JP2011126644A - 仕分け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物に加わる衝撃を低減した仕分け装置を提供することを目的とする。
【解決手段】仕分け装置100は、主コンベア110と、分岐コンベア120と、主コンベア110の幅方向他方側で、且つ分岐コンベア120に対面する位置に配置され、初期位置P1から押出し位置P3まで移動することによって、主コンベア110上の荷物Wを分岐コンベア120に押し出す押出体の一例であるダイバータ130と、ダイバータ130より主コンベア110の上流側に位置し、主コンベア110の幅方向他方側から主コンベア110上の荷物までの距離を測定する測距部140と、測距部140によって測定された荷物Wの最短の距離に応じて、初期位置P1から中間位置P2までの第1の区間と、中間位置P2から押出し位置P3までの第2の区間とで、ダイバータ130を異なる態様で移動させる押出体制御部150とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンベアで搬送される荷物を分岐コンベアに送り出すことで、荷物の仕分けを行う仕分け装置に関するものである。
従来、ローラコンベア等のコンベアにより搬送される複数の荷物を、それぞれの荷物の種類または宛先等に応じて仕分ける仕分け装置が存在する。例えば、仕分け装置は、主コンベアから分岐する分岐コンベアを複数備え、主コンベア上を移動する荷物をその宛先に対応する分岐コンベアに送り出す。仕分け装置がこのような分岐動作をそれぞれの荷物について行うことで、各荷物の仕分けが行われる。
また、仕分け装置には、様々な種類の複数の荷物を扱うことが求められている。そのため、仕分け装置は、このような様々な種類の荷物を確実に分岐コンベアへ送り出すことが必要である。そこで、物品の種類に関係なく荷物を確実に分岐コンベアへ送り出すための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6(A)は、従来の仕分け装置10の概要を示す図である。従来の仕分け装置10は、図6(A)に示されるように、荷物Wを搬送する主コンベア11と、主コンベア11から分岐する分岐コンベア12と、主コンベア11の経路上に配置される光電センサ13と、主コンベア11上の荷物Wを分岐コンベア12に押し出すダイバータ14とを備える。
上記構成の仕分け装置10において、光電センサ13は、主コンベア11上を流れる荷物Wの搬送方向の長さ(以下、「搬送方向長さ」と表記する)を検出する。そして、ダイバータ14は、光電センサ13で検出された搬送方向長さに応じたタイミングで、軸15を中心として揺動することによって、荷物Wを分岐コンベア12に送り出す。
実開平9−40174号公報
ここで、ダイバータ14が動き出してから荷物Wに接触するまでの時間は、荷物Wが主コンベア11の幅方向のどこを流れるかによって大きく異なる。
具体的には、荷物Wが軸15に近い側を流れる場合(図6(A))には、ダイバータ14が荷物Wに接触する際の揺動角θ1は小さい。つまり、ダイバータ14が動き出してから荷物Wに接触するまでの時間は、比較的短い。また、荷物Wは、ダイバータ14の根元側(軸15に近い側)に接触するので、荷物Wに加わる衝撃は小さい。
一方、荷物Wが軸15から遠い側を流れる場合(図6(B))には、ダイバータ14が荷物Wに接触する際の揺動角θ2は大きくなる。つまり、ダイバータ14が動き出してから荷物Wに接触するまでの時間は、比較的長い。また、荷物Wは、ダイバータ14の先端側(軸15から遠い側)に接触するので、荷物Wに加わる衝撃は大きい。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ダイバータを適切に制御することにより、荷物に加わる衝撃を低減した仕分け装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る仕分け装置は、荷物を搬送する主コンベアと、前記主コンベアの幅方向一方側に接続され、前記主コンベアから分岐する分岐コンベアと、前記主コンベアの幅方向他方側で、且つ前記分岐コンベアに対面する位置に配置され、初期位置から押出し位置まで移動することによって、前記主コンベア上の荷物を前記分岐コンベアに押し出す押出体と、前記押出体より前記主コンベアの上流側に位置し、前記主コンベアの幅方向他方側から前記主コンベア上の荷物までの距離を測定する測距部と、前記測距部によって測定された荷物の最短の距離に応じて、前記初期位置から前記初期位置及び前記押出し位置の間に位置する中間位置までの第1の区間と、前記中間位置から前記押出し位置までの第2の区間とで、前記押出体を異なる態様で移動させる押出体制御部とを備える。上記構成のように、荷物と押出体との距離に応じて押出体の動作を適切に制御することにより、荷物に加わる衝撃を軽減することができる。
一形態として、前記押出体制御部は、前記第1の区間の後半部分で、前記中間位置に近付く程、前記押出体を減速させ、前記第2の区間の前半部分で、前記中間位置から遠ざかる程、前記押出体を増速させてもよい。他の形態として、前記押出体制御部は、前記第1の区間内において、前記押出体を相対的に小さな加速度で増速させ、前記第2の区間内において、前記押出体を相対的に大きな加速度で増速させてもよい。
また、前記測距部は、前記主コンベアの幅方向他方側で、且つ前記主コンベア上の荷物と水平方向に対面する位置に設置されてもよい。これにより、荷物と鉛直方向に対面する位置に配置した場合と比較して、センサへの埃の侵入を軽減することができる。
また、前記押出体制御部は、前記測距部によって測定された荷物の最短の距離が第1の閾値を超える場合にのみ、前記第1の区間と前記第2の区間とで、前記押出体を異なる態様で移動させてもよい。
また、前記押出体制御部は、前記荷物の最短の距離が遠い程、前記中間位置を前記押出し位置に近づけてもよい。これにより、中間位置から押出体が荷物に接触するまでの距離を短くすることができるので、荷物に加わる衝撃を緩和することができる。
また、前記押出体は、その一方側端部が前記主コンベアの幅方向他方側に揺動自在に支持されて、前記初期位置から前記押出し位置まで揺動運動するダイバータである。そして、前記押出体制御部は、前記主コンベアの幅方向他方側からの距離が最短となる前記荷物の位置が搬送方向の前方である程、前記第1の閾値を小さくしてもよい。これにより、主コンベア上に載置された荷物が搬送方向に対して傾いていたとしても、荷物に加わる衝撃を軽減することができる。
また、前記押出体制御部は、前記測距部によって測定された荷物の水平方向距離が前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合、前記押出体を動作させなくてもよい。このように、押出体から極端に遠い位置を通過する荷物は、分岐コンベアに押出すことができないので、押出体を動作させないようにするのが望ましい。
本発明によれば、荷物と押出体との距離に応じて押出体の動作を適切に制御するので、荷物に加わる衝撃を軽減することができる仕分け装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る仕分け装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係る仕分け装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る仕分け装置の動作の詳細を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る仕分け装置の好ましい変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る仕分け装置の動作の詳細を示す図である。 従来の仕分け装置を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る仕分け装置を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る仕分け装置100の概略構成図である。仕分け装置100は、主コンベア110と、分岐コンベア120と、押出体の一例であるダイバータ130と、測距部140と、押出体制御部150とを主に備える。
主コンベア110は、上流側(図1の左側)から下流側(図1の右側)に向かって荷物Wを搬送する。なお、主コンベア110上を流れる荷物Wの形状は特に限定されないが、典型的には、直方体のダンボールである。
測距部140より下流側(分岐コンベア120との接続位置周辺)における主コンベア110の搬送面(上面)は、搬送面の摩擦係数の小さいスチール製のベルトコンベアであることが望ましい。一方、測距部140より上流側における搬送面は、スチール製のベルトコンベアであってもよいし、弾性体等からなるベルトコンベアであってもよい。また、主コンベア110の下流側には、エンドシュート(図示省略)が設けられている。
分岐コンベア120は、主コンベア110の幅方向一方側(図1の上側)に接続されている。この分岐コンベア120は、主コンベア110から押出された荷物Wを下流側に設けられたシュータ(図示省略)まで搬送する。なお、図1には、分岐コンベア120を1つだけ図示しているが、複数の分岐コンベア120が主コンベア110に接続されていてもよいことは言うまでもない。
ダイバータ130は、主コンベア110の幅方向他方側(図1の下側)で、且つ分岐コンベア120に対面する位置に配置される。実施の形態1におけるダイバータ130は、一方側端部が主コンベア110の幅方向他方側に設けられた軸131に揺動自在に支持されている。そして、ダイバータ130は、押出体制御部150に制御されて所定のタイミングで揺動することにより、主コンベア110上の荷物Wを対面する分岐コンベア120に押出すことができる。
測距部140は、主コンベア110の幅方向他方側から主コンベア110上の荷物Wまでの距離(幅方向距離l)を測定する。ただし、測距部140が測定する情報はこれに限らず、例えば、荷物Wの搬送方向長さL等をさらに測定してもよい。実施の形態1における測距部140は、ダイバータ130より主コンベア110の上流側に設置される。また、主コンベア110の幅方向他方側で、且つ主コンベア110上の荷物Wと水平方向に対面する位置に設置される。なお、測距部140の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、レーザ変位センサ等を採用することができる。
なお、測距部140は上記の構成に限定されず、例えば、主コンベア110上の荷物Wと鉛直方向に対面する位置に配置されてもよい。より具体的には、主コンベア110の上方に配置され、搬送面に向けてレーザを照射する照射部と、搬送面上に配置され、当該レーザを受光する受光部とを備える測距部であってもよい。但し、この構成では、受光部に埃が溜まって誤動作したり、誤動作を防止するためにメンテナンスが必要となるので、図1に示されるように、測距部140は、荷物Wに対して水平方向に対面する位置に配置するのが望ましい。
押出体制御部150は、測距部140から出力される情報に基づいて、ダイバータ130の動作を制御する。具体的には、押出体制御部150は、ダイバータ130を、初期位置P1、中間位置P2、及び押出し位置P3の範囲で移動させる。一例としては、ダイバータ130を、所定のタイミングで初期位置P1から押出し位置P3まで揺動角αだけ一気に移動させる。他の例としては、ダイバータ130を、事前に初期位置P1から中間位置P2まで揺動角α1だけ揺動させて一旦停止させた後、所定のタイミングで中間位置P2から押出し位置P3まで揺動角α2(α1+α2=α)だけ揺動させる。なお、上記のいずれの動作をダイバータ130に行わせるかは、荷物Wの幅方向距離lによって決定される。詳細は後述する。
また、上記の「所定のタイミング」とは、荷物Wを分岐コンベア120に押出すタイミングであって、測距部140から出力される荷物Wの搬送方向長さLや幅方向距離l等によって異なる。このように、ダイバータ130を、所定のタイミングで初期位置P1から押出し位置P3まで移動させることによって、主コンベア110上の荷物Wを分岐コンベア120に押し出すことができる。なお、押出し位置P3に到達したダイバータ130は、すぐに初期位置P1まで戻って、次の荷物Wが搬送されてくるまで待機する。
次に、図2及び図3を参照して、実施の形態1に係る仕分け装置100の動作を説明する。なお、図2は、仕分け装置100の動作を示すフローチャートである。図3は、仕分け装置100の動作の詳細を示す図である。
まず、ダイバータ130は、図3(A)に示されるように、初期位置P1で停止している。主コンベア110は、荷物Wを上流側から下流側に向かって搬送する。測距部140は、主コンベア110上の荷物Wが測距部140に対面する位置(測定位置)に到達するのを監視している。
次に、図3(B)に示されるように、荷物Wが測定位置に到達すると、測距部140は、荷物Wの幅方向距離lを測定する(S11)。このとき、測距部140は、搬送方向の複数の位置で荷物Wの幅方向距離lを測定するのが望ましい。また、測距部140は、幅方向距離lに加えて、荷物Wの搬送方向長さLを測定してもよい。そして、測距部140は、上記の測定結果を、押出体制御部150に出力する。
押出体制御部150は、測距部140から取得した幅方向距離lのうちの最小の値(「最小幅方向距離lmin」と表記する)と、予め保持している第1の閾値とを比較する(S12)。なお、第1の閾値の具体的な値は特に限定されないが、例えば、30mmであってもよい。荷物Wがダンボールである場合に、最小幅方向距離lminが30mmを越えると、荷物Wに加わる衝撃が無視できない程大きくなるからである。また、第1の閾値は、後述するように可変値であってもよい。
そして、最小幅方向距離lminが第1の閾値を超える場合(S12でYes)、押出体制御部150は、ダイバータ130を揺動角α1だけ揺動させて、初期位置P1から中間位置P2まで移動させる(S13)。そして、ダイバータ130は、中間位置P2で一時停止する。
一方、最小幅方向距離lminが第1の閾値以下である場合(S12でNo)は、S13の処理をスキップする。さらに、最小幅方向距離lminが第1の閾値より大きい第2の閾値をも超えている場合(図示省略)、以降の処理(S13〜S15)を全てスキップして仕分けを中止するようにしてもよい。荷物Wが軸131から極端に離れた位置を流れている場合、ダイバータ130を動作させても、荷物Wを適切に分岐コンベア120に押出すことができなくなるからである。
次に、押出体制御部150は、測距部140から取得した搬送方向長さL等に基づいて、荷物Wを分岐コンベア120に押出すタイミングを監視する(S14)。そして、押出しタイミングが到来した時点で(S14でYes)、押出体制御部150は、ダイバータ130を押出し位置P3まで移動させることにより、荷物Wを分岐コンベア120に押出す(S15)。なお、ダイバータ130は、押出し位置P3に達する前に荷物Wに接触し、荷物Wを押しながら押出し位置P3まで移動する。
ここで、S12において最小幅方向距離lminが第1の閾値以下の場合(S12でNo)、すなわち、荷物Wが軸131に近い側を流れる場合(図6(A)の場合)、押出体制御部150は、ダイバータ130を揺動角αだけ揺動させて、初期位置P1から押出し位置P3まで一気に移動させる。しかしながら、ダイバータ130は、図6(A)を用いて説明したように、初期位置P1から比較的近い位置で荷物Wと接触するので、荷物Wに大きな衝撃を与えることなく、分岐コンベア120に押出すことができる。
一方、S12において最小幅方向距離lminが第1の閾値を越える場合(S12でYes)、すなわち、荷物Wが軸131から遠い側を流れる場合(図6(B)の場合)、押出体制御部150は、ダイバータ130を揺動角α2(<α)だけ揺動させて、中間位置P2から押出し位置P3まで移動させる。この場合、ダイバータ130は、図6(B)を用いて説明したように、初期位置P1から比較的遠い位置で荷物Wと接触するものの、事前に中間位置P2まで移動しているので、荷物Wに大きな衝撃を与えることなく、分岐コンベア120に押出すことができる。
このように、主コンベア110上を流れる荷物Wの幅方向距離lに応じて、ダイバータ130の動作を制御することによって、荷物Wに加わる衝撃を低減した仕分け装置100を得ることができる。
なお、最短幅方向距離lminが第1の閾値を超える場合の処理(S13)は、上記の例に限定されない。すなわち、押出体制御部150は、初期位置P1から中間位置P2までの第1の区間と、中間位置P2から押出し位置P3までの第2の区間とで、荷物Wに加わる衝撃が小さくなるようにダイバータ130を異なる態様で移動させればよい。
例えば、中間位置P2で完全に停止させなくとも、減速させるだけでも本発明の効果を得ることができる。具体的には、S13において、第1の区間の後半部分で、中間位置P2に近付く程、ダイバータ130を減速させる(速度が0になるまで減速させれば、上記の例となる)。そして、S15において、第2の区間の前半部分で、中間位置P2から遠ざかる程、ダイバータ130を増速させる。これにより、荷物Wに加わる衝撃を低減することができる。
または、第1の区間ではダイバータ130を相対的に小さい加速度で増速させ、第2の区間ではダイバータ130を相対的に大きな加速度で増速させてもよい。このように制御することで、ダイバータ130は、第1の区間では比較的低速で移動し、第2の区間では比較的高速で移動することになる。その結果、荷物Wを押出すのに必要な力を維持しつつ、荷物Wに加わる衝撃を小さくすることができる。
また、実施の形態1においては、最小幅方向距離lminが第1の閾値を超える場合にのみ、ダイバータ130を事前に中間位置P2まで移動させる例を示したが、これに限ることなく、様々な動作制御が可能である。例えば、最小幅方向距離lminに応じて中間位置P2の位置を変更するようにしてもよい。具体的には、最小幅方向距離lminが大きくなる程、中間位置P2を押出し位置P3に近づける。これにより、より決め細やかな制御が可能となる。
また、実施の形態1においては、荷物Wの幅方向距離lが搬送方向全域で同一である例を示したが、現実の仕分け装置100には、主コンベア110の搬送方向に対して荷物Wが傾いて載置される場合がある。図4は、実施の形態1の変形例であって、荷物Wが搬送方向に対して傾いている場合におけるダイバータ130の動作を示す図である。
まず、図4(A)に示される荷物Wは、右下角で幅方向距離lが最も短くなる。そして、荷物Wの右下角は、搬送方向長さaの半分(a/2)より前方に位置している。この場合、ダイバータ130は、荷物Wの右下角と最初に接触する。一方、図4(B)に示される荷物Wは、左下角で幅方向距離lが最も短くなる。そして、荷物Wの左下角は、搬送方向長さbの半分(b/2)より後方に位置している。この場合、ダイバータ130は、幅方向距離lが最も短い荷物Wの左下角ではなく、荷物Wの右下角と最初に接触する。
このように、荷物Wが傾いた状態で搬送される場合、ダイバータ130と接触する位置における幅方向距離lは、最小幅方向距離lminより大きくなる可能性がある。そこで、押出体制御部150は、搬送方向における最小幅方向距離lminが測定される荷物Wの搬送方向の位置に応じて、第1の閾値を変更してもよい。
例えば、最小幅方向距離lminが荷物Wの搬送方向長さの半分より前方の位置で測定された場合(図4(A)の場合)、押出体制御部150は、第1の閾値に相対的に小さな値を設定する。一方、最小幅方向距離lminが荷物Wの搬送方向長さの半分より後方の位置で測定された場合(図4(B)の場合)、押出体制御部150は、第1の閾値に相対的に大きな値を設定する。但し、上記の説明は一例であって、これに限定されるものではない。
(実施の形態2)
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2に係る仕分け装置200を説明する。図5は、実施の形態2に係る仕分け装置200の動作の詳細を示す図である。なお、実施の形態1と共通の構成要素には同一の参照番号を付し、詳しい説明は省略する。仕分け装置200は、図5(A)に示されるように、主コンベア110と、分岐コンベア120と、押出体の他の例であるプッシャ230と、測距部140と、押出体制御部150とを備える。
プッシャ230は、主コンベア110の幅方向他方側で、且つ分岐コンベア120に対面する位置に配置される。実施の形態2におけるプッシャ230は、その先端が初期位置P1から押出し位置P3まで直線運動することにより、主コンベア110上の荷物Wを対面する分岐コンベア120に押出すことができる。
実施の形態2においても、プッシャ230は、図5(A)に示されるように、初期位置P1で荷物Wが搬送されるのを待機している。次に、押出体制御部150は、測距部140から取得した最小幅方向距離lminと第1の閾値とを比較する(図2のS12)。そして、最小幅方向距離lminが第1の閾値を超える場合(図2のS12でYes)、押出体制御部150は、図5(B)に示されるように、ダイバータ130を初期位置P1から中間位置P2まで移動させる(図2のS13)。一方、最小幅方向距離lminが第1の閾値以下である場合(図2のS12でNo)は、S13の処理をスキップする。
そして、押出しタイミングが到来した時点で(図2のS14でYes)、押出体制御部150は、図5(C)に示されるように、プッシャ230を押出し位置P3まで移動させることにより、荷物Wを分岐コンベア120に押出す(図2のS15)。つまり、荷物Wがプッシャ230に近い側を流れる場合(図2のS12でNo)、押出体制御部150は、プッシャ230を初期位置P1から押出し位置P3まで一気に移動させる。一方、荷物Wがプッシャ230から遠い側を流れる場合(図2のS12でYes)、押出体制御部150は、プッシャ230を一旦中間位置P2で停止させた後、さらに中間位置P2から押出し位置P3まで移動させる。
上記構成の仕分け装置200においても、図2に示される動作制御を行うことにより、荷物Wに加わる衝撃を低減することができる。なお、上記実施の形態及び上記変形例は、任意の組み合わせで組み合わせることができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
本発明は、仕分け装置に有利に利用される。
10,100,200 仕分け装置
11,110 主コンベア
12,120 分岐コンベア
13 光電センサ
14,130 ダイバータ
15,131 軸
140 測距部
150 押出体制御部
230 プッシャ

Claims (8)

  1. 荷物を搬送する主コンベアと、
    前記主コンベアの幅方向一方側に接続され、前記主コンベアから分岐する分岐コンベアと、
    前記主コンベアの幅方向他方側で、且つ前記分岐コンベアに対面する位置に配置され、初期位置から押出し位置まで移動することによって、前記主コンベア上の荷物を前記分岐コンベアに押し出す押出体と、
    前記押出体より前記主コンベアの上流側に位置し、前記主コンベアの幅方向他方側から前記主コンベア上の荷物までの距離を測定する測距部と、
    前記測距部によって測定された荷物の最短の距離に応じて、前記初期位置から前記初期位置及び前記押出し位置の間に位置する中間位置までの第1の区間と、前記中間位置から前記押出し位置までの第2の区間とで、前記押出体を異なる態様で移動させる押出体制御部とを備える
    仕分け装置。
  2. 前記押出体制御部は、
    前記第1の区間の後半部分で、前記中間位置に近付く程、前記押出体を減速させ、
    前記第2の区間の前半部分で、前記中間位置から遠ざかる程、前記押出体を増速させる
    請求項1に記載の仕分け装置。
  3. 前記押出体制御部は、
    前記第1の区間内において、前記押出体を相対的に小さな加速度で増速させ、
    前記第2の区間内において、前記押出体を相対的に大きな加速度で増速させる
    請求項1に記載の仕分け装置。
  4. 前記測距部は、前記主コンベアの幅方向他方側で、且つ前記主コンベア上の荷物と水平方向に対面する位置に設置される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の仕分け装置。
  5. 前記押出体制御部は、前記測距部によって測定された荷物の最短の距離が第1の閾値を超える場合にのみ、前記第1の区間と前記第2の区間とで、前記押出体を異なる態様で移動させる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕分け装置。
  6. 前記押出体制御部は、前記荷物の最短の距離が遠い程、前記中間位置を前記押出し位置に近づける
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の仕分け装置。
  7. 前記押出体は、その一方側端部が前記主コンベアの幅方向他方側に揺動自在に支持されて、前記初期位置から前記押出し位置まで揺動運動するダイバータであり、
    前記押出体制御部は、前記主コンベアの幅方向他方側からの距離が最短となる前記荷物の位置が搬送方向の前方である程、前記第1の閾値を小さくする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の仕分け装置。
  8. 前記押出体制御部は、前記測距部によって測定された荷物の水平方向距離が前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合、前記押出体を動作させない
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の仕分け装置。
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