JP2011136426A - インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インク使用量に応じてインクタンクの内容積を容易に最適化でき、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制できると共に、残留インク量を低減する。
【解決手段】記録ヘッドと、補給口を有するインクタンクと、インク量検知手段と、インク供給手段とを有し、記録ヘッドからインクを吐出することにより描画を行うと共に、インク量検知手段がインク補給が必要な量となったことを検知した場合に、インクタンクにインクを補給するように警告を発するインクジェットプリンタにおいて、取り込まれた画像データからインク使用量を算出するインク使用量算出手段と、インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、インクタンクの内容積を低減させるためにインクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する低減容積量判断手段205と、低減容積量判断手段の判断結果を表示する表示手段203とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明はインクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置に関し、詳しくは、補給口からインクが補給されるように構成されたいわゆる注ぎ込みタイプの大容量のインクタンクをインク色種毎に有する産業用途に適したインクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置に関する。
インクジェットプリンタでは、一般に、ハンドリング可能な大きさのインクカートリッジが装置本体に着脱自在に設けられ、このインクカートリッジから記録ヘッドへインクが供給されるように構成されている(例えば特許文献1)。
ところが、特に産業用途のインクジェットプリンタのように大量にインクを消費するインクジェットプリンタにおいては、上記のインクカートリッジを用いたインク供給手段によってインクを記録ヘッドへ供給する構成とすることは、インクカートリッジのインク容量が小さいために、頻繁なカートリッジ交換が必要となり現実的ではない。このため、大量のインクを消費する産業用途のインクジェットプリンタは、大容量のインクタンクを備えている。インクタンクは大量のインクを貯留することができ、インク量が不足すると、補給口からインクが注ぎ込まれるようになっている。一般に、インクタンクはインク色種毎に複数設けられ、インク供給手段によってインク色種毎に対応する記録ヘッドへインクが供給される。
特開2007−245451号公報
複数のインク色種毎のインク使用量は一様ではなく、例えば黒い絵柄を大量にプリントする場合、黒色のインクは大量に使用されるが、黒色以外のインクはあまり使用されない。特に産業用途のインクジェットプリンタは、同一絵柄を繰り返し大量にプリントする場合が多く、その絵柄によっては特定色のインクのみが多く使用される等、インク色種毎に描画時のインク使用量が異なることが多い。
しかし、画像がフルカラーの画像である以上、各インクタンク内にはそれぞれインクを貯留しておく必要があるため、複数のインクタンクは、大量に使用されることによりインクが頻繁に補給されるインクタンクと、インク使用量が少ないために長期間インクが貯留されたままとなるインクタンクとが混在することになる。各インクタンクへのインク補給は、インクの注ぎ込みによって行われることからインクが外気と接触し易くなっているために、長期間インクが貯留されたままのインクタンクは、内部のインクが外気との長期間の接触で劣化してしまい、画像品質に影響を与える問題がある。
また、例えば黒色インク単独でモノクロの画像をプリントする場合であっても、インク使用量の多い期間は、大容量のインクタンクを用いて大量のインクを確保しておくことが望まれるが、インク使用量の少ない期間は、インクの劣化を防止する観点から、少量のインクだけで対応したい要請もある。
更に、インクタンクには、インク補給が必要な量までインク量が低下したことを検知するためのセンサが配置されているが、一般に、このようなセンサは、インクが完全に0となったことを検知するものではないため、このときのインクタンク内には僅かにインクが残留している。このため、補給される新たなインクは、インクタンク内の残留インク(旧インク)と混ぜ合わされることになり、この残留インクの混入量が多くなるほど、画像品質の低下につながるおそれがある。
このような問題に対処するため、インク使用量に応じて容量の異なるインクタンクに交換したり、インクタンク内のセンサ位置を低く変更したりすることが考えられるが、インク使用量に応じてインクタンクを交換したり、センサ位置を変更したりすることは極めて煩雑であると共に困難である。特にセンサは検知可能な下限位置が構造上定められているため、センサ位置を低く変更することは不可能な場合が多い。
また、インク使用量に応じてインクタンク内に貯留させるインク量をオペレータ自身で調整することも考えられるが、オペレータがインク使用量を判別することは極めて困難である。
従って、インクタンクの容量を変更したり、センサ位置を変更したりせずに、インク使用量に応じて、インクタンクの内容積を容易に最適化し、更に残留インク量を少なくできるようにすることが望まれる。
そこで、本発明は、インク使用量に応じてインクタンクの内容積を容易に最適化でき、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制できると共に、残留インク量を低減することができるインクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給するためのインクを貯留し、該インクを補給するための補給口を有するインクタンクと、前記インクタンク内のインク量を検知するインク量検知手段と、前記インクタンク内のインクを前記記録ヘッドへ供給するインク供給手段とを有し、画像データに基づいて前記記録ヘッドからインクを吐出することにより描画を行うと共に、前記インク量検知手段がインク補給が必要な量となったことを検知した場合に、前記インクタンクにインクを補給するように警告を発するインクジェットプリンタにおいて、
取り込まれた前記画像データからインク使用量を算出するインク使用量算出手段と、
前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、前記インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する低減容積量判断手段と、
前記低減容積量判断手段の判断結果を表示する表示手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項2記載の発明は、前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量と前記インクタンクの内容積との関係から、前記インクタンクの内容積をインク劣化が生じない内容積に低減させるために該インクタンク内に配置させるべき前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
請求項3記載の発明は、前記インクタンクは、複数のインク色種毎に設けられ、
前記インク使用量算出手段は、前記画像データからインク色種毎のインク使用量を算出し、
前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量に基づいて、前記インクタンク毎に、該インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する前記インクタンク毎に、前記インクタンクの内容積を低減させるべき容積量を判断し、
前記表示手段は、前記低減容積量判断手段の前記インク色種毎の判断結果を表示することを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットプリンタである。
請求項4記載の発明は、前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量のうち、最もインク使用量の大きいインク色種を基準とし、該基準とされたインク色種のインク使用量に対する他のインク色種のインク使用量の比率に応じて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタである。
請求項5記載の発明は、描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードを選択するモード選択手段を有し、
前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量と、前記モード選択手段により選択されたプリントモードとに基づいて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
請求項6記載の発明は、前記低減容積量判断手段による判断結果は、前記内容積調整部材の容積量に加えて、前記内容積調整部材の前記インクタンク内の配置高さの情報を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
請求項7記載の発明は、前記内容積調整部材は、予め定められた容積を有するブロック状部材であり、
前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記ブロック状部材の数であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
請求項8記載の発明は、前記内容積調整部材は、容積が調整可能な袋状容器であり、
前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記袋状容器の容積の調整量であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
請求項9記載の発明は、インクを吐出する記録ヘッドへ供給するためのインクを貯留し、該インクを補給するための補給口を有するインクタンクと、前記インクタンク内のインク量を検知するインク量検知手段と、前記インクタンク内のインクを前記記録ヘッドへ供給するインク供給手段とを有し、前記インク量検知手段がインク補給が必要な量となったことを検知した場合に、前記インクタンクにインクを補給するように警告を発するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
描画すべき画像データからインク使用量を算出するインク使用量算出手段と、
前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、前記インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する低減容積量判断手段と、
前記低減容積量判断手段の判断結果を表示する表示手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項10記載の発明は、前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量と前記インクタンクの内容積との関係から、前記インクタンクの内容積をインク劣化が生じない内容積に低減させるために該インクタンク内に配置させるべき前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項11記載の発明は、前記インクタンクは、複数のインク色種毎に設けられ、
前記インク使用量算出手段は、前記画像データからインク色種毎のインク使用量を算出し、
前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量に基づいて、前記インクタンク毎に、該インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する前記インクタンク毎に、前記インクタンクの内容積を低減させるべき容積量を判断し、
前記表示手段は、前記低減容積量判断手段の前記インク色種毎の判断結果を表示することを特徴とする請求項9又は10記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項12記載の発明は、前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量のうち、最もインク使用量の大きいインク色種を基準とし、該基準とされたインク色種のインク使用量に対する他のインク色種のインク使用量の比率に応じて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項13記載の発明は、描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードを選択するモード選択手段を有し、
前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量と、前記モード選択手段により選択されたプリントモードとに基づいて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項14記載の発明は、前記低減容積量判断手段による判断結果は、前記内容積調整部材の容積量に加えて、前記内容積調整部材の前記インクタンク内の配置高さの情報を含むことを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項15記載の発明は、前記内容積調整部材は、予め定められた容積を有するブロック状部材であり、
前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記ブロック状部材の数であることを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
請求項16記載の発明は、前記内容積調整部材は、容積が調整可能な袋状容器であり、
前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記袋状容器の容積の調整量であることを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置である。
本発明によれば、インク使用量に応じてインクタンクの内容積を容易に最適化でき、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制できると共に、残留インク量を低減することができるインクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタ用インク供給装置を提供することができる。
内容積調整部材によってインクタンクの内容積を減少させる作用を説明する図 インクタンクの低減させるべき容積量を算出するための主要構成部分のブロック図 インクジェットプリンタの動作を説明するフロー図 ブロック状部材の必要数を求めるためのテーブルの一例を示す図 表示部における表示例を示す図 ブロック状部材の必要数を算出するための別の態様に係る主要構成部分のブロック図 ブロック状部材の必要数を求めるための別の態様に係るテーブルの一例を示す図 インクジェットプリンタの一例を示す斜視図 インク供給装置の一例を示す斜視図 インクタンクユニットの断面図 インクタンク内にインク補給する様子を示す図 ブロック状部材の一例を示す斜視図 インクタンク内にブロック状部材を配置した様子を示す図
本発明において、インク使用量算出手段は、取り込まれた画像データを描画する際に使用されるインク量を算出する。画像データは、主走査方向及び副走査方向における記録ヘッドのノズル毎のオン/オフの情報であり、また、所定面積の描画に要する時間及び記録ヘッドから吐出されるインク滴の体積は、記録ヘッドの仕様として予め分かっている。従って、画像データを描画する際に使用されるインク量は、取り込まれた画像データを分析することにより、例えば、描画時の単位時間当たりに記録ヘッドから吐出されるインク量(cc/min)として算出することができる。
また、低減容積量判断手段は、このインク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内にオペレータが配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する。その判断結果は表示手段に表示され、オペレータに対して報知される。
画像データの分析の結果からインク使用量算出手段によって算出されたインク使用量が少ないインクの場合、インクタンク内に大量に貯留することは、そのインクを使い切るまでに長期間を要することとなり、インクの特性によっては劣化を生じて画像品質を低下させるおそれがあるが、このように、インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に応じて、インクタンク内に内容積調整部材を配置して内容積を低減させておくことで、インクタンク自体の容量は何ら変更せずに、インク使用量に応じてインクタンクの内容積を容易に最適化でき、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制できると共に、残留インク量を低減することができる。
これを図1を用いて説明すると、インクタンクT内には、所定高さ位置にインク量検知センサS1、S2が配置されている。インク量検知センサS1は、インクタンク内のインクIの液面がインク補給を要する高さまで低下したことを検知するためのセンサであり、インク量検知センサS2は、インクタンク内のインクIの液面が上限位置(満タン位置)であることを検知するためのセンサである。いま、図1(a)は、インクIの液面がインク量検知センサS1の配設位置を下回ったことを検知した直後の状態にある。このインクタンクT内に、図1(b)に示すように、所定の容積を有する内容積調整部材Bをインク中に浸漬するように配置しておくと、インクタンクTの内容積はこの内容積調整部材Bが有する容積分低減されるため、このインクタンクT内に貯留可能となるインク量は、内容積調整部材Bの容積分少なくなる。このため、インク量検知センサS1の配設位置を下回ったことを検知した時点でのインクIの残量は、図1(a)の場合に比べて減少し、残留インク量は低減される。
本発明では、このように、インクタンク内に配置させる内容積調整部材の容積量を調整することにより、インクタンクの容量やセンサ位置を何ら変更することなく、インクタンク内に描画時のインク使用量に応じた適量のインクを貯留させることができると共に、残留インクの量を低減することができ、インクが長期間貯留され続けることによるインクの劣化及び残留インクが混入され続けることによる画像品質の低下が抑制される。また、インクタンクの内容積の調整は、オペレータが、表示された内容積調整部材の容積量に従って内容積調整部材をインクタンク内に配置するだけでよいため、容易に行うことができる。
また、低減容積量判断手段は、インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量とインクタンクの内容積との関係から、インクタンクの内容積をインク劣化が生じない内容積に低減させるためにインクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断することもできる。
すなわち、インクタンクの内容積が5000ccである場合、インク使用量算出手段によって算出されたインクの使用量が、例えば1cc/minであり、当該インクの特性として劣化が問題とならない程度にインクタンク内に貯留しておくことのできる許容時間が40時間である場合、インクタンク内には2400ccを限度としてインクを貯留すべきことがわかる。従って、インクタンク内には、低減容積量判断手段によって5000cc−2400cc=2600ccの内容積調整部材を配置すべきであることが判断され、表示部に表示される。オペレータは、この表示に従って内容積調整部材をインクタンク内に配置しておき、液面の上限位置(満タン位置)を検知するインク量検知センサが液面を検知するまでインクタンク内にインクを注入又は補給すれば、インク劣化の問題のない適量のインクを容易に貯留させることができる。
本発明において、使用されるインクは単色であってもよいし、複数のインク色種であってもよい。特に後者の場合、インクタンクは、複数のインク色種毎に設けられ、インク使用量算出手段は、描画すべき画像データからインク色種毎のインク使用量を算出し、低減容積量判断手段は、インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量に基づいて、インクタンク毎に、該インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断し、表示手段は、低減容積量判断手段のインク色種毎の判断結果を表示する。
これにより、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制可能な上記効果を複数のインク色種毎に得ることができる。
インクタンクが複数のインク色種毎に設けられるインクジェットプリンタの場合、低減容積量判断手段は、インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量のうち、最もインク使用量の大きいインク色種を基準とし、該基準とされたインク色種のインク使用量に対する他のインク色種のインク使用量の比率に応じて、内容積調整部材の容積量を判断することができる。
最もインク使用量の大きいインク色種に対して、インク使用量の小さいインク色種の方が、インクタンク内に貯留され続ける期間が長くなるため、それだけインク劣化のおそれが高くなる。従って、最もインク使用量の大きいインク色種のインク使用量を例えば100とした時の他のインク色種のインク使用量の比率(%)が小さいほど、インク劣化のおそれが高く、インクタンクの内容積を大きく減少させる必要があるため、低減容積量判断手段は、この比率が小さいほど内容積調整部材の容積量が大きくなるように容積量を判断する。
これによれば、インクの長期貯留を防止してインク劣化を抑制可能な上記効果に加えて、インク色種毎にきめ細かい内容積調整部材の容積量を得ることができる。また、全てのインクタンク内のインクの補給時期をほぼ同じくすることもでき、この場合、オペレータの作業負担を軽減することもできるようになる。
本発明は、描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードを選択するモード選択手段を有し、低減容積量判断手段は、インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量と、モード選択手段により選択されたプリントモードとに基づいて、内容積調整部材の容積量を判断することが好ましい。
描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードとしては、例えば、単位時間当たりのインク使用量が多い高解像度モード(低速モード)と単位時間当たりのインク使用量が少ない低解像度モード(高速モード)が挙げられる。前者は、後者に比べて、同一絵柄であっても描画時のインク使用量が多くなるため、インクタンク内のインクは全体的に早期に消費される。従って、高解像度のプリントモードは、インクの特性によっては、インクの劣化が生じる前にインク補給が必要となる場合があり、ブロック状部材によってインクタンクの内容積を減少させすぎると、頻繁なインク補給が必要となって、オペレータの作業負担が増加する懸念がある。
このため、インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量が同じ場合であっても、選択されたプリントモードが高解像度モードである場合は、低解像度モードの場合に比べて、インクタンクの内容積の低減量を小さくすることで、あるいは、選択されたプリントモードが低解像度モードである場合は、高解像度モードの場合に比べて、インクタンクの内容積の低減量を大きくすることで、インクの劣化抑制とインクの補給頻度との調和を図ることができ、インク劣化を抑制しつつ、より作業性に優れたインクジェットプリンタとすることができる。
このようなインク使用量とプリントモードとに基づく内容積調整部材の容積量の判断は、例えば、プリントモード毎に、インク使用量と内容積調整部材の容積量との対応関係を規定したテーブルを用意して予め記憶手段に記憶させておき、内容積調整部材の容積量を判断する際、低減容積量判断手段がこのテーブルを参照することによって判断を行うようにすると、簡単且つ迅速な判断を行うことができる。
更に、本発明において、低減容積量判断手段による判断結果は、内容積調整部材の容積量に加えて、内容積調整部材をインクタンク内に配置する際の配置高さの情報を含むことも好ましい。
内容積調整部材のインクタンク内の配置高さを異ならせることにより、内容積調整部材のインクへの浸漬度合い(沈み度合い)を調整することができる。従って、同じ容積量の内容積調整部材を使用しても、インクへの浸漬度合いを調整することで、インクタンク内の液面位置を微調整することができ、インクタンク内に貯留されるインク量をよりきめ細かに調整することができる。
内容積調整部材のインクタンク内の配置高さの調整は、例えば、インクタンク内に内容積調整部材自体又は内容積調整部材を支持する支持部材を保持するための保持部を、高さを異ならせて複数段設けておき、内容積調整部材又は支持部材を保持すべき保持部の高さ位置の情報として表示することができる。
内容積調整部材は、オペレータによってインクタンク内への配置及びインクタンク内からの取り出しが容易であって、インク中に浸漬可能なものである。このような内容積調整部材は、例えば、予め定められた容積を有するブロック状部材によって構成することができる。ブロック状部材が内部に配置されたインクタンクは、そのブロック状部材の数に応じて内容積が減少する。従って、この場合、低減容積量判断手段において判断される内容積調整部材の容積量は、このブロック状部材の数として判断され、表示部においてこのブロック状部材の数が表示される。
ブロック状部材の材質は、インクと直に接触するため、インクに対して影響を及ぼさず、また、インクによって腐食等を起こさないものであれば特に問わないが、例えばステンレス等の金属材の他、ポリプロピレン等の樹脂材であってもよい。特に軽量で低コストであり、耐インク性にも優れる点でポリプロピレンが好ましい。
ブロック状部材の形状は特に問わず、例えば円柱状、角柱状、球状、円錐状、角錐状、ボトル状等が挙げられる。
ブロック状部材の容積は1種類に限らず、容積の異なる複数種のブロック状部材を用いることも好ましい。これにより、より細かな内容積の調整が可能となる。
また、内容積調整部材は、容積が調整可能な袋状容器とすることもできる。袋状容器が内部に配置されたインクタンクは、その袋状容器の調整された容積に応じて内容積が減少する。従って、この場合、低減容積量判断手段において判断される内容積調整部材の容積量は、この袋状容器の容積の調整量として判断され、表示部においてこの調整量が表示される。このような袋状容器は、容積を微調整可能であるため、インクタンクの内容積をよりきめ細かに低減させることが可能である。
容積が調整可能な袋状容器としては、例えばゴム等の弾性部材や可撓性樹脂等の伸縮部材によって袋状(風船状)に形成された容器、伸縮可能な蛇腹状に形成された容器等が挙げられる。容積の調整は、袋状容器の内部に、空気や不活性ガス等の気体を注入したり、水、オイル等の液体を注入したり、ガラスビーズ、金属球等の微小球状体や砂等を充填したりすることによって行うことができる。内部の充填物の比重がインクよりも軽い場合は、袋状容器に錘を設けてインク中に沈めることができるようにすることが好ましい。
これらブロック状部材の必要数又は袋状容器の容積の調整量の判断は、例えば、算出されたインク使用量とブロック状部材の数又は袋状容器の容積の調整量との対応関係を規定したテーブルを用意して予め記憶手段に記憶させておき、低減容積量判断手段がこのテーブルを参照することによって判断を行うようにすると、簡単且つ迅速な判断を行うことができる。
以上説明したインク使用量算出手段、低減容積量判断手段及び表示手段は、インクジェットプリンタが、記録ヘッドを搭載したプリンタ本体とインクタンクを搭載してプリンタ本体の記録ヘッドへインク供給を行うためのインク供給装置とに分離して構成されている場合は、インク供給装置に設けられることもできる。
本発明は、画像データが、記録媒体に対して同一絵柄を繰り返し描画する画像データである場合に特に好ましく適用することができる。
図2は、本発明に係るインクジェットプリンタにおいて、内容積調整部材の容積量を算出するための主要構成部分のブロック図であり、図3は、本発明に係るインクジェットプリンタの動作を説明するフロー図である。これらを用いて本発明に係るインクジェットプリンタの動作の一例を説明する。
以下の動作は、インクタンクにインクが貯留されていない初期状態で開始される。また、ここでは、インクジェットプリンタは、8色のインク(灰色、青色、ピンク色、オレンジ色、黒色、水色、赤色、黄色)をそれぞれ貯留するための8つのインクタンクを備えるものとして説明する。各インクタンクの内容量は5000ccであるものとする。
図2において、201は画像メモリ、202は演算部、203は表示部である。画像メモリ201は、描画すべき画像データを取り込んで一旦格納する。演算部202は、画像データ分析部204と低減容積量判断部205と記憶部206とを有している。演算部202による演算結果は、表示部203に送られ、オペレータに対して表示される。
まず、インクジェットプリンタに画像データが取り込まれると、画像データは画像メモリ201に格納される(S1)。演算部202は、画像メモリ201に格納された画像データを読み出し、必要に応じてデータの並べ替えを行い、画像データ分析部204においてその画像データを8色のインク色種毎のデータに分ける画像分析を行う(S2)。
次いで、画像データ分析部204は、その8色のインク色種毎の画像データから、インク色種毎のインク使用量を算出する(S3)。本実施形態では、画像データ分析部204は、インク色種毎のインク使用量を、単位時間当たりの使用量(cc/min)として算出している。ここでは、灰色:3cc/min(37.5%)、青色:0.5cc/min(6.25%)、ピンク色:0.1cc/min(1.25%)、オレンジ色:0.3cc/min(3.75%)、黒色:8cc/min(100%)、水色:0.5cc/min(6.25%)、赤色:0.5cc/min(6.25%)、黄色:0.3cc/min(3.75%)であるものとする。括弧内の値は、最もインク使用量の大きいインク色種(黒色)に対するインク使用量の比率である。
この算出結果は低減容積量判断部205に送られる。低減容積量判断部205は、画像データ分析部204によって算出されたインク色種毎のインク使用量の算出結果に基づいて、インク色種毎のインクタンク内に配置すべき内容積調整部材の容積量を判断する(S4)。
ここでは、内容積調整部材として、予め定められた容積を有するブロック状部材を用いるものとする。1つのブロック状部材の容積は500ccである。そのブロック状部材の容積のデータは演算部202内の記憶部206に予め記憶されている。低減容積量判断部205は、画像データ分析部204から算出結果が送られると、各インクタンク内の減少させるべき容積と記憶部206に記憶された1つのブロック状部材の容積のデータとから、インクタンク毎にブロック状部材の必要数を判断する。本実施形態では、最もインク使用量の大きいインク色種(黒色)に対するインク使用量の比率に応じて、満タン時の各インクタンク内の液面がほぼ同程度の位置となるように、インクタンク毎にブロック状部材の必要数を判断している。
ここで、記憶部206には、図4に例示されるように、画像データ分析部204によって算出される単位時間当たりのインク使用量(cc/min)と、1つのブロック状部材の容積のデータに基づくブロック状部材必要数(個)との対応関係を規定したテーブル206aが予め記憶されている。低減容積量判断部205は、画像データ分析部204から算出結果が送られると、記憶部206に記憶されているこのようなテーブル206aを参照することにより、インクタンク毎にブロック状部材の必要数を求め、その結果を表示部203に表示させる(S5)。
図5は、表示部203の表示の一例を示している。この表示部203は液晶表示パネルによって構成された例を示しているが、インク色種又はインクタンクを特定できると共にブロック状部材数を表示可能であれば、液晶表示パネルに限定されない。表示部203内には、インク色種毎の表示枠203a〜203hが設けられ、各表示枠203a〜203h内に、ブロック状部材の必要数がバー2031の本数によって表示されている。ブロック状部材の必要数は、このようなバー2031の本数によるものに限らず、必要数を数字によって直接表示してもよい。また、内容積調整部材が容積を調整可能な袋状容器である場合は、調整すべき容積(例えばcc)の数値を直接表示し、オペレータがその数値に基づいて袋状容器の容積を調整すればよい。
オペレータは、この表示部203の表示結果を基に、各インクタンク内に表示部203に指示された通りの数のブロック状部材を配置すれば、描画される画像データのインク使用量に応じた各インクタンクの内容積を容易に調整することができ、各インクタンク内にインク使用量に応じた適量のインクを貯留させることができる。
図6に示すように、インクジェットプリンタが、プリントモードを高解像度/低解像度のいずれかに選択するプリントモード選択部207を有する場合、演算部202は、低減容積量判断部205において、このプリントモード選択部207によって選択されたプリントモードを考慮してブロック状部材の必要数が判断される。
この場合、記憶部206には、図7に例示されるように、ブロック状部材の必要数が、高解像度モードと低解像度モードとで異なるように規定されたテーブル206bを用意しておき、これを参照することによって、プリントモード選択部207によって選択されたプリントモードに対応するブロック状部材数を求めることができる。
次に、本発明において好ましいインクジェットプリンタの具体例を図面を用いて説明する。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、図8に示すように、プリンタ本体2と、このプリンタ本体2に対してインクを供給するインク供給装置3とを備えている。
プリンタ本体2は、図示しない記録媒体を搬送する搬送手段である無端状の搬送ベルト21と、この搬送ベルト21の上方に配設されるキャリッジ22とを備えている。キャリッジ22には、複数種のインク色種の各インクを吐出する複数の記録ヘッド(図示せず)が搭載されている。ここでは、8色のインク(灰色、青色、ピンク色、オレンジ色、黒色、水色、赤色、黄色)と、これに対応する8個の記録ヘッドを有し、各色のインクが、これに対応する各記録ヘッドから吐出されるように構成されている。
このプリンタ本体2は、キャリッジ22を搬送ベルト21の搬送方向と直交する方向へ走査させつつ、各記録ヘッドのノズルから搬送ベルト21上の記録媒体に対し各色のインクを吐出させることにより、該記録媒体上に画像データに基づいた所定の画像を記録するように構成されている。
インク供給装置3は、プリンタ本体2で消費されるインク量に対して十分に多い量のインクを貯留すると共に、プリンタ本体2の各記録ヘッドに対し、対応する色のインクを供給するものであり、図9に示すように、ここでは8色のインクに対応して8個のインクタンクユニット30が配設されている。図中、300fは、4つのインクタンクユニット30毎に、その上方を開閉可能に覆う開閉蓋、300dは、開閉蓋300fに設けられ、各インクタンクユニット30に繋がる開口部をそれぞれ開閉可能に覆う蓋板、307はブロック状部材数の情報を含む各種情報の表示を行う表示手段である液晶表示パネルである。
次に、各インクタンクユニット30の詳細について説明する。各インクタンクユニット30は同一構成であるため、一つのインクタンクユニット30について説明する。
インクタンクユニット30は、図10に示すように、インクタンク300と、インク受け部301と、インク導入管302と、第1の液面センサ303と、第2の液面センサ304と、第3の液面センサ305を備えている。
インクタンク300は、略円筒状に形成されたタンク本体300aと、該タンク本体300aの上面を開閉可能に被蓋する蓋部300bと、この蓋部300bに対して上方に延びるように固定された筒部300cと、該筒部300cの上面を覆う蓋板300dとを有して構成されている。タンク本体300aは、インクを貯留する大容量の貯留槽であり、本実施形態においては5000ccのインクが貯留可能な大きさに形成されている。
蓋部300bには、筒部300cの内側に、該筒部300cの内径よりも小径な円形の開口部300eが形成されている。この開口部300e近傍と筒部300cの内側とで、蓋部300bの入口部分が構成され、当該入口部分を通じてインクタンク300のタンク本体300a内にインクが補給されるように構成される。
筒部300cの上方に配設される蓋板300dは、一方の端部が開閉蓋300fに軸支され、その回動によって筒部300cの上部を開閉できるように構成されている。
開閉蓋300fは、本実施形態では4つのインクタンクユニット30毎に1枚設けられている。各開閉蓋300fは、その一方の端部がインク供給装置3の筐体に開閉可能に軸支されており、開放されたとき、4つの各インクタンクユニット30の筒部300cを露出させ、閉じられたとき、4つの各インクタンクユニット30の筒部300cの上面を各蓋板300dによって密閉させるようになっている。
インク受け部301は、上方に開口するインク受け口301aと、下方でインク導入管302と連通する連通口301bとが滑らかに連結された漏斗状に形成されている。このインク受け部301は、蓋部300bの入口部分を塞ぐように該蓋部300bに設けられ、インクタンク300へ補給されるインクを必ず受けるようになっている。
インク受け部301は、インク受け口301aと連通口301bとの中間部分に、インクを補給する際にインクタンク300の内部への異物の混入を防止するフィルタ301cが、連通口301bを覆うように交換可能に載置されている。
インク導入管302は、インク受け部301とインクタンク300の内部とを連通する樹脂製の直管であり、連通口301bから下方へ延在するようにインク受け部301に固定されている。このインク導入管302は、補給されるインクをインク受け部301からインクタンク300のタンク本体300a内部へ導くものである。
第1の液面センサ303、第2の液面センサ304及び第3の液面センサ305は、インクタンク300のタンク本体300a内部で上下方向に延在するセンサ固定軸306に対し、上から第1の液面センサ303、第2の液面センサ304及び第3の液面センサ305の順となるように、それぞれ異なる高さに固定されたフロートセンサである。最も高い位置にある第1の液面センサ303は、インクタンク300内に貯留されるインクの液面の上限位置(満タン位置)を検知するためのセンサであり、第2の液面センサ304は、タンク本体300aの底面から高さH1の位置に配設され、第3の液面センサ305は、タンク本体300aの底面から高さH2の位置に配設されており、インクタンク300に貯留されるインクの液面が、H1よりも低くなる状態及びH2よりも低くなる状態をそれぞれ検知する。本実施形態においては、H1=73mm、H2=33mmに設定されている。
第1の液面センサ303は、インクタンク300にインクが上限位置まで注入又は補給されたことを検知すると、液晶表示パネル307に、例えば緑色の点灯表示等を行うことにより、当該インクタンク300内に所定高さ位置までインクが満たされたことをオペレータに報知する。また、第2の液面センサ304は、インクタンク300に貯留されているインクの液面がH1よりも低くなったことを検知すると、液晶表示パネル307に、例えば当該インクタンク300に対応するインク色種情報の点滅表示等を行うことにより、当該インク色種のインク量が少なくなってきており、インク補給が必要な状態であることをオペレータに警告する。更に、第3の液面センサ305は、インクタンク300に貯留されているインクの液面がH2よりも低くなったことを検知すると、液晶表示パネル307に、例えば赤色の点灯表示等を行うことにより、当該インクタンク300内のインクがなくなったことをオペレータに警告する。通常、第3の液面センサ305が液面高さH2よりも低くなったことを検知した場合、プリント不能状態であると判断され、プリント動作は停止される。従って、インクタンク300へのインクの補給は、第2の液面センサ304が液面高さH1を検知した後であって、第3の液面センサ305が液面高さH2を検知するまでの間にオペレータによって行われる。
これらセンサを固定しているセンサ固定軸306の上端は、蓋部300bに固定されている。
なお、第1の液面センサ303、第2の液面センサ304及び第3の液面センサ305は、インクタンク300に貯留されるインクの液面高さを検知可能であれば、何らフロートセンサに限定されない。
図10において、308はインク供給管である。インク供給管308は、蓋部300bを貫通してタンク本体300aの底面に向けて延在する直管であり、下端は、該タンク本体300aの底面付近において、第3の液面センサ305が検知可能な液面高さH2よりも下位となるように配置されている。インク供給管308の上端は蓋部300bに固定され、更に図示しない供給ポンプを介してプリンタ本体2における対応する記録ヘッドへインク供給可能につながっている。
また、図10において、309はタンク本体300a内にブロック状部材が配設される際に、該ブロック状部材を保持するための保持用段部であり、タンク本体300aの内壁面の所定の高さ位置に突設されている。
本実施形態において、蓋部300bは、タンク本体300a内に後述するブロック状部材を配設するために、タンク本体300aの上面を大きく開口させるべく着脱可能に設けられている。この蓋部300bがタンク本体300aの上面から取り外された際、センサ固定軸306、第1の液面センサ303、第2の液面センサ304及びインク供給管308も、蓋部300bと一体となってタンク本体300aから取り外される。また、蓋部300bが再びタンク本体300aの上面に取り付けられると、第1の液面センサ303、第2の液面センサ304及びインク供給管308の下端は、タンク本体300aの底面から予め規定された所定の高さ位置に配置される。
かかるインク供給装置3のインクタンク300にインクを補給する場合は、図11に示すように、インク補給を要するインクタンク300の蓋板300dを開けて筒部300cの上部を開放した状態とし、補給用のインクが入ったインクパック4から延びる蛇腹ホース41の先端を筒部300cの内部へ挿入してインクを注ぎ込むことによって行う。インクは、インクパック4内に封入されている状態では劣化が生じることはないが、このように蛇腹ホース41を用いてインクタンク300に補給される際に外気と接触し、インクタンク300内に貯留される期間が長くなるにつれて劣化が進行してしまう。
次に、内容積調整部材の一例であるブロック状部材の具体例について、図12、図13を用いて説明する。
ブロック状部材5は、インクタンク300のタンク本体300aの内容積よりも十分に小さく、予め容積が規定された部材であり、本実施形態ではブロック本体51、首部52、取り付け用頭部53を有し、これら全体で500ccの容積となるように構成されている。
ブロック本体51は、ブロック状部材5の大部分を占める部分であり、本実施形態ではステンレスを用いて円柱状に形成されている。首部52は、ブロック本体51の上端部に、該ブロック本体51よりも小径となるように一体に設けられており、その外周には雄螺子が形成されている。取り付け用頭部53は、内部に首部52の先端及び外周を覆うための凹部が形成され、該凹部の内周に首部52の雄螺子と螺合可能な雌螺子が形成されている。
かかるブロック状部材5は、インク色種毎に、必要数がオペレータの手によってインクタンク300のタンク本体300a内に配置され、インクに浸漬されるものである。本実施形態では、このブロック状部材5のインクタンク300内への配置の便宜のために、支持板6が用意されている。
支持板6は、外径がタンク本体300aの内径よりもやや小径な円板状に形成されており、複数のブロック取り付け穴6aを有している。本実施形態では4つのブロック取り付け穴6aが示されているが、その数はブロック状部材5の大きさに応じて適宜増減可能である。各ブロック取り付け穴6aは、ブロック状部材5の首部52を挿通可能であるが、ブロック本体51及び取り付け用頭部53を挿通不能な大きさに形成されている。
ブロック状部材5を支持板6に取り付ける場合は、首部52を支持板6の下面側からブロック取り付け穴6aに挿通させて支持板6の上面に突出させ、その突出した首部52に支持板6の上面側から取り付け用頭部53を螺合させる。これにより、ブロック状部材5は、ブロック本体51と取り付け用頭部53との間で支持板6を挟着することによって該支持板6に吊り下げられた状態で支持される。これにより、一枚の支持板6で複数のブロック状部材5を一度に取り扱うことができ、また、タンク本体300a内の保持用段部309への配置作業も容易となって作業性に優れる。
この支持板6は、タンク本体300a内の保持用段部309に配置された際に、インク導入管302に対応する中央部に、該インク導入管302を挿通させるための挿通穴61と、この挿通穴61よりもやや外周寄りのインク供給管308に対応する位置に、該インク供給管308を挿通させるための挿通穴62とを有していると共に、センサ固定軸306に対応する位置の支持板6の外周の一部が略V字状に切り欠かれ、該センサ固定軸306とこれに取り付けられている第1の液面センサ303及び第2の液面センサ304を挿通させるための挿通部63を有している。
前述したように、演算部202によって求められたブロック状部材の必要数は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1におけるインク供給装置3の液晶表示パネル307に表示される。オペレータは、この表示に基づいて、各インクタンク300に対して支持板6に必要数のブロック状部材5を取り付ける。
必要数のブロック状部材5が取り付けられた支持板6は、オペレータによって、図13に示すように、インクタンク300のタンク本体300a内の保持用段部309に載置されることによって配置される。これにより、インクタンク300の内容積は、ブロック状部材5の数に応じて減少する。
ブロック状部材5がインクよりも比重の小さいポリプロピレン等の樹脂によって中空状に形成されている場合は、ブロック状部材5をインク中に沈ませた状態に設置しておくことができるように、支持板6がタンク本体300a内の保持用段部309に対して着脱可能な適宜の固定手段を用いて固定される。
なお、保持用段部309の高さ位置は、本実施形態においては、支持板6が載置された際にブロック状部材5の各底部がタンク本体300aの底面に当接するように設定されている。
本実施形態のようにプリンタ本体2とインク供給装置3とが分離して構成されたインクジェットプリンタ1の場合、図2及び図6に示した演算部202及び表示部203は、プリンタ本体2、インク供給装置3のいずれに設けられていてもよい。また、インクジェットプリンタ1が、これらプリンタ本体2及びインク供給装置3の動作を制御するための外部PC(パーソナルコンピュータ)を有している場合、演算部202及び表示部203はこの外部PCに設けられていてもよい。
また、本発明に係るインクジェットプリンタは、このようにプリンタ本体2とインク供給装置3とが分離して構成されたインクジェットプリンタ1に限らず、両者が一体化されたものであってもよい。
1:インクジェットプリンタ
2:プリンタ本体
3:インク供給装置
30:インクタンクユニット
300:インクタンク
300a:タンク本体
300b:蓋部
300c:筒部
300d:蓋板
300e:開口部
300f:開閉蓋
301:インク受け部
301a:インク受け口
301b:連通口
301c:フィルタ
302:インク導入管
303:第1の液面センサ
304:第2の液面センサ
305:第3の液面センサ
306:センサ固定軸
307:液晶表示パネル
308:インク供給管
309:保持用段部
4:インクパック
41:蛇腹ホース
5:ブロック状部材
51:ブロック本体
52:首部
53:取り付け用頭部
6:支持板
6a:ブロック取り付け穴
61、62:挿通穴
63:挿通部
201:画像メモリ
202:演算部
203:表示部
203a〜203h:表示枠
2031:バー
204:画像データ分析部
205:低減容積量判断部
206:記憶部
206a〜206c:テーブル
207:プリントモード選択部

Claims (16)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給するためのインクを貯留し、該インクを補給するための補給口を有するインクタンクと、前記インクタンク内のインク量を検知するインク量検知手段と、前記インクタンク内のインクを前記記録ヘッドへ供給するインク供給手段とを有し、画像データに基づいて前記記録ヘッドからインクを吐出することにより描画を行うと共に、前記インク量検知手段がインク補給が必要な量となったことを検知した場合に、前記インクタンクにインクを補給するように警告を発するインクジェットプリンタにおいて、
    取り込まれた前記画像データからインク使用量を算出するインク使用量算出手段と、
    前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、前記インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する低減容積量判断手段と、
    前記低減容積量判断手段の判断結果を表示する表示手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量と前記インクタンクの内容積との関係から、前記インクタンクの内容積をインク劣化が生じない内容積に低減させるために該インクタンク内に配置させるべき前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記インクタンクは、複数のインク色種毎に設けられ、
    前記インク使用量算出手段は、前記画像データからインク色種毎のインク使用量を算出し、
    前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量に基づいて、前記インクタンク毎に、該インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する前記インクタンク毎に、前記インクタンクの内容積を低減させるべき容積量を判断し、
    前記表示手段は、前記低減容積量判断手段の前記インク色種毎の判断結果を表示することを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量のうち、最もインク使用量の大きいインク色種を基準とし、該基準とされたインク色種のインク使用量に対する他のインク色種のインク使用量の比率に応じて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタ。
  5. 描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードを選択するモード選択手段を有し、
    前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量と、前記モード選択手段により選択されたプリントモードとに基づいて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記低減容積量判断手段による判断結果は、前記内容積調整部材の容積量に加えて、前記内容積調整部材の前記インクタンク内の配置高さの情報を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記内容積調整部材は、予め定められた容積を有するブロック状部材であり、
    前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記ブロック状部材の数であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記内容積調整部材は、容積が調整可能な袋状容器であり、
    前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記袋状容器の容積の調整量であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  9. インクを吐出する記録ヘッドへ供給するためのインクを貯留し、該インクを補給するための補給口を有するインクタンクと、前記インクタンク内のインク量を検知するインク量検知手段と、前記インクタンク内のインクを前記記録ヘッドへ供給するインク供給手段とを有し、前記インク量検知手段がインク補給が必要な量となったことを検知した場合に、前記インクタンクにインクを補給するように警告を発するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
    描画すべき画像データからインク使用量を算出するインク使用量算出手段と、
    前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量に基づいて、前記インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する低減容積量判断手段と、
    前記低減容積量判断手段の判断結果を表示する表示手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  10. 前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量と前記インクタンクの内容積との関係から、前記インクタンクの内容積をインク劣化が生じない内容積に低減させるために該インクタンク内に配置させるべき前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  11. 前記インクタンクは、複数のインク色種毎に設けられ、
    前記インク使用量算出手段は、前記画像データからインク色種毎のインク使用量を算出し、
    前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量に基づいて、前記インクタンク毎に、該インクタンクの内容積を低減させるために該インクタンク内に配置させるべき内容積調整部材の容積量を判断する前記インクタンク毎に、前記インクタンクの内容積を低減させるべき容積量を判断し、
    前記表示手段は、前記低減容積量判断手段の前記インク色種毎の判断結果を表示することを特徴とする請求項9又は10記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  12. 前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク色種毎のインク使用量のうち、最もインク使用量の大きいインク色種を基準とし、該基準とされたインク色種のインク使用量に対する他のインク色種のインク使用量の比率に応じて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9、10又は11記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  13. 描画時の解像度がそれぞれ異なるプリントモードを選択するモード選択手段を有し、
    前記低減容積量判断手段は、前記インク使用量算出手段によって算出されたインク使用量と、前記モード選択手段により選択されたプリントモードとに基づいて、前記内容積調整部材の容積量を判断することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  14. 前記低減容積量判断手段による判断結果は、前記内容積調整部材の容積量に加えて、前記内容積調整部材の前記インクタンク内の配置高さの情報を含むことを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  15. 前記内容積調整部材は、予め定められた容積を有するブロック状部材であり、
    前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記ブロック状部材の数であることを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  16. 前記内容積調整部材は、容積が調整可能な袋状容器であり、
    前記低減容積量判断手段において判断される前記内容積調整部材の容積量は、前記袋状容器の容積の調整量であることを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。

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