JP4086868B2 - 表示装置、コントローラドライバ、近似演算補正回路、及び表示パネルの駆動方法 - Google Patents

表示装置、コントローラドライバ、近似演算補正回路、及び表示パネルの駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、表示装置及び表示パネルの駆動方法に関し、特に、階調データに対して補正を行って表示パネルに表示される階調を所望のとおりに調整するための技術に関する。
液晶ディスプレイでは、一般に、外部から供給される階調データと表示デバイスを駆動する駆動信号との対応関係を液晶パネルの電圧−透過率特性(V−T特性)に応じて補正するガンマ補正が行われる。液晶パネルのV−T特性は非線形であるから、原画像を正しい色調で表示するためには、階調データの値に対して非線形な駆動電圧をガンマ補正によって生成する必要がある。更に表示画像の色調を向上させるために、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なるガンマ値を用いてガンマ補正が行われることもある。液晶パネルの電圧−透過率特性はR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なっているから、表示画像の色調を向上させるためには、色に応じたガンマ値を用いてガンマ補正が行われることが望ましい。
液晶パネルのガンマ補正を実現するための方法の一つは、階調データに対してデータ処理を行う方法である。データ処理によるガンマ補正では、入力階調データDINに対して下記の式:
OUT=DOUT MAX(DIN/DIN MAXγ, ・・・(1)
に従ったデータ処理が行われることによって出力階調データDOUTが生成される;ここで、DIN MAXは、入力階調データの最大値であり、DOUT MAXは、出力階調データの最大値である。生成された出力階調データDOUTに応じて信号線を駆動する駆動電圧が生成される。
データ処理によるガンマ補正で特に問題になるのは、式(1)から理解されるように、べき乗を含む演算が関与することである。べき乗演算を厳密に行う回路は複雑であり、液晶ドライバに実装することには問題がある。CPU(Central Processing Unit)のように優れた演算能力を有するデバイスであれば、べき乗は、対数演算、乗算、及び指数演算の組み合わせによって厳密に実現可能である。例えば、特開2001−103504号公報は、べき乗を対数演算、乗算、及び指数演算の組み合わせによって実現するガンマ補正の実装法を開示している。しかし、厳密なべき乗演算を行う回路を液晶ドライバに実装することは、ハードウェアの削減のために好ましくない。
ガンマ補正の簡便な実装法の一つが、入力階調データと出力階調データとの対応関係を記述したルックアップテーブル(LUT)を使用することである。LUTに記述されている入力階調データと出力階調データとの対応関係を式(1)に従って規定することにより、べき乗を直接的に行うことなくガンマ補正を実現できる。特開2001−238227号公報及び特開平7−056545号公報は、LUTをR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて用意することにより、色毎に異なるガンマ値に対応するガンマ補正を行う技術を開示している。
LUTを使用してガンマ補正を行うことの問題点の一つは、異なるガンマ値に対応するガンマ補正を行うためには、LUTのサイズ(又は数)の増大が必要な点である。例えば、入力階調データが6ビットであり、出力階調データが8ビットであるLUTを用いたガンマ補正を、R、G、Bのそれぞれについて、且つ、256種類のガンマ値について行うためには、393216(=64×8×3×256)ビットのLUTが必要である。これは、ガンマ補正を液晶ドライバに実装する上で問題である。
特開平9−288468号公報は、LUTのサイズを小さく保ったまま、複数のガンマ値に対応するガンマ補正を行う技術を開示している。この技術では、書き換え可能なLUTが液晶表示装置に用意される。LUTに保持されるデータは、EEPROMに保存されている演算用データからCPUによって算出された後、CPUからLUTに転送される。特開2004−212598号公報も同様の技術を開示している。この公報に記載の技術では、輝度分布判定回路によってLUTデータが生成され、そのLUTデータがLUTに転送される。
特開2000−184236号公報は、入力階調データと補正後階調データとの対応関係を記述したLUTを出力階調データの生成に直接に使用するのではなく、LUTをガンマ特性の折れ線近似のパラメータの算出に使用することにより、回路規模の増大を抑制する技術を開示している。この技術による液晶表示装置は、入力ビデオデータの生成の際に行われたガンマ補正のガンマ値γ(ブラウン管用のガンマ値)が外部から与えられると、その入力ビデオデータに対して他のガンマ値γ(液晶表示装置用のガンマ値)によるガンマ補正を折れ線近似によって実現するための折れ線グラフ情報を生成する。入力ビデオデータが与えられると、当該液晶表示装置は、折れ線グラフ情報によって規定される折れ線近似によって補正後階調データを算出する。
液晶表示装置への一つの要求は、ガンマカーブを瞬時的に切り換える、即ち、ガンマ補正のガンマ値を瞬時的に切り換えることである。ノートPC、PDA(Personal Data Assistant)、携帯電話といった携帯端末は、様々な環境下で使用され得るため、液晶パネルの視認性を環境に応じて変えたいという要求がある。例えば、半透過型液晶を使用する液晶ディスプレイでは、外光の強度が強い場合には主として反射モードにより画像表示がなされ、外光の強度が弱い場合には主として透過モードにより画像表示がなされる。反射モードと透過モードでは、液晶パネルのガンマ値が異なるので、外光の強度により液晶パネルの見え方は大きく異なる。従って、瞬時にガンマ値を切り換えることができれば、液晶ディスプレイの見易さを大きく向上することができる。
もう一つの要求は、なるべく簡単な回路でガンマ補正を正確に行うことである。式(1)は、人間の目の物理的、生理的な構造に基づいた式であり、演算によって得られた補正後階調データが、厳密式である式(1)から得られる値と大きく相違すると、人間の視覚には画像が不自然に感じられる。したがって、理想的には、データ処理によって得られる補正後階調データは、厳密式から得られる値に一致することが望ましい。しかし、ガンマ補正を正確に行うために複雑な回路を使用することは、液晶ドライバのコストを増大させるため好ましくない。したがって、簡単な回路でガンマ補正を正確に行うことは、液晶ドライバにとって重要な要求の一つである。
特開2001−103504号公報 特開2001−238227号公報 特開平7−056545号公報 特開平9−288468号公報 特開2004−212598号公報 特開2000−184236号公報
しかしながら、従来技術では、これらの要求に同時に応えることができない。例えば、特開平9−288468号公報及び特開2004−212598号公報に記載された技術では、ガンマ補正のガンマ値を切り換えるためには、LUTに記憶されるべきデータをLUTに転送してLUTを書き換える必要がある。しかし、LUTに保持されるデータは、相当なサイズを有しており、瞬時にLUTを書き換えることは難しい。これは、ガンマ補正のガンマ値を瞬時に切り換えることが難しいことを意味している。
その一方で、特開2000−184236号公報に記載されているように、折れ線近似を用いる方法では、正確なガンマ補正を実現することは困難である。
以上に述べられているように、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることが可能でありながら、正確なガンマ補正を実現することができるような技術を提供することは、従来技術の重要な課題の一つである。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による表示装置(1)は、表示パネル(2)と、ガンマカーブの形状を指定する補正データ(CP0〜CP5)に応答して入力階調データ(DIN)に対してガンマ補正を行う補正回路(13)と、補正回路(13)から出力される出力階調データ(DOUT)に応答して表示パネル(2)を駆動する駆動回路(17)とを具備している。補正回路(13)は、入力階調データ(DIN)を変数とし、且つ、補正データ(CP0〜CP5)によって係数が決定される補正演算式に従って前記ガンマ補正を近似的に行うように構成されている。この補正演算式は、入力階調データ(DIN)の値、及び補正データ(CP0〜CP5)の値に応じて切り換えられる。
補正データ(CP0〜CP5)によって係数が決定される補正演算式を用いて前記ガンマ補正を近似的に行うように構成された本発明の表示装置(1)は、ガンマカーブを補正データ(CP0〜CP5)を変更することによって切り換えることが可能である。これは、ガンマカーブを切り換えるために大きなデータを転送する必要性をなくし、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることを可能にする。加えて、本発明の表示装置(1)は、補正演算式が入力階調データ(DIN)の値、及び補正データ(CP0〜CP5)の値に応じて切り換えられるため、ガンマカーブの形状を近似するために適した演算式を用いてガンマ補正を行うことができる。これは、正確なガンマ補正を実現することを可能にする。
他の観点において、本発明による近似演算補正回路(13)は、ガンマ補正を近似的に行うために使用される回路である。当該近似演算補正回路(13)は、入力階調データ(DIN)のn乗(0<n<1)に依存する第1データ値(PDINS)と前記入力階調データ(DIN)のn乗(n>1)に依存する第2データ値(NDINS)とを生成し、第1データ値(PDINS)と第2データ値の一方のデータ値(DIN sel)を出力する次数切換回路(32)と、次数切換回路(32)から出力された前記一方のデータ値(DIN sel)を変数とし、且つ、前記ガンマ補正のガンマカーブの形状を指定する補正データ(CP0〜CP5)から係数が決定される演算式を用いて出力階調データ(DOUT)を生成する出力階調データ演算回路(33)とを具備する。
このように構成された近似演算補正回路(13)は、ガンマカーブの形状の切り換えを補正データ(CP0〜CP5)の変更によって該共通の演算式の係数を切り換えることによって行うことができる。これは、ガンマカーブを切り換えるために大きなデータを転送する必要性をなくし、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることを可能にする。加えて、当該近似演算補正回路(13)は、入力階調データ(DIN)のn乗に依存する演算とn乗に依存する演算との両方を、共通の演算式を用いて行うことできる。これは、ガンマ補正のための演算式をガンマ値に応じて適切に切り換えることを可能にしながら、ガンマ補正を簡便な回路で行うことを可能にする。
本発明によれば、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることが可能でありながら、正確なガンマ補正を実現することができる表示装置を提供することができる。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置1を含むシステムの構成を示すブロック図である。液晶表示装置1は、液晶パネル2と、コントローラドライバ4と、走査線ドライバ5とを備えており、画像描画回路3から送られる様々なデータ及び制御信号に応答して液晶パネル2に画像を表示するように構成されている。
より具体的には、画像描画回路3は、液晶パネル2に表示すべき画像に対応する入力階調データDINを生成する。本実施形態では、入力階調データDINは、6ビットデータである。以下において、液晶パネル2のR(赤)の画素に対応付けられた入力階調データDINは、入力階調データDIN と記載されることがある。同様に、G(緑)、B(青)の画素に対応付けられた入力階調データDINは、それぞれ、入力階調データDIN 、入力階調データDIN と記載されることがある。
更に、画像描画回路3は、コントローラドライバ4の制御に使用されるメモリ制御信号6、及び、補正点データCP〜CPを生成してコントローラドライバ4に供給する。後述されるように、補正点データCP〜CPは、コントローラドライバ4によって行われるガンマ補正のガンマカーブの形状を決定するためのデータである。液晶パネル2のガンマ値が色毎に異なる(即ち、R、G、Bで異なる)ことから、補正点データCP〜CPも、一般には、R、G、Bで異なるように選択される。必要がある場合、以下では、R、G、Bに対応する補正点データを、それぞれ、R用補正点データCP 〜CP 、G用補正点データCP 〜CP 、B用補正点データCP 〜CP と記載する。画像描画回路3としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)が使用される
液晶パネル2は、m本の走査線(ゲート線)と、3n本の信号線(ソース線)と、それらが交差する位置に設けられたm行3n列の画素とを備えている;ここで、m、nは自然数である。
コントローラドライバ4は、画像描画回路3から入力階調データDINを受け取り、入力階調データDINに応答して液晶パネル2の信号線(ソース線)を駆動する。コントローラドライバ4は、更に、走査線ドライバ制御信号7を生成して走査線ドライバ5を制御する機能を有している。
コントローラドライバ4は、画像描画回路3とは別の半導体チップに集積化されている。このことは、画像描画回路3からコントローラドライバ4に、チップ外の配線を介してデータ転送の必要性を生じさせる点で重要である。例えば従来技術のように、ガンマ補正に使用されるLUTに記憶されるデータを画像描画回路3からコントローラドライバ4に転送することは、データ転送に必要な時間を増大させるため好適でない。後に詳細に説明されるように、本実施形態の液晶表示装置は、LUTのデータではなく補正点データCP0〜CP5を画像描画回路3からコントローラドライバ4に転送することによって転送されるデータの量を抑制し、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることを可能にしている。
走査線ドライバ5は、走査線ドライバ制御信号7に応答して液晶パネル2の走査線(ゲート線)を駆動する。
コントローラドライバ4は、メモリ制御回路11と、表示用メモリ12と、近似演算補正回路13と、補正点データ格納レジスタ14と、減色処理回路15と、ラッチ回路16と、信号線駆動回路17と、階調電圧発生回路18と、タイミング制御回路19とを備えている。
メモリ制御回路11は、表示用メモリ12を制御して、画像描画回路3から送られてくる入力階調データDINを表示用メモリ12に書き込む機能を有している。より具体的には、メモリ制御回路11は、画像描画回路3から送られてくるメモリ制御信号6と、タイミング制御回路19から送られてくるタイミング制御信号21とから表示用メモリ制御信号22を生成して表示用メモリ12を制御する。更にメモリ制御回路11は、メモリ制御信号6に同期して画像描画回路3から送られてくる入力階調データDINを表示用メモリ12に転送し、入力階調データDINを表示用メモリ12に書き込む。
表示用メモリ12は、画像描画回路3から送られてくる入力階調データDINをコントローラドライバ4の内部で一時的に保持するためのものである。表示用メモリ12は、1フレーム分の容量、即ち、m×3n×6ビットの容量を有している。表示用メモリ12は、メモリ制御回路11からの表示用メモリ制御信号22に応答して、保持している入力階調データDINを順次に出力する。入力階調データDINの出力は、液晶パネル2の1ラインの画素毎に行われる。
近似演算補正回路13は、表示用メモリ12から送られてくる入力階調データDINに対してガンマ補正を行うためのものである。近似演算補正回路13は、入力階調データDINに対してデータ処理によるガンマ補正を近似的に行い、出力階調データDOUTを生成する;「近似的に」とは、上述の厳密式(1)ではなく、より実装に有利な演算式によってガンマ補正を行うことを意味している。以下において、R(赤)の画素に対応する出力階調データDOUTは、出力RデータDOUT と記載されることがある。同様に、G、Bの画素に対応する出力階調データDOUTは、それぞれ、出力GデータDOUT 、出力BデータDOUT と記載されることがある。出力階調データDOUTは、入力階調データDINよりも多いビット数を有する8ビットデータである。出力階調データDOUTのビット数を入力階調データDINよりも多くすることは、ガンマ補正によって画素の階調が失われないようにするために有効である。
近似演算補正回路13によるガンマ補正には、LUTではなく演算式が用いられる。演算式の係数は、画像描画回路3から送られてくる補正点データCP0〜CP5によって決定され、これにより、ガンマ補正に使用されるガンマカーブの形状、即ち、ガンマ補正に使用されるガンマ値が制御される。加えて、実施形態では、近似演算補正回路13に複数の演算式のうちから選択された一の演算式に従ってガンマ補正を行う機能が与えられる。後に詳細に説明されるように、演算式は、入力階調データDINの値、及び、画像描画回路3から送られてくる補正点データCP〜CPによって選択される。これは、実現されるべきガンマ値に応じた適切な演算式を用いてガンマ補正を行うことを可能するために重要な役割を果たす。
補正点データ格納レジスタ14は、補正点データCP0〜CP5をコントローラドライバ4の内部で保存するために使用される。補正点データ格納レジスタ14は、画像描画回路3から受信した補正点データCP0〜CP5を受け取り、受け取った補正点データCP0〜CP5を記憶する。記憶された補正点データCP0〜CP5が、近似演算補正回路13に転送されてガンマ補正に使用される。
減色処理回路15は、近似演算補正回路13によって生成された出力階調データDOUTに対して減色処理を行い、減色後出力階調データDOUT−Dを生成する。
ラッチ回路16は、ラッチ信号23に応答して減色後出力階調データDOUT−Dを減色処理回路15からラッチし、ラッチした減色後出力階調データDOUT−Dを信号線駆動回路17に転送する。
信号線駆動回路17は、ラッチ回路16から送られてくる減色後出力階調データDOUT−Dに応答して対応する液晶パネル2の信号線を駆動する。より具体的には、信号線駆動回路17は、減色後出力階調データDOUT−Dに応答して階調電圧発生回路18から供給される複数の階調電圧のうちから対応する階調電圧を選択し、対応する液晶パネル2の信号線を選択された階調電圧に駆動する。本実施形態では、階調電圧発生回路18から供給される複数の階調電圧の数は64である。
タイミング制御回路19とは、液晶表示装置1のタイミング制御を行う役割を有している。詳細には、タイミング制御回路19は、走査線ドライバ制御信号7、タイミング制御信号21、及びラッチ信号23を生成し、それぞれ、走査線ドライバ5、メモリ制御回路11、ラッチ回路16に供給する。走査線ドライバ制御信号7、タイミング制御信号21、及びラッチ信号23の動作タイミングは、これらの制御信号によって制御される。
(近似演算補正回路の機能と構成)
本実施形態の液晶表示装置1の特徴の一つは、近似演算補正回路13の機能及び構成にある。以下では、近似演算補正回路13について、更に詳細に説明する。図2は、ガンマ補正を行う近似演算補正回路13の構成を示すブロック図である。近似演算補正回路13は、R、G、Bのそれぞれについて用意された近似演算ユニット24、24、24を備えている。近似演算ユニット24、24、24は、それぞれ、入力階調データDIN 、DIN 、及びDIN について演算式によるガンマ補正を行い、出力階調データDOUT 、DOUT 、及びDOUT を生成する。上述のように、出力階調データDOUT 、DOUT 、及びDOUT のビット数は、入力階調データDIN 、DIN 、及びDIN のビット数よりも多く、8ビットである。
近似演算ユニット24がガンマ補正に使用する演算式の係数は、補正点データCP0〜CP5によって決定される。同様に、近似演算ユニット24、24がガンマ補正に使用する演算式の係数は、それぞれ、補正点データCP0〜CP5、CP0〜CP5によって決定される。
近似演算ユニット24、24、24の機能は、それに入力される入力階調データと補正点データが異なること以外は同一である。以下では、近似演算ユニット24、24、24を、相互に区別しない場合、添字を省略して近似演算ユニット24と記載する。
近似演算ユニット24がガンマ補正に使用する演算式は、大きく分けて、2つの条件に依存して切り換えられる。第1の条件は、入力階調データDINの値である。入力階調データDINの取り得る範囲を複数のデータ範囲に区分し、異なるデータ範囲で異なる演算式を使用することにより、ガンマ補正をより正確に実現することができる。第2の条件は、実現されるべきガンマ補正のガンマ値γである。ガンマカーブの形状は、ガンマ値γに依存して変化する。ガンマ値γの値に応じて演算式を選択することにより、ガンマカーブの形状を近似的に再現してガンマ補正をより正確に実現することができる。
より具体的には、本実施形態では、下記2つの条件:
(a)入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも大きいか否か
(b)実現されるべきガンマ補正のガンマ値γが1未満であるか否か
に基づいて、複数の演算式のうちからガンマ補正に使用する演算式が選択される。ここで、中間データ値DIN Centerとは、入力階調データDINの許容最大値DIN MAXを用いて下記式:
IN Center=DIN MAX/2, ・・・(2)
で定義される値である。図3を参照して、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、実現されるべきガンマ補正のガンマ値γが1未満である場合、即ち、図3の領域1にあるガンマカーブの近似が行われる場合には、入力階調データDINのn乗(0<n<1)に比例する項を有し、入力階調データDINのn乗(n>1)に比例する項を有しない演算式が使用される。本実施形態では、入力階調データDINの1/2乗に比例した項を有する演算式が使用される。それ以外の場合には、入力階調データDINのn乗(n>1)に比例する項を有し、入力階調データDINのn乗(0<n<1)に比例する項を有しない演算式がガンマ補正に使用される。本実施形態では、入力階調データDINの2乗に比例した項を有する演算式が使用される。
これは、ガンマ値γが1より大きいガンマカーブの近似に適した演算式と、ガンマ値γが1未満であるガンマカーブの近似に適した演算式とが相違するということに基づいている。例えば、ガンマ値γが1より大きいガンマカーブは、2次の多項式によってかなり正確に近似できる。しかしながら、2次の多項式は、ガンマ値γが1より小さいガンマカーブを近似することには適しない。2次の多項式の使用は、特に、入力階調データDINが0に近い場合に、厳密式からの誤差を増大させるために問題である。入力階調データDINのn乗(0<n<1)に比例する項、特に、1/2乗に比例した項を有する演算式を用いれば、ガンマ値γが1未満であるガンマカーブの近似を少ない誤差で行うことができる。
数式で表せば、本実施形態では、近似演算ユニット24、24、24は、下記式によって出力階調データDOUTを演算する。
(1)入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1より小さい場合:
Figure 0004086868
(2)入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、ガンマ値γが1以上である場合:
Figure 0004086868
(3)入力階調データDINが中間データ値DIN Center以上である場合:
Figure 0004086868
ここで式(3a)〜(3c)に現れるパラメータK、DINS、PDINS、NDINSは、以下に述べられるように定義される値である。
(1)K
Kは、下記式:
K=(DIN MAX+1)/2, ・・・(4)
で与えられる。Kは、2のn乗(nは、1より大きい整数)で表される数であることに留意されたい。入力階調データDINの最大値DIN MAXは、2のn乗で表される数から1を減じた値になる。例えば、入力階調データDINが6ビットである場合、最大値DIN MAXは、63になる。したがって、式(4)で与えられるパラメータKは、2のn乗で表される。このことは、式(3a)〜(3c)の演算を簡易な回路で行うために有用である。2のn乗で表される数の除算は、右シフト回路で簡易に実現できる。式(3a)〜(3c)は、Kによる除算を含んでいるが、そのKが2のn乗で表される数であることにより、その除算を簡便な回路で実現することができる。
(2)DINS
INSは、入力階調データDINに依存して決まる値であり、下記式で与えられる:
Figure 0004086868
(3)PDINS
PDINSは、式(6b)で定義されるパラメータRを用いて、下記式(6a)で定義される:
Figure 0004086868
式(6b)、(5a)、(5b)から理解されるように、パラメータRは、DINの1/2乗に比例する値であり、従って、PDINSは、入力階調データDINの1/2乗に比例する項、及び1乗に比例する項を含む式で算出される値である。
(4)NDINS
NDINSは、下記式で与えられる:
Figure 0004086868
式(7)、(5a)、(5b)から理解されるように、NDINSは、入力階調データDINの2乗に比例する項を含む式で算出される値である。
CP0〜CP5は、上述のとおり、画像描画回路3から与えられる補正点データであり、ガンマカーブの形状を決定するためのパラメータである。ガンマ値γによるガンマ補正をコントローラドライバ4において実行するためには、補正点データCP0〜CP5を下記のように決定してコントローラドライバ4に供給すればよい:
(1)γ<1の場合
Figure 0004086868
(2)γ≧1の場合
Figure 0004086868
ただし、Gamma[x]は、下記式によって定義される関数である:
Figure 0004086868
式(8a)、(8b)の相違は、補正点データCP1の算出式にあることに留意されたい。
上記の式(3a)〜(3c)の一つの特徴は、曲線を表す項と、直線を表す項と、定数項とを含んでいることである。値PDINSが、入力階調データDINの1/2乗に依存しており、値NDINSが入力階調データDINの2乗に依存していることから理解されるように、式(3a)〜(3c)の第1項は、曲線を表している。第2項は、DINSに比例する項であるから、直線を表している。CP0、CP2は、いずれも、入力階調データDINに無関係であるから、定数項である。このような式をガンマ補正に使用することにより、誤差を小さくしながらガンマ補正を近似的に行うことができる。
図4は、γ<1の場合に、補正点データCP0〜CP5を式(8a)に従って決定したときの、演算式によるガンマカーブの形状を示している。γ<1の場合、補正点データCP0〜CP5を式(8a)に従って決定し、出力階調データD OUT を式(3a)、(3c)によって算出すれば、入力階調データDINが0,K/4,(DIN MAX+K−1),DIN MAXの4つの場合に、式(1)による厳密式によって得られる出力階調データDOUTと、式(3a)、(3b)による演算式によって得られる出力階調データDOUTが一致する。
一方、図5は、γ>1の場合に、補正点データCP0〜CP5を式(8b)に従って決定したときの、演算式によるガンマカーブの形状を示している。γ>1の場合、補正点データCP0〜CP5を式(8b)に従って決定し、入力階調データDINを式(3b)、(3c)によって算出すれば、入力階調データDINが0,K/2,(DIN MAX+K−1),DIN MAXの4つの場合に、式(1)による厳密式によって得られる出力階調データDOUTと、式(3a)、(3b)による演算式によって得られる出力階調データDOUTが一致する。
例えば、入力階調データDINが6ビットであり、出力階調データDOUTが8ビットであるとき、DIN MAXは63、DIN Centerは31.5、DOUT MAXは255である。更に、Kは、32である。
ガンマ値γを0.9(<1)に設定したい場合には、補正値データCP0〜CP5は、式(8a)に従って下記の値に設定される:
CP0=0,
CP1=10.3,
CP2=134.7,
CP3=138.6,
CP4=136.8,
CP5=255.
この場合、DINが8である、即ち、K/4に一致するときには、式(3a)によって計算される出力階調データDOUTが39.8になる。この値は、γを0.9、DINを8に設定して式(1)の厳密式によって得られる出力階調データDOUTの値と一致する。
同様に、DINが47である、即ち、(DIN MAX+K−1)/2に一致するときには、式(3c)によって計算される出力階調データDOUTが195.9になる。この値は、γを0.9、DINを47に設定して式(1)の厳密式によって得られる出力階調データDOUTの値と一致する。
同様に、ガンマ値γを1.8(>1)に設定したい場合には、補正値データCP0〜CP5は、式(8b)に従って下記の値に設定される:
CP0=0,
CP1=−32.1,
CP2=71.2,
CP3=75.3,
CP4=46.0,
CP5=255.
この場合、DINが16である、即ち、K/2に一致するときには、式(3b)によって計算される出力階調データDOUTが21.6になる。この値は、γを1.8、DINを16に設定して、式(1)の厳密式によって得られる出力階調データDOUTの値と一致する。
同様に、DINが47である、即ち、(DIN MAX+K−1)/2に一致するときには、式(3c)によって計算される出力階調データDOUTが150.5になる。この値は、γを1.8、DINを47に設定して式(1)の厳密式によって得られる出力階調データDOUTの値と一致する。
注目されるべきことは、γ<1の場合とγ>1の場合とで、厳密式によって得られる出力階調データと、式(3a)〜(3c)によって得られる出力階調データが一致する入力階調データDINの値が相違していることである。具体的には、γ<1の場合には入力階調データDINがK/4のときに両者が一致するのに対し、γ>1の場合には入力階調データDINがK/2のときに一致する。即ち、厳密式によって得られる出力階調データと、式(3a)〜(3c)によって得られる出力階調データが一致する入力階調データDINの(0以外で)最も小さい値は、γ>1の場合よりもγ<1の場合のほうが小さい。図4、図5から理解されるように、ガンマカーブが上に凸であるγ<1の場合には、出力階調データDOUTが原点付近において入力階調データDINに対して急激に立ち上がるのに対し、ガンマカーブが下に凸であるγ>1の場合は、相対的に緩やかに立ち上がる。出力階調データが一致する入力階調データDINの(0以外で)最も小さい値が、γ>1の場合よりもγ<1の場合のほうが小さいことは、このようなガンマカーブの形状を正確に近似するために有効である。
もう一つ注目すべきことは、式(3a)〜(3c)が類似した形式を有していることである。式(3a)〜(3c)の間の差異は、PDINS、NDINSのいずれが使用されるかの選択、PDINS、NDINS及びDINSにかかる係数、及び定数項の違いに過ぎない。これは、式(3a)〜(3c)を集積回路に実装する上で有利である。詳細には、下記式:
Figure 0004086868
で表される演算を行う演算回路を近似演算ユニット24に用意し、変数DIN sel、及び係数A、B、Cを適切に切り換えることにより、式(3a)〜(3c)による演算を簡便な回路で実現することができる。例えば、式(10)で表される演算を行う演算回路に変数DIN selとしてPDINSを供給し、更に係数A、B、CとしてそれぞれCP0、CP1−CP0、CP3−CP0を設定することにより、式(3a)による演算を実行することができる。また、当該演算回路に変数DIN selとしてNDINSを供給し、更に係数A、B、CとしてそれぞれCP2、CP4−CP2、CP5−CP2を設定することにより、式(3c)による演算を実行することができる。式(3a)〜(3c)の集積回路への実装については、後に詳細に説明される。
(ガンマ値の切り換え動作)
このような構成の液晶表示装置1では、ガンマ補正のガンマ値の切り換えは、下記の動作によって行われる。コントローラドライバ4で行われるべきガンマ補正のガンマ値γを変更しようとする場合、画像描画回路3は、R,G,Bのそれぞれについてガンマ値γを決定し、更に、R,G,Bのそれぞれについて補正点データCP0〜CP5を式(8a)、(8b)、(9)によって算出する。算出された補正点データCP0〜CP5は、コントローラドライバ4に送られて、補正点データ格納レジスタ14に格納されている補正点データCP0〜CP5が更新される。以後、近似演算補正回路13は、更新された補正点データCP0〜CP5に基づいて出力階調データDOUTを算出する。
このような手順によってガンマ値γを切り換えることにより、画像描画回路3からコントローラドライバ4に送られるデータの量を有効に抑制することができる。例えば、補正点データCP0〜CP5をそれぞれ8ビットで表現するとすれば、僅か48ビットのデータをコントローラドライバ4に送るだけで、ガンマ値γの切り換えを実現することができる。これは、補正に使用されるガンマカーブを瞬時で切り換えることを可能にする。
補正点データ格納レジスタ14がコントローラドライバ4に設けられていることは、画像描画回路3からコントローラドライバ4に送られるデータの量を抑制するために有効である。補正点データ格納レジスタ14に設けられ、補正点データCP0〜CP5がコントローラドライバ4の内部で保存されていることにより、コントローラドライバ4は、ガンマ値γを更新するとき以外に補正点データCP0〜CP5を受信する必要がない。これは、画像描画回路3からコントローラドライバ4に送られるデータの量を抑制するため好適である。
(ガンマ補正のための演算式の実装例)
図6は、上述の演算式によるガンマ補正を具現化するための近似演算ユニット24の好適な構成を示すブロック図である。好適な実施形態では、近似演算ユニット24は、補正点選択回路31と、次数切換回路32と、出力階調データ演算回路33とを備えている。
補正点選択回路31は、補正点データCP0〜CP5から係数A、B、Cを算出する回路である。補正点選択回路31によって算出される係数A、B、Cは、それぞれ、上述の式(10)に現れる係数A、B、Cに対応しており、算出された係数A、B、Cは、出力階調データ演算回路33において行われる演算に使用される。係数A、B、Cは、符号付き2進数で表現される。
係数A、B、Cは、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも大きいか小さいかに依存して決定される。入力階調データDINの最上位ビット(MSB)が0である場合には、補正点選択回路31は、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さいと判断し、下記式:
C=CP3−CP0,
B=CP1−CP0, ・・・(11a)
A=CP0,
によって係数A、B、Cを算出する。一方、入力階調データDINの最上位ビット(MSB)が1である場合には、補正点選択回路31は、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも大きいと判断し、下記式:
C=CP5−CP2,
B=CP4−CP2, ・・・(11b)
A=CP2,
によって係数A、B、Cを算出する。
次数切換回路32は、入力階調データDINから式(6a)、(6b)によって定義される値PDINSと式(7)によって定義される値NDINSとを算出し、且つ、値PDINS及び値NDINSのうち、ガンマ補正に使用される一方の値を出力階調データ演算回路33に供給する。
具体的には、次数切換回路32は、入力シフト処理回路34と、PDINS演算回路35aと、NDINS演算回路35bと、演算選択回路36とを備えている。入力シフト処理回路34は、入力階調データDINから、式(5a)、(5b)に定義されている値DINSを算出する回路である。より具体的には、入力階調データDINの最上位ビットが0である場合には、DINSを入力階調データDINと同一の値に設定し、そうでない場合には、DINSを値DIN+1−Kに設定する。
PDINS演算回路35aは、値DINSから、式(6a)、(6b)によって定義される値PDINSを算出する組み合わせ回路である。PDINS演算回路35aの論理は、DINSがとり得る全ての値について、入力されたDINSに対応するPDINSが出力されるように設計されている。値PDINSの算出にLUTが使用されていないことに留意されたい。式(6a)、(6b)から明らかであるように、PDINSは、補正点データCP0〜CP5に依存しない、即ち、ガンマ値γに依存しないから、いかなるガンマ値γのガンマ補正を行う場合でも、DINSとPDINSとの間の対応関係は不変である。これは、値DINSから値PDINSを算出する論理を、一旦、論理合成によって導出してしまえば、値DINSからの値PDINSの算出を組み合わせ回路によって実現できることを意味している。値PDINSの算出に組み合わせ回路を使用し、LUTを使用しないことは、PDINS演算回路35aの規模を小さくする上で有効である。
NDINS演算回路35nは、値DINSから、式(7)によって定義される値NDINSを算出する組み合わせ回路である。PDINS演算回路35aと同様に、NDINS演算回路35nの論理は、DINSがとり得る全ての値について、入力されたDINSに対応するNDINSが出力されるように設計されている。値PDINSと同様に値NDINSは、補正点データCP0〜CP5に依存しない、即ち、ガンマ値γに依存しないから、いかなるガンマ値γのガンマ補正を行う場合でもDINSとNDINSとの間の対応関係は不変である。これは、値NDINSの算出に組み合わせ回路を使用し、これにより、NDINS演算回路35bの規模を小さくすることを可能にする。
演算選択回路36は、PDINS演算回路35aによって算出された値PDINSと、NDINS演算回路35bによって算出された値NDINSとのうちの一方を変数DIN selとして選択する回路である。値PDINSと値NDINSとの選択は、実現されるべきガンマ補正のガンマ値γが1より大きいか否か、及び、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも大きいか否かに応じて行われる。係数Bの最上位ビット(MSB)が0であり、且つ、入力階調データDINの最上位ビットが0である場合には、演算選択回路36は、ガンマ値γが1より小さく、且つ、入力階調データDINが中間データ値DIN Centerよりも小さいと判断し、値PDINSを変数DIN selとして選択する。そうでない場合、演算選択回路36は、値NDINSを変数DIN selとして選択する。
出力階調データ演算回路33は、次数切換回路32から供給される変数DIN sel及び補正点選択回路31から供給される係数A、B、Cに基づいて式(10)による演算を行い、出力階調データDOUTを算出する。
具体的には、出力階調データ演算回路33は、乗算器37と、シフト回路38と、乗算器38と、シフト回路40と、加算器41と、オーバーフロー処理回路42とを備えている。乗算器37は、次数切換回路32から供給される変数DIN selに補正点選択回路31から供給される係数Bを乗ずる。シフト回路38は、乗算器37の出力に対して右シフトを行う。これは、値B・DIN selを(K/2)で除算して式(10)の第1項を算出することと等価である。Kは、2のn乗で表される数であることに留意されたい。K=2である場合、シフト回路38は、(2n−1)ビットの右シフトを行うように構成される。
乗算器39は、次数切換回路32から供給される値DINSに補正点選択回路31から供給される係数Cを乗ずる。シフト回路40は、乗算器39の出力に対して右シフトを行う。これは、値C・DIN selを値Kで除算して式(10)の第2項を算出することと等価である。K=2である場合、シフト回路40は、nビットの右シフトを行うように構成される。
加算器41は、シフト回路38、40の出力と、係数Aとの和を算出する。加算器41の出力Doは、最終的に得ようとする出力演算データDOUTにほぼ対応している。
オーバーフロー処理回路42は、加算器41の出力Doに対してオーバーフロー処理を行い、最終的に出力演算データDOUTを算出する。具体的には、加算器41の出力Doが出力演算データDOUTの許容最大値DOUT MAXよりも大きい場合、オーバーフロー処理回路42は、出力演算データDOUTを最大値DOUT MAXに設定する。加算器41の出力Doが負の値である場合、オーバーフロー処理回路42は、出力演算データDOUTを0に設定する。いずれでもない場合、オーバーフロー処理回路42は、加算器41の出力Doを出力演算データDOUTとして出力する。
このような近似演算ユニット24の構成は、誤差の小さいガンマ補正を小さな回路規模で実現することを可能にする。第1に、図6の近似演算ユニット24では、式(3a)〜(3c)の演算に出力階調データ演算回路33が共通に使用される。これは、回路規模の縮小に効果的である。第2に、値PDINS及び値NDINSがガンマ値γに依存しないことを利用して、値PDINS及び値NDINSの算出に組み合わせ回路が使用され、このようにして算出された値PDINS及び値NDINSのうちから出力階調データ演算回路33に供給される変数DIN selが選択される。値PDINS及び値NDINSの算出に、LUTではなく組み合わせ回路が使用されることは、回路規模の縮小に効果的である。加えて、入力階調データDINの1/2乗に依存する値PDINSと、入力階調データDINの2乗に依存する値NDINSのうち適切に選択された一方が出力階調データDOUTの算出に使用され、これにより、誤差が減少されたガンマ補正が実現されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の液晶表示装置の近似演算補正回路の構成を示すブロック図である。 図3は、演算式の切り換えが行われる領域を示す図である。 図4は、ガンマ補正のガンマ値が1未満である場合の、演算式によって実現されるガンマカーブの形状を示すグラフである。 図5は、ガンマ補正のガンマ値が1を超える場合の、演算式によって実現されるガンマカーブの形状を示すグラフである。 図6は、本実施形態の液晶表示装置の近似演算ユニットの好適な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1:液晶表示装置
2:液晶パネル
3:画像描画回路
4:コントローラドライバ
5:走査線ドライバ
6:メモリ制御信号
7:走査線ドライバ制御信号
11:メモリ制御回路
12:表示用メモリ
13:近似演算補正回路
14:補正点データ格納レジスタ
15:減色処理回路
16:ラッチ回路
17:信号線駆動回路
18:階調電圧発生回路
19:タイミング制御回路
21:タイミング制御信号
22:表示用メモリ制御信号
23:ラッチ信号
24、24、24、24:近似演算ユニット
31:補正点選択回路
32:次数切換回路
33:出力階調データ演算回路
34:入力シフト処理回路
35A:PDINS演算回路
35B:NDINS演算回路
36:演算選択回路
37、39:乗算器
38、40:シフト回路
41:加算器
42:オーバーフロー処理回路

Claims (22)

  1. 表示パネルと、
    ガンマカーブの形状を指定する補正データに応答して入力階調データに対してガンマ補正を行う補正回路と、
    前記補正回路から出力される出力階調データに応答して前記表示パネルを駆動する駆動回路
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とし、且つ、前記補正データによって係数が決定される補正演算式に従って前記ガンマ補正を近似的に行うように構成されており、
    前記補正演算式は、前記入力階調データの値、及び前記補正データの値に応じて切り換えられる
    表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記補正演算式は、複数の演算式のうちから選択され、
    前記複数の演算式のうちの第1の演算式は、前記入力階調データのn乗(0<n<1)に比例する項を有し、前記入力階調データのn乗(n>1)に比例する項を有しておらず、
    前記複数の演算式のうちの第2の演算式は、前記入力階調データのn乗に比例する項を有しておらず、前記入力階調データのn乗に比例する項を有している
    表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記nが1/2であり、
    前記nが2である
    表示装置。
  4. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記ガンマ補正のガンマ値が1未満になるように前記補正データが決定されており、且つ、前記入力階調データが所定値よりも小さい場合、前記第1の演算式が前記補正演算式として選択される
    表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置であって、
    前記ガンマ補正のガンマ値が1を超えるように前記補正データが決定されており、且つ、前記入力階調データが前記所定値よりも小さい場合、及び、前記入力階調データが前記所定値よりも大きい場合、前記第2の演算式が前記補正演算式として選択される
    表示装置。
  6. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記第1の演算式は、前記入力階調データが第1値である場合に、前記第1の演算式による前記ガンマ補正によって算出される前記出力階調データと、ガンマ補正の厳密式によって算出される出力階調データが一致するように定義され、
    前記第2の演算式は、前記入力階調データが第2値である場合に、前記第2の演算式による前記ガンマ補正によって算出される前記出力階調データと、ガンマ補正の前記厳密式によって算出される出力階調データが一致するように定義され、
    前記第1値は、前記第2値よりも小さい
    表示装置。
  7. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記補正データは、前記表示装置の外部から供給される
    表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置であって、
    更に、
    前記表示装置の外部から供給される前記補正データを受け取って記憶し、記憶した前記補正データを前記補正回路に転送する補正データ格納部
    を具備する
    表示装置。
  9. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記補正データは、補正点データCP0〜CP5を含み、
    前記入力階調データをDINとし、前記出力階調データをDOUTとし、前記入力階調データの許容最大値DIN MAXを用いて中間データ値DIN Centerを下記式(1):
    IN Center=DIN MAX/2, ・・・(1)
    で定義したとき、
    (1)前記入力階調データDINが前記中間データ値DIN Centerよりも小さく、前記ガンマ補正のガンマ値が1未満になるように前記補正点データCP0〜CP5が決定されている場合に、前記出力階調データDOUTが下記式(2a):
    Figure 0004086868
    によって算出され、
    (2)前記入力階調データDINが前記中間データ値DIN Centerよりも小さく、且つ、前記ガンマ補正のガンマ値が1を超えるように前記補正点データCP0〜CP5が決定されている場合に、前記出力階調データDOUTが下記式(2b):
    Figure 0004086868
    によって算出され、
    (3)入力階調データDINが中間データ値DIN Center以上である場合に前記出力階調データDOUTが下記式(2c):
    Figure 0004086868
    によって算出される
    表示装置。
    ただし、前記K、DINS、PDINS、NDINSは、パラメータRを下記式:
    R=K1/2・(DINS1/2
    で定義して、下記の式で定義される値である:
    K=(DIN MAX+1)/2,
    INS=DIN, (DIN<DIN Centerの場合)
    INS=DIN+1−K,(DIN>DIN Centerの場合)
    PDINS=(K−R)・R,
    NDINS=(K−DINS)・DINS
  10. 請求項9に記載の表示装置であって、
    前記補正点データCP0〜CP5は、
    (1)前記ガンマ補正のガンマ値γが1より小さい場合には、下記式(3a):
    Figure 0004086868
    (2)前記ガンマ値γが1を超える場合には、下記式(3b):
    Figure 0004086868
    によって算出された値である
    表示装置。
    ただし、Gamma[x]は、DOUT MAXを前記出力階調データの最大値として、下記式によって定義される関数である:
    Figure 0004086868
  11. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記補正回路は、
    前記入力階調データのn乗(0<n<1)に依存する第1データ値と前記入力階調データのn乗(n>1)に依存する第2データ値とを生成する機能を有し、前記第1データ値と前記第2データ値のうちの一方のデータ値を出力するように構成された次数切換回路と、
    前記次数切換回路から出力された前記一方のデータ値を変数とし、且つ、ガンマ補正のガンマカーブの形状を指定する補正データから係数が決定される演算式を用いて前記出力階調データを生成する出力階調データ演算回路
    とを備える
    表示装置。
  12. ガンマカーブの形状を指定する補正データに応答して入力階調データに対してガンマ補正を行う補正回路と、
    前記補正回路から出力される出力階調データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とし、且つ、前記補正データによって係数が決定される補正演算式を用いて前記ガンマ補正を近似的に行うように構成されており、
    前記補正演算式は、前記入力階調データの値、及び前記補正データの値に応じて切り換えられる
    コントローラドライバ。
  13. 請求項12に記載のコントローラドライバであって、
    前記補正演算式は、複数の演算式のうちから選択され、
    前記複数の演算式のうちの第1の演算式は、前記入力階調データのn乗(0<n<1)に比例する項を有し、前記入力階調データのn乗(n>1)に比例する項を有しておらず、
    前記複数の演算式のうちの第2の演算式は、前記入力階調データのn乗に比例する項を有しておらず、前記入力階調データのn乗に比例する項を有している
    コントローラドライバ。
  14. 請求項13に記載のコントローラドライバであって、
    前記補正データが前記ガンマ補正のガンマ値が1未満になるように決定されており、且つ、前記入力階調データが所定値よりも小さい場合、前記第1の演算式が前記補正演算式として選択される
    コントローラドライバ。
  15. 請求項12に記載のコントローラドライバであって、
    更に、
    前記コントローラドライバの外部から前記補正データを受け取って記憶し、記憶した前記補正データを前記補正回路に転送する補正データ格納部
    を具備する
    コントローラドライバ。
  16. 請求項12に記載のコントローラドライバであって、
    前記補正回路は、
    前記入力階調データに応答して、前記入力階調データのn乗(0<n<1)に依存する第1データ値と前記入力階調データのn乗(n>1)に依存する第2データ値とを生成する機能を有し、前記第1データ値と前記第2データ値のうちの一方のデータ値を出力するように構成された次数切換回路と、
    前記次数切換回路から出力された前記一方のデータ値を変数とし、且つ、ガンマ補正のガンマカーブの形状を指定する補正データから係数が決定される演算式を用いて前記出力階調データを生成する出力階調データ演算回路
    とを備える
    コントローラドライバ。
  17. ガンマ補正を行うために使用される近似演算補正回路であって、
    入力階調データに応答して、前記入力階調データのn乗(0<n<1)に依存するように定められた第1データ値と前記入力階調データのn乗(n>1)に依存するように定められた第2データ値とを生成する機能を有し、且つ、前記第1データ値と前記第2データ値の一方のデータ値を出力するように構成された次数切換回路と、
    前記次数切換回路から出力された前記一方のデータ値を変数とし、且つ、前記ガンマ補正のガンマカーブの形状を指定する補正データから係数が決定される演算式を用いて出力階調データを生成する出力階調データ演算回路
    とを具備する
    近似演算補正回路。
  18. 請求項17に記載の近似演算補正回路であって、
    前記次数切換回路は、
    前記入力階調データに応答して、前記補正データと無関係に前記第1データ値を生成する第1データ値演算回路と、
    前記入力階調データに応答して、前記補正データと無関係に前記第2データ値を生成する第2データ値演算回路
    とを備える
    近似演算補正回路。
  19. 請求項18に記載の近似演算補正回路であって、
    前記第1データ値演算回路は、前記第1データ値を生成する第1組み合わせ回路で構成され、
    前記第2データ値演算回路は、前記第2データ値を生成する第2組み合わせ回路で構成される
    近似演算補正回路。
  20. 請求項18に記載の近似演算補正回路であって、
    前記次数切換回路は、前記一方のデータ値を、前記補正データに応答して選択する
    近似演算補正回路。
  21. 請求項20に記載の近似演算補正回路であって、
    前記次数切換回路は、当該近似演算補正回路によって行われる前記ガンマ補正のガンマ値が1未満になるように前記補正データが決定されている場合、前記第1データ値を前記一方のデータとして選択し、前記ガンマ値が1を越えるように前記補正データが決定されている場合、前記第2データ値を前記一方のデータとして選択する
    近似演算補正回路。
  22. 力階調データを変数とし、且つ、ガンマカーブの形状を指定する補正データによって係数が決定される補正演算式を用いて前記入力階調データに対してガンマ補正を近似的に行うことにより、出力階調データを生成するステップと、
    前記出力階調データに応答して表示パネルを駆動するステップ
    とを有し
    前記補正演算式は、前記入力階調データの値、及び前記補正データの値に応じて複数の演算式から選択される
    表示パネルの駆動方法。
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