JP2011118016A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動モータが異なる複数の感光ドラムの回転位相を合わせる制御に際して、感光ドラムの特定位置に偏って摩耗が進行したり、摺擦傷が多く付いたりしないで済み、出力画像の濃度ムラや画像傷が目立たないで済む画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成後の後回転時に位相合わせモードを実行する。位相検出センサ103a、103dによる位相差の検出後、可変の時間経過後に駆動モータ111、102dの回転位相の合わせ込みを開始する。具体的には、各回の位相合わせ制御において、回転位相の合わせ込み開始のタイミングを20msecずつ、ずらせていくことで、位相制御が始まる感光ドラム101a、101b、101cの角度位置を異ならせている。これにより、感光ドラム101a、101b、101cにおける摺擦位置を分散させ、摺擦傷の成長と集中を抑えている。
【選択図】図1

Description

中間転写体又は記録材搬送体に沿って複数の像担持体が配置された画像形成装置、詳しくは駆動モータが異なる2つの像担持体の回転の位相位置を合わせる制御に関する。
中間転写体又は記録材搬送体(回転体)に沿って現像色がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの画像形成部を配置したタンデム型のフルカラー画像形成装置が広く用いられている。
タンデム型の画像形成装置では、図1を参照して説明すると、ブラックの画像形成部Pdと中間転写ベルト(104)とを共通の駆動モータ(102d)で駆動し、他色の画像形成部(Pa、Pb、Pc)を別の駆動モータ(111)で駆動している場合がある。ブラックの画像形成部Pdのみを用いてモノクロの画像形成を行うブラック単色モードを行う際に、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部(Pa、Pb、Pc)を容易に停止できるからである(特許文献1)。
しかし、フルカラー画像における各色の色ずれを少なくするためには、各色の感光ドラム(101a、101b、101c、101d)は、画像形成時の回転位相が毎回等しく再現されることが望ましい。このとき、3つの感光ドラム(101a、101b、101c)は、共通の駆動系によって回転位相を揃えられているため、独立した駆動系を持つブラックの感光ドラム(101d)との間で回転位相を合わせる必要がある。
特許文献1には、シアン、マゼンタ、イエローの像担持体の駆動系とは独立した駆動系でブラックの像担持体と記録材搬送ベルトが駆動されるタンデム型のフルカラー画像形成装置が示される。ここでは、シアン、マゼンタ、イエローの像担持体の速度変動とブラックの像担持体の速度変動とを検出して、両者の速度変動の位相が揃うように、シアン、マゼンタ、イエローの像担持体の回転位相を調整し続けている。
特開平11−24356号公報
起動加速時及び減速停止時における回転位相の制御の精度が高いモータを使用した場合、特許文献1に示される画像形成装置のように運転中を通じて回転位相の調整を続ける必要がない。画像形成に先立つ前回転時、後回転時、あるいは回転位相の大きなずれが検知された場合の画像形成間隔で2つの駆動系の回転位相を合わせればよい。非画像形成時にまとめて一気に回転位相を合わせることで、画像形成中の回転を安定させて、回転位相を合わせる制御に起因する色ずれの発生を阻止できる。
しかし、ブラックの像担持体と他色の像担持体の回転位相を合わせる制御をまとめて実行すると、回転位相を合わせる制御に伴って、他色の像担持体と回転体が速度差を持って摩擦する。毎回の位相合わせが他色の像担持体のほぼ同じ位相位置で繰り返されると、シアン、マゼンタ、イエローの像担持体の一周における特定位置に偏って摩耗が進行したり、摺擦傷が多く付いたりする。このため、出力画像の一部に偏って濃度ムラや画像傷が目立つようになり、像担持体寿命の早い段階で画像品質が低下してしまう。
本発明は、駆動モータが異なる像担持体の位相を合わせる制御に際して、特定位置に偏って摩耗が進行したり、摺擦傷が多く付いたりしないで済み、出力画像の濃度ムラや画像傷が目立たないで済む画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、第一の像担持体と、第二の像担持体と、前記第一の像担持体と前記第二の像担持体とに接触して回転する回転体と、前記第一の像担持体に駆動力を伝達する第一の駆動モータと、前記第二の像担持体に駆動力を伝達する第二の駆動モータと、前記第一の像担持体の回転に対する前記第二の像担持体の回転の位相関係を検出可能な検出手段と、検出された位相関係が予め設定された位相関係になるように前記第一の像担持体の移動速度を調整する調整手段とを有するものである。そして、前記第一の像担持体の移動速度の調整を開始するタイミングを予め設定されているタイミングに対して変更可能な変更手段を有する。
本発明の画像形成装置は、駆動モータが異なる第一の像担持体と第二の像担持体の回転位相を変更する調整に際して、実際に第一の像担持体と回転体とが摩擦し合う位置を前回と次回とでずらせていく。これにより、回転体と摩擦し合う位置が第一の像担持体又は第二の像担持体の一箇所に集中して重なり合わないようにする。好ましくは、摩擦し合う位置を第一の像担持体の外周に分散させる。なお、同一位置で複数回の移動速度の調整を繰り返した後に次の位置で移動速度の調整を行う場合も、複数回の最終回と次回とについて本発明が成立することは言うまでもない。
従って、第一の像担持体又は第二の像担持体の全周に移動速度が調整された位置が分散して、摩耗や摺擦傷が一部に集中しなくなる。共通の回転体に接触して駆動モータが異なる第一の像担持体と第二の像担持体の回転位相を変更する調整に際して、第一の像担持体又は第二の像担持体の一周の特定位置に偏って摩耗が進行したり、摺擦傷が多く付いたりしないで済む。その結果、これらに起因する出力画像の濃度ムラや画像傷が目立たないで済む。
画像形成装置の構成の説明図である。 イエローの画像形成部の構成の説明図である。 感光ドラムの回転ムラの説明図である。 画像形成装置の制御系の構成の説明図である。 位相検出センサの配置の説明図である。 実施例1の位相合わせモードの制御のタイミングチャートである。 1回の起動立ち上げに伴って発生する回転位相差の説明図である。 感光ドラムの偏った摩耗の説明図である。 毎回の位相合わせモードのタイムチャートの変化の説明図である。 回転位相の合わせ込み位置のシフト制御のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、感光ドラムの一周に分散した位置で毎回の位相合わせ制御が実行される限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、現像方式、帯電方式、静電像形成方式の区別無く、また、画像形成部の数にかかわらず、2以上の像担持体を備えたタンデム型であれば、中間転写方式、記録材搬送方式の区別無く実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1に示される画像形成装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図2はイエローの画像形成部の構成の説明図である。図3は感光ドラムの回転ムラの説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト104に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム101aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト104に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム101bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト104のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、それぞれ感光ドラム101c、101dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて同様に中間転写ベルト104に順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト104に一次転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ一括二次転写される。記録材カセット120から引き出された記録材Pは、分離ローラ121で1枚ずつに分離してレジストローラ122へ送り出される。レジストローラ122は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、中間転写ベルト104のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ送り込む。
四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置107で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、機体外部へ排出される。
回転体の一例である中間転写ベルト104は、テンションローラ124、駆動ローラ105、及び対向ローラ106に掛け渡して支持され、駆動ローラ105に駆動されて140mm/secのプロセススピードで矢印R2方向に回転する。二次転写ローラ123は、対向ローラ106に内側面を支持された中間転写ベルト104に当接して二次転写部T2を形成する。対向ローラ106は接地電位に接続されており、二次転写ローラ123に直流電圧が印加されることによって、中間転写ベルト104に担持されたトナー像が記録材Pへ二次転写される。ベルトクリーニング装置125は、中間転写ベルト104にクリーニングブレードを摺擦させて、記録材Pへの転写を逃れて二次転写部T2を通過して中間転写ベルト104に残った転写残トナーを回収する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれの現像装置で用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的にほぼ同一に構成される。以下では、図2を参照して画像形成部Paについて説明し、画像形成部Pb、Pc、Pdについては、画像形成部Paの構成部材に付した符号末尾のaをb、c、dに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部Paは、第一の像担持体の一例である感光ドラム101aの周囲に、帯電ローラ127a、露光装置126a、現像装置130a、一次転写ローラ128a、クリーニング装置129aを配置している。感光ドラム101aは、アルミニウムシリンダの外周面に帯電極性が負極性の感光層が形成され、140mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ127aは、感光ドラム101aに当接して従動回転し、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されることにより、感光ドラム101aの表面を一様な負極性の暗部電位VDに帯電させる。露光装置126aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム101aの表面に画像の静電像を書き込む。現像装置130aは、二成分現像剤を帯電させて現像スリーブ109aに穂立ち状態で担持させ、二成分現像剤の穂先で感光ドラム101aを摺擦して静電像(露光部)を反転現像する。
一次転写ローラ128aは、中間転写ベルト104の内側面を押圧して、感光ドラム101aと中間転写ベルト104との間に一次転写部Taを形成する。一次転写ローラ128aへ正極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム101aに担持されたトナー像が、一次転写部Taを通過する中間転写ベルト104へ一次転写される。クリーニング装置129aは、感光ドラム101aにクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト104への転写を逃れて感光ドラム101aに残った転写残トナーを回収する。
近年、電子写真方式の画像形成装置(複写機、プリンタ、FAXなど)は、モノクロ機からフルカラー機へ急速にシフトしてきている。フルカラー画像形成装置を大別すると、1ドラム型とタンデム型の各方式に分けられる。
1ドラム型は、1つの像担持体の回りに複数色の現像装置を備え、それぞれの現像装置で現像した各色のトナー像を中間転写体上で重ね合わせて合成トナー像を形成し、合成トナー像を記録材に転写してフルカラー画像を記録する。一方、タンデム型は、並べて備えた複数の像担持体にそれぞれ単色のトナー像を同時並列的に形成する。そして、それらの単色トナー像を連続的に転写して中間転写体上で重ね合わせて合成トナー像を形成し、合成トナー像を記録材に転写してフルカラー画像を記録する。
1ドラム型とタンデム型とを比較すると、1ドラム型は像担持体が1つであるから、タンデム型と比べて全体構成を小型化でき、部品点数が少ないため低コストであるという利点がある。しかし、1つの像担持体を複数回転させて1枚のフルカラー画像を形成するため、画像形成の高速化に向いていない。これに対して、タンデム型は、小型化、低コストの面で1ドラム型に劣るものの、各色独立でトナー像を形成して1パスで合成トナー像を形成するため、画像形成速度の点からモノクロ並みのスピードが得られて、高速化に向いている。このため、画像形成装置100は、タンデム型の構成を採用している。
ところが、タンデム型の画像形成装置は、構成上、1ドラム型に比較して各色のトナー像の形成位置の不一致が起こり易く、色ずれとなって画像に現れて出力画像の画像品質を低下させてしまう。感光ドラムの回転軸の振れ、樹脂成型ギアのゆがみ、歯形誤差、偏心等に起因して感光ドラムに周期的な回転ムラが発生し、中間転写ベルトにも周期的な速度ムラが発生する。このため、図3に示すように、周期的に感光ドラムの回転速度が変動して中間転写ベルト上の色ずれ量が変化するいわゆるAC色ずれが発生し易い。
<駆動構成とAC色ずれ>
図1に示すように、画像形成装置100は、第一の像担持体の一例で有る感光ドラム101a、101b、101cと第二の像担持体の一例である感光ドラム101dとが回転体の一例である中間転写ベルト104に接触して回転する。そして、第一の像担持体の一例である感光ドラム101a、101b、101cが第一の駆動モータ111により駆動される一方、第二の像担持体の一例である感光ドラム101d及び中間転写ベルト104は、独立した第二の駆動モータ102dにより駆動される。
そして、起動加速時や減速停止時に感光ドラム101a、101b、101cと中間転写ベルト104とが不必要な摩擦をしないように、駆動モータ111と駆動モータ102dとは回転の立ち上がり、立下りが精密に制御される。このため、1回の起動と停止では、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dに大きな回転位相のずれは発生しない。しかし、起動と停止を繰り返していると、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの位相のずれが累積して、図3の(a)に示すように、極端に大きなAC色ずれが発生する可能性がある。
すなわち、図3の(b)に示すように、感光ドラム101a、101b、101cの回転ムラと感光ドラム10dの回転ムラの位相が一致していれば、両者の回転ムラに起因する色ずれは一定水準以下に抑制される。しかし、図3の(a)に示すように、両者の回転ムラの位相が毎回ランダムに大きくずれると、予期しない大きな色ずれが発生する可能性がある。
また、ブラック単色モードを実行すると、感光ドラム101a、101b、101cが停止されるため、感光ドラム101dとの位相関係が不明な状態となり、次回の画像形成で極端に大きなAC色ずれが発生する可能性がある。記録材のジャムが発生して緊急停止を行った際も、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの位相関係が不明な状態で停止してしまい、次回の画像形成で極端に大きなAC色ずれが発生する可能性がある。
そこで、以下の実施例では、非画像形成時の一例である後回転時に、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの回転位相を所定の位相関係に復帰させる位相合わせモードの制御を実行する。
<実施例1>
図4は位相検出センサの配置の説明図である。図5は画像形成装置の制御系の構成の説明図である。図6は実施例1の位相合わせモードの制御のタイミングチャートである。
図1に示すように、駆動モータ111は、感光ドラム101a、101b、101cを駆動するDCブラシレスモータである。感光ドラム101a、101b、101cは、組み立て時に相互の回転速度差が最小となるように組み立てられて共通の駆動モータ111で駆動される。感光ドラム101a、101b、101cは、同位相で組み立てられて共通の駆動モータ111で駆動されるため、図3の(b)に示すように、常に同位相の回転ムラで回転する。
駆動モータ102dは、感光ドラム101dを駆動するDCブラシレスモータである。駆動モータ102dは、現像装置130dの現像スリーブ109d及び中間転写ベルト104の駆動ローラ105も駆動する。これに対して、駆動モータ110は、現像装置130a、130b、130cの現像スリーブ109a、109b、109cを駆動し、駆動モータ108は、定着装置107の定着ローラ107aを駆動する。
共通の駆動モータ111から駆動力が伝達される感光ドラム101a、101b、101cの中の一つである感光ドラム101aの回転位相は、検出手段の一例である位相検出センサ103aによって検出可能である。また、独立した駆動モータ102dから駆動力が伝達される感光ドラム101dの回転位相は、検出手段の一例である位相検出センサ103dによって検出可能である。従って、位相検出センサ103a、103dの検出結果に基いて両者の位相関係を検出可能である。
位相合わせモードでは、第一の駆動モータ111と第二の駆動モータ102dの少なくとも一方を制御して位相関係を調整することにより、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの位相関係を所定の位相関係に復帰させる。調整手段の一例であるモータ制御部204が、感光ドラム101dと感光ドラム101a、101b、101cの位相関係が予め設定された位相関係になるように、感光ドラム101a、101b、101cの移動速度を調整する。画像形成終了後の後回転時に、位相検出センサ103a、103dによる位相関係の検出を行って移動速度の調整を実行した後に、駆動モータ110と駆動モータ102dとを同期を保って停止させる。感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dのうち、回転位相の遅れている一方を加速して、回転位相の進んでいる他方に合わせ込む。
その結果、図3の(a)に示すように、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの位相関係が所定の位相関係に復帰して、感光ドラム101a、101b、101cと中間転写ベルト104の回転速度差が所定レベル以下に誘導される。しかし、この位相合わせモード時には中間転写ベルト104は回転しており、感光ドラム101a、101b、101c、101dと中間転写ベルト104とは接触している状態であるため、摺擦キズが発生する可能性がある。
そこで、変更手段の一例であるモータ制御部204が、感光ドラム101a、101b、101cの移動速度の調整を開始するタイミングを予め設定されているタイミングに対して変更可能にしている。すなわち、位相検出センサ103a、103dによる位相関係の検出に続いて移動速度の調整を実行し、位相検出センサ103a、103dによる位相関係の検出から移動速度の調整までの時間を変化させる。
これにより、感光ドラム101a、101b、101cにおける毎回の移動速度の調整に伴う摺擦位置が所定角度ずつ移動する。しかし、所定角度は、移動速度の調整に伴う摺擦位置が感光ドラム101a、101b、101cを一周した際に重ならない角度に選択されているため、摺擦位置は全周で均等に実行される。
図3の(a)は、感光ドラム101a、101b、101cを駆動する駆動モータ111と感光ドラム101dを駆動する駆動モータ102dの回転位相が90°ずれている状態を示している。このため、位相合わせモードを実行して、感光ドラム101aの回転位相を検知する位相検出センサ103aと感光ドラム101dの回転位相を検知する位相検出センサ103dの回転位相を合わせるように、例えば駆動モータ111の回転を制御する。これにより、図3の(b)に示すように、感光ドラム101a、101b、101cと感光ドラム101dの回転位相が合っている状態になり、AC色ずれが少ない状態に復帰する。
図4の(a)に示すように、位相合わせモードでは、位相検出センサ(フォトインタラプタ)103dが感光ドラム101dの回転位相を検知する。位相検出センサ103dは、感光ドラム101dと一体に回転して感光ドラム101dを駆動するギア114dの回転位相を、位相検出センサ103pによって検出する。ギア114dにはフラグ113dを設け、感光ドラム101dの回転に伴い、位相検出センサ103pの光路を遮るようにする。これにより、感光ドラム101dの1回転につき1回のフラグ検出信号が出力される。
図4の(b)に示すように、位相合わせモードでは、位相検出センサ103aが感光ドラム101aの回転位相を検知する。位相検出センサ103aは、感光ドラム101aと一体に回転して感光ドラム101aを駆動するギア114aの回転位相を、位相検出センサ103aによって検出する。ギア114aに設けられたフラグ113aを検出することで、感光ドラム101aの1回転につき1回のフラグ検出信号が出力される。
図5に示すように、プリンタ制御部201は、画像形成装置100内の各装置を制御する。電源202は、各装置へ電力を供給する。表示部206は、画像形成装置100の動作状況をユーザに報知する。通信コントローラ207は、プリンタ制御部201とホストコンピュータ208との通信を行う。ホストコンピュータ208は、画像形成装置100に印刷するジョブのデータを転送する。
図5に示すように、モータ類205は、画像形成装置100内の各装置の動力源であって、感光ドラム101a、101b、101cを駆動する駆動モータ111と感光ドラム101d及び中間転写ベルト104を含む。センサ類203は、画像形成装置100内の各部の状況を検出しており、感光ドラム101a、101dの回転位相を検出する位相検出センサ103a、103dも含まれる。
モータ制御部204は、DSP、もしくは、ASIC、CPU等の高速演算処理回路が搭載されている。高速演算処理回路は、DCブラシレスモータからのロータ位置信号により相切り替え制御、プリンタ制御部201からの制御信号によるモータの始動制御、及び停止制御を実行する。また、プリンタ制御部201からの速度信号と速度検知センサの出力とを比較し、ドライバを介して速度制御を行う。
図1を参照して図6に示すように、画像形成前の前回転を短くして、ファーストプリントタイム(起動待ち時間)を短縮するため、画像形成ジョブ終了後の後回転時に位相合わせモードを実行し、前回転時には実行しない。図6には、感光ドラム101a、101b、101cを駆動する駆動モータ111と感光ドラム101dを駆動する駆動モータ102dの位相差検知から位相制御を行うまでのタイミングが示される。
感光ドラム101a、101dの回転位相ずれは、主に感光ドラム101a、101b、101c、101dの回転立ち上げ時に発生する。感光ドラム101a、101b、101c、101dの起動立ち上げ時に、駆動モータ111と駆動モータ102dの回転位相差が生まれる。感光ドラム101a、101b、101c、101dや中間転写ベルト104により決まるトルク、そして、モータ固有の性能により、感光ドラム101aと感光ドラム101dとの間に回転位相差が発生する。
一方、画像形成が開始されて連続画像形成に入ると、感光ドラム101a、101b、101c、101dの起動立ち上げ時に生じた回転位相差の状態は維持されてほとんど変化しない。そして、1回の回転立ち上げに伴って発生する感光ドラム101a、101dの回転位相ずれ量は小さいため、後回転時での制御でも、次回の画像形成ジョブにおいて、位相合わせモードの効果を十分に享有できる。
位相合わせモードでは、画像形成ジョブ終了後の後回転時に、回転位相差の検出(位相差検知)と回転位相の合わせ込み(位相制御)とを続けて実行する。後回転に入ると位相合わせモードが始まる。モータ制御部204は、位相が進んでいる感光ドラム101dを基準として、位相が遅れている感光ドラム101dの回転位相差を検出し、検出結果から回転位相を合わせるのに必要な駆動モータ111の回転速度と回転時間を算出する。算出後、駆動モータ102dを基準として駆動モータ111を加速させて回転位相を合わせ込む。駆動モータ102dによって回転駆動される感光ドラム101dの回転位相を基準にして、感光ドラム101a、101b、101cの回転位相が調整される。
なお、実施例1では、相対的に回転位相が遅れた一方の駆動モータを加速して回転位相が進んだ他方の回転位相に合わせ込む。ここで、相対的に回転位相が進んだ一方の駆動モータを減速させて他方の駆動モータの回転位相に合わせ込む方法もあるが、この方法では制御時間が増えてしまう可能性がある。例えば、駆動モータ102dを減速させると中間転写ベルト104と感光ドラム101aの摩擦により駆動モータ111にブレーキが作用して駆動モータ111に大きな負荷がかかる。基準側の駆動モータ111に大きな負荷がかかると、駆動モータ111の速度が安定するまでの時間がかかる分、位相制御に要するトータルの時間が増えてしまう。
また、実施例1では、毎回の後回転時に必ず位相合わせモードを実行している。しかし、画像形成前の前回転時に、同様な位相合わせモードを行ってもよい。所定枚数の画像形成が累積される毎(例えば1000枚)に画像形成を中断して位相合わせモードを割り込み実施してもよい。1回おきの後回転時、又は所定枚数を超える画像形成の後回転時に位相合わせモードを実行してもよい。
また、検出手段は、感光ドラム101dや、感光ドラム101dと一体のシャフトにフラグを設け、このフラグがフォトセンサを遮光するような構成としてもよい。幅の異なるフラグを複数もつことで、感光ドラム101dの1回転につき、個別に長さの異なる複数回のフラグ検出信号を出力する構成としてもよい。
<回転位相の合わせ込み位置のシフト制御>
図7は1回の起動立ち上げに伴って発生する回転位相差の説明図である。図8は感光ドラムの偏った摩耗の説明図である。図9は毎回の位相合わせモードのタイムチャートの変化の説明図である。図10は回転位相の合わせ込み位置のシフト制御のフローチャートである。
図6に示す位相合わせモードでは、位相検出をしてから位相制御開始までのタイミングが感光ドラム101a、101dの回転位相に同期した同じタイミングで毎回繰り返される可能性がある。このため、感光ドラム101a、101dの特定位置で、駆動モータ111と駆動モータ102dの回転位相の合わせ込みが繰り返し実行される可能性がある。
位相検出センサ103a、103dは、感光ドラム101a、101dと同期して回転するギアの一部に取り付けられている。このため、ギア位置を読み取った後、ソフト演算処理時間を含む一定時間後に駆動モータ111と駆動モータ102dの回転位相の合わせ込みを開始すると、感光ドラム101a、101dの一周における同じ位相位置になってしまう。
また、画像形成装置100では、感光ドラム101a、101b、101c、101dの回転立ち上げ時に生じる回転位相差は、感光ドラム、中間転写ベルト、2つの駆動モータによって決まる。そのため、図7の(a)に示すように、1回の回転立ち上げ時に発生する回転位相差は、ある中心値をもったガウス分布を持つこととなる。このことは、図6に示す回転位相差の検出にかかる時間も同じような分布を持つことを意味する。
また、回転位相差の検出結果を位相制御にフィードバックするソフト算出時間は一定なことを考慮すると、位相差検知から位相制御開始までの時間はほとんど変化しないことになる。このことは、感光ドラム101a、101b、101cの一周上で、常にある所定位置(角度)から位相制御が開始されて中間転写ベルト104に擦れることを意味する。また、感光ドラム101a、101b、101cが中間転写ベルト104と摺擦する位置が感光ドラム101a、101b、101cの特定位置に集中することを意味する。感光ドラム101a、101b、101cと中間転写ベルト104とが擦れると、そのニップ部にキャリア、紙紛やケバなど介在した場合に、感光ドラム101a、101b、101cの表面に傷が入ってしまう。
ここで、感光ドラム101a、101b、101c、101dの直径が30mm、プロセススピードが140mm/sec、検出された感光ドラム101dとの回転位相差が約10度だったとする。
この場合、図7の(b)に示すように、回転位相差の検出にかかる時間は、18.7msecの中心値をもつガウス分布となる。このとき、駆動モータ111を等速の120%に増速して回転位相差を相殺するために必要な増速状態の継続時間、すなわち位相制御時間は、約100msecとなる。そして、感光ドラム101a、101b、101cは、100msecで約1/7周回転するため、感光ドラム101a、101b、101cが位相制御で中間転写ベルト104に擦れる領域は、感光ドラムの全周の約1/7となる。
このため、画像形成装置100の起動停止ごとに位相合わせモードを実行して摺擦を繰り返すと、感光ドラム101a、101b、101cの外周の約1/7に偏って傷が目立つようになる。図8aに示すように、感光ドラム上のある特定位置が、中間転写ベルトと擦ることになるため、画像形成の累積に伴う劣化が早まる。
そこで、制御手段(201、204)は、検出手段(103a、103d)による位相差の検出後、可変の時間経過後に駆動モータ(111、102d)の回転位相の合わせ込みを開始している。具体的には、回転位相の合わせ込み開始のタイミングを20msecずつ毎回ずらせていくことで、位相制御が始まる感光ドラム101a、101b、101cの角度位置を異ならせている。
図1を参照して図7に示すように、次回の位相合わせモードでは、位相差検出から位相制御の開始までの時間を前回の位相合わせモードとは異ならせている。1回目の位相合わせモードに比較して、2回目では位相制御の開始が20msec遅れ、3回目では位相制御の開始がさらに20msec遅れる。なお、位相差検出から位相制御開始するまでの設定された時間の遅れが100msecに到達すると、遅れ時間をリセットし、再び遅れのない状態から位相制御開始する。
位相制御の開始タイミングを20msecずらすことで、感光ドラム101a、101b、101cにおける摺擦位置を分散させ、傷の成長と集中を抑えている。感光ドラム101a、101b、101cと中間転写ベルト104とが摺擦する位置を制御して、感光ドラム101a、101b、101cの同じ位置が毎回擦れることがないようにしている。
図8の(b)に示すように、位相差検知から位相制御開始までのタイミングをずらしていくことで、画像形成の累積に伴う感光ドラム101a、101b、101cの劣化を分散させている。感光ドラム101a、101b、101cの外周上の同じ位置が擦れて摩耗したり傷が集中したりしないように制御している。
図1を参照して図10に示すように、プリンタ制御部201は、画像形成ジョブを受信すると、モータ制御部204を制御して感光ドラム101a、101b、101c、101d、及び中間転写ベルト104を起動・前回転させる(S11)。その後、画像形成を実行して(S12)、最後の画像形成が終了すると(S13のYES)、後回転へ移行する(S14)。プリンタ制御部201は、位相検出センサ103a、103dの検出結果に基いて位相差検出を行い(S15)、位相差に応じた合わせ込みの位相差制御時間を計算する(S16)。
プリンタ制御部201は、感光ドラム101aの一周における前回の合わせ込み位置に重複しない今回の合わせ込み位置を求める(S17)。プリンタ制御部201は、位相検出センサ103aのフラグ検出からのタイムカウントで感光ドラム101aが中間転写ベルト104に接触している刻々の位置を認識できる。そして、今回の合わせ込みタイミングに達するのを待って(S18のYES)、位相制御の合わせ込みを実行する(S19)。
プリンタ制御部201は、後回転の制御項目がすべて終了すると(S20のYES)、感光ドラム101a、101b、101c、101d、及び中間転写ベルト104を減速・停止させる(S21)。
実施例1の制御によれば、位相制御を行う画像形成装置100において、駆動モータの位相制御の開始位置をずらして制御することで、感光ドラムの特定位置の劣化が進むことを防止している。感光ドラムと中間転写ベルトが擦れる位置を、分散させて、感光ドラムの外周が満遍なく全体的に擦れるようにしている。
<実施例2>
DC帯電方式、放電電流の少ないAC帯電方式、クリーナレス方式と言った感光ドラム削れ量が少ない画像形成装置では、傷が感光ドラム寿命に影響する割合が多く、寿命を延ばす妨げとなる。放電電流の多いAC帯電方式、クリーニングブレード方式に比較して、表面が削れる速度が遅くて、摩耗によって傷を回復させる効果が少ないためである。
表1にこのような感光ドラム削れ量が少ないDC帯電方式、放電電流の少ないAC帯電方式、クリーナレス方式の画像形成装置において、本発明の効果を比較した結果を示す。
Figure 2011118016
表1に示すように、感光ドラム削れ量が少ない画像形成装置においても、実施例1の制御によれば、図1の画像形成装置100と同様に、画像形成の累積に伴う感光ドラムの傷成長を大幅に低減して、感光ドラムの寿命を延ばすことができる。
<実施例3>
図10のフローチャートのS17に示される「過去の実行位置に重ならない位相制御位置」の求め方は、上述した位相制御の開始タイミングを「前回のタイミング+20msec」とする方法には限定されない。例えば、次のような方法が可能である。
(1)位相検出センサ103aのフラグ検出からのタイムカウントで感光ドラム101aの全周に位相制御の開始タイミングを分散させる。
(2)位相検出センサ103aのフラグ検出からの感光ドラム101aの回転角度を35度ずつ毎回ずらせて、一周した際に最初の位置に重ならないようにする。
(3)毎回の位相制御位置を記録して、それらに一致しない位相位置を次回の位相制御に用いる。一致しない位相位置が無くなった以降は最も古い時期に一致した制御位置を次回の位相制御に用いる。
100 画像形成装置
101a、101b、101c、101d 感光ドラム
102d、108、110、111 駆動モータ
103a、103d 位相検出センサ、104 中間転写ベルト
105 駆動ローラ、106 対向ローラ、107 定着装置
113a、113d フラグ、114a、114d ギア
126a、126b、126c、126d 露光装置
201 プリンタ制御部、204 モータ制御部、203 センサ類
205 モータ類

Claims (6)

  1. 第一の像担持体と、第二の像担持体と、前記第一の像担持体と前記第二の像担持体に接触して回転する回転体と、前記第一の像担持体に駆動力を伝達する第一の駆動モータと、前記第二の像担持体に駆動力を伝達する第二の駆動モータと、前記第一の像担持体の回転に対する前記第二の像担持体の回転の位相関係を検出可能な検出手段と、検出された位相関係が予め設定された位相関係になるように前記第一の像担持体の移動速度を調整する調整手段とを有する画像形成装置において、
    前記第一の像担持体の移動速度の調整を開始するタイミングを予め設定されているタイミングに対して変更可能な変更手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記調整手段は、前記検出手段による位相関係の検出に続いて前記移動速度の調整を実行し、
    前記変更手段は、前記検出手段による位相関係の検出から前記移動速度の調整までの時間を変化させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記第一の像担持体における毎回の前記移動速度の調整に伴う摺擦位置が所定角度ずつ移動することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記所定角度は、前記移動速度の調整に伴う摺擦位置が前記第一の像担持体を一周した際に重ならない角度であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 画像形成終了後の後回転時に前記検出手段による位相関係の検出を行って前記移動速度の調整を実行した後に前記第一の駆動モータと前記第二の駆動モータを停止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記変更手段は、前記第一の像担持体と前記第二の像担持体のうち、回転位相の遅れている一方を加速して、回転位相の進んでいる他方に合わせ込むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
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