JP2011127812A - 塗装用空調装置の制御方法及びその装置 - Google Patents

塗装用空調装置の制御方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加湿用機器と加温用機器とを用い、塗装ブースに供給される空調空気を目標温湿度に制御する空調装置において、前記機器を駆動するための駆動エネルギの余分な消費を抑制すると共に、制御不能な状態を回避することを課題とする。
【解決手段】加湿用機器13及び加温用機器14で外気の温湿度を調整し、生成された空調空気の温湿度が、空調線図上の飽和湿度線よりも低湿度側に設定された目標温湿度線上の目標温湿度に一致するよう前記機器を制御して塗装ブースに供給する塗装用空調装置1において、前記空調空気の温湿度を目標温湿度に一致させるための前記機器13、14の駆動状態を検出し、検出された駆動量が最小となるように、前記目標温湿度線上の目標温湿度を補正する制御装置20を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の車体塗装工場等で用いられる塗装用空調装置の制御方法及び制御装置に関し、塗装用空調装置の技術分野に属する。
近年、自動車の車体等の塗装用塗料としては、環境面を考慮して水性塗料を用いる傾向にあるが、水性塗料の場合、該塗料中に含まれる水分の量が塗装品質に大きく影響し、その水分の量は蒸発によって変化し、蒸発の速度は塗装ブース内の空気の温度、湿度の影響を受ける。つまり、所要の塗装品質を維持するためには、塗料中の水分の蒸発速度を一定に制御することが必要で、そのためにはブースに供給される空気の温湿度を制御しなければならない。
このような課題に対し、例えば特許文献1には、塗装ブースに供給される空気を目標温湿度となるように、前加熱、断熱加湿、冷却、後加熱等を行うようにした空調設備の温湿度制御装置が開示されている。
この種の空調空気の制御装置では、図13に示すように、温度と絶対湿度とを横軸、縦軸とした空気線図上に相対湿度100%のライン(飽和空気線)に対応させて予め目標温湿度ラインを設定しておき、今、例えば外気の温湿度がこの線図上の点P1にあるものとしたとき、この外気温湿度点P1と同一の等エンタルピーライン上にある目標温湿度ライン上の点Q1を目標点に設定し、等エンタルピーラインに沿う断熱加湿により、空調空気の温湿度を目標値に一致させる制御が行われる。
特許第3993358号公報
ところで、上記のような空調制御においては、例えば加湿用の水の温度によって、或いは加湿機が複数台備えられる場合における各加湿機の個体差によって、上記例の場合、温湿度が等エンタルピーラインに沿って変化しない場合がある。
この場合、図13に破線で示すように、目標点Q1の絶対湿度まで加湿した上で、後加熱により温度を目標点Q1の温度まで上昇させることにより、空調空気の温湿度を目標値に一致させる制御が行われることになるが、この場合、実線で示す本来の制御に対して、符号aで示す後加熱のためのエネルギを余分に消費することになる。
また、塗装ブース内に供給される空気中の塵埃を除去するため、加湿機を常時作動させることがあり、この場合は、次のような問題が生じることがある。
つまり、この場合は、図14に示すように、外気の温湿度点P2が目標温湿度ラインの下側(高温度低絶対湿度側)でその近傍にあるとき、塵埃を除去するための最低限の加湿機の作動によっても目標温湿度ラインを超えてしまうので、加湿機を最低限の作動状態とした上で、後加熱によって温度を上昇させたときに目標温湿度ラインと交わる点を目標点Q2に設定することになる。
しかし、この場合も、破線で示すように、加湿による変化が等エンタルピーラインからずれると、符号bで示すように、後加熱を予定以上に実施しなければならず、後加熱のためにエネルギを余分に消費することになる。
また、図15に示すように、外気の温湿度点P3が目標温湿度ラインの上側(低温度高絶対湿度側)にある場合も、図14の場合と同様に、塵埃を除去するための最低限の加湿機の作動による加湿と、後加熱とを行うことになるが、この場合は、加湿機の最低限の作動によって湿度が飽和空気線上の点(露点)R3に達し、それ以上湿度が上がらないから、露点R3から後加熱により温度を上昇させ、目標温湿度ラインと交わる点を目標温湿度点Q3に設定することになる。
さらに、近年においては、省エネルギ要求やCO排出抑制要求等に対応するため、空調装置に冷却機や除湿機を設置しないことが望まれているが、この場合は、夏場等の加湿用水の温度が高い場合に加湿による温度低下が不十分となるなどにより、温湿度の変化が等エンタルピーラインよりも同一絶対湿度で高温度側にずれ、換言すれば、同一温度で絶対湿度が高くなる側にずれることになる。
この場合、例えば外気の温湿度点が図13の点P1の場合には、空調空気の温湿度が鎖線で示すように変化することになるが、除湿制御ができないため、目標点Q1に一致させることが不可能となる。
また、外気の温湿度点が図14の点P2の場合、図15の点P3の場合にも、塵埃を除去するための加湿機の最低限の作動により、それぞれ鎖線で示すように、絶対湿度が目標点Q2、Q3の湿度を上回り、除湿制御を行わない限り、空調空気の温湿度点を目標点Q2、Q3に一致させることができない。
そこで、本発明は、外気の温湿度を目標値に制御する際の余分なエネルギの消費を抑制することを第1の課題とし、また、冷却機や除湿機を備えない空調装置においても空調空気を目標温湿度に制御可能とすることを第2の課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、加湿用及び加温用の機器で外気の温湿度を調整し、生成された空調空気の温湿度が、空気線図上の飽和空気線よりも低湿度側に設定された目標温湿度線上の目標温湿度に一致するよう前記機器を制御して塗装ブースに供給する塗装用空調装置の制御方法であって、前記空調空気の温湿度を目標温湿度に一致させるための前記機器の駆動状態を検出し、検出された機器の駆動量が最小となるように、前記目標温湿度線上の目標温湿度を補正することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の方法において、空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器の制御だけで達成されるように目標温湿度が設定されている場合に、加温用機器の駆動状態を検出し、該加温用機器が駆動されているときに、その駆動量が最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を補正することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の方法において、空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器の最小駆動量が設定され、該加湿用機器の最小駆動量による作動と加温用機器の作動とで達成されるように目標温湿度が設定されている場合に、前記加湿用機器の駆動状態を検出し、駆動量が前記最小駆動量より大きいときに、最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を補正することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載の方法において、空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器及び加温用機器の駆動状態を検出し、前記空調空気の温湿度が目標温湿度に収束している場合において、前記加湿用機器及び加温用機器の駆動量がいずれも最小駆動量でないときは、該加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を低温低絶対湿度側に補正し、前記空調空気の温湿度が目標温湿度に収束していないときは、前記加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量の状態で収束するように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を高温高絶対湿度側に補正することを特徴とする。
一方、請求項5に記載の発明は、加湿用及び加温用の機器で外気の温湿度を調整し、生成された空調空気の温湿度が、空気線図上の飽和空気線よりも低湿度側に設定された目標温湿度線上の目標温湿度に一致するよう前記機器を制御して塗装ブースに供給する塗装用空調装置の制御装置であって、前記空調空気の温湿度を目標温湿度に一致させるための前記機器の駆動状態をそれぞれ検出する駆動量検出手段と、該検出手段によって検出される機器の駆動量が最小となるように、前記目標温湿度線上の目標温湿度を補正する目標温湿度補正手段とを備えたことを特徴とする。
上記の構成により、請求項1に記載の方法によれば、加湿用機器と加温用機器とにより外気の温湿度を目標温湿度に調整して塗装ブースに供給する塗装用空調装置において、例えば加湿用の水の温度により、或いは加湿用機器が複数台備えられている場合の各機器の個体差等により、空調空気の温湿度が目標温湿度に制御されず、或いは目標温湿度に調整される際の機器の作動に無駄が生じたりする場合に、該機器の駆動量が最小となるように、所定の目標温湿度線上で目標温湿度点が補正されることになる。
したがって、機器の無駄な作動によるエネルギの消費を抑制しながら、塗装ブースに供給される空調空気が最適な温湿度に調整されることになり、これにより、該塗装ブース内での塗料からの水分の蒸発速度がほぼ一定に維持され、良好な塗装品質が確保されることになる。
その場合に、請求項2に記載の方法によれば、例えば外気の温湿度等との関係で、加湿用機器の制御だけで達成されるように目標温湿度が設定されているにも拘らず加温用機器が駆動されている場合に、その駆動量が最小駆動量となるように目標温湿度が補正されるので、加温用機器の無駄な作動によるエネルギの消費が抑制されることになる。
また、請求項3に記載の方法によれば、例えば空気中の塵埃を除去するなどの目的で、加湿用機器の最小駆動量が設定されている場合において、該加湿用機器の駆動量が前記最小駆動量より大きい場合に、その駆動量が最小駆動量となるように目標温湿度が補正されるので、加湿用機器の無駄な作動によるエネルギの消費が抑制されることになる。
また、請求項4に記載の方法によれば、空調空気の温湿度が目標温湿度に収束している場合において、前記加湿用及び加温用の機器の駆動量がいずれも最小駆動量でないときは、例えば前記請求項2や請求項3の方法などにより、加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量となるように、目標温湿度が低温低絶対湿度側に補正され、また、空調空気の温湿度が目標温湿度に収束していないときは、加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量の状態で収束するように、目標温湿度が高温高絶対湿度側に補正されるので、いずれの場合にも、機器の駆動量を抑制しながら、空調空気の温湿度が目標温湿度に制御されることになる。
そして、請求項5に記載の装置によれば、前期請求項1に記載の方法が実施され、その方法による前記効果が実現される。
本発明の実施形態に係る空調装置の概略図である。 空調制御で用いられる目標温湿度ラインの説明図である。 空調制御のパターンごとに目標を決定するフローチャートである。 パターンごとの目標設定の説明図である。 制御パターン1の動作を示すフローチャートである。 制御範囲の説明図である。 制御パターン1の省エネルギのための補正制御の説明図である。 制御パターン1の制御不能解消のための補正制御の説明図である。 制御パターン2の動作を示すフローチャートである。 制御パターン2の省エネルギのための補正制御の説明図である。 制御パターン2の制御不能解消のための補正制御の説明図である。 制御パターン3の制御不能解消のための補正制御の説明図である。 制御パターン1に対応する従来の問題点の説明図である。 制御パターン2に対応する従来の問題点の説明図である。 制御パターン3に対応する従来の問題点の説明図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、自動車の車体の塗装ブース(図示せず)に供給する空調空気の温湿度を制御する制御装置の概略の構成を示すもので、この制御装置1は、一端に外気の入口10aが、他端に空調空気の出口10bがそれぞれ開口された空調室10を有し、前記入口10aには、外気中の塵埃等を除去するためのフィルタ11が配設されており、出口10bには、該空調室10内から空調された空気を吸い出して前記塗装ブースに圧送するための送風ファン12が配設されている。
また、空調室10内の入口10a側には、取り入れた空気を加湿するためのワッシャ13が備えられている。このワッシャ13は、ポンプ13aにより水槽13b内の水を吸入し、噴霧器13cにより霧を空気中に噴霧することにより該空気を断熱加湿するもので、前記ポンプ13aをインバータ13dによって駆動するようになっている。
ここで、前記ワッシャ13は、フィルタ11を通過した空気中の微細な塵埃を洗い流して空気中から除去するために、加湿を必要としない場合にも少なくとも最小限の作動量で作動するようになっており、具体的には、前記インバータ13dの最低駆動周波数が25Hzに設定され、常にこの最低周波数以上で駆動される。
さらに、空調室10内の出口10b側には、前記ワッシャ13により加湿された空気を加温するアフターヒータ14が備えられており、このワッシャ13とアフターヒータ14とにより温湿度が調整された空調空気が塗装ブースに供給される。
以上の構成に加えて、この制御装置1には、前記ワッシャ13とアフターヒータ14とを制御するコントロールユニット20が備えられ、該ユニット20に、空調室10に取り入れられる外気の温度と湿度をそれぞれ検出する外気温度センサ21及び外気湿度センサ22からの信号がそれぞれ入力されるようになっている。
また、コントロールユニット20には、空調室10の出口10b側に設けられて、ワッシャ13及びアフターヒータ14による加湿、加温後の空調空気の温度と湿度とをそれぞれ検出する空調空気用温度センサ23及び空調空気用湿度センサ24からの信号も入力されるようになっている。
ここで、前記湿度センサ22、24によって検出する湿度は、単位重量の空気中の水蒸気の重量を示す絶対湿度、又は飽和水蒸気量に対する空気中の水蒸気量の割合を示す相対湿度のいずれでもよく、一方を検出すれば、その値と空気の温度とから他方が算出される。
さらに、コントロールユニット20の記憶装置20aには、空調空気の制御の目標温湿度が記憶されている。この目標温湿度は、図2に示すように、温度と絶対湿度とを横軸、縦軸とする空気線図に相対湿度100%のライン(飽和空気線)Hを基準とするラインLとして設定されており、この実施形態では、飽和空気線Hより絶対湿度が6g/Kg少ない点を結んだラインとされている。
つまり、塗装ブースにおける空気の温湿度が、上記のような目標温湿度ラインL上の温湿度である場合、水性塗料から水分が蒸発する際の蒸発速度がほぼ一定となり、安定した塗装品質が得られるとされている。
そして、コントロールユニット20は、前記外気温度センサ21及び外気湿度センサ22からの信号を入力し、外気の温湿度に応じた空調空気の目標温湿度を前記目標温湿度ラインL上に設定し、その目標温湿度となるように、前記空調空気用の温度センサ23及び湿度センサ24からの信号を入力しながら前記ワッシャ13とアフターヒータ14とに制御信号を出力し、空調空気の温湿度をフィードバック制御する。
このフィードバック制御に際しては、コントロールユニット20は、空気線図上における目標温湿度ラインLに対する外気の温湿度点の位置関係により3つの制御パターンを設定し、それぞれの制御パターンについて目標温湿度ラインL上に目標温湿度点を設定するようになっている。
その場合に、空調空気の温湿度をこの目標温湿度点にフィードバック制御するに際しては、コントロールユニット20は、ワッシャ13及びアフターヒータ14の消費エネルギを抑制するための補正制御と、基本制御では目標温湿度点に一致させることができない場合の補正制御とを行うようになっている。
次に、各制御パターンについて、コントロールユニット20による前記省エネルギのための補正制御と制御不能を解消するための補正制御の具体的動作を説明する。
まず、図3のフローチャートにより、制御パターンを決定するための制御を説明する。
この制御では、まず、ステップS1で、外気温度センサ21及び外気湿度センサ22からの信号に基づき、空気線図上における外気温湿度点を決定する。そして、ステップS2で、この点が図2に示す前記目標温湿度ラインLの下側(高温度低絶対湿度側)にあるか上側(低温度高絶対湿度側)にあるかを判定する。
下側にある場合には、ステップS3で、図4に点P1、P2について示すように、外気温湿度点における絶対湿度と、その外気温湿度点を通過する等エンタルピーラインE1、E2と目標温湿度ラインLとの交点における絶対湿度との差を求め、ステップS4で、その差がワッシャ13の最低駆動周波数(25Hz)に相当する所定値(例えば、1.8g/Kg)以上か否かを判定する。つまり、ワッシャ13のインバータ13dを最低周波数で駆動して空気を加湿したときに、目標温湿度ラインLを超えるか否かを判定する。
そして、点P1で示すように、前記差ΔH1が所定値以上であって、ワッシャ13の最低駆動周波数での加湿で目標温湿度ラインLを超えない場合は、ステップS5で制御パターン1に設定し、点P2で示すように、前記差ΔH2が所定値未満であって、ワッシャ13の最低駆動周波数での加湿で目標温湿度ラインLを超える場合は、ステップS6で制御パターン2に設定する。
一方、前記ステップS2で、図4に点P3で示すように、外気温湿度点が目標温湿度ラインLの上側にあると判定されたときは、ステップS7で、制御パターン3に設定する。
そして、各制御パターンについて、ステップS8、S9、S10で、それぞれ次のようにして目標温湿度点Q1、Q2、Q3を設定する。
まず、制御パターン1では、図4に示すように、外気温湿度点P1と同一の等エンタルピーラインE1上にある目標温湿度ラインL上の点Q1を目標温湿度点に設定する。
また、制御パターン2では、外気温湿度点P2と同一の等エンタルピーラインE2上で、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿によって得られる点R2を求め、この点R2と絶対湿度が同一の目標温湿度ラインL上の点Q2を目標温湿度点に設定する。
制御パターン3では、制御パターン2と同様に、まず、外気温湿度点P3と同一の等エンタルピーラインE3上で、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿によって得られる点R3を求めるが、この場合は飽和空気線H上の露点を超えて加湿されることはないから、その露点が点R3となり、この露点R3と絶対湿度が同一の目標温湿度ラインL上の点Q3を目標温湿度点に設定する。
そして、それぞれの制御パターン1〜3において、センサ23、24からの信号により空調空気の温湿度を検出しながら、該温湿度が上記のようにして設定した点Q1〜Q3の温湿度に一致するよう、ワッシャ13とアフターヒータ14とをフィードバック制御する。なお、コントロールユニット20は、ワッシャ13及びアフターヒータ14に出力する制御信号により、これらの作動状態を検出するようになっている。
次に、各制御パターン1〜3について、本発明の特徴である空調制御の省エネルギのための補正制御及び制御不能を解消するための補正制御の動作を説明する。
まず、制御パターン1の場合は、図5のフローチャートに従って前記補正制御が行われ、まず、ステップS11で、前記センサ23、24からの信号により、空調空気の温湿度を入力する。その際、湿度センサ24により絶対湿度を検出する場合には、相対湿度を算出し、相対湿度を検出する場合は絶対湿度を算出し、いずれの場合にも、空調空気の温度、絶対湿度、及び相対湿度を取得する。
次に、ステップS12〜S14で、空調空気の前記温度、絶対湿度、及び相対湿度が、図6に示す所定の制御範囲に収まっているか否かを判定する。
つまり、ステップS12で、空調空気の温度が、目標温湿度点Q1における温度に対して±0.2℃以内か否かを判定し、ステップS13で、絶対湿度を露点温度に置換して、空調空気の露点温度が、目標温湿度点Q1における露点温度に対して±0.2℃以内か否かを判定し、ステップS14で、相対湿度が、目標温湿度点Q1における相対湿度に対して±0.5%以内か否かを判定する。
そして、いずれも以内と判定されたとき、即ち、現在の空調空気の温湿度が図6の制御範囲に収まっているときは、次にステップS15で、アフターヒータ14の出力を検出し、ステップS16で、その出力が0%であるか否かを判定する。
ところで、この制御パターン1では、前述の図4に示すにように、外気温湿度点P1の等エンタルピーラインE1上に目標温湿度点Q1が設定されるから、ワッシャ13による加湿により、空調空気の温湿度が等エンタルピーラインE1に沿って変化すれば、その温湿度を目標温湿度点Q1の値に一致させることができるはずであるが、図7に示すように、この等エンタルピーラインE1から低温度、低絶対湿度側へずれて変化することがある。
この場合、空調空気を目標温湿度点Q1と同じ絶対湿度の点X1まで加湿すると共に、加温することにより、温湿度を目標温湿度点Q1に一致させることになる。したがって、アフターヒータ14が作動しているときは、空調空気の温湿度の変化が等エンタルピーラインE1に対して低温度、低絶対湿度度側へずれて変化していることが判明する。
そこで、この制御パターン1では、前記のように、アフターヒータの出力が0%であるか否かを判定し、0%でないと判定されたとき、即ちアフターヒータ14が作動しているときは、目標温湿度点Q1を移動させる補正制御を行う。
即ち、図5のフローチャートで、ステップS17を実行し、アフターヒータ14の作動状態が90秒継続したときに、ステップS18で、目標温湿度ラインLに沿って目標温度を0.1℃低くする。
そして、ステップ16でアフターヒータ14の出力が0%となったことを判定するまで、前記ステップS11〜S18を繰り返すことにより、図7に示すように、目標温湿度点Q1を目標温湿度ラインLに沿って低温度、低絶対湿度側、即ち空調空気の温湿度のずれの方向と同方向に移動させ、最終的に、空調空気の温湿度が実際に変化するライン上に新たな目標温湿度点Q1’を設定する。
その後、この目標温湿度点Q1’を制御目標としてフィードバック制御を行うことにより、図7に符号dで示すアフターヒータ14の無駄な作動を回避した省エネルギ制御が実行されることになり、この制御で空調空気の温湿度が目標温湿度に制御される。
ここで、ステップS13で、空調空気の絶対湿度が制御範囲を逸脱していることが判定された場合、ステップS14で、空調空気の相対湿度が制御範囲逸脱していることが判定された場合は、この補正制御を行わず或いは終了し、通常のフィードバック制御を行う。
一方、ステップS12で、空調空気の温度が制御範囲を逸脱していることが判定された場合は、次に、ステップS19で、温度が高い方に逸脱しているか否かを判定し、さらに、ステップS20で、相対湿度が目標温湿度点Q1の相対湿度より低いか否かを判定する。
これらの判定において、結果がいずれもYesの場合、即ち、空調空気の温湿度点が図8に示す点Y1、Y1’にある場合は、ステップS21でワッシャ13の駆動周波数を検出し、ステップS22で最低駆動周波数か否かを判定する。さらに、最低駆動周波数でない場合は、ステップS23で、空調空気の絶対湿度が目標温湿度点Q1の絶対湿度に対して露点温度で±0.2℃以内か否か、即ち絶対湿度が制御範囲にあるか否かを判定する。
そして、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数の場合、即ち、ワッシャ13による加湿量を減らすことができず、前記空調空気の温湿度点を目標温湿度点Q1に制御できない場合(Y1)、または、絶対湿度が制御範囲内にあるにも拘らず、目標温湿度点Q1に制御されない場合(Y1’)は、次にステップS24、S25で、アフターヒータ14の出力を検出し、0%か否かを判定する。そして、出力が0%のときにステップS26を実行し、以上の状態が90秒継続したときに、ステップS27で、目標温度を目標温湿度ラインLに沿って0.1℃高くする。
これにより、目標温湿度点Q1が目標温湿度ラインLに沿って高温度、高絶対湿度側、即ち空調空気の温湿度のずれの方向と同方向に移動されると共に、ステップS19で、空調空気の温度が目標温度まで低下されたことが判定され、或いはステップS20で、相対湿度が目標相対湿度に上昇されたことが判定されるまで、ステップS27の目標温度を高くする制御が行われ、空調空気の温湿度が実際に変化するラインの延長線と目標温湿度ラインLとの交点に新たな目標温湿度点Q1”が設定されることになる。
そして、その後、この新たな目標温湿度点Q1”を制御目標としてフィードバック制御が行われることになり、ワッシャ13による加湿だけで目標温湿度へのフィードバック制御が可能となる。
ここで、ステップS19で、空調空気の温度が目標温度より高くないと判定された場合、ステップS20で、空調空気の相対湿度が目標湿度より低くないと判定された場合、ステップS23で、ワッシャ13の駆動周波数が最低周波数でなく、かつ絶対湿度が制御範囲を逸脱していることが判定された場合、及びステップS25でアフターヒータ14の出力が0%でないと判定された場合は、この補正制御を行わず或いは終了し、通常のフィードバック制御を行う。
次に、制御パターン2について説明する。この制御パターン2の制御は図9のフローチャートに従って行われ、まず、ステップS31で、図1に示すセンサ23、24からの信号により、空調空気の温湿度を入力し、次にステップS32〜S34で、前記制御パターン1の場合と同様に、空調空気の温度、絶対湿度、及び相対湿度が、図6に示す所定の制御範囲に収まっているか否かを判定する。そして、温度、絶対湿度、及び相対湿度のいずれもが制御範囲に収まっているときは、次にステップS35でワッシャ駆動周波数を判定し、ステップS36で、その周波数が最低駆動周波数であるか否かを判定する。
つまり、制御パターン2では、前述の図4に示すように、ワッシャ13による加湿により、空調空気の温湿度が等エンタルピーラインE2に沿って変化したときに、塵埃を除去するための最低駆動周波数によるワッシャ13の作動によって目標温湿度ラインLを超えるので、その後、アフターヒータ14によって同一絶対湿度ラインに沿って加温するのであるが、図10に示すように、空調空気の温湿度が前記等エンタルピーラインE2から低温度、低絶対湿度側へずれると、符号eで示すように、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数より大きくなり、これにともなってアフターヒータ14も必要以上に作動することになる。
そこで、この制御パターン2では、フローチャートのステップS35、S36で、ワッシャ13の駆動周波数を判定し、その周波数が最低駆動周波数でない場合は、空調空気の温湿度の変化が等エンタルピーラインE2からずれて、ワッシャ13及びアフターヒータ14が必要以上に作動していると判定し、次にステップS37を実行し、その状態が90秒継続したときに、ステップS38で、目標温湿度ラインLに沿って目標温度を0.1℃低くする。
そして、ステップ36でワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数に低下したことを判定するまで、前記ステップS31〜S38を繰り返すことにより、図10に示すように、目標温湿度点を目標温湿度ラインLに沿って低温度、低絶対湿度側へ移動させる。これにより、最終的に、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数とされると共に、アフターヒータ14の作動量も低減される新たな目標温湿度点Q2’が目標温湿度ラインL上に設定されることになる。
そして、その後、この新たな目標温湿度点Q2’を制御目標としてフィードバック制御が行われることにより、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数で、しかもアフターヒータ14の作動量が低減された省エネルギ制御が行われ、この制御で空調空気の温湿度が目標温湿度に制御される。
ここで、ステップS32で、空調空気の温度が制御範囲を逸脱していることが判定された場合、ステップS34で、空調空気の相対湿度が制御範囲逸脱していることが判定された場合は、この補正制御を行わず或いは終了し、通常のフィードバック制御を行う。
一方、ステップS33で、空調空気の絶対湿度が制御範囲を逸脱していることが判定された場合は、次にステップS39で、空調空気の相対湿度が目標温湿度点の相対湿度より高いか否かを判定する。そして、高い場合、即ち、空調空気の温湿度点が図11に示す点Y2にある場合は、ステップS40でワッシャ13の駆動周波数を検出し、ステップS34で最低駆動周波数か否かを判定する。
そして、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数の場合、即ち、相対湿度が目標温湿度点の相対湿度より高い状態で、ワッシャ13による加湿量を減らすことができず、そのため、前記空調空気の温湿度点Y2を目標温湿度点Q2に一致させることができない場合には、次にステップS42、S43で、アフターヒータ14の出力を検出し、0%か否かを判定する。そして、0%でない場合、即ちアフターヒータが作動している場合は、ステップS44を実行し、その状態が90秒継続したときに、ステップS45で、目標温湿度ラインLに沿って目標温度を0.1℃高くする。
これにより、目標点が目標温湿度ラインLに沿って空調空気の温湿度のずれの方向と同方向に移動される共に、ステップS39で、空調空気の相対湿度が目標相対湿度に低下したことが判定されるまで、ステップS49の目標温度を高くする制御が行われ、最終的に、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿とアフターヒータ14による加温とで空調空気の温湿度が一致する目標温湿度ラインL上の点に新たな目標温湿度点Q2”が設定される。
そして、その後、この新たな目標温湿度点Q2”を制御目標としてフィードバック制御が行われることにより、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿とアフターヒータ14による加温とで、目標温湿度へのフィードバック制御が可能となる。
ここで、ステップS39で、空調空気の相対湿度が目標相対湿度よりも高くないと判定された場合、ステップS41で、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数でないと判定された場合、ステップS43で、アフターヒータ14が作動していると判定された場合は、この補正制御を行わず或いは終了する。
なお、制御パターン3は、外気の温湿度が目標温湿度ラインLの上側にあり、ワッシャ13の最低駆動周波数による作動で露点に達する場合がある点を除いて制御パターン2と同様であり、制御は図9の制御パター2のフローチャートと同じフローチャートに従って行われる。
つまり、図9のフローチャートのステップS36で、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数でないと判定されることになり、この状態が90秒継続したときに、ステップS38で、目標温湿度ラインLに沿って目標温度が0.1℃低下される。
そして、これを繰り返すことにより、制御パターン2の場合と同様、ワッシャ13の駆動周波数が最低駆動周波数となったときに、目標温湿度ラインL上に新たな目標温湿度点Q3’が設定される。これにより、パターン制御2の場合と同様に、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿とアフターヒータ14による加温とによる省エネルギの制御が行われる。
一方、空調空気の温湿度の変化が等エンタルピーラインE3から高温度、高絶対湿度側にずれた場合は、図12に示すように、露点R3’が高絶対湿度側にずれるため、空調空気の温湿度点Y3を目標温湿度点Q3に一致させることができなくなる。
この場合、ステップS32からステップS39が実行されて、相対湿度が目標温湿度点Q3の相対湿度より高いと判定される。そして、ワッシャ13の駆動周波数が最低周波数であり、アフターヒータ14の出力が0%でない場合は、その状態が90秒継続した時点で、ステップS45で、目標温湿度ラインLに沿って目標温度が0.1℃高くされる。
そして、空調空気の相対湿度が目標相対湿度に低下したことが判定されるまで、前記ステップS45の制御を繰り返すことにより、最終的に、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿とアフターヒータ14による加温とで空調空気の温湿度が一致する目標温湿度ラインL上の点に新たな目標温湿度点Q3”が設定される。
その後、この新たな目標温湿度点Q3”を制御目標としてフィードバック制御が行われることにより、制御パターン2の場合と同様に、ワッシャ13の最低駆動周波数による加湿とアフターヒータ14による加温とで、目標温湿度へのフィードバック制御が可能となる。
以上のように、本発明によれば、塗装用空調装置を制御する場合に、省エネルギ制御が実行され、或いは制御不能状態が解消されるので、例えば車体の塗装を行う自動車産業等において、好適に利用される可能性がある。
1 空調装置
13 ワッシャ(加湿用機器)
14 アフターヒータ(加温用機器)
20 コントロールユニット(制御手段)

Claims (5)

  1. 加湿用及び加温用の機器で外気の温湿度を調整し、生成された空調空気の温湿度が、空気線図上の飽和空気線よりも低湿度側に設定された目標温湿度線上の目標温湿度に一致するよう前記機器を制御して塗装ブースに供給する塗装用空調装置の制御方法であって、前記空調空気の温湿度を目標温湿度に一致させるための前記機器の駆動状態を検出し、検出された機器の駆動量が最小となるように、前記目標温湿度線上の目標温湿度を補正することを特徴とする塗装用空調装置の制御方法。
  2. 空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器の制御だけで達成されるように目標温湿度が設定されている場合に、加温用機器の駆動状態を検出し、該加温用機器が駆動されているときに、その駆動量が最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を補正することを特徴とする請求項1に記載の塗装用空調装置の制御方法。
  3. 空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器の最小駆動量が設定され、該加湿用機器の最小駆動量による作動と加温用機器の作動とで達成されるように目標温湿度が設定されている場合に、前記加湿用機器の駆動状態を検出し、駆動量が前記最小駆動量より大きいときに、最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を補正することを特徴とする請求項1に記載の塗装用空調装置の制御方法。
  4. 空調空気の実温湿度と目標温湿度の差に応じて加湿用及び/又は加温用の機器を駆動することにより、該空調空気の温湿度を目標温湿度に一致するようにフィードバック制御すると共に、加湿用機器及び加温用機器の駆動状態を検出し、前記空調空気の温湿度が目標温湿度に収束している場合において、前記加湿用機器及び加温用機器の駆動量がいずれも最小駆動量でないときは、該加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量となるように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を低温低絶対湿度側に補正し、前記空調空気の温湿度が目標温湿度に収束していないときは、前記加湿用機器又は加温用機器の駆動量が最小駆動量の状態で収束するように、前記目標温湿度線上で目標温湿度を高温高絶対湿度側に補正することを特徴とする請求項1に記載の塗装用空調装置の制御方法。
  5. 加湿用及び加温用の機器で外気の温湿度を調整し、生成された空調空気の温湿度が、空気線図上の飽和空気線よりも低湿度側に設定された目標温湿度線上の目標温湿度に一致するよう前記機器を制御して塗装ブースに供給する塗装用空調装置の制御装置であって、前記空調空気の温湿度を目標温湿度に一致させるための前記機器の駆動状態をそれぞれ検出する駆動量検出手段と、該検出手段によって検出される機器の駆動量が最小となるように、前記目標温湿度線上の目標温湿度を補正する目標温湿度補正手段とを備えたことを特徴とする塗装用空調装置の制御装置。
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