JP5013581B2 - 表示装置、コントローラドライバ、及び表示パネルの駆動方法 - Google Patents

表示装置、コントローラドライバ、及び表示パネルの駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、表示装置及び表示パネルの駆動方法に関し、特に、階調データに対して補正を行って表示パネルに表示される階調を所望のとおりに調整するための技術に関する。
液晶ディスプレイでは、一般に、外部から供給される階調データと表示デバイスを駆動する駆動信号との対応関係を液晶パネルの電圧−透過率特性(V−T特性)に応じて補正するガンマ補正が行われる。液晶パネルのV−T特性は非線形であるから、原画像を正しい色調で表示するためには、階調データの値に対して非線形な駆動電圧をガンマ補正によって生成する必要がある。更に表示画像の色調を向上させるために、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なるガンマ値を用いてガンマ補正が行われることもある。液晶パネルの電圧−透過率特性はR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なっているから、表示画像の色調を向上させるためには、色に応じたガンマ値を用いてガンマ補正が行われることが望ましい。
液晶パネルのガンマ補正を実現するための方法は、大きく分けて2つある。1つは、使用可能な階調のそれぞれに対応する階調電圧を、ガンマカーブに対応する電圧レベルに制御する方法である。液晶パネルの駆動電圧は、一般に、複数の階調電圧のうちから階調データに対応する階調電圧を選択することによって生成される。したがって、各階調電圧の電圧レベルをガンマカーブに合うように制御すれば、ガンマ補正を実現できる。
もう1つの方法は、階調データに対してデータ処理を行う方法である。データ処理によってガンマ補正では、入力階調データDINに対して下記の式:
Dγ=DγMAX(DIN/DIN MAXγ, ・・・(1)
に従ったデータ処理が行われることによって補正後階調データDγが生成される。生成された補正後階調データDγに応じて信号線を駆動する駆動電圧が生成される。
階調電圧の制御によるガンマ補正と、データ処理によるガンマ補正とは、一長一短がある。階調電圧の制御によるガンマ補正は、液晶パネルのV−T特性を考慮して液晶パネルに印加される階調電圧を調整するため、いろいろなガンマカーブに対して、正確な補正が実現可能である。しかし、階調電圧の制御によるガンマ補正は、階調電圧の調整が難しく、また、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なったガンマ値でガンマ補正を行うためには不向きである。なぜなら、液晶パネルの信号線を駆動するドライバICの内部に設けられている階調電圧は、R(赤)、G(緑)、B(青)で共通であり、仮にR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれに対して階調電圧を可変させようとすると、階調電圧を供給する信号線をR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれに対して別個に設けることが必要となるからである。一方、データ処理によるガンマ補正は、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて異なったガンマ値でガンマ補正を行うことには向いているが、回路規模が大きくなりやすい。
データ処理によるガンマ補正で特に問題になるのは、式(1)から理解されるように、べき乗を含む演算が関与することである。べき乗演算を厳密に行う回路は複雑であり、液晶ドライバに実装することには問題がある。CPU(Central Processing Unit)のように優れた演算能力を有するデバイスであれば、べき乗は、対数演算、乗算、及び指数演算の組み合わせによって厳密に実現可能である。例えば、特開2001−103504号公報は、べき乗を対数演算、乗算、及び指数演算の組み合わせによって実現するガンマ補正の実装法を開示している。しかし、厳密なべき乗演算を行う回路を液晶ドライバに実装することは、ハードウェアの削減のために好ましくない。
ガンマ補正の簡便な実装法の一つが、入力階調データと補正後階調データとの対応関係を記述したルックアップテーブル(LUT)を使用することである。LUTに記述されている入力階調データと補正後階調データとの対応関係を式(1)に従って規定することにより、べき乗を直接的に行うことなくガンマ補正を実現できる。特開2001−238227号公報及び特開平7−056545号公報は、LUTをR(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれについて用意することにより、色毎に異なるガンマ値に対応するガンマ補正を行う技術を開示している。
LUTを使用してガンマ補正を行うことの問題点の一つは、異なるガンマ値に対応するガンマ補正を行うためには、LUTのサイズ(又は数)の増大が必要な点である。例えば、入力階調データが6ビットであり、補正後階調データが8ビットであるLUTを用いたガンマ補正を、R、G、Bのそれぞれについて、且つ、256種類のガンマ値について行うためには、393216(=64×8×3×256)ビットのLUTが必要である。これは、ガンマ補正を液晶ドライバに実装する上で問題である。
特開平9−288468号公報は、LUTのサイズを小さく保ったまま、複数のガンマ値に対応するガンマ補正を行う技術を開示している。この技術では、書き換え可能なLUTが液晶表示装置に用意される。LUTに保持されるデータは、EEPROMに保存されている演算用データからCPUによって算出された後、CPUからLUTに転送される。特開2004−212598号公報も同様の技術を開示している。この公報に記載の技術では、輝度分布判定回路によってLUTデータが生成され、そのLUTデータがLUTに転送される。
特開2000−184236号公報は、入力階調データと補正後階調データとの対応関係を記述したLUTを補正後階調データの生成に直接に使用するのではなく、LUTをガンマ特性の折れ線近似のパラメータの算出に使用することにより、回路規模の増大を抑制する技術を開示している。この技術では、特定の階調データに対応する補正後階調データがLUTを用いて算出され、算出された補正後階調データから折れ線近似のパラメータを含む折れ線グラフ情報が算出される。入力階調データが与えられると、折れ線グラフ情報に示された折れ線近似によって補正後階調データが算出される。
特開2001−103504号公報 特開2001−238227号公報 特開平7−056545号公報 特開平9−288468号公報 特開2004−212598号 特開2000−184236号公報
しかしながら、これらの技術には、液晶ディスプレイの周囲の環境の変化に応じてガンマカーブを瞬時に切り替える(即ち、ガンマ補正のガンマ値を瞬時に切り替える)ことができないという課題がある。ノートPC、PDA(Personal Data Assistant)、携帯電話といった携帯端末は、様々な環境下で使用され得るため、液晶パネルの視認性を環境に応じて変えたいという要求がある。例えば、半透過型液晶を使用する液晶ディスプレイでは、外光の強度が強い場合には主として反射モードにより画像表示がなされ、外光の強度が弱い場合には主として透過モードにより画像表示がなされる。反射モードと透過モードでは、液晶パネルのガンマ値が異なるので、外光の強度により液晶パネルの見え方は大きく異なる。従って、外光の強度に応じて瞬時にガンマ値を切り替えることができれば、液晶ディスプレイの見易さを大きく向上することができる。しかしながら、従来技術では、このような要求に応えることができない。例えば、特開平9−288468号公報及び特開2004−212598号公報に記載された技術では、ガンマ補正のガンマ値を切り替えるためには、LUTに記憶されるべきデータをLUTに転送してLUTを書き換える必要がある。しかし、LUTに保持されるデータは、相当なサイズを有しており、瞬時にLUTを書き換えることは難しい。これは、ガンマ補正のガンマ値を瞬時に切り替えることが難しいことを意味している。
このような背景から、回路規模を小さくしながら、表示装置の周囲の環境の変化に応じて補正カーブ(例えば、ガンマ補正が行われる場合には、ガンマカーブ)を短時間で切り替えることを可能にするための技術の提供が望まれている。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による表示装置(1)は、表示パネル(2)と、環境センサ(6)と、入力階調データ(DIN)を補正して補正後階調データ(Dγ)を生成する補正回路(13)と、補正後階調データ(Dγ)に応答して表示パネル(2)を駆動する駆動回路(16)とを備えている。補正回路(13)は、入力階調データ(DIN)を変数とする多項式を用いて補正を行うことにより補正後階調データ(Dγ)を生成するように構成されている。前記多項式の係数は、環境センサ(6)の出力信号に応答して切り替えられる。このような表示装置(1)では、補正のための演算に多項式を用いることによってべき乗演算を排除しているため、回路規模を小さくできる;当該表示装置(1)では、べき乗演算を行うための複雑な演算回路やLUTは必要ない。加えて、多項式の係数の切り替えには大きなデータを転送する必要はないから、補正カーブを切り替えるために大きなデータを転送する必要がない。従って、本発明による表示装置(1)は、周囲の環境の変化に応じて補正カーブを短時間で切り替えることができる。
本発明によれば、回路規模を小さくしながら、表示装置の周囲の環境の変化に応じて補正カーブを短時間で切り替えることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。表示装置1は、液晶パネル2と、コントローラドライバ3と、走査線ドライバ4と、バックライト5と、外光センサ6とを備えている。
液晶パネル2は、m本の走査線(ゲート線)と、3n本の信号線(ソース線)と、それらが交差する位置に設けられたm行3n列の画素とを備えている;ここで、m、nは自然数である。
コントローラドライバ3は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)に例示される画像描画回路7から入力階調データDINを受け取り、入力階調データDINに応答して液晶パネル2の信号線(ソース線)を駆動する。本実施形態では、入力階調データDINは、6ビットデータである。液晶パネル2のR(赤)の画素に対応付けられた入力階調データDINは、RデータDIN と記載されることがある。同様に、G(緑)、B(青)の画素に対応付けられた入力階調データDINは、それぞれ、GデータDIN 、BデータDIN と記載されることがある。コントローラドライバ3は、更に、走査線ドライバ制御信号8及びバックライト制御信号9を生成し、走査線ドライバ4及びバックライト5を制御する機能を有している。
走査線ドライバ4は、走査線ドライバ制御信号8に応答して液晶パネル2の走査線(ゲート線)を駆動する。
バックライト5は、液晶パネル2の裏面から白色光を入射する。外光センサ6は、表示装置1が置かれている環境の外光の強さを測定する。
外光センサ6は、それに入射される外光の強度に対応する出力信号を生成し、コントローラドライバ3に供給する。外光センサ6の出力信号はコントローラドライバ3に供給され、バックライト5の制御、及びコントローラドライバ3で行われるガンマ補正の制御に使用される。
コントローラドライバ3は、メモリ制御回路11と、表示用メモリ12と、近似演算補正回路13と、補正点データ格納LUT14と、ラッチ回路15と、信号線駆動回路16と、階調電圧発生回路17と、切り替え回路18と、バックライト制御回路19と、タイミング制御回路20とを備えている。
メモリ制御回路11は、表示用メモリ12を制御して、画像描画回路7から送られてくる入力階調データDINを表示用メモリ12に書き込む機能を有している。より具体的には、メモリ制御回路11は、画像描画回路7から送られてくる制御信号21と、タイミング制御回路20から送られてくるタイミング制御信号22とからメモリ制御信号23を生成し、表示用メモリ12を制御する。更にメモリ制御回路11は、メモリ制御信号23に同期して画像描画回路7から送られてくる入力階調データDINを表示用メモリ12に転送し、入力階調データDINを表示用メモリ12に書き込む。
表示用メモリ12は、画像描画回路7から送られてくる入力階調データDINをコントローラドライバ3の内部で一時的に保持するためのものである。表示用メモリ12は、1フレーム分の容量、即ち、m×3n×6ビットの容量を有している。表示用メモリ12は、メモリ制御回路11からのメモリ制御信号23に応答して、保持している入力階調データDINを順次に出力する。入力階調データDINの出力は、液晶パネル2の1ラインの画素毎に行われる。
近似演算補正回路13は、表示用メモリ12から送られてくる入力階調データDINに対してガンマ補正を行うためのものである。近似演算補正回路13は、入力階調データDINに対してデータ処理によるガンマ補正を近似的に行い、出力階調データDOUTを生成する。入力階調データDINと同様に、出力階調データDOUTは、6ビットデータである。以下において、R(赤)の画素に対応する出力階調データDOUTは、出力RデータDOUT と記載されることがある。同様に、G、Bの画素に対応する出力階調データDOUTは、それぞれ、出力GデータDOUT 、出力BデータDOUT と記載されることがある。
近似演算補正回路13によるガンマ補正には、2次の多項式である近似式が用いられる。後に詳細に説明されるように、近似式が多項式であることは、ガンマ補正のためにべき乗の演算やテーブルルックアップを行う必要性を排除し、ガンマ補正に必要な回路の回路規模を小さくするために重要である。
補正点データ格納LUT14は、近似演算補正回路13によるガンマ補正で使用される近似式の係数を指定する役割を有している。より具体的には、補正点データ格納LUT14は、補正点データを複数保持しており、切り替え回路18から送られてくる補正点選択信号24によって選択された補正点データを近似演算補正回路13に送る。ここで補正点データとは、ガンマ補正で使用される近似式のカーブの形状を決定する値であり、近似式の係数は、この補正点データから決定される。液晶パネル2のガンマ値が色毎に異なる(即ち、R、G、Bで異なる)ことから、補正点データも、一般には、R、G、Bで異なるように選択される。以下では、R、G、Bに対応する補正点データを、それぞれ、R用補正点データCP、G用補正点データCP、B用補正点データCPと記載する。
ラッチ回路15は、ラッチ信号25に応答して出力階調データDOUTを近似演算補正回路13からラッチし、ラッチした出力階調データDOUTを信号線駆動回路16に転送する。
信号線駆動回路16は、ラッチ回路15から送られてくる出力階調データDOUTに応答して対応する液晶パネル2の信号線を駆動する。より具体的には、信号線駆動回路16は、出力階調データDOUTに応答して階調電圧発生回路17から供給される複数の階調電圧のうちから対応する階調電圧を選択し、対応する液晶パネル2の信号線を選択された階調電圧に駆動する。本実施形態では、階調電圧発生回路17から供給される複数の階調電圧の数は64である。
切り替え回路18と、バックライト制御回路19と、タイミング制御回路20とは、表示装置1全体の制御を行う役割を有している。詳細には、切り替え回路18は、外光センサ6の出力に応答して補正点選択信号24を生成し、補正点データ格納LUT14に供給する。更に切り替え回路18は、外光センサ6の出力に応答して輝度選択信号26を生成し、バックライト制御回路19に供給する。バックライト制御回路19は、輝度選択信号26に応答してバックライト5を制御する。バックライト5の輝度は、外光センサ6に入射される外光の強度に応じて制御され、ガンマ補正で使用される近似式のカーブの形状は、そのバックライト5の輝度において液晶パネル2に表示される表示画像が見易いように制御される。タイミング制御回路20は、走査線ドライバ制御信号8、タイミング制御信号22、及びラッチ信号25を生成し、それぞれ、走査線ドライバ4、メモリ制御回路11、ラッチ回路15に供給する。表示装置1のタイミング制御は、走査線ドライバ制御信号8、タイミング制御信号22、及びラッチ信号25によって行われる。
以下では、近似演算補正回路13及び補正点データ格納LUT14について、更に詳細に説明する。
図2は、ガンマ補正を行う近似演算補正回路13の構成を示すブロック図である。近似演算補正回路13は、R、G、Bのそれぞれについて用意された近似演算ユニット31、31、31と、減色処理ユニット32を備えている。
近似演算ユニット31、31、31は、それぞれ、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN について近似式によるガンマ補正を行い、補正後R階調データDγ、補正後G階調データDγ、及び補正後B階調データDγを生成する。補正後R階調データDγ、補正後G階調データDγ、及び補正後B階調データDγのビット数は、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN のビット数よりも多い。これは、ガンマ補正によって画素の階調が失われないようにするためである。本実施形態では、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN は6ビットデータであり、補正後R階調データDγ、補正後G階調データDγ、及び補正後B階調データDγは8ビットデータである。
減色処理ユニット32は、補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、及び補正後BデータDγのそれぞれについて減色処理を行い、出力RデータDOUT 、出力GデータDOUT 、出力BデータDOUT を生成する。出力RデータDOUT 、出力GデータDOUT 、出力BデータDOUT は、6ビットデータである。このようにして生成された出力RデータDOUT 、出力GデータDOUT 、出力BデータDOUT が最終的に液晶パネル2の信号線の駆動に使用される。
近似演算ユニット31、31、31によるガンマ補正は、下記の近似式:
Figure 0005013581
により示される演算によって行われる;ここでjは、R,G,Bの任意の記号であり、CPは、補正点データ格納LUT14から供給される補正点データである。DγMINは、補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、及び補正後BデータDγの最小値であり、DγMAXは、それらの最大値である。また、DIN MIN、DIN MAXは、それぞれ、入力階調データDIN の最小値、最大値である。
式(3)が、DIN に関する2次の多項式であることに留意されたい。ガンマ補正に使用される近似式が多項式であることは、ガンマ補正のためにべき乗の演算やテーブルルックアップを行う必要性を排除し、ガンマ補正に必要な回路の回路規模を小さくするために有効である。
補正点データCPは、式(3)の近似式のカーブの形状を決定する役割を有しており、補正点データCPを適切に決定することにより、所望のガンマ値に対応するガンマ補正を近似的に行うことができる。図3に示されているように、補正点データCPは、DIN MINとDIN MAXの中間である階調値DIN Center[=(DIN MIN+DIN MAX)/2]に対して定義されており、式(3)によってガンマ値γlogic に対応するガンマ補正を近似的に行うためには、補正点データCPを下記の式で決定すればよい。
下記式:
Figure 0005013581
ただし、Gamma[x]は、ガンマ値γlogic によるガンマ補正の厳密式を表す関数であり、下記式:
Figure 0005013581
で定義される。添字jは、ガンマ値γlogic 及びGamma[x]の値が、R、G、Bで相違し得ることを示している。
式(4)によって定義された補正点データCPを用いて式(3)により示される演算によってガンマ補正が行われる場合、入力階調データDIN が最小値DIN MIN、中間階調データDIN Center、最大値DIN MAXのいずれかである場合に、近似式によるガンマ補正の結果と、厳密式によるガンマ補正の結果とが一致する。
例えば、RデータDIN が6ビット、補正後RデータDγが8ビットであり、RデータDIN についてガンマ値γlogic が1.8であるガンマ補正を行う場合について考える。この場合には、
IN MIN=0,
IN MAX=63,
IN Center=31.5,
DγMIN=0,
DγMAX=255,
が成立する。更に、式(5)から、
Gamma(DIN MIN)=0,
Gamma(DIN MAX)=255,
Gamma(DIN Center)=73.23
が得られ、これらの値と式(4)から、R用補正点データCPは、18.96と決定される。R用補正点データCPを18.96として補正後RデータDγを式(3)に従って算出することにより、RデータDINについてガンマ値γlogic =1.8のガンマ補正を近似的に行うことができる。
上述の補正点データ格納LUT14には、複数のガンマ値γlogic のそれぞれに対応する補正点データCPが格納されている。補正点データ格納LUT14は、切り替え回路18から送られてくる補正点選択信号24に応答して、格納されている補正点データのうちからR用補正点データCP、G用補正点データCP、B用補正点データCPを選択し、近似演算補正回路13に供給する。
このような構成の表示装置1では、ガンマ補正のガンマ値の切り替えは、下記の動作によって行われる。表示装置1の外光の強度が変化すると、外光センサ6の出力信号が変化する。切り替え回路18は、外光センサ6の出力信号の変化に応答して補正点選択信号24を切り替える。補正点データ格納LUT14は、補正点選択信号24に応答してR用補正点データCP、G用補正点データCP、B用補正点データCPを所望の値に変更する。変更後のR用補正点データCP、G用補正点データCP、B用補正点データCPが近似演算補正回路13に送られ、これにより、近似演算補正回路13が行うガンマ補正のガンマ値が切り替えられる。
このような動作によってガンマ値の切り替えを行うことの利点は、ガンマ値の切り替えを短時間で行えることである。本実施形態では、LUTを用いてガンマ補正を行う技術のように、ガンマ値の切り替えのためにLUTの内容を転送する必要はない。例えば、6ビットの入力と8ビットの出力を有するLUTによってガンマ補正が行われる場合、R,G,Bそれぞれのガンマ値を切り替えるためには、1536(=2×8×3)ビットのデータをLUTに転送する必要がある。一方、本実施形態では、R用補正点データCP、G用補正点データCP、B用補正点データCPのそれぞれを10ビットで構成するとして、30ビットのデータを近似演算補正回路13に供給することによってガンマ値を切り替えることが可能である。
以上に説明されているように、本実施形態の表示装置1は、近似演算補正回路13によるガンマ補正に多項式である近似式が用いられ、その近似式の係数を決定する補正点データが外光センサ6の出力信号に応答して選択される。ガンマ補正に使用されるガンマ値の切り替えは、補正点データを切り替えることによって行われる。
このようなアーキテクチャは、ガンマ補正に必要な回路の回路規模を小さくしながら、表示装置1の周囲の環境の変化に応じてガンマ補正のガンマ値を瞬時に切り替えることを可能にする。近似式が多項式であることは、ガンマ補正のためにべき乗の演算やテーブルルックアップを行う必要性を排除し、ガンマ補正に必要な回路の回路規模を小さくすることを可能にする。加えて、本実施形態では、少ないデータ量しかない補正点データを近似演算補正回路13に供給することによってガンマ補正のガンマ値を切り替えることができるため、ガンマ値を短時間で切り替えることができる。
表示装置1の周囲の環境の変化を検出するために、外光センサ6の代わりに他の環境センサが使用され得る。例えば、外光センサ6の代わりに温度センサを使用することにより、表示装置1の周囲の温度に応じてガンマ値を制御することが可能である。このような構成によれば、液晶パネル2のガンマ値の温度依存性の影響を排除して表示画像の画質を向上することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、近似演算ユニット31、31、31によって行われるガンマ補正演算が、式(3)から変更される。その目的は2つある:1つは、近似演算ユニット31、31、31によって行われるガンマ補正演算と、厳密式によるガンマ補正演算との誤差を小さくすることである。第1の実施形態で行われるガンマ補正演算は、2次の多項式に基づいており、回路規模の縮小に有効である。本実施形態では、回路規模が小さいという利点を生かしつつ、厳密式によるガンマ補正演算からの誤差を小さくする技術が提供される。
もう一つの目的は、規模の小さな回路を用いて割り算を実行可能にすることである。式(3)から理解されるように、第1の実施形態で行われるガンマ補正演算には、DIN MAXによる割り算が関与している。DIN MAXが2の累乗で表すことができる数であれば、この割り算は、ビットシフト処理によって実現可能であり、小さな規模の回路で実現できる。しかし、DIN MAXは、2の累乗で表すことができない値であり、DIN MAXによる割り算を実行するためには、回路規模の縮小に適さない割り算回路を使用する必要がある。例えば、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN が6ビットである場合、DIN MAXは63であり、8ビットである場合にはDIN MAXは255である。ガンマ補正演算において2の累乗で表すことができる数の割り算以外の割り算を排除できれば、近似演算補正回路13の回路規模を小さくできる。
これらの目的を達成するために、第2の実施形態では、入力階調データDINのデータ値に基づく場合分けにより、近似式の係数が切り替えられる。より具体的には、本実施形態では、データDIN 、GデータDIN 、BデータDIN が階調値DIN Centerよりも小さい場合、補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、及び補正後BデータDγは、下記式:
Figure 0005013581
によって算出される;jはR,G,Bの任意である。一方、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN がDIN Centerよりも大きい場合、補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、及び補正後BデータDγは、下記式:
Figure 0005013581
によって算出される。
ただし、式(6a)、(6b)に現れるCP 、CP 、CP 、CP は、図4を参照して、下記式:
Figure 0005013581
で定義される補正点データであり、DIN2、DIN3は、下記条件を満足する値である:
IN MIN<DIN2<DIN Center<DIN3<DIN MAX. ・・・(8)
式(7b)、(7c)から理解されるようにCP 、CP は、階調データDIN2、DIN3にそれぞれに対応して定義されている補正点データである。一方、式(7a)、(7d)から理解されるように、CP ,CP は、それぞれ、下記式:
IN1=(DIN3−DIN MIN)/2, ・・・(9a)
IN4=(DIN MAX−DIN2)/2, ・・・(9b)
で定義される階調値DIN1、DIN4に対して定義される補正点データである。
本実施形態では、補正点データ格納LUT14に、式(7a)乃至(7d)で定義されるCP 、CP 、CP 、CP の組が複数記憶される。補正点データ格納LUT14は、補正点選択信号24に応答して、適切なCP 、CP 、CP 、CP の組を選択し、選択されたCP 、CP 、CP 、CP の組を近似演算補正回路13に供給する。近似演算補正回路13の近似演算ユニット31、31、31は、式(6a)、(6b)で示される演算によって補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、補正後BデータDγを算出する。ガンマ補正のガンマ値γlogic の切り替えは、CP 、CP 、CP 、CP を変更することによって行われる。
式(6a)、(6b)を用いてガンマ補正を行うことの利点は、近似式によるガンマ補正の、厳密式によるガンマ補正からの誤差を小さくできることである。入力階調データDIN の値に応じて、式(6a)、(6b)のうちの一方を選択的に使用することは、近似式によるガンマ補正の、厳密式によるガンマ補正からの誤差を小さくするために有効である。加えて、上記のように定義された式(6a)、(6b)を用いることにより、入力階調データDIN が最小値DIN MIN、階調値DIN1、DIN2、DIN3、DIN4、最大値DIN MAXの6つの場合において、近似式によるガンマ補正の結果と、厳密式によるガンマ補正の結果とを一致させることができる。これは、式(6a)、(6b)を用いるガンマ補正が、式(3)を用いるガンマ補正と比較して、厳密式によるガンマ補正からの誤差を小さくするために有効であることを意味している;式(3)によるガンマ補正では、入力階調データDIN が最小値DIN MIN、中間階調値DIN Center、最大値DIN MAXの3つの場合でしか、近似式によるガンマ補正の結果と、厳密式によるガンマ補正の結果が一致しないことに留意されたい。
階調値DIN Centerよりも小さい入力階調データDIN に対応する式(6a)の係数が、階調値DIN Centerよりも大きい階調値DIN3及びそれに対応する補正点データCP を用いて定義されていることに留意されたい。同様に、階調値DIN Centerよりも大きい入力階調データDIN に対応する式(6b)の係数が、階調値DIN Centerよりも小さい階調値DIN2及びそれに対応する補正点データCP を用いて定義されていることに留意されたい。このように式(6a)、(6b)を定義することは、式(6a)で表されるカーブと式(6b)で表されるカーブとを階調値DIN Centerにおいて滑らかに接続することを可能にする。これは、補正後RデータDγ、補正後GデータDγ、及び補正後BデータDγを適切に算出するために有効である。
式(6a)、(6b)を用いてガンマ補正を行うことのもう一つの利点は、階調値DIN2、DIN3を適切に選択することによって、ガンマ補正に関与する割り算をビットシフト回路で実現可能であることである。例えば、式(6a)について、階調値DIN3を2の累乗であるように選択すれば、階調値DIN3による割り算はビットシフト回路で実現可能である。同様に、式(6b)については、階調値DIN2を、DIN MAX−DIN2が2の累乗であるように選択すれば、値(DIN MAX−DIN2)による割り算をビットシフト回路で実現可能である。割り算をビットシフト回路で実現することは、回路規模の削減に有効である。
本実施形態では2つの場合分けが行われているが、入力階調データDINについて更に多くの場合分けが行われ得る。場合分けの数が多いことは、厳密式からの誤差を更に小さくするために有効である。例えば、4つの場合分け、8つの場合分けにより、近似式の係数が切り替えられることも可能である。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態において提示された、2次の多項式を近似式として使用する技術は、大きなガンマ値についてはかなり良い近似が得られる;しかし、ガンマ値が小さな場合、特にガンマ値γlogic が1よりも小さい場合には、2次の多項式は、ガンマ補正を近似的に行うために不向きである。第3の実施形態では、データ処理によるガンマ補正に加えて階調電圧の制御によるガンマ補正を行うことにより、比較的に小さなガンマ値のガンマ補正についても良い近似を得るための技術が提供される。
図5は、第3の実施形態の表示装置1Aの構成を示すブロック図である。第3の実施形態の表示装置1Aの、第1の実施形態の表示装置1からの相違点は、階調電圧発生回路17の代わりに可変階調電圧発生回路17Aが使用され、更に、切り替え回路18に可変階調電圧発生回路17Aを制御する機能が与えられる点にある。切り替え回路18は、階調選択信号27によって可変階調電圧発生回路17Aが使用すべきガンマ値γdrive、即ち、階調電圧の制御によるガンマ補正のガンマ値γdriveを指定する。本実施形態では、ガンマ値γdriveは、切り替え回路18から送られてくる階調選択信号27に応じて可変である。図6に示すように、切り替え回路18は、V−T特性を考慮して設定された複数のガンマ値を切り替えるようにする。
このような構成のコントローラドライバ2では、RデータDIN 、GデータDIN 、BデータDIN に対して行われるガンマ補正の全体としてのガンマ値γdisplay 、γdisplay 、γdisplay は、下記式:
γdisplay =γdrive・γlogic , ・・・(11a)
γdisplay =γdrive・γlogic , ・・・(11b)
γdisplay =γdrive・γlogic , ・・・(11c)
で表される。ここで、γlogic 、γlogic 、γlogic は、上述された、近似演算ユニット31,31、31によって行われるデータ処理によるガンマ補正のガンマ値である。
本実施形態では、データ処理によるガンマ補正のガンマ値γlogic 、γlogic 、γlogic が、1より小さくならないように、且つ、全体としてのガンマ値γdisplay 、γdisplay 、γdisplay が所望値になるように階調電圧の制御によるガンマ補正のガンマ値γdriveが指定される。これは、階調電圧の制御によるガンマ補正のガンマ値γdriveを、全体としてのガンマ値γdisplay 、γdisplay 、γdisplay の何れをも超えないように決定することにより達成可能である。例えば、RデータDIN についてγdisplay が1.8となるようなガンマ補正を行う場合には、γdriveが1.2に設定され、且つ、γlogic が1.5となるような補正点データCP(又は、補正点データCP 〜CP )が近似演算ユニット31に設定される。データ処理によるガンマ補正のガンマ値γlogic 、γlogic 、γlogic を1以上に保つことは、近似式によるガンマ補正の誤差を減少させるために有効である。
図7は、本実施形態の表示装置1Aの動作の一例を示す表である。切り替え回路18は、外光センサ6の出力信号に応答して、バックライト5の輝度を指定する輝度選択信号9を生成する。外光センサ6に入射される外光が強いほど、バックライト5の輝度は増加される。更に切り替え回路18は、階調選択信号27によって可変階調電圧発生回路17Aが使用すべきガンマ値γdriveを指定し、補正点選択信号24によって近似演算ユニット31,31、31が使用すべきガンマ値γlogic 、γlogic 、γlogic を指定する。ガンマ値γdrive、及びガンマ値γlogic 、γlogic 、γlogic は、ガンマ値γdisplay 、γdisplay 、γdisplay が所望値になるように、且つ、ガンマ値γlogic 、γlogic 、γlogic が1より小さくならないように指定される。例えば、全体としてのガンマ値γdisplay が2.2であるようなガンマ補正は、ガンマ値γdriveを2.0、ガンマ値γlogic を1.1に設定することによって達成される。このような動作によれば、近似式によるガンマ補正の誤差を減少させながら、所望のガンマ値によるガンマ補正を行うことができる。
(第4の実施形態)
図8は、第4の実施形態の表示装置1Bの構成を示すブロック図である。第4の実施形態の表示装置1Bの、第1の実施形態の表示装置1からの相違点は、ガンマ補正に使用されるガンマ値γlogic の切り換え、及び、バックライト5の輝度の制御が、外光センサ6の出力に応じて行われるのではなく、画像描画回路7によって行われることにある。このために、第4の実施形態の表示装置1Bでは、補正点データ格納LUT14及び切り替え回路18の代わりに、補正点データ設定レジスタ33とバックライト輝度設定レジスタ34とが設けられる。補正点データ設定レジスタ33は、画像描画回路7から補正点データCPを受け取って格納する。バックライト輝度設定レジスタ34は、画像描画回路7からバックライト5の輝度を指定するバックライト輝度データ35を受け取って格納する。
第4の実施形態では、バックライト輝度データ35の設定によってバックライトの輝度を調整するとともに、補正点データCPの設定によってガンマ補正に使用されるガンマ値が切り換えられる。これにより、液晶パネル2のRGB各色のそれぞれについてガンマ補正を行うだけでなく、コントラスト補正等の画像調整を行うことによりバックライト輝度に応じた最適な表示を実現することが目的とされている。
本実施形態では、近似演算補正回路13内の近似演算ユニット31、31、31が式(6a)、(6b)から式(12a)、(12b)のように変更されている。
Figure 0005013581
Figure 0005013581
ここで、CP 、CP 、CP 、CP 、CP 、CP は、画像描画回路7から補正点データ設定レジスタ33に送られて格納される補正点データである。なお、式(12a)、(12b)は、式(6a)、(6b)において、DIN MIN、DγMINを0に設定し、DγMIN(=Gamma[DIN MIN])を補正点データCP に、DγMAX(=Gamma[DIN MAX])を補正点データCP と置き換えることによって得られることに留意されたい。
図9に示されているように、補正点データ設定レジスタに格納される補正点データCP 、CP 、CP 、CP 、CP 、CP によって、コントラスト補正等を行なうことが可能となる。
(第5の実施形態)
図10は、第5の実施形態の表示装置1Cの構成を示すブロック図である。第5の実施形態では、図11に示されているように、液晶パネル2が複数の表示エリア2a〜2cに区分され、その表示エリア2a〜2c毎に異なるガンマ値を用いたガンマ補正が行われる。このような動作を実現するために、第5の実施形態の表示装置1Cでは、図10に示されているように、第4の実施形態の表示装置1Bの補正点データ設定レジスタ33の代わりに、エリア指定補正点データ設定レジスタ36が設けられ、且つ、階調電圧発生回路17の代わりに可変階調電圧発生回路17Aが設けられる。第5の実施形態の表示装置1Cの他の構成は、第4の実施形態の表示装置1Bと同様である。
エリア指定補正点データ設定レジスタ36は、エリア指定データ37と、表示エリア2a〜2cのそれぞれに対応する補正点データCPとを画像描画回路7から受け取って格納する。エリア指定データ37は、表示エリア2a〜2cが液晶パネル2のどの部分であるかを定義するデータと、表示エリア2a〜2cのそれぞれに画像を表示する際に可変階調電圧発生回路17Aが使用すべきガンマ値γdrive(即ち、階調電圧の制御によるガンマ補正のガンマ値γdrive)を指定するデータを含んでいる。エリア指定補正点データ設定レジスタ36は、階調選択信号27により、使用すべきガンマ値γdriveを可変階調電圧発生回路17Aに指示する。加えて、エリア指定補正点データ設定レジスタ36には、表示エリア2a〜2cのそれぞれについて別々の補正点データCPが格納される。エリア指定補正点データ設定レジスタ36は、駆動される画素が表示エリア2a〜2cのいずれに位置するかに応じて、近似演算補正回路13に送られる補正点データCP、及び、階調選択信号27によって指定されるガンマ値γdriveを切り換える。補正点データCP及びガンマ値γdriveが切り換えられるタイミングは、タイミング制御回路20から送られてくる補正点データ切り替え信号38によって制御される。
図11は、本実施形態の液晶表示装置1Cの動作の一例として、垂直方向に並べられた表示エリア2a〜2c毎にガンマ値γdisplay を変更する動作を示している。エリア指定補正点データ設定レジスタ36には、表示エリア2a〜2cのそれぞれに対応する3種類の補正点データCPが格納されており、補正点データ切り替え信号38に応答して読み出される補正点データCPが切り換えられる。表示用メモリ12から読み出された入力階調データDIN は、エリア指定補正点データ設定レジスタ36から出力される補正点データに従って、補正処理が行なわれる。同時に可変階調電圧発生回路17Aに階調選択信号27によって設定されるガンマ値γdriveも、補正点データ切り替え信号38に応答して切り換えられる。これにより、図11に示されているように、表示エリア2a〜2c毎に表示ガンマ値γdisplay を変更することが可能になる。
図12に示されているように、表示エリア2a〜2cは、液晶パネル2を横方向に横断するように決定される必要はない。液晶パネル2の端から離れた位置に表示エリアが規定され、その表示エリア毎にガンマ値が設定されることも可能である。この場合、補正点データ切り替え信号38は、画像の垂直位置信号、水平位置信号に応答して生成されることになる。
(第6の実施形態)
図13は、第6の実施形態の表示装置1Dの構成を示すブロック図である。第6の実施形態の表示装置1Dでは、1つのコントローラドライバ3で2つの液晶パネル:メイン液晶パネル2Aとサブ液晶パネル2Bが駆動される。サブ液晶パネル2Bの信号線は、メイン液晶パネル2Aの信号線に接続され、メイン液晶パネル2Aの信号線が信号線駆動回路16によって駆動される。サブ液晶パネル2Bの信号線の駆動は、メイン液晶パネル2Aのゲート線を非活性化した状態でメイン液晶パネル2Aの信号線を駆動し、メイン液晶パネル2Aの信号線を介して駆動電圧をサブ液晶パネル2Bの信号線に供給することによって行われる。
この場合、エリア指定補正点データ設定レジスタ36にメイン液晶パネル2A用の補正点データとサブ液晶パネル2B用の補正点データCPを格納し、それぞれの液晶パネルに画像を表示する際に読み出す補正点データCPを切り替えることで、図14に示されるように、メイン液晶パネル2Aとサブ液晶パネル2Bの表示ガンマ値γdisplay を変更することが可能となる。本実施形態の表示装置1Dによれば、メイン液晶パネル2Aとサブ液晶パネル2B上に最適な画像表示を実現することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態の表示装置の近似演算補正回路の構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態において行われる近似的なガンマ補正を説明するグラフである。 図4は、第2の実施形態において行われる近似的なガンマ補正を説明するグラフである。 図5は、本発明の第3の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。 図6は、第3の実施形態における、階調電圧の制御によるガンマ補正を説明する概念図である。 図7は、第3の実施形態において行われるガンマ補正の例を提示する表である。 図8は、本発明の第4の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。 図9は、第4の実施形態において行われるコントラスト補正を説明するグラフである。 図10は、本発明の第5の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。 図11は、本発明の第5の実施形態において行なわれるガンマ補正により液晶パネル上に表示される画像の一例を説明する図である。 図12は、本発明の第5の実施形態において行なわれるガンマ補正により液晶パネル上に表示される画像の別の一例を説明する図である。 図13は、本発明の第6の実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。 図14は、本発明の第6の実施形態において行なわれるガンマ補正によりメイン液晶パネル及び、サブ液晶パネル上に表示される画像の一例を説明する図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D:表示装置
2:液晶パネル
2A:メイン液晶パネル
2B:サブ液晶パネル
3:コントローラドライバ
4:走査線ドライバ
5:バックライト
6:外光センサ
7:画像描画回路
8:走査線ドライバ制御信号
9:バックライト制御信号
11:メモリ制御回路
12:表示用メモリ
13:近似演算補正回路
14:補正点データ格納LUT
15:ラッチ回路
16:信号線駆動回路
17:階調電圧発生回路
17A:可変階調電圧発生回路
18:切り替え回路
19:バックライト制御回路
20:タイミング制御回路
21:制御信号
22:タイミング制御信号
23:メモリ制御信号
24:補正点選択信号
25:ラッチ信号
26:輝度選択信号
27:階調選択信号
31、31、31:近似演算ユニット
32:減色処理ユニット

Claims (15)

  1. 表示パネルと、
    環境センサと、
    入力階調データから補正後階調データを生成する補正回路と、
    前記補正後階調データに応答して前記表示パネルを駆動する駆動回路と、
    複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup table)
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことにより前記補正後階調データを生成するように構成され、
    前記補正点データ格納LUTは、前記環境センサの出力信号に応答して複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データを切り替え、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    前記多項式は、前記入力階調データについての2次の多項式である
    表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    更に、
    前記補正後階調データは、前記入力階調データの値をDIN、前記補正データの値をCP、前記補正後階調データの値をDγ、前記補正後階調データの最小値をDγMIN、前記補正後階調データの最大値をDγMAX、前記入力階調データの最大値をDIN MAX、前記入力階調データの最小値をDIN MINとして、下記式:
    Figure 0005013581
    に従って算出される
    表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記補正データは、Gamma[x]を下記式:
    Figure 0005013581
    で定義し、且つ、中間階調値DIN Centerを次式:
    IN Center=(DIN MIN+DIN MAX)/2,
    で定義したとき、下記式:
    Figure 0005013581
    によって算出される
    表示装置。
  4. 表示パネルと、
    環境センサと、
    入力階調データから補正後階調データを生成する補正回路と、
    前記補正後階調データに応答して前記表示パネルを駆動する駆動回路と、
    複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup table)
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことにより前記補正後階調データを生成するように構成され、
    前記補正点データ格納LUTは、前記環境センサの出力信号に応答して複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データを切り替え、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    前記入力階調データの値が第1範囲に属するとき、前記入力階調データを変数とする第1多項式が前記多項式として使用され、
    前記入力階調データの値が前記第1範囲と異なる第2範囲に属するとき、前記入力階調データを変数とし、且つ、前記第1多項式と異なる第2多項式が前記多項式として使用され、
    前記第1多項式と前記第2多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    前記選択補正データは、第1〜第4補正データを含み、
    前記入力階調データの値DINは、その最大値がDIN MAX、その最小値がDIN MINであり、
    中間階調値DIN Centerを次式:
    IN Center=(DIN MIN+DIN MAX)/2,
    で定義したとき、前記第1範囲がDIN Centerよりも小さい範囲であり、且つ、前記第2範囲がDIN Centerよりも大きい範囲であり、
    前記補正後階調データは、前記第1〜第4補正データの値をそれぞれCP〜CPとし、前記補正後階調データの値をDγ、前記補正後階調データの最小値をDγMIN、前記補正後階調データの最大値をDγMAX、所定のパラメータをDIN2、DIN3として、前記入力階調データの値が前記第1範囲に属するときに下記式:
    Figure 0005013581
    前記入力階調データの値が前記第2範囲に属するときに
    Figure 0005013581
    によって算出される
    表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置であって、
    前記DIN3は、2の累乗で表される数である
    表示装置。
  6. 請求項4に記載の表示装置であって、
    前記DIN2は、DIN MAX−DIN2が2の累乗で表される数であるように定められた
    表示装置。
  7. 請求項4に記載の表示装置であって、
    前記DIN2、DIN3は、下記式:
    IN MIN<DIN2<DIN Center<DIN3<DIN MAX
    を満足するように定められ、
    Gamma[x]を下記式:
    Figure 0005013581
    で定義したとき、
    前記CP〜CPは、それぞれ、下記式:
    Figure 0005013581
    で表される関係にある
    表示装置。
  8. 表示パネルと、
    環境センサと、
    入力階調データから補正後階調データを生成する補正回路と、
    前記補正後階調データに応答して前記表示パネルを駆動する駆動回路と、
    複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup table)
    とを具備する表示装置であって、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことにより前記補正後階調データを生成するように構成され、
    前記補正点データ格納LUTは、前記環境センサの出力信号に応答して複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データを切り替え、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    当該表示装置が、更に、
    前記環境センサの前記出力信号に応答して定められる第1ガンマ値γdriveによるガンマカーブに対応する互いに異なる複数の階調電圧を発生する可変階調電圧発生回路を更に具備し、
    前記駆動回路は、前記複数の階調電圧のうちから前記補正後階調データに対応する選択階調電圧を選択し、前記表示パネルの信号線を前記選択階調電圧に駆動するように構成され、
    前記多項式は、第2ガンマ値γlogicによるガンマカーブに対応するガンマ補正を近似的に行うように定められた前記入力階調データについての2次式であり、
    全体としてのガンマ値γdisplayを、下記式:
    γdisplay=γdrive・γlogic
    によって定義したとき、前記第1ガンマ値γdriveは、前記全体としてのガンマ値γdisplayを超えないように決定される
    表示装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記環境センサは、入射される外光の強度に応じて前記出力信号を生成する外光センサである
    表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置であって、
    前記表示パネルに光を入射するバックライトを更に具備し、
    前記バックライトの輝度は、前記外光センサの前記出力信号に応答して調整される
    表示装置。
  11. 入力階調データから補正後階調データを生成する補正回路と、
    前記補正後階調データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路と、
    複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup table)
    とを具備し、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことにより前記補正後階調データを生成するように構成され、
    前記補正点データ格納LUTは、境センサの出力信号に応答して複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データを切り替え、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    前記多項式は、前記入力階調データについての2次の多項式である
    コントローラドライバ。
  12. 請求項11に記載のコントローラドライバであって、
    前記入力階調データの値が第1範囲に属するとき、前記入力階調データを変数とする第1多項式が前記多項式として使用され、
    前記入力階調データの値が前記第1範囲と異なる第2範囲に属するとき、前記入力階調データを変数とし、且つ、前記第1多項式と異なる第2多項式が前記多項式として使用され、
    前記第1多項式と前記第2多項式の係数は、前記選択補正点データから決定される
    コントローラドライバ。
  13. 入力階調データから補正後階調データを生成する補正回路と、
    前記補正後階調データに応答して表示パネルを駆動する駆動回路と、
    複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup table)
    とを具備するコントローラドライバであって、
    前記補正回路は、前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことにより前記補正後階調データを生成するように構成され、
    前記補正点データ格納LUTは、境センサの出力信号に応答して複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データを切り替え、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    当該コントローラドライバが、更に、
    前記環境センサの前記出力信号に応答して定められる第1ガンマ値γdriveによるガンマカーブに対応する互いに異なる複数の階調電圧を発生する可変階調電圧発生回路
    を具備し、
    前記駆動回路は、前記複数の階調電圧のうちから前記補正後階調データに対応する選択階調電圧を選択し、前記表示パネルの信号線を前記選択階調電圧に駆動するように構成され、
    前記多項式は、第2ガンマ値γlogicによるガンマカーブに対応するガンマ補正を近似的に行うように定められた前記入力階調データについての2次式であり、
    全体としてのガンマ値γdisplayを、下記式:
    γdisplay=γdrive・γlogic
    によって定義したとき、前記第1ガンマ値γdriveは、前記全体としてのガンマ値γdisplayを超えないように決定される
    コントローラドライバ。
  14. 請求項11乃至13のいずれか一項に記載のコントローラドライバであって、
    前記表示パネルに光を入射するバックライトの輝度を前記環境センサの前記出力信号に応答して制御するバックライト輝度制御部
    を更に具備する
    コントローラドライバ。
  15. 入力階調データに対して前記入力階調データを変数とする多項式を用いて補正を行うことによって補正後階調データを生成するステップと、
    前記補正後階調データに応答して示パネルを駆動するステップ
    とを具備し、
    前記補正後階調データを生成するステップでは、複数の補正点データを格納する補正点データ格納LUT(lookup
    table)から境センサの出力信号に応答して前記複数の補正点データのうちから選択補正点データを選択することで前記選択補正点データが切り替えられ、
    前記多項式の係数は、前記選択補正点データから決定され、
    前記多項式は、前記入力階調データについての2次の多項式である
    表示パネルの駆動方法。
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