JP2011125925A - 砂型鋳造用塗型剤組成物 - Google Patents

砂型鋳造用塗型剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011125925A
JP2011125925A JP2009289776A JP2009289776A JP2011125925A JP 2011125925 A JP2011125925 A JP 2011125925A JP 2009289776 A JP2009289776 A JP 2009289776A JP 2009289776 A JP2009289776 A JP 2009289776A JP 2011125925 A JP2011125925 A JP 2011125925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
sand mold
coating
weight
sand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009289776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5372725B2 (ja
Inventor
Keiichiro Tanaka
啓一朗 田中
Sukeyuki Sakai
祐之 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2009289776A priority Critical patent/JP5372725B2/ja
Publication of JP2011125925A publication Critical patent/JP2011125925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5372725B2 publication Critical patent/JP5372725B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】耐焼着性が高く、塗布作業性が良好な砂型鋳造用塗型剤組成物、及びこれを用いた鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】砂型鋳造用塗型剤組成物は、耐火性骨材、バインダー粒子及び溶媒を含有する砂型鋳造用塗型剤組成物であって、前記バインダー粒子は、前記溶媒に不溶であり、900℃における残炭率が20重量%以上であり、かつ球形度が0.90〜1.00である砂型鋳造用塗型剤組成物。また、鋳物の製造方法は、砂型表面1に塗型剤組成物を塗布してなる鋳造用砂型を使用する鋳物の製造方法であって、前記塗型剤組成物として砂型鋳造用塗型剤組成物を使用する鋳物の製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋳鋼、鋳鉄、アルミニウム、銅およびこれらの合金等の鋳造に使用される砂型用の塗型剤組成物に関する。
砂型に使用される鋳造用塗型剤としては、溶融金属が接する砂型(鋳型)表面に塗布して塗型膜を塗装することにより、砂型の表面を保護するものが知られている。このような鋳造用塗型剤は、溶融金属と砂型表面との化学反応や、鋳物の焼着欠陥の発生を防止するために用いられる。
従来の砂型鋳造用塗型剤組成物として、特許文献1には、球状砂、フェノール系有機高分子物質等の有機バインダー及び溶剤を含有する塗型剤組成物が開示されている。上記特許文献1に開示された塗型剤組成物によれば、通気度の高い減圧吸引鋳造用鋳型を作製できる。
他方、消失模型鋳造用塗型剤組成物として、特許文献2及び3に、球状又は立方体形状のポリスチレン系樹脂等からなる発泡合成樹脂を含有する塗型剤組成物が開示されている。上記特許文献2及び3に開示された塗型剤組成物によれば、発泡合成樹脂の熱分解に起因する鋳物欠陥を防止することができる。
特開2004−98134号公報 特開2001−1104号公報 特開2009−214126号公報
従来の砂型鋳造用塗型剤組成物では、対象物の難易度が高い場合、即ち複雑な形状の鋳物を形成する場合には、鋳物の焼着欠陥の発生を確実に防止することが困難になるため、耐焼着性については、更なる向上が望まれている。
また、従来の砂型鋳造用塗型剤組成物では、砂型表面に塗型剤組成物を塗布する際の塗布作業性についても向上が望まれている。例えば、刷毛塗りで砂型表面に塗型剤組成物を塗布する場合は、砂型表面上における塗型剤組成物の伸び(刷毛伸び)が必ずしも良好ではなかった。塗布作業性が悪いと、鋳物の生産性が低下し、コスト高となる。このような課題について、従来の砂型鋳造用塗型剤組成物は充分に検討されていなかった。
本発明は、耐焼着性が高く、塗布作業性が良好な砂型鋳造用塗型剤組成物、及びこれを用いた鋳物の製造方法を提供する。
本発明の砂型鋳造用塗型剤組成物は、耐火性骨材、バインダー粒子及び溶媒を含有する砂型鋳造用塗型剤組成物であって、前記バインダー粒子は、前記溶媒に不溶であり、900℃における残炭率が20重量%以上であり、かつ球形度が0.90〜1.00である砂型鋳造用塗型剤組成物である。
また、本発明の鋳物の製造方法は、砂型表面に塗型剤組成物を塗布してなる鋳造用砂型を使用する鋳物の製造方法であって、前記塗型剤組成物として前記本発明の砂型鋳造用塗型剤組成物を使用する鋳物の製造方法である。
本発明の砂型鋳造用塗型剤組成物によれば、耐焼着性が高く、塗布作業性が良好な砂型鋳造用塗型剤組成物を提供できる。また、本発明の鋳物の製造方法によれば、上記本発明の砂型鋳造用塗型剤組成物を用いるため、焼着欠陥を抑制できる上、鋳物の生産性を向上させることができる。
砂型(中子)の概略斜視図である。
以下、本発明の砂型鋳造用塗型剤組成物(以下、単に「塗型剤組成物」ともいう)に含有される成分について説明する。
<耐火性骨材>
本発明で使用される耐火性骨材は、特に限定されないが、耐火性、経済性、及び溶融金属との耐反応性の観点から、ムライト、シリカ、アルミナ、マグネシア、ジルコン、アルミナシリケート、黒鉛、黒曜石、オリビン、タルク及び雲母から選ばれる1種以上からなることが好ましく、タルク、ジルコン及び黒鉛(中でも鱗状黒鉛)から選ばれる1種以上からなることがより好ましい。
本発明で使用される耐火性骨材は、塗布作業性を向上させる観点から、平均粒径が0.5〜100μmであることが好ましく、1〜30μmであることがより好ましく、5〜20μmであることが更に好ましい。ここで、耐火性骨材の平均粒径は、レーザー回折式粒度分布測定装置(堀場製作所社製LA−920)を用いて測定された体積中位粒径(D50)である。分析条件は下記の通りである。
測定方法:フロー法
分散媒:イオン交換水にヘキサメタリン酸ナトリウム(0.1重量%)を加えた溶媒
分散方法:攪拌、内蔵超音波照射(3分間)
試料濃度:2mg/100ml
<バインダー粒子>
バインダー粒子は、鋳込み時において、耐火性骨材同士又は耐火性骨材と鋳型とを結合させる働きを持つもので、熱間強度を維持することができるものである。本発明で使用されるバインダー粒子は、耐焼着性の観点から、900℃における残炭率(以下、単に「残炭率」ともいう)が20重量%以上である。
残炭率とは、バインダー粒子中の有機分の固定炭素量である。測定方法は以下の手順にて行う。まず、バインダー粒子2gを105℃にて12時間乾燥させた後の重量(1)を測定する。次いで、乾燥させたバインダー粒子を900℃にて7分間、マッフル炉で密封加熱する。更に、マッフル炉の蓋を外して900℃にて4時間加熱し、加熱後の残渣の重量(2)を測定する。重量(1)及び重量(2)から、以下の式で残炭率を算出する。
残炭率(重量%)=重量(2)/重量(1)×100
残炭率は、耐火性骨材をバインダー粒子によって結合することで鋳型の表面に形成された塗型膜の熱間強度の指標となるものである。即ち、残炭率は、バインダーとしての熱間強度を発現させる機能の指標となるものであり、高ければ高いほど好ましい。バインダー粒子の残炭率を20重量%以上とすることによって、耐焼着性が高くなる理由は定かではないが、鋳込み時に塗型膜から発生する熱分解ガスを低減できるため、塗型膜中の空隙部分が低減され、焼着欠陥が抑制されると考えられる。
バインダー粒子の残炭率は、耐焼着性の観点から、40重量%以上であることが好ましく、50重量%以上であることがより好ましい。また、入手容易性の観点から、バインダー粒子の残炭率は、80重量%以下であることが好ましく、70重量%以下であることがより好ましい。なお、バインダー粒子の残炭率を上記範囲内に制御するには、例えばバインダー粒子として、後述する好適な樹脂からなるものを選択すればよい。好適な樹脂は、耐熱性に優れるフェノール系樹脂などであり、例えば重量平均分子量が1000以上の樹脂の中から残炭率が20重量%以上のものを選択すれば良い。
また、本発明で使用されるバインダー粒子は、塗布作業性、特に刷毛伸び性の観点から、球形度が0.90〜1.00である。
上記球形度とは、バインダー粒子個々の走査型電子顕微鏡により得られた像(写真)を画像解析して得られる粒子投影断面の面積および周囲長から、[粒子投影断面の面積(mm)と同じ面積の真円の円周長(mm)]/[粒子投影断面の円周長(mm)]を求め、これを任意の50個のバインダー粒子について平均した値である。
バインダー粒子の球形度を0.90〜1.00とすることによって、塗布作業性が向上する理由は定かではないが、塗型剤組成物に対して適度な流動性を付与できるため、塗布作業性、特に刷毛伸び性が向上すると考えられる。
バインダー粒子の球形度は、刷毛伸び性の観点から、0.95〜1.00が好ましく、0.97〜0.99がより好ましい。なお、バインダー粒子の球形度を上記範囲内に制御するには、例えばバインダー粒子として、後述する好適な樹脂の中から球形度が上記範囲内に入るものを選択すればよい。
上記バインダー粒子としては、残炭率及び球形度が上記範囲内となる材料である限り、特に限定されないが、塗布作業時に形状を維持することによって塗布作業性を向上させる観点から、溶媒に不溶な材料が使用される。ここで、「溶媒に不溶」とは、塗型剤組成物に使用される溶媒100g(25℃)に対する溶解度が10g未満であることを指す。
溶媒として水及び/又はアルコールを使用する場合、溶媒に不溶なバインダー粒子としては、フェノール系樹脂、ビニル系樹脂、アミド系樹脂、イミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の樹脂からなるものが挙げられ、フェノール系樹脂からなるものが好ましい。
また、残炭率が20重量%以上のバインダー粒子としては、フェノール系樹脂、キシレン系樹脂、ウレタン系樹脂等の樹脂からなるものが挙げられ、フェノール系樹脂からなるものが好ましい。
使用できるフェノール系樹脂としては、フェノール、クレゾール、3,5−キシレノール、ノニルフェノール、p−tert−ブチルフェノール、イソプロペニルフェノール、フェニルフェノール等のアルキルフェノール、ノボラック、レゾール、レゾルシノール、キシレノール、カテコール、ハイドロキノン、フロログルシノール等の多価フェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールC、ビスフェノールE等のビスフェノール類等を原料として用いたフェノール系樹脂が挙げられる。なかでも、耐焼着性の観点から、ベンゼン環に結合したヒドロキシメチル基を有するフェノール樹脂が好ましい。
本発明で使用されるバインダー粒子の平均粒径は、塗布作業性、分散性及び耐焼着性の観点から1〜80μmであることが好ましく、2〜50μmであることがより好ましく、5〜30μmであることが更に好ましく、5〜20μmであることが更により好ましい。ここで、バインダー粒子の平均粒径は、レーザー回折式粒度分布測定装置(堀場製作所社製LA−920)を用いて測定された体積中位粒径(D50)である。分析条件は下記の通りである。
測定方法:湿式法
分散媒:水
分散方法:攪拌、内蔵超音波照射(3分間)
試料濃度:200mg/100ml
塗型剤組成物中のバインダー粒子の含有量は、塗型膜強度の向上、及び熱分解ガス量を低減して耐焼着性を向上させる観点から、耐火性骨材100重量部に対し、0.5〜10重量部が好ましく、1〜5重量部がより好ましい。
<溶媒>
本発明で使用される溶媒は、特に限定されないが、水及び/又はアルコール等が使用できる。水は、安全性や経済性の点で好ましい。アルコールとしては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノールなどが挙げられるが、コスト及び塗布作業性の観点からエタノールが好ましい。塗型剤組成物中の溶媒の含有量は、塗型膜の厚みを適切な範囲に維持する観点、及びたれ低減の観点から、耐火性骨材100重量部に対し、10〜500重量部が好ましく、10〜100重量部がより好ましい。
<その他の成分>
本発明の塗型剤組成物に配合できるその他の成分として、アラビアガム等の粘結剤、アタパルジャイト、ベントナイト等の焼結剤、顔料や染料などの着色剤、塗布作業性を向上させるレオロジー調整剤、沈降防止剤、界面活性剤などの添加剤を使用できる。また、ヒドロキシアルキル化セルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、アルギン酸ソーダなどの増粘剤や防腐剤などの添加剤も使用できる。
本発明の塗型剤組成物は、砂型表面に塗型剤組成物を塗布してなる鋳造用砂型を使用する鋳物の製造方法に好適である。即ち、本発明の鋳物の製造方法は、砂型表面に前記本発明の塗型剤組成物を塗布してなる鋳造用砂型を使用する鋳物の製造方法である。
本発明の塗型剤組成物を砂型(鋳型)に塗布する方法は、特に限定されず、例えば、流し塗り(ブッカケ法)、浸漬(ドブ漬け法)、刷毛塗り、スプレー塗布等の従来知られている方法が使用できる。なかでも、本発明の塗型剤組成物を刷毛塗りで塗布すると、本発明の効果(刷毛伸び性の向上)が有効に発揮されるため好ましい。また、砂型に用いる鋳物砂としては、石英質を主成分とする珪砂の他、ジルコン砂、クロマイト砂、合成ムライト砂等の新砂又はこれらの再生砂が使用される。鋳物砂は、粘結剤を添加せずに用いることもでき、その場合には充填性が良好であるが、高い砂型強度が要求される場合には、粘結剤を添加し、硬化剤により硬化させるのが好ましい。
なお、上記砂型は、一般的に、フラン樹脂、アルカリフェノール樹脂等の有機粘結剤や水ガラス等の無機粘結剤を鋳物砂に混合し、製品(鋳物)と同一形状の木型のまわりに充填した後、硬化、抜型して得られるものである。
また、一般的に、塗型剤組成物は、保存時においては溶媒濃度が低い(固形分濃度が高い)状態の組成物(保存用組成物)としておき、使用時に適正な粘度が得られるように、溶媒で希釈して使用される。上記高固形分濃度の組成物(保存用組成物)は、溶媒量等を調整して、通常、針入度200程度とすればよい。上記使用時の適正な粘度(濃度)は、30〜80ボーメである。
本発明の塗型剤組成物を用いて鋳物を製造すると、焼着欠陥が少なく、鋳肌が美麗な鋳物が得られるため、複雑な構造や、鋳肌表面の美しさが要求されるもの等に好適である。具体的な鋳物の例としては、建設機械の油圧バルブ、モーター、金型、エンジンフレーム、工作機械、建築部材等に用いられる、部材、部品等が挙げられる。
以下、本発明を具体的に示す実施例等について説明する。
<塗型剤組成物の調製>
表1(実施例)及び表2(比較例)に示す重量比で、耐火性骨材、バインダー、水、エタノール及び添加剤を混合し、25℃において、混練機にて30分間混練し、ペースト状の塗型剤組成物を得た。上記耐火性骨材は、いずれも、タルク(平均粒径22μm) と、ジルコン(平均粒径7μm)と、鱗状黒鉛(平均粒径39μm)とを、タルク:ジルコン:鱗状黒鉛=45:25:30の重量比で混合したものを用いた。また、上記添加剤は、いずれも、粘結剤(アラビアガム)と、焼結剤1(アタパルジャイト)と、焼結剤2(ベントナイト)と、アニオン性界面活性剤(ナフタレンスルフォン酸ナトリウム)と、臭素系防腐剤とを、粘結剤:焼結剤1:焼結剤2:アニオン性界面活性剤:臭素系防腐剤=8.8:14.6:70.2:3.5:2.9の重量比で混合したものを用いた。得られた塗型剤組成物を離合社製針入度測定装置800S−01により測定したところ、針入度は何れも200であった。なお、表1及び表2におけるバインダーの「溶媒に対する溶解性」は、水−エタノール混合溶媒(重量比は水:エタノール=25.0:2.0又は25.6:2.0)100g(25℃)に対し、バインダー10gを添加し、超音波分散させた後、遠心分離機にて、3000rpmにて10分間処理した際に、沈殿物が生じた場合を「不溶」とし、沈殿物が生じなかった場合を「可溶」とした。
<焼着試験>
フラン再生砂(AFS45)を鋳物砂として使用し、花王クエーカー社製フラン樹脂(340B)を鋳物砂100重量部に対して0.8重量部添加し、更に花王クエーカー社製硬化剤(TK−3)をフラン樹脂100重量部に対して40重量部添加して得られた混練砂を型込めし、図1に示す五角柱形状の中子1を8個作製した。そして、上記塗型剤組成物を表1及び表2に示す塗布時の濃度(ボーメ)となるように水で希釈した後、この希釈した塗型剤組成物に8個の中子1をそれぞれドブ漬けし、105℃の熱風で1時間乾燥した。次いで、直径350mm×高さ400mmの鋳物を形成するための主型の底面に、上記乾燥後の8個の中子を図1に示すように同一円周上(直径250mm)に均等に配置した。この鋳型に、溶湯(材質FC−250)を1420℃で注湯し、24時間放置した。その後、鋳型をばらして鋳物を取り出し、得られた鋳物における中子が配置されていた空隙部内面の焼着した面積を測定し、以下の式により焼着率を算出した。結果を表1及び表2に示す。
焼着率(%)=(中子が配置されていた空隙部内面の焼着した面積/中子が配置されていた空隙部内面の全面積)×100
<塗布試験>
フラン再生砂(AFS45)を鋳物砂として使用し、花王クエーカー社製フラン樹脂(340B)を鋳物砂100重量部に対して0.8重量部添加し、更に花王クエーカー社製硬化剤(TK−3)をフラン樹脂100重量部に対して40重量部添加して得られた混練砂を型込めし、縦300mm×横200mm×厚み30mmの板状試験片を作製した。そして、上記塗型剤組成物を表1及び表2に示す塗布時の濃度(ボーメ)となるように水で希釈した後、上記試験片の表面に、上記希釈した塗型剤組成物を刷毛塗りで塗布した。その時の刷毛による塗りやすさ(刷毛伸び性)を下記の3段階で評価した。結果を表1及び表2に示す。
(刷毛伸び性評価基準)
1:伸びが悪い。
2:伸びが良い。
3:非常に伸びが良い。
Figure 2011125925
Figure 2011125925
表1に示すように、実施例1〜4は、焼着試験及び塗布試験の何れについても良好な結果が得られた。一方、表2に示すように、比較例1〜14は、焼着試験及び塗布試験の少なくとも一方について、実施例1〜4に比べて顕著に劣る結果が得られた。この結果から、本発明によれば、耐焼着性に優れ、かつ塗布作業性(特に刷毛伸び性)の良い塗型剤組成物を提供できることが確認された。
1 中子

Claims (5)

  1. 耐火性骨材、バインダー粒子及び溶媒を含有する砂型鋳造用塗型剤組成物であって、
    前記バインダー粒子は、前記溶媒に不溶であり、900℃における残炭率が20重量%以上であり、かつ球形度が0.90〜1.00である、砂型鋳造用塗型剤組成物。
  2. 前記バインダー粒子が、フェノール系樹脂からなる請求項1記載の砂型鋳造用塗型剤組成物。
  3. 前記バインダー粒子の平均粒径が、1〜80μmである請求項1又は2記載の砂型鋳造用塗型剤組成物。
  4. 前記バインダー粒子の含有量が、前記耐火性骨材100重量部に対して0.5〜10重量部である請求項1〜3の何れか1項記載の砂型鋳造用塗型剤組成物。
  5. 砂型表面に塗型剤組成物を塗布してなる鋳造用砂型を使用する鋳物の製造方法であって、
    前記塗型剤組成物が、請求項1〜4の何れか1項記載の砂型鋳造用塗型剤組成物である、鋳物の製造方法。
JP2009289776A 2009-12-21 2009-12-21 砂型鋳造用塗型剤組成物 Active JP5372725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009289776A JP5372725B2 (ja) 2009-12-21 2009-12-21 砂型鋳造用塗型剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009289776A JP5372725B2 (ja) 2009-12-21 2009-12-21 砂型鋳造用塗型剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011125925A true JP2011125925A (ja) 2011-06-30
JP5372725B2 JP5372725B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=44289090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009289776A Active JP5372725B2 (ja) 2009-12-21 2009-12-21 砂型鋳造用塗型剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5372725B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098134A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Daido Castings:Kk 減圧吸引鋳造用鋳型の塗型剤
JP2007029970A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Kao Corp 砂型鋳造用塗型剤組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098134A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Daido Castings:Kk 減圧吸引鋳造用鋳型の塗型剤
JP2007029970A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Kao Corp 砂型鋳造用塗型剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP5372725B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5422196B2 (ja) 消失模型用塗型剤組成物及び消失模型鋳造法
JP6007435B2 (ja) 鋳造用塗型剤
JP4545192B2 (ja) 鋳鋼用レジンコーテッドサンド、同サンドからなる鋳型および同鋳型により鋳造された鋼鋳物
EP2937160A1 (en) Coated sand, manufacturing method for same, and manufacturing method for mold
US11179767B2 (en) Compositions and methods for foundry cores in high pressure die casting
JP5063251B2 (ja) 消失模型用アルコール系塗型剤組成物
JP2007029969A (ja) 砂型鋳造用塗型剤組成物
JP2011510819A (ja) 特定のメタロセンを含有する組成物およびその用途
JP5411616B2 (ja) 砂型用塗型剤組成物
JP5372725B2 (ja) 砂型鋳造用塗型剤組成物
JP2007029970A (ja) 砂型鋳造用塗型剤組成物
JP2008207238A (ja) 鋳造鋳型
WO2015030005A1 (ja) 消失模型用塗型剤組成物
JP5582874B2 (ja) 塗型剤組成物
JP3847652B2 (ja) 消失模型用塗型剤組成物
JP2003290873A (ja) 消失模型鋳造法
JP5784484B2 (ja) 水性塗型剤組成物
JP2014018851A (ja) 中子の製造方法および中子
JP6449644B2 (ja) 消失模型用塗型剤組成物
JP5345450B2 (ja) 砂型鋳造用塗型剤組成物
JP2019063842A (ja) 鋳型用骨材組成物
JP6823430B2 (ja) 砂型用油性塗型剤組成物
JP2004066286A (ja) 鋳造用塗型剤組成物
JP6975380B2 (ja) シェル鋳型用樹脂被覆鋳物砂、それを用いた主型及び中子
JPH04147742A (ja) 鋳造用鋳型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5372725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250