JP2011130482A - 電話番号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
外線の電話網から内線電話に電話着信させる際に、内線電話内に外線の発信元の電話番号を残さずに、発信元を特定できる情報を通話履歴として残すことにより、内線電話側でどこからの発信なのかを利用者は認識でき、かつ、内線電話を紛失した場合であっても、顧客情報の漏洩リスクを減らすことができる仕組みを提供すること。
【解決手段】
外線の電話網から受信した発信元番号と関連付けたシステム番号を発行し、さらにそのシステム番号を第二の発信元番号として変換した後、内線の電話網に送信する。
【選択図】 図1

Description

電話番号処理装置及び制御方法とプログラムに関する。
携帯電話網と固定電話網を融合するFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスが通信事業者から提供される中で、携帯端末通信事業者が提供するFMCサービスのメリットとして、携帯端末通信事業者の指定する携帯端末を用いた社員間で行う通話が全て内線発信による通話扱いとなり、社員間の通話が社内電話網電波の外であっても通話に係る通話料(通信費)が発生しない事があげられる。
すなわち携帯端末通信事業者が提供するFMCサービスに契約した携帯端末同士の通話は、当該携帯端末通信事業者が提供する携帯電話網を使用した場所における発信であっても内線通話扱いとなる。これに対し、一方の携帯端末が当該FMCサービスに契約していない携帯端末で通話する場合、発信により通話料(通信費)が発生してしまう外線通話扱いとなる。
現在、通信事業者が提供するFMCサービスを統合したマルチFMCサービスが提供されているが、社員がFMCサービスを利用する場合に、通話料の発生する外線発信または通話料の発生しない内線発信する場合、その運用には通信事業者間のルールが異なる為、以下の様な方法が開示されている。
先行文献1においては、複数の通信事業者間で行うFMCサービスを連携する為に、発信位置情報を管理テーブルに送信して、現在の発信位置を確認した後、ユーザ固有の発信位置に関連した電話番号を付与されて発信要求をする事により複数の通信事業者間のFMCサービス間の接続を実現している。
先行文献2において電話番号が複数割り当てられた相手に予め電話番号毎に優先度を付与し、発信番号から電話番号料金が最も安いと想定される番号を選択して中継発信している。
特開2007−251622 特開2009−38557
しかしながら、背景技術においては携帯端末通信事業者が提供するFMCサービスの使用が可能な社員が携帯端末を社外に持ち出し、お客からの電話を社内から持ち出した携帯端末にて受信して通話する場合に、お客の発信番号が携帯端末の着信番号履歴に残ってしまう為、万が一携帯端末を紛失した場合には顧客情報漏洩のリスクをもっている。
さらにお客に着信番号にて折り返し電話をする場合に、「0発信」である為、一般の携帯電話網や公衆網を経由した外線発信となってしまい、折り返し電話した事実や通話データを会社固有の通話管理システムにオンラインで登録できないという問題がある。
さらにFMCサービスを利用しながら、お客からの着信番号のままで折り返し電話をする場合、例えば携帯端末に記録された発信番号をつかって発信した場合には、一般の携帯電話網や公衆網を経由した外線発信となってしまい、FMCサービスのメリットである、社内内線利用といった通話回線を選択することができず、発信者が必ず「0発信」を選択してしまう。というような様々な問題がある。
本願発明は、外線の電話網から内線電話に電話着信させる際に、内線電話内に外線の発信元の電話番号を残さずに、発信元を特定できる情報を通話履歴として残すことにより、内線電話側でどこからの発信なのかを利用者は認識でき、かつ、内線電話を紛失した場合であっても、顧客情報の漏洩リスクを減らすことができる仕組みを提供することを第1の目的とする。
本願発明は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、内線電話内に外線の発信元の電話番号を残さずに、発信元を特定できる情報を通話履歴として残すことにより、内線電話側でどこへの発信なのかを利用者は把握でき、かつ、内線電話を紛失した場合であっても、顧客情報の漏洩リスクを減らすことができる仕組みを提供することを第2の目的とする。
また、本願発明は、外線の電話網の電話番号を変換するシステム番号を、新規に着信を受けた場合に登録できる仕組みを提供することを第3の目的とする。
また、本願発明は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、外線の電話網の電話番号が変換されたシステム番号を用いて「0発信」をせず外線発信できる仕組みを提供することを第4の目的とする。
また、本願発明は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、外線の電話網の電話番号が変換されたシステム番号を用いて、外線発信する際であってもシステム管理者固有の回線網内で通信する仕組みを提供することを第5の目的とする。
本発明は、外線の電話網と内線の電話網との通信確立時に電話番号の変換を行う電話番号処理装置であって、外線の電話網の電話番号とシステム番号とが一意に対応づけられた外線情報データを記憶する第1の記憶手段と、外線の電話網からの発信元番号を含む情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された前記発信元番号に一意に対応づけられている前記システム番号を、前記第1の記憶手段に記憶されている前記外線情報データから検索する第1の検索手段と、前記発信元番号を、前記第1の検索手段により検索されたシステム番号に変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段によりシステム番号に変換された前記発信元番号を含む情報を、内線の電話網の着信先に着信すべく送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、前記受信手段は、内線の電話網からの発信元番号と着信先番号を含む情報を受信し、内線の電話網の電話番号と、外線から着信するためのダイヤルイン番号とを対応づけられている内線情報データを記憶する第2の記憶手段と、前記受信手段で受信された前記着信先番号のシステム番号に一意に対応づけられている電話番号を、前記第1の記憶手段に記憶されている前記外線情報データから検索し、当該発信元番号に対応づけられているダイヤルイン番号を前記第2の記憶手段に記憶されている前記内線情報データから検索する第2の検索手段と、前記着信先番号であるシステム番号を、前記第1の検索手段により検索された外線の電話網の電話番号に変換し、かつ、前記発信元番号を、前記第2の検索手段により検索されたダイヤルイン番号に変換する第2の変換手段とをさらに備え、前記送信手段は、前記変換手段により外線の電話網の電話番号に変換された着信先番号を含む情報を、外線の電話網の着信先に着信すべく送信することを特徴とする。
また、前記受信手段で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記受信手段で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶されている外線情報データに、当該外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されているか否か検索する第1の検索手段と、前記第1の検索手段により、前記外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されていないと判定された場合に、当該発信元番号に対応するシステム番号を新規に発行し、発行されたシステム番号を前記外線情報データに登録する登録手段とをさらに備えることを特徴とする。
また、前記判定手段は、前記受信手段が受信した発信元番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定することを特徴とする。
また、前記判定手段は、前記受信手段が受信した着信先番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定することを特徴とする。
本願発明の第一の効果は、外線の電話網から内線電話に電話着信させる際に、内線電話内に外線の発信元の電話番号を残さずに、発信元を特定できる情報を通話履歴として残すことにより、内線電話側でどこからの発信なのかを利用者は認識でき、かつ、内線電話を紛失した場合であっても、顧客情報の漏洩リスクを減らすことができる仕組みを提供することができる。
また、本願発明の第二の効果は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、内線電話内に外線の発信元の電話番号を残さずに、発信元を特定できる情報を通話履歴として残すことにより、内線電話側でどこへの発信なのかを利用者は把握でき、かつ、内線電話を紛失した場合であっても、顧客情報の漏洩リスクを減らすことができる仕組みを提供するこができる。
また、本願発明の第三の効果は、外線の電話網の電話番号を変換するシステム番号を、新規に着信を受けた場合に登録できる仕組みを提供することができる。
また、本願発明の第四の効果は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、外線の電話網の電話番号が変換されたシステム番号を用いて「0発信」をせず外線発信できる仕組みを提供することができる。
また、本願発明の第五の効果は、内線電話から外線の電話網に電話発信させる際に、外線の電話網の電話番号が変換されたシステム番号を用いて、外線発信する際であってもシステム管理者固有の回線網内で通信する仕組みを提供することができる。
IP電話番号処理装置をつかったIP電話番号処理が関係するシステム構成の一例を示す図。 IP電話番号処理装置のハード構成の一例を示す図 制御部のハード構成の一例を示す図 フローチャートの一例を示す図 外線電話から発信された場合の一例を示す図 内線携専用携帯から発信された場合の一例を示す図 番号変換データ及び番号登録データの一例を示す図
図1は、本発明の電話番号処理装置に好適なIP電話番号処理装置101が構成するシステム全体図である。IP電話(インターネットプロトコル電話)とは、音声をデータ圧縮・符号化してIPパケットに分割し、IPネットワークにより伝送する技術を採用した電話ことである。
図1に示すように、IP電話番号処理装置101は、携帯端末通信事業者A社から提供されるIP-GW104、携帯端末通信事業者B社から提供されるIP-GW103、社内専用IP-GW102、固定電話通信事業者から提供されるIP-GW105といった複数のIP電話専用ゲートウエイと音声通話可能な状態で接続されている。
携帯端末通信事業者A社から提供されるIP-GW104は携帯端末通信事業者A社が提供するA社FMCサービス網500から提供される携帯端末通信事業者A社のIP電話網501に音声通話可能な状態で接続されている。
携帯端末通信事業者B社から提供されるIP-GW103は携帯端末通信事業者B社が提供するB社FMCサービス網300から提供される携帯端末通信事業者B社のIP電話網301に音声通話可能な状態で接続されている。
社内専用IP-GW102は社内内線網200から提供されるPBX(Private Branch eXchange)201に音声通話可能な状態で接続されている。PBXとは、構内交換機ことであり、複数の構内電話機を、公衆電話回線網に接続して使用する際の中継装置のことであり、回線切替機、内線集約装置、内線交換機とも呼ばれる。
固定電話通信事業者から提供されるIP-GW105は固定電話通信事業者が提供する公衆電話網702から提供される固定電話通信事業者のIP電話網701に音声通話可能な状態で接続されている。
携帯端末通信事業者A社のモバイル網502は携帯端末通信事業者A社専用モバイル回線にて携帯端末601、602と音声通話可能な状態で接続されている。
携帯端末通信事業者B社のモバイル網302は携帯端末通信事業者B社専用モバイル回線にて携帯端末401、402と音声通話可能な状態で接続されている。
携帯端末通信事業者A社専用モバイル回線で音声通話可能な携帯端末601、602は携帯端末通信事業者A社との契約により、携帯端末通信事業者A社が提供するA社FMCサービス網500を利用できるか否かが選択可能である。A社FMCサービス網500を利用する契約を携帯端末事業者A社とした場合、携帯端末通信事業者A社のIP電話網501を介した音声通話が可能である。
携帯端末通信事業者B社専用モバイル回線で音声通話可能な携帯端末401、402は携帯端末通信事業者B社との契約により、携帯端末通信事業者B社が提供するB社FMCサービス網300を利用できるか否かが選択可能である。B社FMCサービス網300を利用する契約を携帯端末通信事業者B社とした場合、携帯端末通信事業者B社のIP電話網301を介した音声通話が可能である。
さらに本発明のIP電話番号処理装置101は携帯端末通信事業者A社が提供するA社FMCサービス網500を利用する契約を有し携帯端末通信事業者A社から提供されるIP-GW104を介して、携帯端末601、602にて音声通話が可能に接続されている。
本発明のIP電話番号処理装置101は携帯端末通信事業者B社が提供するB社FMCサービス網300を利用する契約を有し携帯端末通信事業者B社から提供されるIP-GW103を介して、携帯端末401、402にて音声通話が可能に接続されている。
以上の形態から、携帯端末401と携帯端末601がB社FMCサービス網300とA社FMCサービス網500を利用して音声通話する場合、その音声通話データは必ず本発明のIP電話番号処理装置101を介するものである。
さらに本発明のIP電話番号処理装置101はマルチFMCサービス網100を介して携帯端末通信事業者A社が提供するA社FMCサービス網500や携帯端末通信事業者B社が提供するB社FMCサービス網300のような複数の通信事業者が提供するFMCサービス網と音声通話可能な状態で接続され、複数のFMCサービス網を接続可能なIP電話番号処理装置である。
さらに本発明のIP電話番号処理装置101はマルチFMCサービス網100を介して固定電話通信事業者が提供するIP電話網701や公衆電話網702、FMCサービスを契約していない携帯端末通信事業者C社が提供するC社専用モバイル回線とも音声通話可能な状態で接続されているIP電話番号処理装置である。
以下、図2を用いて、図1に示したIP電話番号処理装置の機能ブロックについて説明する。
図2において、101はIP電話番号処理装置であり、
2201は制御部である。制御部のCPU3201がプログラムに基づいた指示を行う。
2202は判定部であり、発信元番号や着信先番号から外部発信か内部発信かを制御部の指示に従って判定する。
2203は発行部であり、外線の電話網の電話番号(お客様の電話番号。以下、お客様番号と呼ぶ)から変換されるシステム番号を、制御部の指示に従って発行する。
2204は認証部であり、発信元番号や着信先番号を制御部の指示に従って認証する。
2206は登録部であり、第一の役割として発信元番号や着信先番号を通話履歴として制御部の指示に従って登録する。第二の役割として、システム番号をお客様番号とを関連付けて外線情報として制御部の指示に従って登録する。第三の役割として、ダイヤルイン番号をシステム番号とを関連付けて内線情報として制御部の指示に従って登録する。
2208は検索部であり、発信元番号や着信先番号の通話履歴や外線情報制御部の指示に従って検索する。
2209は通信部であり、ゲートウエイに対して発信元番号や着信先番号といったセッション確立(通信確立)情報の受信や送信をSIP(Session Initiation Protocol)通信にて制御部の指示に従って行う。
このように、IP電話番号処理装置101は、SIPサーバ(SIPプロキシサーバ)であり、SIPメッセージのルーティング(転送先決定)、電話番号をIPアドレスと対応付け等を機能も備えている。
以下、図3を用いて、図2に示したIP電話番号処理装置101の制御部2201について説明する。
図3において、3201はCPUで、システムバス3204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM3203あるいは外部メモリ3211には、CPU3201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
3202はRAMで、CPU3201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU3201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM3203あるいは外部メモリ3211から3202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
3205は入力コントローラで、キーボード(KB)3209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。3206はビデオコントローラで、表示部3210への表示を制御する。なお、図2の表示部3210はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
3207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ3211へのアクセスを制御する。
3208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU3201は、例えばRAM3202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU3201は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ3211に記録されており、必要に応じてRAM3202にロードされることによりCPU3201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ3211または登録部2206に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図4、5、6を参照しながら、本発明の電話番号処理装置に好適なIP電話番号処理装置101の詳細なIP電話番号処理について説明する。
図4は、IP電話番号処理装置101によるIP電話番号処理の一例を示すフローチャートである。なお、ステップS401〜ステップS407はIP電話番号処理装置の制御部2201のCPU3201及びCPU3201の指示により通信部2209、判定部2202、変換部2207、登録部2206、検索部2208、制御部2201、認証部2204、発行部2203が実行する。
ステップS401では、通信部はいずれかのIP−GWからIP電話番号処理装置に送信された発信元番号(お客様番号または内線番号)及び着信先情報(ダイヤルイン番号またシステム番号)を受信する(通信確立する)。制御部2201のCPU3201は通信部が受信した発信元番号及び着信先情報を制御部のRAM3202のワークエリアに一時記憶指示を出し、RAM3202はワークエリアに一時記憶する。
ステップS402では、S401でRAM3202が一時記憶した発信元番号(お客様番号または内線番号)及び着信先番号(ダイヤルイン番号またはシステム番号)の少なくとも一方の電話番号の始めの番号が、0か否かを判定部2202が判定する。判定部2202が始めの番号が「0」であると判断した場合、S403に進む。判定部2202が始めの番号が「0」ではないと判断した場合、S406に進む。判定部2202が始めの番号が「0」であると判断した場合、判定部は社外の外部利用者(お客様等またはFMCサービスを利用していない者)が発信した外部発信と判断し、判定部が始めの番号が「0」でない(1〜9の数字)と判断した場合、判定部2202は社内の内部利用者(社員等またはFMCサービスを利用している者)が発信した内部発信と判断する。
ステップS403では、S401でRAM3202が一時記憶した発信元番号及び着信先番号を用いて、登録部2206は受信した発信元番号及び着信先番号を通話履歴としてデータベース(図7の7101)に登録する。
ステップS404では、CPU3201は登録部2206の外線情報データ(図7の7102)を検索して外線情報データにお客様番号が存在しない(つまり新規のお客様番号である)場合に、発行部2203がシステム番号を発行(取得)する。このシステム番号は始めの番号が「0」でない11桁以下の番号である。外線情報データにお客様番号が存在する場合はシステム番号が既に発行され、登録部に登録されている。お客様番号とシステム番号は一意に対応する外線情報データである。
ステップS405では、登録部2206は発行されたシステム番号を外線情報データベース(図7の7102)に登録する。登録したシステム番号はさらにCPU3201がRAM3202のワークエリアに一時記憶指示を出し、RAM3202はワークエリアに一時記憶する。
ステップS406では、検索部2208は発信元番号と着信先番号を内線情報(図7の7103)及び外線情報(図7の7102)から該当する内線情報及び外線情報を検索し、変換部2207が変換をする。すなわちS401で受信した発信元番号と着信先番号は内線情報(図7の7103)及び外線情報(図7の7102)に登録され、関連付けられている内線情報と外線情報の電話番号にそれぞれ変換され、S407において受信した発信元番号と着信先番号ではない電話番号にて送信される事になる。これにより、外線発信の電話番号は、ここで始めの番号が「0」ではない番号に変換され、内線発信に変換されることになる。逆に内線発信の電話番号は、ここで始めの番号が「0」である番号に変換され、外線発信に変換されることになる。
ステップS407では、CPU3201はRAM3202がワークエリアに一時記憶した(1)お客様番号(外線情報)、(2)ダイヤルイン番号(内線情報)、(3)システム番号(外線情報)、(4)内線番号(内線情報)といった4つの電話番号情報の中から、発信元番号(システム番号またはダイヤルイン番号)及び着信先番号(内線番号またお客様番号)を通信部2209に送信の指示をする。通信部2209はいずれか適切なIP−GWに公知技術のルーティングにより、送信指示された発信元番号(システム番号またはダイヤルイン番号)及び着信先番号情報(内線番号またお客様番号)を送信する。
図5は、図4で説明したIP電話番号処理装置101内でのIP電話番号処理ステップと本願発明で実際に使用するIP電話番号とを関連付けて説明したフローチャートである。
ここで説明する例は、「080−2222−2222」(お客様番号)の番号を持つ利用者Xが「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)を持つFMCサービスを利用する利用者Yにダイヤル発信した場合である。当該装置を用いた場合において、利用者Xは利用者Yに対して、「050」であるIP電話番号にて発信した場合のみ通話可能とする。
ここで説明する「080−2222−2222」の番号を持つ利用者Xは一般利用者が望ましい。ここでの一般の利用者とは後述する、社員の様な社内の内部利用者ではないとの意味である。さらにFMCサービスを利用していない者である。
利用者Xが持つ番号は080を始めとする番号に限らず、初めの番号が「0」である番号、たとえば「090、03、095、050、070」のような番号であればよい。
また利用者Xが持つ端末は固定端末のみならず携帯端末であってもよい。
図5では利用者Xの「080−2222−2222」は図1の801の携帯端末から発信し、FMCサービスを利用する利用者Yのダイヤルイン番号「050−1111−1111」は図1の601の携帯端末にて受信する場合を想定し説明する。
ステップS501では、IP電話番号処理装置はIP−ゲートウエイから公知技術であるルーティングにより発信元番号「080−2222−2222」と着信先番号「050−1111−1111」を受け取る(通信確立する)。
ステップS502では、S401で説明したようにRAM3202が一時記憶した番号を表している。発信元番号「080−2222−2222」であり、着信先番号「050−1111−1111」である。
ステップS503では、S402で説明したように判定部が発信元番号「080−2222−2222」と着信先番号「050−1111−1111」の両方の始めの番号に「0」である為、判定部が外部発信と判定する。次にS403で説明したように登録部2206が発信元番号「080−2222−2222」と着信先番号「050−1111−1111」を通話履歴情報データに登録する。
ステップS504では、S404で説明したように発行部がシステム番号「80001234」を発行する。この番号はシステム番号という名前である。
さらにS405で説明したように登録部2206が「80001234」(システム番号)を外線情報データベース(図7の1702)に登録する。ここで外線情報データには「080−2222−2222」と「80001234」が外線発信者の情報として関連付けられている。
ここで変換部が発信元番号をS501で受信した番号から、S505にて送信する場合に使う発信元番号として、外線情報で関連付けられた「80001234」(システム番号)に変換する。
同じ様に、変換部が着信先番号をS501で受信した番号から、S505にて送信する場合に使う着信先番号として、内線情報で関連付けられた「4700001」(内線番号)に変換する。
ここで内線番号として挙げた「4700001」は、始めの番号を通信事業者等の識別に利用する事も可能である。たとえば「4700001」の始めの4は携帯端末通信事業者A社の識別番号、「6700001」(内線番号)の始めの6は固定電話通信事業者の識別番号とすれば始めの番号により通信事業者等の識別が可能となり、判定手段として利用する事もできる。この場合の始めの番号は「0」ではない番号であれば1〜9の何れかの数字であればよい。
更に始めの番号を通信事業者等の識別とした場合、その次の番号「700001」である6桁以下の数字は通信事業者毎が個別に提供するFMCサービス内のみで利用できる番号にする事ができる。その場合の始めの番号は「0」ではない番号であれば1〜9の何れかの数字であればよい。但し、通信事業者の識別番号とは別の番号を使用する。
以上のFMCサービス内で使用する電話番号の構成により以下の事がいえる。
(1)「700001」は通信事業者毎が個別に提供するFMCサービス内で使用可能な、初めの番号が「0」ではない内線番号である。
(2)「4700001」は通信事業者毎のFMCサービスを超えた、通信事業者間の識別が可能な番号を含んだマルチFMCサービスで使用可能な、初めの番号が「0」ではない内線番号として使用可能な内線番号である。
ステップS505では、S406で説明したようにRAM3202が一時記憶した番号を表している。発信元番号は「80001234」になり、着信先番号「4700001」になり、送信される。つまりS501では発信元番号「080−2222−2222」にと着信先番号「050−1111−1111」であったが、IP電話番号処理装置により、発信元番号と着信先番号の両方が変換されたことになる。つまり受信した時には、始めの番号が「0」であったが、送信する時は始めの番号は「0」でない番号に変換された事になる。
ステップS506では、IP電話番号処理装置はIP−ゲートウエイに公知技術であるルーティングにより発信元番号と着信先番号を送る。
ステップS507、S508、S509は応答であり、「050−1111−1111」を持つ利用者ダイヤルからの応答を表している。ここでの応答は公知技術である。その後RTPセッションにより音声信号の通信が行われる。
図6は、図4で説明したIP電話番号処理装置101内でのIP電話番号処理ステップと本願発明で実際に使用するIP電話番号とを関連付けて説明したフローチャートである。
図6では、図5で説明したように利用者Xの「080−2222−2222」(お客様番号)は図1の801の携帯端末から発信し、FMCサービスを利用する利用者Yの「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)は図1の601の携帯端末から受信した後、FMCサービスを利用する利用者Yが利用者Xに折り返し発信する場合を想定し説明する。
ここで説明する例は、表向きは「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)の番号を持つFMCサービスを利用する利用者Yが「080−2222−2222」(お客様番号)を持つ利用者Xに発信した場合である。すなわち図5で説明した場合の逆である。
ここで説明する「050−1111−1111」の番号を持つFMCサービスを利用する利用者Yは、社員の様な社内の内部利用者が望ましく、利用者Yがダイヤル発信する場合は、意図的に「80001234」(システム番号)のような始めの番号が「0」ではない番号にてダイヤル発信する。
さらに社内の内部利用者が発信する場合の発信元番号は全て、「4700001」(内線番号)のような始めの番号が「0」ではない内部利用者専用番号である。さらにこのFMCサービスを利用する利用者Yは自分が発信する際の発信元番号が「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)ではなく「4700001」(内線番号)として通信される事を予め知っている事とする。
よってこのように、FMCサービスを利用する利用者同士が通話したい場合はこの「4700001」のような始めの番号が「0」ではない内部利用者専用番号(内線番号)にて発信する事により、FMCサービス内での通話(内部発信)が可能とする。この内部利用者専用番号(内線番号)同士が通話するシステムは公知の技術を用いる。
着信先番号として利用者Yが発信する「80001234」(システム番号)はFMCサービスを利用する利用者がボタン操作によりダイヤルしてもよく、既に受信した場合に携帯端末に保存された番号を選択して発信してもよい。すなわちFMCサービスを利用する利用者がそのシステム番号を発信する場合にその番号を既知であればよい。
またFMCサービスを利用する利用者Yが持つ端末は携帯端末のみならず固定端末であってもよい。
ステップS601では、IP電話番号処理装置はIP−ゲートウエイから公知技術であるルーティングにより発信元番号「4700001」と着信先番号「80001234」を受け取る(通信確立する)。
ステップS602では、S401で説明したようにRAM3202が一時記憶した番号を表している。発信元番号は「4700001」(内線番号)であり、着信先番号「80001234」(システム番号)である。
ステップS603では、S402で説明したように判定部が発信元番号「4700001」(内線番号)と着信先番号「80001234」(システム番号)の両方の始めの番号に0が含まれていない為、判定部が内部発信と判定し、S404及びS405の処理はせず、S406の処理をする。
ステップS604では、変換部が発信元番号をS601で受信した番号から、S605にて送信する場合に使う発信元番号として、内線情報で関連付けられた「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)に変換する。
同じ様に、変換部が着信先番号をS601で受信した番号から、S605にて送信する場合に使う着信先番号として、外線情報で関連付けられた「080−2222−2222」(お客様)に変換する。
ステップS605では、S406で説明したようにRAM3202が一時記憶した番号を表している。発信元番号は「050−1111−1111」(ダイヤルイン番号)になり、着信先番号「080−2222−2222」(お客様番号)になり、送信される。つまりS601では発信元番号「4700001」(内線番号)と着信先番号「80001234」(システム番号)であったが、IP電話番号処理装置により、発信元番号と着信先番号の両方が変換されたことになる。つまり受信した時には、始めの番号が「0」ではなかったが、送信する時は始めの番号が「0」である番号に変換された事になる。
ステップS606では、IP電話番号処理装置はIP−ゲートウエイに公知技術であるルーティングにより発信元番号と着信先番号を送る。
ステップS607、S608、S609は応答であり、「080−2222−2222」を持つ利用者ダイヤルからの応答を表している。ここでの応答は公知技術である。その後RTPセッションにより音声信号の通信が行われる、
図7は、本願発明で使用するデータテーブルである。
7101は通話履歴テーブルであり、ステップS403で、S401でRAM3202が一時記憶した発信元番号及び着信先番号を用いて、登録部2206が発信元番号及び着信先番号を通話履歴としてデータベースに登録する。通話履歴テーブルは登録部2206または外部メモリ3211に記憶されている。
7102は外線情報テーブルであり、
ステップS404とS405で説明したように、登録部が外線情報データを検索して外線情報データにお客様番号が存在しない(つまり新規のお客様番号である)場合に、自動で発行部がシステム番号を発行し、発行されたシステム番号を外線情報データベースに自動で登録する。また発信元番号と着信先情報を受信する前に、予め外線情報データのお客様番号とシステム番号を関連付けて登録しても何ら問題はない。外線情報テーブルは登録部2206または外部メモリ3211に記憶されている。
7103は内線情報テーブルであり、また発信元番号と着信先情報を受信する前に、登録部が予め内線情報データのダイヤルイン番号と内線番号を関連付けて登録するもものとする。内線情報の内容に変更及び追加がある場合にはその都度修正すればよい。内線情報テーブルは登録部2206または外部メモリ3211に記憶されている。
また、本発明におけるプログラムは、図4に示すフローチャートの処理に従ってIP電話番号処理装置101または情報処理端末が実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4の処理方法を実行可能なプログラムとして記憶している。
(本発明の他の実施形態)
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、IP電話番号処理装置101、情報処理端末が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また、本発明の電話番号処理装置は、IP電話番号処理装置101とし8てSIPサーバを想定して説明したが、SIPサーバでの実現に限るものではなく、FMCサーバ、PBX装置でも、本発明の電話番号処理方法を実現可能であり、そのような装置における実施形態も本発明の技術的範囲に属するものである。
101 IP電話番号処理装置
103 携帯端末通信事業者B社のIP電話ゲートウエイ
104 携帯端末通信事業者A社のIP電話ゲートウエイ
105 固定電話通信事業者のIP電話ゲートウエイ
601 携帯端末通信事業者A社の専用回線で使用可能な携帯端末
401 携帯端末通信事業者B社の専用回線で使用可能な携帯端末
2201 制御部
2202 判定部
2203 発行部
2206 登録部
2207 変換部
2208 検索部
2209 通信部
3201 CPU
3202 RAM
3203 ROM

Claims (11)

  1. 外線の電話網と内線の電話網との通信確立時に電話番号の変換を行う電話番号処理装置であって、
    外線の電話網の電話番号とシステム番号とが一意に対応づけられた外線情報データを記憶する第1の記憶手段と、
    外線の電話網からの発信元番号を含む情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された前記発信元番号に一意に対応づけられている前記システム番号を、前記第1の記憶手段に記憶されている前記外線情報データから検索する第1の検索手段と、
    前記発信元番号を、前記第1の検索手段により検索されたシステム番号に変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段によりシステム番号に変換された前記発信元番号を含む情報を、内線の電話網の着信先に着信すべく送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする電話番号処理装置
  2. 前記受信手段は、内線の電話網からの発信元番号と着信先番号を含む情報を受信し、
    内線の電話網の電話番号と、外線から着信するためのダイヤルイン番号とを対応づけられている内線情報データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記受信手段で受信された前記着信先番号のシステム番号に一意に対応づけられている電話番号を、前記第1の記憶手段に記憶されている前記外線情報データから検索し、当該発信元番号に対応づけられているダイヤルイン番号を前記第2の記憶手段に記憶されている前記内線情報データから検索する第2の検索手段と、
    前記着信先番号であるシステム番号を、前記第1の検索手段により検索された外線の電話網の電話番号に変換し、かつ、前記発信元番号を、前記第2の検索手段により検索されたダイヤルイン番号に変換する第2の変換手段とをさらに備え、
    前記送信手段は、前記変換手段により外線の電話網の電話番号に変換された着信先番号を含む情報を、外線の電話網の着信先に着信すべく送信することを特徴とする請求項1記載の電話番号処理装置
  3. 前記受信手段で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記受信手段で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶されている外線情報データに、当該外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されているか否か検索する第1の検索手段と、
    前記第1の検索手段により、前記外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されていないと判定された場合に、当該発信元番号に対応するシステム番号を新規に発行し、発行されたシステム番号を前記外線情報データに登録する登録手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電話番号処理装置
  4. 前記判定手段は、前記受信手段が受信した発信元番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定することを特徴とする請求項3に記載の電話番号処理装置
  5. 前記判定手段は、前記受信手段が受信した着信先番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定することを特徴とする請求項3に記載の電話番号処理装置
  6. 外線の電話網と内線の電話網との通信確立時に電話番号の変換を行う電話番号処理装置の制御方法であって、
    電話番号処理装置の第1の記憶手段が、外線の電話網の電話番号とシステム番号とが一意に対応づけられた外線情報データを記憶する第1の記憶工程と、
    電話番号処理装置の受信手段が、外線の電話網からの発信元番号を含む情報を受信する受信工程と、
    電話番号処理装置の第一の検索手段が、前記受信工程で受信された前記発信元番号に一意に対応づけられている前記システム番号を、前記第1の記憶工程で記憶されている前記外線情報データから検索する第1の検索工程と、
    電話番号処理装置の第一の変換手段が、前記発信元番号を、前記第1の検索工程により検索されたシステム番号に変換する第1の変換工程と、
    電話番号処理装置の送信手段が、前記第1の変換工程によりシステム番号に変換された前記発信元番号を含む情報を、内線の電話網の着信先に着信すべく送信する送信工程と
    を含むことを特徴とする電話番号処理装置の制御方法
  7. 電話番号処理装置の前記受信手段が、内線の電話網からの発信元番号と着信先番号を含む情報を受信する受信工程と、
    電話番号処理装置の前記第2の記憶手段が、内線の電話網の電話番号と、外線から着信するためのダイヤルイン番号とを対応づけられている内線情報データを記憶する第2の記憶工程と、
    電話番号処理装置の前記第2の検索手段が、前記受信工程で受信された前記着信先番号のシステム番号に一意に対応づけられている電話番号を、前記第1の記憶工程に記憶されている前記外線情報データから検索し、当該発信元番号に対応づけられているダイヤルイン番号を前記第2の記憶工程に記憶されている前記内線情報データから検索する第2の検索工程と、
    電話番号処理装置の前記第2の変換手段が、前記着信先番号であるシステム番号を、前記第1の検索工程により検索された外線の電話網の電話番号に変換し、かつ、前記発信元番号を、前記第2の検索工程により検索されたダイヤルイン番号に変換する第2の変換工程とをさらに含み、
    電話番号処理装置の前記送信手段が、前記変換工程により外線の電話網の電話番号に変換された着信先番号を含む情報を、外線の電話網の着信先に着信すべく送信する送信工程を含むことを特徴とする請求項6記載の電話番号処理装置の制御方法
  8. 電話番号処理装置の判定手段が、前記受信工程で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であるか否かを判定する判定工程と、
    電話番号処理装置の第一の検索手段が、前記判定工程により、前記受信工程で受信した情報が、外線の電話網からの外部発信であると判定された場合に、前記第1の記憶工程に記憶されている外線情報データに、当該外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されているか否か検索する第1の検索工程と、
    電話番号処理装置の登録手段が、前記第1の検索工程により、前記外部発信の発信元番号に対応するシステム番号が登録されていないと判定された場合に、当該発信元番号に対応するシステム番号を新規に発行し、発行されたシステム番号を前記外線情報データに登録する登録工程と
    をさらに含むことを特徴とする請求項6または7に記載の電話番号処理装置の制御方法
  9. 電話番号処理装置の前記判定手段が、前記受信工程が受信した発信元番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定する判定工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の電話番号処理装置の制御方法
  10. 電話番号処理装置の前記判定手段が、前記受信工程が受信した着信先番号の始めの番号が「0」であれば外部の電話網からの発信であると判定し、当該始めの番号が「0」でなければ内部の電話網からの発信であると判定する判定工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の電話番号処理装置の制御方法
  11. 外線の電話網と内線の電話網との通信確立時に電話番号の変換を行う電話番号処理装置で実行されるプログラムであって、
    外線の電話網の電話番号とシステム番号とが一意に対応づけられた外線情報データを記憶する第1の記憶手段、
    外線の電話網からの発信元番号を含む情報を受信する受信手段、
    前記受信手段で受信された前記発信元番号に一意に対応づけられている前記システム番号を、前記第1の記憶手段に記憶されている前記外線情報データから検索する第1の検索手段、
    前記発信元番号を、前記第1の検索手段により検索されたシステム番号に変換する第1の変換手段、
    前記第1の変換手段によりシステム番号に変換された前記発信元番号を含む情報を、内線の電話網の着信先に着信すべく送信する送信手段
    として機能させることを特徴とする電話番号処理装置のプログラム

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