JP2011123130A - 表示装置、表示パネルドライバ、及び画像データ処理装置 - Google Patents

表示装置、表示パネルドライバ、及び画像データ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より少ないハードウェア資源でガンマ補正処理とコントラスト強調処理とを実行する。
【解決手段】液晶表示装置1が、液晶表示パネル2と、ガンマカーブの形状を指定する補正点データCP0〜CP5に応じて入力画像データDINに対してガンマ補正処理を行うガンマ補正回路12と、ガンマ補正回路12から出力される出力階調データDOUTに応答して液晶表示パネル2のデータ線を駆動するデータ線駆動回路14とを具備する。ガンマ補正回路12は、入力画像データDINを変数とし、且つ、補正点データCP0〜CPによって係数が決定される補正演算式に従ってガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、且つ、補正点データCP1、CP4を、ガンマ補正処理の対象画素と対象画素に隣接する隣接画素の入力画像データに応じて修正するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示パネルドライバ、及び画像データ処理装置に関し、特に、画像データに対して画像のコントラストを強調する処理を行うための技術に関する。
表示装置や印刷装置のような出力デバイスでは、画像を見やすくするために画像データに対して演算処理を行うことがある。このような処理として、コントラスト強調処理とエッジ強調処理が挙げられる。コントラスト強調処理とは、画像の明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くすることにより、画像をくっきりさせる処理である。一方、エッジ強調処理とは、画像の輪郭部の階調の変化を急峻にし、これによって画像をシャープにする処理のことである。ここで、画像のエッジ部分では隣接する画素の階調差が大きくなるので、コントラスト強調処理を行うことにより、結果として、多くの画像においてエッジ強調と同等の効果が得られる。
コントラスト強調処理やエッジ強調処理を行う画像データ処理装置については、例えば、特許文献1(特開平8−186724号公報)、特許文献2(特開2008−52353号公報)に開示されている。特許文献1は、ガウシアンフィルタ処理等によりエッジ強調処理を行うことを開示している。一方、特許文献2は、ラプラシアンフィルタを用いてエッジ強調処理を行うことを開示している。エッジ強調処理については、特許文献3(特開2008−54267号公報)にも開示がある。
特許文献1、2に記載された画像データ処理装置では、エッジ強調処理に加えてガンマ補正処理が行われている。ここで、ガンマ補正処理とは、外部から供給される画像データを出力デバイスの出力特性に応じて補正する処理のことである。一般に、出力デバイスは非線形的な出力特性を有しているから、画像データに比例する出力レベル(例えば、駆動電圧信号や駆動電流信号電流レベル)で画像を出力しても、所望の色調では画像は出力されない。出力デバイスの出力特性に合わせて画像データを補正することにより、所望の色調で画像を出力することができる。例えば、液晶表示パネルが出力デバイスとして使用される場合には、画像データを液晶表示パネルの電圧−透過率特性(V−T特性)に合わせて補正し、補正された画像データに応じて各画素を駆動する駆動電圧を生成することにより、所望の色調で画像を表示することができる。
特開平8−186724号公報 特開2008−52353号公報 特開2008−54267号公報 特開2007−072085号公報
上記の特許文献1、2に記載された画像データ処理装置の一つの問題は、エッジ強調処理とガンマ補正処理とが別々に行われるため、大きなハードウェア資源を必要とすることである。発明者の検討によれば、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理とを同時に行うような演算回路を用いれば、より少ないハードウェア資源でガンマ補正処理とコントラスト強調処理とを実行することができる。
このような技術的思想の下、発明者は、対象画素の画像データの値と、隣接する画素の画像データの値に応じてガンマ補正処理の演算を修正する回路アーキテクチャを考案した。
より具体的には、本発明の一の観点では、表示装置が、表示パネルと、ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行う補正回路と、補正回路から出力されるガンマ補正後データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路とを具備する。補正回路は、処理対象画像データを変数とし、且つ、補正データによって係数が決定される補正演算式に従ってガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、且つ、補正データを、ガンマ補正処理の対象画素と対象画素に隣接する隣接画素の処理対象画像データに応じて修正するように構成されている。
本発明の他の観点では、表示パネルドライバが、ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行う補正回路と、補正回路から出力されるガンマ補正後データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路とを具備する。補正回路は、処理対象画像データを変数とし、且つ、補正データによって係数が決定される補正演算式に従ってガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、且つ、補正データを、ガンマ補正処理の対象画素と対象画素に隣接する隣接画素の処理対象画像データに応じて修正するように構成されている。
本発明の更に他の観点では、画像データ処理装置が、ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行ってガンマ補正後データを生成する補正ユニットと、補正データ修正器とを具備する。補正ユニットは、処理対象画像データを変数とし、且つ、補正データによって係数が決定される補正演算式に従ってガンマ補正処理を近似的に行うように構成されている。補正データ修正器は、補正データを、ガンマ補正処理の対象画素と対象画素に隣接する隣接画素の処理対象画像データに応じて修正するように構成されている。
本発明によれば、より少ないハードウェア資源でガンマ補正処理とコントラスト強調処理とを実行することができる。
本発明の第1の実施形態の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、演算式の切り換えが行われる領域を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ガンマ補正のガンマ値が1未満である場合の、演算式によって実現されるガンマカーブの形状を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態における、ガンマ補正のガンマ値が1を超える場合の、演算式によって実現されるガンマカーブの形状を示すグラフである。 コントラスト強調処理について説明する図である。 本発明の第1の実施形態における、補正点データの修正によるコントラスト強調処理の実現について説明する図である。 本発明の第2の実施形態の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における拡大処理回路の動作を説明する概念図である。
第1の実施形態:
図1は、本発明の一実施形態の液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。液晶表示装置1は、液晶表示パネル2とコントローラドライバ3とを備えており、処理装置4から送られる様々な入力画像データDIN及び制御信号5に応答して液晶表示パネル2に画像を表示するように構成されている。ここで、入力画像データDINとは、液晶表示パネル2に表示すべき画像の画像データであり、液晶表示パネル2の各画素の各副画素の階調が入力画像データDINによって指定される。本実施形態では、各画素は、赤(R)を表示する副画素(R副画素)、緑(G)を表示する副画素(R副画素)、青(B)を表示する副画素(B副画素)で構成される。以下において、入力画像データDINのうち、R副画素の階調を示すものを入力画像データDIN と記載することがある。同様に、入力画像データDINのうち、G副画素、B副画素の階調を示すものを、入力画像データDIN 、DIN と記載することがある。処理装置4としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal
Processor)が使用される。
液晶表示パネル2は、M本の走査線(ゲート線)と、3N本の信号線(ソース線)とを備えている。ここで、M、Nは自然数である。R副画素、G副画素、B副画素は、M本の走査線(ゲート線)と、3N本の信号線(ソース線)が交差する位置に設けられる。
コントローラドライバ3は、処理装置4から入力画像データDINを受け取り、入力画像データDINに応答して液晶表示パネル2の信号線(ソース線)を駆動する。コントローラドライバ3は、更に、液晶表示パネル2の走査線を駆動する機能も有している。コントローラドライバ3の動作は、制御信号5によって制御される。
詳細には、コントローラドライバ3は、命令制御回路11と、ガンマ補正回路12と、差分データ演算回路13と、データ線駆動回路14と、階調電圧発生回路17と、ゲート線駆動回路18とを備えている。
命令制御回路11は、処理装置4から送られてくる入力画像データDINをガンマ補正回路12と差分データ演算回路13とに転送する。加えて、命令制御回路11は、制御信号5に応答してコントローラドライバ3の各回路を制御する機能を有している。
具体的には、命令制御回路11は、補正点データCP0〜CP5を生成してガンマ補正回路12に供給する。ここで、補正点データCP0〜CP5は、ガンマ補正回路12によって行われるガンマ補正処理のガンマカーブの形状を決定するためのデータであり、より具体的には、ガンマカーブの形状を指定する制御点の座標を指定するデータである。液晶表示パネル2のガンマ値γが色毎に異なる(即ち、R、G、Bで異なる)ことから、補正点データCP0〜CP5も、一般には、R、G、Bで異なるように選択される。必要がある場合、以下では、R、G、Bに対応する補正点データを、それぞれ、補正点データCP0_R〜CP5_R、補正点データCP0_G〜CP5_G、補正点データCP0_B〜CP5_Bと記載する。
加えて、命令制御回路11は、調整データαを差分データ演算回路13に供給する。ここで、調整データαとは、差分データ演算回路13が入力画像データDINから差分データΔCPを生成する際に使用するパラメータである。調整データα、差分データΔCPについては、後に詳細に説明する。
更に、命令制御回路11は、階調設定信号21を階調電圧発生回路17に供給して階調電圧発生回路17を制御すると共に、タイミング設定信号22をタイミング制御回路19に供給してタイミング制御回路19の動作を制御する。
ガンマ補正回路12は、入力画像データDINに対してガンマ補正処理を行い、出力画像データDOUTを生成する。以下において、R副画素、G副画素、B副画素に対応する出力画像データDOUTは、それぞれ、出力画像データDOUT 、DOUT 、DOUT と記載されることがある。ここで、ガンマ補正処理において使用されるガンマカーブの形状は、命令制御回路11から供給される補正点データCP0〜CP5によって指定される。本実施形態では、補正点データCP0〜CP5のそれぞれは10ビットデータである。補正点データCP0〜CP5を命令制御回路11からガンマ補正回路12に供給することによってガンマカーブの形状を指定することは、ガンマ補正回路12に転送されるデータの量を抑制し、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることを可能にしている。
ただし、ガンマ補正回路12は、補正点データCP0〜CP5の一部のデータ(本実施形態では、CP1、CP4)を差分データΔCPに応答して修正することによってガンマカーブの形状を修正し、これにより、コントラスト強調処理を同時に行う。即ち、本実施形態では、ガンマ補正回路12がガンマ補正処理とコントラスト強調処理を同時に行うように構成されている。ガンマ補正回路12の構成及び動作については、後に詳細に説明する。
差分データ演算回路13は、入力画像データDINから差分データΔCPを生成する。差分データΔCPの生成の際、差分データ演算回路13は、パラメータとして命令制御回路11から供給された調整データαを使用する。補正点データCP0〜CP5と同様に、差分データΔCPも、R、G、Bで異なるように選択される。以下において、R副画素に対応して生成される差分データΔCPを、ΔCP_Rと記載する。同様に、G副画素、B副画素に対応して生成される差分データΔCPを、それぞれ、ΔCP_G、ΔCP_Bと記載する。更に、R副画素、G副画素、B副画素に対応して供給される調整データαを、それぞれ、α、α、αと記載する。
データ線駆動回路14は、ガンマ補正回路12から供給される出力画像データDOUTに応答して液晶表示パネル2のデータ線を駆動する。本実施形態では、データ線駆動回路14は、表示ラッチ部15と出力アンプ部16とを備えている。表示ラッチ部15は、出力画像データDOUTをガンマ補正回路12からラッチし、ラッチした出力画像データDOUTを出力アンプ部16に転送する。出力アンプ部16は、表示ラッチ部15から送られてくる出力画像データDOUTに応答して対応する液晶表示パネル2のデータ線を駆動する。より具体的には、出力アンプ部16は、出力画像データDOUT 、DOUT 、DOUT に応答して階調電圧発生回路17から供給される複数の階調電圧VGS0〜VGSmのうちから対応する階調電圧を選択し、対応する液晶表示パネル2のデータ線を選択された階調電圧に駆動する。これにより、液晶表示パネル2のR副画素、G副画素、B副画素は、それぞれ、出力画像データDOUT 、DOUT 、DOUT に応答して駆動される。階調電圧VGS0〜VGSmは、命令制御回路11から階調電圧発生回路17に供給される階調設定信号21に応じて制御される。
ゲート線駆動回路18は、液晶表示パネル2のゲート線を駆動する。
タイミング制御回路19は、命令制御回路11から供給されるタイミング設定信号22に応答して液晶表示装置1のタイミング制御を行う役割を有している。詳細には、タイミング制御回路19は、タイミング制御信号23、24を生成し、それぞれ、データ線駆動回路14及びゲート線駆動回路18に供給する。データ線駆動回路14及びゲート線駆動回路18の動作タイミングは、タイミング制御信号23、24によって制御される。
図2は、ガンマ補正回路12の構成を示すブロック図である。ガンマ補正回路12は、近似演算補正回路31と、減色処理回路32と、加減算器33R、33G、33Bとを備えている。近似演算補正回路31は、入力画像データDINに対してガンマ補正演算処理を行う回路であり、R、G、Bのそれぞれについて用意された近似演算ユニット31R、31G、31Bを備えている。近似演算ユニット31R、31G、31Bは、それぞれ、入力画像データDIN 、DIN 、DIN について演算式によるガンマ補正処理を行い、ガンマ補正後データDGC 、DGC 、DGC を生成する。近似演算ユニット31がガンマ補正演算処理に使用する演算式の係数は、補正点データCP0_R〜CP5_Rによって決定される。同様に、近似演算ユニット31G、31Bがガンマ補正演算処理に使用する演算式の係数は、それぞれ、補正点データCP0_G〜CP5_G、CP0_B〜CP5_Bによって決定される。以下において、特に区別しない場合には、ガンマ補正後データDGC 、DGC 、DGC をまとめてガンマ補正後データDGCと記載する。ガンマ補正後データDGCのビット数は、入力画像データDINのビット数よりも多く、本実施形態では、ガンマ補正後データDGCは、10ビットデータである。
減色処理回路32は、近似演算補正回路31によって生成されたガンマ補正後の画像データに対して減色処理を行い、最終的に出力画像データDOUTを生成する。詳細には、減色処理回路32は、減色処理ユニット32R、32G、32Bを備えている。減色処理ユニット32Rは、近似演算ユニット31Rから出力されたガンマ補正後データDGC に対して減色処理を行って出力画像データDOUT を生成する。同様に、減色処理ユニット32G、32Bは、近似演算ユニット31G、32Bから出力されたガンマ補正後データDGC 、DGC に対して減色処理を行って出力画像データDOUT 、DOUT を生成する。本実施形態では、減色処理ユニット32R、32G、32Bは、いずれも2ビットの減色処理を行う。即ち、出力画像データDOUTは、8ビットデータである。
加減算器33R、33G、33Bは、差分データ演算回路13から送られてくる差分データΔCPに応じて、近似演算補正回路31においてガンマ補正演算に使用される補正点データCP1、CP4を修正する。ここで、補正点データCP1、CP4が、命令制御回路11から送られる補正点データCP0〜CP5のうちの一部分であることに留意されたい。近似演算補正回路31の近似演算ユニット31R、31G、31Bにおいて実際に使用される補正点データは、加減算器33R、33G、33Bによって修正されたデータである。
本実施形態の液晶表示装置1の一つの特徴は、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理を、近似演算補正回路31において同時に行うことである。具体的には、特定画素の入力画像データDINのガンマ補正処理において使用されるガンマカーブの形状を、当該特定画素の入力画像データDINの値(即ち、当該特定画素の階調値)と隣接する画素の入力画像データDINの値の差分に応じて修正し、これにより、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理を同時に行う。ガンマカーブの形状の修正は、補正点データCP1、CP4の値を、当該差分に応じて修正することによって行われる。このような手法によるガンマ補正処理とコントラスト強調処理の実行は、ハードウェア資源の低減に有効である。
以下では、本実施形態において行われるガンマ補正処理とコントラスト強調処理について詳細に説明する。まず、近似演算補正回路31において行われる補正点データCP0〜CP5を用いたガンマ補正処理の基本的な考え方について説明し、その後、補正点データCP1、CP4の修正によるコントラスト強調処理について説明する。
1.ガンマ補正演算
本実施形態では、ガンマ補正処理は、液晶表示パネル2の電圧−透過率特性(V−T特性)に合わせて行われる。ガンマ補正処理は、厳密には、下記の式(1)で表わされる:
GC=DGC MAX(DIN/DIN MAXγ, ・・・(1)
ここで、DIN MAXは、入力画像データの最大値であり、DGC MAXは、ガンマ補正後データの最大値であり、γは、ガンマ値である。ガンマ値γとは、ガンマカーブの形状を特定するパラメータであり、液晶表示パネル2の電圧−透過率特性に応じて決定される。
式(1)の演算を直接的に行えば、厳密なガンマ補正を行うことができる。しかしながら、式(1)の演算によるガンマ補正処理においては、べき乗を含む演算が関与することが問題になる。べき乗演算を厳密に行う回路は複雑であり、コントローラドライバ3に実装することには問題がある。CPU(Central Processing Unit)のように優れた演算能力を有するデバイスであれば、べき乗は、対数演算、乗算、及び指数演算の組み合わせによって厳密に実現可能である。しかし、厳密なべき乗演算を行う回路をコントローラドライバに実装することは、ハードウェアの削減のために好ましくない。
このような背景から、本実施形態では、ガンマ補正処理を近似演算式によって「近似的に」実行する。「近似的に」とは、上述の厳密式(1)ではなく、より実装に有利な近似演算式によってガンマ補正処理を行うことを意味している。このガンマ補正処理において、補正点データCP0〜CP5を用いてガンマカーブの形状を指定する。
本実施形態では、ガンマ補正処理に使用される近似演算式は、大きく分けて、2つの条件に依存して切り換えられる。第1の条件は、入力画像データDINの値である。入力画像データDINの取り得る範囲を複数のデータ範囲に区分し、異なるデータ範囲で異なる演算式を使用することにより、ガンマ補正をより正確に実現することができる。第2の条件は、実現されるべきガンマ補正のガンマ値γである。ガンマカーブの形状は、ガンマ値γに依存して変化する。ガンマ値γの値に応じて演算式を選択することにより、ガンマカーブの形状を近似的に再現してガンマ補正をより正確に実現することができる。
より具体的には、本実施形態では、下記2つの条件:
(a)入力画像データDINが中間データ値DIN Centerよりも大きいか否か
(b)実現されるべきガンマ補正のガンマ値γが1未満であるか否か
に基づいて、複数の演算式のうちからガンマ補正に使用する演算式が選択される。ここで、中間データ値DIN Centerとは、入力画像データDINの許容最大値DIN MAXを用いて下記式:
IN Center=DIN MAX/2, ・・・(2)
で定義される値である。また、ガンマ値γは、処理装置4から制御信号5によって指定される。命令制御回路11は、制御信号5によって指定されたガンマ値γに応じてガンマ補正に使用する演算式を選択し、更に、選択した演算式に応じた補正点データCP0〜CP5を供給する。
図3を参照して、入力画像データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、実現されるべきガンマ補正のガンマ値γが1未満である場合、即ち、図3の領域1にあるガンマカーブの近似が行われる場合には、入力画像データDINのn乗(0<n<1)に比例する項を有し、入力画像データDINのn乗(n>1)に比例する項を有しない演算式が使用される。本実施形態では、入力画像データDINの1/2乗に比例した項を有する演算式が使用される。それ以外の場合には、入力画像データDINのn乗(n>1)に比例する項を有し、入力画像データDINのn乗(0<n<1)に比例する項を有しない演算式がガンマ補正に使用される。本実施形態では、入力画像データDINの2乗に比例した項を有する演算式が使用される。
これは、ガンマ値γが1より大きいガンマカーブの近似に適した演算式と、ガンマ値γが1未満であるガンマカーブの近似に適した演算式とが相違するということに基づいている。例えば、ガンマ値γが1より大きいガンマカーブは、2次の多項式によってかなり正確に近似できる。しかしながら、2次の多項式は、ガンマ値γが1より小さいガンマカーブを近似することには適しない。2次の多項式の使用は、特に、入力画像データDINが0に近い場合に、厳密式からの誤差を増大させるために問題である。入力画像データDINのn乗(0<n<1)に比例する項、特に、1/2乗に比例した項を有する演算式を用いれば、ガンマ値γが1未満であるガンマカーブの近似を少ない誤差で行うことができる。
数式で表せば、本実施形態では、下記式に従ってガンマ補正後データDGCを演算する:
(1)入力画像データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1より小さい場合:
Figure 2011123130
(2)入力画像データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1以上である場合:
Figure 2011123130
(3)入力画像データDINが中間データ値DIN Center以上である場合:
Figure 2011123130
ここで式(3a)〜(3c)に現れるパラメータK、DINS、PDINS、NDINSは、以下に述べられるように定義される値である。
(1)K
Kは、下記式:
K=(DIN MAX+1)/2, ・・・(4)
で与えられる。Kは、2のn乗(nは、1より大きい整数)で表される数であることに留意されたい。入力画像データDINの最大値DIN MAXは、2のn乗で表される数から1を減じた値になる。例えば、入力画像データDINが6ビットである場合、最大値DIN MAXは、63になる。したがって、式(4)で与えられるパラメータKは、2のn乗で表される。このことは、式(3a)〜(3c)の演算を簡易な回路で行うために有用である。2のn乗で表される数の除算は、右シフト回路で簡易に実現できる。式(3a)〜(3c)は、Kによる除算を含んでいるが、そのKが2のn乗で表される数であることにより、その除算を簡便な回路で実現することができる。
(2)DINS
INSは、入力画像データDINに依存して決まる値であり、下記式で与えられる:
Figure 2011123130
(3)PDINS
PDINSは、式(6b)で定義されるパラメータRを用いて、下記式(6a)で定義される:
Figure 2011123130
式(6b)、(5a)、(5b)から理解されるように、パラメータRは、DINの1/2乗に比例する値であり、従って、PDINSは、入力画像データDINの1/2乗に比例する項、及び1乗に比例する項を含む式で算出される値である。
(4)NDINS
NDINSは、下記式で与えられる:
Figure 2011123130
式(7)、(5a)、(5b)から理解されるように、NDINSは、入力画像データDINの2乗に比例する項を含む式で算出される値である。
CP0〜CP5は、上述のとおり、命令制御回路11から与えられる補正点データであり、ガンマカーブの形状を決定するためのパラメータである。処理装置4から与えられたガンマ値γに応じたガンマ補正をコントローラドライバ3において実行するためには、補正点データCP0〜CP5を下記のように決定すればよい:
(1)γ<1の場合
Figure 2011123130
(2)γ≧1の場合
Figure 2011123130
ただし、Gamma[x]は、下記式によって定義される関数である:
Figure 2011123130
式(8a)、(8b)の相違は、補正点データCP1の算出式にあることに留意されたい。
図4Aは、γ<1の場合における補正点データCP0〜CP5とガンマカーブの形状の関係を示すグラフである。γ<1の場合、補正点データCP0〜CP5を式(8a)に従って決定し、ガンマ補正後データDGCを式(3a)、(3c)によって算出すれば、入力画像データDINが0,K/4,(DIN MAX+K−1),DIN MAXの4つの場合に、式(1)による厳密式によって得られるガンマ補正後データDGCと、式(3a)、(3b)による演算式によって得られるガンマ補正後データDGCが一致する。
一方、図4Bは、γ>1の場合における補正点データCP0〜CP5とガンマカーブの形状の関係を示すグラフである。γ>1の場合、補正点データCP0〜CP5を式(8b)に従って決定し、入力画像データDINを式(3b)、(3c)によって算出すれば、入力画像データDINが0,K/2,(DIN MAX+K−1),DIN MAXの4つの場合に、式(1)による厳密式によって得られるガンマ補正後データDGCと、式(3a)、(3b)による演算式によって得られるガンマ補正後データDGCが一致する。
なお、上述のようなガンマ補正処理については、特開2007−072085号公報(特許第4086868号公報)に開示されている。
図4A、図4Bを参照して、γ<1の場合、γ>1の場合のいずれについても、補正点データCP1は、入力画像データDINが0以上、中間データ値DIN Center以下の範囲にある所定の制御点の位置を指定し、これにより、当該範囲のガンマカーブの形状を指定する役割を有する。よって、補正点データCP1を修正することにより、0以上、中間データ値DIN Center以下の範囲のガンマカーブの形状を修正することができる。一方、補正点データCP4は、入力画像データDINが中間データ値DIN Center以上、DIN MAXの範囲にある所定の制御点の位置を指定し、これにより、当該範囲のガンマカーブの形状を指定する役割を有する。よって、補正点データCP4を修正することにより、中間データ値DIN Center以上、DIN MAXの範囲のガンマカーブの形状を修正することができる。
ここで、液晶表示パネル2のガンマ値γが色毎に異なる(即ち、R、G、Bで異なる)ことから、式(9)において使用されるガンマ値γも、R、G、Bで異なる値が用いられることに留意されたい。R、G、Bで異なるガンマ値γを用いて、補正点データCP0〜CP5は算出される。
2.コントラスト強調処理
図5は、本実施形態において実行しようとするコントラスト強調処理について説明する図である。本実施形態では、処理対象の画素(対象画素)の各副画素の階調値(入力画像データの値)と、対象画素の両隣の画素の副画素の階調値の差分に応じて対象画素の入力画像データの値を修正し、これにより、コントラストを強調する。
例えば、R副画素の入力画像データDIN として「32」、「32」、「32」、「112」、「192」、「192」、「192」というデータ列が入力されたとする。このデータ列のうちのデータ列部分「32」、「32」、「112」の2番目のデータ「32」に対する処理においては、隣のデータ「112」との差を増大させる処理が行われる。即ち、2番目のデータ「32」が、例えば、「22」に補正される。一方、データ列部分「32」、「32」、「32」の2番目のデータ「32」については、隣接するデータとの差が0であるので補正が行われない。このようなコントラスト強調処理を、ガンマ補正処理を行う近似演算補正回路31において実行する手法が以下において議論される。
3.補正点データCP1、CP4の修正によるコントラスト強調処理
一般的なコントローラドライバでは、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理とが別々の回路で行われるが、本実施形態のコントローラドライバ3では、補正点データCP1、CP4を修正することによってガンマカーブの形状を修正し、これによってガンマ補正処理とコントラスト強調処理を同時に実行する。以下では、補正点データCP1、CP4の修正によるコントラスト強調処理について説明する。
図6は、補正点データCP1、CP4の修正によるコントラスト強調処理を説明する概念図である。補正点データCP1、CP4の修正は、差分データ演算回路13から供給される差分データΔCPに応じて行われる。差分データΔCPにより、補正点データCP1、CP4の修正量が指定される。ここで、差分データΔCPは、対象画素の各副画素の階調値(入力画像データDINの値)と、当該対象画素の両隣の画素の対応する副画素の階調値の差に応じて算出される。ここで、差分データΔCPとは、具体的には、R副画素、G副画素、B副画素の差分データΔCP_R、ΔCP_G、ΔCP_Bは、それぞれ、下記の式により算出される:
ΔCP_R=α・(|DIN −DINL |+|DIN −DINR |)/2,
・・・(10a)
ΔCP_G=α・(|DIN −DINL |+|DIN −DINR |)/2,
・・・(10b)
ΔCP_B=α・(|DIN −DINL |+|DIN −DINR |)/2,
・・・(10c)
ここで、DIN 、DIN 、DIN は、対象画素のR副画素、G副画素、B副画素の階調値を表わしており、DINL 、DINL 、DINL は、対象画素の左隣の画素のR副画素、G副画素、B副画素の階調値を表わしており、DINR 、DINR 、DINR は、対象画素の右隣のR副画素、G副画素、B副画素の階調値を表わしている。
更に、ガンマ補正回路12の加減算器33R、33G、33Bは、下記の演算により、補正点データCP1_R、CP4_R、CP1_G、CP4_G、CP1_B、CP4_Bを修正する:
CP1_R’=CP1_R−ΔCP_R,・・・(11a)
CP4_R’=CP4_R+ΔCP_R,・・・(11b)
CP1_G’=CP1_G−ΔCP_G,・・・(11c)
CP4_G’=CP4_G+ΔCP_G,・・・(11d)
CP1_B’=CP1_B−ΔCP_B,・・・(11e)
CP4_B’=CP4_B+ΔCP_B.・・・(11f)
このような演算によれば、図6の右図に示されているように、対象画素の各副画素の階調値と当該対象画素の両隣の画素の対応する副画素の階調値の差の増大と共に、補正点データCP1、CP4によって指定される制御点の位置の縦軸(ガンマ補正後データに対応)の座標値の差が増大し、ガンマカーブの形状も、これに合わせて変化する。これにより、ガンマ補正処理と同時にコントラスト強調処理も実現される。
補正点データCP1、CP4の修正の結果、ガンマ補正後データDGC 、DGC 、DGC は、下記の式により算出されることになる:
(1)入力画像データDIN 、DIN 、DIN が中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1より小さい場合:
Figure 2011123130
(2)入力画像データDIN 、DIN 、DIN が中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1以上である場合:
Figure 2011123130
(3)入力画像データDIN 、DIN 、DIN が中間データ値DIN Center以上である場合:
Figure 2011123130
ここで、DINS、PDINS、NDINSも、R副画素、G副画素、B副画素の入力画像データDIN 、DIN 、DIN から式(5a)、(5b)、(6a)、(6b)、(7)を用いて算出されることに留意されたい。
以上に説明されているように、本実施形態では、対象画素の各副画素の入力画像データDIN 、DIN 、DIN のガンマ補正処理において使用されるガンマカーブの形状が、対象画素の各副画素と隣接する画素の対応する副画素との階調差(入力画像データDINの値の差)に応じて修正される。これにより、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理とが同時に行われ、ハードウェア資源が有効に削減される。
第2の実施形態:
図7は、本発明の第2の実施形態における液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。第2の実施形態では、入力画像データDINの画像を縦方向・横方向にそれぞれ2倍に拡大する拡大処理が行われる。即ち、1画素分の入力画像データDINから、2×2個の画素分の画像データ(拡大後データDENL)が生成され、その拡大後データDENLに対してガンマ補正回路12によりガンマ補正処理が行われる。このとき第1の実施形態と同一の手法によりガンマ補正処理と同時にコントラスト強調処理が行われる。
詳細には、第2の実施形態では、コントローラドライバ3が、画像メモリ25と、拡大処理回路26とを追加的に備えている。画像メモリ25は、入力画像データDINを一時的に記憶して拡大処理回路26に転送する。画像メモリ25は、少なくとも1ラインの画素(一のゲート線に接続される画素)の入力画像データDINを記憶できるように構成されている。拡大処理回路26は、1画素分の入力画像データDINから、2×2個の画素分の拡大後データDENLを生成すると共に、階調差データDIFを生成する。階調差データDIFとは、拡大後の画像における隣接する画素の対応する副画素の階調差を示すデータである。第2の実施形態では、入力画像データDINの代わりに拡大後データDENLに対してガンマ補正回路12によりガンマ補正処理が行われる。また、第2の実施形態では、入力画像データDINの代わりに階調差データDIFから差分データΔCPが生成される。
図8は、第2の実施形態における拡大処理回路26の動作を示す概念図である。以下では、まず、R副画素の入力画像データDIN に対する拡大処理について説明する
対象画素を含む縦2個、横2個の画素のR副画素の入力画像データDIN と、対象画素の左隣の画素のR副画素の入力画像データDIN が拡大処理回路26に供給されると、下記の式により、拡大後の画像の対象画素に対応する2×2の画素のR副画素の階調を示す拡大後データDENL1 〜DENL4 が生成される:
ENL1 =D, ・・・(15a)
ENL2 =(D+D)/2, ・・・(15b)
ENL3 =(D+D)/2, ・・・(15c)
ENL4 =(D+D+D+D−MAX[D〜D]−MIN[D〜D])/2.
・・・(15d)
ここで、Dは、原画像の対象画素のR副画素の入力画像データDIN であり、Dは、原画像の対象画素の右隣の画素のR副画素の入力画像データDIN であり、Dは、原画像対象画素の下隣のR副画素の入力画像データDIN であり、Dは、原画像対象画素の右下の画素のR副画素の入力画像データDIN である。また、DENL1 は、拡大後画像の対象画素に対応する2×2の画素のうちの左上の画素のR副画素の拡大後データであり、DENL2 は、当該2×2の画素のうちの右上の画素のR副画素の拡大後データであり、DENL3 は、当該2×2の画素のうちの左下の画素のR副画素の拡大後データであり、DENL3 は、当該2×2の画素のうちの右下の画素のR副画素の拡大後データである。また、MAX[D〜D]は、D〜Dのうちで最も大きい値であり、また、MIN[D〜D]は、D〜Dのうちで最も小さい値である。
拡大処理回路26は、更に、拡大後画像における隣接する画素のR副画素の階調差を示す階調差データDIF_Rを、下記式によって生成する:
DIF1_R=(|D−D|+|D−D|)/2, ・・・(16a)
DIF2_R=|D−D|, ・・・(16b)
DIF3_R=|D−D|, ・・・(16c)
DIF4_R=(|DENL4 −D|+|DENL4 −D|+|DENL4 −D
+|DENL4 −D|−|DENL4 −MAX[D〜D]|
−|DENL4 −MAX[D〜D]|)/2. ・・・(16d)
ここで、Dは、原画像の対象画素の左隣の画素のR副画素の入力画像データDIN である。また、DIF1_Rは、拡大後画像の対象画素に対応する2×2の画素のうちの左上の画素のR副画素に対応する階調差データであり、DIF2_Rは、右上の画素のR副画素に対応する階調差データであり、DIF3_Rは、左下の画素のR副画素に対応する階調差データであり、DIF4_Rは、右下の画素のR副画素に対応する階調差データである。
G副画素の入力画像データDIN 、B副画素の入力画像データDIN についても、同様の処理により、拡大後データDENL1 〜DENL4 、DENL1 〜DENL4 と、階調差データDIF1_G〜DIF4_G、DIF1_B〜DIF1_Bとが算出される。
R副画素、G副画素、及びB副画素について生成された階調差データDIF1〜DIF4は、差分データ演算回路13に供給されて差分データΔCPの算出に使用される。本実施形態では、差分データ演算回路13は、下記式により、差分データΔCPを算出する。
ΔCP_R=α・DIFk_R,・・・(17a)
ΔCP_G=α・DIFk_G,・・・(17b)
ΔCP_B=α・DIFk_B.・・・(17c)
ここで、DIFk_Rとは、拡大後画像における2×2の画素のうちの左上の画素のR副画素についてはDIF1_Rを用い、右上の画素のR副画素についてはDIF2_Rを用い、左下の画素のR副画素についてはDIF3_Rを用い、右下の画素のR副画素についてはDIF4_Rを用いることを意味している。DIFk_G、DIFk_Bについても同様である。算出された差分データΔCP_R、ΔCP_G、ΔCP_Bは、ガンマ補正回路12に供給され、補正点データCP1_R、CP4_R、CP1_G、CP4_G、CP1_B、CP4_Bの修正に使用される。
一方、拡大後データDENL1 〜DENL4 、DENL1 〜DENL4 、DENL1 〜DENL4 は、ガンマ補正回路12に供給される。ガンマ補正回路12は、拡大後データDENL1 〜DENL4 、DENL1 〜DENL4 、DENL1 〜DENL4 に対してガンマ補正処理とコントラスト強調処理を行ってガンマ補正後データDGC 、DGC 、DGC を生成する。更にガンマ補正回路12は、ガンマ補正後データDGC 、DGC 、DGC に対して減色処理を行って出力画像データDOUT 、DOUT 、DOUT を生成する。ガンマ補正回路12における演算処理は、入力画像データDIN の代わりに拡大後データDENL1 〜DENL4 を用い、入力画像データDIN の代わりに拡大後データDENL1 〜DENL4 を用い、入力画像データDIN の代わりに拡大後データDENL1 〜DENL4 を用いる点以外は、第1の実施形態と同様である。
以上に説明されているように、第2の実施形態においても、補正点データCP1、CP4が修正されることにより、コントラスト強調処理が行われる。このとき、ガンマ補正処理とコントラスト強調処理とがガンマ補正回路12において同時に行われ、これにより、ハードウェア資源が実現されている。
上記には本発明の実施形態が具体的に記述されているが、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変更が可能であることは、当業者には自明的であろう。例えば、上記には液晶表示装置の実施形態が記述されているが、本発明が、他の表示パネルを使用する表示装置にも適用可能であることは、当業者には自明的である。
1:液晶表示装置
2:液晶表示パネル
3:コントローラドライバ
4:処理装置
5:制御信号
11:命令制御回路
12:ガンマ補正回路
13:差分データ演算回路
14:データ線駆動回路
15:表示ラッチ部
16:出力アンプ部
17:階調電圧発生回路
18:ゲート線駆動回路
19:タイミング制御回路
21:階調設定信号
22:タイミング設定信号
23、24:タイミング制御信号
25:画像メモリ
26:拡大処理回路
31:近似演算補正回路
31R、31G、31B:近似演算ユニット
32:減色処理回路
32R、32G、32B:減色処理ユニット
33R、33G、33B:加減算器
IN、DIN 、DIN 、DIN :入力画像データ
GC、DGC 、DGC 、DGC :ガンマ補正後データ
OUT、DOUT 、DOUT 、DOUT :出力画像データ
CP0、CP1、CP2、CP3、CP4、CP5:補正点データ
ΔCP、ΔCP_R、ΔCP_G、ΔCP_B:差分データ
α、α、α、α:調整データ

Claims (9)

  1. 表示パネルと、
    ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行う補正回路と、
    前記補正回路から出力されるガンマ補正後データに応答して前記表示パネルを駆動する駆動回路
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記処理対象画像データを変数とし、且つ、前記補正データによって係数が決定される補正演算式に従って前記ガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、且つ、前記補正データを、前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の前記処理対象画像データに応じて修正するように構成された
    表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記補正データは、前記ガンマカーブの形状を指定する第1制御点及び第2制御点の位置を指定する第1補正点データと前記第2補正点データとを含み、
    前記補正回路は、前記対象画素と前記隣接画素の前記処理対象画像データの値の差分が大きい程、前記第1制御点と前記第2制御点の前記ガンマ補正後データに対応する座標軸の座標の差異が増大するように、前記第1補正点データと前記第2補正点データとを修正する
    表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    更に、前記補正データを供給する制御回路部を含み、
    前記補正データは、補正点データCP0〜CP5を含み、
    前記第1補正点データが前記補正点データCP1であり、
    前記第2補正点データが前記補正点データCP4であり、
    前記処理対象画像データをDINとし、前記ガンマ補正後データをDGCとし、前記処理対象画像データの許容最大値DIN MAXを用いて中間データ値DIN Centerを下記式(1):
    IN Center=DIN MAX/2, ・・・(1)
    で定義したとき、
    (1)前記処理対象画像データDINが前記中間データ値DIN Centerよりも小さく、前記ガンマ補正のガンマ値が1未満になるように前記補正点データCP0〜CP5が決定されている場合に、前記ガンマ補正後データDGCが下記式(2a):
    Figure 2011123130
    によって算出され、
    (2)前記処理対象画像データDINが前記中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、前記ガンマ補正のガンマ値が1を超えるように前記補正点データCP0〜CP5が決定されている場合に、前記ガンマ補正後データDGCが下記式(2b):
    Figure 2011123130
    によって算出され、
    (3)処理対象画像データDINが中間データ値DIN Center以上である場合に前記ガンマ補正後データDGCが下記式(2c):
    Figure 2011123130
    によって算出され、
    前記補正回路は、前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の前記処理対象画像データに応じて前記補正点データCP1、CP4を修正する
    表示装置。
    ただし、前記K、DINS、PDINS、NDINSは、パラメータRを下記式:
    R=K1/2・(DINS1/2
    で定義して、下記の式で定義される値である:
    K=(DIN MAX+1)/2,
    INS=DIN, (DIN<DIN Centerの場合)
    INS=DIN+1−K,(DIN>DIN Centerの場合)
    PDINS=(K−R)・R,
    NDINS=(K−DINS)・DINS
  4. 請求項3に記載の表示装置であって、
    更に、前記補正点データCP0〜CP5を供給する制御回路を備え、
    前記補正点データCP0〜CP5は、
    (1)前記ガンマ補正のガンマ値γが1より小さい場合には、下記式(3a):
    Figure 2011123130
    (2)前記ガンマ値γが1を超える場合には、下記式(3b):
    Figure 2011123130
    によって算出された値であり、
    前記補正回路は、前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の前記処理対象画像データに応じて前記補正点データCP1、CP4を修正する
    表示装置。
    ただし、Gamma[x]は、DGC MAXを前記ガンマ補正後データの最大値として、
    下記式によって定義される関数である:
    Figure 2011123130
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の表示装置であって、
    更に、
    外部から供給される入力画像データを受け取り、前記入力画像データの画像を拡大した拡大画像の画像データを前記処理対象画像データとして生成する拡大処理回路と、
    前記補正回路に前記第1補正点データ及び前記第2補正点データの修正量を示す差分データを供給する差分データ演算回路
    とを備え、
    前記拡大処理回路は、前記入力画像データから、前記処理対象画像データにおける前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の階調差を示す階調差データを生成し、
    前記差分データ演算回路は、前記階調差データから前記差分データを生成する
    表示装置。
  6. ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行う補正回路と、
    前記補正回路から出力されるガンマ補正後データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記処理対象画像データを変数とし、且つ、前記補正データによって係数が決定される補正演算式に従って前記ガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、且つ、前記補正データを、前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の前記処理対象画像データに応じて修正するように構成された
    表示パネルドライバ。
  7. 請求項6に記載の表示パネルドライバであって、
    前記補正データは、前記ガンマカーブの形状を指定する第1制御点及び第2制御点の位置を指定する第1補正点データと前記第2補正点データとを含み、
    前記補正回路は、前記対象画素と前記隣接画素の前記処理対象画像データの値の差分が大きい程、前記第1制御点と前記第2制御点の前記ガンマ補正後データに対応する座標軸の座標の差異が増大するように、前記第1補正点データと前記第2補正点データとを修正する
    表示パネルドライバ。
  8. ガンマカーブの形状を指定する補正データに応じて処理対象画像データに対してガンマ補正処理を行ってガンマ補正後データを生成する補正ユニットと、
    補正データ修正器
    とを具備し、
    前記補正ユニットは、前記処理対象画像データを変数とし、且つ、前記補正データによって係数が決定される補正演算式に従って前記ガンマ補正処理を近似的に行うように構成され、
    前記補正データ修正器は、前記補正データを、前記ガンマ補正処理の対象画素と前記対象画素に隣接する隣接画素の前記処理対象画像データに応じて修正するように構成された
    画像データ処理装置。
  9. 請求項8に記載の画像データ処理装置であって、
    前記補正データは、前記ガンマカーブの形状を指定する第1制御点及び第2制御点の位置を指定する第1補正点データと前記第2補正点データとを含み、
    前記補正回路は、前記対象画素と前記隣接画素の前記処理対象画像データの値の差分が大きい程、前記第1制御点と前記第2制御点の前記ガンマ補正後データに対応する座標軸の座標の差異が増大するように、前記第1補正点データと前記第2補正点データとを修正する
    画像データ処理装置。
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