JP4791286B2 - ディスク装置および電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクや光磁気ディスク等のディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置、および情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備えた電子装置に関する。
近年、回転中に情報の書込みおよび読出しが行なわれる円盤状のハードディスクを停止自在に回転させてアクセスするハードディスク装置を搭載した、いわゆるノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)等の携帯機器が広く普及している。
図11は、従来の、ノートPCに搭載されたハードディスク装置の内部ブロック図である。
図11に示すハードディスク装置100には、回転中に情報の書込みおよび読出しが行なわれる複数枚の円盤状のハードディスク101が備えられている。また、このハードディスク装置100には、複数枚の円盤状のハードディスク101の表面に近接してハードディスク101をアクセスする複数のヘッドが配備されており、さらに、これら複数のヘッドに対応する複数のプリアンプ部からなるヘッド回路102が備えられている。このヘッド回路102は、ハードディスク101に対応して配備されたヘッドから読み出されるハードディスク101からの情報を表わす信号をプリアンプ部で増幅したり、ハードディスク101に情報を書き込むための信号をプリアンプ部をバッファにしてヘッドに供給する。
また、このハードディスク装置100には、ヘッド選択回路103と、記録/再生回路104と、シリアルパラレル変換回路105と、ディスク制御回路106と、インタフェース制御回路107と、バッファメモリ108とが備えられている。
ヘッド選択回路103は、選択したヘッドからの信号を記録/再生回路104に出力したり、選択したヘッドに向けて記録/再生回路104からの信号を出力する。
記録/再生回路104は、ヘッド選択回路103からの再生用のシリアル信号をシリアルパラレル変換回路105に出力したり、シリアルパラレル変換回路105からの、ハードディスク101への記録用のシリアル信号をヘッド選択回路103に出力する。
シリアルパラレル変換回路105は、ディスク制御回路106からのパラレル信号をシリアル信号に変換して記録/再生回路104に出力したり、記録/再生回路104からのシリアル信号をパラレル信号に変換する。
ディスク制御回路106は、シリアルパラレル変換回路105からのパラレル信号を入力し、入力されたパラレル信号を所定のバイト数よりなるセクタ単位に組み立てて誤り訂正処理等を行なった後、インタフェース制御回路107を経由して、このハードディスク装置100を搭載するノートPCに備えられたCPU200へ出力する。また、このディスク制御回路106は、インタフェース制御回路107を経由してCPU200から入力されたパラレル信号に符号化処理等を行なって、シリアルパラレル変換回路105に出力する。
インタフェース制御回路107は、CPU200からの命令に基づいてディスク制御回路106やバッファメモリ108を制御したり、ディスク制御回路106やバッファメモリ108からのパラレル信号をCPU200に転送したりする処理を行なう。
バッファメモリ108は、電源が切断された場合には内容が消去される揮発性のメモリであり、インタフェース制御回路107を経由してCPU200から入力されたパラレル信号を一時的に格納したり、ディスク制御回路106を経由してシリアルパラレル変換回路105から入力されたパラレル信号を一時的に格納する。
このようなハードディスク装置を搭載した携帯機器では、電源が投入されてからユーザが作業を行なうことができるユーザ作業環境になるまでに必要な起動時間の短縮化が求められている。このためには、携帯機器を制御するオペレーティングシステム(以下、OSと記述する)を高速に起動する必要がある。ここで、OSはハードディスク装置に記憶されており、従って携帯機器を高速に起動するためには、ハードディスク装置の起動時間の短縮化が重要である。しかし、ハードディスク装置では、電源が投入されてからハードディスクの回転が安定するまでに所定の時間が必要であり、この時間を経過した後でないと、ハードディスクに記憶されている情報の読出しやハードディスクへの情報の書込みを行なうことができないという問題がある。
そこで、ハードディスク装置とメインメモリを備えたコンピュータシステムにおいて、ハードディスク装置に設けられた不揮発性メモリにOSの起動情報を記憶しておき、ハードディスク装置のモータが定常速度に達する前に、不揮発性メモリから起動情報を読み出してメインメモリに転送して処理することにより、電源投入後のハードディスク装置の起動時間を短縮する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、ハードディスク装置と、不揮発性メモリと、キャッシュメモリと、信号処理部とを備えた情報処理装置において、ハードディスク装置から読み出されるOSの記憶位置,データ量,データの読出し順序等に関する情報を不揮発性メモリに記憶しておき、電源が投入されてハードディスク装置が正しく機能していることが確認されると、不揮発性メモリに記憶された情報に基づいてハードディスク装置からOSを読み出してキャッシュメモリに格納しておき、情報処理装置全体のイニシャライズ動作が終了した時点で、信号処理部からOSを読み出す命令が出されると、キャッシュメモリに格納されているOSで信号処理部が処理する技術が提案されている(特許文献2参照)。この技術によれば、イニシャライズ動作が終了した時点でキャッシュメモリからOSを読み出して処理するため、イニシャライズ動作が終了した時点でハードディスク装置からOSを読み出して処理する場合と比較し、情報処理装置の起動時間を短縮することができる。
さらに、ハードディスク装置に、そのハードディスク装置のアドレス空間の特定アドレス範囲が割り当てられる不揮発性メモリを設け、ホスト装置からのディスクアクセス命令で示されるディスクアドレスが上記特定アドレス範囲に入っているときには当該不揮発性メモリをアクセスする構成にすることにより、特定アドレス範囲のデータに対する読出し速度の高速化を図る技術が提案されている(特許文献3参照)。
また、ハードディスク装置に不揮発性メモリを設け、その不揮発性メモリにハードディスク装置内のOSを計算機に装荷する際に必要な情報を記憶させておき、ハードディスク装置の起動時に、その情報を不揮発性メモリから読み出すことにより、ハードディスク装置の起動時間の短縮化を図る技術が提案されている(特許文献4参照)。
さらに、OSを用いてパーソナルコンピュータを起動する際に、予めハードディスク装置に格納されているOSを、読出速度が速いデータ配列に構成し直してハードディスク装置に格納しておき、パーソナルコンピュータの起動時に、上記データ配列に構成し直したOSを用いて起動処理を高速に行なう技術が提案されている(特許文献5参照)。
特開2003−216435号公報 特開平10−254770号公報 特開平8−137622号公報 特開平7−44325号公報 特開2004−30184号公報
ここで、ハードディスク装置を内蔵した携帯機器では、バッテリで駆動される場合が多く、従ってハードディスク装置の低消費電力化は重要な課題である。また、このような携帯機器では、バッテリの寿命を極力延ばすために、不使用時には電源を切断し使用時には電源を投入するということが頻繁に行なわれる場合が多い。このため、ハードディスク装置の起動時間の短縮化も重要な課題である。また、ハードディスク装置内に記憶されているOSは、電源が投入されている間に更新(バージョンアップ)される場合がある。しかし、特許文献1に提案された不揮発性メモリからOSの起動情報を読み出す技術、特許文献3に提案されたホスト装置からのディスクアクセス命令で示されるディスクアドレスが特定アドレス範囲に入っているときには不揮発性メモリをアクセスする技術、および特許文献4に提案されたOSを計算機に装荷する際に必要な情報を不揮発性メモリから読み出す技術では、電源が一旦切断されて再び電源が投入された場合の不揮発性メモリの処理に関しては述べられておらず、従って電源が投入されている間にOSが更新された場合であって、その後、電源が一旦切断されて再び電源が投入された場合に、更新される前のOSで起動する恐れがある。
また、特許文献2に提案された、不揮発性メモリの情報に基づいてハードディスク装置からOSを読み出してキャッシュメモリに格納して処理する技術では、電源が投入された後、ハードディスクが所定の回転数で安定的に回転するまで待ってハードディスク装置からOSを読み出す必要がある。また、特許文献5に提案された、OSを読出速度が速いデータ配列に構成し直してハードディスク装置に格納しておき、パーソナルコンピュータの起動時に上記データ配列に構成し直したOSを用いて高速に処理する技術においても、やはり、電源が投入された後、ハードディスクが所定の回転数で安定的に回転するまで待ってハードディスク装置から上記データ配列に構成し直したOSのデータを読み出す必要がある。従って、ハードディスク装置の起動時間の短縮に欠ける面がある。
また、ハードディスク装置には、ハードディスクに記憶されている情報の読出しやハードディスクへの情報の書込みを行なっている間は、そのハードディスクを所定の回転数で安定的に回転させるためのモータが備えられている。このモータの消費電力は比較的大きく、従ってハードディスク装置の消費電力が大きいという問題がある。
そこで、従来より、ハードディスク装置に備えられたバッファメモリに、外部から送られてきたハードディスクへの書込用の情報を一時的に格納しておき、そのバッファメモリに格納された書込用の情報が所定の容量に達した時点でモータを駆動してハードディスクを回転させて、そのハードディスクに書込用の情報を転記するということが行なわれている。このようにすることにより、外部から書込用の情報が送られてくるたびにモータを駆動してハードディスクに書込用の情報を書き込む場合と比較し、ハードディスク装置の低消費電力化を図ることができる。
ここで、上述したバッファメモリは、電源が切断された場合には内容が消去される揮発性のメモリであるものの、電源を切断する旨の指示を受けると、そのバッファメモリに格納されている情報をハードディスクに転記した後に電源を切断するということが行なわれている。しかし、例えば電源コードを誤って抜いたりバッテリ電圧の低下に起因して電源が切断されるような場合であって、電源の切断処理に必要な電力をハードディスク装置に供給することができない場合がある。その場合は、ハードディスクへの情報の転記が全くできなかったり、転記が中断したりすることが考えられる。このような場合には、電源が再び投入された後、ハードディスクが所定の回転数で安定的に回転するまで待ってから、そのハードディスクの情報を読み出して内容を確認し、外部から必要な情報をバッファメモリに再度書き込むというような処理が発生する。従って、やはり起動時間の短縮および消費電力の低減に欠けるという問題がある。
また、上述したハードディスクを備えたハードディスク装置以外の、例えば光磁気ディスクを備えた光磁気ディスク装置等のディスク装置においても、同様であり、やはり起動時間の短縮化および低消費電力化に欠けるという問題を抱えている。
本発明は、上記事情に鑑み、起動時間の短縮化および低消費電力化が図られたディスク装置、およびそのディスク装置を備えた電子装置に関する。
を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のディスク装置は、機器に搭載又は接続され、回転中に、その機器の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置において、
起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
所定の動作停止イベントを受けて、上記ディスクに記憶されている起動情報をそのディスクから読み出して上記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合にその不揮発性メモリに上記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるようにその不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、その不揮発性メモリにそのディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報をその不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、上記不揮発性メモリに上記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、そのフラグ情報が記憶されている場合は上記不揮発性メモリから上記起動情報を読み出して上記機器を起動させるとともにそのフラグ情報を消去し、そのフラグ情報が記憶されていない場合は上記ディスクから上記起動情報を読み出して上記機器を起動させるとともにそのディスクから読み出した起動情報をその不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明のディスク装置では、電源を切断するにあたり、ディスクに記憶されている起動情報を読み出して不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合にその不揮発性メモリにディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるようにその不揮発性メモリの内容が書き換えられる。また、ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報が、不揮発性メモリに書き込まれる。このため、ディスク装置内の起動情報が途中で更新された場合であっても、電源が切断される前に、不揮発性メモリには、更新された後の起動情報および更新された後の起動情報が記憶されていることを示すフラグ情報が記憶される。また、電源の投入にあたっては、そのフラグ情報が記憶されている場合は不揮発性メモリから起動情報が読み出されて機器が起動される。このため、更新された後の起動情報で機器を高速に起動させることができる。従って、更新される前の起動情報で機器が起動されることはなく、またディスクが所定の回転数に達するまで待つ必要もなく、機器を確実に且つ高速に、最近の起動情報で起動することができるとともに低消費電力化を図ることができる。
ここで、上記動作開始処理部は、上記ディスクから読み出した起動情報を上記不揮発性メモリに書き込むにあたり、その起動情報を、その起動情報のそのディスク上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込むものであり、
上記動作停止処理部は、上記動作停止イベントを受けて、上記不揮発性メモリを参照して上記ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスの情報を得、そのディスクのそのアドレスからそのディスク内の起動情報を読み出すものであることが好ましい。
このように、不揮発性メモリに起動情報のアドレスを書き込み、動作停止イベントを受けて、不揮発性メモリを参照して上記アドレスの情報を得、そのアドレスからディスク内の起動情報を読み出し、不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、その照合により異なっていた場合には、不揮発性メモリに記憶されている起動情報を、そのアドレスから読み出された起動情報に書き換えることができる。
また、上記動作停止処理部は、上記ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスが変更されていたときは、上記不揮発性メモリ内の起動情報をそのディスク内の起動情報と同一の起動情報に書き換える作業を停止して、上記フラグ情報を消去し、又は消去されたままの状態に維持するものであることも好ましい態様である。
このように、ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスが変更されていたときは、フラグ情報を消去し又は消去されたままの状態に維持すると、電源が投入された後、ディスクが所定の回転数で安定的に回転するまで待ってから、ディスク内の起動情報を読み出して機器を起動させるとともにディスクから読み出した起動情報を不揮発性メモリに書き込む処理が行なわれる。このため、起動情報のアドレスが変更された場合であっても、例えば電源の切断処理に必要な電力をディスク装置に供給することができなかったことに起因して不揮発性メモリにディスク内の起動情報と同一の起動情報を書き込むことができず、このためにフラグ情報が不揮発性メモリに書き込まれなかった場合と同様にして、機器を正常に起動させることができる。また、電源が再度投入された場合は、不揮発性メモリに書き込まれている起動情報で機器を高速に起動させることができる。
さらに、上記起動情報は、Master Boot Record情報、Boot Sector情報、およびKernel情報であることが好ましい。
Master Boot Record情報、Boot Sector情報、およびKernel情報は、機器を起動させるのに必要な機能のうちの最も基本的な部分の情報であり、これらの情報を不揮発性メモリに記憶しておくことにより、機器を高速に起動することができる。
さらに、上記目的を達成する本発明の電子装置は、情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備え、そのディスク装置に起動に必要な起動情報を書き込んでおきそのディスク装置から読み出された起動情報により起動される電子装置において、
上記ディスク装置が、
起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
所定の動作停止イベントを受けて、上記ディスクに記憶されている起動情報をそのディスクから読み出して上記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合にその不揮発性メモリに上記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるようにその不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、その不揮発性メモリにそのディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報をその不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、上記不揮発性メモリに上記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、そのフラグ情報が記憶されている場合は上記不揮発性メモリから上記起動情報を読み出して上記機器を起動させるとともにそのフラグ情報を消去し、そのフラグ情報が記憶されていない場合は上記ディスクから上記起動情報を読み出して上記機器を起動させるとともにそのディスクから読み出した起動情報をその不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたものであることを特徴とする。
本発明の電子装置は、上記本発明のディスク装置を備えたものであるため、更新される前の起動情報で本発明の電子装置が起動されることはなく、またディスクが所定の回転数に達するまで待つ必要もなく、電子装置を確実に且つ高速に、最近の起動情報で起動することができるとともに低消費電力化を図ることができる。
本発明によれば、起動時間の短縮化および低消費電力化が図られたディスク装置、およびそのディスク装置を備えた電子装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のディスク装置の一実施形態が搭載されたノートPCの外観斜視図である。
図1に示すノートPC10には、詳細は後述するが、回転中に、このノートPC10の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれる円盤状のハードディスク(本発明にいうディスクの一例に相当)を停止自在に回転させてアクセスする、本発明の第1,第2のディスク装置の双方の一実施形態であるハードディスク装置が搭載されている。また、このノートPC10は、本発明の第1,第2の電子装置の双方の一実施形態に相当する。
このノートPC10は、本体ユニット20と表示ユニット30とからなる2つの筐体を備えており、表示ユニット30は、画像を表示する表示画面31を有し、ヒンジ部40で、本体ユニット20に対し開閉自在に支持されている。
本体ユニット20は、上面にキーボード21が備えられている。また、この本体ユニット20は、上面に、指の接触および接触した指の動きを検出するグライドポイント22、マウスの左釦,右釦の役割を担う左クリック釦23,右クリック釦24、および指の指紋を検出する指紋センサ25が備えられている。指紋センサ25は、左クリック釦23と右クリック釦24とに挟まれた位置に配置されている。
また、本体ユニット20の筐体内部には、各種の処理を行なうCPU等の回路が搭載された主たる回路基板が内蔵されている。さらに、本体ユニット20の右側面には、CDあるいはDVDが取出し自在に装填され装填されているCDあるいはDVDを回転させて回転中のCDあるいはDVDをアクセスするCD/DVDドライブの端面26が外面に表われており、その端面26には、それを押すことによってそのCD/DVDドライブのトレイが本体ユニットの外にスライドするイジェクトボタン27が備えられている。
また、本体ユニット20の右側面にはさらに、一部がCD/DVDドライブと上下に重なる位置に、各種の記憶メディア(スマートメディア(登録商標)、xDカード(登録商標)など)が取出し自在に挿入され挿入されている記憶メディアをアクセスするメディアスロットの挿入口28が設けられている。
一方、表示ユニット30は、上述した表示画面31を有し、その表示画面31を取り巻く前面カバーには、内部に配置されたマイクロホン(図示せず)に音声を導入するための穴32が形成されている。
またヒンジ部40は、表示ユニット30を本体ユニット20に開閉自在に支持させる構造を有している。
さらに、本体ユニット20の、ヒンジ部40よりも奥の部分には、スピーカ29が備えられている。
図2は、図1に示すノートPCの概略回路ブロックを示す図である。
図2に示すノートPC10には、各種プログラムを実行するCPU41、本発明の第1,第2のディスク装置の双方の一実施形態であるハードディスク装置43に格納されたプログラムが読み出されCPU41での実行のために展開される主メモリ42、各種プログラムや画像データ等が保存されたハードディスク装置43、フレキシブルディスク44_1が装填され、その装填されたフレキシブルディスク44_1をアクセスするフレキシブルディスクドライブ44、CD/DVD45_1をアクセスするCD/DVDドライブ45、デジタルカメラ等に備えられたUSB通信装置と接続され、そのUSB通信装置からの画像データ等を取り込むUSB通信装置46、前述した図1に示す表示画面31,キーボード21,左,右クリック釦23,24,グライドポイント22,および指紋センサ25が備えられている。これらはバス48を介して相互に接続されている。
図3は、図2に示すハードディスク装置の内部ブロック図である。
尚、前述した図11に示すハードディスク装置100の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図3に示すハードディスク装置43には、第1の不揮発性メモリ領域431および第2の不揮発性メモリ領域432を有する不揮発性メモリ430と、バッファメモリ450が備えられている。
第1の不揮発性メモリ領域431は、本発明の第1のディスク装置にいう不揮発性メモリの役割を担うものであり、この第1の不揮発性メモリ領域431には、後述する起動情報が記憶される。
第2の不揮発性メモリ領域432は、本発明の第2のディスク装置にいう不揮発性メモリの役割を担うものであり、この第2の不揮発性メモリ領域432には、このハードディスク装置43への書込用の情報が一時的に記憶される。
バッファメモリ450には、ハードディスク101からの情報が一時的に格納される。
また、図3に示すハードディスク装置43には、第1の動作停止処理部441と、第1の動作開始処理部442と、書込処理部443と、第2の動作停止処理部444と、第2の動作開始処理部445とからなるインタフェース制御回路440が備えられている。
第1の動作停止処理部441,第1の動作開始処理部442は、本発明の第1のディスク装置にいう動作停止処理部,動作開始処理部の一例に相当するものである。また、第2の動作停止処理部444,第2の動作開始処理部445は、本発明の第2のディスク装置にいう動作停止処理部,動作開始処理部の一例に相当するものである。ここでは、先ず、本発明の第1のディスク装置にいう動作停止処理部,動作開始処理部の一例である第1の動作停止処理部441,第1の動作開始処理部442について、本発明の第1のディスク装置にいう不揮発性メモリの役割を担う第1の不揮発性メモリ領域431とともに説明する。
第1の動作停止処理部441は、ノートPC10の電源を切断するにあたり、CPU41からの所定の動作停止イベントを受けて、ハードディスク101に記憶されている起動情報をハードディスク101から読み出して第1の不揮発性メモリ領域431に記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合に第1の不揮発性メモリ領域431にハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように第1の不揮発性メモリ領域431の内容を書き換える。また、この第1の動作停止処理部441は、第1の不揮発性メモリ領域431にハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わす識別情報(本発明にいうフラグ情報の一例に相当)を第1の不揮発性メモリ領域431に書き込む。
さらに、詳細には、この第1の動作停止処理部441は、上記動作停止イベントを受けて、第1の不揮発性メモリ領域431を参照してハードディスク101内の起動情報が記憶されているアドレスの情報を得、ハードディスク101のアドレスから、ハードディスク101内の起動情報を読み出す。
さらに、第1の動作停止処理部441は、ハードディスク101内の起動情報が記憶されているアドレスが変更されていたときは、第1の不揮発性メモリ領域431内の起動情報をハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報に書き換える作業を停止して、識別情報を消去し、又は消去されたままの状態に維持する。
一方、第1の動作開始処理部442は、ノートPC10への電源の投入にあたり、CPU41からの所定の動作開始イベントを受けて、第1の不揮発性メモリ領域431に識別情報が記憶されているか否かを判定し、識別情報が記憶されている場合は第1の不揮発性メモリ領域431から起動情報を読み出してノートPC10を起動させるとともに識別情報を消去する。また、識別情報が記憶されていない場合は、ハードディスク101から起動情報を読み出してノートPC10を起動させるとともにハードディスク101から読み出した起動情報を第1の揮発性メモリ領域431に書き込む。
さらに、詳細には、第1の動作開始処理部442は、ハードディスク101から読み出した起動情報を第1の不揮発性メモリ領域431に書き込むにあたり、その起動情報を、その起動情報のハードディスク101上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込む。
図4は、図3に示すハードディスクの領域を示す図である。
図4に示すハードディスク101は、マスタブートレコード(Master Boot Record)の領域と、それぞれがブートセクタ(Boot Sector)の領域を有するパーティション1,2,3,4の領域を有する。
マスタブートレコードの領域は、ブートストラップローダの領域と、パーティションテーブル1,2,3,4の領域と、ブートシグニチャ(0xAA55)の領域からなる512バイトのデータ領域から構成されている。ブートストラップローダは、パーティションテーブル1,2,3,4を読むためのプログラムである。また、パーティションテーブル1,2,3,4のうちの1つには、OSの立ち上げを許可するための起動フラグが格納されており、この起動フラグがブートストラップローダで読み出される。この起動フラグが格納されているパーティションテーブルに対応するパーティションの領域には、OSが格納されており、ブートストラップローダで起動フラグが読み出されることにより、このOSが起動されることとなる。ブートシグニチャ(0xAA55)は、後述するブートセクタの領域を有するパーティションの領域に格納されているOSが正しいことを確認するための情報である。
一方、ブートセクタの領域は、そのブートセクタの領域を有するパーティションの領域に格納されているOSのアドレスにジャンプするためのジャンプ命令の領域と、そのパーティションの属性を示すディスクパラメータの領域と、プログラムコードの領域と、ブートシグニチャ(0xAA55)の領域からなる512バイトのデータ領域から構成されている。さらに、この図4には、そのパーティションの領域が有するファイル領域(カーネル(Kernel))も示されている。これらマスタブートレコードの領域,ブートセクタの領域,ファイル領域に記憶される情報が、OSを起動するために必要な起動情報である。
ここで、起動フラグが格納されているパーティションテーブルに対応するパーティションの領域が有するブートセクタの領域に格納されているブートシグニチャ(0xAA55)が正しい場合は、そのパーティションの領域に格納されているOSのアドレスにジャンプすることによりOSが起動される。
図5は、第1の不揮発性メモリ領域の構造を示す図である。
第1の不揮発性メモリ領域431は、上述した起動情報を構成するマスタブートレコードの情報,ブートセクタの情報,ファイル領域の情報が記憶されるマスタブートレコード領域431_1,ブートセクタ領域431_2,ファイル領域(カーネル)431_3を有する。また、第1の不揮発性メモリ領域431は、識別情報を書き込むための識別領域431_4を有する。
図6は、図3に示すハードディスク装置の、電源の切断における第1の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。
図3に示すハードディスク装置が搭載されたノートPCの電源を切断する操作が行なわれると、この処理が実行される。
先ず、ステップS1において、動作停止処理部がCPUからの所定の動作停止イベントを受けて、第1の不揮発性メモリ領域を参照し、ハードディスク内の、起動情報が記憶されているアドレスの情報を受け取る。
次いで、ステップS2において、ハードディスク内のアドレスが変更されているか否かが判定される。ハードディスク内のアドレスが変更されていないと判定された場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、受け取ったアドレスからハードディスク内の起動情報を読み出す。次に、ステップS4において、読み出したハードディスク内の起動情報と第1の不揮発性メモリ領域に記憶されている起動情報とを照合する。
次に、ステップS5において、相違点が存在するか否かが判定される。相違点が存在すると判定された場合はステップS6に進む。ステップS6では、第1の不揮発性メモリ領域の内容をハードディスク内の起動情報と同一の起動情報に書き換えてステップS7に進む。一方、相違点が存在しないと判定された場合はそのままステップS7に進む。
ステップS7では、第1の不揮発性メモリ領域に識別情報を書き込んでステップS8に進む。
また、前述したステップS2において、アドレスが変更されていると判定された場合は、ステップS9において識別情報を消去し、又は消去されたままの状態に維持してステップS8に進む。
ステップS8では、電源を切断してこのフローを終了する。
図7は、図3に示すハードディスク装置の、電源の投入における第1の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。
図3に示すハードディスク装置が搭載されたノートPCに電源を投入する操作が行なわれると、この処理が実行される。
先ず、ステップS11において、動作開始処理部がCPUからの所定の動作開始イベントを受けて、第1の不揮発性メモリ領域に識別情報が記憶されているか否かが判定される。第1の不揮発性メモリ領域に識別情報が記憶されていると判定された場合は、ステップS12に進む。ステップS12では、第1の不揮発性メモリ領域から起動情報を読み出してCPUに転送する。次に、ステップS13において、識別情報を消去してこのフローを終了する。
一方、ステップS11において、第1の不揮発性メモリ領域に識別情報が記憶されていないと判定された場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、ハードディスクから起動情報を読み出してCPUに転送するとともに、第1の不揮発性メモリ領域に、その起動情報のハードディスク上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込み、このフローを終了する。
以上説明したように、図3に示す、本発明の第1のハードディスク装置の一実施形態であるハードディスク装置43では、電源を切断するにあたり、ハードディスク101に記憶されている起動情報を読み出して第1の不揮発性メモリ領域431に記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合にその第1の不揮発性メモリ領域431にハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように、第1の不揮発性メモリ領域431の内容が書き換えられる。また、ハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わす識別情報が、第1の不揮発性メモリ領域431に書き込まれる。このため、ハードディスク装置43内の起動情報が途中で更新された場合であっても、電源が切断される前に、第1の不揮発性メモリ領域431には、更新された起動情報およびその旨を示す識別情報が記憶される。また、電源の投入にあたっては、識別情報が記憶されている場合は第1の不揮発性メモリ領域431から起動情報が読み出されてノートPC10が起動される。このため、更新された起動情報でノートPC10を高速に起動させることができる。従って、更新される前の起動情報でノートPC10が起動することはなく、またハードディスク101が所定の回転数に達するまで待つ必要もなく、ノートPC10を確実に且つ高速に、最近の起動情報で起動することができるとともに低消費電力化を図ることができる。
また、このハードディスク装置43では、第1の動作開始処理部442が、ハードディスク101から読み出した起動情報を第1の不揮発性メモリ領域431に書き込むにあたり、その起動情報を、その起動情報のハードディスク101上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込むものであり、第1の動作停止処理部441が、電源の切断を受けて、第1の不揮発性メモリ領域431を参照してハードディスク101内の起動情報が記憶されているアドレスの情報を得、ハードディスク101のそのアドレスからハードディスク101内の起動情報を読み出すものである。このため、このハードディスク装置43では、第1の不揮発性メモリ領域431に起動情報のアドレスを書き込み、電源の切断を受けて、第1の不揮発性メモリ領域431を参照してそのアドレスの情報を得、そのアドレスからハードディスク101内の起動情報を読み出し、第1の不揮発性メモリ領域431に記憶されている起動情報と照合し、その照合により異なっていた場合には、第1の不揮発性メモリ領域431に記憶されている起動情報を、そのアドレスから読み出された起動情報に書き換えることができる。
さらに、このハードディスク装置43では、第1の動作停止処理部441が、ハードディスク101内の起動情報が記憶されているアドレスが変更されていたときは、第1の不揮発性メモリ領域431内の起動情報をハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報に書き換える作業を停止して、識別情報を消去し又は消去されたままの状態に維持するものである。このため、電源が投入された後、ハードディスク101が所定の回転数で安定的に回転するまで待ってから、ハードディスク101内の起動情報を読み出してノートPC10を起動させるとともにハードディスク101から読み出した起動情報を第1の不揮発性メモリ領域431に書き込む処理が行なわれる。従って、起動情報のアドレスが変更された場合であっても、例えば電源の切断処理に必要な電力をハードディスク装置43に供給することができなかったことに起因して第1の不揮発性メモリ領域431にハードディスク101内の起動情報と同一の起動情報を書き込むことができず、このために識別情報が第1の不揮発性メモリ領域431に書き込まれなかった場合と同様にして、ノートPC10を正常に起動させることができる。また、電源が再度投入された場合は、第1の不揮発性メモリ領域431に書き込まれている起動情報でノートPC10を高速に起動させることができる。
さらに、このハードディスク装置43における起動情報は、ノートPC10を起動させるのに必要な機能のうちの最も基本的な部分の情報である、Master Boot Record情報、Boot Sector情報、およびKernel情報であり、これらの情報が第1の不揮発性メモリ領域431に記憶されているため、ノートPC10を高速に起動させることができる。
次に、再び図3に戻って、この図3に示す、本発明の第2のハードディスク装置にいう動作停止処理部,動作開始処理部の一例である第2の動作停止処理部444,第2の動作開始処理部445について、本発明の第2のハードディスク装置にいう書込処理部の一例である書込処理部443および本発明の第2のハードディスク装置にいう不揮発性メモリの役割を担う第2の不揮発性メモリ領域432とともに説明する。
図3に示す書込処理部443は、ハードディスク101への書込用の情報を第2の不揮発性メモリ領域432に一旦格納し、第2の不揮発性メモリ領域432内の、ハードディスク101への書込用の情報が所定容量に達するごとに、第2の不揮発性メモリ領域432内のその情報をハードディスク101に転記して第2の不揮発性メモリ領域432内のその情報を消去する。
第2の動作停止処理部444は、ノートPC10の電源を切断するにあたり、CPU41からの所定の動作停止イベントを受けて、第2の不揮発性メモリ領域432にハードディスク101への書込用の情報が格納されているか否かを判定し、第2の不揮発性メモリ領域432内にその情報が格納されていた場合にその情報をハードディスク101に転記する。
第2の動作開始処理部445は、ノートPC10への電源の投入にあたり、CPU41からの所定の動作開始イベントを受けて、第2の不揮発性メモリ領域432にハードディスク101への書込用の情報が格納されているか否かを判定し、第2の不揮発性メモリ領域432内にその情報が格納されていた場合にその情報をハードディスク101に転記する。
図8は、図3に示すハードディスク装置の、第2の不揮発性メモリ領域への書込処理を示すフローチャートである。
図3に示すハードディスク装置43が搭載されたノートPC10に電源が投入されてOSが起動した後に、この書込処理が実行される。
先ず、ステップS21において、CPUから第2の不揮発性メモリ領域へ書込用の情報を転送する。
次いで、ステップS22において、第2の不揮発性メモリ領域に格納されている書込用の情報が所定容量に達したか否かが判定される。書込用の情報が所定容量に達していないと判定された場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、CPUからの書込用の情報が終了したか否かが判定される。CPUからの書込用の情報が終了していないと判定された場合はステップS21に戻る。一方、CPUからの書込用の情報が終了したと判定された場合は、このフローを終了する。
また、ステップS22において、書込用の情報が所定容量に達したと判定された場合は、ステップS24に進む。ステップS24では、第2の不揮発性メモリ領域内の書込用の情報をハードディスクに転記する。さらに、ステップS25において、第2の不揮発性メモリ領域内の書込用の情報を消去して、このフローを終了する。
図9は、図3に示すハードディスク装置の、電源の切断における第2の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。
図3に示すハードディスク装置43が搭載されたノートPC10の電源を切断する操作が行なわれると、この処理が実行される。
先ず、ステップS31において、第2の動作停止処理部がCPUからの所定の動作停止イベントを受けて、第2の不揮発性メモリ領域に書込用の情報が格納されているか否かが判定される。書込用の情報が格納されていると判定された場合は、ステップS32に進む。
ステップS32では、第2の不揮発性メモリ領域の書込用の情報をハードディスクに転記して、ステップS33に進む。
また、前述したステップS31において、第2の不揮発性メモリ領域に書込用の情報が格納されていないと判定された場合は、そのままステップS33に進む。
ステップS33では、電源を切断してこのフローを終了する。
図10は、図3に示すハードディスク装置の、電源の投入における第2の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。
図3に示すハードディスク装置43が搭載されたノートPC10に電源を投入する操作が行なわれると、この処理が実行される。
先ず、ステップS41において、動作開始処理部がCPUからの所定の動作開始イベントを受けて、第2の不揮発性メモリ領域に書込用の情報が格納されているか否かが判定される。書込用の情報が格納されていると判定された場合は、ステップS42に進む。
ステップS42では、第2の不揮発性メモリ領域の書込用の情報をハードディスクに転記して、このフローを終了する。
また、ステップS41において、第2の不揮発性メモリ領域に書込用の情報が格納されていないと判定された場合は、そのままこのフローを終了する。
このように、本発明の第2のハードディスク装置の一実施形態でもあるハードディスク装置43では、電源の切断にあたり、第2の不揮発性メモリ領域432に書込用の情報が格納されていた場合は、その情報がハードディスク101に転記される。また、電源の投入にあたっても、第2の不揮発性メモリ領域432内に書込用の情報が格納されていた場合には、その書込用の情報がハードディスク101に転記される。このため、例えば電源コードを誤って抜いたりバッテリ電圧の低下に起因して電源が切断されるような場合であって、電源の切断処理に必要な電力をハードディスク装置43に供給することができず、従ってハードディスク101への情報の転記が全くできなかったり、あるいは転記が中断したりする場合であっても、電源が再び投入された後、ハードディスク101が所定の回転数で安定的に回転するまで待ってから、第2の不揮発性メモリ領域432に格納されている書込用の情報をハードディスク101に転記することができる。従って、従来の、書込用の情報を格納する揮発性のバッファメモリを備えたハードディスク装置において行なわれている、電源が再び投入された後、ハードディスクが所定の回転数で安定的に回転するまで待ってから、そのハードディスクの情報を読み出して内容を確認し、外部から必要な情報をバッファメモリに書き込むというような処理は不要であり、ハードディスク装置43の起動時間の短縮化および低消費電力化が図られる。
尚、上述した実施形態では、ノートPC内に搭載されたハードディスク装置の例で説明したが、これに限られるものではなく、本発明のハードディスク装置は、機器に搭載又は接続され、回転中に、その機器の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするハードディスク装置であればよい。
また、上述した実施形態では、本発明の電子装置をノートPCに適用した例で説明したが、これに限られるものではなく、本発明の電子装置は、情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備え、そのディスク装置に起動に必要な起動情報を書き込んでおきそのディスク装置から読み出された起動情報により起動される電子装置一般に適用することができる。
以下、本発明の各種形態を付記する。
(付記1) 機器に搭載又は接続され、回転中に、該機器の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置において、
起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
所定の動作停止イベントを受けて、前記ディスクに記憶されている起動情報を該ディスクから読み出して前記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合に該不揮発性メモリに前記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように該不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、該不揮発性メモリに該ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報を該不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、該フラグ情報が記憶されている場合は前記不揮発性メモリから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該フラグ情報を消去し、該フラグ情報が記憶されていない場合は前記ディスクから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該ディスクから読み出した起動情報を該不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたことを特徴とするディスク装置。
(付記2) 前記動作開始処理部は、前記ディスクから読み出した起動情報を前記不揮発性メモリに書き込むにあたり、該起動情報を、該起動情報の該ディスク上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込むものであり、
前記動作停止処理部は、前記動作停止イベントを受けて、前記不揮発性メモリを参照して前記ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスの情報を得、該ディスクの該アドレスから該ディスク内の起動情報を読み出すものであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
(付記3) 前記動作停止処理部は、前記ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスが変更されていたときは、前記不揮発性メモリ内の起動情報を該ディスク内の起動情報と同一の起動情報に書き換える作業を停止して、前記フラグ情報を消去し、又は消去されたままの状態に維持するものであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
(付記4) 前記起動情報は、Master Boot Record情報、Boot Sector情報、およびKernel情報であることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
(付記5) 機器に搭載又は接続され、回転中に、該機器の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置において、
不揮発性メモリと、
前記ディスクへの書込用の情報を前記不揮発性メモリに一旦格納し、該不揮発性メモリ内の、該ディスクへの書込用の情報が所定容量に達するごとに、該不揮発性メモリ内の該情報を前記ディスクに転記して該不揮発性メモリ内の該情報を消去する書込処理部と、
所定の動作停止イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記ディスクへの書込用の情報が格納されているか否かを判定し、該不揮発性メモリ内に該情報が格納されていた場合に該情報を該ディスクに転記する動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記ディスクへの書込用の情報が格納されているか否かを判定し、該不揮発性メモリ内に該情報が格納されていた場合に該情報を該ディスクに転記する動作開始処理部とを備えたことを特徴とするディスク装置。
(付記6) 情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備え、該ディスク装置に起動に必要な起動情報を書き込んでおき該ディスク装置から読み出された起動情報により起動される電子装置において、
前記ディスク装置が、
起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
所定の動作停止イベントを受けて、前記ディスクに記憶されている起動情報を該ディスクから読み出して前記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合に該不揮発性メモリに前記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように該不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、該不揮発性メモリに該ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報を該不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、該フラグ情報が記憶されている場合は前記不揮発性メモリから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該フラグ情報を消去し、該フラグ情報が記憶されていない場合は前記ディスクから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該ディスクから読み出した起動情報を該不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたものであることを特徴とする電子装置。
(付記7) 情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備え、該ディスク装置に起動に必要な起動情報を書き込んでおき該ディスク装置から読み出された起動情報により起動される電子装置において、
前記ディスク装置が、
不揮発性メモリと、
前記ディスクへの書込用の情報を前記不揮発性メモリに一旦格納し、該不揮発性メモリ内の、該ディスクへの書込用の情報が所定容量に達するごとに、該不揮発性メモリ内の該情報を前記ディスクに転記して該不揮発性メモリ内の該情報を消去する書込処理部と、
所定の動作停止イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記ディスクへの書込用の情報が格納されているか否かを判定し、該不揮発性メモリ内に該情報が格納されていた場合に該情報を該ディスクに転記する動作停止処理部と、
所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記ディスクへの書込用の情報が格納されているか否かを判定し、該不揮発性メモリ内に該情報が格納されていた場合に該情報を該ディスクに転記する動作開始処理部とを備えたものであることを特徴とする電子装置。
本発明の第1,第2のハードディスク装置の双方の一実施形態が搭載されたノートPCの外観斜視図である。 図1に示すノートPCの概略回路ブロックを示す図である。 図2に示すハードディスク装置の内部ブロック図である。 図3に示すハードディスクの領域を示す図である。 第1の不揮発性メモリ領域の構造を示す図である。 図3に示すハードディスク装置の、電源の切断における第1の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。 図3に示すハードディスク装置の、電源の投入における第1の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。 図3に示すハードディスク装置の、第2の不揮発性メモリ領域への書込処理を示すフローチャートである。 図3に示すハードディスク装置の、電源の切断における第2の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。 図3に示すハードディスク装置の、電源の投入における第2の不揮発性メモリ領域の処理を示すフローチャートである。 従来の、ノートPCに搭載されたハードディスク装置の内部ブロック図である。
符号の説明
10 ノートPC
20 本体ユニット
21 キーボード
22 グライドポイント
23 左クリック釦
24 右クリック釦
25 指紋センサ
26 CD/DVDドライブの端面
27 イジェクトボタン
28 メディアスロットの挿入口
29 スピーカ
30 表示ユニット
31 表示画面
32 穴
40 ヒンジ部
41 CPU
42 主メモリ
43 ハードディスク装置
44 フレキシブルディスクドライブ
44_1 フレキシブルディスク
45 CD/DVDドライブ
45_1 CD/DVD
46 USB通信装置
48 バス
101 ハードディスク
102 ヘッド回路
103 ヘッド選択回路
104 記録/再生回路
105 シリアルパラレル変換回路
106 ディスク制御回路
430 不揮発性メモリ
431 第1の不揮発性メモリ領域
431_1 マスタブートレコード領域
431_2 ブートセクタ領域
431_3 ファイル領域(カーネル)
431_4 識別領域
432 第2の不揮発性メモリ領域
440 インタフェース制御回路
441 第1の動作停止処理部
442 第1の動作開始処理部
443 書込処理部
444 第2の動作停止処理部
445 第2の動作開始処理部
450 バッファメモリ

Claims (3)

  1. 機器に搭載又は接続され、回転中に、該機器の起動に必要な起動情報を含む情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置において、
    起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
    所定の動作停止イベントを受けて、前記ディスクに記憶されている起動情報を該ディスクから読み出して前記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合に該不揮発性メモリに前記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように該不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、該不揮発性メモリに該ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報を該不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
    所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、該フラグ情報が記憶されている場合は前記不揮発性メモリから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該フラグ情報を消去し、該フラグ情報が記憶されていない場合は前記ディスクから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該ディスクから読み出した起動情報を該不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記動作開始処理部は、前記ディスクから読み出した起動情報を前記不揮発性メモリに書き込むにあたり、該起動情報を、該起動情報の該ディスク上の読出しアドレスの情報を付随させて書き込むものであり、
    前記動作停止処理部は、前記動作停止イベントを受けて、前記不揮発性メモリを参照して前記ディスク内の起動情報が記憶されているアドレスの情報を得、該ディスクの該アドレスから該ディスク内の起動情報を読み出すものであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 情報の書込みおよび読出しが行なわれるディスクを停止自在に回転させてアクセスするディスク装置を備え、該ディスク装置に起動に必要な起動情報を書き込んでおき該ディスク装置から読み出された起動情報により起動される電子装置において、
    前記ディスク装置が、
    起動情報が記憶される不揮発性メモリと、
    所定の動作停止イベントを受けて、前記ディスクに記憶されている起動情報を該ディスクから読み出して前記不揮発性メモリに記憶されている起動情報と照合し、相違点が存在する場合に該不揮発性メモリに前記ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されるように該不揮発性メモリの内容を書き換えるとともに、該不揮発性メモリに該ディスク内の起動情報と同一の起動情報が記憶されていることを表わすフラグ情報を該不揮発性メモリに書き込む動作停止処理部と、
    所定の動作開始イベントを受けて、前記不揮発性メモリに前記フラグ情報が記憶されているか否かを判定し、該フラグ情報が記憶されている場合は前記不揮発性メモリから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該フラグ情報を消去し、該フラグ情報が記憶されていない場合は前記ディスクから前記起動情報を読み出して前記機器を起動させるとともに該ディスクから読み出した起動情報を該不揮発性メモリに書き込む動作開始処理部とを備えたものであることを特徴とする電子装置。
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