JP2011131984A - 帯状体の巻取り機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取り軸に対する帯状体の固定、及び巻取り軸に巻き取った帯状体の取り外しを簡単な操作で行う。
【解決手段】モータ等によって駆動回転される巻取り軸筒10と、軸筒内に周方向に沿って配置され、巻取り軸筒の周壁に形成した開口部を介して出没する巻取り径形成板12と、巻取り径形成板の内側で巻取り軸筒の軸線方向に移動可能に配置した作動軸16と、作動軸を軸線方向に摺動する押子13及び押子の移動を作動軸に伝達する回転係合筒17を備え、作動軸は軸線方向に沿って小径部16bと大径部16dが形成され、押子が操作され、回転係合筒と押子の対応面同士が噛合して、作動軸を軸線方向に摺動し、作動軸の大径部で巻取り径形成板を巻取り軸筒外周面より外方に突出させ、再度押子が操作されると回転係合筒は所定角度周方向に回転して押子との係合が外れ、作動軸が軸線方向に摺動して巻取り径形成板は小径部と対応し、軸筒内に没入自在とした。
【選択図】図3

Description

本発明はラベルロールの台紙、或いはインクリボン等の帯状体を巻き取る帯状体巻取り機構に関する。
従来、台紙にラベル用紙が剥離可能に仮着され、その台紙をロール状に巻いたラベルロールを用いたラベルプリンタの台紙巻取り機構としては、円筒状の巻取りコア(巻取り軸)に台紙を挟む挟み板を設けたもの、或いは台紙を差し込む溝を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の台紙巻取り装置は、巻取りコア(巻取り軸)の外周面に直接巻き付けて巻き取るため、巻取りが増えるに従い前記巻取りコア(巻取り軸)を締め付ける締め付け力が増大する。それにより、ラベルロールの交換時に前記巻取りコアに巻き取った台紙を取り外す際、台紙が巻取りコアへ強く巻き付いてしまうため、巻き取り終わった台紙を巻取りコアから取り外すのが困難であるという問題を有する。
また、回動操作する操作レバーにより、巻取りコアの径を縮径及び拡径させると同時に台紙の固定又は台紙の解放を行なう構造であった場合、前記操作レバーの回動操作に伴う台紙の固定位置、或いは台紙を解放する位置の何れでもない中途半端な位置に前記操作レバーを位置させることがあり得る構造であり、台紙をしっかりと固定することが出来ない可能性がある。
また、前記回動操作する操作レバーで、台紙が固定されている位置と台紙が解放されている位置とを確認する場合、操作レバーの向きや位置をオペレータが目視確認して判断するため、前記台紙の固定位置にあるときの操作レバーの向き或いは位置と、台紙を解放する位置にあるときの操作レバーの向き或いは位置とを区別することは難しく、オペレータは前記操作レバーがどちらの向き或いは位置にあるかを見間違えてしまう可能性があった。また、操作レバーを回す操作の量が多くオペレータは回す操作が面倒であった。
又、前記挟み板、或いは溝に台紙の端部をセットし、ラベル発行作業を行なった場合、セット固定したはずの台紙が前記挟み板或いは溝から外れ、巻取りコアのみが空転して台紙を巻き取ることができないという現象が発生し、その結果、印字不良等の不具合が発生するという問題がある。
上記台紙が外れるという現象は、台紙の端部が巻取りコアの外周面に設けられた挟み板、或いは溝に差し込まれているだけで、台紙の端部が巻取りコアに係着されていないためと思われる。即ち、巻取りコアが台紙を巻き取る方向に回転された場合、台紙の端部は巻取りコアの回転によって挟み板の隙間、或いは溝から抜け外れ、巻取りコアのみが回転される。
上記台紙の端部を、巻取りコアの挟み板或いは溝から外れないようにする方法として、例えば台紙の端部を折り曲げて挟み板の側縁、或いは溝の縁に引掛けることが考えられるが、前記台紙の折り曲げによる引っ掛かりは一時的なもので、台紙の表面にはラベルを剥離容易とするために剥離材が塗布されている為台紙の腰が強く直ぐにもとの状態に戻り、巻取りコアに台紙をしっかりと巻き付けるまで台紙の端部を引っ掛けて維持させておくことは困難である。また、ラベルロールを交換するたびに台紙の端部を折り曲げて挟み板、或いは溝に引っ掛ける手間が煩わしいという不便さもある。
特開昭63−165257号公報(図9)
本発明は、上記従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、巻取り軸に対する帯状体の固定、及び巻取り軸に巻き取った帯状体の取り外しを簡単な操作で行うことができる帯状体巻取り機構を提供することにある。
上記課題を達成する為に本発明の帯状体巻取り機構は、モータ等によって駆動回転される巻取り軸筒と、前記軸筒内に周方向に沿って配置され、該巻取り軸筒の周壁に形成した開口部を介して出没する巻取り径形成板と、前記複数個の巻取り径形成板の内側で前記巻取り軸筒の軸線方向に移動可能に配置した作動軸と、前記作動軸を軸線方向に摺動する押子及び前記押子の移動を前記作動軸に伝達する回転係合筒を備え、前記作動軸は軸線方向に沿って小径部と大径部が形成され、前記押子が操作され、前記回転係合筒と押子の対応面同士が噛合して、前記作動軸を軸線方向に摺動し、該作動軸の大径部で前記巻取り径形成板を前記巻取り軸筒外周面より外方に突出させ、再度押子が操作されると前記回転係合筒は所定角度周方向に回転して押子との係合が外れ、前記作動軸が軸線方向に摺動して前記巻取り径形成板は小径部と対応し、軸筒内に没入することを特徴とする(請求項1)。
帯状体の端部を巻取り軸筒に固定する方法は、従来から知られている挟み板方式、或いは溝方式等、何れでもよい。
前記巻取り径形成板は、帯状体を巻き取る内径を区画形成するものであるから、その内径を略円に近い形状とするために、巻取り軸筒の円周上に多数配置するのがよいが、内部空間との関係により4個が好適である。1個でもよい。
上記手段によれば、押子を押動操作すると、巻取り軸筒内に収容配置された複数個の巻取り径形成板が、作動軸の軸線方向への摺動による軸径の変化(小径部から大径部へ)によって前記巻取り軸筒の周壁に形成した開口部から軸筒外に突出される。これにより、巻取り軸筒の外周面より径方向外側に向けて突出する巻取り径形成板によって帯状体が巻き付けられる外径が形成される。そして、前記巻取り径形成板上に巻き取った帯状体を取り外す時は、前記押子(押し込まれた状態の押子)を再び押すと、前記巻取り径形成板は前記作動軸の軸線方向への摺動(復動)による軸径の変化(大径部から小径部へ)によって前記巻取り軸筒の周壁に形成した開口部を通って軸筒内に没入する。これにより、帯状体の巻き径を形成している巻取り径形成板が存在しなくなる為、巻き取った帯状体の内径と巻取り軸筒の外周面との間に隙間が生じ、巻き取った帯状体は巻取り軸筒の外周面との間で摩擦抵抗を受けることなく簡単に取り外すことが可能となる。
また、前記巻取り径形成板を出没させる押子は、押し込まれた状態と、出た状態を維持する為、押子の状態を目視で確認することで、巻取り状態、取り外し(解放)状態を判別できる。
また、前記巻取り径形成板は1枚板でもよいが、例えば、所定に間隔をおいて対向する一対の突片を有した構成とし、その一対の突片間には前記巻取り軸筒の外周面と所定の間隔をおいて帯状体挟み片が該巻取り軸筒の基端側から一体に突出形成され、更に前記巻取り径形成板の巻取り軸筒外周面からの突出量は前記帯状体挟み片の表面より上方に位置する量としてもよい(請求項2)。
前記帯状体挟み片は、巻取り軸筒に配置する全ての巻取り径形成板に備える、或いは一部の巻取り径形成板に備える等、何れでもよい。
上記手段によれば、巻取り軸筒の外周面と帯状体挟み片との隙間に帯状体の端部を差し込み、次に押子を押動操作すると、前記帯状体挟み片を挟むように一対の突片を備えた巻取り径形成板が前記した動作によって巻取り軸筒の周壁を貫通して軸筒外に突出し、巻取り軸筒の外周面に沿って挿入された帯状体は、前記帯状体挟み片より両側に突出する部分が前記巻取り径形成板の一対の突片で上方に折り曲げられる。それにより、帯状体は帯状体挟み片と巻取り径形成板の一対の突片で蛇行状態に挟まれ、帯状体の端部が固定されると同時に、前記巻取り径形成板によって巻取り軸筒の外径より大径な巻き取りの内径が形成される。
又、巻取り完了後、押子を押動すれば、前記したように巻取り径形成板が巻取り軸筒内に没入する為、帯状体の端部の折り曲げ固定も解放され、巻き取った帯状体は巻取り軸筒から簡単に取り外すことが可能となる。
また、前記巻取り径形成板は、前記巻取り軸筒の周囲に等間隔をおいて4個配置する(請求項3)。
上記手段によれば、巻取り径形成板が巻取り軸筒の周面に略十字状に配置されるため、その4個の巻取り径形成板を巻取り軸筒の周面より外方に突出させた場合、該形成板の先端を結んで形成される輪郭は、巻取り軸筒と同心円状となる。従って、巻取り径形成板上に巻き取られる帯状体は略円筒で、巻取り軸筒の安定した回転が確保される。
また、前記作動軸の小径部と大径部は、前記押子の押動による摺動方向に向かって大径部から小径部に径変化するテーパ部で連結され、且つ、前記巻取り径形成板は、前記作動軸の周面と圧接する方向に弾機で付勢する(請求項4)。
上記手段によれば、巻取り径形成板は弾機によって作動軸の周面に圧接され、且つ、該作動軸の小径部と大径部はテーパ部で連結されている為、押子の押動による作動軸の摺動によって巻取り径形成板は径方向外側方向、及び径方向内側方向に確実に移動される。従って、押子の押動操作による動作の切り換え(前記帯状体の固定及び解放)を確実に行うことができる。
本発明の帯状体の巻取り機構は請求項1記載の構成により、帯状体を巻き取る時は押子を押動して巻取り径形成板を巻取り軸筒の外周面より突出させて、その巻取り径形成板の上に帯状体を巻き取り、帯状体を巻き取った後、再度押子を押動すると前記巻取り径形成板は巻取り軸筒内に没入し、巻き取った帯状体の内径と巻取り軸筒の外周面との間に隙間ができる。それにより、巻き取った帯状体の取り外しを抵抗なく簡単に行うことができる。そして、前記巻取り径形成板を出没させる押子は、押し込まれた状態と、出た状態を維持する為、押子の状態を目視で確認することで、巻取り状態、取り外し(解放)状態を判別できる。
また、請求項2記載の構成により、帯状体を帯状体挟み片と巻取り径形成板の一対の突片で蛇行状態に挟み、帯状体の端部を固定すると同時に、前記巻取り径形成板によって巻取り軸筒の外径より大径な巻き取りの内径が形成される。よって、帯状体の端部の固定と、解放を押子の操作で簡単に行うことができる。これにより、押子が中途半端な位置に止まることがなく、押子は、帯状帯をしっかりと固定する位置と、帯状帯を解放する位置との二つの位置しかとらないので、中途半端な位置で帯状帯を固定することがない。また、オペレータは帯状帯がどの状態に有るのかを目視確認が容易であり、オペレータは帯状帯の固定状態と解放状態とを見間違える事が無い。
また、請求項3記載の構成により、帯状体の巻取り径は、巻取り軸筒の軸芯を略中心とする同心円状となり、巻取り軸筒の回転は安定し、均一な巻取りが可能となる。
また、請求項4記載の構成により、押子の押動操作による動作の切り換え(前記帯状体の固定及び解放)を確実に行うことができる。
本発明に係る帯状体の巻取り機構を備えたラベルプリンタの一例を示す外観斜視図。 (a)は押子を押した巻取り状態の外観斜視図、(b)は押子を押して巻取り状態を解放した外観斜視図。 (a)は巻取り状態の正面図、(b)は同縦断側面図。 (a)は巻取り状態を解放した正面図、(b)は同縦断側面図。 分解斜視図。 (a)は巻取り軸筒の外周面と帯状体挟み片との隙間に帯状体を差し込んだ状態を示す断面図、(b)は帯状体を差し込んだ後押子を押動して巻取り径形成板を軸筒の開口部を通して外方に突出させた状態を示す同断面図。 巻取り軸筒の端部に装着するキャップを示し、(a)は外観斜視図、(b)は同キャップの内面に形成される凹凸溝を示す展開図。
本発明に係る帯状体の巻取り機構は、ラベルプリンタ(予め所定事項がラベル用紙に印字され、そのラベル用紙が長尺帯状の台紙(帯状体)に仮着されたラベルロールを使用するラベルプリンタ、長尺帯状の台紙(帯状体)にラベル用紙が仮着されラベルロールを用い、印字部でラベル用紙に印字して発行するラベルプリンタを含む)、自動包装値付機、ラベル貼付装置等で使用されるラベルロールのラベル剥離後の台紙(帯状体)、或いは印字部に使用されるインクリボンのテープ(帯状体)等を巻き取るのに使用される。
その巻取り機構は、帯状体を巻き取る時は巻取り軸筒の外周面から離間する大径な巻取り径で巻取り、巻き取り後は大径な巻取り内径によって巻取り軸筒との接触抵抗を少なくして容易に取り外すことができるようにしたもの、前記大径な巻取り径の形成、及び巻取り径の縮径(解放)を押子の押動で行うようにしたものである。
以下、本発明に係る帯状体の巻取り機構の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は本巻取り機構を備えたラベルプリンタAを示す斜視図で、各商品の番号等のデータを入力する操作部1と、商品の所要データを表示する表示部2をプリンタ本体の前面上部に配置し、操作部1により商品番号を入力することによって該当する商品のデータを呼び出し、プリンタ本体の内部にセットされているラベルロール3から移送機構(不図示)により繰り出される台紙(帯状体)4上のラベル5に印字し、印字されたラベルは操作部の下方に設けたラベル発行口6から発行されるようになっている。
そして、前記プリンタ本体の内部には、ラベルロール保持軸7が一端側をプリンタ本体の内壁に固定し、他端側を該プリンタ本体の開閉扉8方向に向け突出させて片持ち状に取り付けられ、このラベルロール保持軸7にはロール押え板9を着脱自在に嵌着して、該ロール押え板9によりラベルロール保持軸7に遊転自在に装着されるラベルロール3がぐらつかないようにしてある。図中、Bは計量秤で、前記ラベルプリンタと電気的に接続され、計量データをラベルプリンタに送信し得るようになっている。
ラベル5が剥離された後の台紙(帯状体)4は、台紙巻取り軸10に巻き取られる。
以下、前記台紙巻取り軸10の詳細を図2〜図7に基づいて説明する。
図2は、前記台紙巻取り軸(巻取り軸筒)10は、合成樹脂材によって円筒状に形成され、その円筒体の軸方向の一方端に基板11の平面部が軸芯と直角に交差させて固着されている。前記基板11は台紙巻取り軸10を回転体に取り付けるための取付部材で、基板11が回転体に取り付けられることで、台紙巻取り軸10が回転し、該台紙巻取り軸10に台紙4が巻き取られるようになっている。
そして、前記台紙巻取り軸10の内部には、台紙を台紙巻取り軸10の外周面から離間させて巻き取る巻取り径形成板12が配置され、該巻取り径形成板12は台紙巻取り軸10の開放端部に配置した押子13の押動によって、台紙巻取り軸10の外周面より径方向外側に突出する状態(図2(a)参照)、台紙巻取り軸10の軸内に没入する状態(図2(b)参照)に切り替わるようになっている。
又、前記台紙巻取り軸10の外周面と所定の間隔(台紙4を差し込めるだけの隙間)をおいて台紙挟み片14が前記基板11から台紙巻取り軸10の軸線に沿って所定長さ(台紙4の幅相当の長さ)突出形成されている。
前記台紙巻取り軸10の内部には、軸芯線上に位置させて前記基板11上に案内杆15が起立形成され、その案内杆15に、外周に小径部と大径部が形成された作動軸16が摺動可能に嵌合され、該作動軸16の外周面と台紙巻取り軸10の周壁との間には巻取り径形成板12が放射状(図示例は十字状)に配置されており、更に前記作動軸16の軸線上には該作動軸16を前記案内杆15に沿って摺動させる押子13、及び該押子13の移動量を前記作動軸16に伝達する回転係合筒17、前記作動軸16を前記押子13の押動方向と対向する方向に付勢するコイルスプリング19、前記巻取り径形成板12を作動軸16の外周面方向に付勢する板バネ(弾機)20が収容され、台紙巻取り軸の開放端にキャップ18が嵌合係着されている。
また、前記台紙巻取り軸10の周壁には、内部に収納配置される巻取り径形成板12を台紙巻取り軸10の周壁を貫通して突出/没入させる開口部21が、該巻取り径形成板12の配置位置と対応して形成されている。
前記巻取り径形成板12は、合成樹脂材によって一対の突片12a,12a’を有する断面略コ字型で、且つ前記台紙挟み片14の長さと略同じ長さの枠状に形成され、突片12a,12a’を連結する連結片12bの下面には作動軸の外周面と当接する受け部12c,12c’が長手方向に所定の間隔をおいて突出形成されている。
前記一対の突片12a,12a’相互の間隔は、前記台紙挟み片14の幅(周方向に沿った幅)より幅広くし、台紙巻取り軸10の開口部21を通って外方に突出した時、該台紙挟み片14を挟む状態となるように形成されている。
また、前記連結片12bの上面には該巻取り径形成板12を後述する作動軸16の外周面と当接する方向に付勢する板バネ20が係着されるようになっている。
前記板バネ20は、長手方向の両側部が上方に向けて屈曲形成され、その両側の屈曲部の間の略中央部が巻取り径形成板12の連結片12bに係着され、両側の屈曲部が前記台紙巻取り軸10の周壁内面に当接することで、巻取り径形成板12に内方(作動軸の外周面と当接する方向)への付勢力が生じるように構成されている。
前記巻取り径形成板12を出没移動させる作動軸16は、前記案内杆15に嵌合し得る孔16aを軸芯に沿って開設した断面円形の中空軸で、該軸の外周面、即ち小径部16bに円錐状のテーパ部16cを介して大径部16dが軸芯方向に所定の間隔をおいて2箇所形成されている。
前記大径部16dの形成間隔は、前記巻取り径形成板12の連結片12bの下面に形成される2個の受け部12c,12c’の間隔とし、且つ、前記テーパ部16cと小径部16bとの境界部の位置も前記受け部12c,12c’の間隔と同じ間隔とする。それにより、巻取り径形成板12の2個の受け部12c,12c’は、該作動軸16の摺動によって小径部16b、大径部16dと対応し、確実に平行移動するように構成されている。
又、前記テーパ部16cの向きは、該作動軸16の摺動方向に沿った先端側が小径部16bで、摺動により巻取り径形成板12の受け部12c,12c’の対応位置が小径部16b→テーパ部16c→大径部16dと変わるようになっている。
そして、前記作動軸16は案内杆15にコイルスプリング19を装着した上から嵌合し、作動軸16に該軸を押し戻す方向の付勢力が作用するように構成されている。
前記作動軸16を摺動させる押子13は、合成樹脂材によって帽筒状に形成され、その筒部の開口端側の外周面には、前記台紙巻取り軸10の開放端部を閉鎖するキャップ18の内筒18bの内周面に形成される案内溝に嵌合する突起13aが周方向を4等分する位置に形成され、更に筒部の開口端面には周方向に沿って山形の係合面13bが形成され、該係合面13bは押子13と前記作動軸16との間に介在される回転係合筒17と係脱するようになっている。
前記押子13の移動量を前記作動軸16に伝達する回転係合筒17は、合成樹脂材によって前記作動軸16の先端小径部16bに嵌着し得る段付き筒状に形成され、大径筒部17aの外周面には周方向を4等分する箇所に突条17cが形成され、更に大径筒部17aの開放側端面には前記押子13の係合面13bと係合する山形状の歯部17dが形成されている。
又、回転係合筒17の小径筒部17bは、前記押子13の筒内に嵌合する外径とし、小径筒部17bに押子13を嵌着セットすることで、前記大径筒部17aの歯部17dと押子13の係合面13bとが対向するようになっている。
前記キャップ18は、台紙巻取り軸10の開放端部を閉鎖すると共に、前記押子13の周方向への移動(回転)を規制し、且つ前記回転係合筒17の軸線方向への移動及び周方向への移動を制御するもので、合成樹脂材によって二重筒状に形成され、外筒18aには前記台紙巻取り軸10の開放端部に嵌合係着する係止部24が形成されている。また、内筒18bの内周面には図7に示すように、円周を4等分する位置に軸線と平行に案内溝22が形成され、更にその案内溝22相互間の周壁には前記回転係合筒17の歯部17dが噛み合い係合する係合段部23が形成されている。
即ち、前記案内溝22に回転係合筒17の突条17cが嵌合した状態では該回転係合筒17の歯部17dと押子13の係合面13bが噛み合い係合し、押子13の押動によって回転係合筒17がキャップ18の開放側に移動され、前記突条17cが前記案内溝22の開口端部から外れる位置まで移動すると、作動軸16を介して作用する付勢力で前記回転係合筒17は周方向に回転され、前記歯部17dは係合段部23と係合し、作動軸16は摺動位置に停止保持される。
前記構成により、押子13は、コイルスプリング19と、押子13の係合面13bと係合する回転係合筒17の山形状の歯部17dとにより中途半端な位置に止まることがなく、押子13は、台紙4をしっかりと固定する位置と、台紙4を解放する位置との二つの位置しかとらないので、中途半端な位置に止まることがない。
次に、上記した巻取り機構の動作について説明する。
先ず、台紙4を台紙巻取り軸10に巻き取る場合、台紙4の端部を台紙巻取り軸10に固定する必要がある。その為に、図6(a)に示すように、台紙巻取り軸10の内部に巻取り径形成板12が没入する状態(図4(a)、(b)参照)で台紙4の端部を台紙巻取り軸10の外周面と台紙挟み片14との間の隙間に差し込む。この場合、台紙4が台紙挟み片14を横切るように差し込む。
次に、図4の状態から押子13を押動して、台紙巻取り軸10の内部に収容配置した巻取り径形成板12の一対の突片12a,12a’を、開口部21を通して台紙巻取り軸10の外周面より外方に突出させる(図4(b)参照)。巻取り径形成板12の突出によって、台紙挟み片14の幅方向に突出する台紙4は前記突片12a,12a’によって台紙巻取り軸10の外周面から離反する外側(図4(b)では上方)に押し上げられ、台紙4は巻取り径形成板12と台紙挟み片14とによって蛇行状態に挟み保持され、台紙4の固定が確立される。
以下に、押子13の押動によって巻取り径形成板12が台紙巻取り軸10の周壁から突出するまでの動作を説明する。
図4に示すように、押子13が外方に突出された状態(巻取り径形成板12が台紙巻取り軸10内に没入した状態)のもとで、該押子13をコイルスプリング19の弾発力に抗して軸線方向に押動すると、該押子13と係合する回転係合筒17を介して作動軸16が案内杆15に沿って台紙巻取り軸10の基板11側に移動される。この作動軸16の移動により、該軸16の小径部16bに圧接されていた4個の巻取り径形成板12は、作動軸16の移動によって巻取り径形成板12の受け部12cと当接する箇所が小径部16b→テーパ部16c→大径部16dと変わり、それに伴い巻取り径形成板12は板バネ20を弾圧しながら径方向外方に押し出され、最終的には台紙巻取り軸10の開口部21を通して台紙巻取り軸10の外周面より外方に突出される。
そして、巻取り径形成板12の突出状態は、前記押子13の押動で移動された回転係合筒17の歯部17dがキャップ18の係合段部23に係合し、これにより作動軸16の移動が停止される為、巻取り径形成板12の突出状態が維持される(図3(a)、(b)参照)。
上記巻取り径形成板12が突出した状態で台紙巻取り軸10が駆動回転すると、台紙4は円周上に突出した巻取り径形成板12の上に巻き取られる。それにより、巻き取られる台紙4の巻取り径は台紙巻取り軸10の外径より大径となる。また、前記巻取り径形成板12が円周を4等分する均等間隔で配置されていることで、巻き取られる台紙も台紙巻取り軸10と略同心円状に均等に巻き取られる。従って、台紙巻取り軸10は安定した回転が維持される。
また、台紙4を巻き取る状態では、前記押子13は押し込まれた状態にあるため、現在の状況を押子13の位置で判断することができる。
次に、台紙4の巻取りが完了し、巻き取った台紙4を台紙巻取り軸10から取り外す時、押子13は図3(a)に示すように押し込まれた状態にある。この状態から押子13をコイルスプリング19の弾発力に抗して軸線方向に押動すると、キャップ18の係合段部23に圧接係合する回転係合筒17の歯部17dは係合段部23から離れ、更に押子13の係合面13bとの噛み合いも外れて周方向に回動し、突条17cが案内溝22と合致する。それにより、作動軸16を介して軸線方向手前側(図3(b)で右方向)に付勢されている回転係合筒17は突条17cが案内溝22に嵌合してキャップ18側に移動される。そして、回転係合筒17の移動により押子13も一緒に移動され、押子13は突出した状態に戻される(図4(b)参照)。
前記回転係合筒17の移動により作動軸16も移動され、その移動は該作動軸16の移動方向寄りに位置する大径部16dの端面が、キャップ18の内筒18bの端面と当接する位置まで移動される。そして、前記作動軸16の移動により巻取り径形成板12の受け部12cが当接する位置は大径部16d→テーパ部16c→小径部16bと変わり、それに伴い巻取り径形成板12は板バネ20の弾発力で台紙巻取り軸10の内方へと付勢され、台紙巻取り軸10内に没入される。
前記巻取り径形成板12の没入により、台紙4の端部の蛇行折り曲げは解放され、台紙巻取り軸10との固定状態は解除される。また、巻き取った台紙4の内径を支えていた巻取り径形成板12が前記したように台紙巻取り軸10の内部に没入する為、ロール巻きされた台紙4の内径と台紙巻取り軸10の外周面との間に隙間ができる。それにより、台紙4の端部の固定が解放された台紙は台紙巻取り軸10の軸線方向に引き出すことで簡単に取り外すことが可能となる。
上記したように、本発明の巻取り機構は、台紙の端部を台紙巻き取り軸と台紙挟み板との間に挟み、押子を押動するだけで台紙巻取り軸に台紙を固定でき、しかも、台紙の巻き取りは台紙巻取り軸の外周面より浮かした状態で巻き取ることができる。また、巻き取り後の取り出しは、押子を押すことで台紙端部の固定を解放し、且つ巻き取りの内径を規制していた巻取り径形成板が台紙巻取り軸の内部に没入することで、巻き取った台紙のロールの内径と接触するものは存在せず、従って台紙ロールを摩擦抵抗なく、簡単に引き出して取り外すことができる。
本発明に係る帯状体の巻取り機構は図示の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(1)実施の形態では、巻取り径形成板を4個配置した例を示したが、これに限らず、例えば、3個、或いは5個以上でもよい。
(2)実施の形態では、4個の巻取り径形成板のうち、2個に台紙挟み板を配置したが、これに限定されず、全ての巻取り径形成板の配置箇所に台紙挟み板を配置してもよい。
(3)実施の形態では、台紙の巻取りの例を示したがこれに限らず、例えば、印字後のインクリボン(テープ)を巻き取る装置にも使用することが可能である。
4…台紙(帯状体) 10…台紙巻取り軸(巻取り軸筒)
12…巻取り径形成板 12a,12a’…突片
13…押子 14…台紙挟み板
16…作動軸 16b…小径部
16c…テーパ部 16d…大径部
17…回転係合筒 18…キャップ
19…コイルスプリング 20…板バネ(弾機)
21…開口部

Claims (4)

  1. モータ等によって駆動回転される巻取り軸筒と、
    前記軸筒内に周方向に沿って配置され、該巻取り軸筒の周壁に形成した開口部を介して出没する巻取り径形成板と、
    前記複数個の巻取り径形成板の内側で前記巻取り軸筒の軸線方向に移動可能に配置した作動軸と、
    前記作動軸を軸線方向に摺動する押子及び前記押子の移動を前記作動軸に伝達する回転係合筒を備え、
    前記作動軸は軸線方向に沿って小径部と大径部が形成され、
    前記押子が操作され、前記回転係合筒と押子の対応面同士が噛合して、前記作動軸を軸線方向に摺動し、該作動軸の大径部で前記巻取り径形成板を前記巻取り軸筒外周面より外方に突出させ、
    再度押子が操作されると前記回転係合筒は所定角度周方向に回転して押子との係合が外れ、前記作動軸が軸線方向に摺動して前記巻取り径形成板は小径部と対応し、軸筒内に没入することを特徴とする帯状体の巻取り機構。
  2. 前記巻取り径形成板は、所定に間隔をおいて対向する一対の突片を有し、その一対の突片間には前記巻取り軸筒の外周面と所定の間隔をおいて帯状体挟み片が該巻取り軸筒の基端側から一体に突出形成され、更に前記巻取り径形成板の巻取り軸筒外周面からの突出量は前記帯状体挟み片の表面より上方に位置することを特徴とする請求項1記載の帯状体の巻取り機構。
  3. 前記巻取り径形成板は、前記巻取り軸筒の周囲に間隔をおいて4個配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の帯状体の巻取り機構。
  4. 前記巻取り径形成板は、巻取り軸筒内に没入する方向に弾機で付勢され、前記作動軸の周面に圧接されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の帯状体の巻取り機構。
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