JP2005189264A - 光学素子及びそれを用いた面光源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 曲げ角度の波長依存性が小さく、斜め方向から入射した白色光の分光を抑えて垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子溝の平均周期が2〜20μmで、格子溝の凸部分の形状が三角形または台形であり、この三角形の頂角、または台形の平行な二辺に挟まれた二斜面のなす角θが65°以下である光学素子。導光板の上に、前記の光学素子を配置した面光源装置。
【選択図】 図3
Description
面光源を液晶のバックライトとして利用した場合、なるべく多くの光を観察者から見て正面方向へ出射させることが必要になる。
一方で、回折格子を利用して白色光を分光せずに曲げるという用途では、虹や光曲げ効率の低さの問題があった。例えば、単色の光を従来のホログラム光学素子に通すと、1次光、2次光といった複数の回折が生じ、それぞれの回折角に光が伝播するので光の曲げ効率が落ちる。また、白色光を回折で曲げようとすると、一般には波長によって、回折角が異なるので波長の分散(虹)という問題が生じる。
従来、虹の発生を避けるため、回折格子の周期を変調して分光をなくしたり(特許文献14)、カラーフィルタを入れたり(特許文献14)、入射光を拡散光にしたり(特許文献15)していた。しかし、現実には、格子形状を考えずに周期を変調するだけでは、出射角度分布が広がるので、輝度が落ちる。他方、カラーフィルタを入れるだけでは、図16のように回折格子とカラーフィルタとの距離があるためにその間に分光が生じる。また、あまり入射光を拡散させると出射光ピークの輝度が落ちるという問題がある。
このように、従来の回折格子の設計では、格子形状が最適化されていないため、プリズムシートと同等の輝度および白色度を得ることが困難であり、白色光を分光させずに垂直方向に集光することが可能であるということも知られていなかった。ホログラム光学素子の設計方法については、例えば、非特許文献1に記載されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の二斜面のなす角θについて、二斜面の交点から三角形または台形の底辺に垂直に降ろした時の交点が底辺をa:bに分割し、a<bであるとき、U=a/(a+b)とすると、61.7°×U+30°<θ<61.7°×U+40°であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子である。
請求項3に記載の発明は、波長633nmのレーザー光を入射角θi(55°<θi<75°)で、光学素子面から、入射させたとき、輝度の出射角分布の重心が±8°内に入ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学素子である。
請求項4に記載の発明は、斜めに入射する白色光を垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子間隔あるいは深さが非周期的であり、格子溝の凸部分の形状が互いに略相似であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学素子である。
請求項5に記載の発明は、異なる幅を持つ格子溝A1、A2、A3..Ai..が{A1・・・A1}、{A2・・・A2}、{A3・・・・A3}、...、{Ai・・・・Ai}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子である。
請求項6に記載の発明は、異なる深さを持つ格子溝B1、B2、B3..Bi..が{B1・・・B1}、{B2・・・B2}、{B3・・・・B3}、...、{Bi・・・・Bi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子である。
請求項7に記載の発明は、幅及び深さの異なる格子溝C1、C2、C3..Ci..が{C1・・・C1}、{C2・・・C2}、{C3・・・・C3}、...、{Ci・・・・Ci}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子である。
請求項8に記載の発明は、幅や深さの異なる格子溝D1、D2、D3..Di..がD3、Di、D2、D1、...、Di、...、D3、...、D1、...のようにランダムに並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子である。
請求項9に記載の発明は、斜めに入射する白色光を垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子間隔あるいは深さが非周期的であり、格子溝の凸部分の形状が互いに略相似でないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学素子である。
請求項10に記載の発明は、周期が同じで、異なる深さを持つ格子溝E1、E2、E3、..、Ei、..が{E1・・・E1}、{E2・・・E2}、{E3・・・・E3}、...、{Ei・・・・Ei}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子である。
請求項11に記載の発明は、深さが同じで、異なる周期を持つ格子溝F1、F2、F3、..、Fi、..が{F1・・・F1}、{F2・・・F2}、{F3・・・・F3}、...、{Fi・・・・Fi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子である。
請求項12に記載の発明は、深さと周期の異なる格子溝G1、G2、G3、..、Gi、..が{G1・・・G1}、{G2・・・G2}、{G3・・・・G3}、...、{Gi・・・・Gi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子である。
請求項13に記載の発明は、周期や深さの異なる格子溝H1、H2、H3、..、Hi、..がH3、Hi、H2、H1、...、Hi、...、H3、...、H1、...のようにランダムに並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子である。
請求項14に記載の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子とカラーフィルタとの間に拡散角分布の半値幅が7°以下の拡散体を配置したことを特徴とする光学素子である。
請求項15に記載の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子と、それらと異なる空間周波数を持つ一つまたは複数の、回折格子ないしプリズムシートの高さを足し合わせるか裏面に配置することで作製される光学素子である。
請求項16に記載の発明は、導光板の上に、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子を配置した面光源装置である。
請求項17に記載の発明は、導光板の裏面は板中を伝播する光の向きと略垂直な複数の溝、表面は表面レリーフ型ホログラム拡散体であり、その上に、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子を配置した面光源装置である。
一般に回折格子の鋸歯(エシェレット)形状が回折効率を高くするのに有効である。そこで、さらに、形状を最適化し、回折効率を上げた回折格子を検討、設計した。光学素子が周期的な回折格子であれば、厳密結合解析 (RCWA)を使って設計することができる。ホログラム光学素子が非周期的な回折格子であれば、キルヒホッフの回折積分法や有限差分時間領域法(FDTD法)を用いて計算することができる。
回折格子への入射角と出射角の関係を図2に示した。液晶表示に使われる導光板のように面状に発光する面光源から、赤緑青の3原色を含む白色光が出射される。そのとき、面光源装置の設計の都合上、回折格子面の垂線と格子面への入射光のなす角度θi、つまり入射角は60°±15°の範囲になることが多い。このとき、回折格子を通過したレーザー光がθo=±10°の範囲内の垂直方向つまり観察者から見て正面方向に、60%以上の光が集まれば、垂直方向に曲げられたと言える。θi=60°で入射時に、480nm(青)と620nm(赤)の波長による回折角度は格子の周期で決まり、周期が2μm以上のとき、回折角度差が6°以下となる。回折角の波長依存性は差が6°以下のとき小さいと考えれる。波長による回折角度の違いに加え、波長による回折効率の違いも考慮する必要がある。例えば、赤い光に比べ、青い光は回折格子を透過しにくいという場合がある。その場合、赤と青の回折角度が同じであったとしても、回折効率が異なるため、色が赤みがかるということになる。波長分散の他に偏光分散についても考慮する必要がある。最も垂直に近い次数の回折効率について、回折効率の大きい偏光をA、小さい偏光をBとすると、(A−B)/Aが20%以下であるとき偏光依存性が小さいといえる。偏光依存性が5%以上のときには、面発光装置で必要とされる偏光のほうの回折効率が高くなるようにする方が望ましい。
回折格子の形状は、請求項1に記載のように、格子溝の平均周期が2μm以上、20μm以下であり、かつ、格子溝の凸部分の形状が略三角形または略台形であり、しかも、三角形の頂角、または台形の平行な二辺に挟まれた二斜面のなす角θが65°以下であればよい。ここでいう形状とは正確には光が感じる屈折率分布である。図3に示したように凸部分は連続していなくても良いが、凸部分と凸部分の間隔cは凸部分の底辺(a+b)の50%以下であることが望ましい。凸部分が台形の場合、台形の頭の平坦な部分は底辺(a+b)に比べて5%以下であることが好ましい。
格子周期が大きすぎると面光源装置に用いられる他のフィルム、例えばカラーフィルタの画素との干渉でモアレが発生する。一方、周期が小さすぎると、波長による出射角度の違い(波長分散)が大きくなるため虹が発生しやすい。平均周期は4μm以上、9μm以下がより好ましい。このとき、平均高さは、2.8μm以上、16μm以下が好ましい。 図3に示した二斜辺のなす角θが、大きすぎると出射角分布が広がり(角度分散)、集光性が悪くなるので、出射角0°方向の輝度が低下する。最適なθは、主に入射角度・頂点の位置(U値)によって決定される。このほか、回折格子に用いる材料の屈折率も考慮する必要がある。
三角形や台形の形状は角が丸まっていてもよいし、斜辺が曲線でも良い。必ずしも斜辺が直線の方が特性がよいとは限らない。格子溝の向きは面光源装置から斜めに出射される光と略垂直である方が好ましい。格子溝の斜面は階段で近似された形状であってもよい。たとえば、図4のように8階調で近似された形状であっても良いが、一つのステップは用いる波長の半分以下の長さであることが好ましい。
このようにして設計した回折格子は、請求項3に記載のようにレーザー光に対しても、垂直方向に光を曲げることが出来る。
回折格子は光を曲げる機能だけでなく、集光や拡散の機能を付加してもよく、また、回折格子の作製される面は平面だけでなく、光学的な機能を付加するために曲面の上に作製されても良い。回折格子は面上に一様に形成されていても、複数の形状が四角や円の区画を作ってもよい。さらに、回折格子は、プリズムシートと一緒に用いられても良い。たとえば、xyz空間を考えたとき、回折格子でx方向からz方向に光を曲げ、y方向からz方向にはプリズムシートで曲げるということも考えられる。回折格子がフィルムや板である場合、片面にあっても両面にあっても、または、重ねられていてもよい。
θo = (Σθi×Li )/(ΣLi) (1)
i i
但し、θiは、透過光のi次の回折角、Liは、i次の回折効率である。
上述のように出射光の各波長の角度分布の重心は0°近傍にすることができるが、回折格子が周期的である場合、波長によって各回折次数のピーク位置が異なるため虹は完全には消えない。請求項4に記載の発明は、白色光を垂直方向に効率よく曲げる特性は維持しつつ、各波長の各回折次数のピーク位置を一定でなくすることで虹を消す方法の一つを示している。つまり、格子間隔あるいは深さが非周期的であり、格子溝の凸部分の形状が略相似であればよい。形状が略相似であることで、機械加工のようなバイトで金型を加工する方法でも作製可能となる。
図16は、本実施の形態にかかる導光板42を用いたバックライト構造を示しており、このバックライト構造は、携帯電話等の小型液晶表示装置用のものである。バックライトは、図の下から反射板50、導光板にホログラム拡散体38を一体にした導光板42、本発明のホログラム光学素子(光曲げ用回折格子)10と拡散角の半値幅がx,y方向とも±7°である拡散体40を一体とした一体フィルム56、カラーフィルタ54を備えた液晶パネル52で構成される。導光板42の入射端面46側には、LED光源48が設けられている。この構成により、LED光源48から発せられた光を導光板42の入射端面46から入射させ、導光板の裏面44に形成した反射グルーブに何度か全反射した後、出射面に形成したホログラム拡散体38から出射させる。ホログラム光学素子10により光を垂直方向に回折させ、液晶面に対して略均一な輝度の分布光束を伝達するものである。
ホログラム光学素子10を形成するための光硬化型樹脂としては、アクリル樹脂系の紫外線硬化樹脂、例えば、ウレタンアクリレートや、エポキシアクリレートが用いられる。ホログラム光学素子の回折格子の形状は表1に示した回折格子Aのようにした。
金型ロール76には、その周面に回折格子溝が形成されており、光硬化型樹脂64の表面に回折格子溝を転写するようになっている。回折格子溝の形成は、ダイヤモンドバイトを製作し、金型ロール76の表面にダイヤモンドバイトと精密加工機により溝加工を施した。この金型ロール76は真鍮の材質で製作し、ダイヤモンドバイトで溝加工後、速やかにクロム無電解メッキを行い表面の酸化、光沢、機械強度保護を行った。光硬化型樹脂64としては、本実施の形態では商品名サンラットR201(三洋化成工業株式会社製商品名)を用いた。
製造時には、光硬化型樹脂64を樹脂タンク58から圧力制御装置60、供給ヘッド62を介して金型ロール76に供給する。供給の際には、光硬化型樹脂64の供給圧力は圧力センサで検知しながら、圧力制御装置60で制御し、金型ロール76に塗布する圧力を調整している。金型ロール76に塗布した光硬化型樹脂64は、メータリングロール72により膜厚を一定に調節している。メータリングロール72には、ドクターブレード66が設けられており、メータリングロール72に付着した樹脂を掻き取り、金型ロール76に塗布された樹脂の均斉度を安定化させている。
メータリングロール72の下流にあるニップロール74と金型ロール76との間には、透明ベースフィルム(透光フィルム)68が供給されており、透明ベースフィルム68をニップロール74と金型ロール76とで挟み込んで、光硬化型樹脂64に透明ベースフィルム68を密着させている。光硬化型樹脂64に透明ベースフィルム68が密着した状態で紫外線照射装置80に到達すると、紫外線照射装置80から発した紫外線により光硬化型樹脂64が硬化するとともに、透明ベースフィルム68に接着し、一体のフィルムとした後、離型ロール78により金型ロール76から一体のフィルムシート70を剥離する。これにより、長尺のフィルムシート70を連続的に得ることができる。
このようにして製造したフィルムシート70を所定の寸法に裁断してホログラム光学素子10を得る。なお、ホログラム光学素子(回折格子)は射出成形や熱プレス工法でも作製することもできる。
尚、本実施形態における透明ベースフィルム68としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いたが、これに限らず、ポリカーボネートやアクリル樹脂、熱可塑性ウレタン等を用いることができる。また、光硬化型樹脂64としてもアクリル変性エポキシやアクリル変性ウレタン等の他の材料を選定することが可能である。紫外線照射装置80の光源は、メタルハライドランプ(最大8Kw)を用い、フィルムシート70の送り速度は、3m/分で製作した。送り速度は、光硬化型樹脂64の硬化特性、透明ベースフィルム68の光吸収特性により変化するが、更にW(ワット数)の高いメタルハライドランプを用いることにより、送り速度を速めることが可能である。
このようにして加工した回折格子は従来のプリズムシートや回折格子に比べ表2のような特性となった。表2では、深さが異なる場合の特性についても記している。輝度の評価は図6の形態で、モアレ・虹の評価は図16の形態で行った。輝度は図15のように輝度計で垂直方向から測定し、虹とモアレは目視で観察した。
一方、市販の周期の小さい回折格子は虹が発生すると同時に輝度も落ちるので使えない。
さらに、回折格子AとBを比較すると、格子深さが深いほうに変化しても正面輝度は大きくは変化しない。そして、回折格子AとCでは拡散体を入れた図16の評価では差が出ないが、拡散体を入れない場合、回折格子Cは回折格子Aよりも虹が薄くなるという違いがでる。
12.導光板
14.入射光
16.出射光
18.周期の小さい回折格子P
20.周期の大きい回折格子Q
22.液晶パネル
24.拡散体
26.垂直な出射光
28.入射するレーザー光とその向き
30.透過の光学素子
32.輝度計
34.拡散方向が方向ベクトルS(Sx、Sy、Sz)である拡散透過光の向き
36.上下の散乱角の指標であるSxの範囲が−sin(θ1)<Sx<sin(θ1)かつ左右の散乱角の指標であるSyの範囲が−sin(θ2)<Sy<sin(θ2)である拡散光の広がりを示す領域
38. ホログラム拡散体
40. 拡散角の半値幅がx、y方向とも±7°である拡散体
42. 導光板
44. 導光板の裏面
46. 導光板の入光端面
48. 光源
50. 反射板
52.液晶パネル
54.カラーフィルタ
56.光学素子と拡散体の一体フィルム
58.樹脂タンク
60.圧力制御装置
62.供給ヘッド
64.光硬化型樹脂
66.ドクターブレード
68.透明ベースフィルム
70.フィルムシート
72.メータリングロール
74.ニップロール
76.金型ロール
78.離型ロール
80.紫外線照射装置
82.製造装置
Claims (17)
- 曲げ角度の波長依存性が小さく、斜め方向から入射した白色光の分光を抑えて垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子溝の平均周期が2〜20μmで、格子溝の凸部分の形状が三角形または台形であり、この三角形の頂角、または台形の平行な二辺に挟まれた二斜面のなす角θが65°以下であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1に記載の二斜面のなす角θについて、二斜面の交点から三角形または台形の底辺に垂直に降ろした時の交点が底辺をa:bに分割し、a<bであるとき、U=a/(a+b)とすると、61.7°×U+30°<θ<61.7°×U+40°であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
- 波長633nmのレーザー光を入射角θ(55°<θ<75°)で、光学素子面から、入射させたとき、輝度の出射角分布の重心が±8°内に入ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学素子。
- 斜めに入射する白色光を垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子間隔あるいは深さが非周期的であり、格子溝の凸部分の形状が互いに略相似であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学素子。
- 異なる幅を持つ格子溝A1、A2、A3..Ai..が{A1・・・A1}、{A2・・・A2}、{A3・・・・A3}、...、{Ai・・・・Ai}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
- 異なる深さを持つ格子溝B1、B2、B3..Bi..が{B1・・・B1}、{B2・・・B2}、{B3・・・・B3}、...、{Bi・・・・Bi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
- 幅及び深さの異なる格子溝C1、C2、C3..Ci..が{C1・・・C1}、{C2・・・C2}、{C3・・・・C3}、...、{Ci・・・・Ci}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
- 幅や深さの異なる格子溝D1、D2、D3..Di..がD3、Di、D2、D1、...、Di、...、D3、...、D1、...のようにランダムに並んでいることを特徴とする請求項4に記載の光学素子。
- 斜めに入射する白色光を垂直方向に集光するために使用されるホログラム光学素子であって、格子間隔あるいは深さが非周期的であり、格子溝の凸部分の形状が互いに略相似でないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学素子。
- 周期が同じで、異なる深さを持つ格子溝E1、E2、E3、..、Ei、..が{E1・・・E1}、{E2・・・E2}、{E3・・・・E3}、...、{Ei・・・・Ei}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子。
- 深さが同じで、異なる周期を持つ格子溝F1、F2、F3、..、Fi、..が{F1・・・F1}、{F2・・・F2}、{F3・・・・F3}、...、{Fi・・・・Fi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子。
- 深さと周期の異なる格子溝G1、G2、G3、..、Gi、..が{G1・・・G1}、{G2・・・G2}、{G3・・・・G3}、...、{Gi・・・・Gi}、...のようにそれぞれ平均して5個以上を1単位として並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子。
- 周期や深さの異なる格子溝H1、H2、H3、..、Hi、..がH3、Hi、H2、H1、...、Hi、...、H3、...、H1、...のようにランダムに並んでいることを特徴とする請求項9に記載の光学素子。
- 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子とカラーフィルタとの間に拡散角分布の半値幅が7°以下の拡散体を配置したことを特徴とする光学素子。
- 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子と、それらと異なる空間周波数を持つ一つまたは複数の、回折格子ないしプリズムシートの高さを足し合わせるか裏面に配置することで作製される光学素子。
- 導光板の上に、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子を配置した面光源装置。
- 導光板の裏面は板中を伝播する光の向きと略垂直な複数の溝、表面は表面レリーフ型ホログラム拡散体であり、その上に、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の光学素子を配置した面光源装置。
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