JP2011119172A - 過電圧保護部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し印加される過電圧に対して強い特性を有しつつ、さらに実装密度を向上させることができる過電圧保護部品を提供するものである。
【解決手段】本発明の過電圧保護部品は、基板1と、第1の端面1bに形成された第1の端面電極8と、第2の端面に形成された第2の端面電極9と、第1の端面電極8と電気的に接続し、上面1aにおける第1の短辺1d側から第2の短辺1e方向へ延伸している第1の放電電極2と、第2の端面電極9と電気的に接続し、かつ上面1aにおける第2の短辺1e側から第1の短辺1d方向へ延伸している第2の放電電極3と、第1の放電電極2の一部と前記第1の短辺1dに平行な方向に隔てて対向している第2の放電電極3の一部との間に設けられたギャップ部10とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は電子機器を静電気やサージ等から保護する過電圧保護部品に関するものである。
近年、電子機器の小型化、高性能化が急速に進み、それに伴い電子機器に用いられる電子部品の小型化も急速に進んでいる。しかしながら、その反面、この小型化に伴って電子機器や電子部品の静電気やサージ等の過電圧に対する耐性は低下しており、その対策として過電圧保護部品が使用されている。過電圧保護部品は、過電圧から保護したい電子部品と電気的に並列に接続させ、通常時は電気を通さないが、過電圧印加時には電気を通すことで過電圧による電流が電子部品に流れることを防止するものである(特許文献1参照。)。
国際公開第2008/053717号
上記特許文献1において、基板の長辺方向の側面に端面電極を形成し、基板の上面における基板の短辺方向に一対の放電電極を対向させて形成し、一対の放電電極間の幅を広くとることにより、放電によるダメージを分散させ、繰り返し印加される過電圧に対して強い過電圧保護部品を得ることができる。
しかし、一対の端面電極間は、基板の短辺方向に対向して形成されているので、過電圧保護部品の幅、即ち、端面電極が形成された面の長さが長いため、プリント基板において隣接する電子部品との間隔を広げる必要があり、プリント基板における実装密度の向上が困難であった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、繰り返し印加される過電圧に対して強い特性を有しつつ、さらに実装密度を向上させることができる過電圧保護部品を提供するものである。
上記目的を達成するための、本発明は以下の手段を有している。
請求項1に記載の発明は、上面と、前記上面と対向する裏面と、第1の端面と、前記第1の端面と対向する第2の端面と、第1の側面と、前記第1の側面と対向する第2の側面とからなる直方体形状であり、前記上面は第1の長辺と、第2の長辺と、第1の短辺と、第2の短辺とからなる長方形形状であり、前記第1の端面は前記第1の短辺側に位置し、前記第2の端面は前記第2の短辺側に位置し、前記第1の側面は前記第1の長辺側に位置し、前記第2の側面は前記第2の長辺側に位置する基板と、前記第1の端面に形成された第1の端面電極と、前記第2の端面に形成された第2の端面電極と、前記第1の端面電極と電気的に接続し、かつ前記上面における前記第1の短辺側から前記第2の短辺方向へ延伸している第1の放電電極と、前記第2の端面電極と電気的に接続し、かつ前記上面における前記第2の短辺側から前記第1の短辺方向へ延伸している第2の放電電極と、前記第1の放電電極の一部と前記第1の短辺に平行な方向に隔てて対向している前記第2の放電電極の一部との間に設けられたギャップ部とを備えたものである。
この構成により、請求項1に記載の発明は、第1の放電電極におけるギャップ部と接している部分および第2の放電電極におけるギャップ部と接している部分をそれぞれ長くすることができるので、放電によるダメージを分散することができ、これにより繰り返される過電圧に対しても強い特性を有しつつ、第1の端面電極および第2の端面電極が基板の長辺方向に対向して形成されているのでプリント基板への実装密度を向上させることができるという作用効果を有する。
請求項2に記載の発明は、前記第1の放電電極における前記ギャップ部に接する部分は、その周囲より第2の放電電極側に突出している第1の突出部を有し、前記第2の放電電極における前記ギャップ部に接する部分は、その周囲より前記第1の放電電極側に突出している第2の突出部を有しているものである。
この構成により、請求項2に記載の発明は、この構成により、ギャップ部を形成する際に、その形成位置が、第1の短辺に平行な方向にずれた場合であっても第1の放電電極または第2の放電電極におけるギャップ部と接している部分の長さに変化はなく、過電圧保護部品の特性を安定させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記ギャップ部に、通常は絶縁体として機能し、過電圧が印加されると低インピーダンスに低下する電圧依存特性を有するもので、過電圧に対する特性を向上させることができるという作用効果を有する。
請求項4に記載の発明は、前記過電圧保護部は、前記第1の放電電極における前記第1の突出部以外で前記第2の放電電極または前記第2の短辺と対向する部分にもまたがって形成され、かつ、前記第2の放電電極における前記第2の突出部以外で前記第1の放電電極または前記第1の短辺と対向する部分にもまたがって形成されているものである。
この構成により、請求項4に記載の発明は、過電圧による放電をより広い範囲で行わせることができ、放電による第1の放電電極および第2の放電電極のダメージを分散させることができるので、繰り返し印加される過電圧に対して強い特性を有するという作用効果を有する。
本発明の過電圧保護部品は、繰り返し印加される過電圧に対して強い特性を有しながら、プリント基板への実装密度の向上を図ることができる形状を有するという優れた効果を有するものである。
本発明の一実施の形態における過電圧保護部品の分解斜視図 同過電圧保護部品の基板上面の平面図 同過電圧保護部品の製造工程図 同過電圧保護部品の製造工程図
以下、一実施の形態を用いて、請求項1〜4に記載の発明について説明する。
図1は本発明の一実施の形態における過電圧保護部品の分解斜視図である。
基板1は絶縁体からなり、その外形は直方体の形状であり、耐熱、対熱衝撃に優れたアルミナ基板を用いている。なお、直方体の形状であっても、加工上の制限等により、その稜線部分や頂点が丸みを帯びていたり、あるいは所謂面取りがなされたものであっても、基板1全体として直方体とみなすことができる形状であればよい。
基板1は、上面1aと、この上面1aと対向する裏面(図示せず)と、第1の端面1bと、この第1の端面1bと対向する第2の端面(図示せず)と、第1の側面1cと、この第1の側面1cと対向する第2の側面(図示せず)の6面で構成される。また、上面1aは、第1の端面1b側の第1の短辺1dと、第2の端面側の第2の短辺1eと、第1の側面1c側の第1の長辺1fと、第2の側面側の第2の長辺1gの4辺を有している。
上面1aには、第1の放電電極2および第2の放電電極3が形成されている。これらの第1の放電電極2および第2の放電電極3は、耐熱性、導電性および湿度や化学反応からの安定性の点からその材質は選択することができる。耐熱性を優先させるならばタングステン、導電性を優先させるならば、銀や銅、安定性を優先させるならば金が好適である。
第1の上面電極4は、第1の放電電極2の一部と重畳するように形成されており、第2の上面電極5は、第2の放電電極3の一部と重畳するように形成されている。
過電圧保護部6は、第1の放電電極2と第2の放電電極3の間を跨ぐように形成されており、通常の電圧では絶縁体として機能し、過電圧が印加されるとインピーダンスが大幅に低下して過電流に起因する電流を通す電圧依存特性を備えている。具体的には、ZnOを主成分とするバリスタ材料や、絶縁体中に導体粉末を分散させたものなどが考えられる。
保護膜7は、過電圧保護部6、第1の放電電極2の一部および第2の放電電極3の一部を覆い、これらの構成要素を物理的衝撃や、湿度などの外部環境から保護する機能を有している。具体的には、エポキシ、ポリイミドまたはポリアミドなどの樹脂を使用するのが好適である。
第1の端面電極8は、第1の放電電極2と接続するように、上面1aから、第1の端面1b、そして基板1の裏面にかけて形成されている。第1の端面電極8は、銀または銅等の導電性に優れる物質で構成されている。
第2の端面電極9は、第2の放電電極3と接続するように、上面1aから、第2の端面、そして基板1の裏面にかけて形成されている。第2の端面電極9についても、銀または銅等の導電性に優れる物質で構成されている。なお、実装時のはんだ付け性等を考慮し、第1の端面電極8および第2の端面電極9の表面には、ニッケルめっき層、さらにその表面にすずめっき層を形成することが好ましい。
図2は、本発明の一実施の形態における過電圧保護部品の基板上面の平面図である。図2は、第1の放電電極2、第2の放電電極3の構成を説明するために、過電圧保護部6および保護膜7を除去した状態を記載している。
ギャップ部10は、第1の放電電極2と第2の放電電極3とが対向している部分に形成されている。また、第1の放電電極2のギャップ部10と接している部分には、周囲より第2の放電電極3の方向へ突出している第1の突出部2aが形成されている。同様に、第2の放電電極3のギャップ部10と接している部分には、周囲より第1の放電電極2の方向へ突出している第2の突出部3aが形成されている。言い換えると、第1の放電電極2の第1の突出部2aと第2の放電電極3の第2の突出部3aとの間にギャップ部10は形成されている。
以上のように構成された過電圧保護部品の製造方法について、以下、説明をする。
図3および図4は本発明の一実施の形態における過電圧保護部品の製造工程図であり、図3(a)〜(d)および図4(a)〜(d)は平面図、図3(e)〜(h)および図4(e)〜(h)は正面断面図である。
最初に、図3(a)、(e)において、アルミナ基板からなる基板1を用意する。
次に、図3(b)、(f)において、基板1の上面1aに放電電極層11を形成する。放電電極層11は、第1の放電電極2および第2の放電電極3を構成する材質をペースト状にしたものを用いている。したがって、例えば、第1の放電電極2および第2の放電電極3を金で構成する場合には、金ペーストを用いる。放電電極層11の形成方法としては、印刷工法をとることができる。また、スパッタ等の薄膜工法で形成してもよい。
次に、図3(c)、(g)において、放電電極層11の一部を除去することで、第1の放電電極2および第2の放電電極3の形状に加工し、ギャップ部10も形成する。この放電電極層11の一部を除去する方法としては、ダイシングや、レーザーの照射などの方法をとることができる。低電圧で過電圧保護部品を動作させようとする場合にはギャップ部10の幅、即ち第1の放電電極2における第1の突出部2aと第2の放電電極3における第2の突出部3aとの間隔が狭い方が良く、そのためには、高精度での加工が可能な、レーザーを照射する方法がよい。
次に、図3(d)、(h)において、第1の上面電極4を第1の放電電極2の一部と重畳するように、第2の上面電極5を第2の放電電極3の一部と重畳するようにそれぞれ形成する。この形成方法は、印刷工法で行うことができる。
次に、図4(a)、(e)において、過電圧保護部6を少なくともギャップ部10に形成する。また、ギャップ部10ではない、第1の放電電極2と第2の放電電極3との間にも形成している。この過電圧保護部6は印刷工法で形成することができる。
次に、図4(b)、(f)において、保護膜7を過電圧保護部6を覆うように形成する。保護膜7は印刷工法で形成することができる。
次に、図4(c)、(g)において、第1の端面電極8および第2の端面電極9を形成する。その形成方法は、第1の端面電極8および第2の端面電極9を構成する材料をペースト状にしたものを印刷して行うことができる。また、スパッタ等の薄膜工法で行うこともできる。
次に、図4(d)、(h)において、第1の端面電極8および第2の端面電極9の表面にそれぞれ第1のめっき層12および第2のめっき層13を形成する。第1のめっき層12および第2のめっき層13は、電解めっきにより形成することができ、第1の端面電極8および第2の端面電極9の表面にニッケルめっき層を形成した後に、このニッケルめっき層の表面にすずめっき層を形成することができる。
なお、図4(b)の工程が修了するまでは、1枚の大きなアルミナ基板上に複数の構成要素を形成、加工し、図4(b)の工程の終了後に個片の基板1に分割するようにすると量産性に優れたものとなる。
以上のように構成され、また製造された本発明の一実施の形態における過電圧保護部品は、以下の特徴を備えている。
本実施の形態における過電圧保護部品は、第1の端面電極8および第2の端面電極9が、それぞれ第1の端面1bおよびこれと対向する第2の端面に形成されており、さらに第1の放電電極2の一部と第2の放電電極3の一部とを第1の短辺1dに平行な方向で間隔を空けて形成されている。
この構成により、第1の放電電極2におけるギャップ部10と接している部分の長さが、上面1aにおける第1の長辺1fに平行となるので、この長さを長くすることができる。同様に、第2の放電電極3におけるギャップ部10と接している部分の長さも長くすることができる。第1の短辺1dと第1の長辺1fとの長さの関係にもよるが、この第1の放電電極2または第2の放電電極3におけるギャップ部10と接している部分の長さを第1の短辺1dの長さと同等、あるいは、第1の短辺1dの長さより長くすることができる。このように第1の放電電極2または第2の放電電極3におけるギャップ部10と接している部分の長さを長くすることができると、繰り返し過電圧が印加された際でも、第1の放電電極2および第2の放電電極3が受けるダメージは小さくすることができる。
また、第1の放電電極2に第1の突出部2aを、第2の放電電極3に第2の突出部3aをそれぞれ設けた構成にしている。この構成により、ギャップ部10を形成する際に、その形成位置が、第1の短辺1dに平行な方向にずれた場合であっても第1の放電電極2または第2の放電電極3におけるギャップ部10と接している部分の長さに変化はなく、過電圧保護部品の特性を安定させることができる。
さらに、過電圧保護部6が、第1の放電電極2における第1の突出部2a以外で第2の短辺1eと対向する部分にもまたがって形成され、同様に、第2の放電電極3における第2の突出部3a以外で第1の短辺1dと対向する部分にもまたがって形成されている。図2を用いて説明すると、第1の放電電極2における第1の突出部2aが位置する部分の右側の部分で第2の短辺1eと対向している部分と、第2の放電電極3における第2の突出部3aが位置する部分の左側の部分で第1の短辺1dと対向している部分にまたがって形成されている。一般に、放電は、最も放電が生じ易い場所で起こりやすく、その点で、本実施の形態における過電圧保護部品の第1の突出部2aと第2の突出部3a間で生じ易い。しかし、一度放電が始まると、その放電が開始された場所で放電が続くとは限らず、他の場所、さらには、最初の放電の開始が起こりにくいような場所においても放電が生じることがある。この点で、第1の突出部2aと第2の突出部3a間以外の場所にまで過電圧保護部6をまたがって形成させることにより、放電によるダメージを分散することができる。
なお、本実施の形態において、図3(c)に示すように、第1の放電電極2における第1の突出部2a以外の部分は、ギャップ部10の第1の長辺1fと平行な方向の延長上に位置していない。同様に、第2の放電電極3における第2の突出部3a以外の部分は、ギャップ部10の第1の長辺1fと平行な方向の延長上に位置していない。これにより、放電電極層11の一部を除去してギャップ部10を形成する際の加工が、特にダイシング等により加工する場合に容易になる。さらに、1枚の大きなアルミナ基板上で複数の過電圧保護部品の構成要素を形成、加工する製造を行っている場合には、基板1上の第1の長辺1f方向に並んだ放電電極層11を一度に加工してギャップ部10を形成することができるので、より生産性を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、過電圧保護部6を形成したが、ギャップ部10に何も形成させずに、気中放電により過電圧に起因する電流を流すようにすることもできる。
また、過電圧保護部6には、様々な材質のものを用いることができる。ZnO等のバリスタ材料や、シリコンなどの樹脂中に導電性粒子を分散させたものや、セラミック中に導電物質を分散させたものなど、用途に応じて選択することが可能である。
さらに、第1の放電電極2の先端を第2の端面電極9の方へ延伸させ、第1の放電電極2の先端部においては、第1の短辺1dに平行な方向では第2の突出部3aとは対向せずに、第2の放電電極3の第2の突出部3aではない部分と対向するようにしてもよい。同様に第2の放電電極3の先端を第1の端面電極8の方へ延伸させてもよい。
本発明にかかる過電圧保護部品は、電子機器を静電気やサージなどの過電圧から保護することができるものである。
1 基板
1a 上面
1b 第1の端面
1c 第1の側面
1d 第1の短辺
1e 第2の短辺
1f 第1の長辺
1g 第2の長辺
2 第1の放電電極
2a 第1の突出部
3 第2の放電電極
3a 第2の突出部
4 第1の上面電極
5 第2の上面電極
6 過電圧保護部
7 保護膜
8 第1の端面電極
9 第2の端面電極
10 ギャップ部
11 放電電極層
12 第1のめっき層
13 第2のめっき層

Claims (4)

  1. 上面と、前記上面と対向する裏面と、第1の端面と、前記第1の端面と対向する第2の端面と、第1の側面と、前記第1の側面と対向する第2の側面とからなる直方体形状であり、前記上面は第1の長辺と、第2の長辺と、第1の短辺と、第2の短辺とからなる長方形形状であり、前記第1の端面は前記第1の短辺側に位置し、前記第2の端面は前記第2の短辺側に位置し、前記第1の側面は前記第1の長辺側に位置し、前記第2の側面は前記第2の長辺側に位置する基板と、
    前記第1の端面に形成された第1の端面電極と、
    前記第2の端面に形成された第2の端面電極と、
    前記第1の端面電極と電気的に接続し、かつ前記上面における前記第1の短辺側から前記第2の短辺方向へ延伸している第1の放電電極と、
    前記第2の端面電極と電気的に接続し、かつ前記上面における前記第2の短辺側から前記第1の短辺方向へ延伸している第2の放電電極と、
    前記第1の放電電極の一部と前記第1の短辺に平行な方向に隔てて対向している前記第2の放電電極の一部との間に設けられたギャップ部とを備えた過電圧保護部品。
  2. 前記第1の放電電極における前記ギャップ部に接する部分は、その周囲より第2の放電電極側に突出している第1の突出部を有し、
    前記第2の放電電極における前記ギャップ部に接する部分は、その周囲より前記第1の放電電極側に突出している第2の突出部を有している請求項1記載の過電圧保護部品。
  3. 前記ギャップ部に、通常は絶縁体として機能し、過電圧が印加されると低インピーダンスに低下する電圧依存特性を有する過電圧保護部を形成した請求項2記載の過電圧保護部品。
  4. 前記過電圧保護部は、前記第1の放電電極における前記第1の突出部以外で前記第2の放電電極または前記第2の短辺と対向する部分にもまたがって形成され、かつ、前記第2の放電電極における前記第2の突出部以外で前記第1の放電電極または前記第1の短辺と対向する部分にもまたがって形成されている請求項3記載の過電圧保護部品。
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