JP2011138040A - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接離手段が1次転写ローラ24Y,M,Cの移動によって中間転写ベルト21を感光体3Y,M,Cに接離させるのに伴って、自らが押圧ローラ28を移動させてベルトの張架姿勢を変化させることで、中間転写ベルト21に対し、接離手段の動作による張架姿勢の変化に起因する張力変化とは逆方向の張力変化を発生させる逆張力発生手段を設けた。
【選択図】図5
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記逆張力発生手段を前記接離手段に連動させる連動機構を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、前記接離手段の動作による張架姿勢の変化に起因する前記ベルト部材の張力変化を、前記逆方向の張力変化で相殺し得る値に、前記接離手段の動作による前記第1領域の張架姿勢の変化量と、前記逆張力発生手段の動作による前記第2領域の張架姿勢の変化量とを設定したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、前記特定の像担持体として、黒色とは異なる色のトナー像を担持する像担持体、に対して前記接離手段によって前記第1領域を接離させるようにするとともに、黒色のトナーを担持する像担持体を前記接離手段の動作にかかわらず、前記ベルト部材に当接させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの画像形成装置において、前記トナー像検知手段を、前記掛け回し領域に対向させる位置に配設したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの画像形成装置において、前記特定の像担持体として、2以上の像担持体に対して前記接離手段によって前記第1領域を接離させるようにし、それら2以上の像担持体における前記第1領域との接触部を同じ仮想直線上に位置させるようにそれら2以上の像担持体を一直線上に配設する一方で、前記接離手段の動作にかかわらず前記ベルト部材に接触させる像担持体における前記ベルト部材との接触部を、前記仮想直線よりも前記ベルト部材のループ内側にずれたところに位置させたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、前記接離手段と前記逆張力発生手段とで同一の駆動源を共用したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、前記接離手段として、前記ベルト部材のループ内に配設されたループ内部材を所定の位置とこれよりもループ外側にずれた位置との間で移動させるのに伴って前記第1領域の張架姿勢を変化させるものを用いるとともに、前記逆張力発生手段として、前記ベルト部材のループ外に配設されたループ外部材を所定の位置とこれよりもループ内側にずれた位置との間で移動させるのに伴って前記第2領域の張架姿勢を変化させるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、前記ループ外部材として、従動回転自在なループ外ローラを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8又は9の画像形成装置において、前記ベルト部材のおもて面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を、前記ループ外部材との接触位置に進入する前のベルト箇所に対して塗布処理を行う位置に配設したことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像形成装置において、前記潤滑剤塗布手段として、ブラシ部材によって潤滑剤を前記ベルト部材に塗布するものを用いるとともに、前記ループ外部材を、前記潤滑剤塗布手段の近傍に配設したことを特徴とするものである。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタの要部を示す要部構成図である。このプリンタは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット2Y,M,C,Kを備えている。また、レジストローラ対45、転写ユニット20、定着装置50、図示しない光書込ユニット、給紙カセットなども備えている。
実施形態に係るプリンタは、図5に示した従来構成のプリンタとは異なり、接離手段による接離動作に伴うテンションローラ23の移動を発生させないような工夫がなされている。具体的には、本プリンタにおいては、中間転写ベルト21に対して、接離手段による接離動作に伴う張力変化とは逆方向の張力変化を発生させる逆張力発生手段を設け、接離手段による接離動作に伴ってこの逆張力発生手段を動作させるようにしている。
20:転写ユニット(転写手段)
21:中間転写ベルト(ベルト部材)
23:テンションローラ(張力付与部材)
24Y,M,C,K:1次転写ローラ(ループ内部材)
28:押圧ローラ(ループ外部材)
33:アーム(連動機構)
55:トナー像検知センサ(トナー像検知手段)
P:記録紙(記録部材)
Claims (11)
- 自らの表面にトナー像を担持する複数の像担持体と、
それら像担持体の表面にそれぞれ担持されるトナー像を、複数の張架部材によって張架された状態で無端移動する無端状のベルト部材のおもて面、あるいは該おもて面に保持される記録部材、に転写する転写手段と、
前記ベルト部材のループ内に配設されたループ内部材をベルト裏面に当接させつつ前記ベルト部材のループ外に向けて付勢して前記ベルト部材に張力を付与する張力付与部材と、
前記ベルト部材のおもて面の周方向における全領域のうち、前記張力付与部材に対する掛け回し領域の近くに配設され、前記おもて面に転写されたトナー像を検知するトナー像検知手段と、
前記ベルト部材の周方向における前記掛け回し領域とは異なる所定の第1領域の張架姿勢を変化させるのに伴ってその第1領域を1つ以上の特定の像担持体に接離させる接離手段とを備える画像形成装置において、
前記接離手段が前記第1領域の張架姿勢を変化させるのに伴って、自らが前記ベルト部材における前記掛け回し領域とは異なる所定の第2領域の張架姿勢を変化させることで、前記ベルト部材に対し、前記接離手段の動作による張架姿勢の変化に起因する張力変化とは逆方向の張力変化を発生させる逆張力発生手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記逆張力発生手段を前記接離手段に連動させる連動機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
前記接離手段の動作による張架姿勢の変化に起因する前記ベルト部材の張力変化を、前記逆方向の張力変化で相殺し得る値に、前記接離手段の動作による前記第1領域の張架姿勢の変化量と、前記逆張力発生手段の動作による前記第2領域の張架姿勢の変化量とを設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、
前記特定の像担持体として、黒色とは異なる色のトナー像を担持する像担持体、に対して前記接離手段によって前記第1領域を接離させるようにするとともに、
黒色のトナーを担持する像担持体を前記接離手段の動作にかかわらず、前記ベルト部材に当接させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4の何れかの画像形成装置において、
前記トナー像検知手段を、前記掛け回し領域に対向させる位置に配設したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5の何れかの画像形成装置において、
前記特定の像担持体として、2以上の像担持体に対して前記接離手段によって前記第1領域を接離させるようにし、
それら2以上の像担持体における前記第1領域との接触部を同じ仮想直線上に位置させるようにそれら2以上の像担持体を一直線上に配設する一方で、
前記接離手段の動作にかかわらず前記ベルト部材に接触させる像担持体における前記ベルト部材との接触部を、前記仮想直線よりも前記ベルト部材のループ内側にずれたところに位置させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、
前記接離手段と前記逆張力発生手段とで同一の駆動源を共用したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、
前記接離手段として、前記ベルト部材のループ内に配設されたループ内部材を所定の位置とこれよりもループ外側にずれた位置との間で移動させるのに伴って前記第1領域の張架姿勢を変化させるものを用いるとともに、
前記逆張力発生手段として、前記ベルト部材のループ外に配設されたループ外部材を所定の位置とこれよりもループ内側にずれた位置との間で移動させるのに伴って前記第2領域の張架姿勢を変化させるものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
前記ループ外部材として、従動回転自在なループ外ローラを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8又は9の画像形成装置において、
前記ベルト部材のおもて面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を、前記ループ外部材との接触位置に進入する前のベルト箇所に対して塗布処理を行う位置に配設したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
前記潤滑剤塗布手段として、ブラシ部材によって潤滑剤を前記ベルト部材に塗布するものを用いるとともに、
前記ループ外部材を、前記潤滑剤塗布手段の近傍に配設したことを特徴とする画像形成装置。
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