JP2011129198A - コンテンツ再生装置、プログラム、及びコンテンツ再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続する各デバイスに跨るシャッフル再生を、簡便な構成で実施することができるようにする。
【解決手段】他の機器が供給するコンテンツの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行う提示手段と、再生信号の供給を行う機器を切り替える切替え手段とを備えたコンテンツ再生装置において、切替え手段により切替え可能な機器のうちからランダムに1つの機器を選択する機器選択手段と、記機器選択手段による機器の選択を行い、選択した機器への切替え手段による切替えを行い、そして該切替え後の機器による1つのコンテンツについての前記再生信号の供給を開始させる制御手段とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、他の機器からの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行うコンテンツ再生装置、該装置としてコンピュータを機能させるプログラム、及び該装置に適したコンテンツ再生方法に関する。
従来、このようなコンテンツ再生装置として、ポータブルプレーヤ、携帯電話等のデバイスを同時に複数接続し、これらのデバイスに記録されている楽曲コンテンツを再生することができるようにしたオーディオ装置が知られている。このようなオーディオ装置においては、接続された各デバイスの楽曲コンテンツを再生する場合、楽曲コンテンツの再生順序はデバイス側に任せるか、又はオーディオ装置側において、すべてのデバイスの楽曲コンテンツの属性情報を取り込んでプレイリスト等を作成し、このプレイリスト等に従った順序で再生するようにしている。
このようなオーディオ装置は、たとえば図1に示すような構成を備える。図中の11は装置各部の制御や必要な情報処理を行う再生制御部、12は再生制御部11がユーザに対して必要な情報の表示を行うための表示部、13はユーザが再生制御部11に対して入力を行うためのキー入力部、14はオーディオ装置に接続可能な各デバイス、15はオーディオ装置に対する各デバイス14の接続を管理する接続管理部、16はオーディオ装置に接続中の各デバイス14の情報を記憶する接続情報メモリ部、そして17は再生制御部11からの音声信号に基づいて音声を出力するスピーカである。
図4はこのオーディオ装置におけるシャッフル再生処理の一例を示すフローチャートである。この例では、シャッフル再生における楽曲の再生順序をデバイス14側に任せるようにしている。このシャッフル再生処理は、オーディオ装置に接続されているいずれかのデバイス14が、自身が保有する楽曲コンテンツに基づいて再生信号をオーディオ装置に供給し、これに基づいてオーディオ装置が再生音を出力しているときに開始される。
シャッフル再生装置を開始すると、まず、ステップ41において、再生制御部11が、キー入力部13によるキー操作によりユーザからシャッフル再生を開始する旨の指示を受けるのを待機する。この指示を受けると、ステップ42において、再生中のデバイス14に対し、シャッフル再生を実行するように要求する。すなわち、再生制御部11は、接続管理部15に対し、現在再生を行っているデバイス14のシャッフル再生機能をオン状態に移行させるように指示する。この指示に応じ、接続管理部16は該デバイス14に対してシャッフル再生を行うように要求する。
この要求を受けると、該デバイス14はシャッフル再生に移行し、オーディオ装置に対する最初の楽曲の再生信号の供給、及び該楽曲に関する再生情報の通知を開始することになる。再生情報としては、当該楽曲のトラック番号、再生時間、残り再生時間、曲名などの情報が該当する。通知される再生情報は、接続管理部15が受信し、再生制御部11に通知することになる。また、再生制御部11は、接続管理部15を介して供給される該デバイス14からの再生信号に基づいて、再生音声の出力を開始することになる。
次に、ステップ43及び44において、再生制御部11は、接続管理部15から随時通知される再生情報に基づき、シャッフル再生中の楽曲についての再生情報を表示部12において表示しながら(ステップ43)、該デバイス14が楽曲データを保有する楽曲についてシャッフル再生が終了するのを待機する(ステップ44)。表示される再生情報としては、たとえば、再生中の楽曲の楽曲名や、再生時間が該当する。
該デバイス14におけるシャッフル再生が終了すると、ステップ45へ進み、次のデバイスに対し、ステップ42の場合と同様にしてシャッフル再生を実行するように要求し、ステップ43に戻る。このようにして、各デバイス14を順次切り替えながら、デバイス14毎にシャッフル再生が行われる。
図5は従来例に係る別のオーディオ装置の構成を示すブロック図である。このオーディオ装置の構成は、図1のオーディオ装置の構成に対し、プレイリストメモリ部51を加えたものとなっている。図5のオーディオ装置においては、再生制御部11は、接続されている各デバイス14が楽曲データを保有している各楽曲の再生順序をオーディオ装置において管理するために、各デバイス14における各楽曲の属性情報を図示していない曲情報メモリ部において記憶する。この属性情報に基づいて、プレイリストメモリ部51は、全デバイス14の全楽曲を対象としてプレイリストを作成する。プレイリストは、接続されているデバイス14の増減により、またシャッフル再生の開始時に更新される。
図6は、図5のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理を示すフローチャートである。この処理においては、接続している全デバイス14が楽曲データを保有する全楽曲についてシャッフル再生用のプレイリストが作成され、該プレイリストに基づいてシャッフル再生が行われる。これを可能にするために、接続されている各デバイス14が楽曲データを保有している各楽曲の属性情報が、予め取得され、図示していない曲情報メモリ部において記憶される。
シャッフル再生処理を開始すると、まず、ステップ61において、再生制御部11は、キー入力部13によるキー操作によって、ユーザからシャッフル再生を開始する旨の指示が入力されるのを待機する。この指示を受けると、ステップ62において、シャッフル再生用のプレイリストを作成する。すなわち、再生制御部11は、プレイリストメモリ部51に対し、シャッフル再生を開始する旨を通知する。これに応じ、プレイリストメモリ部51は、通常再生用のプレイリストを破棄し、シャッフル再生用のプレイリストを作成する。プレイリストの作成は、曲情報メモリ部において記憶されている全楽曲の属性情報に基づいて行われる。シャッフル再生用のプレイリストには、再生順に、再生する楽曲の情報が記録されている。楽曲の情報には、該楽曲を特定する楽曲名などの情報、及び該楽曲の楽曲データを保有するデバイス14を特定する情報が含まれる。
次に、ステップ63において、シャッフル再生用のプレイリストに基づき、最初の楽曲を再生するように、対応するデバイス14に対して要求する。すなわち、再生制御部11は、シャッフル再生用のプレイリストに基づき、接続管理部15に対し、最初に再生する楽曲の再生に使用するデバイス14、及びその楽曲を指示する。これに応じ、接続管理部15は、該デバイス14に対し、該楽曲を再生するように要求する。
この要求を受けると、該デバイス14は、要求された楽曲の再生を開始し、オーディオ装置に対する再生信号の供給、及び該楽曲の再生情報の通知を開始することになる。供給される再生信号及び通知される再生情報は、接続管理部15により再生制御部11に送られる。再生制御部11は、この再生信号に基づいて再生音をスピーカ17から出力することになる。
次に、ステップ64及び65において、再生制御部11は、接続管理部15を介して随時供給される再生情報に基づいて、再生中の楽曲についての再生情報を表示部12において表示しながら(ステップ64)、該楽曲の再生が終了するのを待機する(ステップ65)。表示される再生情報としては、たとえば、再生中の楽曲の楽曲名や、再生時間が該当する。また、楽曲の再生の終了は、随時供給される再生情報に含まれるトラック番号や残り再生時間などの情報に基づいて認識することができる。
楽曲の再生が終了すると、ステップ66に進み、シャッフル再生用のプレイリストに基づき、次の楽曲を再生するように、対応するデバイス14に対して要求する。すなわち、再生制御部11は、シャッフル再生用のプレイリストから次の再生楽曲に関する情報を取得し、接続管理部15に対し、次の楽曲の再生に使用するデバイス14、及び次に再生する楽曲を指示する。これに応じ、接続管理部15は、該デバイス14に対し、該楽曲を再生するように要求する。この後、ステップ64に戻り、上述の処理を繰り返す。このようにして、シャッフル再生用のプレイリストに基づき、使用するデバイス14及び再生する楽曲を順次切り替えながら、シャッフル再生を行うことができる。
なお、これに関連する技術として、接続された各携帯型再生機からコンテンツ管理データを取得して統合することにより、機器識別データ、属性データ及びファイル名が各コンテンツと対応付けられた統合コンテンツ管理データを作成し、これに基づいて再生するコンテンツデータを指定し、携帯型再生機のコンテンツデータにアクセスして再生するようにした再生装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、接続した外部オーディオ装置に対して再生中のオーディオ信号を送信している際に、外部オーディオ装置との接続が切断されたとき、継続して検出していた再生位置を記憶し、次の再生開始時に、記憶した再生位置から再生を開始するようにした携帯型オーディオ機器が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
また、記録媒体に記録されている複数の情報部分の再生順序をランダムに選択して再生し、同一の記録媒体を繰返し再生する場合に、使用するメモリが1つで足り、かつ同一の情報部分を連続して再生することがないようにした再生装置が知られている(たとえば、特許文献3参照)。
また、各ファイルを直接格納している各領域のうちから1つをランダムに選択し、選択した領域が格納している各ファイルのうちから再生の対象とする1つをランダムに選択しながらランダム再生を行うようにしたランダム再生装置が知られている(たとえば特許文献4参照)。
特開2008−159179号公報 特開2007−323789号公報 特開2002−190187号公報 特開2002−269958号公報
しかしながら、従来の図4のシャッフル再生処理によれば、1つのデバイス14における楽曲のすべてについてシャッフル再生が終了してから他のデバイス14によるシャッフル再生を行うようにしているため、各デバイス14のシャッフル再生の対象となる楽曲の範囲がそのデバイス14内の楽曲に限定されるので、結局は各デバイス14を単体で接続してシャッフル再生を行う場合と何ら変わりがない。
また、図5の楽曲再生装置によれば、接続されているすべてのデバイス14についてプレイリストを作成するようにしているので、各デバイス14間に跨がるシャッフル再生を行うことができるが、接続されている全デバイス14のすべての楽曲の属性情報を曲情報メモリ部において記憶しておく必要があるため、曲情報メモリ部において膨大な記憶容量を確保する必要がある。さらに、接続されている全デバイス14の総楽曲数が、その属性情報を曲情報メモリ部において記憶することができないほどの数である場合、属性情報を記憶できなかった楽曲については、再生することができない。また、接続されるデバイス14の増減・変更や、シャッフル再生が行われる毎に、プレイリストの更新が必要であるため更新時の処理負荷も膨大なものとなる。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、コンテンツ再生装置において、接続する各デバイスに跨るシャッフル再生を、簡便な構成で実施することができるようにすることにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係るコンテンツ再生装置は、他の機器が供給するコンテンツの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行う提示手段と、前記再生信号の供給を行う機器を切り替える切替え手段と、前記切替え手段により切替え可能な機器のうちからランダムに1つの機器を選択する機器選択手段と、前記機器選択手段による機器の選択を行い、選択した機器への前記切替え手段による切替えを行い、そして、該切替え後の機器による1つのコンテンツについての前記再生信号の供給を開始させる制御手段とを具備することを特徴とする。
第2の発明に係るコンテンツ再生装置は、第1発明において、前記制御手段は、前記選択手段による機器の選択を行う時点において前記切替え手段による切替えが可能な機器を記憶している記憶手段を有することを特徴とする。
第3の発明に係るコンテンツ再生装置は、第1又は第2発明において、前記制御手段は、前記再生信号の供給を行う各機器に対し、前記再生信号の供給が開始される1つのコンテンツが、該機器においてランダムに又はシャッフルされた順序に従って選択されたものであるように要求することを特徴とする。
第4の発明に係るコンテンツ再生装置は、第1又は第2発明において、前記再生信号の供給を行うことが可能な各機器について、該機器が再生信号を供給することが可能なコンテンツのうちからランダムに又はシャッフルされた順序に従って1つを選択するコンテンツ選択手段を備え、前記制御手段は、前記切替え後の機器による1つのコンテンツについての再生信号の供給を開始させるに際し、該1つのコンテンツとして、該機器について前記コンテンツ選択手段により選択されたものを指定することを特徴とする。
第5の発明に係るプログラムは、第1〜第4のいずれかの発明に係るコンテンツ再生装置における切替え手段、機器選択手段、及び制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第6の発明に係るコンテンツ再生方法は、他の機器が供給するコンテンツの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行う提示手段を備えたコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、前記再生信号の供給を行う機器を切り替える切替え手順手段と、前記切替え手段により切替え可能な機器のうちからランダムに1つの機器を選択する機器選択手順と、前記再生信号の供給が1つのコンテンツについて終了する毎に、前記機器選択手順による機器の選択を行い、選択した機器への前記切替え手順による切替えを行い、そして該切替え後の機器による1つのコンテンツについての前記再生信号の供給を開始させる制御手順とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、接続する各デバイスに跨るシャッフル再生を、簡便な構成で実施することができるようにすることすることができる。
本発明の一実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図1のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理の一例を示すフローチャートである。 図1のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理の別の例を示すフローチャートである。 従来のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理の一例を示すフローチャートである。 従来例に係る別のオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図5のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理を示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このオーディオ装置は、装置各部の制御や必要な情報処理を行う再生制御部11、再生制御部11がユーザに対して必要な情報の表示を行うための表示部12,ユーザが再生制御部11に対して必要な入力を行うためのキー入力部13、オーディオ装置に対する各デバイス14の接続を管理する接続管理部15、オーディオ装置に接続中の各デバイス14の情報を記憶する接続情報メモリ部16、及び再生制御部11からの音声信号に基づいて音声を出力するスピーカ17を備える。
再生制御部11は、デバイス14からの再生信号に基づいてスピーカ17から再生音を出力することにより再生を行うに際し、接続管理部15に対し、再生に使用するデバイス14及び再生する楽曲を指示するなどの再生制御を行う。表示部12は、再生制御部11の指示に基づき、再生中の楽曲についての再生時間、曲名等の情報や、キー入力部13を介して入力される情報を表示する。キー入力部13は、ユーザによるキー操作を解析し、入力内容を再生制御部11に送る。接続管理部15は、オーディオ装置に対する各デバイス14の新規接続や切断を行い、オーディオ装置に接続されているデバイス14を管理する。その際、接続中のデバイス14に関する情報を接続情報メモリ部16において随時更新しながら記憶する。接続情報メモリ部16の更新は、たとえばシャッフル再生における各楽曲の再生が終了する毎に行われる。あるいは、新たなデバイス14が物理的に接続された時点でもよい。オーディオ装置及び各デバイス14間の接続は、有線又は無線により行われる。無線による接続は、ブルートゥース(Bluetooth)等のインタフェースを介して行われる。この場合、ブルートゥースにより接続するデバイスの場合のようにデバイス14が接続しているときには他のデバイス14を検索することができない場合には、接続情報メモリ部16の更新は、一旦、ブルートゥースによる接続を解除してからブルートゥースデバイス14の検索を行い、検索できたブルートゥースデバイス14を接続情報メモリ部16に記憶することにより行う。ただし、一旦接続を解除する必要があるので、検索は、楽曲を再生していない期間、たとえばシャッフル再生における各曲の曲間の期間毎に行う必要がある。なお、接続中のデバイス14、又は接続しているデバイス14とは、接続管理部15が直ちに情報の授受を行うことができる状態にあるデバイス14を意味する。すなわち、直ちに通信を確立して切り替えることができる状態にあれば足りる。
図2は、図1のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理を示すフローチャートである。このシャッフル再生処理は、いずれかのデバイス14からの再生信号に基づいて再生音の出力を行っているときに、所定のプログラムに従って行われる。このシャッフル再生処理では、ユーザの指示に応じてシャッフル再生が開始され、各デバイス14においてシャッフル再生が行われるとともに、1曲の再生が終了する毎にデバイス14がランダムに切り替えられる。なお、デバイス14をランダムに選択して切替える動作は、1曲の再生が終了する毎に行ってもよいし、選択されたデバイス14内のすべての楽曲の再生が終了するまでの間に行うようにしてもよい。
すなわち、処理を開始すると、まず、ステップ21において、再生制御部11が、ユーザによりシャッフル再生を開始する旨の指示が行われるのを待機する。この指示を受けると、ステップ22において、再生中のデバイス14により、シャッフル再生を開始する。すなわち、再生制御部11は、現在オーディオ装置に対して再生信号を供給しているデバイス14のシャッフル再生機能をオン状態に移行させるように、接続管理部15に指示する。この指示に応じ、接続管理部15が、該デバイス14に対し、シャッフル再生に移行するように要求する。
この要求を受けると、該デバイス14はシャッフル再生に移行し、オーディオ装置に対し、最初の楽曲についての再生信号の供給及び再生情報の通知を開始することになる。再生情報としては、当該楽曲のトラック番号、再生時間、残り再生時間、曲名などの情報が該当する。通知される再生情報は、接続管理部15により再生制御部11に通知される。また、再生制御部11は、接続管理部15を介して供給される該デバイス14からの再生信号に基づいて、再生音声の出力を開始することになる。
次に、ステップ23及び24において、再生制御部11は、接続管理部15から随時通知される再生情報に基づき、再生中の楽曲についての再生情報を表示部12において表示しながら(ステップ23)、該楽曲の再生が終了するのを待機する(ステップ24)。表示される再生情報としては、たとえば、再生中の楽曲の楽曲名や、再生時間が該当する。再生の終了は、接続管理部15から通知される再生情報中のトラック番号や残り再生時間などの再生情報に基づいて認識することができる。たとえば、トラック番号の変化したことや、残り再生時間がゼロになったことにより、再生が終了したことを認識することができる。
1つの楽曲の再生が終了すると、ステップ25へ進み、再生制御部11は、次の楽曲の再生に使用するデバイス14をランダムに選択する。デバイス14の選択は、接続情報メモリ部16に記憶されている接続中の各デバイス14のうちから行うことができる。
次に、ステップ26において、選択したデバイス14により、シャッフル再生を続行する。すなわち再生制御部11は、接続管理部15に対し、楽曲の再生が終了したデバイス14に代えて、選択したデバイス14によりシャッフル再生を続行するように指示する。この指示に応じ、接続管理部15は、楽曲の再生が終了したデバイス14に対して、シャッフル再生を一時停止するように要求するとともに、選択したデバイス14に対し、シャッフル再生を行うように要求する。選択したデバイス14に対する要求は、その要求がそのデバイス14に対する今回のシャッフル再生処理における最初の通知である場合には、シャッフル再生を新たに開始することを要求するものとして行われ、2回目以降の通知である場合には、シャッフル再生を再開することを要求するものとして行われる。楽曲の再生が終了したデバイス14は、要求に応じてシャッフル再生を一時停止し、選択されたデバイス14は、要求に応じてシャッフル再生を新たに開始し又は再開することになる。
なお、選択したデバイス14に対する要求は、常にシャッフル再生を新たに開始することを要求するものとして行い、楽曲再生が終了したデバイス14に対しては、シャッフル再生の一時停止ではなく、再生を終了するように要求するようにしてもよい。ただしこの場合には、デバイス14毎の再生に着目すれば、正確にはシャッフル再生ではなくランダム再生が行われることになる。
この後、ステップ23へ戻り、再生が開始された次の楽曲の楽曲情報の表示などの処理を開始する。このようにして、このシャッフル再生処理によれば、シャッフル再生における1曲の再生が終了する毎に、再生に使用するデバイス14をランダムに選択して切り替えながら、シャッフル再生が行われる。その際、各デバイス14は、選択される毎に、シャッフル再生の再開及び中断を繰り返す。
本実施形態によれば、各デバイス14のシャッフル再生機能を利用し、再生に使用するデバイス14をランダムに切り替えながらシャッフル再生を行うようにしたため、再生する楽曲が選定される際の選択肢が多くなり、ランダム性が増大するので、複数のデバイス14を接続していることのメリットを引き出し、シャッフル再生の楽しみを増大させることができる。つまり、各デバイス14が保有する全楽曲についてプレイリストを作成して行う場合と同様のランダム性によるシャッフル再生を、簡便な構成により行うことができる。
また、オーディオ装置に各デバイス14が保有する全楽曲の属性情報を取り込む必要がないので、膨大な記憶容量を要することなく、各デバイス14を通じてランダムな再生を行うことができる。また、楽曲の属性情報を記憶しておく必要がないので、各デバイス14が保有する楽曲データの総数に関係なく、すべての楽曲を対象としてシャッフル再生を行うことができる。
また、プレイリストによらずにランダム再生を行うことができるので、接続されているデバイス14の増減や、シャッフル再生の開始の指示に応じたプレイリストの更新を行う必要なく、簡便な処理によってランダム再生を行うことができる。
図3は図1のオーディオ装置におけるシャッフル再生処理の別の例示すフローチャートである。この処理は、いずれかのデバイス14からの再生信号に基づいて再生音の出力を行っているときに、所定のプログラムに従って行われる。図2のシャッフル再生処理においてはデバイスが再生する楽曲の選択はデバイスのシャッフル再生機能を用いて行うようにしているのに対し、図3のシャッフル再生処理においてはデバイスが再生する楽曲の選択はオーディオ装置側で行うようにしている。これを実現するため、再生制御部11は予め、接続管理部15を介し、接続されている各デバイス14から、各デバイス14が楽曲データを保有する全楽曲の属性情報を取得し、デバイス14毎に記憶している。属性情報には、対応する楽曲を特定するための楽曲名やトラック番号等の情報が含まれる。
すなわち、処理を開始すると、まず、ステップ31において、再生制御部11が、ユーザによりシャッフル再生を開始する旨の指示が行われるのを待機する。この指示を受けると、ステップ32において、再生制御部11は、再生中のデバイス14に再生させる楽曲を選択する。この選択は、予め属性情報を記憶している該デバイス14の楽曲のうちから1曲をランダムに選択することにより行われる。
次にステップ33において、該デバイス14に対し、選択した楽曲を再生するように要求する。すなわち、再生制御部11が接続管理部15に対し、該要求を行うように指示する。これに応じ、接続管理部15が該デバイス14に対し、該楽曲の再生を行うように要求する。この要求には、該楽曲を特定するための楽曲名やトラック番号等の指定を伴う。この要求を受けると、該デバイス14は、要求された楽曲の再生信号の供給、及び該楽曲に関する再生情報の通知を開始することになる。再生情報としては、当該楽曲のトラック番号、再生時間、残り再生時間、曲名などの情報が該当する。通知される再生情報は、接続管理部15が受信して再生制御部11に通知することになる。また、再生制御部11は接続管理部15を介して供給される該デバイス14からの再生信号に基づいて、再生音声の出力を開始することになる。
次に、ステップ34及び35において、再生制御部11は、接続管理部15から随時通知される再生情報に基づき、再生中の楽曲についての再生情報を表示部12において表示しながら(ステップ34)、該楽曲の再生が終了するのを待機する(ステップ35)。表示される再生情報としては、たとえば、再生中の楽曲の楽曲名や、再生時間が該当する。再生の終了は、接続管理部15から通知される再生情報中のトラック番号や残り再生時間などの再生情報に基づいて知ることができる。たとえば、トラック番号が変化したことや残り再生時間がゼロになったことにより、再生が終了したと判定することができる。
楽曲の再生が終了すると、ステップ36へ進み、再生制御部11は、次の楽曲の再生に使用するデバイス14をランダムに選択する。デバイス14の選択は、接続情報メモリ部16に記憶されている接続中の各デバイス14のうちから行うことができる。次に、ステップ37において、再生制御部11は、選択されたデバイス14に再生させる楽曲を選択する。この選択は、予め属性情報を記憶している該デバイス14の楽曲のうちから1曲をランダムに選択することにより行われる。
この後、ステップ33へ戻り、上述と同様の処理を繰り返す。このようにして、1曲の再生が終了する毎に、再生に使用するデバイス14をランダムに選択して切り替えるとともに、切替え後のデバイス14により再生する楽曲をランダムに選択して該デバイス14に再生させながらシャッフル再生が行われる。
本実施形態によれば、接続されている各デバイス14に再生させる楽曲を、オーディオ装置側においてランダムに選択するようにしたため、各デバイス14がシャッフル機能を有していなくても、各デバイス14が楽曲データを保有する全楽曲を通じたシャッフル再生を行うことができる。
また、再生させる楽曲の選択を、デバイス14毎に記憶している楽曲データの属性情報に基づいて行うようにしたため、シャッフル再生用のプレイリストを生成する必要なく、シャッフル再生を行うことができる。
本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、楽曲コンテンツを再生する場合の例について述べたが、この代わりに映像コンテンツを再生する場合においても本発明を適用することができる。
また、シャッフル再生とは、対象とする全楽曲を、ランダムな再生順により重複なく再生する再生方式であり、上述図2の実施形態においては、各デバイス14が、楽曲データを保有する楽曲をシャッフル再生するようにしているが、この代わりに、1曲再生する毎に全楽曲からランダムに楽曲を選択して再生するランダム再生を行うようにしてもよい。
また、上述においては、楽曲の再生に使用するデバイス14をランダムに選択するようにしているが、その際、一度選択したデバイス14は、全デバイス14が一度選択されまで選択されないようにしてもよい。つまり、シャッフルされた順序で選択するようにしてもよい。
11:再生制御部、12:表示部、13:キー有力部、14:デバイス、15:接続管理部、16:接続情報メモリ部、51:プレイリストメモリ部。

Claims (6)

  1. 他の機器が供給するコンテンツの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行う提示手段と、
    前記再生信号の供給を行う機器を切り替える切替え手段と、
    前記切替え手段により切替え可能な機器のうちからランダムに1つの機器を選択する機器選択手段と、
    前記機器選択手段による機器の選択を行い、選択した機器への前記切替え手段による切替えを行い、そして該切替え後の機器による1つのコンテンツについての前記再生信号の供給を開始させる制御手段とを具備することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記選択手段による機器の選択を行う時点において前記切替え手段による切替えが可能な機器を記憶している記憶手段を有することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記制御手段は、前記再生信号の供給を行う各機器に対し、前記再生信号の供給が開始される1つのコンテンツが、該機器においてランダムに又はシャッフルされた順序に従って選択されたものであるように要求することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記再生信号の供給を行うことが可能な各機器について、該機器が再生信号を供給することが可能なコンテンツのうちからランダムに又はシャッフルされた順序に従って1つを選択するコンテンツ選択手段を備え、
    前記制御手段は、前記切替え後の機器による1つのコンテンツについての再生信号の供給を開始させるに際し、該1つのコンテンツとして、該機器について前記コンテンツ選択手段により選択されたものを指定することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかのコンテンツ再生装置における切替え手段、機器選択手段、及び制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 他の機器が供給するコンテンツの再生信号に基づいてコンテンツの提示を行う提示手段を備えたコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、
    前記再生信号の供給を行う機器を切り替える切替え手順手段と、
    前記切替え手段により切替え可能な機器のうちからランダムに1つの機器を選択する機器選択手順と、
    前記再生信号の供給が1つのコンテンツについて終了する毎に、前記機器選択手順による機器の選択を行い、選択した機器への前記切替え手順による切替えを行い、そして該切替え後の機器による1つのコンテンツについての前記再生信号の供給を開始させる制御手順とを具備することを特徴とするコンテンツ再生方法。
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WO2013140441A1 (ja) * 2012-03-21 2013-09-26 パイオニア株式会社 再生装置の制御方法および再生装置

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WO2013140441A1 (ja) * 2012-03-21 2013-09-26 パイオニア株式会社 再生装置の制御方法および再生装置

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