JP2011122647A - ブラインドファスナー - Google Patents

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JP2011122647A JP2009280292A JP2009280292A JP2011122647A JP 2011122647 A JP2011122647 A JP 2011122647A JP 2009280292 A JP2009280292 A JP 2009280292A JP 2009280292 A JP2009280292 A JP 2009280292A JP 2011122647 A JP2011122647 A JP 2011122647A
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Shungo Funato
俊吾 船戸
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Abstract

【課題】ねじ棒を共回りさせることなく、電動工具を使用してナットを締め付けることができるブラインドファスナーを提供する。
【解決手段】ブラインドファスナー1は、ねじ棒2と、ロックヘッド3と、ねじ棒2に螺合されるナット4と、回り止め座金5とを具備する。ロックヘッド3は、ねじ棒2の一端側に、それの軸線直交方向に貫通する枢ピン6により枢支され、挿入位置と、ロック位置との間で回転自在である。ナット4は、ねじ棒2の他端側に螺合される。回り止め座金5は、ナット4と被締結部材37との間に配置される。ねじ棒2は、その外周に、そのほぼ全長にわたって延びる切欠平面2aを具備する。回り止め座金5は、ねじ棒2を相対回転不可能に挿通させる形状の挿通孔5aと、ナット4の締め付け作業中にねじ棒2を共回りさせないように保持する支持部5bとを具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、閉鎖空間や狭小空間に連通する貫通孔にねじ棒を挿入してナットで被締結部材を締め付けるブラインドファスナーに関する。
貫通孔の裏側に手を差し込んでボルトを貫通させたり、ナットを螺合させたりすることのできない閉鎖された内部空間を有する壁面等に被締結部材を固定するための締結具として、ブラインドボルトなどと称されるブラインドファスナーが広く普及している。その一例を図11に示す。ブラインドファスナー31は、ねじ棒32と、その一端側にピン33で回転自在に取り付けられたアンカーヘッド34とを具備し、ねじ棒32には他端側からナット35が螺着される。アンカーヘッド34は、軸方向の中心から僅かに一方向に偏った位置でピン33にて枢支される。
このブラインドファスナー31を用いて支持部材36上に被締結部材37を固定するには、先ずアンカーヘッド34を回転操作して、図11Bに示すように、その軸線とねじ棒32の軸線とを一致させる。次いで、アンカーヘッド34と共に、ねじ棒32の一端側を支持部材36の貫通孔36aに表側から挿入し、図11Cに示すように、ねじ棒32を軸線の周りに180°回転すると、アンカーヘッド34がアンバランスによりピン33周りに回転し、ねじ棒32の軸線直交方向に向く。その状態でねじ棒32を貫通孔36aの表側に引っ張ると、図11Dに示すように、アンカーヘッド34が貫通孔36aの裏側に接触した状態になる。次いで、支持部材36上に被締結部材37を添えて、ねじ棒32を被締結部材37の挿通孔37aに挿通させ、ナット35で締結する。
特開2004−150604号公報(図1〜5)
上記従来のブラインドファスナー31においては、ナット35を螺合する際に、一方の手でねじ棒32を保持していないと、ねじ棒32が共回りしてしまうので、電動工具を使用してナット35を締め付けることができない。手動工具を使用してナットの締め付け作業を行うのは非効率的である。
したがって、この出願に係る発明は、ねじ棒を共回りさせることなく、電動工具を使用してナットを締め付けることができるブラインドファスナーを提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、この出願に係る発明のブラインドファスナー1は、ねじ棒2と、ロックヘッド3と、ねじ棒2に螺合されるナット4と、回り止め座金5とを具備する。ロックヘッド3は、ねじ棒2の一端側に、それの軸線直交方向に貫通する枢ピン6により枢支され、ねじ棒2とほぼ平行に配置される挿入位置と、ねじ棒2と直交方向に配置されるロック位置との間で回転自在である。ナット4は、ねじ棒2の他端側に螺合される。回り止め座金5は、ナット4と被締結部材37との間に配置されるようにねじ棒2に嵌め込まれる。ねじ棒2は、その外周に、他端からそのほぼ全長にわたって延びる切欠平面2aを具備する。回り止め座金5は、ねじ棒2を相対回転不可能に挿通させる形状の挿通孔5aと、ナット4の締め付け作業中にねじ棒2を共回りさせないように保持する支持部5bとを具備する。
回り止め座金5の支持部5bは、ねじ棒2への装着状態で、指を添えて支持できるように、ねじ棒2に対して半径方向へ延出する摘み操作部として構成することができる。
また、回り止め座金5の支持部5bは、当該回り止め座金の着座面が着座する被締結部材37に予め形成された係止凹部37bに係合するように、着座面に突設された係止突部として構成することができる。
この出願に係る発明のブラインドファスナーによれば、回り止め座金5の支持部5bを一方の手や、被締結部材37の係止凹部37bによって保持することにより、ねじ棒2を共回りさせることなく、電動工具を用いてナット4の締め付け作業を効率的に行うことができる。
本発明に係るブラインドファスナーの分解斜視図である。 図1のブラインドファスナーの正面図である。 図1のブラインドファスナーの側面図である。 図1のブラインドファスナーの使用状態を示す正面図である。 図1のブラインドファスナーの使用状態を示す正面図である。 図1のブラインドファスナーの使用状態を示す正面図である。 図1のブラインドファスナーの使用状態を示す正面図である。 本発明に係るブラインドファスナーの他の実施形態における回り止め座金の平面図である。 図1の回り止め座金の正面図である。 図8の回り止め座金を用いたブラインドファスナーの使用状態を示す正面図である。 従来のブラインドファスナーの説明図である。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。ブラインドファスナー1は、ねじ棒2と、ロックヘッド3と、ねじ棒2に螺合されるナット4と、回り止め座金5とを具備する。7は平座金、8ばね座金で、必要に応じて、ナット4と回り止め座金5との間に介設される。
ロックヘッド3は、ねじ棒2の一端側に、それの軸線直交方向に貫通する枢ピン6により枢支され、ねじ棒2とほぼ平行に配置される挿入位置(図4,5)と、ねじ棒2と直交方向に配置されるロック位置(図2,7)との間で回転自在である。
ナット4は、ねじ棒2の他端側に螺合される。回り止め座金5は、図6,7に示すように、装着状態において、ナット4と被締結部材37との間に配置されるようにねじ棒2に嵌め込まれる。
ねじ棒2は、その外周に、他端からそのほぼ全長にわたって延びる切欠平面2aを具備する。したがって、ねじ棒2は、横断面切欠円形状に形成される。なお、切欠平面2aは、単一に限定されない。
図1〜7の実施形態において、回り止め座金5は、短冊状金属板材を屈曲形成してなり、ねじ棒2を相対回転不可能に挿通させるための、ねじ棒断面と相似形の切欠円形状の挿通孔5aを具備する。挿通孔5aは、ねじ棒2を相対回転不可能に挿通させるために、ねじ棒2の断面形状に応じた種々の異なる形状を取り得る。回り止め座金5は、ナット4の締め付け作業中に、ねじ棒2を共回りさせないように保持するための支持部5bを具備する。支持部5bは、ねじ棒2への装着状態で、側方から指を添えて支持できるように、ねじ棒2に対して半径方向へ延出し、端部において垂直に起立した摘み操作部5bとして構成される。
このブラインドファスナー1を用いて支持部材36上に被締結部材37を固定するには、先ずアンカーヘッド3を回転操作し、図4,5に示すように、アンカーヘッド3を立て、ねじ棒2と平行近くに配置して保持する。次いで、アンカーヘッド3と共に、ねじ棒2の一端側を被締結部材37の貫通孔37a及び支持部材36の貫通孔36aに表側から挿入し、図6に示すように、アンカーヘッド3をアンバランスにより、ねじ棒2の軸線直交方向に向かせる。その状態で回り止め座金5の支持部5bに指を添えてこれを保持し、ナット4に電動工具38を掛けて締め込む。回り止め座金5と被締結部材37との摩擦抵抗が一定以上に高まるまで、回り止め座金5が片手で保持されるので、ねじ棒2はナット4と共回りすることがなく、締め付け作業は円滑に行われる。
図8〜10に示す他の実施形態における回り止め座金5の支持部5bは、着座面に突設された係止突部5bとして構成される。回り止め座金5が着座する被締結部材37には、予め係止凹部37bが形成され、係止突部5bがこれに係合するように構成される。
この実施形態の場合、アンカーヘッド3と共に、ねじ棒2を貫通孔36a,37aへ挿入したら、回り止め座金5を被締結部材37上へ着座させ、係止突部5bを係止凹部37bに係合させる。これにより、回り止め座金5がねじ棒2と共に、被締結部材37上に回り止めされて支持されるから、ナット4に電動工具38を掛けてこれを円滑に締め込むことができる。
1 ブラインドファスナー
2 ねじ棒
2a 切欠平面
3 アンカーヘッド
4 ナット
5 回り止め座金
5a 挿通孔
5b 支持部(摘み操作部、係止突部)
6 枢ピン
36 支持部材
37 被締結部材

Claims (4)

  1. ねじ棒と、このねじ棒の一端側にねじ棒を軸線直交方向に貫通する枢ピンにより枢支されねじ棒とほぼ平行に配置される挿入位置とねじ棒と直交方向に配置されるロック位置との間で回転自在のロックヘッドと、前記ねじ棒の他端側に螺合されるナットと、このナットと被締結部材との間に配置されるように前記ねじ棒に嵌め込まれる回り止め座金とを具備し、
    前記ねじ棒は、外周に他端からそのほぼ全長にわたって延びる切欠平面を具備し、
    前記回り止め座金は、前記ねじ棒を相対回転不可能に挿通させる形状の挿通孔と、ナットの締め付け作業中にねじ棒を共回りさせないように保持する支持部とを具備することを特徴とするブラインドファスナー。
  2. 前記回り止め座金の支持部は、前記ねじ棒への装着状態で、指を添えて支持できるように、ねじ棒に対して半径方向へ延出する摘み操作部であることを特徴とする請求項1に記載のブラインドファスナー。
  3. 前記回り止め座金の支持部は、当該回り止め座金の着座面が着座する被締結部材に予め形成された係止凹部に係合するように、止め座金の着座面に突設された係止突部であることを特徴とする請求項1に記載のブラインドファスナー。
  4. 前記ねじ棒は、単一の前記切欠平面を具備して横断面切欠円形状に形成され、前記回り止め座金の挿通孔は、ねじ棒を相対回転不可能に挿通させる切欠円形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラインドファスナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106625409A (zh) * 2016-12-30 2017-05-10 厦门太古飞机工程有限公司 螺钉拆除装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003287008A (ja) * 2002-03-29 2003-10-10 Daiwa House Ind Co Ltd フック形ワンサイド固定金物

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