JP2011132906A - Dpfの再生制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気通路にDOCおよびDPFを備え、DPFの再生処理を行わせるようにしたディーゼルエンジンの排気浄化装置において、経時劣化時や環境条件の変化時においてもDPFの入口温度が再生に必要な温度に安定的に維持することを課題とする。
【解決手段】DPF7の入口温度が再生に必要な目標温度600℃になるようにレイトポスト噴射量の制御を行うレイトポスト噴射制御手段が、エンジンの運転条件に基づいて前記目標温度になるようにレイトポスト噴射量を指令するレイトポスト基本制御部53と、該レイトポスト基本制御部53で算出されたレイトポスト基本量に対して目標温度と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部51とを有し、さらにレイトポスト基本制御部53を構成するレイトポスト基本量マップ55に対して、エンジン運転中の計測データを基に更新する更新制御部57を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの排ガス中に含まれるパティキュレートマター(粒子状物質、以下PMと略す)を捕集するためのディーゼルパティキュレートフィルター(以下DPFと略す)の再生制御装置に関する。特に、経年劣化、気温や大気圧の環境条件の変化に対してDPFの入口温度を安定化させる再生制御装置に関する。
ディーゼルエンジンの排ガス規制において、NOx低減と同様に重要なのが、PMの低減である。これに対する有効な技術として、DPFが知られている。
DPFは、フィルターを用いたPM捕集装置であり、排ガス温度が低いエンジン運転状態では、このDPFにPMが貯まり続けるので、強制的に温度を上げてPMを燃焼する必要がある。
このため、DPFの上流側に前段酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst、以下DOCと略す)を設けて、該DOCに燃料の供給を行い、酸化熱によりDPF入口温度を昇温して、所定の温度に制御する必要がある。
このDOCへの燃料供給は、例えば、エンジンの燃焼室内に燃焼に寄与しないタイミングで燃料を噴射して、排気通路を通って燃料をDOCへ到達させるレイトポスト(LatePost)噴射によって行われている。
しかしながら、燃料噴射弁の経時劣化等により実際のレイトポスト噴射量がマップに設定されている目標噴射量からずれ、DPFの再生温度を確保できないことが起こる可能性があった。
また、大気温度や大気圧力の環境条件が変化した場合に、環境変化に対応したマップ値でないことにより、環境変化に適したレイトポスト噴射がなされず、レイトポスト噴射制御が十分に行われず、DPF入口温度を再生温度に維持できない可能性があった。
そのため、燃料噴射弁等の経時劣化があっても、DPF再生処理時にDOC上流の排ガス温度やDPF温度が目標温度を得ることができるような排気浄化処理装置について提案がされており、例えば、特許文献1(特開2009−144700号公報)が知られている。
この特許文献1には、排気通路にDOCおよびDPFを備え、DPFの再生処理を行わせるようにした排気浄化装置において、DOC上流側の排気温度を検出する排気温度検出手段と、DOC下流側排気温度またはDPFの温度を触媒温度として検出する触媒温度検出手段とを備えて、レイトポスト噴射を行った後に検出される前記排気温度検出手段の検出値と、触媒温度検出手段による検出値が目標排気温度および目標触媒温度になるようにレイトポスト噴射量または噴射時期の少なくとも一方を補正するものである。
より具体的には、排気温度が目標排気温度より高いか否かの2ケースと、触媒温度が目標触媒温度より高いか否かの2ケースの組み合わせで、計4ケースに分けて、レイトポスト噴射量または噴射時期の増減をケースごとに周期的に行うことによって、排気温度、触媒温度をともに目標にするものである。
特開2009−144700号公報
しかし、特許文献1に示される技術は、排気温度が目標排気温度より高いか否かの2ケースと、触媒温度が目標触媒温度より高いか否かの2ケースとの計4ケースに分けてレイトポスト噴射量等の制御を行うものであるため、経時劣化に対してきめ細かい補正が得られ難く、また、前記4ケース間を行き来して、不安定になる可能性がある。
そこで、本発明は、これら問題に鑑みてなされたもので、排気通路にDOCおよびDPFを備え、DPFの再生処理を行わせるようにしたディーゼルエンジンの排気浄化装置において、経時劣化時や環境条件の変化時においてもDPFの入口温度が再生に必要な温度に安定的に維持されることを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、排気通路に前段酸化触媒(DOC)および排気微粒子(PM)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)を備え、前記DPFに捕集されたPMを再生処理するDPFの再生制御装置において、前記DPFの再生時期にメイン噴射後の燃焼に直接寄与しない時期に、燃料噴射弁を用いてレイトポスト噴射を行うレイトポスト噴射制御手段を備え、該レイトポスト噴射制御手段は、エンジンの運転条件に基づいて前記DPFの入口温度が再生に必要な目標温度になるようにレイトポスト噴射量を指令するレイトポスト基本制御部と、該レイトポスト基本制御部で算出されたレイトポスト基本量に対して前記目標温度と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部とを有し、前記レイトポスト基本制御部を構成するレイトポスト基本量マップをエンジン運転経過後の計測データを基に更新する更新制御部を有することを特徴とする。
ここで、排気通路にDOCおよびPMを捕集するDPFを備える排ガス浄化装置において、前記DPFに捕集されたPMを再生処理するDPFの再生制御装置における燃料噴射としては、主噴射、アーリーポスト噴射、レイトポスト噴射があり、これらについて説明する。
主噴射は、燃焼室内で主の燃焼を行わせるための噴射であり、アーリーポスト噴射は主噴射直後のシリンダ内の圧力がまだ高い状態で、主噴射より少量の燃料を噴射することをいい、このアーリーポスト噴射によって、排ガス温度を上昇させて高温化した排ガスがDOCに流入することで、DOCを活性化させる。そして、その後、アーリーポスト噴射後のクランク角度が下死点近近傍まで進んだ状態でさらに2回目のポスト噴射を行う。この2回目のポスト噴射をレイトポスト噴射といい、このレイトポスト噴射は燃焼室内の燃焼に寄与せず、排気行程によって燃焼室から排気通路に排出される。この燃焼室から排出された燃料は既に活性化されたDOCにおいて反応して、発生した酸化熱により排ガス温度をさらに上昇させてDPFの再生に必要な約600℃にしてPMの燃焼を促進する。
本発明は、レイトポスト噴射量の制御を行うレイトポスト噴射制御手段が、エンジンの運転条件に基づいて前記DPFの入口温度が再生に必要な目標温度になるようにレイトポスト噴射量を指令するレイトポスト基本制御部と、該レイトポスト基本制御部で算出されたレイトポスト基本量に対して前記目標温度と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部とを有して制御するため、DPFの入口温度を目標とする温度への応答性を高めて安定して収束できる。
さらに、本発明では前記レイトポスト基本制御部を構成するレイトポスト基本量マップに対して、エンジン運転経過後に実際に運転中のエンジンから計測されるデータを基に更新する更新制御部を有するので、当初設定したレイトポスト基本量マップの設定値が経時劣化や環境条件の変化に対応して更新され、経時劣化時や環境条件の変化時においてもDPFの入口温度が再生に必要な温度に安定的に維持される。
従って、燃料噴射弁等の経時劣化に伴い、実際のレイトポスト噴射量がマップに設定されている目標噴射量からずれ、レイトポスト噴射が十分に行われず、DPFの再生温度を確保できないことが起こる可能性、さらには、大気温度や大気圧力の変化等の環境条件の変化に対応したレイトポスト噴射が十分に行われず、DPF入口温度が再生温度に維持できない可能性を確実に回避できる。
また、本発明において好ましくは、前記レイトポスト基本量マップはエンジン回転数とエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量とに基づいてレイトポスト噴射量が設定された3次元マップによって構成されるとよい。
このようにエンジン回転数およびトータル噴射量(燃焼に寄与する燃料量のことをいい、レイトポスト噴射量は除く)を用いることで、すなわち、実車では動力計がないため、エンジン負荷を把握するものとしてトータル噴射量を用いることで、運転中のエンジン状態を表すパラメータとしてエンジン回転数とトータル噴射量によってマップ化することで、運転中の計測データを基にマップ量を更新することが可能となる。
さらに、前記3次元マップはDOCの入口温度、排ガス流量、エンジン回転数、およびエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量を含む計測データに基づいて更新されるとよい。
このようにDOC入口温度Tdoc、排ガス流量Ge、エンジン回転数Ne、およびエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量Fを用いて、あるエンジン回転数Neとトータル噴射量FにおけるDOC入口温度TdocがDPFの再生に必要なDPF入口温度としての約600℃に制御するために必要なレイトポスト噴射量を算出し、この算出結果を基に更新されるため、エンジン運転中の計測データを基に確実にレイトポスト基本量マップの更新を行うことができる。
また、前記DPF入口温度が再生に必要な目標温度から一定以上外れたときに更新制御が実行されるとよい。
更新制御部は、DPFの再生時にレイトポスト噴射が開始され、その後にDPFの入口温度が再生に必要な目標温度から一定以上外れたときに、例えば、600℃±30℃の範囲外になった時に、DPF入口温度の目標値の600℃からのずれが大きいと判定して、レイトポスト基本量マップ値の更新制御が実行される。
さらに、前記更新制御部は更新制御が実行されたエンジン回転数、トータル噴射量の領域に対してのみマップを更新するとよい。
マップ全体を更新するのではなく、DPF入口温度が600℃の目標値からのずれが大きいと判定した運転領域(エンジン回転数、トータル噴射量)に対してのみ、マップを更新するため、経時劣化や環境条件の変化に対して影響が大きい運転領域が早急に更新されて、DPFの入口温度が安定的に維持される。
また、本発明において、好ましくは、前記更新制御部は定期的に自動で計測データの取得を行って更新を実行するとよい。エンジンの運行時間や、車両の場合には走行距離等を基に自動的に更新制御を実行すれば、経時劣化や環境条件の変化によるレイトポスト噴射量の変動を修正できDPF入口温度を再生温度に維持できるようになる。この結果、DPFの再生制御装置の信頼性が向上する。
本発明によれば、DPFの再生時期にメイン噴射後の燃焼に直接寄与しない時期に、燃料噴射弁を用いてレイトポスト噴射を行うレイトポスト噴射制御手段を備え、該レイトポスト噴射制御手段が、エンジンの運転条件に基づいて前記DPFの入口温度が再生に必要な目標温度になるようにレイトポスト噴射量を指令するレイトポスト基本制御部と、該レイトポスト基本制御部で算出された基本量に対して前記目標温度と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部とを有して制御するため、DPFの入口温度を目標とする温度への応答性を高めてかつ安定した収束ができる。
さらに、本発明では前記レイトポスト基本制御部を構成するレイトポスト基本量マップに対して、エンジン運転経過後に実際に運転中のエンジンから計測されるデータを基に更新する更新制御部を有するので、当初設定したレイトポスト基本量マップの設定値が経時劣化や環境条件の変化に対応して更新され、経時劣化時や環境条件の変化時においてもDPFの入口温度が再生に必要な温度に安定的に維持される。
本発明の実施形態に係るDPFの再生制御装置をディーゼルエンジンに適用した概要構成図である。 図1のレイトポスト噴射制御手段の構成ブロック図である。 レイトポスト噴射制御手段の制御を示すフローチャートである。 更新制御部の制御を示すフローチャートである。 レイトポスト基本量マップの制御を説明するデータの取得状態を示す説明図である。 レイトポスト基本量マップの概要を示す説明図である。 レイトポスト基本量マップ内の具体的な数値データの説明図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態)
図1を参照して、本発明の実施形態に係るDPFの再生制御装置をディーゼルエンジンに適用した全体構成について説明する。
図1に示すように、ディーゼルエンジン(以下エンジンという)1の排気通路3には、DOC(前段酸化触媒)5と該DOC5の下流側にPM(粒子状物質)を捕集するDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)7とからなる排ガス後処理装置9が設けられている。
さらに、図1において、エンジン1は、排気タービン11とこれに同軸駆動されるコンプレッサ13を有する排気ターボ過給機15を備えており、該排気ターボ過給機15のコンプレッサ13から吐出された空気は空気管17を通って、インタークーラ19に入り給気が冷却された後、吸気スロットルバルブ21で給気流量が制御され、その後シリンダ毎に設けられた吸気ポートからエンジン1の図示しない燃焼室内に流入するようになっている。
また、エンジン1においては、燃料の噴射時期及び噴射量を制御して燃焼室に噴射するコモンレール燃料噴射装置23が設けられており、該コモンレール燃料噴射装置23のコモンレール25から燃料噴射弁27に対して所定の燃料噴射時期に、所定の燃料量が供給されるようになっていて、該コモンレール燃料噴射装置23には後述する再生制御装置29から制御信号が入力される。
また、排気通路3の途中から、EGR(排ガス再循環)管31が分岐されて、排ガスの一部(EGRガス)がEGR管31通り、EGRクーラ33で降温され、吸気スロットルバルブ21の下流部位にEGRバルブ35を介して投入されるようになっている。
エンジン1の燃焼室で燃焼された燃焼ガス即ち排ガス37は、シリンダ毎に設けられた排気ポートが集合した排気マニホールド及び排気通路3を通って、前記排気ターボ過給機15の排気タービン11を駆動してコンプレッサ13の動力源となった後、排気通路3を通って排ガス後処理装置9のDOC5に入る。
また、DPF7の再生制御装置29には、コンプレッサ13へ流入する空気流量を検出する空気流量センサ39、DOC入口温度センサ41、およびDPF入口温度センサ43からの信号、さらにエンジン回転数信号45、トータル噴射量信号47がそれぞれ入力されている。
再生制御装置29には、レイトポスト噴射制御手段49を有し、該レイトポスト噴射制御手段49は、レイトポスト微調整制御部51と、レイトポスト基本制御部53と、このレイトポスト基本制御部53を構成するレイトポスト基本量マップ55のマップ値を補正して更新する更新制御部57とを備えている。
次にDPF7の再生制御装置29による強制再生制御の概要を説明する。強制再生の制御が開始されると、DOC5を活性化するためのDOC昇温ステージが実行される。このDOC昇温ステージは、吸気スロットルバルブ21を絞ったり、DPFの下流側に設けられた排気バルブを絞ったり、さらに図示しないエンジン制御手段によって燃焼室内への主噴射後にアーリーポスト噴射等を実施することで行われる。
DOC入口温度センサ41によって検出したDOC5の入口温度が約250℃に達するとDOC5は十分活性を有すると判定して、次のDPF7に堆積されているPMを燃焼除去するDPF燃焼制御ステージへと進む。なお、このDPF燃焼制御ステージへの移行判定をDOC5の入口温度で行うのは1例であり、その他に再生制御装置29に設けられた制御手段によって行われる。
このDPF燃焼制御では、レイトポスト噴射制御手段49によってアーリーポスト噴射後の燃焼に寄与しないクランク角(TDC(上死点)後約180deg)において、レイトポスト噴射を実施する。なお、排気管添加弁によってDOC5の上流側の排気通路3に直接噴射するようにしてもよい。
そして、活性化されたDOC5に流入されたレイトポスト噴射の燃料がDOC5において反応して発生した酸化熱によって排ガス温度をさらに上昇せしめて、DPF7内でPMが燃焼する約600℃の温度まで昇温して、PMの燃焼を開始する。
以上のようなDPF7の再生制御において、レイトポスト噴射制御手段49は、図2に示す制御ロジックによってレイトポスト噴射量を演算、算出して指令値として、コモンレール燃料噴射装置23に出力するようになっている。なお、本実施形態においては、レイトポスト噴射量を制御し、レイトポスト噴射時期については、特に制御せずに、例えばTDC(上死点)後約180deg一定としている。
図2のレイトポスト基本制御部53においては、トータル噴射量およびエンジン回転数の信号が入力されて、レイトポスト基本量マップ55に基づいて、フィードフォワード制御がなされて、レイトポスト基本量成分として出力される。
また、レイトポスト微調整制御部51おいては、目標DPF入口温度の600℃と、DOC入口温度センサ41からの計測値の実DPF入口温度との偏差が不図示のPID器によってフィードバック制御がなされて、レイトポスト微調整量成分として出力される。
その後、レイトポスト基本量成分とレイトポスト微調整量成分が加算器63で加算されてレイトポスト量指令値として算出される。
また、レイトポスト基本量マップ55は図6に示すように、トータル噴射量およびエンジン回転数に対するレイトポスト基本量が設定されている3次元マップによって構成されている。このマップ55における具体的な数値については、図7で示すようにトータル噴射量およびエンジン回転数の軸刻み、すなわち、エンジン回転数が100rpm毎、トータル噴射量が5mg/inj毎にレイトポスト基本量が設定されている。
なお、軸刻み間の細分点におけるエンジン回転数およびトータル噴射量に対するレイトポスト基本量は、軸刻み毎のデータを比例配分して補完して用いられるようになっている。また、レイトポスト基本量マップ55は、更新制御部57によって、所定条件のもので更新される(後述する)。
次に、図3、図4を参照して、前記更新制御部57の制御フローを説明する。
ステップS1で開始すると、ステップS2ではマップ更新制御に必要なデータを取得する。マップ更新に必要なデータとは、図2で示すように、トータル噴射量F(1サイクル中に噴射した燃料から燃焼に寄与しないレイトポスト噴射量を除いた燃料噴射量)と、エンジン回転数Neと、DOC入口温度センサ41からのDOC入口温度Tdocと、排ガス流量Ge(空気流量センサ39からの空気流量+燃料流量(トータル噴射量(mg/inj)を流量(g/s)に換算したもの))をいう。
ステップS3では、DPF再生制御時において、DPF入口温度センサ43からの信号によって、DPF入口温度が600℃前後(例えば600℃±30℃)の範囲内か否かを判定して、目標温度の600℃に対して大きくかけ離れたか否かを判定する。
そして、ステップS3で、DPF入口温度が600℃前後の範囲外であれば、経年劣化によってコモンレール燃料噴射装置23の特性が変化してレイトポスト噴射量の指令値が同じでも実噴射量が変化している場合であるか、もしくは外気温度の変化によりレイトポスト基本量マップ55の設定値がその外気温度に適合しない場合等であり、ステップS4に進んで、レイトポスト基本量マップ55の更新が必要であることをモニターに表示して、ステップS5において、レイトポスト基本量マップ55の更新制御が実行される。
なお、ステップS3で、DPF入口温度が600℃前後(例えば600℃±30℃)の範囲内であれば、燃料噴射装置等の経年劣化や、レイトポスト基本量マップ55の設定値には不適合はないと判定してマップ値の更新を必要とせず、現状のレイトポスト基本量マップ55を用いて再生制御が進み、ステップS6で終了する。
次に、図4を参照して、ステップS5の更新制御の具体的な手順について説明する。
ステップS11で開始し、ステップS12では既にステップS2によって取得したデータを再度取得する。次のステップS13でDOC入口温度Tdocが約250℃以上で、DPF入口温度が600℃前後(例えば600℃±30℃)の範囲外のときのデータを抽出する。この抽出データのイメージを図5に示す。1200秒単位で、データを取得しておりDOC入口温度TdocおよびDPF入口温度の条件を満たすデータを抽出する。
ステップS14で、ステップS13抽出したデータを基に、図7のレイトポスト基本量マップ55の数値データ表における軸刻みのエンジン回転数Neとトータル噴射量Fの任意の数値、例えば1300rpmの50mg/injを選択(図7の斜線部)して、その1300rpmおよび50mg/injを共に満たす図5(a)、(b)における時間t1を抽出する。エンジン回転数Neとトータル噴射量Fがともに合致する時間t1を抽出するのは難しいため、ある範囲、例えば1300rpm±10rpm、トータル噴射量Fを50±0.1mg/injとして抽出する。
ステップS15で、その時間t1に対応する図5(c)、(d)のDOC入口温度Tdoc、排ガス流量Geを抽出する。なお、一定の時間帯内に複数のDOC入口温度Tdoc、排ガス流量Geが抽出される場合にはその平均値を採用して求める。
ステップS16で、既にステップS14で抽出したエンジン回転数Ne、トータル噴射量F、及びステップS15で抽出したDOC入口温度Tdoc、排ガス流量Geを用いて、DPF入口温度を600℃に制御するために必要なレイトポスト基本量Lpを算出する。
この算出は、式(1)によって600℃に制御するための発熱量Qpを算出し、その算出した発熱量Qpに相当する発熱量を軽油真発熱量Qfで換算した場合の軽油量qを式(2)で算出する。この際に、レイトポスト噴射して燃焼室内に噴射したすべての軽油が、DOCに到達しないため、レイトポスト噴射量指令と実際にDOCに到達する軽油量の関係(有効率η)を考慮する。この有効率ηはエンジン回転数とトータル噴射量のマップとして設定されている。
さらに1噴射当たりの噴射量に換算してレイトポスト基本量Lpを式(3)で算出する。なお、軽油真発熱量Qfを変更することで、燃料の違いにも対応したレイトポスト基本量Lpを算出できる。
Qp=(600−Tdoc)×Ge×排ガス定圧モル比熱/排ガス平均分子量
(J/s) (1)
q=Qp/Qf/η(g/s) (2)
Lp=1000×q/(Ne/60)/シリンダ数/(2/サイクル数)
(mg/inj)(3)
ステップS17で、ステップS16による算出結果を、ステップS14において選択したエンジン回転数Neとトータル噴射量Fにおけるレイトポスト基本量として、図7の斜線部を置き換えてレイトポスト基本量マップ55の更新を行い、ステップS18で終了する。
このように、図6のAに示すように更新制御が実行されたエンジン回転数Neとトータル噴射量Fの領域に対してのみマップを更新する。従って、経時劣化や環境条件の変化に対しての影響が大きい運転領域が早急に更新され、DPFの入口温度が安定的に維持される。
なお、以上の更新制御については、前記更新制御部57は、定期的に自動で計測データの取得を行って更新を実行する。
エンジンの運行時間や、車両の場合には走行距離等を基に自動的に更新制御を実行するので、経時劣化や環境条件の変化によるレイトポスト噴射量の変動を自動で修正して更新でき、DPF入口温度を再生に必要な目標温度600℃に安定的に維持できるようになり、DPF7の再生制御装置の信頼性を向上できる。
また、更新制御について、エンジンの運行時間や、車両の場合には走行距離等を基に自動的に更新制御を実行するのではなく、エンジンの運転時間や車両の走行距離が一定値に達したら、更新制御に必要な取得データの記憶を開始して、その後、車両のディーラー(販売店、整備工場等)にて、その記憶データを基に前記ステップS13〜S17の手順に従って処理して、図7のレイトポスト基本量マップ55の数値データ表における軸刻みのエンジン回転数Neとトータル噴射量Fの全範囲、または一定の範囲を一度に更新してもよい。
このように、ディーラー等で一度にマップデータを更新する場合には、ドライバーに更新したことが認識される。
以上のように本実施形態によれば、DPF7の入口温度が再生に必要な目標温度600度になるように、レイトポスト基本量を指令するレイトポスト基本制御部53だけでなく、該レイトポスト基本制御部53で算出された基本量に対して目標温度600℃と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部51とを有して制御するため、DPFの入口温度を目標とする温度への応答性を高めかつ安定した収束が可能になる。
さらに、レイトポスト基本制御部53を構成するレイトポスト基本量マップ55に対して、エンジン運転後の運転中の計測データを基に更新する更新制御部57を有するので、当初設定したレイトポスト基本量マップ55の設定値を経時劣化や環境条件の変化に対応して更新できる。その結果、経時劣化時や環境条件の変化時においてもDPFの入口温度が再生に必要な温度に安定的に維持される。
また、レイトポスト基本量マップ55はエンジン回転数Neとエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量とに基づいてレイトポスト基本量が設定された3次元マップによって構成されるため、実車では動力計がないため、エンジン負荷を把握するものとしてトータル噴射量を用いることで、運転中のエンジン状態を表すパラメータとしてエンジン回転数とトータル噴射量とによってマップ化することで、運転中の計測データを基にマップ値を簡単に更新することが可能となる。
本発明によれば、排気通路にDOCおよびDPFを備え、DPFの再生処理を行わせるようにしたディーゼルエンジンの排気浄化装置において、経時劣化時や環境条件の変化時においてもレイトポスト基本量を更新できるので、DPFの入口温度が再生に必要な温度に安定して維持可能となる。
1 ディーゼルエンジン
3 排気通路
5 DOC(前段酸化触媒)
7 DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)
9 排ガス後処理装置
15 排気ターボ過給機
23 コモンレール燃料噴射装置
25 コモンレール
27 燃料噴射弁
29 再生制御装置
39 空気流量センサ
41 DOC入口温度センサ
43 DPF入口温度センサ
45 エンジン回転数信号
47 燃料噴射量信号
49 レイトポスト噴射制御手段
51 レイトポスト微調整制御部
53 レイトポスト基本制御部
55 レイトポスト基本量マップ
57 更新制御部

Claims (6)

  1. 排気通路に前段酸化触媒(DOC)および排気微粒子(PM)を捕集するディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)を備え、前記DPFに捕集されたPMを再生処理するDPFの再生制御装置において、
    前記DPFの再生時期にメイン噴射後の燃焼に直接寄与しない時期に、燃料噴射弁を用いてレイトポスト噴射を行うレイトポスト噴射制御手段を備え、該レイトポスト噴射制御手段は、エンジンの運転条件に基づいて前記DPFの入口温度が再生に必要な目標温度になるようにレイトポスト噴射量を指令するレイトポスト基本制御部と、該レイトポスト基本制御部で算出されたレイトポスト基本量に対して前記目標温度と実温度との偏差に基づいて微調整するレイトポスト微調整制御部とを有し、前記レイトポスト基本制御部を構成するレイトポスト基本量マップをエンジン運転経過後の計測データを基に更新する更新制御部を有することを特徴とするDPFの再生制御装置。
  2. 前記レイトポスト基本量マップはエンジン回転数とエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量とに基づいてレイトポスト基本量が設定された3次元マップによって構成されることを特徴とする請求項1記載のDPFの再生制御装置。
  3. 前記3次元マップはDOCの入口温度、排ガス流量、エンジン回転数、およびエンジンの燃焼に寄与するトータル噴射量を含む計測データに基づいて更新されることを特徴とする請求項2記載のDPFの再生制御装置。
  4. 前記DPF入口温度が再生に必要な目標温度から一定以上外れたときに更新制御が実行されることを特徴とする請求項1記載のDPFの再生制御装置。
  5. 前記更新制御部は更新制御が実行されたエンジン回転数、トータル噴射量の領域に対してのみマップを更新することを特徴とすることを請求項4記載のDPFの再生制御装置。
  6. 前記更新制御部は定期的に自動で計測データの取得を行って更新を実行することを特徴とする請求項1記載のDPFの再生制御装置。
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