JP2011117757A - 流量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、流体用配管の途中に設置し流体の流量を検出する流量センサに関するものである。
【解決手段】 本発明は、流体入口部2より流体が流入する筒状の内径部を有する器体1と、器体内に配置され、流入する流体に旋回流を生じさせる固定羽根3’と、固定羽根の流体流入方向下流側に設けられ,旋回流を受けて回転する回転羽根8’及び前記回転羽根の回転を検知する検知手段を具備して成る流量センサにおいて、固定羽根の外形を前記流体入口部1aの内径と同じくし、固定羽根の先端3aと流体入口部との角度を90°超に設定し、回転羽根の外形を固定羽根の外形と同一径とし、回転羽根数は4枚以上,固定羽根数は6枚以上の各偶数枚とし、かつ固定羽根の枚数を回転羽根の枚数と異なるようにして成る流量センサである。
【選択図】 図6

Description

本発明は、流体用配管の途中に設置し流体の流量を検出する流量センサに関するものである。
従来、この種の機器としては、流路の上流側に旋回流を生じさせる固定羽根(傾斜羽根)を配置するとともに、前記旋回流を受けて回転するように前記固定羽根の下流に当該流路の中心軸を中心に回転自在の回転羽根を配置し、この回転羽根の回転数を検知して当該流路内に流れる流体の流量を検出する流量センサが知られている。この検知は、例えば前記回転羽根を着磁するとともに、該回転羽根と対向するように、当該流量センサの流管外側に磁気センサ(ホール素子)を設けることによって行うことができる。
このような流量センサとしては、次に例挙する特許公報のごときものが先行技術として知られているが、それぞれ次のような問題点があった。
特公平7−37906号公報 特許3615667号公報
特許文献1にあっては、固定羽根の数を回転羽根の数より大きい隣り合う自然数とする流量センサが開示されている。この特許文献1においては、固定羽根の枚数及び回転羽根の枚数は、それぞれ5枚と4枚、あるいは6枚と5枚等の組み合わせについて記載されているが、回転羽根を着磁してホール素子にてその回転を検知する場合には、回転羽根の枚数は偶数である必要があるから、実質的には偶数枚の回転羽根と、それよりも1つ枚数の多い固定羽根を用いる技術に関して記載されているといえる。この特許文献1によれば、固定羽根が5枚、回転羽根が4枚の場合は、どの状態で停止していても固定羽根により旋回流となった水流は回転羽根のどれかに必ず作用するため、該回転羽根を確実に回転させる効果を奏するものであると記載されている。
特許文献2にあっては、前述のように回転羽根の枚数に比べて固定羽根の枚数を1枚多くした技術を前提に、静音化を求めるために、回転羽根を4枚、固定羽根を7枚とした流量センサが開示されている。
しかし、当該流量センサの構成を簡略化すべく、回転羽根の軸受を合成樹脂で成形するような場合は、その軸受の摩耗が大きく耐久性に欠ける懸念があり、また回転羽根の回転に起因する騒音もさらに低減させる必要があった。
そこで、本発明は、騒音をさらに低減し、かつ当該流量センサの耐久性の向上を図ることを目的とするものである。
本発明は、流体入口部より流体が流入する筒状の内径部を有する器体、前記器体内に配置され、流入する流体に旋回流を生じさせる固定羽根、前記固定羽根の流体流入方向下流側に設けられ,前記旋回流を受けて回転する回転羽根及び前記回転羽根の回転を検知する検知手段を具備して成る流量センサにおいて、前記固定羽根の外形を前記流体入口部の内径と同じくし、前記固定羽根の先端と前記流体入口部との角度を90°超に設定し、前記回転羽根の外形を前記固定羽根の外形と同一径とし、前記回転羽根数は4枚以上,固定羽根数は6枚以上の各偶数枚とし、固定羽根の枚数を回転羽根の枚数と異なるようにして成るものである。
また、本発明は、流体が流入する流体流入口を構成する第1筒状内壁部、及び該第1筒状内壁部よりも径大な第2筒状内壁部を有する器体と、流入する流体に旋回流を生じさせる6枚以上の偶数枚の固定羽根、該固定羽根をその外周部分にて支持する周囲環状部、及び該固定羽根をその内周部分で支持する第1軸受を有し、前記第2筒状内壁部に収容される固定羽根部と、前記固定羽根部の流体流入方向下流側に設けられ、前記旋回流を受けて回転する4枚の回転羽根、及び該回転羽根の中心軸に設けられた支軸を有する回転羽根部と、前記回転羽根部を収容する筒状部、及び第2軸受を有し、前記第2筒状内壁部の,前記固定羽根部よりも流体流入方向下流側に配置される筒状収容体と、前記回転羽根の回転を検知する検知手段とを具備し、前記回転羽根部の支軸の両端は、前記第1軸受及び第2軸受に支持され、前記周囲環状部は、前記第1筒状内壁部及び第2筒状内壁部の段差と同一幅に設定され、前記筒状部は、前記第1筒状内壁部及び第2筒状内壁部の段差よりも小幅に設定され、前記回転羽根は、前記周囲環状部の内径と同一の径に設定され、前記固定羽根の先端と前記第1筒状内壁部との成す角度は90°超に設定されて成るものである。
前記手段第1記載の流量センサによれば、固定羽根の外形を流体入口部と同一径とし、固定羽根の先端と流体入口部との角度を90°超とすることで、乱流の生成が少なく、また流体を少ない抵抗で、かつ効率的に旋回流とすることができ、また回転羽根の外形を固定羽根の外形と同一とすることにより、旋回流の全てを回転羽根の回転領域内に導入することができるので、固定羽根及び回転羽根をそれぞれ偶数枚とし、かつそれらの枚数を異なるようにして、回転羽根の回転数を下げるようにしても、該回転数を流体の流量に応じてリニアに増減させることができる。これにより当該流量センサの性能(分解能)を低下させることなく、その耐久性が向上する。
前記手段第2記載の流量センサによれば、6枚以上の偶数枚の固定羽根、該固定羽根の外周を支持する周囲環状部、及び該固定羽根の内周を支持する第1軸受より固定羽根部を形成し、4枚の回転羽根、及び該回転羽根の中心に設けられた支軸より回転羽根部を構成し、前記回転羽根を収容する筒状部、及び第2軸受より筒状収容体を構成するようにしたので、器体内にこれらを挿入するだけで各羽根部分を構成することが出来、前記手段第1記載の効果を、極めて簡単な構成で達成することができる。
本発明の一実施例の斜視図で、図2の左斜め奥方向から見た図 同上の正面図 同上の平面図 同上の左側面図 同上の右側面図 図3A−A線の断面図 固定羽根を6枚(偶数)と5枚(奇数)にした場合における当該流量センサの特性グラフ
本発明は、旋回流を生じさせる固定羽根と、旋回流により回転される回転羽根と、該回転羽根の回転を検知する検知手段を具備して成る流量センサにおいて、前記した構成手段から成る構造を有するものであり、それぞれの作用を行うものである。
本発明の一実施例を、図1乃至図6について説明する。
1は全体が合成樹脂材により成形された流量センサの器体で、この器体の内径部は円筒形状になる。この器体1の内径部は、流体の上流側より下流側に、第1筒状内壁部1a、第2筒状内壁部1b、第3筒状内壁部1cが形成され、それぞれ順次内径大に成る。
この実施例においては、前記器体1の流体流入方向の上流側の端部外形は、当該流量センサが接続される流管に設けられた雌継手に挿入される雄継手の形状に成り、またその反対方向の端部内形(流体流入方向下流側の端部外形)は、本流量センサが接続される流管に設けられた雄継手が挿入される雌継手の形状に成る。
2は器体1の流体入口部で、前記第1筒状内壁部1aは流体入口部2を構成する。この第1筒状内壁部1aの奥部に形成された第2筒状内壁部1bには固定羽根部3を設ける。
前記第1筒状内壁部1aの内径と、固定羽根部3の周囲環状部4の内径(即ち、周囲環状部4の内側に設けられた固定羽根3’の外形寸法)とは同一径寸に成り、両者間に段差はない。換言すれば、前記周囲環状部4の厚みは、前記第1筒状内壁部1aと第2筒状内壁部1bとの段差と同一幅に設定されている。これにより、第1筒状内壁部1aに流入する流体は、乱れることなくスムーズに固定羽根部3に流入することになる。
前記固定羽根部3は、第1筒状内壁部1aより流入した流体に旋回流を生じさせるための6枚の固定羽根3’と、この固定羽根の外端部を連結する周囲環状部4と、前記各固定羽根の内端部を器体1の中心軸部分において連結する第1軸受6とから成り、合成樹脂により一体的に形成されている。前記第1軸受6は、後述する支軸5の流体流入側端部を回動自在に支持する。
前記固定羽根3’の数は、この例では偶数の6枚である。
前記各固定羽根3’は、前記周囲筒状部4の流体流入方向上流側の端部から該周囲筒状部4の中心方向に向かって形成されており、その先端部(流体流入方向上流側の端部)3aは、前記第1筒状内壁部1aから連続して鈍角を成すようにされている。即ち、前記固定羽根3’の先端部3aは、流体の流出方向に傾斜するように設けられている。そして、図面上の実施例(図6参照)では、前記先端部3aと前記第1筒状内壁部1aとの角度は、約140°とされている。
この結果、各固定羽根3’が当該流量センサ内を通過する流体の大きな抵抗となるのを妨げ、かつ大きな乱流を伴うことなく、効率的に流入流体を旋回流とすることができる。
7は前記固定羽根部3に連設し,かつ後記回転羽根部8の下流側軸端部を受ける第2軸受9を設けて成る筒状収容体で、この筒状収容体は、前記周囲環状部4とは同一外径を有するが内径は大きく成る筒状部10と,この筒状部の下流側にその内周壁より中心部方向に延びる3本の腕板11と,この腕板により支持される第2軸受9とから成り、これらは合成樹脂により一体に成形される。
前記筒状収容体7が第2筒状内壁部1bに装着された状態においては、前記筒状部10の内壁と前記周囲筒状部4の内壁とは段差を有している。換言すれば、筒状部10の内径断面積は、周囲筒状部7の内径断面積より大である。
8は4枚の回転羽根8’と支軸5とから成る回転羽根部で、前記回転羽根は磁性材料により成形され、それぞれの回転羽根8’の先端部は交互にN極とS極に着磁されている。
前記回転羽根8’の成形時には、中央部分にその径小となる凹部を有する金属製(例えばステンレス)の支軸5がその回転中心部分に配置される。前記凹部は支軸5の抜け止めの作用をする。前記回転羽根部8は、前記支軸5の前端部及び後端部が前記第1軸受6と第2軸受9とに挿入、支持されることにより、前記筒状収容体7内部に回転自在に設置される。
前記第2軸受9の内部には、図示されるように、その中央部に前記支軸5の方向に突出する突起5’を有し、該突起が支軸5との摺動抵抗を低減させている。
上記のように、前記回転羽根部8を収容する筒状部10の内径は、前記周囲環状部4の内径より大に形成されており、また回転羽根8’の外周径は前記固定羽根3’の外周径(換言すれば前記周囲環状部4の内周径)と同一とされている。これによって固定羽根部3を通過して形成された旋回流のすべては、回転羽根8’の回転領域に与えられる。
前記固定羽根部3,回転羽根部8及び筒状収容体7は、まず固定羽根部3の第1軸受6に固定羽根部8の支軸5の先端を挿入するとともに、この支軸の後端を筒状収容体7の第2軸受9に挿入しつつ、該筒状収容体7の流体流入方向上流側の端部を前記周囲環状部4の外周に形成された段差部分に嵌合させることにより一体化された構造体とし、これを器体1の、流体流入方向下流側から第2筒状内壁部1bに挿入して配置する。
この状態において、前記筒状収容体7の後端部は前記第3筒状内壁部1c内に突出するので、この後端部を流体流入方向の上流側に押圧するように、その周囲に前記第3筒状内壁部1cの内壁に嵌合する複数の突起を有するステンレス鋼等の金属製環状弾性体(止め輪)15によって、前記構造体を第1筒状内壁部1aの方向へ付勢して器体1内部に固定する。
前記固定羽根部3と前記回転羽根部8とは器体1内部に形成されるところ、前記周囲環状部4の厚さは、前記第1筒状内壁部1aと第2筒状内壁部1bとの段差と同一であり、これにより流体入口部2と周囲環状部4との内壁との間には段差はない。
一方、筒状部10の外周径は前記周囲環状部4の外周径と同一であり、かつ筒状部10の厚みは前記周囲環状部4の厚さより薄く形成する。この結果、前記筒状部10の内壁と前記周囲環状部4の内壁とは段差を有している。
12は前記器体1の後方部に形成した流体出口部で、この流体出口部の外側上部には温度センサ設置部13が設けられている。この温度センサ設置部13は、当該流量センサ内を通過する流体の温度を検知する図示されていない温度センサを装着する部分であり、前記流体出口部内に貫通する貫通穴を介して温度センサのプローブが管路内に露出するように、該温度センサが取り付けられる。この温度センサ設置部13の両側には、前記温度センサ取付用の孔、または雌螺子が形成されている。
14は前記回転羽根部8と対向する器体1の外側上部に設けた凾部で、この凾部内には、前記回転羽根8’の回転を検知するためのホール素子を設置する基板やリード線から成るセンサブロック(いずれも図示せず)が設置される。前記凾部14の大きさ、形状、及び該凾部14の底部に相当する前記器体1の厚さは、設置されるべきホール素子の特性や基板の大きさ等を考慮して適宜決定される。また、前記凾部14内にセンサブロックの基板が配置された後、該凾部内は合成樹脂材によりモールドされ、またセンサブロックの基板は水密構造となる。
図7は回転羽根を4枚とし、固定羽根を5枚とした場合と6枚とした場合との違いを示した当該流量センサの特性を示したグラフであり、横軸に流体(水)の流量、縦軸にホール素子より出力されるパルスの周波数(これは回転羽根の回転数の2倍に相当する)を示したものである。
固定羽根が6枚の方が5枚のものに比較して、ホール素子の出力パルス数(周波数),即ち回転羽根部の回転数は落ちるが、5枚羽根と同様に水流量値に対してリニアに特性が出ているから、流量検知精度は5枚羽根と遜色がないことがわかる。
また、6枚固定羽根の場合は回転数が少ないから、回転羽根部の軸受部分(第1軸受6、第2軸受9)の負荷が少なく、耐久性に有利でかつ騒音が少ない。
4枚回転羽根に対して6枚固定羽根の場合は、4枚回転羽根に対し5枚固定羽根の場合に比較して、旋回流に当たりにくい回転羽根が増えるため、それが原因で該回転羽根の回転数が落ちると考えられる。
しかし、上記のように、流体入口部2(第1筒状内壁部1a)の内径と、固定羽根3’をその外周部にて支持する周囲環状部4の内径(即ち固定羽根3’の外形)とを同一とするとともに、前記固定羽根3’の先端部3aを流体の流出方向側に傾斜して設けることにより、流体の抵抗や乱流の発生を極力抑えるようにし、かつ回転羽根8’が配置される筒状収容体7の筒状部10の内径を前記周囲環状部4の内径よりも大きくするとともに、該回転羽根8’の直径を固定羽根3’の直径(筒状環状部7の内径)と同一とした結果、該固定羽根3’で発生した旋回流の全てが回転羽根8’の回転領域内に達し、旋回流が効率的に回転羽根8’に当たるので、回転羽根の回転数は回転羽根が5枚の場合に比較して低いものの、特性がリニアに得られると考えられる。この結果、高精度でかつ耐久性を高めた流量センサが得られることになる。
前記実施例では、回転羽根は4枚であり、かつ固定羽根は6枚であるものとしたが、前記の回転数の低下は、旋回流が固定羽根を奇数枚とした場合に比較して回転羽根に当たりにくいという事象に起因して生じるものと考えられるから、固定羽根は6枚に限定されることはなく、6枚以上の偶数であれば良い。
同様に、回転羽根の枚数も4枚以上の偶数としても良い。この場合は、固定羽根の枚数を回転羽根の枚数と異ならせれば良い。
また、前記各固定羽根3’の先端部3aと第1筒状内壁部1cの内径面との角度は約140°であるとしたが、固定羽根が当該流量センサ内を通過する流体の大きな抵抗となることを妨げ、かつ大きな乱流を伴うことなく流入流体を旋回流とするために、90°超の角度として、該先端部を流体流出側に傾斜させればよい。
さらに、前記の実施例では温度センサ設置部13が設けられ、その内部に温度センサが配置されるものとしたが、当該流量センサ内を通過する流体の温度検知が必要とされない場合には設ける必要がないことはいうまでもない。
さらにまた、回転羽根の回転軸となる支軸5は金属製であるものとしたが、前記のように回転羽根の回転数が従来の流量センサに比較して低下するので、該支軸5は合成樹脂、セラミック等により形成されてもよい。
さらにまた、前述の説明では、前記固定羽根3’は、前記周囲筒状部4の端部(流体流入上流側端部)から形成された結果、固定羽根3’の先端部3aは前記第1筒状内壁部1aの内面から連続して鈍角を形成するようにされるものとしたが、該固定羽根3’は、前記周囲筒状部4の流体流入上流側端部からやや下流側に設けられてもよく、この場合には、該周囲筒状部4の前記端部から固定羽根3’が形成されるまでの内径部分は、前記第1筒状内壁部1aと同一内径とすればよい。
さらにまた、前記実施例では、前記器体1の両端部は、その流体流入上流側が雄継手、下流側が雌継手の形状となっているものとして説明したが、該両端部の形状は、それぞれ当該流量センサが接続される流管に設けられた継手の形状に応じて適宜決定されれば良い。当該器体1の流体流入側端部を雌継手とする場合(すなわち該流体流入側端部内に、接続されるべき流管に設けられた雄継手が挿入される場合)には、(1)前記第1筒状内壁部1aの途中まで流管の雄継手が挿入されるときは、第1筒状内壁部1aに該雄継手を挿入する径大部を設けると共に、該第1筒状内壁部1aの残りの部分を雄継手の内径と一致するようにし、あるいは、(2)第1筒状内壁部1aの全長に亘って雄継手が挿入されるときは、前記周囲環状部4の内径(固定羽根3’の外径)を該雄継手の内径と一致するように構成すれば良い。これにより、流量センサ内に流入した流体は、乱れることなく固定羽根に当たり、スムーズに旋回流とすることができる。
1 器体
1a 第1筒状内壁部
1b 第2筒状内壁部
1c 第3筒状内壁部
2 流体入口部
3 固定羽根部
3’ 固定羽根
4 周囲環状部
5 支軸
6 第1軸受
7 筒状収容体
8 回転羽根部
8’ 回転羽根
9 第2軸受
10 筒状部
11 腕板
12 流体出口部
13 温度センサ設置部
14 凾部
15 環状弾性体(止め輪)

Claims (2)

  1. 流体入口部より流体が流入する筒状の内径部を有する器体、前記器体内に配置され、流入する流体に旋回流を生じさせる固定羽根、前記固定羽根の流体流入方向下流側に設けられ,前記旋回流を受けて回転する回転羽根及び前記回転羽根の回転を検知する検知手段を具備して成る流量センサにおいて、
    固定羽根の外形を前記流体入口部の内径と同じくし、
    前記固定羽根の先端と前記流体入口部との角度を90°超に設定し、
    前記回転羽根の外形を前記固定羽根の外形と同一径とし、
    前記回転羽根数は4枚以上,固定羽根数は6枚以上の各偶数枚とし、かつ固定羽根の枚数を回転羽根の枚数と異なるようにしたことを特徴とする流量センサ。
  2. 流体が流入する流体流入口を構成する第1筒状内壁部、及び該第1筒状内壁部よりも径大な第2筒状内壁部を有する器体と、
    流入する流体に旋回流を生じさせる6枚以上の偶数枚の固定羽根、該固定羽根をその外周部分にて支持する周囲環状部、及び該固定羽根をその内周部分で支持する第1軸受を有し、前記第2筒状内壁部に収容される固定羽根部と、
    前記固定羽根部の流体流入方向下流側に設けられ、前記旋回流を受けて回転する4枚の回転羽根、及び該回転羽根の中心軸に設けられた支軸を有する回転羽根部と、
    前記回転羽根部を収容する筒状部、及び第2軸受を有し、前記第2筒状内壁部の,前記固定羽根部よりも流体流入方向下流側に配置される筒状収容体と、
    前記回転羽根の回転を検知する検知手段とを具備し、
    前記回転羽根部の支軸の両端は、前記第1軸受及び第2軸受に支持され、
    前記周囲環状部は、前記第1筒状内壁部及び第2筒状内壁部の段差と同一幅に設定され、
    前記筒状部は、前記第1筒状内壁部及び第2筒状内壁部の段差よりも小幅に設定され、
    前記回転羽根は、前記周囲環状部の内径と同一の径に設定され、
    前記固定羽根の先端と前記第1筒状内壁部との角度は90°超に設定されたことを特徴とする流量センサ。
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JP2016057249A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 日立アプライアンス株式会社 流量センサ、および、それを備えたヒートポンプ給湯機
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