JP2011127435A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】揺動スクロールを軽量化することができるスクロール圧縮機を得る。
【解決手段】固定スクロール台板部1bの一方の面に固定スクロール渦巻部1aが形成された固定スクロール1と、揺動スクロール台板部2bの一方の面に揺動スクロール渦巻部2aが形成され、該揺動スクロール渦巻部2aが固定スクロール1の固定スクロール渦巻部1aに組み合わされて圧縮室を形成する揺動スクロール2と、揺動スクロール2を支持するスラスト軸受部18aが設けられたフレーム18とを備えたスクロール圧縮機において、揺動スクロール台板部2bの肉厚を薄くした肉薄部2dが形成され、この肉薄部2dに、揺動スクロール2の材料より軽量な材料で構成されるリング状部材3が取り付けられたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、スクロール圧縮機に関するものである。
従来の技術においては、例えば、「密閉容器の内部に設けられた、固定スクロールとその固定スクロールに対して旋回運動する鋳鉄系材料を含む可動スクロールを噛みあわせてなる圧縮機構と、前記可動スクロールを支えるスラスト軸受と、軸受部品を具備し、さらに前記可動スクロールを旋回駆動させるクランク軸と、前記クランク軸に取り付けた回転子と、前記密閉容器に取り付けた固定子を含む電動機と、前記密閉容器の内部に潤滑油を貯蔵する油だめとをそれぞれ設け、前記可動スクロールを支えるスラスト軸受上にリング状板材を設置し、そのリング状板材をアルミニウム合金としたことを特徴とするスクロール圧縮機。」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の技術においては、例えば、「スクロール圧縮要素と、このスクロール圧縮要素を回転軸を介して駆動する電動要素とを備え、前記スクロール圧縮要素は、フレームに固定され鏡板とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する固定スクロールと、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップと他方の面に立設されたボスとを有する揺動スクロールと、この揺動スクロールを前記固定スクロールに対して自転しないように円軌道上を公転させるオルダム継手とで構成されており、前記フレームに設けた軸受部品にて前記回転軸を支承しているスクロール型流体機械において、前記フレームをアルミニウム材料にて形成すると共に、前記フレームと軸受部品との間に熱遮蔽部材を介在させたことを特徴とするスクロール型流体機械。」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−196562号公報(請求項1) 特開平8−074757号公報(請求項1)
従来の技術においては、揺動スクロールを鋳鉄系材料またはアルミニウム合金で構成している。揺動スクロールを鋳鉄系材料で構成する場合は、アルミニウム合金で構成する場合よりも揺動スクロールの強度・剛性が高く、揺動スクロールの渦巻部の歯厚や揺動スクロールの台板部の厚みを薄く構成でき、揺動スクロールの大きさを小さくできる。しかし、揺動スクロールの質量が大きくなるため、揺動スクロールが主軸に対して偏心して揺動することにより生じるアンバランスを相殺するためのバランスウェイトの質量を大きくする必要がある、という問題点があった。
また、バランスウェイトの質量が大きくなると遠心力が大きくなり、この大きくなった遠心力により生じる軸受荷重も大きくなる。このため、スクロール圧縮機の軸受部の信頼性を確保するために軸受部の寸法を大きくする必要がある、という問題点があった。
また、軸受部の寸法を大きくすることで、スクロール圧縮機を大きく構成しなければならず、小型化を図ることができない、という問題点があった。また、軸受部の寸法を大きくすることにより、軸受部で発生する摺動損失が大きくなる、という問題点があった。
一方、揺動スクロールをアルミニウム合金で構成する場合は、鋳鉄系材料で揺動スクロールを構成する場合よりも揺動スクロールの質量を小さく構成できる。しかし、強度・剛性を確保するために、揺動スクロールの渦巻部の歯厚や揺動スクロールの台板部の厚みを厚くする必要があり、揺動スクロールを鋳鉄系材料で構成する場合と同等の冷媒循環量を得るためには、スクロール圧縮機を大きく構成する必要があり、小型化を図ることができない、という問題点があった。また、スクロール圧縮機のコストが増加する、という問題点があった。
また、スクロール圧縮機の大きさを、揺動スクロールを鋳鉄系材料で構成する場合と同等の大きさにするため、揺動スクロールの大きさを鋳鉄系材料で構成する場合と同等にする場合、強度・剛性を確保するためには揺動スクロールの渦巻部の歯厚と、揺動スクロールの台板部の厚みを厚く構成する必要がある。このため、揺動スクロールを鋳鉄系材料で構成する場合よりも冷媒循環量が小さくなる、という問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、揺動スクロールを軽量化することができるスクロール圧縮機を得るものである。また、冷媒循環量を確保しつつ小型化を図ることができるスクロール圧縮機を得るものである。
この発明に係るスクロール圧縮機は、台板の一方の面に渦巻突起が形成された固定スクロールと、台板の一方の面に渦巻突起が形成され、該渦巻突起が前記固定スクロールの渦巻突起に組み合わされて圧縮室を形成する揺動スクロールと、前記揺動スクロールを支持するスラスト軸受面が設けられたフレームとを備えたスクロール圧縮機において、前記揺動スクロールの台板の前記スラスト軸受面側に、前記台板の肉厚を薄くした肉薄部が形成され、該肉薄部に、前記揺動スクロールの材料より軽量な材料で構成される軽量部材が取り付けられたものである。
この発明は、揺動スクロールの台板のスラスト軸受面側に、台板の肉厚を薄くした肉薄部が形成され、該肉薄部に、揺動スクロールの材料より軽量な材料で構成される軽量部材が取り付けられたので、揺動スクロールを軽量化することができる。
実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。 実施の形態1におけるスクロール圧縮機の要部拡大図である。 実施の形態1における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。 実施の形態2における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。 実施の形態3における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。 実施の形態4における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。
図2は実施の形態1におけるスクロール圧縮機の要部拡大図である。
図3は実施の形態1における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。
本実施の形態におけるスクロール圧縮機の構成について、図1〜3を用いて説明する。
スクロール圧縮機は、センターシェル5、アッパーシェル21、およびロアシェル22により構成される密閉容器23内に、固定スクロール1と、固定スクロール1に対して揺動する揺動スクロール2とを組み合わせた圧縮機構を設けている。
固定スクロール1は、固定スクロール台板部1bと、この固定スクロール台板部1bの一方の面に形成された固定スクロール渦巻部1aとにより構成されている。また、固定スクロール台板部1bには吐出口14が設けられている。
揺動スクロール2は、揺動スクロール台板部2bと、この揺動スクロール台板部2bの一方の面に形成された揺動スクロール渦巻部2aと、スラスト軸受面部2cと、揺動スクロール台板部2bの肉厚を薄くした肉薄部2dとにより構成されている。
また、肉薄部2dには、揺動スクロール2の材料より軽量な材料で構成されるリング状部材3が取り付けられている。リング状部材3は、揺動スクロール2と一体に揺動するように取り付けられている。リング状部材3の詳細は後述する。
なお、「リング状部材3」は、本発明における「軽量部材」に相当する。
揺動スクロール2の揺動スクロール渦巻部2aは、固定スクロール1の固定スクロール渦巻部1aに組み合わされて圧縮室を形成する。
固定スクロール渦巻部1aの先端面にはシール25が設けられており、そのシール25部分と揺動スクロール台板部2bとが摺れ合う関係にあり、冷媒漏れを低減している。
また、揺動スクロール渦巻部2aの先端面にはシール26が設けられており、そのシール26部分と固定スクロール台板部1bとが摺れ合う関係にあり、冷媒漏れを低減している。
これらのシール25および26は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP(液晶ポリマ)、セラミックなどの非金属材料で形成されている。
フレーム18は、センターシェル5の内周面に固着されており、固定スクロール1を固定する。また、フレーム18には、揺動スクロール2のスラスト軸受面部2cを摺動自在に支持するスラスト軸受部18aが設けられている。フレーム18は、例えば鋳鉄系素材から構成されている。
揺動スクロール2と固定スクロール1との間には、揺動スクロール2の自転を防止するオルダムリング12が配置されている。オルダムリング12は、リング形状をなし、このリングに、互いに直交する1対の突起部が形成されている。
本実施の形態1においては、揺動スクロール台板部2bの背面(スラスト軸受面部2c側)に、オルダムリング12の突起部を収容するためのオルダム溝4が設けられている。
揺動スクロール2の中心近傍背面には、揺動スクロール軸受部2eが形成されている。揺動スクロール軸受部2eには、主軸9の主軸偏心部9aが周方向に摺動自在に装着されている。
主軸9は、主軸受19および副軸受20により支えられている。主軸9には、回転子8が焼き嵌め固定されている。
また、主軸9には、第一バランスウェイト10が取り付けられている。回転子8には、第二バランスウェイト11が取り付けられている。
この第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11は、揺動スクロール2が主軸偏心部9aに装着されて揺動することにより生じるアンバランスを相殺するためのものである。
回転子8は、センターシェル5に焼き嵌め固定された固定子7とともに第一バランスウェイト10の下部に配置されている。
固定子7は、センターシェル5に設けられた電源端子6と配線接続されている。
吸入パイプ13は、密閉容器23内の低圧室16に冷媒ガスを吸入するものである。
吐出パイプ15は、高圧室17内の高圧の冷媒ガスを密閉容器23の外へ吐出するものである。
なお、フレーム18が圧縮機運転中に生じるスラスト荷重に対して十分な硬度を持たない場合は、図2に示すように、揺動スクロール2のスラスト軸受面部2cとフレーム18のスラスト軸受部18aとの間に、スラスト軸受荷重に対して十分な硬度を持つ鉄系素材のバルブ材から成るスラストプレート24を挿入する構造としても良い。
図3に示すように、本実施の形態1においては、揺動スクロール2の肉薄部2dは、揺動スクロール台板部2bの外周側に環状に形成されている。オルダム溝4は、揺動スクロール台板部2bの内側に設けている。すなわち、肉薄部2dをオルダム溝4より外周側に形成している。これにより、スラスト軸受面部2cが揺動スクロール台板部2bの外側に配置されている。
また、肉薄部2dは、揺動スクロール台板部2bに形成されたオルダム溝4に対応する位置において、周方向の幅を狭くし形成している。
リング状部材3は、肉薄部2dと嵌合するように環状に形成されている。
また、リング状部材3は切り欠き部32が、肉薄部2dの幅狭部分と嵌合されて、揺動スクロール2に対する自転が防止される。
さらに、リング状部材3は、締結材としてのネジ31(ボルト等)で揺動スクロールに固定されている。
なお、ネジ31に限らず、リング状部材3を肉薄部2dに固定できるものであれば任意の締結材を用いることができる。
なお、ここでは環状に形成したリング状部材3を取り付ける場合について説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えば、リング状部材3を複数のパーツに分割して構成し、それぞれを締結材等により取り付けるようにしても良い。
また、ここでは、肉薄部2dを環状に形成したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、オルダム溝4に対応する幅狭部分には肉薄部2dを形成しないようにしても良い。
ここで、上述した各部を構成する材料について説明する。
固定スクロール1の固定スクロール渦巻部1aおよび固定スクロール台板部1b、並びに、揺動スクロール2の揺動スクロール渦巻部2aおよび揺動スクロール台板部2b(肉薄部2dを含む)は、例えば鋳鉄系材料である球状黒鉛鋳鉄で構成されている。
揺動スクロール2の肉薄部2dに取り付けられ、スラスト軸受面部2cを構成するリング状部材3は、揺動スクロール2の材料より軽量な材料で構成されている。また、リング状部材3は、揺動スクロール2の材料より摺動特性の優れた材料で構成されている。
例えば、リング状部材3は、例えばアルミニウム合金であるアルミニウム−ケイ素系合金で構成されている。また例えば、樹脂系材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)で構成されている。
次に動作について説明する。
図1〜図3のように構成されたスクロール圧縮機において、センターシェル5に設けられた電源端子6に通電すると、固定子7と回転子8にトルクが発生し、主軸9が回転する。
主軸9が回転駆動されると、主軸9の主軸偏心部9aに装着された揺動スクロール2に回転力が伝えられる。このとき、オルダム溝4内で往復運動するオルダムリング12により揺動スクロール2の自転が防止され、揺動スクロール2は公転運動を行い、固定スクロール1と協動する。
そして、冷媒ガスは吸入パイプ13から吸入され、センターシェル5内の固定スクロール1と揺動スクロール2によって形成された圧縮室へ吸入、圧縮された後、吐出口14を通り、吐出パイプ15を介して圧縮機のシェル外へ吐出される。
なお、低圧室16内の低圧冷媒ガスと高圧室17内の高圧冷媒ガスは、固定スクロール1、フレーム18により仕切られ、気密が保たれている。
運転時、主軸9に取り付けられた第一バランスウェイト10と、回転子8に取り付けられた第二バランスウェイト11とで、主軸9の主軸偏心部9aに装着された揺動スクロール2の揺動に対する静的および動的バランスをとっている。
また、圧縮室内の冷媒ガスの圧力により発生するスラスト荷重は、揺動スクロール2のスラスト軸受面部2cを支持するフレーム18のスラスト軸受部18aで受けている。
また、主軸9が回転することで第一バランスウェイト10と第二バランスウェイト11とに生じる遠心力および冷媒ガス荷重は、主軸受19および副軸受20で受けている。
以上のように本実施の形態においては、揺動スクロール台板部2bのスラスト軸受面部2c側に、揺動スクロール台板部2bの肉厚を薄くした肉薄部2dが形成され、この肉薄部2dに、揺動スクロール2の材料より軽量な材料で構成されるリング状部材3が取り付けられている。
このため、揺動スクロール2を軽量化することができる。また、揺動スクロール2を軽量化することにより、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11を軽量化できる。
また、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11の軽量化を図ることで、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11の遠心力により生じる主軸受19および副軸受20にかかる軸受荷重を低減することができる。
また、主軸受19および副軸受20にかかる軸受荷重を低減するので、主軸受19および副軸受20を小さく構成でき、主軸受19と副軸受20の摺動損失を小さくすることができる。
また、主軸受19および副軸受20を小さく構成することで、スクロール圧縮機の小型化を図ることができる。
したがって、軽量、低コストで信頼性と性能の高いスクロール圧縮機を得ることができる。
また、リング状部材3は、揺動スクロール2の材料より摺動特性の優れた材料で構成され、揺動スクロール2と一体に揺動するように取り付けられて、スラスト軸受部18aと摺接する。
このため、揺動スクロール2と、スラスト軸受部18aとの摺動損失を小さくすることができる。
揺動スクロール2は、鋳鉄系材料で構成され、リング状部材3は、アルミニウム合金または樹脂系材料で構成されている。
このため、揺動スクロール2をアルミニウム合金で構成する場合よりも強度・剛性を高くすることができ、強度・剛性が必要な揺動スクロール渦巻部2aの歯厚と揺動スクロール台板部2bの厚みを薄く構成できる。よって、揺動スクロール2を小さくでき、冷媒循環量を確保しつつスクロール圧縮機を小さく構成できる。
また、揺動スクロール2のすべてを鋳鉄系材料で構成する場合よりも、リング状部材3が取り付けられる肉薄部2d部分の質量を小さくすることができ、揺動スクロール2を軽量化することができる。
また、固定スクロール渦巻部1aおよび揺動スクロール渦巻部2aの歯厚を薄くすることで、先端面に設けたシール25、26の幅寸法との差、すなわち漏れ幅寸法が少なくなり、押しのけ量に対する漏れ面積割合を、歯厚が厚い場合より少なくすることができる。よって、性能の高いスクロール圧縮機を得ることができる。
また、肉薄部2dは、揺動スクロール台板部2bの外周側に環状に形成され、リング状部材3は、肉薄部2dと嵌合するように環状に形成されている。
このため、スクロール圧縮機の運転中に高圧となり、強度・剛性が必要な揺動スクロール台板部2bの中心側の肉厚を確保しつつ、揺動スクロール2を軽量化することができる。
また、フレーム18のスラスト軸受部18aと摺接する揺動スクロール台板部2bの外周側をリング状部材3で構成することで、摺動損失を低減することができる。
また、揺動スクロール台板部2bのスラスト軸受側に、オルダムリング12の突起部を収容するためのオルダム溝4を設け、肉薄部2dをオルダム溝4より外周側に形成している。
このため、揺動スクロール2のオルダム溝4を揺動スクロール台板部2bの内側に配置し、揺動スクロール2のスラスト軸受面部2cを外側に配置することができ、スラスト軸受面部2cを内側に配置する場合よりもスラスト軸受面部2cの面積を大きくできる。よって、スラスト軸受面部2cの面圧を下げることができる。
さらに、スラスト軸受面部2cの面積を大きくすることで、リング状部材3を大きく構成することができる。よって、スラスト軸受面部2cを揺動スクロール台板部2bの内側に配置する場合よりも、揺動スクロール2を軽量化することができる。
また、リング状部材3は、締結材としてのネジ31で揺動スクロール台板部2bに固定されている。
このため、アルミニウム−ケイ素系合金で構成されたリング状部材3と、球状黒鉛鋳鉄で構成された揺動スクロール台板部2bは、同時加工を行うことができ、製作を容易に行うことができる。
また、リング状部材3を揺動スクロール2に締結することにより、スクロール圧縮機の製作工程における部品点数を減らすことができ、製作を容易に行うことができる。
また、フレーム18のスラスト軸受部18a上に配置し、鉄系材料により構成されたスラストプレート24を備えている。
このため、フレーム18が圧縮機運転中に生じるスラスト荷重に対して十分な硬度を持たない場合であっても、スラスト軸受荷重に対して十分な強度を確保することができる。
なお、冷媒として、例えば二酸化炭素など、従来のHFC冷媒などと比べ常用密度が高い冷媒を用いた場合、圧縮機運転時に発生する圧縮ガスは従来のHFC冷媒に比べて高圧となる。そして、高圧の圧縮ガスによりスラスト荷重が大きくなりスラスト軸受での摺動損失が大きくなる。このため高圧な冷媒を用いる場合には、揺動スクロール2はより強度・剛性が高いものが望まれ、摺動損失の低減が望まれる。
本実施の形態においては、揺動スクロール2に軽量で摺動特性の優れたリング状部材3を取り付けることで、揺動スクロール2の強度・剛性を確保しつつ、軽量化を図り、摺動損失を低減することができる。
実施の形態2.
図4は実施の形態2における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。
図4に示すように、本実施の形態2においては、揺動スクロール台板部2bの肉薄部2dを、上記実施の形態1よりも薄く形成している。すなわち、リング状部材3は、上記実施の形態1よりも肉厚に形成している。また、リング状部材3は、締結材としてのネジなどにより固定していない。
また、リング状部材3は切り欠き部32が、揺動スクロール2の肉薄部2dの幅狭部分と係合して揺動スクロール2に対する自転を防止する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
以上のように本実施の形態においては、リング状部材3は、締結材により揺動スクロール2に固定せず、切り欠き部32により揺動スクロール2と係合して当該リング状部材3の自転を防止する。
このため、上記実施の形態1の効果に加え、揺動スクロール台板部2bに有効ネジ深さを確保する必要がなく、肉薄部2dの厚みをより薄くすることができ、リング状部材3の厚みを厚くすることができる。
よって、揺動スクロール2をさらに軽量化することができる。また、揺動スクロール2をさらに軽量化することにより、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11をさらに軽量化できる。
また、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11の軽量化をさらに図ることで、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11の遠心力により生じる主軸受19および副軸受20にかかる軸受荷重をさらに低減することができる。
また、主軸受19および副軸受20にかかる軸受荷重をさらに低減するので、主軸受19および副軸受20を小さく構成でき、主軸受19と副軸受20の摺動損失をさらに小さくすることができる。
また、主軸受19および副軸受20をさらに小さく構成することで、スクロール圧縮機の小型化を図ることができる。
したがって、軽量、低コストで信頼性と性能の高いスクロール圧縮機を得ることができる。
また、リング状部材3は、切り欠き部32により揺動スクロール2と係合して自転を防止するので、揺動スクロール2とリング状部材3は一体となって揺動することができる。
実施の形態3.
図5は実施の形態3における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。
図5に示すように、本実施の形態3においては、リング状部材3に、オルダムリング12の突起部を収容するためのオルダム溝4を設けている。
また、肉薄部2dは、オルダム溝4に対応する位置において、周方向の幅を広く形成されており、リング状部材3は爪部33が、肉薄部2dの幅広部分と嵌合されて、揺動スクロール2に対する自転が防止される。
なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
なお、本実施の形態3では、リング状部材3は揺動スクロール台板部2bに固定されていない。なお、ネジなどの締結材により、リング状部材3と揺動スクロール台板部2bを固定する構成としても良い。
以上のように本実施の形態においては、リング状部材3に、オルダムリング12の突起部を収容するためのオルダム溝4を設けている。
このため、上記実施の形態1および2の効果に加え、オルダム溝4を揺動スクロール台板部2bに設ける場合より、肉薄部2dの幅を広くすることができ、リング状部材3の体積をより大きくすることができる。
よって、揺動スクロール2をさらに軽量化することができる。また、揺動スクロール2をさらに軽量化することにより、第一バランスウェイト10および第二バランスウェイト11をさらに軽量化できる。
また、主軸受19および副軸受20にかかる軸受荷重をさらに低減するので、主軸受19および副軸受20を小さく構成でき、主軸受19と副軸受20の摺動損失をさらに小さくすることができる。
また、主軸受19および副軸受20をさらに小さく構成することで、スクロール圧縮機の小型化を図ることができる。
したがって、軽量、低コストで信頼性と性能の高いスクロール圧縮機を得ることができる。
また、アルミニウム合金により構成されたリング状部材3にオルダム溝4を設けているので、鋳鉄系材料から構成される揺動スクロール2にオルダム溝4を設ける場合より、オルダム溝4とオルダムリング12との摺動損失を低減することができる。よって、より高性能なスクロール圧縮機を得ることができる。
また、スクロール圧縮機運転中に高圧となる揺動スクロール台板部2bの中心は球状黒鉛鋳鉄で構成されており、強度・剛性が確保されている。
また、リング状部材3は、爪部33により揺動スクロール2と係合して自転を防止するので、揺動スクロール2とリング状部材3は一体となって揺動することができる。
実施の形態4.
図6は実施の形態4における揺動スクロールの縦断面図と横断面図である。
本実施の形態4においては、肉薄部2dは、揺動スクロール台板部2bの肉厚が、外周側より中心側が厚くなるように形成されている。すなわち、リング状部材3は、スクロール圧縮機の運転中に高圧となる揺動スクロール台板部2bの中心に行くに従い、薄くなるように構成している。
例えば、図6に示すように、肉薄部2dは、揺動スクロールの台板の肉厚が段階的に異なるように形成されている。
なお、本実施の形態4では、リング状部材3は揺動スクロール台板部2bに固定されていない。なお、ネジなどの締結材により、リング状部材3と揺動スクロール台板部2bを固定する構成としても良い。
以上のように本実施の形態においては、肉薄部2dは、揺動スクロール台板部2bの肉厚が、外周側より中心側が厚くなるように形成されている。
このため、揺動スクロール台板部2bの圧力分布に応じてリング状部材3の厚みを段階的に変化させることができ、揺動スクロール台板部2bの強度・剛性の適正化を図りながら、揺動スクロール2を軽量化することができる。
なお、上記実施の形態1〜4では、リング状部材3にアルミニウム−ケイ素系合金を用いた場合について説明したが、これに限らず、鋳鉄系材料に比べて、摺動性が優れており、軽量である材料であれば、何を用いても良い。
また、リング状部材3を揺動スクロール2に固定する締結材としてネジ31を用いた場合について説明したが、これに限らず、リング状部材3を固定できれば、例えば、圧入固定や焼き嵌め固定などの締結手段を用いても良い。
1 固定スクロール、1a 固定スクロール渦巻部、1b 固定スクロール台板部、2 揺動スクロール、2a 揺動スクロール渦巻部、2b 揺動スクロール台板部、2c スラスト軸受面部、2d 肉薄部、2e 揺動スクロール軸受部、3 リング状部材、4 オルダム溝、5 センターシェル、6 電源端子、7 固定子、8 回転子、9 主軸、9a 主軸偏心部、10 第一バランスウェイト、11 第二バランスウェイト、12 オルダムリング、13 吸入パイプ、14 吐出口、15 吐出パイプ、16 低圧室、17 高圧室、18 フレーム、18a スラスト軸受部、19 主軸受、20 副軸受、21 アッパーシェル、22 ロアシェル、23 密閉容器、24 スラストプレート、25 シール、26 シール、31 ネジ、32 切り欠き部、33 爪部。

Claims (11)

  1. 台板の一方の面に渦巻突起が形成された固定スクロールと、
    台板の一方の面に渦巻突起が形成され、該渦巻突起が前記固定スクロールの渦巻突起に組み合わされて圧縮室を形成する揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールを支持するスラスト軸受面が設けられたフレームと
    を備えたスクロール圧縮機において、
    前記揺動スクロールの台板の前記スラスト軸受面側に、前記台板の肉厚を薄くした肉薄部が形成され、該肉薄部に、前記揺動スクロールの材料より軽量な材料で構成される軽量部材が取り付けられた
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記軽量部材は、前記揺動スクロールの材料より摺動特性の優れた材料で構成され、
    前記揺動スクロールと一体に揺動するように取り付けられて、前記スラスト軸受面と摺接する
    ことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記揺動スクロールは、鋳鉄系材料で構成され、
    前記軽量部材は、アルミニウム合金または樹脂系材料で構成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記肉薄部は、前記台板の外周側に環状に形成され、
    前記軽量部材は、前記肉薄部と嵌合するように環状に形成された
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記軽量部材は、前記揺動スクロールと係合して当該軽量部材の自転を防止する切り欠き部または爪部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  6. 前記軽量部材は、締結材または締結手段で前記揺動スクロールに固定された
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  7. 前記揺動スクロールの自転を防止するオルダムリングを備え、
    前記揺動スクロールの台板の前記スラスト軸受面側に、前記オルダムリングの突起部を収容するためのオルダム溝を設け、
    前記肉薄部を前記オルダム溝より外周側に形成した
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  8. 前記揺動スクロールの自転を防止するオルダムリングを備え、
    前記軽量部材に、前記オルダムリングの突起部を収容するためのオルダム溝を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  9. 前記肉薄部は、前記揺動スクロールの台板の肉厚が、外周側より中心側が厚くなるように形成された
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  10. 前記肉薄部は、前記揺動スクロールの台板の肉厚が段階的に異なるように形成された
    ことを特徴とする請求項9記載のスクロール圧縮機。
  11. 前記フレームのスラスト軸受面上に配置し、鉄系材料により構成されたスラストプレートを備えた
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のスクロール圧縮機。
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