも出力する。
IH制御部41の電流生成制御部412は、このL(ロー)信号を受け取ると、保護回路46から前記H(ハイ)信号を受信するまで、前記高周波電流の周波数の決定処理として、次の制御周期における周波数を現在の周波数と同一の周波数に設定する処理を行う。
この処理により、IH制御部41の電流生成制御部412は、該電流生成制御部412が前記L(ロー)信号を受け取ってからH(ハイ)信号を保護回路46から受信するまでの間、保護回路46から前記L(ロー)信号を受信したときのIH制御部41の制御周期における周波数のPWM信号をAND回路47に出力する。
その後、保護回路46による高周波電流の供給停止によって、加熱ローラ26及び駆動回路42のいずれかに生じていた温度異常が解消し正常な状態に復帰すると、前記と同様の理由から、保護回路46が、IH制御部41の異常検出部411よりも先にその正常状態への復帰を検出する。
そのため、保護回路46は、IH制御部41の異常検出部411が異常を検出しなくなって電流生成制御部412がPWM信号のフィードバック制御を再開するより先にH(ハイ)信号をAND回路47に出力する。その後、IH制御部41の異常検出部411はその正常状態への復帰を検出し、フィードバック制御に基づくPWM信号をAND回路47に出力する。
そして、IH制御部41の電流生成制御部412は、再び前記フィードバック制御を再開する。フィードバック制御とは、前述したように、IH制御部41の電流生成制御部412が、加熱ローラ26及び駆動回路42が所定温度を維持するように励磁コイル43に供給する目標電力を算出し、電力測定器45が検出した電力(検出電力)と算出した目標電力とに基づいて、加熱ローラ26の温度が安定して維持されるような、駆動回路42が出力する高周波電流の周波数に係るフィードバック量を求める制御である。
ここで、IH制御部41の電流生成制御部412が、保護回路46からH(ハイ)信号を受信するまでの間、次の制御周期における周波数を現在の周波数と同一の周波数に設定する処理を行うから、フィードバック制御の再開時における周波数は、保護回路46がL(ロー)信号をIH制御部41に出力したときのIH制御部41の制御周期における周波数となる。
以上のように、本実施形態では、保護回路46からL(ロー)信号が出力されていない場合のみ、IH制御部41の電流生成制御部412で決定した周波数の高周波電流が駆動回路42を介して励磁コイル43に供給される(励磁コイル43に供給される高周波電流の周波数がフィードバック制御される)ようにし、保護回路46からL(ロー)信号が出力された場合には、IH制御部41の電流生成制御部412が前記フィードバック制御を行わないように構成した。
また、IH制御部41の電流生成制御部412は、L(ロー)信号を保護回路46から受け取ると、この保護回路46からH(ハイ)信号を受信するまでの期間、周波数の決定処理として、次の制御周期における周波数を現在の周波数と同一の周波数に設定する処理を行い、保護回路46が加熱ローラ26及び駆動回路42のいずれかに生じていた温度異常が解消して正常な状態に復帰したことを検出すると、フィードバック制御を再開するようにした。
本実施形態では、このような手段によって、保護回路46が加熱ローラ26及び駆動回路42のいずれかに生じていた温度異常が解消して正常な状態に復帰したことを検出したときには、保護回路46がL(ロー)信号をIH制御部41に出力したときのIH制御部41の制御周期における周波数から高周波電流の周波数制御を行うようにした。
これらの結果、IH制御部41の前記異常検出部411によって前記異常が検出されるタイミングが、前記保護回路46によって前記異常が検出されるタイミングに対して遅延した場合(タイムラグが発生した場合)に、前記励磁コイル43への高周波電流の供給が停止されているにも拘らず、前記電流生成制御部412が、そのタイムラグの間に、高周波電流を増大させようとするフィードバック制御(PWM信号の周波数を低下させる制御)を行うのを防止することができる。
したがって、前記タイムラグの間の前記フィードバック制御により、励磁コイル43が正常な状態に復帰したときに設定すべき高周波電流の周波数が、前記保護回路46によりAND回路47にL(ロー)信号が出力された時点(前記励磁コイル43への高周波電流の供給が停止された時点)の周波数から大きくずれ、これにより、しばらくの間、IH制御部41(電流生成制御部412)による周波数制御が不安定になるという事態が生じるのを防止することができる。
なお、前記実施形態では、前記温度検出部44が励磁コイル43の温度を検出し、IH制御部41及び保護回路46が、この励磁コイル43の温度が異常であるか否かに応じて前述の動作を行うものであったが、これに限らず、電力測定器45により測定された励磁コイル43に流れる電流の異常の有無に応じて前述のように動作する実施形態も想定される。
また、本件に係る画像形成装置は、用紙に転写されたトナー像を加圧及び加熱によって定着させる定着装置に、本発明に係る誘導加熱装置を採用した画像形成装置であればよい。
1 画像形成装置
26 加熱ローラ
28 定着装置
41 IH制御部
42 駆動回路
43 励磁コイル
44 温度検出部
45 電力測定器
411 異常検出部
412 電流生成制御部
46 保護回路
47 AND回路

Claims (7)

  1. 被加熱体を電磁誘導により加熱する励磁コイルと、
    前記励磁コイルに供給する高周波電流を生成する高周波電流生成部と、
    前記励磁コイルの消費電力を検出する電力検出部と、
    前記電力検出部により検出された消費電力が所定の目標電力となるように、前記高周波電流生成部により生成される高周波電流の周波数をフィードバック制御する電流生成制御部と、
    所定の異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる第1の異常検出部と、
    所定の異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる第2の異常検出部と、
    を備え、
    前記電流生成制御部は、前記第1の異常検出部及び前記第2の異常検出部の少なくとも一方が前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記励磁コイルに供給する高周波電流の周波数を現在の高周波電流の周波数と同一の周波数のまま維持する誘導加熱装置。
  2. 高周波電流の経路上に設けられた所定回路部の加熱状態を検出する加熱状態検出部を更に備え、
    前記第1の異常検出部は、前記加熱状態検出部により検出された前記所定回路部の加熱状態に基づき、前記所定回路部の異常の有無を検出し、前記所定回路部に異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させるものであり、
    前記第2の異常検出部は、前記加熱状態検出部により検出された前記所定回路部の加熱状態に基づき、前記所定回路部の異常の有無を検出し、前記所定回路部に異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させるものである請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記高周波電流生成部は、前記電流生成制御部により設定された周波数で前記励磁コイルへの高周波電流の供給のオンオフを行う駆動回路を更に備え、
    前記加熱状態検出部は、前記所定回路部としての前記駆動回路の温度を前記励磁コイルの加熱状態として検出するものである請求項2に記載の誘導加熱装置。
  4. 前記励磁コイルに流れる電流の電流値を検出する電流検出部を更に備え、
    前記第1及び第2の異常検出部は、前記電流検出部により検出された電流値に基づき前記異常を検出するものである請求項1に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記第1の異常検出部が前記所定の異常を検出する際に用いる異常判定基準値と、前記第2の異常検出部が前記所定の異常を検出する際に用いる異常判定基準値とは同一である請求項1乃至4の何れか一項に記載の誘導加熱装置。
  6. 前記第1の異常検出部は、前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記電流生成制御部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる異常検出プログラムを実行する異常検出プログラム実行部であり、
    前記第2の異常検出部は、前記所定の異常が発生していることを検出すると、前記高周波電流生成部を用いて前記励磁コイルへの高周波電流の供給を停止させる異常検出回路である請求項1乃至5の何れか一項に記載の誘導加熱装置。
  7. 現像剤を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を前記記録媒体に定着させる定着動作を行う定着部と
    を備え、
    前記定着部は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の誘導加熱装置を備え、該誘導加熱装置で発生した熱を用いて前記定着動作を行う画像形成装置。
JP2009298097A 2009-12-28 2009-12-28 誘導加熱装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5253370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009298097A JP5253370B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 誘導加熱装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009298097A JP5253370B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 誘導加熱装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011138690A true JP2011138690A (ja) 2011-07-14
JP5253370B2 JP5253370B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=44349918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009298097A Expired - Fee Related JP5253370B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 誘導加熱装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5253370B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01194872A (ja) * 1988-01-28 1989-08-04 Meidensha Corp 誘導加熱用インバータの始動装置
JPH09197852A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JPH09197854A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JPH09306658A (ja) * 1996-05-16 1997-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JPH11143269A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JP2000223252A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Canon Inc 加熱装置
JP2000228277A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Uchino:Kk 誘導加熱装置の保護装置
JP2003202772A (ja) * 1999-12-28 2003-07-18 Toshiba Tec Corp 誘導加熱定着装置およびこの定着装置を用いた画像形成装置
JP2005091965A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01194872A (ja) * 1988-01-28 1989-08-04 Meidensha Corp 誘導加熱用インバータの始動装置
JPH09197852A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JPH09197854A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JPH09306658A (ja) * 1996-05-16 1997-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JPH11143269A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Minolta Co Ltd 誘導加熱定着装置
JP2000223252A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Canon Inc 加熱装置
JP2000228277A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Uchino:Kk 誘導加熱装置の保護装置
JP2003202772A (ja) * 1999-12-28 2003-07-18 Toshiba Tec Corp 誘導加熱定着装置およびこの定着装置を用いた画像形成装置
JP2005091965A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5253370B2 (ja) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5127542B2 (ja) 定着装置
US20100080599A1 (en) Image forming apparatus
JP2018194686A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2017058504A (ja) 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP4847144B2 (ja) 画像形成装置
JP5577077B2 (ja) 定着制御装置及び画像形成装置
JP5520855B2 (ja) 画像形成装置
JP2010277921A (ja) 誘導加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP5227542B2 (ja) 画像形成装置
JP5253370B2 (ja) 誘導加熱装置及び画像形成装置
JP2008185955A (ja) 画像形成装置
JP2008122513A (ja) 画像形成装置
JP4827394B2 (ja) 画像形成装置
JP2005091890A (ja) 定着制御装置、画像形成装置及び定着制御方法
JP5520854B2 (ja) 画像形成装置
JP5404150B2 (ja) 画像形成装置
JP2016014860A (ja) 定着装置と画像形成装置
JP6507831B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2020024313A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2012173365A (ja) 画像形成装置
JP2010277922A (ja) 誘導加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP4810981B2 (ja) 画像形成装置
JP2010262202A (ja) 画像形成装置
JP7110734B2 (ja) 画像形成装置
JP2017097224A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5253370

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees