JP2011126639A - 糸巻取機 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸巻取機に用いられる駆動部において、ロータの軸方向の寸法をコンパクトにまとめるとともに、安定した巻取ボビンの回転駆動を実現できる構成を提供する。
【解決手段】自動ワインダが備えるモータ51は、ケーシング61と、ケーシング61に固定されるステータ64と、ステータ64の内側に配置されたロータ63と、ロータ63の両端を支持するために対向配置される第1ベアリング62及び第2ベアリング92と、を有する。そして、第1ベアリング62の第2ベアリング92側を向く対向面62aが、ステータ64のボビンホルダ側端面64aよりも第2ベアリング92側に位置する。また、第2ベアリング92の第1ベアリング62側を向く対向面92aが、ステータ64のセンサ側端面64bよりも第1ベアリング62側に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は糸巻取機に関するものであり、詳細には巻取管を回転駆動するための駆動部の構成に関するものである。
並列配置される複数のワインダユニットを備える自動ワインダ(糸巻取機)において、ワインダユニットごとにモータ(駆動部)を備える構成が従来から知られている。この種のワインダユニットを開示するものとして、例えば特許文献1がある。特許文献1に開示されるワインダユニットは、パッケージを把持するためのクレードルにモータを配置し、このモータの回転によって巻取ボビンを回転させるいわゆるダイレクトドライブ方式を採用している。
形成するパッケージの大きさによっては、クレードルに取り付けられるモータに高いトルクが要求されることがある。しかし、上述したような自動ワインダは、生産性の観点から、限られたスペースにできるだけ多くのワインダユニットを配置することが好ましい。そのため、ワインダユニットを配置できるスペースには制約があり、トルクが大きい大型のモータを配置することが困難であった。この課題の解決方法の1つとして、軸方向の寸法が小さいモータを用いることが考えられる。例えば特許文献2は、車両用のモータに関するものであって技術分野が異なるが、軸方向のサイズを小さくするように構成したモータを開示する。
特許文献2には、ケーシングに固定したステータの内部に配置したロータを、少なくとも1つのベアリングを介してケーシングに回転自在に支持したインナーロータ型回転電機(モータ)において、以下の構成が開示されている。即ち、インナーロータ型回転電機は、ケーシングの内壁から中空のロータシャフトの内部に支持部が突設するように構成される。そして、インナーロータ型回転電機は、前記ベアリングのインナーレースを支持部の外周面で支持するとともに、アウターレースがロータシャフトの内周面を支持するように構成される。
特開2006−321615号公報 特開2006−166491号公報
特許文献2に開示されるモータは、ロータの一側の端部をベアリングによって内側から支持するとともに、ロータの他側の端部をベアリングによって外側から支持する構成である。この構成は、ロータの両端を外側から両持ち支持する構成に比べ、ロータの一側の端部の回転中心と、他側の端部の回転中心と、を厳密に一致させることが難しく、回転中に軸のブレが生じ易くなるおそれがあった。自動ワインダにおいて、パッケージの良好な品質を実現するにはモータの安定的な回転駆動が要求されるため、軸のブレはできるだけ抑制する必要があった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、糸巻取機に用いられる駆動部において、ロータの軸方向の寸法をコンパクトにまとめるとともに、安定した巻取ボビンの回転駆動を実現できる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、糸を巻き付ける巻取管を回転駆動するための駆動部を備える糸巻取機において、以下の構成が提供される。即ち、糸巻取機が備える前記駆動部は、ケーシングと、ステータと、ロータと、ベアリングと、を有する。前記ステータは、前記ケーシングに固定される。前記ロータは、前記ステータの内側に配置される。前記ベアリングは、前記ロータの両端を支持するために対向配置される。そして、前記ベアリングのうち少なくとも1つにおいて、対向するベアリングである対向ベアリング側を向く端面が、前記ステータのロータ軸方向の一側の端面よりも前記対向ベアリング側に位置する。
これにより、ステータの内側にベアリングを配置できるので、駆動部の軸方向の寸法を小さくすることができ、糸巻取機の省スペース化に寄与できる。
前記の糸巻取機においては、前記ロータの端面には凹部が形成されており、前記ベアリングの少なくとも一部が前記凹部に入るように構成されていることが好ましい。
これにより、凹部によってロータを軽量化できるので、ロータのイナーシャを低減し、駆動部の応答性を効果的に向上させることができる。従って、巻取管の回転速度制御、巻取開始及び巻取停止等をスムーズかつ正確なタイミングで行うことができる。これによって、巻取管に糸を良好に巻き付けることができる。また、ロータに形成された凹部の空間を有効に活用し、駆動部の軸方向の寸法をよりコンパクトにまとめることができる。また、ベアリングがロータの内側に入る構成なので、ロータの径を大きくすることで、軸方向のサイズを小さくしつつ大容量のトルクを有する駆動部を容易に実現できる。
前記の糸巻取機においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記ケーシングは、前記ベアリングを支持するためのベアリング支持部を有する。前記ケーシングは、少なくとも前記ベアリング支持部が非磁性体で構成される。
これにより、ベアリング支持部が磁力を帯びることがなくなるので、例えば、前記ベアリングを前記対向ベアリング側に更に近づけた位置に配置した場合であっても、磁力によって回転するロータが、ベアリング支持部が帯びた磁力によって、回転への悪影響を受ける事態を確実に防止できる。
前記の糸巻取機においては、前記ロータは、前記巻取管を直接的に駆動するように構成されていることが好ましい。
これにより、巻取管の回転駆動をより正確に制御することができる。また、軸方向のサイズが小さい駆動部を用いるので、巻取管を直接駆動するための構成を軸方向で小型化できる。
前記の糸巻取機においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、糸巻取機は、前記巻取管を回転可能に支持し、前記駆動部が配置される巻取管支持部を備える。前記巻取管支持部は、前記巻取管の着脱作業を行うために、開閉可能に構成されている。
これにより、巻取管支持部を開閉させるためのスペースを大きく確保できない場合であっても、軸方向をコンパクトに構成できる駆動部を用いるので、駆動部を取り付けた巻取管支持部が他の部材に干渉することなく、巻取管を着脱するための開閉作業を適切に行うことができる。
前記の糸巻取機においては、以下のように構成されることが好ましい。前記ロータの軸方向一側の端部又はそれと一体的に回転する部材が回転検出部に接続されている。前記回転検出部は、前記ベアリングを挟んで前記ロータの反対側に配置されている。
これにより、駆動部の軸方向のサイズをコンパクトにまとめつつ、回転検出部を駆動部と一体的に構成することができ、組立作業を効率化できる。また、ロータ又はそれと一体的に回転する部材の回転を直接的に検出できるので、巻取管の回転速度を正確に取得することができる。
本発明の一実施形態に係る自動ワインダが備えるワインダユニットの概略的な構成を示した模式図。 モータの内部の様子を模式的に示した断面斜視図。 モータの内部の様子を模式的に示した断面図。 ロータをボビンホルダ側からみた模式図。
次に発明の実施の形態について説明する。本実施形態の自動ワインダ(糸巻取機)は、並べて配置された複数のワインダユニット10と、その並べられた方向の一端に配置された図略の機台制御装置と、この機台制御装置の正面に備えられた図略の設定器と、を備えている。図1は、本発明の一実施形態に係る自動ワインダが備えるワインダユニット10の概略的な構成を示した模式図である。
図1に示すワインダユニット10は、給糸ボビン21から解舒される糸をトラバースさせながら巻取ボビン(巻取管)22に巻き付けて、所定長で所定形状のパッケージ30を形成するためのものである。それぞれのワインダユニット10は、ユニット制御部50と、巻取ユニット本体16と、を備えている。
ユニット制御部50は、例えば、CPUと、RAMと、ROMと、I/Oポートと、通信ポートと、を備えて構成されている。前記ROMには、巻取ユニット本体16の各構成を制御するためのプログラムが記録されている。前記I/Oポートと前記通信ポートとには、前記設定器のほか、当該巻取ユニット本体16が備える各構成(後述)が接続されており、制御情報の通信と各構成との通信が可能に構成されている。
前記巻取ユニット本体16は、給糸ボビン21と接触ローラ29との間の糸走行経路中に、給糸ボビン21側から順に、糸解舒補助装置12と、テンション付与装置13と、スプライサ装置14と、クリアラ15と、を配置した構成となっている。なお、巻取ユニット本体16が備える各部は、巻取ユニット本体16が備える筐体17によって支持されている。
糸解舒補助装置12は、給糸ボビン21の芯管に被さる規制部材40を給糸ボビン21からの糸の解舒と連動して下降させることにより、給糸ボビン21からの糸の解舒を補助するものである。規制部材40は、給糸ボビン21から解舒された糸の回転と遠心力によって給糸ボビン21上部に形成されたバルーンに対し接触し、当該バルーンを適切な大きさに制御することによって糸の解舒を補助する。規制部材40の近傍には前記給糸ボビン21のチェース部を検出するための図略のセンサが備えられており、このセンサがチェース部の下降を検出すると、それに追従して前記規制部材40を例えばエアシリンダ(図略)によって下降させることができる。
テンション付与装置13は、走行する糸に所定のテンションを付与するものである。テンション付与装置13としては、例えば、固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式のものを用いることができる。可動側の櫛歯は、櫛歯同士が噛み合わせ状態又は解放状態になるように、ロータリ式に構成されたソレノイドにより回動する。このテンション付与装置13によって、巻き取られる糸に一定のテンションを付与し、パッケージ30の品質を高めることができる。なお、テンション付与装置13には、上記ゲート式のもの以外にも、例えばディスク式のものを採用することができる。
スプライサ装置14は、クリアラ15が糸欠点を検出して行う糸切断時、又は給糸ボビン21からの解舒中の糸切れ時等に、給糸ボビン21側の下糸と、パッケージ30側の上糸とを糸継ぎするためのものである。このような上糸と下糸とを糸継ぎする糸継装置としては、機械式のものや、圧縮空気等の流体を用いるもの等を使用することができる。
糸品質測定器としてのクリアラ15は、糸の太さを検出するための図略のセンサが配置されたクリアラヘッド49と、このセンサからの糸太さ信号を処理するアナライザ45と、を備えている。クリアラ15は、前記センサからの糸太さ信号を監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出するように構成されている。前記クリアラヘッド49の近傍には、前記クリアラ15が糸欠点を検出したときに直ちに糸を切断するためのカッタ39が設けられている。
前記スプライサ装置14の下側及び上側には、給糸ボビン21側の下糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する下糸案内パイプ25と、パッケージ30側の上糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する上糸案内パイプ26と、が設けられている。また、下糸案内パイプ25と上糸案内パイプ26は、それぞれ軸33,35を中心にして回動可能に構成されている。下糸案内パイプ25の先端には吸引口32が形成され、上糸案内パイプ26の先端にはサクションマウス34が備えられている。下糸案内パイプ25及び上糸案内パイプ26には適宜の負圧源がそれぞれ接続されており、前記吸引口32及びサクションマウス34に吸引流を発生させて、上糸及び下糸の糸端を吸引捕捉できるように構成されている。
また、前記巻取ユニット本体16は、巻取ボビン(巻取管)22を着脱可能に支持するクレードル23と、巻取ボビン22の周面又はパッケージ30の周面に接触して従動回転可能な接触ローラ29と、を備えている。
クレードル23は一対のクレードルアームを備えており、それぞれのクレードルアームの端部にはボビンホルダ19a,19bが回転可能に取り付けられている。巻取ボビン22は、この一対のボビンホルダ19a,19bの間に挟み込むようにして取り付けることで、クレードル23に装着することができる。一側のクレードルアームには、ボビンホルダ19bを駆動するためのモータ(駆動部)51が配置されている。このモータ51の出力軸75はボビンホルダ19bに固定されているので、巻取ボビン22をクレードル23に支持させると、当該巻取ボビン22と出力軸75が相対回転不能に連結される(いわゆるダイレクトドライブ方式)。この状態でモータ51が駆動されることによって、パッケージ30(巻取ボビン22)が回転して当該パッケージ30に糸が巻き取られていく。
本実施形態のモータ51には、回転センサ67が取り付けられている。本実施形態の回転センサ67は、巻取ボビン22の回転速度(パッケージ30の回転速度)を検出するためのものである。回転センサ67によって取得された巻取ボビン22の回転検出信号は、回転センサ67からモータ制御部52に送信される。
モータ制御部52はモータ51の動作を制御するためのものである。モータ制御部52は、回転センサ67が取得した回転速度の情報や後述する角度センサ83が取得したパッケージ径の情報等に基づいて、モータ51の回転速度や運転/停止等を制御する。また、モータ制御部52は、回転センサ67から入力された回転速度の情報をユニット制御部50に送信する。
また、クレードル23は回動軸46によって支持されており、接触ローラ29に対し近接又は離間する方向に揺動可能になっている。これにより、モータ51の回転駆動によってパッケージ30の糸層が徐々に厚くなっても、クレードル23の揺動によって糸層厚さの変化を吸収し、パッケージ30を接触ローラ29に確実に接触させることができるようになっている。
また、前記回動軸46には、クレードル23の角度(回動角)を検知するためのアナログ式の角度センサ(パッケージ径取得部)83が取り付けられている。クレードル23はパッケージ30が巻き太るに従って角度が変化するので、クレードル23の回動角を前記角度センサ83によって検出することにより、パッケージ30の糸層の径を検知することができる。これにより、トラバース装置27をパッケージ径に応じて制御することで、糸の綾振りを適切に行うことができる。なお、角度センサ83は、デジタル式のセンサであっても良く、パッケージ径を検出できるものであればその他の手段であっても良い。
また、前記接触ローラ29の近傍にはトラバース装置27が設けられている。このトラバース装置27は、支軸のまわりに旋回可能に構成した細長状のアーム部材42と、このアーム部材42の先端に形成されたフック状のトラバースガイド41と、アーム部材42を駆動するトラバースガイド駆動モータ43と、を備える。そして、前記アーム部材42をトラバースガイド駆動モータ43により図1の矢印のように往復旋回運動させることにより、糸の綾振りを行う構成になっている。本実施形態のトラバースガイド駆動モータ43は、サーボモータにより構成されている。上述したように、トラバースガイド駆動モータ43の動作はユニット制御部50によって制御される。
以上の構成で、ワインダユニット10は、給糸ボビン21から糸を解舒して、巻取ボビン22に巻き取って所定長のパッケージ30を形成する。
次に、図2、図3及び図4を参照して、巻取ボビン22を回転駆動させるモータ51の構成について説明する。図2は、モータ51の内部の様子を模式的に示した断面斜視図である。図3は、モータ51の内部の様子を模式的に示した断面図である。図4は、ロータ63をボビンホルダ19b側からみた模式図である。なお、以下の説明において、単に軸方向といった場合、ロータ63の軸方向を意味するものとする。
本実施形態のモータ51は電動モータとして構成され、具体的にはインナーロータ式のブラシレスモータとして構成されている。図2及び図3に示すように、モータ51は、ケーシング61と、第1ベアリング62と、第2ベアリング92と、ロータ63と、ステータ64と、コイル65と、位置センサ66と、回転センサ67と、を備えている。
ケーシング61はモータ51の各部品を収容するためのものである。このケーシング61は、第1ベアリング62及び第2ベアリング92を支持するためのベアリング支持部77をそれぞれ備えている。本実施形態のケーシング61は、ベアリング支持部77がアルミ等の非磁性体材料で構成されている。
ロータ63は、略円柱状に形成されており、その外周面には、S極とN極とが回転方向に交互に配置された磁石71が取り付けられている。
また、ロータ63の軸方向一側の端面には出力軸75が一体的に形成されている。この出力軸75は、巻取ボビン22を直接的に駆動するためのものであり、巻取ボビン22を保持する部材(ボビンホルダ19b)に直接的に連結されている。図4に示すように、ロータ63のボビンホルダ19b側(巻取ボビン22側)の端面には、第1溝(凹部)72が形成されている。この第1溝72は、前記出力軸75の周囲に配置され、リング状に形成されている。
また、ロータ63において、その軸方向他側の端面(ボビンホルダ19bが取り付けられる側と反対側の端面、巻取ボビン22が配置される側と反対側の端面)には、検出軸76が一体的に形成されている。この検出軸76は、その端部が後述する回転センサ67に接続されている。また、ロータ63の回転センサ67側の端面には、ボビンホルダ19b側の端面と同様に、検出軸76の周囲にリング状の第2溝(凹部)93が形成されている。第1溝72及び第2溝93は所定の深さで形成されており、これによりロータ63の軽量化が実現されている。
ステータ64は、ロータ63の外周を囲うように周方向に等間隔に並べて複数配置されている。
コイル65はU相線、V相線、W相線の3相のコイルよりなり、スター結線で接続されている。コイル65はU相線、V相線、W相線の順に時計回り方向に配置され、それぞれがステータ64に巻き回されている。このコイル65はモータ制御部52に接続されており、モータ制御部52がコイル65に通電することで当該コイル65が励磁され、磁界が発生して前記ロータ63が回転する。
第1ベアリング62は、ロータ63のボビンホルダ19b側の端部を支持するためのものである。また、第2ベアリング92は、ロータ63の回転センサ67側の端部を支持するためのものである。
第1ベアリング62と第2ベアリング92は、ロータ63を挟んで対向した状態でケーシング61に配置されている。この構成により、ロータ63は、第1ベアリング62及び第2ベアリング92によって回転可能に両持ち支持される。
位置センサ66はホールセンサ等で構成され、ロータ63とともに回転する磁石71の磁界の変化を検出する。位置センサ66はロータ63の周囲に、U相、V相、W相のそれぞれに対応するように複数配置されている。モータ制御部52は、複数の位置センサ66から入力される信号の状態の組み合わせに基づいて磁石71の位置を判定する。そしてモータ制御部52は、通電するコイル65の組み合わせを上記の判定結果に基づいて決定し、適宜のタイミングで通電する。
回転センサ67は、ロータリエンコーダで構成されている。上述したように、回転センサ67には、ロータ63と一体的に回転する検出軸76が接続されている。これによって、ロータ63(出力軸75)の回転速度情報を正確に取得することができる。
回転センサ67が取得した回転速度情報は、モータ制御部52に出力される。モータ制御部52は、回転速度情報に基づいてモータ51を制御するとともに、回転速度情報をユニット制御部50に出力する。ユニット制御部50は、この回転センサ67が取得した回転速度情報に基づいて、トラバース装置27の同期制御等を行う。
次に、第1ベアリング62、第2ベアリング92、ロータ63及びステータ64の位置関係について説明する。
なお、以下の説明では、互いに対向して配置される第1ベアリング62及び第2ベアリング92のそれぞれに着目したときに、対向相手のベアリングを対向ベアリングと称することがある。また、第1ベアリング62及び第2ベアリング92のそれぞれにおいて、対向ベアリング側を向く端面を対向面と称する。図3には、第1ベアリング62の対向面が符号62aで、第2ベアリング92の対向面が符号92aで、それぞれ示されている。また、ステータ64において、ボビンホルダ19b側の端面をボビンホルダ側端面64aと称し、回転センサ67側の端面をセンサ側端面64bと称する。ステータ64のボビンホルダ側端面64a及びセンサ側端面64bは、何れもロータ63の軸方向と直交するように形成されている。
図3の鎖線及び矢印に示すように、第1ベアリング62は、その対向面62aがステータ64のボビンホルダ側端面64aよりも第2ベアリング92側に位置するように、ベアリング支持部77によって支持されている。即ち、本実施形態のモータ51は、ステータ64の外側の端面であるボビンホルダ側端面64aが、第1ベアリング62の内側の端面である対向面62aよりも、外側に位置するように構成されているのである。このように、本実施形態のモータ51は、ロータ63の径方向で見たときに、第1ベアリング62とステータ64の一部とが重なるように構成されており、ケーシング61内の軸方向に直交する方向のスペースが有効に活用されている。
また、図3の鎖線及び矢印に示すように、第1ベアリング62は、その対向面62aが、ロータ63の出力軸75側の端面よりも第2ベアリング92側に位置するように構成されている。即ち、第1ベアリング62の一部がロータ63の第1溝72に入るようにして、ベアリング支持部77に支持されているのである。このように、ロータ63の内側に第1ベアリング62を配置することで、第1溝72によって形成された空間を有効に活用しているのである。
また、第2ベアリング92についても、第1ベアリング62と同様の関係が成立している。具体的には、図3の鎖線及び矢印に示すように、第2ベアリング92は、その対向面92aがステータ64のセンサ側端面64bよりも第1ベアリング62側に位置するように、ベアリング支持部77によって支持されている。即ち、モータ51は、ステータ64の外側の端面であるセンサ側端面64bが、第2ベアリング92の内側の端面である対向面92aよりも、外側に位置するように構成されている。
また、第2ベアリング92は、その対向面92aがロータ63の回転センサ67側の端面よりも第1ベアリング62側に位置している。即ち、第2ベアリング92の一部がロータ63の第2溝93に入るようにベアリング支持部77に支持されている。
ところで、モータ51のトルクを大きくする手法の1つに、ロータ63に取り付ける磁石の量を多くして磁束密度を大きくすることがある。本実施形態においては、ロータ63の径を大きくすることで磁石71を取り付けるための表面積を大きく確保し、これによって、大容量のトルクを有するモータ51を実現している。
また、上述のようにロータ63の径を大きくすることで、第1溝72及び第2溝93を大きく形成することができる。従って、第1ベアリング62及び第2ベアリング92に大きなものを採用しても、ロータ63の内側にその一部(又は全部)を配置できる。この結果、サイズの大きい第1ベアリング62及び第2ベアリング92によってロータ63を安定的に支持することが可能になる。
このように、本発明の構成を適用することで、大きなトルク容量の確保と、安定的な駆動の両方を同時に実現することができる。
以上の構成で、モータ51は、巻取ボビン22を直接的に回転駆動し、所定長のパッケージ30を形成する。上述したように、第1溝72及び第2溝93は何れも円形に形成されているので、ロータ63が回転しても、第1ベアリング62及び第2ベアリング92が、当該ロータ63の内壁に衝突することもない。また、ベアリング支持部77は非磁性体で構成されているので、ベアリング支持部77が磁力を帯びることもなく、ロータ63の回転を妨げる磁界を発生させることもない。
ユニット制御部50は、パッケージ30が所定長に達したことを検出すると、巻取ボビン22の回転を停止するようにモータ制御部52を介してモータ51を制御する。そして、図略の玉揚装置によって、満巻状態のパッケージがクレードル23から取り外される。この玉揚作業において、一側のクレードルアーム(モータ51が配置される側のクレードルアーム)は、他側のクレードルアームから離れるように回動させられる。これによって、ボビンホルダ19bがモータ51とともに、反対側のボビンホルダ19aから離れる向きに移動するので、巻取ボビン22(パッケージ30)の保持が解除される。
なお、本実施形態のようなダイレクトドライブ方式では、モータ51により巻取ボビン22の端部を直接的に駆動するレイアウトであるので、当該モータ51は巻取ボビン22の軸線の延長線上に配置される。また、本実施形態のように玉揚作業時にモータ51側のクレードルアームを回動させることで巻取ボビン22の保持を解除する構成では、モータ51等が移動できるようにするために、モータ51と筐体17との間にある程度の空間を確保する必要がある。そのため、従来の自動ワインダは、トルクの大きい大型のモータをクレードル23に取り付けることができなかった。従って、サイズの大きいパッケージ30を回転する場合等において、十分なトルクを得ることができずに巻取作業を良好に行えない場合があった。
しかしながら、本実施形態のモータ51は、大容量のトルクを確保しつつ、軸方向のサイズの小型化を実現している。従って、本実施形態の自動ワインダは、パッケージ30のサイズが大きい場合であっても、十分なトルクで巻取ボビン22を回転駆動し、効率的な巻取作業を行うことができるのである。
以上に示したように、本実施形態の自動ワインダが備えるモータ51は、以下のように構成される。即ち、モータ51は、ケーシング61と、ステータ64と、ロータ63と、第1ベアリング62と、第2ベアリング92と、を備える。ステータ64は、ケーシング61に固定される。ロータ63は、ステータ64の内側に配置される。第1ベアリング62及び第2ベアリング92は、ロータ63の両端を支持するために対向配置される。そして、第1ベアリング62においては、対向するベアリングである第2ベアリング92側を向く対向面62aが、ステータ64のボビンホルダ側端面64aよりも第2ベアリング92側に位置する。また、第2ベアリング92においては、第1ベアリング62側を向く対向面92aが、ステータ64のセンサ側端面64bよりも第1ベアリング62側に位置する。
これにより、ステータ64の外周面より内側に第1ベアリング62及び第2ベアリング92を配置できるので、モータ51の軸方向の寸法を小さくすることができ、ワインダユニット10(自動ワインダ)の省スペース化に寄与できる。
また、本実施形態のモータ51において、ロータ63の一側の端面には第1溝72が形成されており、他側の端面には第2溝93が形成されている。そして、第1ベアリング62の一部が第1溝72に入るとともに、第2ベアリング92の一部が第2溝93に入るように構成されている。
これにより、第1溝72及び第2溝93によってロータ63を軽量化できるので、ロータ63のイナーシャを低減し、モータ51の応答性を効果的に向上させることができる。従って、巻取ボビン22の回転速度制御、巻取開始及び巻取停止等をスムーズかつ正確なタイミングで行うことができる。これによって、巻取ボビン22に糸を良好に巻き付けて品質の高いパッケージ30を生産できる。また、ロータ63に形成された第1溝72及び第2溝93の空間を有効に活用し、モータ51の軸方向の寸法をよりコンパクトにまとめることができる。また、第1ベアリング62がロータ63の内側に入るとともに、第2ベアリング92が第2溝93に入る構成なので、ロータ63の径を大きくすることで、軸方向のサイズを小さくしつつ大容量のトルクを有するモータ51を容易に実現できる。
また、本実施形態のモータ51は、以下のように構成される。即ち、ケーシング61は、第1ベアリング62と、第2ベアリング92と、を支持するためのベアリング支持部77をそれぞれ有する。そして、それぞれのベアリング支持部77は非磁性体で構成される。
これにより、ベアリング支持部77が磁力を帯びることがなくなるので、例えば、図2や図3に示す位置よりも、第2ベアリング92と第1ベアリング62との軸方向の距離が短くなるようにモータ51を構成することで、ベアリング支持部77と、磁力によって回転するロータ63と、が近接した場合(第2ベアリング92と第1ベアリング62とを互いにより近づけた位置に配置した場合)であっても、当該ロータ63が、ベアリング支持部77が帯びた磁力によって、回転への悪影響を受けることがなくなる。即ち、ベアリング支持部77を非磁性体とすることにより、第2ベアリング92と第1ベアリング62との間の距離を短縮することができるので、ベアリング支持部77を非磁性体としない場合よりも、モータ51の軸方向の寸法を更にコンパクトにまとめることができる。
また、本実施形態のモータ51において、ロータ63は、巻取ボビン22を直接的に駆動するように構成される。
これにより、巻取ボビン22の回転駆動をより正確に制御することができる。また、軸方向のサイズが小さいモータ51を用いるので、巻取ボビン22を直接駆動するための構成を軸方向で小型化できる。
また、本実施形態のワインダユニット10は、巻取ボビン22を回転可能に支持し、モータ51が配置されるクレードル23を備える。クレードル23は、巻取ボビン22の着脱作業を行うために、軸方向(図1において左右方向)に回動可能(開閉可能)に構成されている。
これにより、ワインダユニット10の錘間ピッチが制限されており、クレードル23を開閉させるためのスペースを大きく確保できない場合であっても、軸方向がコンパクトなモータ51を用いるので、モータ51を取り付けたクレードル23が他の部材(例えば、隣接するワインダユニット10の筐体)に干渉することなく、巻取ボビン22を着脱するための開閉作業を適切に行うことができる。
また、本実施形態のモータ51は、以下のように構成される。即ち、ロータ63と一体的に回転する検出軸76が回転センサ67に接続されている。回転センサ67は、第2ベアリング92を挟んでロータ63の反対側に配置されている。
これにより、モータ51の軸方向のサイズをコンパクトにまとめつつ、回転センサ67をモータ51と一体的に構成することができ、組立作業を効率化できる。また、ロータ63と一体的に回転する検出軸76の回転を直接的に検出できるので、巻取ボビン22の回転速度を正確に取得することができる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
前記ステータ64に対する前記第1ベアリング62及び前記第2ベアリング92の位置関係は、上記実施形態で説明した条件が満たされていれば、図2及び図3を参照して説明した構成に限定される訳ではない。即ち、第1ベアリング62の対向面62aがステータ64のボビンホルダ側端面64aよりも第2ベアリング92側に位置しており、第2ベアリング92の対向面92aがステータ64のセンサ側端面64bよりも第1ベアリング62側に位置しておれば、上記条件は満たされる。例えば、上記実施形態で説明した構成よりも、第1ベアリング62と第2ベアリング92が軸方向で互いにより接近した位置関係になるようにモータ51を構成することができる。更に、第1ベアリング62及び第2ベアリング92の何れかの対向面のみが、ステータ64の外側の端面(ボビンホルダ側端面64a又はセンサ側端面64bの何れか)よりも対向するベアリング側に位置するように構成することもできる。
上記実施形態では、ケーシング61のベアリング支持部77が非磁性体材料で構成されているが、ベアリング支持部77だけではなく、ベアリング支持部77の近傍を含めて非磁性体材料で構成したり、ケーシング61全体を非磁性体材料で構成したりしてもよい。なお、ベアリング支持部77が帯びた磁力による影響をロータ63が受けないように、第1ベアリング62と第2ベアリング92の位置が設定されている場合であれば、ベアリング支持部77を非磁性体以外の材料で構成してもよい。
上記実施形態では、アーム式のトラバース装置27が用いられているが、トラバース装置27の構成は事情に応じて適宜変更することができる。例えば、アーム式のトラバース装置27の代わりにベルト式のトラバース装置によって糸を綾振りするようにワインダユニット10を構成することもできる。
また、パッケージ30をモータ51によって直接回転駆動する代わりに、接触ローラ29をモータ51によって駆動し、当該接触ローラ29の回転駆動に追従してパッケージ30を回転駆動するように構成しても良い。また、綾振りを行うための綾振溝が周面に形成されている巻取ドラムを駆動させるための駆動部として本発明のモータ51を採用することもできる。この構成の場合、糸の綾振りが綾振溝によって行われるため、トラバース装置を省略することができる。上述した何れの構成においても、本発明のモータを用いることで、ワインダユニット10(自動ワインダ)の省スペース化に寄与できる。
また、糸巻取機としては自動ワインダに限られず、例えば紡績機などの他の糸巻取機に本発明を適用することができる。
10 ワインダユニット
22 巻取ボビン(巻取管)
51 モータ(駆動部)
61 ケーシング
62 第1ベアリング(ベアリング)
63 ロータ
64 ステータ
67 回転センサ(回転検出部)
72 第1溝(凹部)
92 第2ベアリング(対向ベアリング)
93 第2溝(凹部)

Claims (6)

  1. 糸を巻き付ける巻取管を回転駆動するための駆動部を備える糸巻取機において、
    前記駆動部は、
    ケーシングと、
    前記ケーシングに固定されるステータと、
    前記ステータの内側に配置されたロータと、
    前記ロータの両端を支持するために対向配置されるベアリングと、
    を有し、
    前記ベアリングのうち少なくとも1つにおいて、
    対向するベアリングである対向ベアリング側を向く端面が、前記ステータのロータ軸方向の一側の端面よりも前記対向ベアリング側に位置することを特徴とする糸巻取機。
  2. 請求項1に記載の糸巻取機であって、
    前記ロータの端面には凹部が形成されており、
    前記ベアリングの少なくとも一部が前記凹部に入るように構成されていることを特徴とする糸巻取機。
  3. 請求項1又は2に記載の糸巻取機であって、
    前記ケーシングは、前記ベアリングを支持するためのベアリング支持部を有し、
    前記ケーシングは、少なくとも前記ベアリング支持部が非磁性体で構成されることを特徴とする糸巻取機。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
    前記ロータは、前記巻取管を直接的に駆動するように構成されていることを特徴とする糸巻取機。
  5. 請求項4に記載の糸巻取機であって、
    前記巻取管を回転可能に支持し、前記駆動部が配置される巻取管支持部を備え、
    前記巻取管支持部は、前記巻取管の着脱作業を行うために、開閉可能に構成されていることを特徴とする糸巻取機。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
    前記ロータの軸方向一側の端部又はそれと一体的に回転する部材が回転検出部に接続されており、
    前記回転検出部は、前記ベアリングを挟んで前記ロータの反対側に配置されていることを特徴とする糸巻取機。
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