JP2011128116A - 遮蔽器具 - Google Patents

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Tateo Wada
盾夫 和田
Koichi Furusawa
耕一 古澤
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Abstract

【課題】配管へ簡易に取り付けられるとともに、放射性遮蔽物質を確実に遮蔽する。
【解決手段】第1被覆部材及び第2被覆部材は、半円筒状の放射線遮蔽材11と、放射線遮蔽材11の内周面に取り付けられた緩衝材12と、放射線遮蔽材11の外周面を覆うカバー部材13とを有する。第1被覆部材及び第2被覆部材のそれぞれには、脱着自在なハンドル40が取り付けられている。第1被覆部材10及び第2被覆部材20は、放射性物質が流れる配管Aを互いに反対側から被覆する。第1被覆部材10及び第2被覆部材20はスナップ錠30により連結され、遮蔽器具100により配管Aが周方向に取り囲まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射性物質が流れる配管へ簡易に取付けることができるとともに放射線を確実に遮蔽することができる遮蔽器具に関するものである。
従来、原子力発電所などにおいて、放射性物質が流れる配管などから放射線を遮蔽するため鉛毛や鉛板マットが用いられている。例えば、特許文献1に開示されている放射線遮蔽体設備は、被遮蔽体の周りに放射線遮蔽体を暖簾のように複数吊り下げることにより、広範囲の放射線を遮蔽することができる。また、特許文献2の図9に開示されているような鉛毛マットを配管へ巻き付ける方法がある。
特開平9−230089号公報 特開2001−281397号公報
しかし、特許文献1に開示された遮蔽方法は、放射線源の近辺において放射線を遮蔽することができないため、良好な放射線遮蔽効率を得られることができない。また、被遮蔽体を吊り下げる工事に時間を要する。また、特許文献2の図9に開示された遮蔽方法は、鉛毛マット(鉛板)が薄いため十分な放射線遮蔽効果が得られない。また、鉛毛マット(鉛板)を配管などの曲率の大きな形状のものに巻き付けると、鉛毛マット(鉛板)にクラックが生じ、放射線の遮蔽効率が低下する。さらに、鉛毛マット(鉛板)の巻き付けには相当な時間を要する。
そこで、本発明の目的は、放射性物質が流れる配管に簡易に取付けることができるとともに放射線を確実に遮蔽することができる遮蔽器具を提供することである。
本発明の遮蔽器具は、放射性物質が流れる配管を周方向に覆う第1放射線遮蔽部材を有する第1被覆部材と、前記第1被覆部材と前記配管を挟んで対向する方向から前記配管を周方向に覆う第2放射線遮蔽部材を有する第2被覆部材と、前記第1被覆部材と前記第2被覆部材とを連結する連結部材と、前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材のそれぞれに脱着自在に取り付けられる把持部材とを備えており、前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材が、前記配管を周方向に取り囲む。
本発明によると、遮蔽器具が第1被覆部材及び第2被覆部材の2つに分割されているため、遮蔽器具を簡易に配管へ取り付けることができる。また、配管を周方向に包囲することができるため、どのような曲率を有する配管でも配管の外周面に沿って被覆することができる。これにより、放射線源の近辺において放射線を遮蔽することができるため、放射線を確実に遮蔽することができるとともに放射線遮蔽効率を向上させることができる。
また、上述の遮蔽器具において、前記第1被覆部材が、前記第1放射線遮蔽部材の内周面に取り付けられた第1緩衝材を有しており、記第2被覆部材が、前記第2放射線遮蔽部材の内周面に取り付けられた第2緩衝材を有することが好ましい。これによると、第1緩衝材及び第2緩衝材により、遮蔽器具による配管の損傷を抑えることができる。また、第1緩衝材及び第2緩衝材により配管の外周面と遮蔽器具との隙間を埋めることができるため、遮蔽器具を安定して配管に取り付けることができる。これにより、配管から漏れる放射線をより確実に遮蔽することができる。
また、上述の遮蔽器具は、前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材の少なくともいずれか一方を周方向に覆う第3放射線遮蔽部材を有する第3被覆部材と、前記第3被覆部材と前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材を挟んで対向する方向から前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材の少なくともいずれか一方を周方向に覆う第4放射線遮蔽部材を有する第4被覆部材と、前記第3被覆部材と前記第4被覆部材とを連結する第2連結部材と、前記第3被覆部材及び前記第4被覆部材のそれぞれに脱着自在に取り付けられる第2把持部材とをさらに備えており、前記第3被覆部材及び前記第4被覆部材が、前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材を周方向に取り囲む。これによると、複数の放射線遮蔽部材が配管の径方向に重ねられるため、放射線遮蔽率を向上させることができる。
本発明の遮蔽器具によると、遮蔽器具が2つの部材に分割しているため、放射性物質が流れる配管に簡易に取付けることができる。また、配管の外周面に沿って配管を被覆することができるため、放射線を確実に遮蔽することができる。さらに、複数の放射線遮蔽部材が配管の径方向に重ねられるため、放射線遮蔽率を向上させることができる。
(a)は本発明の第1実施形態による遮蔽器具の斜視図であり、(b)本発明の第1実施形態による第1被覆部材の斜視図であり、(c)は本発明の第1実施形態による第2被覆部材の斜視図である。 (a)は、第1実施形態による遮蔽器具の断面図であり、(b)は、第1実施形態による遮蔽器具の側面図である。 (a)〜(c)は、遮蔽器具を配管へ取り付ける工程を示す図である。 (a)は、本発明の第2実施形態による遮蔽器具の斜視図であり、(b)は、本発明の第2実施形態による遮蔽器具の側面図である。 本発明の第2実施形態による遮蔽器具の一部の断面図である。 本発明の第2実施形態による遮蔽器具の断面図である。 (a)〜(c)は、遮蔽器具を配管へ取付ける工程の一部を示す図である。 (a)は本発明の変形例による遮蔽器具の正面図であり、(b)は本発明の変形例による遮蔽器具の側面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
ここでは、図1〜3を用いて、本発明に係る遮蔽器具の第1実施形態を説明する。なお、図2においては、第1被覆部材からハンドルを取り外しており、第2被覆部材にはハンドルを取り付けている。また、図2(a)は、図2(b)において第1被覆部材にハンドルを取り付けているときのa‐a断面図である。
(遮蔽器具100)
図1(a)に示すように、遮蔽器具100は、半円筒状の第1被覆部材10と、第1被覆部材10と配管Aを挟んで反対方向から配管Aを周方向に被覆する半円筒状の第2被覆部材20と、第1被覆部材10と第2被覆部材20とを配管Aの周方向に連結する合計4つのスナップ錠(連結部材)30(2つのスナップ錠30は図示せず)と、第1被覆部材10及び第2被覆部材20のそれぞれに2つずつ取り付けられた合計4つのハンドル40とを有している。配管Aには放射性物質が流れる。スナップ錠30は、掛金31とフック32とレバー33とを有する。ハンドル40は、ヒンジ(蝶番)41により第1被覆部材10と第2被覆部材20とのそれぞれに脱着自在に取り付けられている。遮蔽器具100は、第1被覆部材10及び第2被覆部材20により配管Aの配管Aを周方向に取り囲んでおり、略円筒状の器具である。また、本実施の形態においては、第1被覆部材10と第2被覆部材20とには、同様な構成からなる同一の部材が用いられている。このため、以下の説明において、第1被覆部材10及び第2被覆部材20を一緒に説明し、第1被覆部材10及び第2被覆部材20との重複する部分の説明を省略することがある。
(第1被覆部材10,第2被覆部材20)
ここでは、図1(b),(c)及び図2を用いて、第1被覆部材10,第2被覆部材20を説明する。なお、図1(b)に第1被覆部材10を示しており、図1(c)に第2被覆部材20を示している。図1(b)は、第1被覆部材10(第2被覆部材20)を外周面側からみた斜視図である。図1(c)は、第1被覆部材10(第2被覆部材20)を内周面側からみた斜視図である。また、図1(c)においては、図1(b)に示す第1被覆部材10(第2被覆部材20)を、図示しない配管Aの軸を中心に180度回転させている。さらに、図2(a)においては、配管Aを省略している。
図2(a)に示すように、第1被覆部材10及び第2被覆部材20は、半円筒状の放射線遮蔽部材(第1放射線遮蔽部材,第2放射線遮蔽部材)11と、放射線遮蔽部材11の内周面に取り付けられた半円筒状の緩衝材(第1緩衝材,第2緩衝材)12と、放射線遮蔽部材11の外周面を覆うカバー部材13とを有する。カバー部材13は、放射線遮蔽部材11の外周面を覆う半円筒状の第1カバー部13aと、第1カバー部13aから第1カバー部13aの径方向内側へ延在した第2カバー部13bとを有する。第1カバー部13aにより放射線遮蔽部材11の外周面が覆われ、第2カバー部13bにより放射線遮蔽部材11の径方向に関する側面及び緩衝材12の径方向に関する側面の一部が覆われる(図1(b),(c)、図2(a))。放射線遮蔽部材11と緩衝材12とカバー部材13とは一体になっており、放射線遮蔽部材11の全面が、カバー部材13及び緩衝材12により覆われている。また、図1,2に示すように、第1カバー部13aの外側面には、2つのハンドル40と、2つの掛金31と、2つのフック32が取り付けられている。また、図2(a)に示すように、遮蔽器具100の断面において、2つのハンドルは左右対称の位置に取り付けられている。
放射線遮蔽部材(第1放射線遮蔽部材,第2放射線遮蔽部材)11には、放射線を遮蔽する材料、例えば、ヘビーメタル(タングステンなど)、銅、ニッケル、チタン、鉛、又はこれらの合金を用いることができる。放射線遮蔽部材11の厚みは、特に限定されず、例えば、約5〜20mmの厚みとすることができる。また、放射線遮蔽部材11の厚みは、配管A内部を流れる放射性物質(放射線)の量にあわせて厚くしたり薄くしたりすることができる。このようにして、第1被覆部材10及び第2被覆部材20の放射線遮蔽率を調整することができる。また、放射線遮蔽部材11の厚みを、用いる材料に応じて変更してもよい。これにより、第1被覆部材10及び第2被覆部材20の重量をも調整することができる。
緩衝材(第1緩衝材,第2緩衝材)12には、例えば、ガラスマットなどの繊維状の材料や弾力性を有する材料が用いられる。緩衝材12の厚みは、配管Aの外径及び放射線遮蔽部材11の内径などに合わせて適宜変更することができる。なお、緩衝材12の厚みは限定されないが、例えば、約5〜10mmの厚みとすることができる。
カバー部材13には、金属製の薄板を使用することができ、例えば、SUSなどの鉄鋼を用いることができる。カバー部材13により、放射線遮蔽部材11の外側面が包囲されるため、放射線遮蔽部材11から塵や埃などが発生することを防ぐことができる。
なお、放射線遮蔽部材11、緩衝材12及びカバー部材13(第1カバー部13a及び第2カバー部13b)の材料、形状(径)及び厚みなどは、上述の材料、形状(径)及び厚みに限られず、配管Aの形状及び放射線の量などに合わせて様々な材料、形状及び厚みに変更することができる。
(ハンドル40)
図1,2に示すように、ハンドル40は、棒状の握り部を有する略コの字状のハンドルである。ハンドル40の両端は、平板状の一枚の保持板45に固定されている。保持板45は、ヒンジ41を構成する羽42に固定されている。ハンドル40は、長手方向(握り部)が第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に延在するように第1カバー部13aに取り付けられる。本実施の形態においては、図1(b),(c)に示すように、2つハンドル40が、第1カバー部13aの中央を挟んで周方向に所定の間隔だけ離れて取り付けられている。
(ヒンジ41)
ヒンジ41は、2片の羽42,43と、2片の羽42,43を連結するピン44とを有している。羽43は第1カバー部13aに固定されており、羽42は第1カバー部13aに脱着自在に取り付けられる。羽42は、保持板45が固定された平板部42aと、ピン44が挿通する挿通孔を有する挿通部42bとを有している。挿通部42bは平板部42aの一端に取り付けられている。また、挿通部42bが有する挿通孔にはピン44の長手方向に関する略半分(以下、「ピン44の一端」と呼ぶ。)が挿通する。羽43は、第1カバー部13aに固定される平板部43aと、ピン44の他端が挿通する挿通孔を有する挿通部43bとを有している。挿通部43bは、平板部43aの一端に取り付けられている。また、挿通部43bが有する挿通孔にはピン44の長手方向に関する略半分(以下、「ピン44の他端」と呼ぶ。)が挿通する。なお、羽42及び羽43は略同形状のものである。また、本実施の形態にかかるヒンジ41には、例えば、抜差蝶番などを用いることができる。
第1カバー部13aには、第1カバー部13aの中央を挟んで周方向に所定の間隔だけ離れて、2片の羽43が図示しないボルト又は溶接などにより固定されている。羽43は、挿通孔が第1カバー部13aの周方向に対して直行するように、また、平板部43aが挿通部43bより第1カバー部13aの中央側に位置するように、第1カバー部13aに取り付けられている。また、羽43の挿通孔には、ピン44の他端が挿通している。ピン44は、羽43の挿通孔から抜けないように羽43の挿通部に固定されている。ピン44の一端は、羽42の挿通孔に挿通する。羽42をカバー部材13へ固定するときは、図2(b)(第2被覆部材20側)に示すように、羽42の挿通孔へピン44を挿通させる。そうすると、羽42が、羽43に重なるようにカバー部材13へ取り付けられる。このとき、羽42,43のそれぞれの挿通孔が一直線状に連通する。
(抜け止めリング50、抜け止めピン51)
図2(b)に示すように、第1カバー部13aには、羽43の隣に抜け止めリング50が取り付けられている。抜け止めリング50は、羽43の平板部と挿通部との境界線上に位置する。抜け止めリング50には、抜け止めピン51が挿通している。抜け止めピン51は、頭部が第1カバー部13aの中央側に位置しており、第1カバー部13aの外周面の接線方向に移動可能である(図2(a))。
羽42がカバー部材13に取り付けられているとき、図2(b)における第2被覆部材20側(下側)に示すように、抜け止めピン51は、頭部までが抜け止めリング50に挿し込まれている。このとき、抜け止めピン51の軸は、挿通部42b及びピン44の長手方向に存在する。羽42をピン44から抜こうとすると、抜け止めピン51の軸により挿通部42bが止められる。羽42をピン44から取り外すときは、図2の第1被覆部材10側(上側)に示すように、抜け止めピン51を頭部側(第1カバー部13aの中央側)に移動させる。そうすると、挿通部42b及びピン44の長手方向に挿通部42bが移動可能な空間が形成され、羽42をピン44から外すことができる。
(スナップ錠(連結部材)30)
図2(a),(b)に示すように、第1被覆部材10及び第2被覆部材20の一端同士及び他端同士は、それぞれ2つのスナップ錠30により連結されている。なお、図2(b)は、遮蔽器具100の左側面図を示しており、右側面図を省略している。図1,図2(a),(b)に示すように、スナップ錠30は、掛金31と、掛金31を掛止可能なフック(受金)32と、掛金31を可動させるレバー33とを有している。フック32は、平面が略J字状に形成されている。掛金31は、レバー33に嵌着固定され、レバー33と一体となっている。レバー33を第1カバー部13aに対して揺動させることにより、掛金31をフック32へ掛けたり外したりすることができる。本実施の形態においては、図2(a)に示すように、第1カバー部13aの周方向に関する一端にフック32が取り付けられており、第1カバー部13aの周方向に関する他端に掛金31及びレバー33が取り付けられている。また、図2(b)に示すように、第1カバー部13aの一端には、2つのフック32が第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に(配管の長手方向に)所定の間隔だけ離れて取り付けられている。また、第1カバー部13aの他端には、レバー33と一体となった2つの掛金31が、フック32と同様に、第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に(配管の長手方向に)所定の間隔だけ離れて取り付けられている。ここで、上述の所定の間隔は、同じ間隔である。
第1被覆部材10に取り付けられた掛金31は、第2被覆部材20に取り付けられたフック32に掛けられ、第1被覆部材10に取り付けられたフック32には、第2被覆部材20に取り付けられた掛金31が掛けられる。
第1被覆部材10及び第2被覆部材20は、例えば、長手方向に関する長さが約100mmであり、重量が3〜10kgであるものとすることができるが、このような大きさのものに限られない。
(遮蔽器具100を配管Aへ取り付ける方法)
次に、図4を用いて、遮蔽器具100を配管Aへ取り付ける方法を説明する。なお、図4(c)においては、第2被覆部材20から取り外されたハンドル40及び羽42を省略している。
図4(a)に示すように、第1被覆部材10に取り付けられた2本のハンドルを手で握り、第1被覆部材10を配管Aの上面に被せる。また、第2被覆部材20に取り付けられた2本のハンドルを手で握り、第2被覆部材20を配管Aの下面に被せる。ここで、第2被覆部材20は、第1被覆部材10と配管Aを挟んで反対方向から配管Aを覆うように取り付けられる。そして、4つのスナップ錠30を施錠することにより、第1被覆部材10と第2被覆部材20との一端同士及び他端同士を連結する(図2(b))。具体的には、第2被覆部材20に取り付けられた掛金31を第1被覆部材10に取り付けられたフック32に掛けるとともに(図2(b))、第1被覆部材10に取り付けられた掛金31を第2被覆部材20に取り付けられたフック32に掛ける(図示せず)。
次に、4つのハンドル40を第1被覆部材10及び第2被覆部材20から取り外す。まず、抜け止めピン51を頭部側へ動かし、羽42をピン44から抜き取る。4つのハンドル40を第1被覆部材10及び第2被覆部材20から取り外した後、抜け止めピン51を抜け止めリング50へ押し込み、元に戻す。そして、上述と同様な方法により、配管Aの長手方向に複数の遮蔽器具100を順に配管Aに取り付ける(図示せず)。このとき、配管Aの長手方向に隣り合う遮蔽器具100同士を密着して隣接させることが好ましい。これにより、放射線を確実に遮蔽することができる。
遮蔽器具100を配管Aから取り外すときは、抜け止めピン51を頭部側へ動かし、羽42をピン44へ挿し込む。そして、抜け止めピン51を、抜け止めリング50に押し込み、元に戻す。これにより、ハンドル40が第1被覆部材10及び第2被覆部材20に固定される(図3(b))。そして、スナップ錠30の施錠を解除する。このとき、ハンドル40を持って第1被覆部材10及び第2被覆部材20が落ちないように支えておくことが好ましい。そして、第1被覆部材10及び第2被覆部材20を配管Aから外す(図3(a))。
なお、本実施の形態においては、第1被覆部材10及び第2被覆部材20を、配管Aに上下方向から取り付けたが、配管Aに左右方向から取り付けてもよい。
以上のように、本実施の形態の遮蔽器具100によると、下記の効果を奏する。遮蔽器具100が、第1被覆部材10と第2被覆部材20との2つに分割されているため、遮蔽器具100を簡易に配管Aへ取り付けることができる。また、第1被覆部材10及び第2被覆部材20が半円筒状であるため、遮蔽器具100により配管Aを周方向に包囲することができる。また、遮蔽器具100により配管Aを外周面に沿って被覆することができる。配管Aの環形状に沿って配管Aを被覆することができる。これにより、放射線源の近辺を遮蔽することができるため、放射線を確実に遮蔽することができるとともに放射線遮蔽効率を向上させることができる。
また、放射線遮蔽部材11の内周面に緩衝材12が取り付けられているため、遮蔽器具100により配管Aが損傷することを抑えることができる。また、緩衝材12により放射線遮蔽部材11の内周面と配管Aの外周面との空間を埋めることができるため、遮蔽器具100を安定して配管に取り付けることができる。
なお、本実施の形態においては、遮蔽器具100が、配管Aに直接取り付けられており、また、配管Aの外周面に密着しているが、配管Aと遮蔽器具100の内周面との間に隙間が生じてもよい。
<第2実施形態>
続いて、本発明に係る遮蔽器具の第2実施形態を、図4〜7を用いて説明する。ここで、図5は、内側被覆器具を除いた遮蔽器具の断面図を示している。また、図6は、図4(b)のVI‐VI断面図である。なお、図4(b)においては、ハンドルを第1被覆部材及び第2被覆部材に取り付けている。また、図5,6においては、遮蔽器具100が包囲している配管Aを省略している。また、本発明の第1実施の形態と同様なものに関しては、同符号で示し説明を省略することがある。
(遮蔽器具300)
第2実施形態における遮蔽器具300は、図4(a)及び図6に示すように、配管Aを周方向に覆う内側被覆器具410と、内側被覆器具410の外周面を周方向に覆う外側被覆器具420と、外側被覆器具420の外周面に取り付けられた4つのハンドル40及び4つのスナップ錠30を有する。4つのハンドル40は、ヒンジ41を介して外側被覆器具420の外周面に取り付けられている。内側被覆器具410と外側被覆器具420とはいずれも環状の部材であり、外側被覆器具420が、内側被覆器具410に外接している。
(内側被覆器具410)
内側被覆器具410は、第1被覆部材10と第2被覆部材20とを有する。内側被覆器具410の外周面には、図示しない4つの羽42と、4つのスナップ錠30と、2つの抜け止めリング50とが取り付けられている。また、抜け止めリング50には、抜け止めピン51が挿通している。なお、4つの羽42と、4つのスナップ錠30と、2つの抜け止めリング50とが取り付けられた内側被覆器具410は、第1実施の形態におけるハンドル40及び羽42を有さない遮蔽器具100と同様な構成であるため、ここでは説明を省略する。
(外側被覆器具420)
図4(a)、図5に示すように、外側被覆器具420は、半円筒状の第1被覆部材210と、第1被覆部材210と内側被覆器具410を挟んで反対側から遮蔽器具100(配管A)を被覆する半円筒状の第2被覆部材220とを有する。また、外側被覆器具420と、4つのスナップ錠(連結部材)30と、4つのハンドル40とにより、遮蔽器具200が構成される。ハンドル40は、ヒンジ41により第1被覆部材210と第2被覆部材220とのそれぞれに脱着自在に取り付けられている。また、ハンドル40は、保持板45を介して羽42に取り付けられている。本実施の形態においては、第1被覆部材210と第2被覆部材220とには、同様な構成からなる同一の部材が用いられている。このため、以下の説明において、第1被覆部材210及び第2被覆部材220を一緒に説明し、第1被覆部材210及び第2被覆部材220との重複する部分の説明を省略することがある。また、スナップ錠30及びハンドル40を第1被覆部材210及び第2被覆部材220のそれぞれへ取り付ける方法並びにスナップ錠30及びハンドル40が第1被覆部材210及び第2被覆部材220へ取り付けられる位置などは、第1実施の形態における第1被覆部材10及び第2被覆部材20と略同じため説明を省略することがある。
(第1被覆部材210,第2被覆部材220)
図5に示すように、第1被覆部材210及び第2被覆部材220は、半円筒状の放射線遮蔽部材(第3放射線遮蔽部材,第4放射線遮蔽部材)211と、放射線遮蔽部材211の内周面に取り付けられた半円筒状の緩衝材(第1緩衝材,第2緩衝材)212と、放射線遮蔽部材211の外周面及び側面を覆うカバー部材213とを有する。図4(a),図5に示すように、カバー部材213は、放射線遮蔽部材211の外周面を覆う半円筒状の第1カバー部213aと、第1カバー部213aから第1カバー部213aの径方向内側へ延在した第2カバー部213bとを有する。第1カバー部213aにより放射線遮蔽部材211の外周面が覆われ、第2カバー部213bにより放射線遮蔽部材211の径方向に関する側面及び緩衝材212の径方向に関する側面の一部が覆われる。放射線遮蔽部材211と緩衝材212とカバー部材213とは一体になっており、放射線遮蔽部材211の全面がカバー部材213及び緩衝材212により覆われている。また、図4(a),(b)及び図5に示すように、第1カバー部213aの外側面には、2つのハンドル40と、2つの掛金31と、2つのフック32が取り付けられている。また、図5に示すように、遮蔽器具100の断面において、2つのハンドルは左右対称の位置に取り付けられている。
放射線遮蔽部材211及び緩衝材212は、第1実施の形態における放射線遮蔽部材11及び緩衝材12のそれぞれより大きな径の外周面及び内周面を有する。放射線遮蔽部材211、緩衝材212及びカバー部材213のそれぞれは、径、大きさ及び径方向に関する厚みを除き、第1実施の形態における放射線遮蔽部材11、緩衝材12及びカバー部材13と同様な材料及び同様な形状に形成されているため、ここでは、同様な構成についての説明を省略する。
緩衝材212の内周面の径は、カバー部材13の外周面の外径とほぼ同外径又はカバー部材13の外周面の外径よりわずかに大きな外径である。また、本実施の形態における緩衝材212は、内側被覆器具410に取り付けられたスナップ錠30、羽43、ピン44、抜け止めリング50及び抜け止めピン51を収納することができる十分な厚みを有している。図6に示すように、外側被覆器具420を内側被覆器具410に重ねて取り付けたときに、カバー部材13並びに遮蔽器具100に取り付けられたスナップ錠30、羽43、ピン44、抜け止めリング50及び抜け止めピン51が緩衝材212に埋まり、内側被覆器具410と外側被覆器具420との間に生じる隙間(本実施の形態においては、第1被覆部材10及び第1被覆部材210の間に生じる隙間並びに第2被覆部材20及び第2被覆部材220の間に生じる隙間)が緩衝材212により埋められる。これにより、外側被覆器具420が内側被覆器具410に密着して取り付けられる。本実施の形態においては、図6に示すように、第1被覆部材210が、第1被覆部材10の外周面を周方向に覆っており、第1被覆部材210と第1被覆部材10とは図示しない配管の径方向に互いに重なっている。また、第2被覆部材220が、第1被覆部材10の外周面を周方向に覆っており、第2被覆部材220と第2被覆部材20とは図示しない配管の径方向に互いに重なっている。なお、緩衝材212の厚みは、上述の厚みに限られず、内側に配置される遮蔽器具に取り付けられた部材及び遮蔽器具の大きさに合わせて適宜変更することができる。
放射線遮蔽部材211は、カバー部材13の外周面の径より大きな外径である。また、放射線遮蔽部材211の内周面には上述の緩衝材212を内周面に取り付けられている。放射線遮蔽部材211により、放射線遮蔽部材11により遮蔽することができない放射線を遮蔽することができる。このため、放射線遮蔽部材211の厚みは、配管Aを流れる放射線量及び放射線遮蔽部材11の厚みに合わせて厚くしたり薄くしたりすることが好ましい。また、放射線の種類及び量に合わせて、放射線遮蔽部材211を放射線遮蔽部材11と異なる材料へ変更することができる。
カバー部材213は、上述の放射線遮蔽部材211の外周面及び径方向に関する側面を覆っており、第1実施の形態におけるカバー部材13より大きい。
なお、放射線遮蔽部材211、緩衝材212及びカバー部材213(第1カバー部213a及び第2カバー部213b)の径、形状及び厚みなどは、本実施の形態に係る径、形状及び厚みに限られず、配管の形状及び径などに合わせて様々な径、形状及び厚みに変更することができる。
(ハンドル40)
ハンドル40は、長手方向(握り部)が第1被覆部材210(第2被覆部材220)の長手方向に延在するように第1カバー部213aに取り付けられる。また、2つのハンドル40が、第1カバー部213aの中央を挟んで周方向に所定の間隔だけ離れて取り付けられている。
(ヒンジ41、抜け止めリング50及び抜け止めピン51)
第1カバー部213aには、2つのヒンジ41(羽43)及び2つの抜け止めリング50が取り付けられている。2片の羽43は、第1カバー部213aの中央を挟んで周方向に所定の間隔だけ離れて、図示しないボルト又は溶接などにより第1カバー部213aに固定されている。また、羽43は、第1実施の形態における羽43と同様に、挿通孔が第1カバー部213aの周方向に対して直行するように、また、平板部43aが挿通部43bより第1カバー部13aの中央側に位置するように、第1カバー部213aに取り付けられている。
また、第1カバー部213aには、羽43の隣に抜け止めリング50が取り付けられている。抜け止めリング50には、抜け止めピン51が挿通している。抜け止めピン51は、頭部が第1カバー部213aの中央側に位置しており、第1カバー部213aの外周面の接線方向に移動可能である(図4(b),図5)。なお、本実施の形態における抜け止めリング50及び抜け止めピン51にも、第1実施の形態にかかる抜け止めリング50及び抜け止めピン51が用いられている。
図4(b)に示すように、羽42がカバー部材213に取り付けられているとき、抜け止めピン51は、頭部までが抜け止めリング50に挿し込まれている。このとき、抜け止めピン51の軸は、挿通部42b及びピン44の長手方向に存在する。このため、抜け止めピン51の軸により挿通部42bが止められる。羽42をピン44から取り外すときは、抜け止めピン51を頭部側(第1カバー部213aの中央側)に移動させると、羽42をピン44から外すことができる。
(スナップ錠(連結部材)30)
図4,5に示すように、第1被覆部材210及び第2被覆部材220の一端同士及び他端同士は、それぞれ2つのスナップ錠30により連結されている。第1カバー部213aには、第1実施の形態に係る第1カバー部13aと同様に、周方向に関する一端に2つのフック32が取り付けられており、第1カバー部213a周方向に関する他端に2つの掛金31及び2つのレバー33が取り付けられている。第1カバー部213aの一端には、2つのフック32が第1被覆部材210(第2被覆部材220)の長手方向に(配管の長手方向に)所定の間隔だけ離れて取り付けられている。また、第1カバー部213aの他端には、レバー33と一体となった2つの掛金31が、フック32と同様に、第1被覆部材210(第2被覆部材220)の長手方向に(配管の長手方向に)所定の間隔だけ離れて取り付けられている。ここで、上述の所定の間隔は、同じ間隔である。
第1被覆部材210に取り付けられた掛金31は、第2被覆部材220に取り付けられたフック32に掛けられ、第1被覆部材210に取り付けられたフック32には、第2被覆部材220に取り付けられた掛金31が掛けられる。
(遮蔽器具300を配管Aへ取り付ける方法及び遮蔽器具300を配管Aから取り外す方法)
次に、図7を用いて、遮蔽器具300を配管Aへ取り付ける方法を説明する。まず、内側被覆器具410を配管Aへ取り付け、その後、外側被覆器具420を配管Aの径方向に内側被覆器具410へ重ねて取り付ける。なお、内側被覆器具410を配管Aへ取り付ける方法及び内側被覆器具410を配管Aから取り外す方法は、第1実施形態における遮蔽器具100を配管Aへ取り付ける方法及び遮蔽器具100を配管Aから取り外す方法はと同様な方法であるため、ここでは説明を省略する。また、外側被覆器具420を内側被覆器具410へ重ねて取り付ける方法と、遮蔽器具100を配管Aへ取り付ける方法との重複する部分に関しては説明を省略することがある。さらに、図7(c)においては、第2被覆部材220から取り外されたハンドル40及び羽42を省略している。
図7(a)に示すように、内側被覆器具410へ第1被覆部材210及び第2被覆部材220を被せる。第1被覆部材210に取り付けられた2本のハンドル40を手で握り、遮蔽器具100の上面に第1被覆部材210を被せる。また、第2被覆部材220に取り付けられた2本のハンドル40を手で握り、配管Aの下面に第2被覆部材220を被せる。ここで、第2被覆部材220は、第1被覆部材210と配管Aを挟んで反対方向から遮蔽器具100を覆うように取り付けられる。そして、4つのスナップ錠30の施錠を行い、第1被覆部材210と第2被覆部材220との一端同士及び他端同士をそれぞれ連結する(図7(b))。なお、スナップ錠30の施錠は、第2被覆部材220に取り付けられた掛金31を第1被覆部材210に取り付けられたフック32に掛けるとともに、第1被覆部材210に取り付けられた掛金31を第2被覆部材220に取り付けられたフック32に掛けること(図示せず)により行う。
次に、4つのハンドル40を第1被覆部材210及び第2被覆部材220から取り外す。ここでは、抜け止めピン51を頭部側へ動かし、羽42をピン44から抜き取る。4つのハンドル40を第1被覆部材210及び第2被覆部材220から取り外した後、抜け止めピン51を抜け止めリング50へ押し込み、元に戻す。そして、上述と同様な方法により、遮蔽器具300を配管Aの長手方向に順に取り付けていく。このとき、配管Aの長手方向に隣り合う遮蔽器具300同士を密着して隣接させることが好ましい。これにより、放射線を確実に遮蔽することができる。
次に、遮蔽器具300を配管Aから取り外す方法を説明する。まず、外側被覆器具420を内側被覆器具410から取り外す。抜け止めピン51を抜け止めピン51の頭部側へ移動させ、羽42をピン44に挿し込む。そして、抜け止めピン51を、抜け止めリング50に押し込み、元に戻す。これにより、ハンドル40が第1被覆部材210及び第2被覆部材220に固定される(図7(b))。そして、スナップ錠230の施錠を解除する。このとき、ハンドル40を持って第1被覆部材210及び第2被覆部材220が落ちないように支えておくことが好ましい。そして、第1被覆部材210及び第2被覆部材220を遮蔽器具100から外す(図7(a))。その後、内側被覆器具410を配管Aから外す。
以上のように、本実施の形態に係る遮蔽器具300によると、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。また、複数の放射線遮蔽部材11,211が配管Aの径方向に重ねられるため、放射線遮蔽率を向上させることができる。なお、一層の厚みの厚い放射線遮蔽部材のみを有する遮蔽器具を用いると、放射線遮蔽効率が向上するものの、遮蔽器具の重量が増すため遮蔽器具を配管Aへ簡易に取り付けることができない。本実施の形態によると、所定の厚みの放射線遮蔽部材11,211が配管Aの径方向に重ねられるため、遮蔽器具300を配管Aへ簡易に取り付けることができる。このように、放射線の量に合わせて、放射線遮蔽率を簡易に向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、図6に示すように、図示しない配管Aの径方向に、第1被覆部材10と第1被覆部材210とが密着して重なっており、第2被覆部材20と第2被覆部材220とが密着して重なっているが、径方向に互いに重なる被覆部材は密着していなくてもよい。また、外側被覆器具420を内側被覆器具410へ取り付ける方法は、上述の方法に限られない。例えば、第1被覆部材210及び第2被覆部材220を、配管Aを挟んで左右方向から配管Aに取り付けたり、第1被覆部材210を配管Aの下面に被せるとともに第2被覆部材220を配管Aの上面に被せたりしてもよい。また、第1被覆部材210及び第2被覆部材220が、配管Aの径方向に第1被覆部材10及び第2被覆部材20の少なくともいずれか一方に重なるように、外側被覆器具420を内側被覆器具410に取り付けてもよい。
また、上述の形態における遮蔽器具300は配管の径方向に2枚の放射線遮蔽部材11,211が互いに重なるが、3枚以上の放射線遮蔽部材が配管Aの径方向に重ねられてもよい。これにより、放射線遮蔽効率をさらに向上させることができる。また、同様に、3つ以上の緩衝材を配管の径方向に互いに重ねられる遮蔽器具としてもよい。このとき、3枚以上の放射線遮蔽部材及び3つ以上の緩衝材の材質及び厚みなどを互いに異なる材質及び厚みなどへ変更してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態における遮蔽器具100,200,300は、放射性遮蔽材11,211及び緩衝材12,212を有しているが、緩衝材12,212を有さない遮蔽器具であってもよい。
また、上述の実施の形態における遮蔽器具100,200,300においては、放射性遮蔽材11,211の全内周面に緩衝材12,212が取り付けられているが、放射性遮蔽材11,211の内周面の少なくとも一部に緩衝材が取り付けられてもよい。また、緩衝材12,212は、上述の実施の形態における繊維状の材料に限られず、板バネなどの弾性部材などであってもよい。例えば、放射性遮蔽材11,211の内周面のうち第1被覆部材(第2被覆部材、配管)の長手方向に関する両端のそれぞれにのみ、板バネを周方向に取り付けてもよい。板バネ(緩衝材)を放射性遮蔽材11の上記両端に取り付けることにより、遮蔽器具100を配管に取り付けたときに、放射線遮蔽部材11の内周面(上記両端を除く)と配管の外周面との間に空間を形成することができる。また、板バネ(緩衝材)を放射性遮蔽材211の上記両端に取り付けることにより、遮蔽器具300を配管へ取り付けたときに、放射線遮蔽部材211の内周面(上記両端を除く)と内側被覆器具410の外周面との間に空間を形成することができる。このように、緩衝材を取り付ける位置及び緩衝材の材料を変更した遮蔽器具においても、上述の実施の形態における遮蔽器具と同様な効果を得ることができる。
さらに、上述の実施の形態における第1被覆部材10,210及び第2被覆部材20,220は、カバー部材13,213を有しているが、カバー部材13,213を有さない第1被覆部材及び第2被覆部材であってもよい。加えて、上述の実施の形態においては、スナップ錠30、ハンドル40、ヒンジ41、抜け止めリング50が、カバー部材13,213に取り付けられているが、放射性遮蔽材11,211に直接取り付けられてもよい。
さらに、上述の実施の形態における遮蔽器具100,200,300は、第1被覆部材10,210及び第2被覆部材20,220の2つの部材に周方向に分割されているが、3つ以上の部材に周方向に分割されていてもよい。また、上述の実施の形態においては、第1被覆部材10及び第2被覆部材20(第1被覆部材210及び第2被覆部材220)が同一の部材であるが、異なる構成の部材であってもよい。例えば、第1被覆部材と第2被覆部材とにおいて、放射性遮蔽材及び緩衝材の厚みをそれぞれ変えたり、放射性遮蔽材及び緩衝材に用いられる材料を異なる材料としたりしてもよい。なお、放射線を確実に遮蔽するため、第1被覆部材及び第2被覆部材の外周面は同じ外径であることが好ましい。
加えて、上述の実施の形態において、把持部材として略コの字状のハンドル40を用いているが、把持部材は、上述の実施の形態における形状に限られない。また、ハンドル40及びスナップ錠30の数並びにハンドル40及びスナップ錠30を第1被覆部材10,210及び第2被覆部材20,220に取り付ける位置は、上述の実施の形態における数及び位置に限られない。
例えば、上述の実施の形態におけるハンドル40の代わりに、L字状のハンドルを使用してもよい。また、ハンドル40を、第2カバー部13b,213bに取り付けたり、第1被覆部材10,210及び第2被覆部材20,220の周方向に延在するように第1カバー部13a,213aへ取り付けたりしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、2本のハンドル40のそれぞれを、作業員が両手のそれぞれにより握れるように配置させているが、1本のハンドル40を、第1カバー部13aの中央に、第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に延在させながら取り付けてもよい。
さらに、本実施の形態においては、第1カバー部13a,213aの周方向に関する一端にレバー33と一体となった掛金31が取り付けられており、第1カバー部13a,213aの周方向に関する他端にフック32が取付けられているが、掛金31及びフック32を取り付ける方法は上述の実施の形態にかかる取り付け方法に限られない。例えば、第1被覆部材10にかかる第1カバー部13a,213aの周方向に関する両端のそれぞれにレバー33と一体となった合計4つの掛金31を取り付けるとともに、第2被覆部材20,220にかかる第1カバー部13aの周方向に関する両端のそれぞれに合計4つのフック32を取り付けてもよい。また、本実施の形態においては、第1被覆部材10及び第2被覆部材20を結合する結合部材(第1被覆部材210及び第2被覆部材220を結合する結合部材)にスナップ錠30を用いているが、異なる部材を用いてもよい。また、本実施の形態においては、4つの同じスナップ錠30を用いているが、異なる結合材を組み合わせて用いてもよい。
そして、上述の実施の形態においては、第1被覆部材10及び第2被覆部材20を連結する連結部材並びに第1被覆部材210及び第2被覆部材220を連結する連結部材として、スナップ錠30を用いたが、連結部材はスナップ錠30に限られない。また、上述の実施の形態においては、ハンドル40を第1被覆部材10,210(第2被覆部材20,220)へ脱着自在に取り付ける部材としてヒンジ41及び保持板45を用いたが、このような部材はヒンジ41及び保持板45に限られない。例えば、以下の変形例に示す部材をスナップ錠30、ヒンジ41及び保持板45の代わりに用いてもよい。
<変形例1>
続いて、上述の第1実施形態に係る遮蔽器具100の変形例1を、図8を用いて説明する。図8(a)は、図8(b)に示す遮蔽器具のa‐a断面図であり、第1被覆部材及び第2被覆部材のそれぞれにハンドルを取り付けている。また、図8(b)においては、第1被覆部材からハンドルを外しており、第2被覆部材にハンドルを取り付けている。なお、上述の第1実施形態と同様なものに関しては、同符号で示し説明を省略する。
本変形例における遮蔽器具500は、図8(a),(b)に示すように、第1実施形態におけるスナップ錠30、ヒンジ41及び保持板45の代わりに、略コの字状の4枚の板金541、長方形状の2枚の板金530及び合計16個のボルト560を用いている(なお、図8(a),(b)のそれぞれにおいて、2枚の板金541、1枚の板金530及び8個のボルト560を図示していない)。板金530,541は、ボルト560により第1被覆部材10及び第2被覆部材20へ脱着自在に取り付けられる。8個のボルト560は、第1被覆部材10及び第2被覆部材20のそれぞれに、遮蔽器具500の径方向(図示しない配管Aの径方向)内側に向けて固定されている。なお、これ以外は第1実施形態とほぼ同様なものであるので説明を省略することがある。
(板金541)
図8(b)に示すように、板金541は、ハンドル40を第1被覆部材10及び第2被覆部材20のそれぞれに脱着自在に取り付けるために用いられる。板金541は、ハンドル40が取り付けられるハンドル取り付け部542aと、ボルトが嵌められる2つのボルト挿通部542bとを有する。ボルト挿通部542bは、ハンドル取り付け部542aの両端からハンドル取り付け部542aの長手方向と直行する同じ方向に延在している。ハンドル取り付け部542aには、ハンドル40の両端が固定されている。ボルト挿通部542bには、ボルト560の軸よりわずかに大きな径であるとともにボルト560の頭部より小さな径である穴541aと、ボルト560の頭部より大きな径の穴541bとが形成されている。穴541bは、穴541aよりハンドル取り付け部542a側に位置している。また、穴541aと穴541bは、ハンドル取り付け部542aの長手方向と直行する方向に隣接して連なっている。
カバー部材13には、連なった穴541a,541bに嵌まる4つのボルト560が固定されている。この4つのボルト560は、カバー部材13の周方向及び第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向のそれぞれに所定の間隔だけ離れて位置している(図8(a),(b)において2つのボルト560を図示していない。)。図8(b)における第1被覆部材10に示すように、上述の4つのボルト560を穴541bに嵌めて、板金541をカバー部材13に取り付けると、カバー部材13には、2つの板金541が、カバー部材13の中央を挟んでカバー部材13の周方向に所定の間隔だけ離れて取り付けられる(図8(a))。ここで、2つの板金541は、ハンドル取り付け部542aが第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に延在するように取り付けられる。また、ハンドル取り付け部542aがボルト挿通部542bよりカバー部材13の中央側に位置する。
(板金530)
図8(a),(b)に示すように、2枚の板金530のうち一枚の板金530は、第1被覆部材10の一端と第2被覆部材20の一端とを連結し、もう一枚の板金530は、第1被覆部材10の他端と第2被覆部材20の他端とを連結する。略長方形状の板金530の4つの角のそれぞれには、穴560aが形成されている。穴560aは、ボルト560の軸よりわずかに大きな径であるとともにボルト560の頭部より小さな径の穴であり、穴541aと略同じ大きさの穴である。また、4つの穴560aのそれぞれに隣接して、4つの穴560bが、板金530に形成されている。4つの穴560bのそれぞれは、穴560aに対して板金530の長手方向に関する同じ側に形成されており、穴560aと連なっている。穴560bは、ボルト560の頭部より大きな径の穴であり、穴541bと略同じ大きさの穴である。
穴560a,560bに嵌まる4つのボルト560のうち板金530の長手方向に隣接する2つのボルト560が、第1被覆部材10が有するカバー部材13の周方向に関する一端に固定されている。2つのボルト560は、第1被覆部材10の長手方向に所定の間隔だけ離れている。また、穴560a,560bに嵌まる4つのボルト560のうち残りの2つのボルト560が、第2被覆部材20が有するカバー部材13の周方向に関する一端に固定されている。2つのボルト560は、第2被覆部材20の長手方向に所定の間隔だけ離れている。これら4つのボルト560が穴560bに嵌まるように板金530を第1被覆部材10及び第2被覆部材20に取り付けると、板金530の中心が第1被覆部材10と第2被覆部材20との境界に位置する。このとき、板金530は、長手方向が第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向と一致するように、カバー部材13に取り付けられる。
(ボルト560)
第1被覆部材10及び第2被覆部材20のそれぞれには、合計8個のボルト560が固定されている。8個のボルト560のうち4個のボルト560は2枚の板金541の穴541a,541bに嵌められ、残りの4個のボルトのうち2個のボルトには、1枚の板金530に形成された2つの連なった穴561a,561bに嵌められ、残りの2個のボルトには、別の板金530に形成された2つの連なった穴561a,561bに嵌められる。穴541a,541bに嵌まる4個のボルト560は、カバー部材13の長手方向に関する両端のそれぞれに2個ずつ固定されている。カバー部材13の長手方向に関する両端において、2個のボルト560は、カバー部材13の周方向に所定の間隔だけ離れて取り付けられている。また、穴561a,561bに嵌まる4個のボルト560は、カバー部材13の周方向に関する両端のそれぞれに2個ずつ固定されている。カバー部材13の周方向に関する両端において、2個のボルト560は、第1被覆部材10(第2被覆部材20)の長手方向に所定の間隔だけ離れて取り付けられている。
次に、板金541を第1被覆部材10及び第2被覆部材20に脱着する方法を説明する。
(ハンドル40を第1被覆部材10(第2被覆部材20)から取り外す方法)
ハンドル40が第1被覆部材10及び第2被覆部材20に取り付けられているときは、図8(b)における第2被覆部材20に示すように、ボルト560が穴541bに嵌まっている。ここから、ハンドル40を握り、板金541を第1被覆部材10(第2被覆部材20)の周方向に関する中央と反対側(第2被覆部材20における矢印の方向)へ移動させる。そうすると、ボルト560が穴541bに嵌まり、板金541が第1被覆部材10(第2被覆部材20)から外れる。これにより、ハンドル40が第1被覆部材10(第2被覆部材20)から外れる。
(ハンドル40を第1被覆部材10(第2被覆部材20)へ取り付ける方法)
図8(b)における第1被覆部材10に示すように、ハンドル40を握り、ボルト560を穴541bへ嵌めながら板金541をカバー部材13の上に載せる(第1被覆部材10における矢印方向)。そして、板金541を第1被覆部材10(第2被覆部材20)の周方向に関する中央側へ移動させる。そうすると、ボルト560が穴541aに嵌まり、板金541がカバー部材13に固定される。こうして、ハンドル40が第1被覆部材10(第2被覆部材20)へ固定される。
続いて、板金543を第1被覆部材10及び第2被覆部材20に脱着する方法を説明する。
(第1被覆部材10と第2被覆部材20とを連結する方法)
第1被覆部材10と第2被覆部材20とを図示しない配管Aを挟んで互いに反対側から配管Aに被せた後、第1被覆部材10と第2被覆部材20とが連接する位置に板金530を取り付ける。ここで、4つの穴560bに4つのボルト560が嵌まるように板金530をカバー部材13に重ねる。そして、板金530を穴560aと反対側(図8(b)に示す矢印と反対の方向)へ動かし、4つの穴560aのそれぞれに4つのボルト560のそれぞれを嵌める(図8(b))。そうすると、板金530がカバー部材13に固定され、また、第1被覆部材10及び第2被覆部材20が連結される。
(第1被覆部材10と第2被覆部材20とを連結を解除する方法)
板金530を穴560bと反対側(図8(b)に示す矢印方向)へ移動させ、4つの穴560bのそれぞれに4つのボルト560のそれぞれを嵌める。これにより、板金530をカバー部材13から外すことができ、第1被覆部材10と第2被覆部材20との連結が解除される。
以上のように、本変形例の遮蔽器具500においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上述の実施の形態においては、遮蔽器具100,300及び遮蔽器具500が、円筒状であるが、遮蔽器具100,300及び遮蔽器具500の形状は、この形状に限られず、配管の形状などに合わせて適宜変更することができる。例えば、L字状に曲折した配管、エルボ(継手)及び分岐した配管にも、本発明に係る遮蔽器具を用いることができる。L字状に曲折した配管及びエルボ(継手)に本発明による遮蔽器具を用いる場合は、曲折した配管形状及びエルボの形状に沿う形状の遮蔽器具を使用することができる。この場合、第1被覆部材及び第2被覆部材を配管の曲折した形状に沿う形状とすることが好ましい。また、分岐した配管に本発明による遮蔽器具を用いる場合は、配管の分岐部分に沿う形状の遮蔽器具を用いることができる。この場合、第1被覆部材及び第2被覆部材を配管の分岐した形状に沿う形状とすることが好ましい。このように、配管の形状に沿った形状の遮蔽器具を用いることにより、配管を周方向に確実に取り囲むことができるため、放射線を確実に遮蔽することができる。
10,210 第1被覆部材
20,220 第2被覆部材
11 放射線遮蔽部材(第1放射線遮蔽部材,第2放射線遮蔽部材)
211 放射線遮蔽部材(第3放射線遮蔽部材,第4放射線遮蔽部材)
12,212 緩衝材(第1緩衝材,第2緩衝材)
13,213 カバー部材
30 スナップ錠(連結部材)
40 ハンドル(把持部材)
41 ヒンジ
100,300,500 遮蔽器具
541,530板金
560 ボルト
A 配管

Claims (3)

  1. 放射性物質が流れる配管を周方向に覆う第1放射線遮蔽部材を有する第1被覆部材と、
    前記第1被覆部材と前記配管を挟んで対向する方向から前記配管を周方向に覆う第2放射線遮蔽部材を有する第2被覆部材と、
    前記第1被覆部材と前記第2被覆部材とを連結する第1連結部材と、
    前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材のそれぞれに脱着自在に取り付けられる第1把持部材とを備えており、
    前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材が、前記配管を周方向に取り囲むことを特徴とする遮蔽器具。
  2. 前記第1被覆部材が前記第1放射線遮蔽部材の内周面に取り付けられた第1緩衝材を有しており、
    前記第2被覆部材が前記第2放射線遮蔽部材の内周面に取り付けられた第2緩衝材を有することを特徴とする請求項1に記載の遮蔽器具。
  3. 前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材の少なくともいずれか一方を周方向に覆う第3放射線遮蔽部材を有する第3被覆部材と、
    前記第3被覆部材と前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材を挟んで対向する方向から前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材の少なくともいずれか一方を周方向に覆う第4放射線遮蔽部材を有する第4被覆部材と、
    前記第3被覆部材と前記第4被覆部材とを連結する第2連結部材と、
    前記第3被覆部材及び前記第4被覆部材のそれぞれに脱着自在に取り付けられる第2把持部材とをさらに備えており、
    前記第3被覆部材及び前記第4被覆部材が、前記第1被覆部材及び前記第2被覆部材を周方向に取り囲むことを特徴とする請求項1又は2に記載の遮蔽器具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210073318A (ko) * 2019-12-10 2021-06-18 삼성중공업 주식회사 배관 외부 방사선 차폐 장치

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