JP2011133619A - 液晶ディスプレイ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LCDの良好な表示を維持することができる液晶ディスプレイ表示装置を提供する。
【解決手段】液晶ディスプレイ表示装置10は、ヒータ17がオン状態の場合、駆動制御手段11はヒータオン時駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加して駆動させる。また、ヒータ17がオフ状態の場合、駆動制御手段11はヒータオフ時駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加して駆動させる。そして、ヒータ17がオン状態からオフ状態に切り替わる場合、駆動制御手段11はオフ状態開始時点から液晶ディスプレイの熱伝導率に対応したオフ時調整時間が経過したときに、液晶ディスプレイ3に印加する駆動電圧がヒータオフ時駆動電圧となるように、ヒータオン時駆動電圧から例えば直線的又は曲線的に徐々に増加させた増加駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶ディスプレイをヒータで温め、液晶ディスプレイの温度に対応した最適駆動電圧を液晶ディスプレイに印加して駆動させる液晶ディスプレイ表示装置に関するものである。
一般に車両には、車両速度、エンジン回転、燃料残量、温度等の計測値を表示する複数種類の計器を有するコンビネーションメータが搭載されている。そして、コンビネーションメータの中には、液晶ディスプレイ(LCD)に複数種類の表示内容を表示するLCD装置を備えたものがある。LCD装置は、コンビネーションメータの中央等に配置されて、複数種類の表示を行っている。
このようなLCD装置においては、LCDを最適状態で表示するための最適駆動電圧は、周囲温度によって変化することが従来から知られており、その最適駆動温度に合致するように、マルチ表示装置は電圧制御を行っている。そして、LCDは低温度条件では応答性が悪くなるため、LCD装置はヒータでLCDを温めているものがある。そして、装置内で発生した熱を筐体背面側に伝わり難くするための構造は、特許文献1等に記載されている。該特許文献1は、構造的に熱を放熱して筐体背面の温度上昇を抑制している。
特開2009−157196号公報
しかしながら、上述したLCD装置でヒータのON、OFFを制御する場合、温度センサを用いる必要があるが、その温度検出を行う箇所によっては、LCD表示部分との間に温度差が生じるため、上述した最適駆動電圧は異なる特性を示していることが判明した。さらに、ヒータのONからOFF時、又は、OFFからON時に上記最適駆動電圧をLCDの熱伝導率を考慮しないでそのまま印加すると、熱伝導率の差によって最適ではない電圧がLCDに印加されてしまい、LCDの視認性が劣化することが判明した。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、LCDの良好な表示を維持することができる液晶ディスプレイ装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の液晶ディスプレイ表示装置は、図1の基本構成図に示すように、液晶ディスプレイ3と、前記液晶ディスプレイ3を温めるヒータ17と、前記液晶ディスプレイ3の温度を示す温度情報を検出する温度検出手段18と、前記検出した温度情報に対応して予め定められたヒータオフ時駆動電圧とヒータオン時駆動電圧とを、前記ヒータ17のオフ状態とオン状態とに応じて切り替えて前記液晶ディスプレイに印加して前記液晶ディスプレイの駆動を制御する駆動制御手段11と、を有する液晶ディスプレイ表示装置10において、前記液晶ディスプレイ3の熱伝導率を記憶する熱伝導率記憶手段14を有し、前記駆動制御手段11が、前記ヒータ17のオン状態からオフ状態への切り替え開始から前記液晶ディスプレイ3の熱伝導率に対応して予め定められたオフ時調整時間が経過したときに、前記液晶ディスプレイ3に印加する駆動電圧が前記ヒータオフ時駆動電圧となるように、前記ヒータオン時駆動電圧から徐々に増加させた増加駆動電圧を前記液晶ディスプレイ3に印加する手段であることを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、ヒータ17がオン状態の場合、駆動制御手段11はヒータオン時駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加して駆動させる。また、ヒータ17がオフ状態の場合、駆動制御手段11はヒータオフ時駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加して駆動させる。そして、ヒータ17がオン状態からオフ状態に切り替わる場合、駆動制御手段11はオフ状態開始時点から液晶ディスプレイの熱伝導率に対応したオフ時調整時間が経過したときに、液晶ディスプレイ3に印加する駆動電圧がヒータオフ時駆動電圧となるように、ヒータオン時駆動電圧から例えば直線的又は曲線的に徐々に増加させた増加駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加することができる。
請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の液晶ディスプレイ表示装置において、前記駆動制御手段11が、前記オフ時調整時間内に前記ヒータ17がオン状態に切り替わると、増加させている前記増加駆動電圧の単位時間当たりの増加量と同等の減少量で前記駆動電圧を前記ヒータオン時駆動電圧まで減少させる手段であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、ヒータ17がオン状態からオフ状態に切り替わって、液晶ディスプレイの駆動電圧が徐々に増加しているオフ時調整時間内に、再度ヒータがオン状態に切り替わると、駆動制御手段11は増加させている増加駆動電圧の単位時間当たりの増加量と同等の減少量で駆動電圧をヒータオン時駆動電圧まで減少させることができる。
請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載の液晶ディスプレイ表示装置において、前記駆動制御手段11が、前記ヒータのオフ状態からオン状態への切り替え開始から前記液晶ディスプレイ3の熱伝導率に対応して予め定められたオン時調整時間が経過したときに、前記液晶ディスプレイ3に印加する駆動電圧が前記ヒータオン時駆動電圧となるように、前記ヒータオフ時駆動電圧から徐々に減少させた減少駆動電圧を前記液晶ディスプレイ3に印加する手段であることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、ヒータ17がオフ状態からオン状態に切り替わる場合、駆動制御手段11はオン状態開始時点から液晶ディスプレイの熱伝導率に対応したオン時調整時間が経過したときに、液晶ディスプレイ3に印加する駆動電圧がヒータオン時駆動電圧となるように、ヒータオフ時駆動電圧から例えば直線的又は曲線的に徐々に増加させた減少駆動電圧を液晶ディスプレイ3に印加することができる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、ヒータがオン状態からオフ状態に切り替わる場合、オフ状態開始時点から液晶ディスプレイの熱伝導率に対応したオフ時調整時間が経過したときに、液晶ディスプレイに印加する駆動電圧がヒータオフ時駆動電圧となるように、ヒータオン時駆動電圧から例えば直線的又は曲線的に徐々に増加させた増加駆動電圧を液晶ディスプレイに印加するようにしたことから、ヒータのオン状態からオフ状態の切り替わり時に、液晶ディスプレイの熱伝導率の差によって適さない駆動電圧が液晶ディスプレイに印加されるのを防止できるため、適さない駆動電圧の印加によって液晶ディスプレイの視認性の劣化を防止できる。従って、ヒータを用いても液晶ディスプレイの良好な表示を維持できるという効果を奏する。
請求項2に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ヒータがオン状態からオフ状態に切り替わって、液晶ディスプレイの駆動電圧が徐々に増加しているオフ時調整時間内に、再度ヒータがオン状態に切り替わると、増加させている増加駆動電圧の単位時間当たりの増加量と同等の減少量で駆動電圧をヒータオン時駆動電圧まで減少させるようにしたことから、ヒータオン時駆動電圧まで徐々に減少させることができるため、適さない駆動電圧が液晶ディスプレイに印加されて視認性が劣化することを防止できる。また、増加量と同等の減少量で駆動電圧を減少させれば良いため、ヒータの再度のオン状態への切り替え時に減少量を算出する必要がないため、ソフトウェアによる駆動制御の複雑化を防止することができる。
請求項3に記載した本発明の液晶ディスプレイ表示装置によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、ヒータがオフ状態からオン状態に切り替わる場合、オン状態開始時点から液晶ディスプレイの熱伝導率に対応したオン時調整時間が経過したときに、液晶ディスプレイに印加する駆動電圧がヒータオン時駆動電圧となるように、ヒータオフ時駆動電圧から例えば直線的又は曲線的に徐々に減少させた減少駆動電圧を液晶ディスプレイに印加するようにしたことから、ヒータのオフ状態からオン状態の切り替わり時に、液晶ディスプレイの熱伝導率の差によって適さない駆動電圧が液晶ディスプレイに印加されるのを防止できるため、適さない駆動電圧の印加によって液晶ディスプレイの視認性の劣化を防止できる。従って、ヒータを用いても液晶ディスプレイの良好な表示を維持できるという効果を奏する。
本発明の液晶ディスプレイ表示装置の基本構成を示す構成図である。 本発明に係る液晶ディスプレイ表示装置のシステム構成の一例を示す構成図である。 最適駆動電圧と温度との関係を説明するためのグラフである。 ヒータのオン/オフ状態に対するLCDの駆動例を説明するための図であり、(a)は通常のヒータのオン状態/オフ状態の切り替え時、(b)はヒータのオフ直後にオン状態に再度切り替えられた時をそれぞれ示している。 図2中のCPUが実行する駆動制御処理の一例を示すフローチャートである。 図2中のCPUが実行する駆動制御処理の他の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る液晶ディスプレイ(LCD)表示装置を、車両に搭載されるコンビネーションメータに適用する場合の一実施形態を、図2〜図6の図面を参照して以下に説明する。
図2において、LCD表示装置10は、車両のコンビネーションメータの一部として組み込まれる液晶ディスプレイ(LCD)3の駆動を制御する。LCD表示装置10は、CPU(central processing unit)11と、ROM(read only memory)12と、RAM(random access memory)13と、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)14と、通信部15と、LCDドライバ16と、ヒータ17と、温度センサ18と、を有している。
CPU11は、LCD表示装置10全体の制御を司り、ROM12に記憶されているプログラムに従った制御を行う。CPU11は、電源回路11bを介して車両のバッテリーから供給される電力によって動作する。CPU11は、インタフェース(I/F)11iを介して車両のイグニッションスイッチ(IGN+)のOFF状態からON状態への変化に応じて起動し、IGN+のON状態からOFF状態への変化に応じて動作を終了する。
また、電源回路11bには、LCD駆動電源11cとヒータ電源11dとが電気的に接続されている。LCD駆動電源11cは、I/F11iを介してCPU11と電気的に接続されており、CPU11の制御によって電源回路11bからの電力をLCD3に供給する。ヒータ電源11dは、I/F11iを介してCPU11と電気的に接続されており、CPU11の制御によって電源回路11bからの電力をヒータ17に供給する。
ROM12は、図1に示す請求項中の駆動制御手段等の各種手段としてCPU11を機能させるための駆動制御プログラム、LCD3の表示を制御するためのプログラム、等を記憶している。RAM13は、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有している。
EEPROM14は、電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリであり、CPU11に電気的に接続されている。EEPROM14は、図1に示す請求項中の熱伝導率記憶手段に相当し、LCD表示装置10に用いるLCD3の熱伝導率を記憶している。なお、熱伝導率は、LCD3の型式等に対応させたテーブル等として記憶しておき、その型式に対応する熱伝導率をテーブル等から抽出する実施形態としたり、プログラムのパラメータ等としてROM12に予め記憶する実施形態とすることもできる。
通信部15は、車両に構築されているCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークに通信可能に接続され、CAN等の通信プロトコルで車載ネットワークに接続された他の電子機器と通信を行う。通信部15は、CPU11から入力される情報を送信先に送信すると共に、他の電子機器から受信した情報をCPU11に出力する。
LCDドライバ16は、CPU11と電気的に接続されており、CPU11の制御によってLCD3の表示を制御する。LCD3は、公知であるように、液晶を利用した表示装置であり、2枚のガラス板の間に特殊な液体を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで像を表示する構造になっている。LCD3は、CPU11からの要求に応じた情報を表示することが可能な構成となっている。
ヒータ17は、LCD3の近傍に設けられ、CPU11の制御によって駆動されてLCD3を暖める。そして、CPU11は、ヒータ電源11dを制御してヒータ17に印加する電圧を調整することで、LCD3の加熱温度を調整している。CPU11は、LCD3の周囲温度、LCD3の温度、等が予め定められた低温度条件を満たすときに、ヒータ17を駆動させてLCD3を暖めることで、LCD3の応答性が悪くなるのを防止している。なお、低温度条件とは、例えば0℃以下等のLCD3の応答性が悪くなる温度、温度範囲、等の条件を示している。
温度センサ18は、図1に示す請求項中温度検出手段に相当し、例えば熱電対等の各種センサが用いられる。温度センサ18は、I/F11iを介してCPU11と電気的に接続されており、検出した温度を示す温度情報をCPU11に出力する。なお、温度センサ18LCD3に対して複数個設けてもよい。
次に、図3のグラフは、ヒータ17のオン時とオフ時の各々に対応したLCD3の最適駆動電圧[V]と温度[℃]との関係を示すグラフとなっている。図3において、縦軸が最適駆動電圧[V]、横軸がLCD3の温度[℃]となっており、実線で示すグラフG1はヒータ17のオフ時、破線で示すグラフG2はヒータ17のオン時をそれぞれ示している。LCD表示装置10は、ヒータ17がオン状態の場合、温度センサ18で検出した温度情報とグラフG1とに基づいてヒータオフ時最適駆動電圧を求め、また、ヒータ17がオフ状態の場合、温度センサ18で検出した温度情報とグラフG2とに基づいてヒータオン時最適駆動電圧を求める。LCD表示装置10は、ヒータオン時及びヒータオフ時の各最適駆動電圧を求めるためのプログラムやテーブル等をROM12等に記憶している。
次に、LCD表示装置10がLCD3に対して印加する駆動電圧の制御の一例を、図4の図面を参照して以下に説明する。
まず、LCD表示装置10は、LCD3に印加するヒータオン時最適駆動電圧V1とヒータオフ時最適駆動電圧V2とを、温度センサ18が検出した温度情報に基づいて特定する。なお、説明を簡単化するために、本実施形態ではLCD3の温度を固定した状態で説明する。
図4(a)に示すように、LCD表示装置10はヒータオン時最適駆動電圧V1とヒータオフ時最適駆動電圧V2を、ヒータ17のオン状態/オフ状態の状態変化に応じて切り替えてLCD3を駆動させる。なお、ヒータオン時最適駆動電圧V1はヒータオフ時最適駆動電圧V2よりも低い電圧となっている。
LCD表示装置10は、ヒータ17のオン状態からオフ状態への切り替え開始からLCD3の熱伝導率に対応して予め定められたオフ時調整時間T1が経過したときに、LCD3に印加する駆動電圧がヒータオフ時駆動電圧V2となるように、ヒータオン時駆動電圧V1から徐々に増加させた増加駆動電圧をLCD3に印加する。即ち、本実施形態の増加駆動電圧は、オフ時調整時間T1における所定時間毎に所定の増加量で直線的に増加させている。
また、LCD表示装置10は、ヒータ17のオフ状態からオン状態への切り替え開始からLCD3の熱伝導率に対応して予め定められたオン時調整時間T2が経過したときに、LCD3に印加する駆動電圧がヒータオン時駆動電圧V1となるように、ヒータオフ時駆動電圧V2から徐々に減少させた減少駆動電圧をLCD3に印加する。即ち、本実施形態の減少駆動電圧は、オン時調整時間T2における所定時間毎に所定の増加量で直線的に減少させている。
オフ時調整時間T1とオン時調整時間T2は、LCD3の形状(例えば、大きさ、形、等)や、温度センサ17とLCD3との配置関係で大きく変化するため、実験で予め求めている。また、本実施形態では、オフ時調整時間T1とオン時調整時間T2とが等しい場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、オフ時調整時間T1とオン時調整時間T2とを異なる時間とすることもできる。
さらに、図4(b)に示すように、LCD表示装置10は、オフ時調整時間T1内にヒータ17がオン状態に切り替わると、増加させている増加駆動電圧の単位時間当たりの増加量と同等の減少量で駆動電圧をヒータオン時駆動電圧V1まで減少させた減少駆動電圧をLCD3に印加する。このように駆動電圧を変化させれば、ヒータオン時駆動電圧V1まで徐々に減少させることができるため、適さない駆動電圧がLCD3に印加されて視認性が劣化することを防止できる。また、増加量と同等の減少量で駆動電圧を減少させれば良いため、ヒータ17の再度のオン状態への切り替え時に減少量を算出する必要がないため、ソフトウェアによる駆動制御の複雑化を防止することができる。
LCD表示装置10は、上述した制御を行うための駆動制御プログラムをROM12に記憶し、EEPROM14の熱伝導率に対応するオフ時調整時間T1とオン時調整時間T2とをEEPROM14に記憶している。
次に、上述したLCD3の駆動制御を行うCPU11の処理概要の一例を、図5のフローチャートを参照して以下に説明する。なお、図5の処理は、LCD表示装置10の電源断等に応じて処理が終了することを前提としている。
CPU11は、前記駆動制御プログラムを実行すると、ステップS11において、温度センサ18から温度情報をRAM13に取得し、ステップS12において、LCD3に現在印加している実際の駆動電圧を取得してRAM13に記憶し、その後ステップS13の処理に進む。
CPU11は、ステップS13において、前記取得した温度情報に対応したLCD3のヒータオン時最適駆動電圧V1を取得してRAM13に記憶し、ステップS14において、前記取得した温度情報に対応したLCD3のヒータオフ時駆動電圧V2を取得してRAM13に記憶し、その後ステップS15の処理に進む。
CPU11は、ステップS15において、前記取得した温度情報が0℃以下であるか否かを判定する。CPU11は、0℃以下であると判定した場合(S15でY)、ステップS16において、データ電源11dを制御してヒータ17を駆動させ、ステップS17の処理に進む。
CPU11は、ステップS17において、前記ヒータオフ時駆動電圧V2と実際の駆動電圧又はヒータオン時駆動電圧V1との最適電圧間差を演算してRAM13に記憶し、ステップS18において、前記演算した最適電圧間差とオフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2とに基づいて、オフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2に増減させる出力値を演算してRAM13に記憶し、その後ステップS19の処理に進む。そして、CPU11は、ステップS19において、前記演算した出力値を予め定められた単位時間で分割して単位時間増減分を取得してRAM13に記憶し、その後ステップS20の処理に進む。
ここで、最適電圧差から単位時間増減分の演算方法の一例を説明する。ヒータ17のオフ時の駆動電圧Von及びオフ時の駆動電圧Voffはそれぞれ式1、式2で表すことができる。
Von =f0(x)+(f1(x)−f0(x))/T*t ・・・(式1)
Voff=f1(x)−(f1(x)−f0(x))/T*t ・・・(式2)
なお、f0(x)はヒータ17のオフ時の駆動電圧テーブル、f1(x)はヒータ17のオン時の駆動電圧テーブル、Tは上述したオフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2、tはヒータ17の状態が切り替わってからの経過時間をそれぞれ示している。そして、経過時間tがオフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2で駆動電圧の調整を終了することになる。
CPU11は、ステップS20において、ヒータ17を切り替えてから単位時間が経過したか否かを判定する。CPU11は、単位時間経過していないと判定した場合(S20でN)、ステップS11に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、単位時間経過していると判定した場合(S20でY)、ステップS21において、前記取得した単位時間増減分だけ現在の駆動電圧に追加してLCD3に印加させるようにLCD駆動電源11cに要求し、その後ステップS22の処理に進む。このステップS21の処理により、LCD駆動電源11cは単位時間増減分だけ追加した駆動電圧をLCD3に印加する。
CPU11は、ステップS22において、ヒータ17がオン状態の場合はオフ時調整時間T1、ヒータがオフ状態の場合はオン時調整時間T2が設定時間となり、ヒータ17のオン状態又はオフ状態が変化してから前記設定時間が経過したか否かを判定する。CPU11は、前記設定時間が経過していないと判定した場合(S22でN)、ステップS11に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、前記設定時間が経過していると判定した場合(S22でY)、LCD3に印加する駆動電圧が最適駆動電圧に到達しているため、ステップS23において、単位時間増減分を追加して出力するのを停止、即ち、現在LCD3に印加している駆動電圧をLCD駆動電源11cに維持させ、ステップS11に戻り、一連の処理を繰り返す。
また、CPU11は、ステップS15で0℃以下ではないと判定した場合(S15でN)、ステップS24において、ヒータ17がオン状態であるか否かを判定する。CPU11は、ヒータ17がオン状態であると判定した場合(S24でY)、ステップS25において、データ電源11dを制御してヒータ17の駆動を停止させ、その後ステップS17の処理に進む。一方、CPU11は、ヒータ17がオン状態ではないと判定した場合(S24でN)、ステップS26において、ヒータオン時最適駆動電圧V1又はヒータオフ時最適駆動電圧V2の該当する最適駆動電圧をLCD3に印加させるようにLCD駆動電源11cに要求し、その後ステップS11の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。このステップS26の処理により、LCD駆動電源11cは最適駆動電圧をLCD3に印加する。
以上説明したLCD表示装置10によれば、ヒータ17がオン状態からオフ状態に切り替わる場合、オフ状態開始時点からLCD3の熱伝導率に対応したオフ時調整時間T1が経過したときに、LCD3に印加する駆動電圧がヒータオフ時駆動電圧V2となるように、ヒータオン時駆動電圧V1又はヒータ17に実際に印加している現状の駆動電圧から例えば直線的に徐々に増加させた増加駆動電圧をLCD3に印加するようにしたことから、ヒータ17のオン状態からオフ状態の切り替わり時に、LCD3の熱伝導率の差によって適さない駆動電圧がLCD3に印加されるのを防止できるため、適さない駆動電圧の印加によってLCD3の視認性の劣化を防止できる。
また、ヒータ17がオフ状態からオン状態に切り替わる場合、オン状態開始時点からLCD3の熱伝導率に対応したオン時調整時間T2が経過したときに、LCD3に印加する駆動電圧がヒータオン時駆動電圧V1となるように、ヒータオフ時駆動電圧V2から例えば直線的に徐々に減少させた減少駆動電圧をLCD3に印加するようにしたことから、ヒータ17のオフ状態からオン状態の切り替わり時に、LCD3の熱伝導率の差によって適さない駆動電圧がLCD3に印加されるのを防止できるため、適さない駆動電圧の印加によってLCD3の視認性の劣化を防止できる。
よって、以上説明した本発明のLCD表示装置10によれば、ヒータ17を用いてもLCD3の良好な表示を維持できるという効果を奏する。
また、上述した実施形態では、ヒータ17のオン状態/オフ状態の切り替え時のオフ時調整時間T1、オン時調整時間T2のときに、LCD3に印加する駆動電圧を直線的に増減させる場合について説明した。これに代えて、LCD3に印加する駆動電圧を曲線的に増減させる場合の一例を、図6のフローチャートを参照して以下に説明する。
CPU11は、駆動制御プログラムを実行すると、ステップS51において、温度センサ18から温度情報をRAM13に取得し、ステップS52において、LCD3に現在印加している実際の駆動電圧を取得してRAM13に記憶し、その後ステップS53の処理に進む。
CPU11は、ステップS53において、前記取得した温度情報に対応したLCD3のヒータオン時最適駆動電圧V1を取得してRAM13に記憶し、ステップS54において、前記取得した温度情報に対応したLCD3のヒータオフ時駆動電圧V2を取得してRAM13に記憶し、その後ステップS55の処理に進む。
CPU11は、ステップS55において、前記取得した温度情報が0℃以下であるか否かを判定する。CPU11は、0℃以下であると判定した場合(S55でY)、ステップS56において、データ電源11dを制御してヒータ17を駆動させ、ステップS57の処理に進む。
CPU11は、ステップS57において、前記ヒータオフ時駆動電圧V2と実際の駆動電圧又はヒータオン時駆動電圧V1との最適電圧間差を演算してRAM13に記憶し、ステップS58において、前記演算した最適電圧間差とオフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2とに基づいて、オフ時調整時間T1又はオン時調整時間T2に増減させる出力値を演算してRAM13に記憶し、その後ステップS59の処理に進む。そして、CPU11は、ステップS59において、前記演算した出力値を予め定められた単位時間で、最適駆動電圧に近づくにつれて徐々に小さくなるように分割した単位時間増減分を順次取得してRAM13に記憶し、その後ステップS60の処理に進む。
CPU11は、ステップS60において、ヒータ17を切り替えてから単位時間が経過したか否かを判定する。CPU11は、単位時間経過していないと判定した場合(S60でN)、ステップS51に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、単位時間経過していると判定した場合(S60でY)、ステップS61において、前記取得した単位時間増減分だけ現在の駆動電圧に追加してLCD3に印加させるようにLCD駆動電源11cに要求し、その後ステップS62の処理に進む。このステップS61の処理により、LCD駆動電源11cは単位時間増減分だけ追加した駆動電圧をLCD3に印加する。
CPU11は、ステップS62において、ヒータ17がオフ状態の時は前記ヒータオフ時駆動電圧V2、ヒータ17がオン状態の時は前記ヒータオン時駆動電圧V1に、前記駆動電圧が到達したか否かを判定する。CPU11は、最適駆動電圧に到達していないと判定した場合(S62でN)、ステップS51に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、最適駆動電圧に到達していると判定した場合(S62でY)、ステップS63において、単位時間増減分を追加して出力するのを停止、即ち、現在LCD3に印加している駆動電圧をLCD駆動電源11cに維持させ、ステップS51に戻り、一連の処理を繰り返す。
また、CPU11は、ステップS55で0℃以下ではないと判定した場合(S55でN)、ステップS64において、ヒータ17がオン状態であるか否かを判定する。CPU11は、ヒータ17がオン状態であると判定した場合(S64でY)、ステップS65において、データ電源11dを制御してヒータ17の駆動を停止させ、その後ステップS57の処理に進む。一方、CPU11は、ヒータ17がオン状態ではないと判定した場合(S64でN)、ステップS66において、ヒータオン時最適駆動電圧V1又はヒータオフ時最適駆動電圧V2の該当する最適駆動電圧をLCD3に印加させるようにLCD駆動電源11cに要求し、その後ステップS11の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。このステップS26の処理により、LCD駆動電源11cは最適駆動電圧をLCD3に印加する。
このようにLCD表示装置10の処理を変更しても、上述したLCD表示装置10と同様の作用効果を得ることができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
3 液晶ディスプレイ
10 液晶ディスプレイ(LCD)表示装置
11 駆動制御手段(CPU)
14 熱伝導率記憶手段
17 ヒータ
18 温度検出手段(温度センサ)

Claims (3)

  1. 液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイを温めるヒータと、前記液晶ディスプレイの温度を示す温度情報を検出する温度検出手段と、前記検出した温度情報に対応して予め定められたヒータオフ時駆動電圧とヒータオン時駆動電圧とを、前記ヒータのオフ状態とオン状態とに応じて切り替えて前記液晶ディスプレイに印加して前記液晶ディスプレイの駆動を制御する駆動制御手段と、を有する液晶ディスプレイ表示装置において、
    前記液晶ディスプレイの熱伝導率を記憶する熱伝導率記憶手段を有し、
    前記駆動制御手段が、前記ヒータのオン状態からオフ状態への切り替え開始から前記液晶ディスプレイの熱伝導率に対応して予め定められたオフ時調整時間が経過したときに、前記液晶ディスプレイに印加する駆動電圧が前記ヒータオフ時駆動電圧となるように、前記ヒータオン時駆動電圧から徐々に増加させた増加駆動電圧を前記液晶ディスプレイに印加する手段であることを特徴とする液晶ディスプレイ表示装置。
  2. 前記駆動制御手段が、前記オフ時調整時間内に前記ヒータがオン状態に切り替わると、増加させている前記増加駆動電圧の単位時間当たりの増加量と同等の減少量で前記駆動電圧を前記ヒータオン時駆動電圧まで減少させる手段であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプレイ表示装置。
  3. 前記駆動制御手段が、前記ヒータのオフ状態からオン状態への切り替え開始から前記液晶ディスプレイの熱伝導率に対応して予め定められたオン時調整時間が経過したときに、前記液晶ディスプレイに印加する駆動電圧が前記ヒータオン時駆動電圧となるように、前記ヒータオフ時駆動電圧から徐々に減少させた減少駆動電圧を前記液晶ディスプレイに印加する手段であることを特徴とする液晶ディスプレイ表示装置。
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