JP2011123846A - 廃棄物収集運搬管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】家電製品等の廃棄物の処理は、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)を遵守する必要があるが、実行されていない。
【解決手段】 製造業者、小売業者等が前記義務を遵守し、家電リサイクル法を適切且つ確実に運用することのできる廃棄物収集運搬管理システムであり、排出者から排出された廃棄物を収集し、収集した廃棄物を回収店舗に保管し、保管した廃棄物を搬送車に荷積みして指定引取場所まで運搬し、運搬した廃棄物を指定引取場所に降ろす収集運搬管理システムにおいて、複数枚の伝票を複写式にセットしたリサイクル券と、必要データの入力、リサイクル券の管理コードの読み取りといった操作が可能な携帯端末機器を使用して、廃棄物収集管理、廃棄物運搬時の回収管理、同運搬時の荷降ろし管理、同運搬後の終了管理を行うようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 製造業者、小売業者等が前記義務を遵守し、家電リサイクル法を適切且つ確実に運用することのできる廃棄物収集運搬管理システムであり、排出者から排出された廃棄物を収集し、収集した廃棄物を回収店舗に保管し、保管した廃棄物を搬送車に荷積みして指定引取場所まで運搬し、運搬した廃棄物を指定引取場所に降ろす収集運搬管理システムにおいて、複数枚の伝票を複写式にセットしたリサイクル券と、必要データの入力、リサイクル券の管理コードの読み取りといった操作が可能な携帯端末機器を使用して、廃棄物収集管理、廃棄物運搬時の回収管理、同運搬時の荷降ろし管理、同運搬後の終了管理を行うようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は廃棄物収集運搬管理システムに関し、特に、家電廃棄品の収集、荷積み、指定引取場所への運搬、荷降しまでを一貫管理できるようにした管理システムである。
一般家庭、企業等から排出される家電製品等の廃棄物の多くは、埋め立て処理、破砕処理され、一部廃棄物中の部品がリサイクルされているのが現状である。近年は廃棄物が多くなっていることから、埋め立て地が逼迫している。このため廃棄物の減量、有用な部品、素材の有効活用のためのリサイクルが重要視され、製造業者、小売業者等による家電製品等の廃棄物の収集、リサイクルの適正且つ円滑な運用による資源の有効活用が望まれている。このような社会的背景の下に、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)が制定され、製造業者、輸入業者には自らが製造した対象機器の廃棄物(特定家庭用機器廃棄物:廃家電)の引き取り、引き取った廃棄物の再商品化、部品・材料のリサイクル等が義務化され、小売業者には自らが過去に小売販売した対象機器の廃棄物の引き取りを求められたときは引き取ることが義務化されている。また、家電リサイクル法により、小売業者は、排出者から特定家庭用機器廃棄物を引き取るときは、特定家庭用機器廃棄物管理票(通称:家電リサイクル券)に主務命令で定める事項を記載し、主務命令で定めるところにより、当該排出者に当該管理票の写しを交付しなければならないとされ、他にも、管理票に関する各種取り扱い事項が規定されている。また、管理票を使用した管理をコンピュータシステムで行うことが要請されている。
製造業者、小売業者等は前記義務を誠実に履行すべく努力しているが、全ての製造業者、小売業者等において、全ての対象機器について、必ずしも適法な運用が完全に行われているとはいえない。家電サイクル法に基づいて廃棄者から引き取った廃家電を適切に管理しないとか、その一部を製造業者等へ引き渡さないといった事態がある。引き取った廃家電を小売業者が製造業者等へ引き渡すこと、リサイクル券を適切に管理することは、家電リサイクル法が定める小売業者の重要な役割である。
本発明は、製造業者、小売業者等が前記義務を遵守し、家電リサイクル法を適切且つ確実に運用することのできる廃棄物収集運搬管理システムを提供するものである。
本件出願の廃棄物収集運搬管理システムは、請求項1記載のように、排出者から排出された廃棄物を収集し、収集した廃棄物を回収店舗に保管し、保管した廃棄物を搬送車に荷積みして指定引取場所まで運搬し、運搬した廃棄物を指定引取場所に降ろす収集運搬管理システムにおいて、複数枚の伝票を複写式にセットしたリサイクル券と、必要データの入力、リサイクル券の管理コードの読み取りといった操作が可能な携帯端末機器を使用して、次の廃棄物収集管理、廃棄物運搬時の回収管理、同運搬時の荷降ろし管理、同運搬後の終了管理を行うことを特徴とする廃棄物収集運搬管理システムであり、廃棄物収集管理は排出者から排出された廃棄物収集時に前記リサイクル券のチェック項目欄に廃棄物品目名、メーカー名といった管理事項をチェックし、チェック後のリサイクル券の排出者控票を排出者に渡し、同リサイクル券の現品伝票を廃棄物に貼付し、貼付済み廃棄物を小売業者管轄下の回収店舗に回収し、同リサイクル券中の残り伝票を回収店舗に預け、廃棄物運搬時の回収管理は回収店舗は廃棄物運搬業務開始前に、前記預かり伝票中の小売業者控兼受領書を保管して残りの伝票を運搬作業者に渡し、運搬作業者は回収店舗に保管されている廃棄物を運搬車に積込む前に回収登録、現品照合、余剰照合、受領書発行を行い、前記回収登録は、作業者が回収店舗の店舗番号、手持ち伝票にチェックされている品目コード、メーカー名といった必要事項を携帯端末機に入力し、手持ち伝票の管理コードを携帯端末機で読み取り、入力されたデータ、読み取られたデータを携帯端末機に登録して行い、前記現品照合は、廃棄物に貼付されている現品貼付票の管理コードを携帯端末機で読み取ってその管理コードと先に読み取った手持ち伝票の管理コードを照合して行い、両管理コードが一致したときはその現品は運搬車に積み込み可能、読み込んだ現品管理コードに対応する手持ち伝票の管理コードが無い場合、品目不一致の場合は、その現品の積み込み不可として、不一致廃棄物の積み込みを防止し、前記余剰照合は、照合一致の現品を運搬車に積み込んでから、手持ち伝票の管理コードを携帯端末機で読み込んで、その管理コードと先に読み込んだ現品の管理コードを照合して行い、両管理コードが一致したときはそのまま運搬可能であるが、先に読み込まれた現品管理コードよりも手持ち伝票の読み込み管理コードが多いときは現品無しで回収不可として、廃棄物の積み忘れを防止し、前記受領書発行は運搬者が行い、前記作業で携帯端末機へ入力したデータ、携帯端末機で読み取って登録した管理コード等の読み込みデータを携帯プリンタでプリントアウトしてリサイクル品受領証とリサイクル品控を発行し、前記現品照合時に現品余剰のときは「現品なし」の表示が、前記余剰照合時に現品不足となったときは「伝票余り」の表示が前記リサイクル品受領証とリサイクル品控に記入されており、そのリサイクル品受領証に運搬者が押印をし、廃棄物運搬時の荷降し管理は運搬者が、指定引取場所に到着後、運搬してきた廃棄物を荷降ろしする前に、手持ちリサイクル券を指定引取場所に渡し、各廃棄物とリサイクル券番号を照合し、照合済みの現品を運搬車から降ろし、先に指定引取場所に渡したリサイクル券に指定引取場所から押印をもらい、そのリサイクル券を受け取った運搬作業者は携帯端末機に指定引取場所コードを入力し、リサイクル券の管理コードを読み取って荷降ろし登録し、携帯端末機に店舗番号、回収日、荷降日を入力後、携帯端末機のデータをプリントアウトして処理完了受領証と処理完了控を発行し、処理完了受領証に指定引取場所の受領印を押してもらって処理完了控と共に持ち帰り、その処理完了受領証と手持ちのリサイクル券を回収店舗に渡し、処理完了控に回収店舗の受領印をもらって持ち帰るシステムである。
本件出願の廃棄物収集運搬管理システムは、請求項2記載のように、前記廃棄物収集運搬管理システムにおいて、廃棄物運搬時の荷降し管理終了後に、荷降し管理終了までに携帯端末機に登録されたデータをコンピュータに送信して、その後はコンピュータ管理できるようにする終了管理を行うシステムである。
本件出願の廃棄物収集運搬管理システムは、請求項3記載のように、前記廃棄物収集運搬管理システムにおいて、現品照合時に余剰現品が出たときはその現品を運搬車に荷積みせずに不一致理由を記載して保管店舗に返却し、余剰照合時にリサイクル券が余剰となったときは余剰券に不一致理由を記載してその余剰券を保管店舗に返却するシステムである。
本件出願の廃棄物収集運搬管理システムは、請求項4記載のように、前記廃棄物収集運搬管理システムにおいて、携帯端末機として前記管理に必要なデータを入力でき、リサイクル券の管理コードを読み取り可能であり、それらデータを登録でき、登録データをプリンタに送信可能なプログラムが搭載されたものを使用するシステムである。
本件出願の発明は次のような効果がある。
1.廃棄物の収集から、荷積み、運搬、荷降ろしまでを、複写式のリサイクル券と端末携帯機で一連管理するので、廃棄物の処理ミスがなく、廃棄物を漏れなく確実に、指定引取場所に運搬して、確実な管理が可能になる。
2.複写式のリサイクル券の書式が、リサイクル法の指定書式に適合しているので、リサイクル法の合致した適法な廃棄物処理ができる。
3.廃棄物の種類を問わず、廃棄物排出者が一般家庭、企業、団体等のいずれであっても、運送者が誰であっても、指定引取場所が何処であっても、管理可能である。
4.携帯端末機のプログラムがリサイクル券を使用した処理方式に合わせて作成されているので、携帯端末機をリサイクル券の方式に合わせて手軽に簡便に操作でき、作業性が良く、操作ミスも発生しにくい。
5.現品照合時に余剰現品があったときは、その現品は荷積みせずに、その現品に不一致理由を記載して保管店舗に返却し、余剰照合時に現品不足(リサイクル券余剰)のときは余剰券に不一致理由を記載してその余剰券を保管店舗に返却するので、現品が二重管理され、リサイクル券と不一致の廃棄物が運搬されることが無い。
6.指定引取場所に荷降ろしするときも、廃棄物が一台ずつチェックされるので、リサイクル券と不一致の廃棄物が荷降ろしされることが無い。
7.携帯端末機が前記管理に必要なデータを入力でき、リサイクル券の管理コードを読み取り可能であり、それらデータを登録でき、登録データをプリンタに送信可能なプログラムが搭載されたものであるため、携帯端末機を操作することにより、廃棄物管理が容易に可能となる。
8.携帯端末機のデータをセンターに伝送できるので、事務処理を迅速、確実に行うことができ、集計作業労力が軽減され、作業能率が向上する。
9.荷降し管理終了後に、荷降し管理終了までに携帯端末機に登録されたデータをコンピュータに送信して、その後はコンピュータ管理できる終了管理を行うので、その後の官吏が容易且つ確実になる。
10.プリンタが携帯端末機と別体又は一体のであり、携帯端末機がプリンタにデータ伝送可能であるため、プリントを現場で容易に行うこができ、リアルタイムな管理ができる。
1.廃棄物の収集から、荷積み、運搬、荷降ろしまでを、複写式のリサイクル券と端末携帯機で一連管理するので、廃棄物の処理ミスがなく、廃棄物を漏れなく確実に、指定引取場所に運搬して、確実な管理が可能になる。
2.複写式のリサイクル券の書式が、リサイクル法の指定書式に適合しているので、リサイクル法の合致した適法な廃棄物処理ができる。
3.廃棄物の種類を問わず、廃棄物排出者が一般家庭、企業、団体等のいずれであっても、運送者が誰であっても、指定引取場所が何処であっても、管理可能である。
4.携帯端末機のプログラムがリサイクル券を使用した処理方式に合わせて作成されているので、携帯端末機をリサイクル券の方式に合わせて手軽に簡便に操作でき、作業性が良く、操作ミスも発生しにくい。
5.現品照合時に余剰現品があったときは、その現品は荷積みせずに、その現品に不一致理由を記載して保管店舗に返却し、余剰照合時に現品不足(リサイクル券余剰)のときは余剰券に不一致理由を記載してその余剰券を保管店舗に返却するので、現品が二重管理され、リサイクル券と不一致の廃棄物が運搬されることが無い。
6.指定引取場所に荷降ろしするときも、廃棄物が一台ずつチェックされるので、リサイクル券と不一致の廃棄物が荷降ろしされることが無い。
7.携帯端末機が前記管理に必要なデータを入力でき、リサイクル券の管理コードを読み取り可能であり、それらデータを登録でき、登録データをプリンタに送信可能なプログラムが搭載されたものであるため、携帯端末機を操作することにより、廃棄物管理が容易に可能となる。
8.携帯端末機のデータをセンターに伝送できるので、事務処理を迅速、確実に行うことができ、集計作業労力が軽減され、作業能率が向上する。
9.荷降し管理終了後に、荷降し管理終了までに携帯端末機に登録されたデータをコンピュータに送信して、その後はコンピュータ管理できる終了管理を行うので、その後の官吏が容易且つ確実になる。
10.プリンタが携帯端末機と別体又は一体のであり、携帯端末機がプリンタにデータ伝送可能であるため、プリントを現場で容易に行うこができ、リアルタイムな管理ができる。
(実施形態1)
本発明の廃棄物収集運搬管理システムの実施形態の一例を以下に説明する。この実施形態は排出者から排出された廃家電を収集して回収店舗(小売店又は小売店管轄下の業者)に一時保管し、運搬業者(小売店又は小売店から委託を受けて受託した業者)が回収店舗から廃家電を回収して指定引取場所まで運搬し、指定引取場所で荷降ろしするまでの業務及び管理を、図1(a)、(b)に示す複写式の家電リサイクル券Aと、図2に示す携帯端末機Bを使用して行う場合である。
本発明の廃棄物収集運搬管理システムの実施形態の一例を以下に説明する。この実施形態は排出者から排出された廃家電を収集して回収店舗(小売店又は小売店管轄下の業者)に一時保管し、運搬業者(小売店又は小売店から委託を受けて受託した業者)が回収店舗から廃家電を回収して指定引取場所まで運搬し、指定引取場所で荷降ろしするまでの業務及び管理を、図1(a)、(b)に示す複写式の家電リサイクル券Aと、図2に示す携帯端末機Bを使用して行う場合である。
前記家電リサイクル券Aは5枚の伝票が複写式に綴じられており、一番上の伝票(1番券)1は小売業者控兼受領書(図3)、二番目の伝票(2番券)2は小売業者回付票(図4)、三番目の伝票(3番券)3は指定引取場所控(図5)、四番目の伝票(4番券)4は排出者控(図6)、五枚目の伝票(5番券)5は現品貼付票(図7)である。これら伝票は一枚ずつ切り離し可能であり、現品貼付票5は裏面に粘着剤が塗布され、その裏面に剥離紙6が貼付されており、剥離紙6を剥離して廃家電に貼付可能としてある。剥離紙6は横方向中央部で左右に分離されており、左右の剥離紙6の夫々を左右に開いて剥離できるようにしてある。
1番券から5番券には図3〜図7に示すように、バーコード(管理コード)7が表示されている。管理コード7のデータはエアコン用、テレビ用といったように廃家電の品目ごとに区別されており、5枚の伝票のいずれの管理コード7も同じデータである。この管理コード7は携帯端末機B(図2)でスキャンして読み取り可能であり、5枚のうち廃家電に貼付ける現品貼付票5の管理コード7と、現品に貼付せずに手元にある手持ち伝票の管理コード7を読み取って、両管理コード7の一致、不一致から廃気物の過不足を照合(チェック)できるようにしてある。
リサイクル券Aの1番券から5番券のいずれにも、家電リサイクル法の主務省令で定める事項、例えば、排出者名記入欄8、小売業者名記入欄9、収集運搬業者名記入欄10、廃家電の品目欄11、製造業者名記入欄12等が表示されている。品目欄11には例えばエアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機等の品目名及び夫々のコード番号が表示され、夫々の品目名の前に四角枠のチェック欄13が設けられている。製造業者名記入欄12には○○電気、△△電機といったメーカー名及びそれらのコード番号等が表示され、夫々のメーカー名の前に四角枠のチェック欄14も設けられている。メーカー名が多くて1〜5番券の表面の製造業者名記入欄12に記載しきれない場合は、前記現品貼付票5の裏面に貼付されている前記剥離紙6の裏面に図1(b)に示すように、記載できないメーカー名とコード番号が表記されており、これらメーカー名のコード番号を携帯端末機に入力することがきるようにしてある。
現品貼付票5(図7)の右上部分には室内機用管理コード7aが表示され、左端部分にはエアコン室内機貼付用伝票5bが設けられ、それに室内機用管理コード7bが表示されている。室内機用管理コード7aは現品貼付票5を室内機に貼付することにより室内機に貼付でき、室外機用管理コード7bはエアコン室内機貼付用伝票5bを現品貼付票5から剥離して室外機に貼付できるようにしてある。
エアコン以外のテレビ、洗濯機といった家電品は室外機がないため、家電品用のリサイクル券のうち1〜5番券はエアコン用リサイクル券の1〜4番券と同じ構成である。
前記携帯端末機B(図2)としては、既存のバーコードリーダに本発明の管理システム用プログラムが組み込まれたものでも、本発明の管理システム専用品として開発されたものでも使用可能である。図2の携帯端末機Bは液晶とか有機EL等の表示画面が設けられ、他に、電源キー(PW)、ENTキー(ENT)、Q1キー(Q1)、Q2キー(Q2)、トリガキー(SCAN)、LED釦(LED)等々のキーや釦が設けられている。それらの用途は表1に記載の通りである。
携帯端末機Bにはデータ保存メモリ、CPU等が内蔵され、管理コード読み取り機能、データ送信機能等の各種機能を備えている。携帯端末機Bの管理コード読み取り機能は、リサイクル券Aに印刷されている管理データ7がバーコードであるためバーコードを読み取り可能なものにしてあるが、管理コード7がQRコードの場合はQRコードを読み取り可能なものにする。データ送信機能は携帯端末機Bに入力されたデータ、読み込まれたデータといった、携帯端末機Bに登録されている各種データを携帯式の印刷機(プリンタ)とかコンピュータ等の親機に赤外線方式で送信できるものである。送信方式は他の無線方式、或いはネットワーク等を通じて送信できるものであってもよい。プリンタは携帯式であってもよく、運搬車に搭載されている設置型であってもよく、携帯端末機Bから受信したデータをプリントできるものであればよい。図2の携帯端末機Bの用途、用法を表1に示す。携帯端末機のキー、釦の数や配列、機能等は図2以外であってもよい。
一般家庭、企業、団体等の排出者から排出される廃家電は、排出者が小売店(その指定場所を含む)に持ち込む場合もあり、収集者(小売店又は小売店管轄下の収集業者)が前記排出者に出向いて収集することもあるが、本発明の管理システムはいずれの場合にも対応できる。本発明の廃家電の収集、収集した廃家電の回収店舗への保管、回収店舗からトラックへの荷積み、トラックでの指定引取場所までの運搬、トラックからの荷降ろし、荷降ろし後の終了業務等の各種作業及び管理は次のようにして行われる。
(廃家電の収集)
廃家電の収集に当たっては前記リサイクル券Aを使用する。リサイクル券Aの1番券1(図1)の排出者名記入欄8には回収店舗名、その所在地、連絡先電話番号が、小売業者名記入欄9には家電品を販売した小売業者名、その所在地、連絡先電話番号が、収集運搬業者名記入欄10には廃家電を運搬する業者名、その所在地、連絡先電話番号が夫々記入してある。これら必要事項が記入されたリサイクル券は回収店舗に保管されており廃家電収集時に収集担当者に手渡される。収集担当者は収集する廃家電の品目名、メーカー名をリサイクル券1のチェック項目欄13、14にチェックする。1番券1にチェックするとその下の4枚の券にも同様のチェックが複写される。
廃家電の収集に当たっては前記リサイクル券Aを使用する。リサイクル券Aの1番券1(図1)の排出者名記入欄8には回収店舗名、その所在地、連絡先電話番号が、小売業者名記入欄9には家電品を販売した小売業者名、その所在地、連絡先電話番号が、収集運搬業者名記入欄10には廃家電を運搬する業者名、その所在地、連絡先電話番号が夫々記入してある。これら必要事項が記入されたリサイクル券は回収店舗に保管されており廃家電収集時に収集担当者に手渡される。収集担当者は収集する廃家電の品目名、メーカー名をリサイクル券1のチェック項目欄13、14にチェックする。1番券1にチェックするとその下の4枚の券にも同様のチェックが複写される。
収集担当者はチェック後のリサイクル券Aの現品貼付票(5番券:図7)を廃家電に貼付し、排出者控票(4番券:図6)を排出者に渡してから、その廃家電を収集して回収店舗に保管する。このとき、収集担当者はチェック済みリサイクル券の残り伝票(1番券〜3番券)を回収店舗に渡す。廃家電がエアコンの場合は、現品貼付票(5番券:図7)を廃家電の室内機に貼付し、現品貼付票(5番券)5のエアコン室内機貼付用伝票5bを室外機に貼付する。
(廃家電の回収登録、現品照合、余剰照合、積込み時の受領書発行)
回収店舗に保管されている前記回収品を運搬車に積込んで(荷積みして)指定引取場所まで運搬するときは回収登録、現品照合、余剰照合、積込み時の受領書発行、荷降ろし登録、荷降ろし時の受領書発行を行う。
回収店舗に保管されている前記回収品を運搬車に積込んで(荷積みして)指定引取場所まで運搬するときは回収登録、現品照合、余剰照合、積込み時の受領書発行、荷降ろし登録、荷降ろし時の受領書発行を行う。
(回収登録)
回収店舗に保管されている廃家電は、小売業者又は小売業者から委託されて受託した運搬業者が回収してトラックに荷積みし、指定引取場所まで運搬して指定引取場所に荷降ろす。この場合、回収店舗は保管しているリサイクル券の残り伝票中の小売業者控兼受領書(1番券:図3)を保管し、残りのリサイクル券(2番券と3番券:図4、図5)を運搬作業者に渡す。回収店舗で廃家電をグル−プ分けして保管してある場合は、運搬作業者は受取ったリサイクル券をそのグル−プ分けに合わせてグループ分けし、更に、品目別に分けする。次に、回収店舗に保管されている廃家電をトラックに積込む前に回収登録、現品照合を行い、トラックに積込みしてから余剰照合を行う。
回収店舗に保管されている廃家電は、小売業者又は小売業者から委託されて受託した運搬業者が回収してトラックに荷積みし、指定引取場所まで運搬して指定引取場所に荷降ろす。この場合、回収店舗は保管しているリサイクル券の残り伝票中の小売業者控兼受領書(1番券:図3)を保管し、残りのリサイクル券(2番券と3番券:図4、図5)を運搬作業者に渡す。回収店舗で廃家電をグル−プ分けして保管してある場合は、運搬作業者は受取ったリサイクル券をそのグル−プ分けに合わせてグループ分けし、更に、品目別に分けする。次に、回収店舗に保管されている廃家電をトラックに積込む前に回収登録、現品照合を行い、トラックに積込みしてから余剰照合を行う。
前記回収登録は運搬作業者が携帯端末機Bを操作してユーザーコード(携帯端末機を使用する人のコード)、回収作業日、手持ちリサイクル券(2、3番券)2、3にチェックされている品目コード、回収店舗の店舗番号を入力し、管理コード7を携帯端末機Bで読み取り、入力されたデータ及び読み取られたデータを携帯端末機に登録(回収登録)して行う。
前記現品照合は、運搬作業者が廃家電に貼付されている現品貼付票5の管理コード7を携帯端末機Bで読み取り、そのデータを、先に読み取った手持ち伝票の管理コード7と照合して行う。両管理コード7が一致したときはその廃家電は運搬車に積み込み可であり、不一致のときは積み込み不可となる。不一致は読み込まれた現品貼付票5の管理コード7に対応する手持ち伝票の管理コードが無い場合(廃家電余剰:2又は3番券不足)と、品目不一致の場合である。いずれの不一致のときも、運搬作業者は回収不可の廃家電に「券なし」、「品目違い」といった理由を記載して回収店舗に戻す。この現品照合により「券なし」或いは「品目違い」の廃家電のトラックへの荷積みが防止される。運搬作業者は回収不可品の品目、個数、理由を回収店舗に伝えて修正、是正を依頼する。
前記余剰照合は、照合一致の現品を運搬車に積み込んでから、運搬作業者が手持ち伝票(2又は3番券)の管理コードを携帯端末機Bで読み込んで、その管理コード7と、現品照合時に読み込んだ現品貼付票5の管理コード7とを照合して行う。両管理コード7が一致したときはそのまま運搬可であるが、不一致のときは運搬不可である。不一致は、読み込まれた手持ち伝票の管理コード7に対応する積み込み商品が無い場合(伝票余剰:現品不足)であるため、運搬作業者が回収店舗内の現品を確認することにより手持ち伝票のある廃家電の積み残しが防止される。回収店舗内を確認しても現品が見つからない場合は、運搬作業者が回収不可の2番又は3番券に「現品なし」の理由を記入して回収店舗の担当者に返却する。
(荷積み時の受領書発行)
前記受領書発行は、回収作業開始から余剰照合までの間に携帯端末機Bに入力されたデータ、読み込まれたデータを、携帯端末機Bから携帯プリンタに無線送信して、それらデータが印刷された受領書を二枚発行する。一枚はリサイクル品受領書30(図8(a))、他の一枚はリサイクル品控え31(図8(b))である。照合一致が確認されたときはリサイクル品受領書30を回収店舗に渡し、リサイクル品控え31に回収店舗の押印をもらい、作業者が持ち帰って保管する。
前記受領書発行は、回収作業開始から余剰照合までの間に携帯端末機Bに入力されたデータ、読み込まれたデータを、携帯端末機Bから携帯プリンタに無線送信して、それらデータが印刷された受領書を二枚発行する。一枚はリサイクル品受領書30(図8(a))、他の一枚はリサイクル品控え31(図8(b))である。照合一致が確認されたときはリサイクル品受領書30を回収店舗に渡し、リサイクル品控え31に回収店舗の押印をもらい、作業者が持ち帰って保管する。
(廃家電の荷降ろし照合)
前記のように回収されてトラックで指定引取場所まで運搬された廃家電は、荷降ろし照合される。前記荷降ろし照合は、運搬業者が指定引取場所に到着後、運搬してきた廃家電を荷降ろしする前に、手持ちリサイクル券(2、3番券)2、3を指定引取場所の担当者に渡し、廃家電に貼付されているリサイクル券の番号(下5桁)、現品のメーカーを、声を出して読上げて指定取引場所担当者に伝えて照合し、照合確認の現品をトラックから降ろして指定取引場所担当者に引き渡す。
前記のように回収されてトラックで指定引取場所まで運搬された廃家電は、荷降ろし照合される。前記荷降ろし照合は、運搬業者が指定引取場所に到着後、運搬してきた廃家電を荷降ろしする前に、手持ちリサイクル券(2、3番券)2、3を指定引取場所の担当者に渡し、廃家電に貼付されているリサイクル券の番号(下5桁)、現品のメーカーを、声を出して読上げて指定取引場所担当者に伝えて照合し、照合確認の現品をトラックから降ろして指定取引場所担当者に引き渡す。
(荷降ろし登録)
指定引取場所担当者は前記照合後に、先に運搬業者から預かったリサイクル券(2番券、3番券)2、3から3番券(指定引取場所控)3を預かり、2番券2に押印をしてリサイクル券(2番券:小売業者回付票のみになっている)2を運搬作業者に渡す。運搬作業者は携帯端末機Bに指定引取場所コード(4桁)を入力してから、前記押印済みのリサイクル券(2番券)2の管理コード7を携帯端末機Bで読み込んで荷降ろし登録をする。
指定引取場所担当者は前記照合後に、先に運搬業者から預かったリサイクル券(2番券、3番券)2、3から3番券(指定引取場所控)3を預かり、2番券2に押印をしてリサイクル券(2番券:小売業者回付票のみになっている)2を運搬作業者に渡す。運搬作業者は携帯端末機Bに指定引取場所コード(4桁)を入力してから、前記押印済みのリサイクル券(2番券)2の管理コード7を携帯端末機Bで読み込んで荷降ろし登録をする。
(荷降ろし時の受領書の発行)
前記荷降ろし登録後に、携帯端末機Bに回収店舗番号、回収日、荷降日を入力し、荷降ろし時の入力データ、読み込み済みの管理コード等の各種データを携帯端末機Bから携帯式或いは設置式のプリンタに無線伝送し、そのプリンタで二枚のシートを発行する。一枚は処理完了受領証(回収店舗渡し分)33(図9(a))、他の一枚は処理完了控え(運搬業者控え)34(図9(b))である。処理完了受領証(回収店舗渡し分)33には運搬作業者が押印する。
前記荷降ろし登録後に、携帯端末機Bに回収店舗番号、回収日、荷降日を入力し、荷降ろし時の入力データ、読み込み済みの管理コード等の各種データを携帯端末機Bから携帯式或いは設置式のプリンタに無線伝送し、そのプリンタで二枚のシートを発行する。一枚は処理完了受領証(回収店舗渡し分)33(図9(a))、他の一枚は処理完了控え(運搬業者控え)34(図9(b))である。処理完了受領証(回収店舗渡し分)33には運搬作業者が押印する。
(引取完了後のリサイクル券の返却)
荷降ろしが完了して回収店舗に戻った運搬業者は、リサイクル券中の2番券(最後に残った小売業者回付票:2)と、運搬業者が押印した前記処理完了受領証(回収店舗渡し分)33を回収店舗に渡し、処理完了控え34に回収店舗の受領印をもらって運搬業者の控えとして保管する。
荷降ろしが完了して回収店舗に戻った運搬業者は、リサイクル券中の2番券(最後に残った小売業者回付票:2)と、運搬業者が押印した前記処理完了受領証(回収店舗渡し分)33を回収店舗に渡し、処理完了控え34に回収店舗の受領印をもらって運搬業者の控えとして保管する。
(引取不可品の返却登録、返却受領証の発行)
前記荷降ろし時に引取不可の廃家電があった場合は、引取不可のリサイクル券(2番及び3番券)2、3の管理コード7を読み取って引取不可品の返却登録を行う。次に、携帯端末機Bに回収店舗番号、回収日を入力し、それらデータを携帯端末からプリンタに伝送して返却受領証(回収店舗返却分)36(図10(a))と、返却控え(運搬業者控え分)37(図10(b))を発行する。返却受領証(回収店舗返却分)36には運搬業者が押し印する。
前記荷降ろし時に引取不可の廃家電があった場合は、引取不可のリサイクル券(2番及び3番券)2、3の管理コード7を読み取って引取不可品の返却登録を行う。次に、携帯端末機Bに回収店舗番号、回収日を入力し、それらデータを携帯端末からプリンタに伝送して返却受領証(回収店舗返却分)36(図10(a))と、返却控え(運搬業者控え分)37(図10(b))を発行する。返却受領証(回収店舗返却分)36には運搬業者が押し印する。
(引取不可品のリサイクル券、返却受領証の返却)
前記引取不可の場合は、運搬業者は持ち帰った引取不可の前記リサイクル券(2番及び3番券)2、3を回収店舗に返却し、返却受領証(回収店舗返却分)36を回収店舗に渡し、持ち帰った現品を引き取り不可の説明をして回収店舗に返却し、返却控え37に回収店舗の受領印をもらって保管する。
前記引取不可の場合は、運搬業者は持ち帰った引取不可の前記リサイクル券(2番及び3番券)2、3を回収店舗に返却し、返却受領証(回収店舗返却分)36を回収店舗に渡し、持ち帰った現品を引き取り不可の説明をして回収店舗に返却し、返却控え37に回収店舗の受領印をもらって保管する。
(終了業務管理)
前記業務が終了したら、携帯端末機Bに登録されているデータを親機(コンピュータ)に送信し、リサイクル収集運搬管理WEBシステムにログインする。ログインはインターネットでリサイクル収集運搬管理WEBシステムを開き、コンピュータの画面上でユーザー名、パスワードを入力し画面上のログインボタンをクリックしてメニュー画面を表示する。このメニュー画面を操作して先に携帯端末機Bから送られたデータを取り込む。
前記業務が終了したら、携帯端末機Bに登録されているデータを親機(コンピュータ)に送信し、リサイクル収集運搬管理WEBシステムにログインする。ログインはインターネットでリサイクル収集運搬管理WEBシステムを開き、コンピュータの画面上でユーザー名、パスワードを入力し画面上のログインボタンをクリックしてメニュー画面を表示する。このメニュー画面を操作して先に携帯端末機Bから送られたデータを取り込む。
(返却日システム登録)
前記運搬作業において、回収店舗にリサイクル券が返却されたときは、その返却日をコンピュータに登録する。
前記運搬作業において、回収店舗にリサイクル券が返却されたときは、その返却日をコンピュータに登録する。
携帯端末機Bの前記操作において、入力ミス、確認ミス、管理コード7の読み込み不能、データ送信ミス等々のトラブルがあったときは、携帯端末機Bを操作してデータの変更、是正、削除等を行うことができる。
本発明は、廃家電の収集運搬管理システムであるが、廃家電以外の廃棄物、例えば、事務機器、家具といった各種廃棄物の収集運搬管理にも利用可能である。
1 1番券
2 2番券
3 3番券
4 4番券
5 5番券(現品貼付票)
5b エアコン室内機貼付用伝票
6 剥離紙
7 バーコード(管理コード)
7a 室内機用管理コード
7b 室内機用管理コード
8 排出者名記入欄
9 小売業者名記入欄
10 収集運搬業者名記入欄
11 廃家電の品目欄
12 製造業者名記入欄
13 チェック欄
14 チェック欄
30 リサイクル品受領書
31 リサイクル品控え
33 処理完了受領書
34 処理完了控え
36 返却受領書
37 返却控え
A 家電リサイクル券
B 携帯端末機
2 2番券
3 3番券
4 4番券
5 5番券(現品貼付票)
5b エアコン室内機貼付用伝票
6 剥離紙
7 バーコード(管理コード)
7a 室内機用管理コード
7b 室内機用管理コード
8 排出者名記入欄
9 小売業者名記入欄
10 収集運搬業者名記入欄
11 廃家電の品目欄
12 製造業者名記入欄
13 チェック欄
14 チェック欄
30 リサイクル品受領書
31 リサイクル品控え
33 処理完了受領書
34 処理完了控え
36 返却受領書
37 返却控え
A 家電リサイクル券
B 携帯端末機
Claims (4)
- 排出者から排出された廃棄物を収集し、収集した廃棄物を回収店舗に保管し、保管した廃棄物を搬送車に荷積みして指定引取場所まで運搬し、運搬した廃棄物を指定引取場所に降ろす収集運搬管理システムにおいて、
複数枚の伝票を複写式にセットしたリサイクル券と、必要データの入力、リサイクル券の管理コードの読み取りといった操作が可能な携帯端末機器を使用して、次の廃棄物収集管理、廃棄物運搬時の回収管理、同運搬時の荷降ろし管理、同運搬後の終了管理を行うことを特徴とする廃棄物収集運搬管理システムであり、
廃棄物収集管理は
排出者から排出された廃棄物収集時に前記リサイクル券のチェック項目欄に廃棄物品目名、メーカー名といった管理事項をチェックし、チェック後のリサイクル券の排出者控票を排出者に渡し、同リサイクル券の現品伝票を廃棄物に貼付し、貼付済み廃棄物を小売業者管轄下の回収店舗に回収し、同リサイクル券中の残り伝票を回収店舗に預け、
廃棄物運搬時の回収管理は
回収店舗は廃棄物運搬業務開始前に、前記預かり伝票中の小売業者控兼受領書を保管して残りの伝票を運搬作業者に渡し、運搬作業者は回収店舗に保管されている廃棄物を運搬車に積込む前に回収登録、現品照合、余剰照合、受領書発行を行い、
前記回収登録は、作業者が回収店舗の店舗番号、手持ち伝票にチェックされている品目コード、メーカー名といった必要事項を携帯端末機に入力し、手持ち伝票の管理コードを携帯端末機で読み取り、入力されたデータ、読み取られたデータを携帯端末機に登録して行い、
前記現品照合は、廃棄物に貼付されている現品貼付票の管理コードを携帯端末機で読み取ってその管理コードと先に読み取った手持ち伝票の管理コードを照合して行い、両管理コードが一致したときはその現品は運搬車に積み込み可能、読み込んだ現品管理コードに対応する手持ち伝票の管理コードが無い場合、品目不一致の場合はその現品を積み込み不可として、不一致廃棄物の積み込みを防止し、
前記余剰照合は、照合一致の現品を運搬車に積み込んでから、手持ち伝票の管理コードを携帯端末機で読み込んで、その管理コードと先に読み込んだ現品の管理コードを照合して行い、両管理コードが一致したときはそのまま運搬可能であるが、先に読み込まれた現品管理コードよりも手持ち伝票の読み込み管理コードが多いときは現品無しで回収不可として、廃棄物の積み忘れを防止し、
前記受領書発行は運搬者が行い、前記作業で携帯端末機へ入力したデータ、携帯端末機で読み取って登録した管理コード等の読み込みデータを携帯プリンタでプリントアウトしてリサイクル品受領証とリサイクル品控を発行し、前記現品照合時に現品余剰のときは「現品なし」の表示が、前記余剰照合時に現品不足となったときは「伝票余り」の表示が前記リサイクル品受領証とリサイクル品控に記入されており、そのリサイクル品受領証に運搬者が押印をし、
廃棄物運搬時の荷降し管理は
運搬者は、指定引取場所に到着後、運搬してきた廃棄物を荷降ろしする前に、手持ちリサイクル券を指定引取場所に渡し、各廃棄物とリサイクル券番号を照合し、照合済みの現品を運搬車から降ろし、先に指定引取場所に渡したリサイクル券に指定引取場所から押印をもらい、そのリサイクル券を受け取った運搬作業者は携帯端末機に指定引取場所コードを入力し、リサイクル券の管理コードを読み取って荷降ろし登録し、携帯端末機に店舗番号、回収日、荷降日を入力後、携帯端末機のデータをプリントアウトして処理完了受領証と処理完了控を発行し、処理完了受領証に指定引取場所の受領印を押してもらって処理完了控と共に持ち帰り、その処理完了受領証と手持ちのリサイクル券を回収店舗に渡し、処理完了控に回収店舗の受領印をもらって持ち帰る、ことを特徴とする廃棄物収集運搬管理システム。 - 請求項1記載の廃棄物収集運搬管理システムにおいて、廃棄物運搬時の荷降し管理終了後に、荷降し管理終了までに携帯端末機に登録されたデータをコンピュータに送信して、その後はコンピュータ管理できるようにする終了管理を行うことを特徴とする廃棄物収集運搬管理システム。
- 請求項1又は請求項2記載の廃棄物収集運搬管理システムにおいて、現品照合時に余剰現品が出たときはその現品を運搬車に荷積みせずに不一致理由を記載して保管店舗に返却し、余剰照合時にリサイクル券が余剰となったときは余剰券に不一致理由を記載してその余剰券を保管店舗に返却することを特徴とする廃棄物収集運搬管理システム。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の廃棄物収集運搬管理システムにおいて、携帯端末機が前記管理に必要なデータを入力でき、リサイクル券の管理コードを読み取り可能であり、それらデータを登録でき、登録データをプリンタに送信可能なプログラムが搭載されたものであることを特徴とする廃棄物収集運搬管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009283349A JP2011123846A (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 廃棄物収集運搬管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009283349A JP2011123846A (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 廃棄物収集運搬管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011123846A true JP2011123846A (ja) | 2011-06-23 |
Family
ID=44287639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009283349A Pending JP2011123846A (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 廃棄物収集運搬管理システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011123846A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10129811A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-19 | Fujitsu Kiden Ltd | 運送業務管理システム及び方法 |
JP2002297748A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Ttt Kk | 医療廃棄物の管理方法 |
JP2006263976A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Takayanagi:Kk | バーコード付マニフェストとこれを用いた産業廃棄物処理情報管理システム |
-
2009
- 2009-12-14 JP JP2009283349A patent/JP2011123846A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10129811A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-19 | Fujitsu Kiden Ltd | 運送業務管理システム及び方法 |
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