JP2011120103A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中継機器が代理応答機能を有効にしている最中に、接続していた情報処理装置との接続が切断してしまった場合、切断されているにも関わらず代理応答が継続して行われてしまうことが考えられる。
【解決手段】 情報処理装置は、情報処理装置とネットワークとの間を中継する中継機器が、所定のメッセージに対して代理応答する代理応答機能を有するか否かを調査する。そして、情報処理装置に対する代理応答処理を有効にしている中継機器に対し、情報処理装置と中継機器との接続を維持するための所定のメッセージを送信するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、代理応答機能を有する中継機器と接続する情報処理装置及びその制御方法に関する。
近年、多くの情報処理装置には消費電力の低減を目的とする省電力機能が搭載されている。省電力機能は、情報処理装置が使用されない待機時に一部の機能を停止することで、情報処理装置を通常のアプリケーション処理を行う通常モードから省電力モード(スリープモード)へと移行させる機能である。
また、情報処理装置の多くは通信インターフェイスを備えておりネットワークへの接続が可能となっている。ネットワークに接続されている情報処理装置は、ネットワーク経由で様々な要求(リクエスト)を受信し、該要求に応答する。例えば、ネットワーク共有されたプリンタや複写機においてはARP(Address Resolution Protocol)などにより、他端末からリクエストが発行される。省電力モードにある情報処理装置がこのようなリクエストを受信した場合、リクエストに対し応答を返すために省電力モードを解除して通常モードへ復帰しなければならない。そのため、電力低減の効果は低くなってしまう。
この問題を解決する技術として、ネットワーク上に存在するハブ、ルータやアクセスポイントに代表される中継機器が省電力モードにある情報処理装置に代わってリクエストに対し応答を返す代理応答が知られている。この代理応答を利用すれば、情報処理装置は、リクエストの発行毎に通常モードに復帰する必要が無くなるため、より効果的に電力を低減できる。
特許文献1には、無線端末の動作モードを監視し、無線端末が省電力状態にあれば該無線端末宛の制御パケットに対し代理応答を行う無線アクセスポイントが記載されている。
特許文献2には、ARPリクエストに対し所定の時間が経過するまで代理応答を行い、所定の時間が経過するとARPリクエストを無線端末に対しユニキャスト送信するアクセスポイントが記載されている。
また特許文献3には、省電力状態にある無線通信局のリンク状態を認識する手法として、所定のフレーム周期毎に他の通信局と所定の情報交換を行う制御方法が記載されている。
特開2008−312020号公報 特開2009−88918号公報 特開2002−64501号公報
標準化が予定されているIEEE802.11vでは、省電力モードにある情報処理装置に対してのARP要求パケットに、アクセスポイントが代理応答するプロキシARP機能が搭載される予定である。しかし、アクセスポイントが代理応答している期間中に情報処理装置とアクセスポイント間の無線接続が継続されているか否かの確認方法は規定されていない。そのため無線接続が切断された場合であっても、アクセスポイントは切断を認識せずに代理応答を実行してしまうことが考えられる。これはARPにおける代理応答に限らず、アクセスポイントによる代理応答が可能な様々な問い合わせに関して同様の課題がある。
本発明は、中継機器による情報処理装置の代理応答を有効に利用できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、情報処理装置が、情報処理装置とネットワークとの間を中継する中継機器が所定のメッセージに対して代理応答する代理応答機能を有するか否かを調査し、代理応答機能により情報処理装置の代理応答処理を有効にしている中継機器に対し、情報処理装置と中継機器との接続を維持させるための所定の通知を送信するようにする。
本発明によれば、中継機器による情報処理装置の代理応答を有効に利用できる。例えば、情報処理装置が省電力状態に移行するときに中継機器に代理応答してもらうことで、情報処理装置の省電力動作を効果的に利用できる。
実施例における通信システム図 実施例における情報処理装置のブロック構成図 情報処理装置と中継機器間のシーケンス図 情報処理装置の通信処理部の機能調査動作を示すフローチャート図 情報処理装置の通信処理部の機能調査動作を示すフローチャート図
(実施例1)
以下、本発明における実施例を説明する。図1に本実施例におけるシステムを示す。情報処理装置101は、主処理部(メインシステム)102と通信処理部(サブシステム)103とを有する。主処理部102は、情報処理装置101のアプリケーションを制御するためのシステムである。例えば、情報処理装置101がプリンタであれば印刷、カメラであれば撮像に関わる制御を行う。また主処理部102は通信に関わる処理は行わず、通信処理部103により通信に関わる処理が行われる。
情報処理装置101は通信インターフェイスを有し、通信処理部103は通信インターフェイスを介した通信の制御を行う。図1の例においては、通信処理部103は無線通信方式に対応し、無線通信用の通信インターフェイス(以下、無線インターフェイス)を介した無線通信を制御する。通信インターフェイスは、通信媒体を介して他機器とネットワークを構築する。無線通信は、アンテナ104から大気108を介し、中継機器107を介してネットワークに接続される。中継機器107の一例としては、アクセスポイント(基地局、親機などとも言う)が挙げられる。外部装置105は、ネットワーク106を介して中継機器107と接続されており、情報処理装置101との間でデータ通信が可能である。例えば、情報処理装置101がプリンタであれば、外部装置105からネットワークを介して印刷指示を行うことにより、情報処理装置101に印刷を行わせることが可能である。
情報処理装置101は、通常動作状態と該通常動作状態よりも電力消費を低減させる省電力動作状態のいずれかの状態によって動作する。情報処理装置101が通常動作状態である場合、主処理部102、及び通信処理部103の各回路ブロックへは通常の電力供給が行われている。一方、情報処理装置101が省電力状態である場合には、主処理部102はアプリケーション停止状態となっている。省電力状態の場合には、主処理部102のうち少なくとも一部の回路への電圧供給の停止もしくは低減などが行われる。そのとき通信処理部103は、省電力状態になる以前と同様に、無線インターフェイスによる通信が可能な状態である。
情報処理装置101における通常状態から省電力状態への移行は、外部装置105からネットワークを介し省電力状態移行命令を受信する、もしくは主処理部102が実行すべきジョブが一定の期間において発生していないと判断することにより発生する。情報処理装置101は省電力状態への移行を中継機器107へ通知を行った後、省電力状態へ移行する。中継機器107は省電力状態への移行通知を受信することにより、情報処理装置101に宛てられた所定のリクエストなどの所定のメッセージに対する代理応答を開始する。
図2は、情報処理装置101の構成の一例を示すブロック図である。主処理部102には、メインCPU201、メインメモリ202、電力制御部203が含まれる。メインCPU201は、情報処理装置全体のアプリケーション制御を担う。メインメモリ202は、メインCPU201の実行するコンピュータプログラムを格納し、またメインCPU201で扱うデータ用バッファメモリとしての役割を担う。電力制御部203は、主処理部102の省電力状態への移行、省電力状態を解除して通常状態へ復帰するための制御を行う。
204は、メインCPU201が各機能ブロックまたは各ICへのアクセスに使用するメインバスである。205は、通信制御部207が各機能ブロックまたは各ICへのアクセスに使用するローカルバスである。バスブリッジ処理部206は、メインバス204とローカルバス205の接続に関わる処理を行う。
通信制御部207は、サブCPU213とサブメモリ214から構成され、通信処理部103の制御を担う。サブCPU213には、送受信処理部208、機能調査部209、処理決定部210、動作状態決定部211が含まれる。送受信処理部208は、データの送信処理または受信処理を担う。機能調査部209は、接続している中継機器の機能調査を担う。ここでは、中継機器の代理応答機能および、代理応答中の接続無線端末に対する通信状態の確認機能を持つかを調査する。
処理決定部210は、主処理部102が省電力状態にあるときの通信処理部103の処理決定を担う。機能調査部209による中継機器の機能調査結果を参照し、省電力状態時に通信処理部103が実行する処理を決定する。動作状態決定部211は、主処理部102の動作状態の決定を担う。外部装置105からネットワークを介し省電力状態移行命令を受信した場合、電力制御部203へ状態移行要求の信号を出力する。212は、動作状態決定部211から電力制御部203へ状態移行要求信号を送信するための信号線である。また動作状態決定部211は、外部装置105よりウェイクアップ要求を受信した際に、電力制御部203へウェイクアップ信号を出力する。
サブメモリ214は、通信制御部207が処理を行うプログラムや、データ送受信に必要なバッファメモリとして用意されているローカルメモリである。215は、無線通信に用いるインターフェイスである。本実施例では、無線通信としては、IEEE802.11無線LANであるとする。なお上記機能ブロックは一例であり、複数の機能ブロックが一つの機能ブロックを構成してもよいし、何れかの機能ブロックが更に複数の機能ブロックを構成してもよい。
図3は、本実施形態における主処理部102、通信処理部103、中継機器107の動作を表すシーケンス図である。
初期状態では、主処理部102は電源がOFFの状態もしくは省電力状態である。そこに、例えばユーザーからのボタン操作が行われることにより(301)、主処理部102は起動処理に入る(302)。そして、主処理部102、通信処理部103ともにシステムが起動し通常動作状態となる(303,304)。
その状態において、主処理部102は中継機器107との通信接続を確立させるため、通信処理部103に接続要求を送信する(305)。通信処理部103は接続要求に従って、中継機器107との接続処理を開始する(306)。中継機器107との接続処理が完了すると、図1で示す外部装置105とネットワーク106を介した通信が可能となる。
通信処理部103と中継機器107との接続が確立すると(307)、通信処理部103は、中継機器107の機能調査を開始する(308)。この機能調査では、所定の問い合わせに対する代理応答機能や所定期間データ通信を行っていない通信端末に対する強制切断機能を持っているかどうかを調査する。
通信処理部103は機能調査が完了すると(309)、機能調査結果に基づいて省電力時の処理決定を行う(310)。省電力時の処理として、中継機器107に対し接続が維持されていることを通知する接続通知の送信を行うか否か、またその送信タイミングの決定を行う。情報処理装置101は、中継機器107に接続を維持させるための接続通知を送信し、中継機器107は、この接続通知を受信することにより、情報処理装置101の接続する維持する。
省電力時の処理決定が完了すると、通信処理部103は接続が確立したことを主処理部102へと通知する(311)。主処理部102は、中継機器107との接続が確立したことを確認すると、アプリケーションを起動する(312)。そして、アプリケーションに使用されるデータが、主処理部102と中継機器107との間で送受信される(313)。なお図示していないが、アプリケーションデータの送受信は、図1に示す外部装置105と主処理部102の間で行われるものである。例えば、情報処理装置101がプリンタであり外部装置105からの指示を受け印刷ジョブを実行する場合、画像データやエラー通知等がデータとして通信される。アプリケーションデータ通信(313)が終了すると、主処理部102は、要求されたアプリケーションを終了する(314)。
また主処理部102は、外部装置105から中継機器107を介して、省電力移行要求を受けると(315)、中継機器107に省電力移行通知を行った後(316)、省電力状態へと移行する(317)。主処理部102が省電力移行通知を行うと、通信処理部103は省電力時処理決定(310)にて決定した省電力時処理を開始し(318)、中継機器107は、代理応答処理を開始する(319)。なお、このとき、情報処理装置101は、中継機器107に代理応答処理の開始を要求するものとする。また、情報処理装置101が中継機器107に省電力状態に移行することを通知し、中継機器107は該通知を受けると、自動的に代理応答処理を開始してもよい。
通信処理部103は、省電力時処理決定(310)にて決定した送信タイミングに従い、接続通知を中継機器107に送信する(320,321)。中継機器107は、接続通知を受信している期間は、ネットワークからの所定の問い合わせに関して代理応答処理を行い、接続通知を所定期間以上、受信出来なければ代理応答処理を停止し、通信処理部103に対し再接続処理を行う。接続通知は、中継機器107が受信出来るパケットであれば特定のペイロードを必要とするものではない。また、接続通知には、ユーザーの操作などにより情報処理装置101の識別情報であるIPアドレスが変更された場合に、変更後のIPアドレス情報を付加して送信する。中継機器107は、変更されたIPアドレス情報を受信し、アドレス情報を更新することで、引き続き情報処理装置101の代理応答を行うことが可能となる。
ここで、中継機器107より通信処理部103へ通常状態への復帰を要求するウェイクアップ要求が送信されたとする(322)。ウェイクアップ要求を受け、主処理部102はウェイクアップしたことを中継機器107へ通知し(323)、通常状態へ復帰する(324)。主処理部102が通常状態へ復帰すると、通信処理部103は省電力時における処理を終了する(325)。中継機器107は、ウェイクアップ通知(323)を受け、代理応答処理を終了する(326)。なお、ウェイクアップ通知(323)を受けると代理応答処理を自動的に終了するのではなく、主処理部102が通常状態へ復帰すると、通信処理部103は中継機器107に代理応答の終了を指示するようにしてもよい。
図4は、通信処理部103の中継機器107への接続処理開始から省電力中における処理決定を行うまでの動作を表すフローチャートである。
通信処理部103のシステムが起動すると、図4のフローが開始される(S401)。主処理部102からの接続要求を受けると、通信処理部103は中継機器107との接続処理を開始する(S402)。接続が確立されると、中継機器107の代理応答機能についての調査を開始する(S403)。代理応答機能としては、例えばアドレス解決プロトコル(ARP(Address Resolution Protocol))のARPリクエストに対する代理応答が挙げられる。この調査では、中継機器107と通信を行い、代理応答機能の有無を問合せ、該問合せに対する応答を解析することにより行う。調査の結果から、中継機器107が代理応答機能を持つか否かを判断する(S404)。代理応答機能を持つと判断した場合にはS405へ進み、代理応答機能を持たないと判断した場合にはS407へ進む。S405において、中継機器107と通信を行い、中継機器107が代理応答期間中に、通信処理部103に対して接続確認を行うか否かを調査する。S406において、S405の調査の結果、代理応答期間中の接続確認機能を持つか否かを判断する。中継機器107が接続確認機能を持つと判断した場合にはS407へ進み、接続確認機能を持たないと判断した場合にはS408へ進む。
S407では、接続通知の送信処理を行わないことを決定する。S408において接続通知の送信処理を行うことを決定し、S409へ進む。S409では、中継機器107と通信を行い、中継機器107が強制切断機能を持つかについて調査を開始する。強制切断機能とは、一定期間データ通信を行っていない通信端末に対し、接続を強制的に切断する機能である。中継機器107がこの機能を持っている場合は、情報処理装置101が中継機器107に対して一定期間以上、何らかのデータやコマンドを送信しないと、中継機器107が強制的に情報処理装置101との接続を切断してしまうことになる。また、強制切断機能の調査は、中継機器107が強制切断機能を持つ場合には、最後のデータ通信から強制切断が実行されるまでの期間も調査する。中継機器107が強制切断機能を持つと判断した場合にはS411へ進み、強制切断機能を持たないと判断した場合にはS412へと進む。
S411では、中継機器107が強制切断を実行する期間内毎に接続通知の送信処理を行うことを決定する。つまり、強制切断が実行される所定期間が経過する前に接続通知を送信し、強制切断されないようにする。S412において、中継機器107から定期的に発信される報知信号の受信タイミングを基準として接続通知の送信処理を行うことを決定する。この場合、報知信号を受信する毎に接続通知の送信処理を行っても良いし、報知信号の受信回数をカウントし、受信回数が所定の回数に達する毎に接続通知の送信処理を行っても良い。図4の処理が終了した後に、省電力動作を開始する場合は、S407、S411、S412において決定した処理を実行することになる。
S411において決定した処理を実行することより、中継機器107が強制切断機能を持っていたとしても、強制切断されてしまうことを予防できる。その結果、中継機器107の代理応答機能を有効に利用でき、省電力動作を有効に利用できる。また、S412において決定した処理を実行することより、中継機器107が強制切断機能を持っていなくても、中継機器107に情報処理装置101が接続中であることを通知でき、中継機器107の代理応答を有効に利用できる。つまり、中継機器107が代理応答を停止してしまうことを予防でき、省電力動作を有効に利用できる。また、情報処理装置101が中継機器107と切断されているにも係らず、中継機器107が代理応答を停止しない場合に、ネットワークからの所定の問合せに対して代理応答してしまうような動作を予防できる。また、S407において決定した処理を実行することより、無駄な信号の送信を低減でき、省電力動作を有効に利用できる。つまり、中継機器107が代理応答機能を持たない場合は、接続通知を送信する必要は無いので、接続通知を送信しないことにより電力消費を低減できる。また、中継機器107が接続確認機能を持つ場合は、接続通知を送信しなくても、中継機器107が接続状態を確認してくるので、無駄に接続通知を送信しなくてもよく、電力消費を低減できる。
また、通信処理部103を図5のように動作させてもよい。即ち、S404において、中継機器107が代理応答機能を持つか否かを判断し、代理応答機能を持つと判断した場合にはS412へ進み、中継機器107からの報知信号の受信タイミングを基準として接続通知を送信すると決定してもよい。このようにすれば、中継装置の接続確認機能、切断機能の有無に係らず、中継機器107に情報処理装置101が接続中であることを通知でき、中継機器107の代理応答を有効に利用できる。
このように本フローによれば、情報処理装置が接続する中継機器に実装された機能に応じて、省電力状態における処理を選択的に実行することが可能となる。また、情報処理装置に対し接続状態の確認を行わない中継機器が、代理応答中に接続切断が発生した際の代理応答を防ぐことが出来る。
以上の実施例は図1に示す無線LANネットワークでのARPリクエストに対する代理応答を例に示したが、本発明はホストがクライアントに応答を求めるリクエストに対し、通信機器が代理応答を行うシステムにおいて適用出来る。例えば、UPnP(Universal Plug and Play)やLLTD(Link Layer Topology Discovery)において代理応答を行う通信システムにおいても同様の効果がある。
また、本発明は有線通信インターフェイスを搭載した情報処理装置に対しても適用可能である。有線通信としては、例えばIEEE802.3有線LANを適用出来る。この場合、中継機器107が有線通信機器となり、該有線通信機器と情報処理装置101とが有線接続する。そして、この有線接続機器が情報処理装置101の代理応答を行う構成となる。
また、本発明は無線通信インターフェイスと有線通信インターフェイスとを搭載した情報処理装置に対しても適用可能である。有線通信としては、例えばIEEE802.3有線LANを適用出来る。この場合、情報処理装置101は中継機器107と無線接続し、さらに、有線通信インターフェイスを介してもネットワークに接続する。そして、省電力状態時に有線通信インターフェイスを介しIPアドレスが変更された場合には、接続通知に変更後のIPアドレス情報を格納し中継機器に通知できる。
また、上記説明では、情報処理装置101が省電力動作状態になると、中継機器107が情報処理装置101の代理応答処理を行う構成を説明した。しかしながら、情報処理装置101が省電力動作状態に移行しなくても、中継機器107が代理応答を行う場合でも、本発明は適用できる。この場合、図4に従って、中継機器107が情報処理装置101の代理応答を行うときの処理を決定すればよい。そして、情報処理装置101が何らかの所定のモード(動作状態)に移行するときの通知より、中継機器107が自動的に又は情報処理装置101からの指示により代理応答を開始するときは、図4で決定した処理を行うようにすればよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 処理装置
102 主処理部
103 通信処理部
104 アンテナ
105 外部装置
106 ネットワーク
107 中継機器
108 大気

Claims (12)

  1. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置とネットワークとの間を中継する中継機器が、所定のメッセージに対して代理応答する代理応答機能を有するか否かを調査する調査手段と、
    前記代理応答機能により前記情報処理装置の代理応答処理を有効にしている中継機器に対し、前記情報処理装置と前記中継機器との接続を維持させるための所定の通知を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信手段は、電力消費を低減させる省電力動作状態の場合に、前記中継機器に前記所定の通知を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記調査手段は、前記中継機器が前記代理応答機能を有する場合に、該中継機器が接続機器との接続状態を確認する接続確認機能を有するか否かも調査することを特徴とする請求項1又は請求項2の記載の情報処理装置。
  4. 前記送信手段は、前記代理応答機能を有し、前記接続確認機能を持たない中継機器に対し、前記所定の通知を送信することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記調査手段は、前記中継機器が前記代理応答機能を有する場合に、該中継機器が所定期間データ通信していない接続機器との接続を強制的に切断する切断機能を有するか否かも調査し、
    該調査結果に応じて、前記所定の通知を送信するタイミングを決定する決定手段を有することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記調査手段は、前記中継機器が前記切断機能を有する場合に、前記所定期間も調査し、
    前記決定手段は、前記所定期間の調査結果に応じて、前記所定の通知を送信するタイミングを決定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定手段は、前記所定期間が経過する前に前記所定の通知を送信するように前記タイミングを決定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記中継機器が前記切断機能を有さない場合は、前記中継機器が定期的に送信する報知信号を受信するタイミングに基づいて、前記所定の通知を送信するタイミングを決定することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記所定の通知は、前記情報処理装置が前記中継機器との接続を維持していることを通知するメッセージであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記中継機器が前記情報処理装置に対する代理応答処理を有効にしている場合に、前記情報処理装置の識別情報が変更されると、前記送信手段は、前記所定の通知に該変更された識別情報を付加して送信することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置の制御方法であって、
    調査手段が、前記情報処理装置とネットワークとの間を中継する中継機器が、所定のメッセージに対して代理応答する代理応答機能を有するか否かを調査する調査工程と、
    送信手段が、前記代理応答機能により前記情報処理装置の代理応答処理を有効にしている中継機器に対し、前記情報処理装置と前記中継機器との接続を維持させるための所定のメッセージを送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能されることを特徴とするコンピュータプログラム。
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