JP2011118142A - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特定の狭い領域で画像を視認する場合に、バックライトユニットから放射された光を有効利用できる表示装置を提供する。
【解決手段】 透過型表示パネルの背後にバックライトユニットが配置されている。透過型表示パネルとバックライトユニットとの間に回折光学素子が配置されている。回折光学素子は、バックライトユニットから放射された光を、透過型表示パネルを透過した後、透過型表示パネルの画面寸法よりも小さな観察領域に集光する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バックライトユニット、及び透過型表示パネルを有する表示装置及びその製造方法に関する。
透過型液晶表示装置に、導光板の側面(端面)から光を導入し、導光板の正面に向かって光を放射するバックライトユニットが用いられている。導光板の背面にローレット処理が施されている。導光板と液晶表示パネルとの間に配置されたプリズムシートが、導光板から斜めに出射された光を正面に向けて偏向させる(特許文献1)。導光板と液晶表示パネルとの間に、ホログラム光学素子を配置することにより、光を正面に向けて偏向させることも可能である(特許文献2、3)。
特開2005−142078号公報 特開2006−58844号公報 国際公開第2004/104658号
導光板から斜めに出射した光を正面に向けて偏向させると、液晶表示パネルを正面から視認したときに、均一で明るい表示が得られる。液晶表示パネルの観察者が一人であり、特定の狭い領域で画像を視認する場合には、正面に向けて偏向された光のうち、観察者に向かわない光は無駄になってしまう。
本発明の目的は、特定の狭い領域で画像を視認する場合に、バックライトユニットから放射された光を有効利用できる表示装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
透過型表示パネルと、
前記透過型表示パネルの背後に配置されたバックライトユニットと、
前記透過型表示パネルと前記バックライトユニットとの間に配置され、前記バックライトユニットから放射された光を、前記透過型表示パネルを透過した後、前記透過型表示パネルの画面寸法よりも小さな観察領域に集光する回折光学素子と
を有する表示装置が提供される。
本発明の他の観点によると、
透過型表示パネル、及び出射表面から斜めに出射光線束を斜めに出射させるバックライトユニットとを準備する工程と、
感光性画像記録媒体の第1の表面に、斜め方向から第1の参照光を照射すると共に、前記第1の表面に、前記第1の参照光と同一波長を有し、前記第1の参照光と可干渉な発散する第1の物体光を照射することにより、前記第1の参照光と前記第1の物体光との干渉状態を前記感光性画像記録媒体に記録することにより、回折光学素子を製作する工程と、
前記バックライトユニットを、前記出射表面が前記表示パネルに対向するように配置するとともに、前記透過型表示パネルと前記バックライトユニットとの間に、前記回折光学素子を配置する工程と
を有する表示装置の製造方法が提供される。
バックライトユニットから出射した光を、小さな視認領域に集光するため、視認領域内で観察する観察者に、明るい画像を提供することができる。
(1A)は、実施例による表示装置の断面図であり、(1B)は、導光板の部分断面図である。 実施例による表示装置に用いられているバックライトユニットの平面図である。 実施例の変形例による表示装置に用いられているバックライトユニットの平面図である。 導光板から出射する光線束の進行方向の傾斜角に関する光強度の分布を、導光板に設けられた斜面の傾斜角ごとに示すグラフである。 (5A)は、実施例による表示装置に用いられる回折光学素子を作製する装置の概略図であり、(5B)は、回折光学素子の断面図である。 実施例による表示装置の回折光学素子を作製するときに用いる物体光と、表示装置から正面に放射される光との関係を示す線図である。
図1Aに、実施例による液晶表示装置の断面図を示す。液晶表示装置は、バックライトユニット10、回折光学素子(ポログラム素子)15、透過型液晶表示パネル16、及び背面反射板17を含む。バックライトユニット10は、導光板11、集光光学系12、及び光源13を含む。回折光学素子15は、導光板11と液晶表示パネル16との間に配置されている。
光源13から出射し、集光光学系12で集光された光が、導光板11の1つの端面(以下、「入射端面」という。)11Aから導光板11内に入射する。導光板11には、例えばポリカーボネート、アクリル樹脂等が用いられる。導光板11の出射表面11Bに平行な平面をxy面とし、入射端面の法線方向をx軸の負の向き、出射平面の法線方向をz軸の正の向きとするxyz直交座標系を定義する。集光光学系12は、光源13から出射した発散光線束を、xy面内に関して集光し、ほぼ平行光線束にする。
導光板11の、出射表面11Bとは反対側の表面(背面)に、ローレット(ナーリング)処理が施され、複数の斜面11Cが形成されている。斜面11Cは、出射表面11Bを基準平面として、入射端面11Aに向かって高くなるように傾斜している。
導光板11に入射した光は、背面に形成された斜面11Cで反射され、出射表面11Bから出射する。出射表面11Bから出射した光が、回折光学素子(ホログラム素子)15に入射する。回折光学素子15で回折された光が液晶表示パネル16を透過して、前方の視認領域50に集光される。液晶表示パネル16は、光の3原色を構成する複数の赤色画素16R、緑色画素16G、及び青色画素16Bを有する。
視認領域50は、液晶表示パネル16の大きさよりも小さい。バックライトユニット10から出射された光を、小さな視認領域50に集光するため、光の利用効率を高めることができる。具体的には、バックライトユニット10の明るさが同一であれば、液晶表示パネル16を透過した光を発散させる場合に比べて、画像がより明るくなる。また、同じ明るさの画像を得るために、光源13として、より暗い発光素子を用いることができる。また、視認領域50の外側で観察する場合には、画像が暗くなり、覗き込みされた場合にも、画像の識別が困難になるという効果が得られる。
導光板11の背面を通して外部に出射した光は、背面反射板17で反射され、導光板11に戻される。
図1Bに、導光板11の部分断面図を示す。xy面に対する斜面11Cの傾斜角をθとする。導光板11に入射した光Pが導光板11内を伝搬する。一部の導波光は、斜面11Cで反射され、出射表面11Bを通って外部に出射する。出射光線束Pはz軸をx軸の正の向きに傾けた方向に伝搬する。出射光線束Pのうち光強度が最も高い向きと、出射表面11Bとのなす角(以下、「出射光線束の傾斜角」という。)をθとする。
図2に、バックライトユニット10の平面図を示す。光源13は、複数の点光源を含む。点光源13には、例えば白色光を出射する発光ダイオードが用いられる。集光光学系12は、点光源に対応して配置されたレンズを含む。各レンズは、対応する点光源から出射し、発散する光を、xy面内に関して集光し、ほぼ平行光線束にする。xy面内に関して平行光線束にされた光が、導光板11の入射端面11Aに入射する。斜面11Cの平面形状は、例えば1つの頂点が入射端面11Aとは反対側の端面を向く正三角形である。また、斜面11Cは、光の進行方向に向かって密度が高くなるように分布している。これにより、出射表面11B(図1B)から出射する光の強度を、面内で均一に近づけることができる。
光源13として、点光源に代えて冷陰極管を用いてもよい。冷陰極管を用いる場合には、集光光学系12は不要である。
図3に、バックライトユニット10の他の構成例を示す。図3に示した例では、導光板11の入射端面11Aが、xy面内に関して内側に向かって凸になるように湾曲している。湾曲部は、光源13を構成する点光源ごとに設けられている。この湾曲部が、集光光学系12として作用する。
導光板11の背面に形成された斜面の傾斜角θを異ならせた複数の試料を作製し、出射光の傾斜角θに対する出射光の光強度分布を測定した。
図4に、その測定結果を示す。横軸は、出射光線束の傾斜角θを単位「°」で表し、縦軸は、光強度を任意単位で表す。一点鎖線、太い実線、破線、及び細い実線は、それぞれ斜面11Cの傾斜角θが1°、5°、7°、及び11°の試料の光強度を示す。
傾斜角θが1°の試料では、他の試料に比べて光強度の最大値が低い。傾斜角θが5°〜11°の間では、光強度の最大値は同程度である。斜面の傾斜角θが大きくなるに従って、光強度分布の広がりが大きくなっている。図4に示した測定結果から、斜面の傾斜角θを小さくしすぎると、導光板11からの光の取り出し効率が悪くなることがわかる。また、斜面の傾斜角θを大きくしすぎると、出射光線束のzx面内における広がり角が大きくなる。
図1Aに示した回折光学素子15で視認領域50への集光効率を高めるためには、回折光学素子15に入射する光の広がり角を小さくすることが好ましい。光源13から出射された光の利用効率の低下を抑制し、かつバックライトユニット10から出射された光を視認領域50へ効率的に集光するために、出射光線束の傾斜角θを25°〜40°の範囲内にすることが好ましい。言い換えれば、斜面の傾斜角θを2°〜8°の範囲内にすることが好ましく、5°〜7°の範囲内にすることがより好ましい。
図5Aを参照して、回折光学素子15の作製方法について説明する。図5は、回折光学素子15の作製装置の概略図を示す。レーザ光源30Rが赤色のレーザビームを出射する。レーザ光源30Rに代えて、緑色のレーザビームを出射するレーザ光源30G、及び青色のレーザビームを出射するレーザ光源30Bを設置することができる。赤色用のレーザ光源30Rとして、例えば波長647nmのレーザビームを出射するクリプトンレーザを用いることができる。緑色用のレーザ光源30G及び青色用のレーザ光源30Bとして、それぞれ波長514nm及び波長488nmのレーザビームを出射するアルゴンイオンレーザを用いることができる。
ステージ39に、感光性画像記録媒体20が保持されている。感光性画像記録媒体20は、図5Bに示すように、フィルムベース20a、及びその表面に形成された感光材料層20R、20G、20Bを含む。感光材料層20R、20G、20Bは、感光性モノマー等の感光材料をコーティングすることにより形成される。感光材料として、フォトポリマー、例えばデュポン社製フォトポリマー「Omnidex」を用いることができる。なお、他のフォトポリマー、銀塩乳剤、サーモプラスチック等を用いてもよい。感光材料層20R、20G、20Bは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光に対して最も高い感度を持つ。
レーザ光源30Rから出射したレーザビームが、部分反射鏡31で2本のレーザビームに分岐される。部分反射鏡31に代えて、ビームスプリッタを用いてもよい。一方のレーザビームは、折り返しミラー32で反射され、コリメート光学系35で平行光線束にされる。平行光線束にされたレーザビームは、感光性画像記録媒体20の第1の表面に斜め入射する。他方のレーザビームは、折り返しミラー36で反射され、凸レンズ37及びピンホール38を経由して発散光線束となり、感光性画像記録媒体20の第1の表面に入射する。発散光線束の中心光線は、感光性画像記録媒体20のほぼ中心に垂直入射する。コリメート光学系35は、2枚の凸レンズ35a、35cと、両者の間に配置されたピンホール35bを含む。
コリメート光学系35で平行光線束にされ、感光性画像記録媒体20に斜め入射するレーザビームが参照光となり、凸レンズ37及びピンホール38を経由した発散光線束が物体光となる。参照光と物体光との干渉により、感光性画像記録媒体20の感光材料層20Rに、潜像が記録される。
参照光の光強度を、物体光の光強度の2倍〜10倍の範囲内とすることが好ましい。また、参照光と物体光とのエネルギ密度の合計を約1mJ/cmとすることが好ましい。照射時間は、例えば30秒とする。
赤色用レーザ光源30Rを緑色用レーザ光源30Gに取り替えて、同様の露光を行うことにより、感光材料層20Gに潜像が記録される。同様に、青色用レーザ光源30Bを用いて露光を行うことにより、感光材料層20Bに潜像が記録される。潜像を形成した後、120℃で2時間の熱処理を行うことにより、感光性材料層20R、20G、20Bに形成された潜像に対応する屈折率分布を顕在化させる。これにより、図1Aに示した回折光学素子15が得られる。参照光及び物体光が入射した第1の表面が、導光板11に対向するように回折光学素子15が配置される。さらに、回折光学素子15は、導光板11から出射し回折光学素子15に入射する光の進行方向と、回折光学素子15を作製する際の参照光の進行方向とがほぼ一致する姿勢で配置される。具体的には、参照光の入射面がzx面に平行になる。
参照光の中心光線と、感光性画像記録媒体20の第1の表面とのなす角は、図1Bに示した出射光線束の傾斜角θと等しくする。すなわち、参照光の入射角は、90°−θになる。例えば、導光板11に形成した斜面11Cの傾斜角θを5°にした場合、出射光線束の傾斜角θは約29°になる。この場合、参照光の入射角を61°にすることが好ましい。なお、バックライトユニット10から出射して回折光学素子15に入射する光線束のうち光強度が最も高い方向と、回折光学素子の表面の法線とのなす角度、すなわち90°−θと、回折光学素子15への参照光の入射角との差が、10°以下であれば、回折光学素子15の所期の機能を発揮することができる。
図6を参照して、実施例による液晶表示装置の正面に放射される光と、物体光との関係について説明する。導光板11から回折光学素子15に光が入射する。この入射光は、回折光学素子15を作製するときの参照光の経路にほぼ一致する。このため、回折光学素子15によって回折され、液晶表示パネルの前方に放射される光の経路と、物体光の経路とは、回折光学素子15に関して面対称の関係になる。
従って、図5に示した凸レンズ37の焦点距離をf、回折光学素子15から視認領域50までの距離をL、液晶表示パネル16の横方向の長さをW、視認領域50の直径をWvとすると、
/Wv=(f−L)/f
が成立する。
一例として、観察者の両目の間隔が65mmであるとすると、視認領域50の直径Wvを100mm程度にすれば、両目で同時に明るい画像を視認することができる。液晶表示パネル16の横方向の長さが6インチ(152mm)、回折光学素子15から視認領域50までの距離Lを700mmとすると、焦点距離fは2046mmになる。このように、必要とされる視認領域50の大きさ、回折光学素子15から視認領域50までの距離、液晶表示パネル16の大きさが決まると、回折光学素子15を作製するときの物体光用の凸レンズ37の焦点距離を算出することができる。言い換えると、凸レンズ37の焦点距離を変えることにより、所望の距離Lで所望の大きさの視認領域50を確保することができる。
実施例においては、回折光学素子15を作製する際に、光の三原色を構成する3つの波長のレーザビームを用いている。このため、白色のバックライトを用いる場合に、波長の相違に起因する回折光の経路のずれが小さくなる。これにより、画像の色づきが抑制される。
色づき抑制効果を高めるために、回折光学素子15を形成するときに用いる赤色用レーザ光源30Rの中心波長と、液晶表示パネル16の赤色画素16Rのカラーフィルタの透過帯域の中心波長との差を10nm以下にすることが好ましい。同様に、緑色用レーザ光源30Gの中心波長と、緑色画素16Rのカラーフィルタの透過帯域の中心波長との差を10nm以下にすることが好ましく、青色用レーザ光源30Bの中心波長と、青色画素16Bのカラーフィルタの透過帯域の中心波長との差を10nm以下にすることが好ましい。
図5に示した凸レンズ35a、35c、36には、レーザ光源30R、30G、30Bの中心波長において色収差が補償された色消しレンズを用いることが好ましい。
また、左右方向に関する視認特性を対称にするために、観察者から見てx軸方向が上下方向になるように、液晶表示装置を配置することが好ましい。
上記実施例では、バックライトユニットの光源として白色光源を用いたが、単色光源を用いることも可能である。単色光源を用いる場合には、回折光学素子20を形成するときに用いるレーザ光源として、バックライトユニットの光源の波長に近い波長のものを用いることが好ましい。また、回折光学素子20の感光材料層は1層のみでよく、レーザ光源の波長域で高い感度を持つものを選択することが好ましい。
上記実施例による液晶表示装置は、車載用表示装置、遊戯用表示装置、携帯電話、デジタルスチルカメラ用表示装置、オーディオ装置用表示装置、パソコン用表示装置、一人用テレビ等に適用することができる。また、実施例のバックライトユニット及び回折光学素子は、液晶表示パネルのみならず、他の透過型画像表示パネルのバックライトとして用いることも可能である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 バックライトユニット
11 導光板
11A 入射端面
11B 出射表面
11C 斜面
12 集光光学系
13 光源
15 回折光学素子
16 透過型液晶表示パネル
17 背面反射板
20 感光性画像記録媒体
20a フィルムベース
20R、20G、20B 感光材料層
50 視認領域
30R、30G、30B レーザ光源
31 部分反射鏡
32 折り返しミラー
35 コリメート光学系
36 折り返しミラー
37 凸レンズ
38 ピンホール
39 ステージ

Claims (5)

  1. 透過型表示パネルと、
    前記透過型表示パネルの背後に配置されたバックライトユニットと、
    前記透過型表示パネルと前記バックライトユニットとの間に配置され、前記バックライトユニットから放射された光を、前記透過型表示パネルを透過した後、前記透過型表示パネルの画面寸法よりも小さな観察領域に集光する回折光学素子と
    を有する表示装置。
  2. 前記バックライトユニットは、
    入射端面から入射した光を伝搬させると共に、前記回折光学素子に対向する出射表面から斜めに出射させ、出射光線束のうち光強度が最も高い方向と、前記出射表面とのなす角度が25°〜40°の範囲内である請求項1に記載の表示装置。
  3. 透過型表示パネル、及び出射表面から斜めに出射光線束を斜めに出射させるバックライトユニットとを準備する工程と、
    感光性画像記録媒体の第1の表面に、斜め方向から第1の参照光を照射すると共に、前記第1の表面に、前記第1の参照光と同一波長を有し、前記第1の参照光と可干渉な発散する第1の物体光を照射することにより、前記第1の参照光と前記第1の物体光との干渉状態を前記感光性画像記録媒体に記録することにより、回折光学素子を製作する工程と、
    前記バックライトユニットを、前記出射表面が前記表示パネルに対向するように配置するとともに、前記透過型表示パネルと前記バックライトユニットとの間に、前記回折光学素子を配置する工程と
    を有する表示装置の製造方法。
  4. 前記バックライトユニットから出射して前記回折光学素子に入射する光線束のうち光強度が最も高い方向と、前記回折光学素子の前記第1の表面の法線とのなす角度と、前記第1の表面への前記第1の参照光の入射角との差が、10°以下である請求項3に記載の表示素子の製造方法。
  5. 前記バックライトユニットから出射して前記回折光学素子に入射する光線束のうち光強度が最も高い方向と、前記回折光学素子の前記第1の表面の法線とのなす角度が、25°〜40°の範囲内である請求項4に記載の表示装置の製造方法。
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