JP2011133072A - 電磁弁、及び電磁弁における主弁部とソレノイド部との固定方法 - Google Patents
電磁弁、及び電磁弁における主弁部とソレノイド部との固定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】主弁部11とソレノイド部31との間にはOリング26が配設されており、主弁部11とソレノイド部31とを固定部材51により固定する際に、このOリング26が弾性変形することにより主弁部11とソレノイド部31とを互いに接離する方向に移動させて、鉄心ストローク長L1を調整する。そして、この鉄心ストローク長L1が弁ストローク長L2と同じストローク長になったときに、延設部51bの先端部とガイドリング34の一対の外側面との接触部同士をレーザー溶接により接合する。
【選択図】図3
Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記固定部材は金属材料から形成されるとともに前記主弁部に一体化され、前記固定部材と前記ソレノイド部とは、その接触部同士が溶接により接合されていることを要旨とする。
図1及び図2に示すように、電磁弁10は、空気の流路を切り換えるための弁体21を有する主弁部11と、弁体21を駆動させるためのソレノイド部31とが固定部材51により互いに固定されてなる。
図4に示すように、主弁部11は、非磁性材製(合成樹脂材料製)である長箱状のボディ12を備えている。ボディ12の長手方向に沿う四側面のうち、対向する一対の側面には、装着凹部12aがボディ12の長手方向における一端から他端に亘って延びるように形成されている。この装着凹部12aは、ボディ12に固定部材51を装着する際に用いられる。
図2及び図3に示すように、ソレノイド部31は、合成樹脂材料で形成された有底四角筒状のボンネット30を備えるとともに、ボンネット30内には、磁性材料で形成された磁気カバー32が内嵌されている。磁気カバー32の内側には、コイル33aが複数巻回された円筒状のボビン33が配設されている。磁気カバー32の内部であって、ボビン33よりもボディ12側には、磁気回路を形成する磁気回路形成部材として機能するガイドリング34が設けられるとともに、ガイドリング34及びボビン33内には、略円柱状の可動鉄心35が挿入されている。
図4に示すように、固定部材51は、非磁性体である金属板を略コの字状に折り曲げて形成されている。固定部材51は、ボディ12の一端面と当接する底部51aと、底部51aにおける対向する一対の側縁から底部51aの底面に対して直交する方向に延びる一対の延設部51bとからなる。底部51aにはビス52が螺入可能なビス孔51cが二つ形成されている。ビス孔51cは、固定部材51がボディ12の一部を覆うように装着された状態において、挿通孔12cと重合するように形成されている。
図3に示すように、まず、延設部51bが装着凹部12aに装着されて、固定部材51がボディ12の一端面及び装着凹部12aを覆うようにボディ12に対して配置するとともに、ビス孔51c及び挿通孔12cに対してビス52を螺入することで、固定部材51がボディ12に対して固定されて固定部材51とボディ12とが一体化される。この状態では、延設部51bの先端部がボディ12の他端面よりも離間した位置まで延在している。次に、一対の延設部51bを底部51aにおける対向する一対の側縁を基点にして互いに離間する方向へ変形させて、一対の延設部51b同士の間隔を広げながらガイドリング34を一対の延設部51bの間に配置する。このとき、一対の延設部51bは、ガイドリング34の四側外面のうち、磁気カバー32に覆われていない一対の外側面に対向するようにソレノイド部31を主弁部11に対して配置する。次に、一対の延設部51b同士の間隔を狭くしてガイドリング34の一対の外側面を一対の延設部51bにより挟み込む。
(1)主弁部11とソレノイド部31との間にはOリング26が配設されている。そして、主弁部11とソレノイド部31とを固定部材51により固定する際に、このOリング26の弾性変形により、主弁部11とソレノイド部31とを互いに接離する方向へ移動させることができる。Oリング26を押し潰して主弁部11とソレノイド部31とを互いに近づけると、可動鉄心35が固定鉄心41側へ移動するため鉄心ストローク長L1が短くなる。また、押し潰したOリング26の復帰により主弁部11とソレノイド部31とを互いに離間させると、可動鉄心35を除くソレノイド部31全体が主弁部11から離間ため、固定鉄心41が可動鉄心35に対して離間する方向へ移動して鉄心ストローク長L1が長くなる。このように、鉄心ストローク長L1を調整しながら、この鉄心ストローク長L1が弁ストローク長L2と同じストローク長になったときに、延設部51bの先端部とガイドリング34の一対の外側面との接触部同士をレーザー溶接により接合する。よって、主弁部11とソレノイド部31とを固定部材51により固定する際に、鉄心ストローク長L1を弁ストローク長L2と同じストローク長に調整しながら固定することができる。
○ 実施形態において、鉄心ストローク長L1が弁ストローク長L2と同じストローク長になったときに、延設部51bの先端部とガイドリング34の一対の外側面との接触部同士をレーザー溶接により接合したが、これに限らない。例えば、主弁部11とソレノイド部31との位置が所望の位置になったときに、延設部51bの先端部とガイドリング34の一対の外側面との接触部同士をレーザー溶接により接合してもよい。これによれば、主弁部11とソレノイド部31とを固定部材51により固定する際に、可動鉄心35の鉄心ストローク長を所望のストローク長に調整しながら固定することができる。
(イ)前記位置調整手段により前記可動鉄心が前記固定鉄心に対して接離するときの鉄心ストローク長が、前記弁体が前記弁座に対して接離するときの弁ストローク長以上に調整された状態で、前記主弁部と前記ソレノイド部とが前記固定部材により固定されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁。
Claims (6)
- ボディに形成された弁室内に弁体が収容されるとともに、前記弁室内に設けられた弁座に対する前記弁体の接離により流路を切り換え可能とする主弁部と、前記弁体を弁座に対して接離する方向に駆動させるための固定鉄心、及び前記固定鉄心に対して接離可能な可動鉄心を有するソレノイド部とが固定部材により固定されてなる電磁弁であって、
前記主弁部と前記ソレノイド部との間には、前記主弁部と前記ソレノイド部とを互いに接離する方向に位置調整可能な位置調整手段が設けられ、
前記主弁部及び前記ソレノイド部のうちいずれか一方に前記固定部材が一体化されるとともに、前記位置調整手段によって前記主弁部と前記ソレノイド部との位置を調整した状態で他方に前記固定部材が連結されて前記主弁部と前記ソレノイド部とが前記固定部材により固定されることを特徴とする電磁弁。 - 前記位置調整手段は、前記主弁部と前記ソレノイド部との間に配設される弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
- 前記固定部材は金属材料から形成されるとともに前記主弁部に一体化され、
前記固定部材と前記ソレノイド部とは、その接触部同士が溶接により接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電磁弁。 - 前記固定部材は非磁性体から形成されるとともに前記主弁部に一体化され、
前記固定部材が、前記ソレノイド部を構成するコイルに通電されて前記コイルが励磁されることで磁気回路を形成する磁気回路形成部材に連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁。 - ボディに形成された弁室内に弁体が収容されるとともに、前記弁室内に設けられた弁座に対する前記弁体の接離により流路を切り換え可能とする主弁部と、前記弁体を弁座に対して接離する方向に駆動させるための固定鉄心、及び前記固定鉄心に対して接離可能な可動鉄心を有するソレノイド部とが固定部材により固定されてなる電磁弁における主弁部とソレノイド部との固定方法であって、
前記主弁部と前記ソレノイド部との間には、前記主弁部と前記ソレノイド部とを互いに接離する方向に位置調整可能な弾性体からなる位置調整手段が設けられ、
前記主弁部及び前記ソレノイド部のうちいずれか一方に前記固定部材が一体化されるとともに、前記位置調整手段によって前記主弁部と前記ソレノイド部との位置を調整した状態で他方に前記固定部材を連結して前記主弁部と前記ソレノイド部とを前記固定部材により固定することを特徴とする電磁弁における主弁部とソレノイド部との固定方法。 - 前記固定部材は非磁性体から形成されるとともに前記主弁部に一体化され、
前記固定部材と、前記ソレノイド部を構成するコイルに通電されて前記コイルが励磁されることで磁気回路を形成する磁気回路形成部材とを接触させてその接触部同士を溶接により接合することを特徴とする請求項5に記載の電磁弁における主弁部とソレノイド部との固定方法。
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