JP2018160423A - 接点装置及びこれを使用した電磁接触器 - Google Patents

接点装置及びこれを使用した電磁接触器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で可動接触子の回転止めを行うことができる接点装置及びこれを備えた電磁接触器を提供する。
【解決手段】一対の固定接触子23,24と可動接触子25とを有する接点機構4と、可動接触子を一対の固定接触子に対して接離可能に支持する可動軸37と、可動軸を挿通して接点機構を収納する接点収納部5と、接点収納部の前記可動接触子と対向する位置に配置され、可動接触子に形成された案内部に係合されて当該可動接触子の揺動を規制する揺動規制部材29と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流路の開閉を行う接点装置及びこれを備えた電磁接触器に関する。
電流路の開閉を行う接点装置として、従来、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されたものが提案されている。
特許文献1に記載された接点装置は、一対の固定端子台の先端に形成された固定接点に対して可動接触子を接離可能に配置し、この可動接触子の周囲を方形枠上の収容ケースで囲むことにより、可動接触子の両端の接点を通る直線回りの振動と可動接触子を支持する軸回りの回転とを抑制するようにしている。
特許文献2に記載された接点装置は、可動絶縁台に形成されたガイド用突部に可動接触子が摺動可能に案内され、この可動接触子の上面に接点圧用コイルバネを介在させて抜け止め具を可動絶縁台に固定し、可動絶縁台と可動鉄片との間に復帰コイルバネを介在させて2本のリベットで可動鉄片と可動絶縁台とを連結している。
特開2012−199108号公報 特開2005−183283号公報
ところで、特許文献1に記載された接点装置にあっては、可動接触子の周囲を囲む収容ケースを配置する必要があり、可動接触子が固定接点から離間する際に発生するアークを消弧するための消弧室の容積を確保することが困難であり、高電圧且つ大電流の電流路を開閉する場合には適用することができないという課題がある。
また、特許文献2に記載された接点装置にあっては、可動鉄片と可動接触子を支持する可動絶縁台とが2本のリベットで連結され、さらに可動絶縁台に形成されたガイド用突部に可動接触子が案内されることにより、可動接触子の可動鉄片に対する回動が抑制される。しかしながら、特許文献2に記載された接点装置では、可動接触子を支持する可動絶縁台の構成が複雑であるとともに2本のリベットを有するので、組立を容易に行うことができないという課題がある。
そこで、本発明は、上記特許文献1及び2に記載された先行技術の課題に着目してなされたものであり、簡易な構成で可動接触子の回転止めを行うことができる接点装置及びこれを備えた電磁接触器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る接点装置は、一対の固定接触子と可動接触子とを有する接点機構と、可動接触子を一対の固定接触子に対して接離可能に支持する可動軸と、可動軸を挿通して接点機構を収納する接点収納部と、接点収納部の前記可動接触子と対向する位置に配置され、可動接触子に形成された案内部に係合されて当該可動接触子の揺動を規制する揺動規制部材と、を備えている。
また、本発明の一態様に係る電磁接触器は、上記構成を有する接点装置を備え、接点装置の可動軸に連結される可動鉄心を有する電磁石ユニットを備えている。
本発明の一態様によれば、接点収納部の可動接触子に対向する位置に、揺動規制部材を配置し、この揺動規制部材を可動接触子に形成した案内部に係合させるだけの簡易な構成で可動接触子の可動軸回りの揺動を抑制し、可動接触子が固定接触子から離間する際に発生するアークの発弧点を安定させることができる。
また、本発明の一態様によれば、上記接点機構を備えた電磁接触器を構成するので、可動接触子の可動軸回りの揺動を抑制し、アークの発弧点を安定させることができる電磁接触器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電磁接触器を示す断面図である。 図1の接点装置の分解斜視図である。 可動接触子及び可動軸の分解斜視図である。 第1実施形態の可動接触子を示す斜視図である。 第1の実施形態の接点装置の磁束とアークとの関係を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁接触器を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る電磁接触器を示す断面図である。
次に、図面を参照して、本発明の一実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下、本発明に係る接点装置を含む電磁接触器の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
電磁接触器1は、図1に示すように、接点装置2と、接点装置2を駆動する電磁石ユニット3を備えている。
接点装置2は、接点機構4を収納する接点収納部5を備えている。この接点収納部5は、銅、アルミニウム、オーステナイト系ステンレス鋼等の非磁性金属製の角筒体6と、この角筒体6の上端を閉塞する平板状の例えばセラミック製の絶縁板7と、角筒体6の内部に配置された有底絶縁筒体8とを備えている。
角筒体6は、下端部に外方に突出するフランジ部6aを有する。このフランジ部6aが接点収納部5を構成する後述する磁気ヨーク10の上面にシール接合されている。絶縁板7には、一対の貫通孔7a、7bが所定間隔をあけて形成されている。
接点機構4は、絶縁板7に一対となる第1導体部21及び第2導体部22を介して固定されている一対となる第1固定接触子23及び第2固定接触子24と、これら第1固定接触子23及び第2固定接触子24に対して接離可能に配置されている可動接触子25とを備えている。
第1導体部21は、絶縁板7の貫通孔7aに挿通されて固定されている。第2導体部22は、絶縁板7の貫通孔7bに挿通されて固定されている。
ここで、第1固定接触子23は、導電体金属部からなる側面視C字形状の導電板であり、絶縁板7の下面に沿って外側に延長する上板部23aと、上板部23aの外側端部から下方に延長する中間板部23bと、中間板部23bの下端部から上板部23aと平行に内側に延長する下板部23cとを備えている。下板部23cは、可動接触子25の下方に延び、その上面に可動接触子25の第1接点部が接触する第1接点部23dを備えている。
一方、第2固定接触子24も、第1固定接触子23と面対称となる導電体金属部からなる側面視C字形状の導電板である。この第2固定接触子24は、絶縁板7の下面に沿って外側に延長する上板部24aと、上板部24aの外側端部から下方に延長する中間板部24bと、中間板部24bの下端部から上板部24aと平行に内側に延長する下板部24cとを備えている。下板部24cは、可動接触子25の下方に延び、その上面に可動接触子25の第2接点部が接触する第2接点部24dを備えている。
第1固定接触子23及び第2固定接触子24は、第1導体部21及び第2導体部22の下端面に突出形成されたピンに固定されている。第1導体部21と第1固定接触子23及び第2導体部22と第2固定接触子24の固定方法としては、ろう付け、螺合等があげられる。
また、第1固定接触子23の中間板部23bの内側面及び第2固定接触子24の中間板部24bの内側面を覆うように、平面から見てコの字状の磁性体板28が装着されている。これにより、中間板部23b、24bを流れる電流によって発生する磁場をシールドすることができる。
さらに、第1固定接触子23には、アークの発生を規制する合成樹脂製の絶縁カバー26が装着されている。第2固定接触子24にも、アークの発生を規制する合成樹脂製の絶縁カバー27が装着されている。これにより、第1固定接触子23の内周面では下板部23cの上面側の第1接点部23dのみが露出される。また、第2固定接触子24の内周面では下板部24cの上面側の第2接点部24dのみが露出される。
そして、可動接触子25は、導電性金属を材料とした図1の左右方向に長く伸びる導電板である。この可動接触子25は、第1固定接触子23及び第2固定接触子24内に両端部を配置するように配設されている。可動接触子25の第1固定接触子23及び第2固定接触子24内に配置された両端部下面に第1接点部25b及び第2接点部25cが形成されている。
この可動接触子25は、電磁石ユニット3の後述する可動鉄心35に固定された可動軸37に支持されている。可動接触子25の中央部には、可動軸37を挿通する貫通孔25aが形成されている。
可動軸37の上下方向略中央部には、フランジ部37aが半径方向に外方に向けて突出形成されている。可動接触子25は、その貫通孔25aに可動軸37を下方から挿通してフランジ部37a上に載置される。そして、可動軸37の上方から接触スプリング39を挿通し、この接触スプリング39を所定の接触圧を付与するように圧縮した状態で、スプリング受け部40によって固定されている。
可動接触子25には、図2〜図4に示すように、第2固定接触子24内に配置される第2接点部25d側の第2接点部25dより中央より位置に貫通孔である案内部25dが形成されている。
一方、図3に示すように、有底絶縁筒体8の案内部25dに対向する底部には、取付孔8aが形成され、この取付孔8aに揺動規制部材29が挿通固定されている。揺動規制部材29は、可動接触子25の案内部25dに係合されて可動接触子25の可動軸37回りの揺動を規制する。この揺動規制部材29は、非磁性体製の絶縁部材で構成され、台部29aと、この台部29aから上方に突出する円柱部29bとを備えている。この揺動規制部材29の先端は、可動接触子25の案内部25d内を通じて可動接触子25の上面より突出している。
この揺動規制部材29としては、銅、黄銅、アルミニウム、オーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性金属材料で構成することが好ましい。このように、揺動規制部材29を非磁性金属材料で構成する場合には、導電性を有するので、図1に示すように、揺動規制部材29と固定接触子24の下板部24c及び第2接点部24dに対して可動軸37側に所定の絶縁距離分離れた位置に設けることが好ましい。また、揺動規制部材29を非磁性金属材料で構成することにより、有底絶縁筒体8を成形する際に、インサート成形によって揺動規制部材29を有底絶縁筒体8と一体成形することができる。
また、揺動規制部材29を非磁性金属材料で構成することにより、後述するように、アークを消弧するためのローレンツ力を発生する磁束に影響を与えることがない。
そして、可動接触子25は、釈放状態で、図1に示すように、両端の第1接点部25b及び第2接点部25cがそれぞれ第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dのそれぞれと所定間隔を保って離間した状態となる。また、可動接触子25は、投入位置で、両端の第1接点部25b及び第2接点部25cがそれぞれ第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dのそれぞれに、接触スプリング39による所定の接触圧で接触する。
また、電磁石ユニット3は、図1に示すように、側面から見てU字形状の下部磁気ヨーク31を有し、この下部磁気ヨーク31の底板部の中央部に固定鉄心32が配置されている。そして、固定鉄心32の外側にスプール33が配置されている。このスプール33に励磁コイル34が巻装されている。
また、下部磁気ヨーク31の開放端となる上端には、板状の磁気ヨーク10が固定されている。この磁気ヨーク10の中央部には、可動鉄心35を挿通する貫通孔10aが形成されている。
また、スプール33内に配置された固定鉄心32の上部には、有底筒状に形成されたキャップ9が配置され、このキャップ9の開放端に設けられた半径方向外側に突出するフランジ部9aが、磁気ヨーク10の下面にシール接合されている。これにより、接点収納部5及びキャップ9が磁気ヨーク10の貫通孔10aを介して連通される密封した接点装置2が形成されている。
そして、このキャップ9の内部には、可動鉄心35が上下方向に移動可能に収容されている。この可動鉄心35は、キャップ9の内部に上下方向に移動可能に収容される円筒部35aと、この円筒部35aの上端に設けられた半径方向外側に突出する周鍔部35bとを備えている。可動鉄心35の円筒部35aは、磁気ヨーク10の貫通孔10aを上下方向に挿通し、可動鉄心35の周鍔部35bは貫通孔10aよりも大きな外径を有して磁気ヨーク10の上方に配置されている。
可動鉄心35の円筒部35aには、その下端面から上方に延びる復帰スプリング収容凹部35cが形成されている。キャップ9の底部と復帰スプリング収容凹部35cの上端面との間には、可動鉄心35を上方に付勢する復帰スプリング36が配設されている。
また、磁気ヨーク10の上面には、図1及び図2に示すように、外形が方形で円形の中心開口を有して環状に形成された永久磁石11が可動鉄心35の周鍔部35bを囲むように固定されている。永久磁石11は、上下方向即ち厚み方向に上端側を例えばN極、下端側をS極とするように着磁されている。
そして、永久磁石11の上面には、永久磁石11と同一外形で可動鉄心35の周鍔部35bよりも小さい内径の貫通孔12aを有する補助ヨーク12が固定されている。可動軸37は、貫通孔12aを上下方向に挿通している。
そして、可動鉄心35を上下方向に挿通する貫通孔10aを有する板状の磁気ヨーク10と、磁気ヨーク10の上面に接合され、内部に接点機構4を収納する接点収納部5と、磁気ヨーク10の下面に接合され、内部に可動鉄心35を収容するキャップ9とにより、接点機構4、可動軸37及び可動鉄心35を収容する密封された接点収納部5を構成している。密封された接点収納部5内には、例えば水素などのアーク消弧用ガスが封入されている。
また、接点収納部5の外周面には、図5に示すように、可動接触子25と平行な外側面に互いに対向するアーク消弧用永久磁石51a及び51bが配置されている。これらアーク消弧用永久磁石51a及び51bは、接点収納部5の側面側がN極に着磁され、接点収納部5の側面とは反対側がS極に着磁されている。また、接点収納部5の可動接触子25の両端部に対向する外側面には、互いに対向するアーク消弧用永久磁石52a及び52bが配置されている。これらアーク消弧用永久磁石52a及び52bは、接点収納部5の側面側がS極に着磁され、接点収納部5の側面とは反対側がN極に着磁されている。
アーク消弧用永久磁石51a及び51bの中央部のN極からの磁束φ1は、図5で点線図示のように、可動接触子25の第1接点部25b及び第2接点部25cと、第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dとの間を横切ってアーク消弧用永久磁石52a及び52bに向かう。これに対して、アーク消弧用永久磁石51a及び51bの両端部のN極からの磁束φ2は、自身のS極までの距離がアーク消弧用永久磁石52a及び52bのS極までの距離より短いので、自身のS極に図5で点線図示のように直接向かう。
したがって、可動接触子25が第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dから上方に離間する際に発生するアークがアーク消弧用永久磁石51a及び51bとアーク消弧用永久磁石52a及び52bとで発生する磁束φ1及びφ2によって消弧される。すなわち、可動接触子25と第1固定接触子23との間に発生するアークは、磁束φ1と紙面から手前に向かう向きの電流とによってフレミング左手の法則にしたがって図5で下向きのローレンツ力F1が作用してアーク消弧用永久磁石51aの端部側の第1アーク消弧室53に引き延ばされる。引き延ばされたアークは、アーク消弧用永久磁石51aの端部の磁束φ2とアーク電流とによってフレミング左手の法則にしたがって、図5で右向きのローレンツ力F2が作用し、アーク消弧用永久磁石51aの内側に形成された第2アーク消弧室55内に引き延ばされて消弧される。
同様に、可動接触子25と第2固定接触子24との間に発生するアークは、磁束φ1と紙面に向かう向きの電流とによってフレミング左手の法則にしたがって図5で下向きのローレンツ力F1が作用してアーク消弧用永久磁石51aの端部側の第1アーク消弧室54に引き延ばされる。引き延ばされたアークは、アーク消弧用永久磁石51aの端部の磁束φ2とアーク電流とによってフレミング左手の法則にしたがって、図5で左向きのローレンツ力F2が作用し、アーク消弧用永久磁石51aの内側に形成された第2アーク消弧室56内に引き延ばされて消弧される。
そして、接点装置2及び電磁石ユニット3が外装ケース60内に収納されている。
次に、第1実施形態の電磁接触器1の動作を説明する。
先ず、第1固定接触子23に接続された第1導体部21が例えば大電流を供給する電力供給源に接続され、第2固定接触子24に接続された第2導体部22が負荷に接続されているものとする。
このとき、電磁石ユニット3における励磁コイル34が非励磁状態にあって、電磁石ユニット3で可動鉄心35を下降させる励磁力を発生していない釈放状態にあるものとする。
この釈放状態では、可動鉄心35が復帰スプリング36によって、磁気ヨーク10から離れる上方向に付勢される。これと同時に、永久磁石11の磁力による吸引力が補助ヨーク12に作用し、可動鉄心35の周鍔部35cが吸引される。このため、可動鉄心35の周鍔部35cの上面が補助ヨーク12の下面に接触している。
したがって、可動鉄心35に可動軸37を介して連結されている接点機構4の可動接触子25の第1接点部及び第2接点部が、第1固定接触子23の第1接点部23d、第2固定接触子24の第2接点部24dに対して上方に所定距離だけ離間している。このため、第1固定接触子23及び第2固定接触子24の間の電流路が遮断状態にあり、接点機構4が開極状態となっている。
この釈放状態から、電磁石ユニット3の励磁コイル34に通電すると、この電磁石ユニット3で励磁力が発生し、可動鉄心35を復帰スプリング36の付勢力及び永久磁石11の吸引力に抗して下方に押し下げる。この可動鉄心35の下降が、周鍔部35cの下面が磁気ヨーク10の上面に当たることで停止する。
このように、可動鉄心35が下降することにより、可動鉄心35に可動軸37を介して連結されている可動接触子25も下降し、接点機構4の可動接触子25の第1接点部及び第2接点部のそれぞれが、第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dのそれぞれに対して接触スプリング39の接触圧で接触する。
このため、電力供給源の大電流が、第1固定接触子23、可動接触子25、第2固定接触子24を通じて負荷に供給される閉極状態となる。
そして、接点機構4の閉極状態から、負荷への電流供給を遮断する場合には、電磁石ユニット3の励磁コイル34への通電を停止する。
励磁コイル34への通電を停止すると、電磁石ユニット3で可動鉄心35を下方に移動させる励磁力がなくなることにより、可動鉄心35が復帰スプリング36の付勢力によって上昇し、周鍔部35cが補助ヨーク12に近づくに従って永久磁石11の吸引力が増加する。
この可動鉄心35が上昇することにより、可動軸37を介して連結された可動接触子25が上昇する。これに応じて接触スプリング39で接触圧を与えているときは、可動接触子25の第1接点部及び第2接点部のそれぞれが、第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dのそれぞれに接触している。その後、接触スプリング39の接触圧がなくなった時点で、可動接触子25が第1固定接触子23及び第2固定接触子24から上方に離間する開極状態となる。
このような開極状態となると、可動接触子25の第1接点部及び第2接点部と、第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dとの間にアークが発生し、アークによって電流の通電状態が継続されることになる。
そして、可動接触子25の第1接点部及び第2接点部と、第1固定接触子23の第1接点部23d及び第2固定接触子24の第2接点部24dとの間に発生したアークは、これらアークの電流の流れと、アーク消弧用永久磁石51a,51b及び52a,52bで発生した磁束φ1及びφ2との関係からフレミング左手の法則により発生したローレンツ力F1及びF2によって有底絶縁筒体8に形成された第1アーク消弧室53及び54を通って第2アーク消弧室55及び56まで引き延ばされるとともに、接点収納部5に封入されたアーク消弧用ガスによって冷却されて消弧される。
その後、可動鉄心35の釈放動作が終了すると、可動鉄心35の周鍔部35cの上面が補助ヨーク12の下面に接触し、開極終了となる。
このように、電磁接触器1では、開極状態から閉極状態となり、再度開極状態に復帰させる一連の動作で負荷に供給する電流の通電及び遮断を行なう。この際、可動軸37の上下動によって、可動接触子25は第1固定接触子23及び第2固定接触子24との接離を繰り返すことになる。
この可動接触子25が上下動する際に、可動接触子25が可動軸37に支持されて上下動されるとともに、可動接触子25に可動軸37から離れた位置に形成した案内部25d内に可動軸37と平行な揺動規制部材29が係合されている。このため、可動接触子25が可動軸37回りに揺動することを確実に規制することができるとともに、可動接触子25に厚みがあるので、可動接触子25の幅方向の中心軸回りに傾くことも防止できる。
しかも、揺動規制部材29が非磁性金属材料で形成されているので、可動接触子25及び第2固定接触子24間に発生したアークを引き延ばすアーク消弧用永久磁石51a,51b及び52a,52bによる磁束φ1の通過に影響を与えることがない。このため、アークを引き延ばすローレンツ力が低下することを防止できる。
特に、揺動規制部材29を可動接触子25と同じ銅材料で構成することにより、異種金属接触腐食を防止することができる。
さらに、開極時に発生するアークは、アーク消弧用永久磁石51a及び51bのN極からアーク消弧用永久磁石52a及び52bのS極に向かう磁束φ1と、可動接触子25の第2接点部25cと第2固定接触子24の第2接点部24dとの間に流れる電流とによるローレンツ力によって、図5に示すように、揺動規制部材29とは90度異なる方向に引き延ばされるので、発生したアークが揺動規制部材29に移動することを防止できる。
このため、揺動規制部材29と第2固定接触子24の下板部24c及び第2接点部24dとの間隔は、可動接触子25に流れる電流が揺動規制部材29を通じて第2固定接触子に流れる電流路が形成されないために必要とする絶縁距離だけ離すだけでよく、アークの乗り移りについては考慮する必要がない。
さらに、揺動規制部材29として非磁性金属材料で構成することで、密封された接点収納部5内での摩耗粉の発生を抑制することができる。
なお、上記第1実施形態では、可動接触子25に貫通孔でなる案内部25dを形成するので、この案内部25dの分電流路となる断面積が減少することになる。このため、案内部25dの両脇の厚みを厚くして電流路の断面積を確保するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、揺動規制部材29を非磁性金属材料で構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、揺動規制部材29としてセラミックスや合成樹脂材等の絶縁部材を適用し、少なくとも案内部25dに係合する部位に薄肉の非磁性金属材料製のキャップを被せるようにしてもよい。また、銅、黄銅、アルミニウム、オーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性金属材料の第2固定接触子24の下板部24c及び第2接点部24dと対向する部位を、絶縁性を有する塗料で塗装したり、合成樹脂材を被覆したり、さらには非磁性で耐摩耗性を有し、且つ摺動抵抗の少ない例えばテトラフルオロエチレン等の合成樹脂材を用いたりして絶縁性を確保するようにしてもよい。この場合には、揺動規制部材29を第2固定接触子24に近づけることができ、揺動規制部材29と案内部25dとの間のクリアランスが同じであるものとすると、可動軸37と揺動規制部材29との間の距離が短い場合に比較して可動接触子25の揺動抑制範囲をより狭くすることができる。
次に、本発明に係る接点装置の第2実施形態について図6を伴って説明する。
この第2実施形態では、前述した第1実施形態における可動接触子に形成する案内部の形状を変更したものである。
すなわち、第2実施形態では、案内部25dを貫通孔に代えてボス出し成形部としている。この案内部25dは、可動接触子25をプレス機でボス出し成形加工することにより、可動接触子25の下面側に断面円形の凹部25eを形成し、この凹部25eの上部側に盛り上がり部25fを形成している。
そして、凹部25e内に揺動規制部材29が係合されている。
この第2実施形態によると、案内部25dとなる凹部25e内に揺動規制部材29が係合されているので、前述した第1実施形態と同様に可動接触子25の可動軸37回りの揺動を抑制することができる。
しかも、案内部25dが凹部25eと盛り上がり部25fとで形成されているので、電流路としての断面積を他の平坦な板部と略同じに設定することができ、可動接触子25を流れる電流が減少することなく、案内部25dを形成することができる。
次に、本発明に係る電磁接触器の第3実施形態について図7を伴って説明する。
この第3実施形態では、接点機構4の構成を、可動接触子を一対の固定接触子に突き当てる構成に変更したものである。
すなわち、第3実施形態では、図7に示すように、接点収納部5が、セラミックス、合成樹脂等の絶縁部材で形成される下端を開放した桶状体61と、その開放端面に密着固定された金属製の接合部材62と、桶状体61の側面を覆う金属筒体63とで構成されている。そして、接合部材62が電磁石ユニット3の磁気ヨーク80の上面にろう付け、溶接等によって気密状態で固定されている。
桶状体61の上面には、長手方向に所定間隔を保って断面円形の貫通孔61a,61bが設けられ、これら貫通孔61a,61b内に例えば銅製の一対の第1固定接触子64a及び第2固定接触子64bが挿通されてろう付けや接着剤等によって固定されている。
これら固定接触子64a,64bのそれぞれは、上部側の大径頭部65とこの大径頭部65と同軸的に連接された下部側の小径円柱部66とで構成されている。
これら固定接触子64a,64bが小径円柱部66を桶状体61の貫通孔61a,61b内に挿通した状態で桶状体61にろう付けや接着剤等によって貫通孔61a,61bを密封するように固定されている。
また、接点装置2は、第1固定接触子64a及び第2固定接触子64bの小径円柱部66の下端面に比較的狭い所定のギャップを隔てて可動接触子68が接離可能に対向配置されている。この可動接触子68は、少なくとも第1固定接触子64a及び第2固定接触子64bと対向する位置に第1接点部68a及び第2接点部68bが形成されている。
可動接触子68は、上下方向に延長する可動軸69に固定された接点ホルダ70に接触スプリング71を介して保持されている。この可動接触子68には、前述した第2実施形態と同様に、第2固定接触子64bの円柱部66より可動軸69側に所定の絶縁距離をとった位置にボス出し成形部でなる案内部68cが形成されている。この案内部68cは、可動接触子68をプレス機で下面側からボス出し成形加工することにより、可動接触子68の上面側に断面円形の凹部68dを形成し、この凹部68dの上部側に盛り上がり部68eを形成している。
一方、桶状体61の開放端面を閉塞するように例えば合成樹脂材製の有底絶縁体72が配置され、この有底絶縁体72の底板部72aに可動接触子68の案内部68cに係合する例えば円柱状の揺動規制部材73が固定されている。この揺動規制部材73は、第1実施形態の非磁性金属材料や、セラミックス、テトラフルオロエチレン等の絶縁部材で構成することができる。
可動軸69は、磁気ヨーク80に形成された貫通孔80aを通じて下方の電磁石ユニット3の可動鉄心81に連結されている。この可動鉄心81は、磁気ヨーク80の下面側に固定された上端を開放したU字状の磁気ヨーク82の中央部に形成された円筒部83に上下に摺動可能に配置されている。そして、可動鉄心81が、磁気ヨーク80との間に設けられた復帰スプリング84によって下方に可動接触子68が第1固定接触子64a及び第2固定接触子64bから離れる方向に付勢されている。
磁気ヨーク82の円筒部83の外周面には内周面が可動鉄心81に対向するようにスプール85が配置され、このスプール85に励磁コイル86が巻装されている。
この第3実施形態によると、可動接触子68が第1固定接触子64a及び第2固定接触子64bから離間している図7に示す釈放状態では、第2実施形態と同様に可動接触子69の案内部68cの凹部68d内に係合している。このため、釈放状態で、可動接触子68が可動軸69回りに揺動することを確実に防止することができ、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
しかも、揺動規制部材73が可動接触子68の第2接点部68bと第2固定接触子64bの円柱部66とが対向するギャップ位置とは反対側に形成された案内部68cの凹部68d内に係合している。このため、可動接触子68が固定接触子64a及び64bとの接離を繰り返す際に、揺動規制部材73で摩耗粉が発生したとしても、この摩耗粉が有底絶縁体72上に落下し、摩耗粉がギャップ位置に到達することを防止できる。したがって、揺動規制部材73として摩耗粉を発生し易いセラミックスやテトラフルオロエチレン等の非磁性を有する絶縁体で構成することが可能となる。
勿論、前述した第2実施形態と同様に、揺動規制部材68を非磁性金属材料で構成することもできる。
なお、上記第3実施形態では、案内部68cをボス出し成形部とした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、前述した第1実施形態と同様に案内部68cを貫通孔とすることもできる。この場合には、揺動規制部材73として摩耗粉の発生を抑制できる非磁性金属材料を適用することが好ましい。
なお、上記第1〜第3実施形態では、揺動規制部材29が円柱状である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、断面を楕円、長円、方形、多角形等の任意の断面形状とすることができる。
さらに、揺動規制部材29は直線的な柱状に形成する場合に限らず、案内部25d又は68cとの係合部以外を第2固定接触子24又は64bから離れる方向に曲げるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、案内部25d,68c及び揺動規制部材29,73を第2固定接触子24,64b側に設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第1固定接触子23,64a側に設けるようにしてもよい。さらには、揺動規制部材29,73を第1固定接触子23,64a及び第2固定接触子24,64bの双方の近傍に設けるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、接点装置2を電磁接触器1に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、継電器、開閉器等の接点装置として適用することができる。
1…電磁接触器、2…接点装置、3…電磁石ユニット、4…接点機構、5…接点収納部、10…磁気ヨーク、23…第1固定接触子、24…第2固定接触子、25…可動接触子、25a…貫通孔、25b…第1接点部、25c…第2接点部、25d…案内部、25e…凹部、25f…盛り上がり部、29…揺動規制部材、32…固定鉄心、34…励磁コイル、35…可動鉄心、36…復帰スプリング、37…可動軸、61…桶状体、62…接合部材、63…金属筒体、64a…第1固定接触子、64b…第2固定接触子、68…可動接触子、68a…第1接点部、68b…第2接点部、68c…案内部、68d…凹部、68e…盛り上がり部、69…可動軸、73…揺動規制部材、80…磁気ヨーク、81…可動鉄心、82…磁気ヨーク、84…復帰スプリング、85…スプール、86…励磁コイル

Claims (7)

  1. 一対の固定接触子と可動接触子とを有する接点機構と、
    前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離可能に支持する可動軸と、
    前記可動軸を挿通して前記接点機構を収納する接点収納部と、
    前記接点収納部の前記可動接触子と対向する位置に配置され、前記可動接触子に形成された案内部に係合されて当該可動接触子の揺動を規制する揺動規制部材と、
    を備えた接点装置。
  2. 前記揺動規制部材は、前記可動軸と平行に形成されている請求項1に記載の接点装置。
  3. 前記案内部は、前記可動接触子に貫通形成された貫通孔で構成されている請求項1又は2に記載の接点装置。
  4. 前記案内部は、前記可動接触子に形成されたボス出し成形部で構成されている請求項1又は2に記載の接点装置。
  5. 前記揺動規制部材は、非磁性金属材料で構成されている請求項1から4の何れか一項に記載の接点装置。
  6. 前記揺動規制部材は、前記接点収納部と一体となっている請求項1から5の何れか一項に記載の接点装置。
  7. 前記請求項1から6の何れか1項に記載の接点装置を備えるとともに、前記接点装置の可動軸に連結される可動鉄心を有する電磁石ユニットを備えている電磁接触器。
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