JP2011124453A - 噴流はんだ槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルから噴流する溶融はんだに酸化物が混入することを低減する。
【解決手段】はんだ流緩和部1は、上部が開口されて、底部及び側部に複数の孔が穿設されたカゴ2,3を有し、流出口30a,40a,50aから流出された溶融はんだをカゴ2の上部から取り入れる。そして、はんだ流緩和部1は、カゴ2の開口した上部から取り入れた溶融はんだをカゴ2,3の底部及び側部に設けられた流出孔から排出する。これにより、カゴ2,3によって溶融はんだの流速を緩和するので、溶融はんだ中に酸化物が混在しても、その酸化物をカゴ2,3によって濾し取ることができるようになり、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流した溶融はんだがはんだ槽本体部60に戻るときに生成される酸化物の量を低減できる。この結果、溶融はんだと共に一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流される酸化物を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、噴流ノズルから溶融はんだを噴流してプリント基板等にはんだ付けをする噴流はんだ槽に関するものである。
一般に、テレビジョン装置や、パーソナルコンピュータ等の電気製品に組み込まれているプリント基板のはんだ付けは、大量生産に適したフロー法で行うことがある。フロー法とは、自動はんだ付け装置ではんだ付けする方法である。
自動はんだ付け装置は、フラクサ、プリヒータ、噴流はんだ槽及び冷却機等の処理装置で構成され、これらの処理装置上に搬送用のコンベアが設置される。搬送用のコンベアにプリント基板が載置されて、当該プリント基板は、フラクサによるフラックスの塗布、プリヒータによる予備加熱、噴流はんだ槽によるはんだ付着及び冷却機による冷却がそれぞれ行われてはんだ付けされる。
プリント基板のはんだ付けでは、それぞれの処理装置で適切な処理が行われないとはんだ付け不良が発生することがある。例えば、噴流はんだ槽では、溶融はんだが収容されるはんだ槽本体部にノズルから噴流した溶融はんだが戻るときに酸化物が生成される。
すなわち、このような酸化物は、噴流はんだ槽の噴流ノズルから噴流される溶融はんだが周囲の空気中の酸素と結合して生成される。そして、酸化物は、溶融はんだよりも比重が小さいため、はんだ槽本体部に収容される溶融はんだの液面に浮遊する。しかしながら、全ての酸化物が溶融はんだの液面に浮遊するわけではなく、溶融はんだをノズルから噴流させるための噴流ポンプによって、一部の酸化物が溶融はんだと共に噴流ポンプに吸い込まれてしまうことがある。この結果、溶融はんだに混在した酸化物が噴流ノズルから噴流してプリント基板に付着してしまうことがある。
酸化物がプリント基板に付着してしまうと、絶縁抵抗の低下や短絡の原因になってしまう場合がある。この場合、電気製品の機能を低下させることになり、電気製品自体が不良品となってしまうため、噴流はんだ槽は、プリント基板に酸化物を付着させてはならないとされている。
特許文献1には、酸化物を回収するカゴが着脱自在に設けられた噴流はんだ槽が開示されている。この噴流はんだ槽によれば、噴流ノズルの側部に樋が設けられ、溶融はんだが流出する樋の流出口に酸化物を濾し取る網状のカゴがはんだ槽本体部に収容される溶融はんだに沈めて設置される。また、樋とカゴとの間にははんだ槽本体部と一体に設けられた網で形成された仕切り板が設けられる。溶融はんだが噴流ノズルから噴流されて樋を介してはんだ槽本体部に戻るときに、カゴ及び仕切り板を通過して酸化物が塞き止められる。これにより、はんだ槽本体部に収容される溶融はんだに酸化物が混入することを防止できる。
実公平7−41570号
ところで、特許文献1は、カゴ及び仕切り板で溶融はんだに混在する酸化物を塞き止めるが、カゴ及び仕切り板だけでは網から酸化物が流出して溶融はんだから酸化物を完全に除去できないという問題があった。また、カゴがはんだ槽本体部に対して着脱自在になっているので、カゴ内に溜まった酸化物の除去は容易に行えるが、仕切り板とはんだ槽本体部とが一体になっているので、仕切り板に溜まった酸化物の除去は、噴流はんだ槽を停止させて溶融はんだを取り除いてから行わなければならず、作業効率が低下するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決したものであって、プリント基板に酸化物が付着することを低減できる噴流はんだ槽を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る噴流はんだ槽は、溶融はんだを収容するはんだ槽本体部に設けられる噴流ノズルから溶融はんだを噴流して対象物にはんだ付けをする噴流はんだ槽であって、一端に流出口を有し、噴流ノズルの周辺に設けられて、噴流ノズルによって噴流された溶融はんだを流出口から流出してはんだ槽本体部へ案内するはんだ案内部と、上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第1のカゴと、第1のカゴの下方に設けられて、上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第2のカゴとを有するはんだ流緩和部とを備え、はんだ流緩和部は、流出口から流出された溶融はんだを第1のカゴの上部から取り入れて第1のカゴの孔及び第2のカゴの孔から排出することを特徴とするものである。
本発明に係る噴流はんだ槽では、はんだ槽本体部が溶融はんだを収容し、噴流ノズルがはんだ槽本体部に設けられて、溶融はんだを噴流して対象物にはんだ付けをする。はんだ案内部が一端に流出口を有し、噴流ノズルの周辺に設けられて、噴流ノズルによって噴流された溶融はんだを流出口から流出してはんだ槽本体部に案内する。はんだ流緩和部は、上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第1のカゴと、第1のカゴの下方に設けられて、上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第2のカゴとを有する。そして、はんだ流緩和部は、はんだ案内部の流出口から流出された溶融はんだを第1のカゴの上部から取り入れて溶融はんだを第1のカゴの複数の孔から排出し、該排出した溶融はんだを第2のカゴの開口した上部から取り入れて第2のカゴの複数の孔から排出する。
これにより、はんだ案内部によってはんだ槽本体部へ案内される溶融はんだの流れ(流速)をはんだ流緩和部が緩和して、溶融はんだに混在した酸化物が各カゴによって濾し取ることができるようになる。
また、はんだ流緩和部は、はんだ槽本体部に着脱自在に設けられる。これにより、噴流はんだ槽を停止させなくても、当該はんだ流緩和部の交換ができ、カゴに付着した酸化物等を容易に掃除できる。この結果、無停止で噴流はんだ槽を稼動させることができ、従来のはんだ槽本体部と一体となった網を備えた噴流はんだ槽に比べて作業効率が向上できる。
本発明に係る噴流はんだ槽によれば、溶融はんだ中に酸化物が混在しても、はんだ案内部によってはんだ槽本体部へ案内される溶融はんだの流れ(流速)をはんだ流緩和部が緩和して、溶融はんだに混在した酸化物を各カゴによって濾し取ることができるので、ノズルから噴流した溶融はんだがはんだ槽に戻るときに生成される酸化物の量を低減できる。この結果、溶融はんだと共にノズルから噴流される酸化物を低減でき、酸化物が対象物に付着してしまうことを防止できる。
本発明に係る噴流はんだ槽100の構成例を示す斜視図である。 噴流はんだ槽100の構成例を示す平面図である。 噴流はんだ槽100の構成例を示す側面断面図である。 噴流はんだ槽100の動作例を示す側面断面図である。 はんだ流緩和部1の着脱例を示す分解斜視図である。 はんだ流緩和部1の構成例を示す斜視図である。 はんだ流緩和部1の構成例を示す側面断面図である。 はんだ流緩和部1の組立例を示す分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一例として噴流はんだ槽について説明する。
<噴流はんだ槽100の構成例>
図1は、本発明に係る噴流はんだ槽100の構成例を示す斜視図であり、図2は、その平面図であり、図3は、その側面断面図である。図1乃至3に示すように、噴流はんだ槽100は、はんだ槽本体部60、一次噴流ポンプP1、二次噴流ポンプP2、一次噴流ノズル10、二次噴流ノズル20、第1のはんだ案内部(以下、樋30という)、第2のはんだ案内部(以下、樋40という)、第3のはんだ案内部(以下、樋50という)及びはんだ流緩和部1で構成される。
はんだ槽本体部60は、収容部60aを有し、収容部60aに溶融はんだを収容する。はんだ槽本体部60には図示しないヒータが設けられ、ヒータが棒はんだ等の固形状のはんだを加熱して溶融させ、該溶融した溶融はんだが収容部60aに収容される。
はんだ槽本体部60には一次噴流ポンプP1及び二次噴流ポンプP2が設けられる。一次噴流ポンプP1は、収容部60aに収容された溶融はんだを、ダクト61を介して一次噴流ノズル10に向かって押し出し、二次噴流ポンプP2は、収容部60aに収容された溶融はんだをダクト61を介して二次噴流ノズル20に向かって押し出す。
例えば、一次噴流ポンプP1及び二次噴流ポンプP2は、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流される溶融はんだの流量を制御するモータと、モータの回転軸に設けられるプーリと、収容部60aに収容された溶融はんだ中に設けられる円筒状のケーシングに収納されたスクリューポンプと、このスクリューポンプの回転軸に取り付けられるプーリと、モータのプーリとスクリューポンプのプーリに懸架されるモータの回転をスクリューポンプに伝達するためのベルトとを備える。一次噴流ポンプP1及び二次噴流ポンプP2は、モータが回転するとプーリ、ベルトを介してスクリューポンプが回転して、溶融はんだをはんだ槽の底面側より吸い上げて、ダクトを介して一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20に向かって押し出す。
はんだ槽本体部60の中央付近には一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20が並列に設けられる。一次噴流ノズル10は、勢いのある荒れた波を有する溶融はんだを噴流する。つまり、一次噴流ノズル10は、プリント基板のスルーホール内やチップ部品のように角張った隅部等に溶融はんだをよく侵入させて未はんだをなくす機能を有する。一次噴流ノズル10は、図示しない基板搬送部によって搬送されたプリント基板に向かって溶融はんだを噴流して、プリント基板の電子部品等が載置された所定の箇所にはんだを付着させる。
二次噴流ノズル20は、一次噴流ノズル10に比べて穏やかな波を有する溶融はんだを噴流する。つまり、二次噴流ノズル20は、一次噴流ノズル10によってプリント基板の所定の箇所以外に付着された溶融はんだを除去する機能を有する。例えば、二次噴流ノズル20は、一次噴流ノズル10でプリント基板の所定の箇所以外に溶融はんだが付着されるブリッジ不良やつらら不良が発生してもそれらを取り除いて、ブリッジ不良及びつらら不良を防止する。
二次噴流ノズル20にはフォーマ20aが設けられる。フォーマ20aは、高さ調節及び回動による角度調節が可能であり、二次噴流ノズル20から噴流される溶融はんだの流れる角度及び高さを変更できる。これにより、フォーマ20aは、溶融はんだの流速を調整してプリント基板に接触する時間を調整できる。
樋30は、一次噴流ノズル10の周辺(図1及び2では一次噴流ノズル10の側部)に設けられる。樋40は、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20との間に設けられる。樋50は、二次噴流ノズル20の側部に設けられる。樋30,40,50は、一次噴流ポンプP1及び二次噴流ポンプP2とは反対側にある当該樋30,40,50の一端に流出口30a,40a,50aを有する。
樋30は、一次噴流ノズル10によって噴流された溶融はんだを流出口30aから流出して収容部60aへ戻るように案内する。樋40は、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20の両方で噴流された溶融はんだを流出口40aから流出して収容部60aへ戻るように案内する。樋50は、二次噴流ノズル20によって噴流された溶融はんだを流出口50aから流出して収容部60aへ戻るように案内する。
樋30,40,50は、溶融はんだを収容部60aに案内する方向(流出口30a,40a,50aの方向)に向かって低く傾斜(第1の傾斜部)している。また、流出口30a,40aは、前述の傾斜(第1の傾斜部)よりも溶融はんだをはんだ槽本体部60に案内する方向に向かって低く傾斜(第2の傾斜部)している。これにより、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流された溶融はんだが、はんだ流緩和部1に流入し易くなっている。
樋30,40,50の流出口30a,40a,50aにははんだ流緩和部1が設けられる。はんだ流緩和部1は、第1のカゴ(以下、カゴ2という)及び第2のカゴ(以下、カゴ3という)で構成される。カゴ2は、上部が開口されて、底部2c及び側部2bに複数の流出孔2aが穿設される。カゴ3は、カゴ2の下方に設けられ、上部が開口されて、底部3c及び側部3bに複数の流出孔3aが穿設される。はんだ流緩和部1は、取付ボルト4a及び図8で後述するナット4bによってカゴ2,3が固定され、はんだ槽本体部60に着脱自在に設けられる。なお、カゴ2,3は、互いに接しているが、これに限定されず、互いに上下方向に離間させる構成であっても構わない。
はんだ流緩和部1は、流出口30a,40a,50aから流出された溶融はんだをカゴ2の開口した上部から取り入れる。そして、はんだ流緩和部1は、カゴ2の開口した上部から取り入れた溶融はんだを底部2c及び側部2bに設けられた流出孔2aから流出させる。その後、はんだ流緩和部1は、底部2cの流出孔2aから流出された溶融はんだをカゴ3の開口した上部から取り入れ、該取り入れた溶融はんだを底部3c及び側部3bに設けられた流出孔3aから流出させる。
この結果、樋30,40,50からはんだ槽本体部60へ案内される溶融はんだの流れ(流速)を緩和することができるようになる。因みに、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流される溶融はんだの大半は、はんだ流緩和部1を通ってはんだ槽本体部60に戻る。
このように、樋30,40,50によってはんだ槽本体部60へ案内される溶融はんだの流れ(流速)をはんだ流緩和部1が緩和するので、溶融はんだ中に酸化物が混在しても、その酸化物をカゴ2,3によって濾し取ることができるようになり、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流した溶融はんだがはんだ槽本体部60に戻るときに生成される酸化物の量を低減できる。この結果、プリント基板にはんだ付けをする際に、溶融はんだと共に一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流される酸化物を低減でき、はんだ付けするプリント基板に酸化物が付着してしまうことを防止できる。
また、本発明の噴流はんだ槽100では、はんだ流緩和部1がはんだ槽本体部60に着脱自在に設けられるので、はんだの噴流を停止させなくても当該はんだ流緩和部1の交換ができ、カゴ2,3に付着した酸化物等を容易に掃除できる。この結果、無停止で噴流はんだ槽100を稼動させることができるので、従来のはんだ槽本体部と一体となった網を備えた噴流はんだ槽に比べて作業効率が向上できる。
<噴流はんだ槽100の動作例>
次に、噴流はんだ槽100の動作例について説明する。図4は、噴流はんだ槽100の動作例を示す側面断面図である。図3と同じ名称及び符号のものは同じ機能を有するので、その説明を省略する。本例では、一次噴流ポンプP1、ダクト61、一次噴流ノズル10、樋30及びはんだ流緩和部1の順番で流れる溶融はんだ70について説明する。噴流はんだの流れを矢印A1〜A8で示す。
図4に示すように、噴流はんだ槽100は、収容部60aに収容された溶融はんだ70を一次噴流ポンプP1で吸い込ませて(矢印A1)、該吸い込ませた溶融はんだ70をダクト61を経由して一次噴流ノズル10からプリント基板の方向に向かって噴流させる(矢印A2)。そして、噴流はんだ槽100は、プリント基板上の電子部品のはんだ付けを行った後、傾斜している樋30の流出口30aを介してはんだ流緩和部1方向に流す(矢印A3、A4)。
樋30を経由してはんだ流緩和部1に流入した溶融はんだ70は、はんだ流緩和部1が有するカゴ2の開口した上部から流入する(矢印A4)。カゴ2に流入した溶融はんだ70のほとんどは、カゴ2の底部2cの流出孔2aから、カゴ3の開口した上部からカゴ3に流入する(矢印A5)が、カゴ2に流入した溶融はんだ70の一部は、カゴ2の側部2bの流出孔2aから収容部60aに流れる(矢印A6)。因みに、カゴ2の側部2b及び底部2cの流出孔2aからカゴ3に流入した溶融はんだ70は、カゴ2によって流速が遅くなっている(つまり、矢印A4で流れる溶融はんだ70の流速よりも矢印A5,A6で流れる溶融はんだ70の流速の方が遅い。)。
そして、カゴ3に流入した溶融はんだ70は、カゴの側部3b及び底部3cに設けられた流出孔3aから収容部60aに戻る(矢印A7、矢印A8)。
収容部60aに戻った溶融はんだ70は、再び、一次噴流ポンプP1及びダクト61を通過して、一次噴流ノズル10から噴流し、樋30によってはんだ槽本体部60に向かって案内されて、はんだ流緩和部1に向かって流れる。
カゴ2,3は、例えば電気抵抗のように、特に、流出孔2a,3aが溶融はんだの流速を緩和する抵抗としての機能を有し、溶融はんだの流れを抑制する。溶融はんだ70の流速が遅くなると、溶融はんだ70中に酸化物が混在しても、容易に溶融はんだ70中に混入する酸化物を濾し取ることができるので、一次噴流ノズル10及び二次噴流ノズル20から噴流する噴流はんだに混入している酸化物の量を低減することができる。
なお、本実施の形態では、一次噴流ポンプP1、一次噴流ノズル10及び樋30を流れる溶融はんだについて説明したが、二次噴流ポンプP2、二次噴流ノズル20及び樋40,50を流れる溶融はんだについても同様な動作である。
<はんだ流緩和部1の着脱例>
次に、はんだ槽本体部60からはんだ流緩和部1を着脱する一例について説明する。図5は、はんだ流緩和部1の着脱例を示す分解斜視図である。図5に示すように、噴流はんだ槽100は、一次噴流ポンプP1、二次噴流ポンプP2、一次噴流ノズル10、二次噴流ノズル20、樋30,40,50が、はんだ槽本体部60に取り付けられていることを前提とする。
例えば、ユーザがはんだ流緩和部1の取っ手3dを把持してはんだ槽本体部60の空間80に向かって取り付ける。そして、はんだ槽本体部60に取り付けられたはんだ流緩和部1を矢印B1方向に移動させる。すなわち、樋30,40,50の流出孔30a,30b,30cがカゴ2の開口した上部に位置するように設置する。その後、取っ手3dの側部にマグネット5aを有する取付金具5を取り付けることで、はんだ槽本体部60にはんだ流緩和部1が容易に取り付けられる。
取付金具5には突出片5bが設けられ、当該突出片5bは、はんだ槽本体部60に取り付けられたはんだ流緩和部1が矢印B1,B2の方向に移動してずれてしまうことを防止する。また、取付金具5の上部5cは、はんだ槽本体部60に取り付けられて溶融はんだに沈められたはんだ流緩和部1が浮力により浮いてしまうことを防止する。
はんだ槽本体部60からはんだ流緩和部1を取り外す場合には、上述と逆の動作をすれば良い。つまり、取っ手3dの側部から取付金具5を取り外して、ユーザが取っ手3dを把持してはんだ流緩和部1を樋30,40,50の流出孔30a,30b,30cがカゴ2の開口した上部の位置から離隔するように矢印B2方向に移動させた後、はんだ流緩和部1を持ち上げることで、はんだ槽本体部60からはんだ流緩和部1を容易に取り外すことができる。上述のように、取付金具5はマグネット5aを有するので、はんだ槽本体部60からはんだ流緩和部1を着脱する時間を短縮できる。
ところで、従来のはんだ槽本体部と一体になった網で形成された仕切り板を備えた噴流はんだ槽では、仕切り板に酸化物が付着すると、仕切り板による酸化物の除去効果が低減してしまうので、定期的に仕切り板を掃除する必要がある。また、本発明の噴流はんだ槽100では、流出孔2a,3aに酸化物等が付着すると、はんだ流緩和部1による酸化物の除去効果が低減してしまうので、定期的に流出孔2a,3aを掃除する必要がある。
従来の噴流はんだ槽は、当該噴流はんだ槽を一旦停止し、はんだ槽本体部に貯留した溶融はんだを全て排出してから、はんだ槽本体部から仕切り板を取り外して又ははんだ槽本体部に網を取り付けたまま、当該仕切り板を掃除するので、時間がかかってしまい作業効率が低下してしまう。
これに比べて、本発明に係る噴流はんだ槽100は、上述のように、はんだ槽本体部60からはんだ流緩和部1を容易に取り外すことができるので、当該噴流はんだ槽100を停止させなくても、当該はんだ流緩和部1の交換ができ、カゴ2,3に付着した酸化物等を容易に掃除できる。これにより、噴流はんだ槽100は、従来の噴流はんだ槽に比べて作業効率が向上できる。
なお、上述の着脱例では、取付金具5にマグネット5aを設けた例を示したが、これに限定されず、クリップ等ではんだ流緩和部1とはんだ槽本体部60とを挟んで固定/該固定解除して、はんだ流緩和部1をはんだ槽本体部60から着脱させても良いし、はんだ流緩和部1とはんだ槽本体部60とにネジ孔を穿設し、ネジ等ではんだ流緩和部1とはんだ槽本体部60とを固定/該固定解除して、はんだ流緩和部1をはんだ槽本体部60から着脱させても良い。
要は、はんだ流緩和部1をはんだ槽本体部60から着脱可能とすると共に、樋30,40,50の流出孔30a,30b,30cがカゴ2の開口した上部に位置した状態を保持するような機構であれば良い。
<はんだ流緩和部1の構成例>
次に、はんだ流緩和部1の構成例について説明する。図6は、はんだ流緩和部1の構成例を示す斜視図であり、図7は、その側面断面図である。図6及び7に示すように、はんだ流緩和部1は、カゴ2及びカゴ3で構成される。カゴ2,3は、取付ボルト4aで固定される。
カゴ2は、上部が開口されて、底部2c及び側部2bに複数の流出孔2aが穿設される。カゴ2は、例えば、ステンレス等の板形状の金属材料にドリル等で流出孔2aを穿設したパンチングプレートを、プレス加工等によって折り曲げることで形成される。
流出孔2aは、例えば、60度千鳥に配列され、その穴径は3mm程度、そのピッチは5mm程度である。カゴ2の厚みは、薄すぎると強度が小さくなり、厚すぎると強度が大きくなるが流出孔2aに酸化物が溜まりやすくなるため、はんだの種類や噴流はんだ槽の性能等によって適宜決定される。
カゴ2は、図1乃至3で説明した樋30,40,50の流出口30a,40a,50aから流出する溶融はんだを取り入れるために、流出口30aから流出される溶融はんだを取り入れる開口部21と、流出口40aから流出される溶融はんだを取り入れる開口部22と、流出口50aから流出される溶融はんだを取り入れる開口部23とが側部2bにそれぞれ設けられる。
因みに、開口部23は、側部2bから突出しているが、これは、樋50が樋30,40よりも短いことに起因しており、樋50の長さを樋30,40と同じにすることで開口部23の突出は削除可能である。
カゴ3は、上部が開口されて、底部3c及び側部3bに複数の流出孔3aが穿設される。カゴ3には取っ手3dが設けられる。取っ手3dは、ユーザが把持してはんだ流緩和部1をはんだ槽本体部60から着脱するためのものである。カゴ3の形成方法は、上述のカゴ2の形成方法と同じであるので、その説明を省略する。
図7に示すように、カゴ3の底部3cがカゴ2の底部2cよりも一回り大きく、カゴ3の側部3bがカゴ2の側部2bよりも外側に位置するようになっている。このため、はんだ流緩和部1をはんだ槽本体部60から取り外した後に、取付ボルト4aを緩めるだけでカゴ2とカゴ3とを離間できる。これにより、流出孔2a,3aが容易に掃除できる。
なお、図7では、流出孔2aと流出孔3aとの位置を例えば半ピッチだけずらして配置した場合を例示している。これは、流速抵抗を大きくしてはんだ流緩和部1を通過する溶融はんだの流速をより遅くするためであるが、流出孔2aと流出孔3aとの位置を一致させても良いし、流出孔の穴径やピッチは、カゴ2,3それぞれ異なっても良く、適宜変更可能である。
<はんだ流緩和部1の組立例>
次に、はんだ流緩和部1の組立例について説明する。図8は、はんだ流緩和部1の組立例を示す分解斜視図である。図8に示すように、はんだ流緩和部1は、カゴ2,3に流出孔2a,3aがそれぞれ穿設され、折り曲げ加工によって底部2c,3c及び側部2b,3bがそれぞれ形成され、カゴ3に取っ手3dが取り付けられていることを前提とする。
カゴ2には取付孔2eが穿設されていて、カゴ3には取付孔3eが穿設されている。取付孔2eと取付孔3eとを一致させるようにカゴ2とカゴ3とを上下方向に並設させる。すると、図7に示したように、カゴ2の底部2cは、カゴ3の側部3bの最上部に一致する位置ではなく、側部3bの最上部から少しだけ下方の位置になる。そして、取付孔2e,3eに取付ボルト4aを挿入してナット4bを締めることで、カゴ2とカゴ3とが固定され、はんだ流緩和部1が完成する。カゴ2とカゴ3との取り付けには、ボルト及びナットを利用するほか、タッピングネジを使用すれば、ナットを用いることなく、取付孔3eに直接ネジ止めすることができる。
このように、本実施の形態に係るはんだ流緩和部1によれば、はんだ槽本体部60に着脱自在であるので、噴流はんだ槽100を停止しなくても当該はんだ流緩和部1の交換ができ、カゴ2,3に付着した酸化物等を容易に掃除できる。
なお、本実施の形態では、2つのカゴ2,3で構成されるはんだ流緩和部1を説明したが、1つのカゴであって、パンチングプレートをそのカゴの底部と平行に設けて2重底のカゴを有するはんだ流緩和部でも良い。
また、はんだの種類や噴流はんだ槽の性能等によりカゴの数は適宜変更可能であり、例えば、はんだ流緩和部は、1つのカゴで構成されても良いし、3つ以上のカゴで構成されても良い。
1 はんだ流緩和部
2 第1のカゴ
2a,3a 流出孔
3 第2のカゴ
3d 取っ手
5 取付金具
10 一次噴流ノズル
20 二次噴流ノズル
30,40,50 樋(はんだ案内部)
60 はんだ槽本体部
70 溶融はんだ
100 噴流はんだ槽
P1 一次噴流ポンプ
P2 二次噴流ポンプ

Claims (7)

  1. 溶融はんだを収容するはんだ槽本体部に設けられる噴流ノズルから溶融はんだを噴流して対象物にはんだ付けをする噴流はんだ槽であって、
    一端に流出口を有し、前記噴流ノズルの周辺に設けられて、前記噴流ノズルによって噴流された溶融はんだを前記流出口から流出して前記はんだ槽本体部へ案内するはんだ案内部と、
    上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第1のカゴと、前記第1のカゴの下方に設けられて、上部が開口されて底部及び側部に複数の孔が穿設された第2のカゴとを有するはんだ流緩和部とを備え、
    前記はんだ流緩和部は、
    前記流出口から流出された溶融はんだを前記第1のカゴの上部から取り入れて第1のカゴの孔及び前記第2のカゴの孔から排出することを特徴とする噴流はんだ槽。
  2. 前記はんだ流緩和部は、
    前記はんだ槽本体部に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1に記載の噴流はんだ槽。
  3. 前記はんだ流緩和部には上下方向に複数のカゴを並設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴流はんだ槽。
  4. 前記カゴには複数の底部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴流はんだ槽。
  5. 前記はんだ流緩和部にはマグネットが設けられ、
    前記はんだ流緩和部は、前記マグネットを介して前記はんだ槽本体部と着脱されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の噴流はんだ槽。
  6. 前記はんだ案内部は、
    溶融はんだを前記はんだ槽本体部に案内する方向に向かって低く傾斜する第1の傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の噴流はんだ槽。
  7. 前記流出口は、
    前記第1の傾斜部よりも溶融はんだを前記はんだ槽本体部に案内する方向に向かって低く傾斜する第2の傾斜部を有することを特徴とする請求項1又は6に記載の噴流はんだ槽。
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