JP2011134392A - 情報処理装置および情報処理装置におけるデータ書き込み制御方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置におけるデータ書き込み制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】振動や衝撃を検知した際に実行中のデータアクセスを、より適切に制御することを実現した情報処理装置を提供する。
【解決手段】デバイスドライバ150のセンサ部151は、3Dセンサ25が振動または衝撃を検知した際に出力する検出信号をBIOS17を介して取得する。フィルタ部152は、センサ部151によって取得された検出信号が示す感度レベルに基づき、(1)モータを停止させ、(2)モータの回転数を低下させると共に、データの書き込み直後、データが正しく書き込まれたかを検証し、正しく書き込まれていなければ、当該データの書き込みを再実行し、または、(3)モータの回転数を低下させる、ように、振動または衝撃が3Dセンサ25によって検知された場合におけるODD20に対するデータの書き込みを段階的に駆動制御する。
【選択図】図3

Description

この発明は、ODD(optical disc drive)やHDD(hard disk drive)等の外部記憶装置を搭載するノートPC(personal computer)等に好適なデータ書き込み制御技術に関する。
近年、バッテリ駆動可能で携行容易なノートPCが広く普及している。ノートPCの多くは、起動ディスクとしてHDDを搭載し、また、DVD(digital versatile disc)やCD(Compact Disc)等を利用するためのODDを搭載する。
HDDおよびODDは、記憶メディアをモータで回転させ、アクチュエータのヘッドによって記憶メディアにデータを読み書きする機構を持つ。そのため、振動や衝撃に対処するための仕組みが、これまでも種々提案されている(例えば特許文献1等参照)。
特開2003−109226号公報
ところで、特許文献1で開示される光ディスク装置をはじめ、振動や衝撃に対処するためのこれまでの仕組みは、ある1つのしきい値を持ち、このしきい値を越える振動や衝撃を検知した場合に、所定の処置を施すというものであった。つまり、所定の処置を施すか否かの2値的な制御が行われていた。
このようなことから、例えば、複数種類の処置法を、検出した振動または衝撃の大きさに応じて使い分け、または、組み合わせる等により、特に、(振動や衝撃に弱い)記憶メディアに対するデータの書き込みについて、性能と信頼性とのバランスをより細かく考慮することが要求されている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、振動や衝撃を検知した際に実行中のデータアクセスを、より適切に制御することを実現した情報処理装置およびデータ書き込み制御方法を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、この発明の情報処理装置は、記憶メディアに対するデータの書き込みおよび前記記憶メディアからのデータの読み出しを実行する、可能部を備えたメディアドライブと、振動または衝撃を検知するためのセンサと、前記記憶メディアに対するデータの書き込みが前記メディアドライブによって実行されている間に前記センサによって振動または衝撃が検知された場合に、その検知された振動または衝撃の大きさに応じて、(1)前記記憶メディアの回転を停止させ、(2)前記記憶メディアの回転速度を低下させると共に、データが前記記憶メディアに正しく書き込まれたか否かを検証し、正しく書き込まれていなければ、前記記憶メディアに対するデータの書き込みを再実行させ、または、(3)前記記憶メディアの回転速度を低下させる、ように、前記メディアドライブを段階的に駆動制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
この発明によれば、振動や衝撃を検知した際に実行中のデータアクセスを、より適切に制御することが実現される。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の外観を示す図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示す図。 同実施形態の情報処理装置における、3Dセンサの検出結果に基づきODDに対するデータの書き込みを制御する仕組みに関する機能ブロックを示す図。 同実施形態の情報処理装置が3Dセンサの検出結果に基づきODDに対するデータの書き込みを制御する手順を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置が備える、しきい値として適用する感度レベルを自動的に調整する機能を説明するための概念図。 同実施形態の情報処理装置が3Dセンサの検出結果に基づきODDに対するデータの書き込みを制御するためのしきい値として適用する振動または衝撃の感度レベルを自動調整する手順を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る情報処理装置の外観を示す図である。本実施形態の情報処理装置1は、例えばノートPCとして実現されている。
図1に示すように、本情報処理装置1は、本体1aと、ディスプレイユニット1bとから構成される。ディスプレイユニット1bには、LCD(Liquid Crystal Display)2が組み込まれている。
ディスプレイユニット1bは、本体1aに対し、本体1aの上面が露出される開放位置と本体1aの上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。本体1aは薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード3、タッチパッド4、マウスボタン5、スピーカ6等が配置されている。本体1aには、外部記憶装置の1つとして、ODD20が内蔵され、右側面に、当該ODD20のトレイ排出口が設けられている。
図2は、本情報処理装置1のシステム構成を示す図である。図2に示すように、本情報処理装置1は、CPU(central processing unit)11、MCH(memory controller hub)12、主メモリ13、ICH(i/o controller hub)14、GPU(graphics processing unit:表示コントローラ)15、ビデオメモリ(VRAM)15A、サウンドコントローラ16、BIOS(basic input/output system)−ROM(read only memory)17、LAN(local area network)コントローラ18、HDD19、ODD20、無線LANコントローラ21、USB(universal serial bus)22、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)23、EC/KBC(embedded controller/keyBoard controller)24、3Dセンサ25等を備えている。
CPU11は、本情報処理装置1の動作を制御するプロセッサであり、HDD19やODD20から主メモリ13にロードされる各種プログラムを実行する。このCPU11によって実行される各種プログラムの中には、リソース管理を司るOS100や、当該OS100の配下で動作する各種アプリケーションプログラム200等が存在する。CPU11は、BIOS−ROM17に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。以下では、BIOS−ROM17に格納されたBIOS自体をBIOS17と記載することがある。また、本情報処理装置1では、BIOS17とは別に、ハードウェアであるODD20をソフトウェアから利用できるようにするためのODD用デバイスドライバ150が動作する。
MCH12は、CPU11とICH14との間を接続するブリッジとして動作すると共に、主メモリ13をアクセス制御するメモリコントローラとして動作する。また、MCH12は、GPU15との通信を実行する機能を有している。
GPU15は、ディスプレイユニット1bに組み込まれたLCD2を制御する表示コントローラである。GPU15は、ビデオメモリであるVRAM15Aを有し、また、各種プログラムが表示しようとする画像をCPU11に代わって描画するアクセラレータを搭載する。
ICH14は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスおよびLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。ICH14は、HDD19およびODD20を制御するためのIDE(Integrated Device Electronics)コントローラを内蔵する。また、ICH14は、サウンドコントローラ16やLANコントローラ18との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ16は音源デバイスであり、各種プログラムが再生対象とするオーディオデータをスピーカ6等に出力する。
LANコントローラ18は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスである。一方、無線LANコントローラ21は、例えばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。また、USBコントローラ22は、例えばUSB 2.0規格のシリアルバスを介して外部機器との通信を実行する。
EEPROM23は、例えば本情報処理装置1の識別情報などを格納するためのメモリデバイスである。EC/KBC24は、電力管理を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード3、タッチパッド4、マウスボタン5等の操作によるデータ入力を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップMPU(Micro Processing Unit)である。そして、3Dセンサ25は、本情報処理装置1の振動や衝撃を検知するための加速度センサである。3Dセンサ25が出力する検出信号は、EC/KBC24に供給される。
次に、図2に示したシステム構成を有する本情報処理装置1が、ODD20に対するデータの書き込みを実行中に3Dセンサ25が振動または衝撃を検知した場合の動作原理について説明する。
図3は、本情報処理装置1における、3Dセンサ25の検出結果に基づきODD20に対するデータの書き込みを制御する仕組みに関する機能ブロックを示す図である。
各種アプリケーションプログラム200がODD20へのデータの書き込みまたはODD20からのデータの読み出しを行うためのコマンドを発行すると、OS100が、デバイスドライバ150を介してODD20を駆動制御して、当該データの書き込みまたはデータの読み出しを実行する。OS100とODD20との間に介在するデバイスドライバ150は、センサ部151およびフィルタ部152を有する。
3Dセンサ25から出力された検出信号は、前述したように、EC/KBC24に供給される。3Dセンサ25からの検出信号を受けたEC/KBC24は、この検出信号を数値化して内蔵レジスタに格納すると共に割り込み信号を発生させ、(実行中の処理を中断させて)BIOS17をCPU11に実行させる。実行中であった処理に代って実行されたBIOS17は、EC/KBC24の内蔵レジスタを参照することにより、3Dセンサ25が振動または衝撃を検知したことを認識し、内蔵レジスタに格納された(数値化された)検出信号をデバイスドライバ150に転送する。センサ部151は、BIOS17から検出信号を取得するためのモジュールである。
一方、フィルタ部152は、センサ部151によって取得される3Dセンサの出力信号に基づき、ODD20に対するデータの書き込みを制御するためのモジュールであり、以下、このセンサ部151とフィルタ部152との協働によって実現される、デバイスドライバ150による(3Dセンサ25の検出結果に基づく)ODD20に対するデータの書き込み制御について詳述する。
ここでは、3Dセンサ25によって検知された振動または衝撃の感度レベルを1〜4の4段階に段階分けするものとする。なお、感度レベルは、その値が大きい程、検知された振動または衝撃が大きいことを示す。
3Dセンサ25が振動または衝撃を検知していない場合、つまり、センサ部151によって3Dセンサ25の検出信号が取得されていない場合、フィルタ部152は、OS100からの書き込み命令に応じたODD20に対するデータの書き込み処理を通常通りに実行する(スルーする)。
一方、OS100からの書き込み命令に応じて、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行しているとき(これから開始しようとしているときを含む)、感度レベル1〜2の検出信号がセンサ部151によって取得された場合、フィルタ部152は、記憶メディアを回転させるためのモータの回転数を低減させる指示をODD20に与えた上で、当該ODD20に対するデータの書き込み処理を継続する。より具体的には、感度レベル1の時よりも感度レベル2の時の方が低速となるように、ODD20のモータの回転数を段階的に制御する。これは、回転数が低い方が、(性能は低下させるものの)データ書き込みの信頼性がより高いことによる。
また、感度レベル3の検出信号がセンサ部151によって取得された場合、フィルタ部152は、まず、感度レベル2の場合と同程度までモータの回転数を低減させる指示をODDに与えた上で、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行する。そして、感度レベル3の場合、フィルタ部152は、さらに、このデータの書き込み処理終了直後、当該データの書き込みが正しく行われたか否かの検証を実施する。この検証は、例えばODD20からのデータの読み出し処理を実行し、読み出されたデータが、書き込み処理で書き込もうとしたデータと一致しているか否かを調べることによって実施する。もし、一致していなければ、フィルタ部152は、当該ODD20に対するデータの書き込み処理を再実行する。
また、感度レベル4の検出信号がセンサ部151によって取得された場合には、フィルタ部152は、ODD20に対するデータの書き込み処理を継続することは不可能であると判断し、当該書き込み処理を停止する。フィルタ部152は、この停止した書き込み処理を、検出信号が取得されない状態に移行するのを待機してから再開する。
このように、本情報処理装置1では、書き込みを停止するまでには至らない中程度の振動または衝撃に対して、その程度に応じて、記憶メディアの回転速度を段階的に低下させたり、データが正しく書き込まれたかを検証し、正しく書き込まれていなければ自動的に再書き込みを実行したりする等、性能と信頼性とのバランスをより細かく考慮した多段階の制御を実行する。
図4は、本情報処理装置1のデバイスドライバ150が3Dセンサ25の検出結果に基づきODD20に対するデータの書き込みを制御する手順を示すフローチャートである。
デバイスドライバ150は、3Dセンサ25が振動または衝撃を検知したか否かを監視し(ステップA1)、検知していたら(ステップA1のYES)、続いて、3Dセンサ25が出力した検出信号の感度レベルが4であるか否かを調べる(ステップA2)。感度レベルが4であった場合(ステップA2のYES)、デバイスドライバ150は、ODD20に対するデータの書き込み処理を停止する(ステップA3)。
感度レベルが4でなかった場合(ステップA2のNO)、デバイスドライバ150は、今度は、感度レベルが3であるか否かを調べる(ステップA4)。感度レベルが3であった場合(ステップA4のYES)、デバイスドライバ150は、まず、ODD20のモータの回転数を回転数2(回転数2<回転数1)まで低下させた上で、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行し、かつ、このデータが正しく書き込まれたかを調べる検証処理を実施する(ステップA5)。この検証処理で、データが正しく書き込まれていないことが判明した場合(ステップA6のYES)、デバイスドライバ150は、ステップA5に戻って、このデータの書き込み処理を再実行する。
また、感度レベルが3でなかった場合(ステップA4のNO)、デバイスドライバ150は、感度レベルが2であれば(ステップA7のYES)、ODD20のモータの回転数を回転数2まで低下させた上で、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行し(ステップA8)、感度レベルが1であれば(ステップA7のNO,A9のYES)、ODD20のモータの回転数を回転数1まで低下させた上で、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行する(ステップA10)。つまり、感度レベル2または3の場合、モータの回転数を低下させるのみで、データ書き込み後の検証は行わない。
以上の手順により、振動または衝撃に対し、性能と信頼性とのバランスを考慮しながらODD20に対するデータの書き込みを適切に制御することを実現する。
ところで、以上の説明では、ODD20に対するデータの書き込み処理を実行しているときに3Dセンサ25が振動または衝撃を検知した場合の制御を段階的に行うための前提として、当該3Dセンサ25によって検知された振動または衝撃の感度レベルを1〜4の4段階に分ける例を示した。次に、図5を参照して、この感度レベルを細かく設定し、OS100が、前述したデータ書き込み直後の検証の結果のフィードバックをデバイスドライバ150のフィルタ部152から受け取り、この結果を活用して、しきい値として適用する感度レベルを自動的に調整する例を説明する。
ここでは、図5に示すように、3Dセンサ25によって検知された振動または衝撃の感度レベルがn段階に分けられており、そのうちの隣接する4つの感度レベルを、何らかの処置を施すしきい値として適用するものとする。また、図5(A)に示すように、初期設定として、k,k+1,k+2,k+3の4つの感度レベルがそれぞれしきい値として適用されているものとする。
この初期状態にある場合、デバイスドライバ150は、感度レベルk+2の検出信号がセンサ部151によって取得されたときに、(ODD20のモータを回転数2まで低下させると共に)データ書き込み直後の検証を実施する。よって、OS100は、デバイスドライバ150のフィルタ部152から検証結果のフィードバックを受ける。
OS100は、感度レベル0〜nのそれぞれに対応するフラグ0〜nを管理し、フィードバックされた検証結果がエラーありであった場合、対応するフラグ(ここではフラグk+2)を立てる(オンする)と共に、しきい値として適用する感度レベルを1段ずつ引き下げるようにデバイスドライバ150のフィルタ部152に指示する(図5の(B))。つまり、それまでよりも小さい振動または衝撃で、何らかの処置が施されるように変更する。
一方、フィードバックされた検証結果がエラーなしであった場合、OS100は、1段上の感度レベルに対応するフラグ(ここではフラグk+3)を確認し、このフラグが立っていなければ、しきい値として適用する感度レベルを1段ずつ引き上げるようにデバイスドライバ150のフィルタ部152に指示する(図5の(C))。
例えば、図5の(B)の状態で、感度レベルk+1の振動または衝撃が検知されたことによって検証が行われ、その結果がエラーなしであった場合、OS100は、フラグk+2を確認することになる。この時、フラグk+2は立っているので、OS100は、感度レベルの引き上げを行わない。つまり、この場合、現状のODD20と情報処理装置1との組み合わせにおいては、図5の(B)に示すように感度レベルk−1〜k+2がしきい値として適用されることが最適であり、かつ、この最適な状態へと自動的に調整が図られることになる。
なお、図5の(C)の状態で、感度レベルk+3の振動または衝撃が検知されたことによって検証が行われ、その結果がエラーなしであった場合、フラグk+3が立った後、図5の(B)の状態に戻される。その後、感度レベルk+2の振動または衝撃が検知されたことによって検証が行われ、その結果がエラーなしであった場合であっても、1段上の感度レベルに対応するフラグk+3は立っているので、OS100は、感度レベルの引き上げを行わない。これにより、図5の(A)に示すように感度レベルk〜k+3がしきい値として適用される最適な状態へと自動的に調整が図られる。
図6は、本情報処理装置1のOS100が3Dセンサ25の検出結果に基づきODD20に対するデータの書き込みを制御するためのしきい値として適用する振動または衝撃の感度レベルを自動調整する手順を示すフローチャートである。
OS100は、デバイスドライバ150のフィルタ部152から検証結果のフィードバックを受け、その内容を確認する(ステップB1)。もし、検証結果がエラーありであった場合(ステップB2のYES)、OS100は、各制御の感度レベルをそれぞれ1段ずつ下げると共に(ステップB3)、エラーを発生させた感度レベルに対応するフラグをオンにする(ステップB4)。
一方、検証結果がエラーなしであった場合(ステップB2のNO)、OS100は、その感度レベルの1段上の感度レベルに対応するフラグを確認する(ステップB5)。そして、フラグがオンでなければ(ステップB6のNO)、OS100は、各制御の感度レベルをそれぞれ1段ずつ上げる(ステップB7)。なお、フラグがオンであれば(ステップB6のYES)、OS100は、各制御の感度レベルの引き上げを行わない。
このように、本情報処理装置1では、さらに、ユーザに意識させることなく、性能と信頼性とのバランスを考慮した最適化を図ることを実現する。
以上のように、本情報処理装置1によれば、振動や衝撃を検知した際に実行中のデータアクセスを、より適切に制御することが実現される。
なお、前述の説明では、3Dセンサ25が振動または衝撃を検知した場合におけるODD20に対するデータの書き込みの制御を例に説明したが、HDD19も、モータによって記憶メディア(HD)を回転させて、アクチュエータのヘッドによってデータを読み書きする構造を持つものであるので、当該HDD19に対して、前述したデータ書き込みの制御手法を適用することは当然に可能かつ有用である。
このように、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…情報処理装置、1a…本体、1b…ディスプレイユニット、2…LCD、3…キーボード、4…タッチパッド、5…マウスボタン、6…スピーカ、11…CPU、12…MCH、13…主メモリ、14…ICH、15A…ビデオメモリ、15…GPU、15A…VRAM、16…サウンドコントローラ、17…BIOS−ROM、18…LANコントローラ、19…HDD、20…ODD、21…無線LANコントローラ、22…USBコントローラ、23…EEPROM、24…EC/KBC、25…3Dセンサ、100…OS、150…ODD用デバイスドライバ、151…センサ部、152…フィルタ部、200…各種アプリケーションプログラム。

Claims (8)

  1. 記憶メディアに対するデータの書き込みおよび前記記憶メディアからのデータの読み出しを実行する、可動部を備えたメディアドライブと、
    振動または衝撃を検知するためのセンサと、
    前記記憶メディアに対するデータの書き込みが前記メディアドライブによって実行されている間に前記センサによって振動または衝撃が検知された場合に、その検知された振動または衝撃の大きさに応じて、(1)前記記憶メディアの回転を停止させ、(2)前記記憶メディアの回転速度を低下させると共に、データが前記記憶メディアに正しく書き込まれたか否かを検証し、正しく書き込まれていなければ、前記記憶メディアに対するデータの書き込みを再実行させ、または、(3)前記記憶メディアの回転速度を低下させる、ように、前記メディアドライブを段階的に駆動制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記データの書き込みに関する検証結果に基づき、前記メディアドライブを段階的に駆動制御するための基準値として各段階について設定する振動または衝撃の大きさを調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、さらに、前記センサによって検知された振動または衝撃の大きさに応じて、前記記憶メディアの回転速度を段階的に低下させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記メディアドライブは、光磁気ディスクに対するデータの書き込みおよび光磁気ディスクからのデータの読み出しを実行するODD(optical disc drive)であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記メディアドライブは、磁気ディスクに対するデータの書き込みおよび磁気ディスクからのデータの読み出しを実行するHDD(hard disc drive)であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 記憶メディアに対するデータの書き込みおよび前記記憶メディアからのデータの読み出しを実行する、可動部を有するメディアドライブを備えた情報処理装置におけるデータ書き込み制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    振動または衝撃を検知すること、
    前記記憶メディアに対するデータの書き込みが前記メディアドライブによって実行されている間に前記振動または衝撃の検知がなされた場合に、その検知された振動または衝撃の大きさに応じて、(1)前記記憶メディアの回転を停止させ、(2)前記記憶メディアの回転速度を低下させると共に、データが前記記憶メディアに正しく書き込まれたか否かを検証し、正しく書き込まれていなければ、前記記憶メディアに対するデータの書き込みを再実行させ、または、(3)前記記憶メディアの回転速度を低下させる、ように、前記メディアドライブを段階的に駆動制御すること、
    を具備することを特徴とするデータ書き込み制御方法。
  7. 前記メディアドライブを段階的に駆動制御することは、前記データの書き込みに関する検証結果に基づき、前記メディアドライブを段階的に駆動制御するための基準値として各段階について設定する振動または衝撃の大きさを調整することを含むことを特徴とする請求項6記載のデータ書き込み制御方法。
  8. 前記メディアドライブを段階的に駆動制御することは、前記センサによって検知された振動または衝撃の大きさに応じて、前記記憶メディアの回転速度を段階的に低下させることを含むことを特徴とする請求項6記載のデータ書き込み制御方法。
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