JP2011117742A - 情報処理装置、入力方法、入力プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、入力方法、入力プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】移動体の移動中における操作入力を安全におこなえるようにすること。
【解決手段】情報処理装置100は移動体に搭載される。入力部101は、ユーザからの操作入力を受け付ける。取得部102は、移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する。判定部103は、移動状態に関する情報に基づいて、移動体が移動しているか否かを継続的に判定する。検知部104は、入力部101に対する物体の接近および接触を検知する。入力部101は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、移動体が移動していると判定されている間は物体の接近を操作入力として受け付け、移動体が移動していないと判定されている間は物体の接触を操作入力として受け付ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、移動体に搭載される情報処理装置、当該情報処理装置における入力方法、入力プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した情報処理装置、入力方法、入力プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、タッチパネル式の入力デバイスを備える情報処理装置において、ユーザの手などの物体の接触のみならず、物体の接近を検知して所定の処理をおこなう機能を有するものが知られている(たとえば、下記特許文献1参照)。下記特許文献1では、タッチパネル機能を備えたディスプレイに地図データが表示されている際にユーザの手が接近したことを検知すると、地図データの表示縮尺を変更させるための地図縮尺ボタンや、画面をスクロールさせるためのスクロールボタンなどの操作用ボタンを表示する。
特開平11−083504号公報
しかしながら、上述した従来技術では、車両の走行状態にかかわらず、ユーザの手が接近したことを検知するとディスプレイ上に操作用ボタンを表示する。このため、車両が走行している場合など、操作をおこなうのが危険な状況であっても操作用ボタンを表示して、ユーザに操作を促してしまう可能性があるという問題点が一例として挙げられる。
また、通常のナビゲーション装置などでは、走行中に操作ボタンなどに対して操作をおこなうと、「走行中のため操作できません」などのエラーメッセージを表示するものが知られている。この場合、エラーメッセージが表示されるのは、ユーザが操作をおこなってしまってからであるので、危険を回避しきれない可能性があるという問題点が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報処理装置は、移動体に搭載される情報処理装置であって、ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段と、前記移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記移動状態に関する情報に基づいて、前記移動体が移動しているか否かを継続的に判定する判定手段と、前記入力手段に対する物体の接近および接触を検知する検知手段と、を備え、前記入力手段は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、前記判定手段によって前記移動体が移動していると判定されている間は前記物体の接近を前記操作入力として受け付け、前記移動体が移動していないと判定されている間は前記物体の接触を前記操作入力として受け付けることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる入力方法は、移動体に搭載される情報処理装置における入力方法であって、前記移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する取得工程と、前記取得工程で取得された前記移動状態に関する情報に基づいて、前記移動体が移動しているか否かを継続的に判定する判定工程と、ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段に対する物体の接近および接触を検知する検知工程と、所定の操作入力を受け付けるにあたって、前記判定工程で前記移動体が移動していると判定されている間は前記物体の接近を前記操作入力として受け付け、前記移動体が移動していないと判定されている間は前記物体の接触を前記操作入力として受け付ける入力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる入力プログラムは、請求項8に記載の入力方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる記録媒体は、請求項9に記載の入力プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 情報処理装置による入力方法の手順を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 接近検知型のタッチパネルの概要を示す説明図である。 接近検知型のタッチパネルの概要を示す説明図である。 ナビゲーション装置による入力受付処理の手順を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置による操作入力の受付画面の一例を示す説明図である。 ナビゲーション装置による操作入力の受付画面の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る情報処理装置、入力方法、入力プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。実施の形態にかかる情報処理装置100は、車両などの移動体に搭載されており、入力部101、取得部102、判定部103、検知部104、報知部105によって構成される。
入力部101は、ユーザからの操作入力を受け付ける。入力部101は、たとえば、ユーザに提供する情報を表示する表示画面を用いたタッチパネルである。この場合、ユーザは、表示画面に表示された操作ボタンなどにタッチ(接触)することによって操作入力をおこなう。
取得部102は、移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する。移動状態に関する情報とは、たとえば移動体の移動速度情報である。また、取得部102は、移動状態に関する情報として、たとえば移動体の現在位置情報などを取得してもよい。
判定部103は、取得部102によって取得された移動状態に関する情報に基づいて、移動体が移動しているか否かを継続的に判定する。判定部103は、たとえば、移動体の移動速度が所定速度以上である場合は移動体が移動していると判定し、所定速度未満である場合は移動体が移動していない(停止している)と判定する。また、判定部103は、たとえば移動体の現在位置の単位時間当たりの変化量が所定距離以上変化している場合は移動体が移動していると判定し、単位時間当たりの変化量が所定距離未満である場合は移動体が移動していない(停止している)と判定する。
検知部104は、入力部101に対する物体の接近および接触を検知する。ここで、物体とは、たとえばユーザの指である。検知部104は、たとえば入力部101がタッチパネルの場合には表示画面への物体の接近および接触を検知する。また、検知部104は、入力部101と物体との距離を検知するようにしてもよい。この場合、検知部104は、たとえば表示画面の表面と物体との距離を検知する。
報知部105は、ユーザからの操作入力を促す情報を報知する。入力部101が表示画面を利用したタッチパネルである場合には、報知部105を表示画面としてもよい。操作入力を促す情報とは、たとえば情報処理装置100を使用する上でユーザに与えられた選択肢であり、所定の機能について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢や、所定の情報を出力するか否かの選択肢、所定の機能を実行するか否かの選択肢などである。報知部105には、たとえばこれらの選択肢を示すメッセージなどが表示される。
入力部101は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、判定部103によって移動体が移動していると判定されている間は物体の接近を操作入力として受け付け、移動体が移動していないと判定されている間は物体の接触を操作入力として受け付ける。所定の操作入力は、たとえば報知部105によって報知された2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力であり、この場合、入力部101は、移動体が移動している間は、物体が接近した場合は2つの選択肢の一方が選択されたものとし、選択肢の報知から所定時間以上物体が接近しなかった場合は他の一方の選択肢が選択されたものとする。
また、所定の操作入力が、たとえば所定の機能について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力の場合、入力部101は、選択肢の報知から所定時間内、または選択肢の報知から移動体が所定距離移動するまでに物体の接近が検知されたときは、現在の状態の変更が選択されたものとする。また、選択肢の報知から所定時間以上、または選択肢の報知から移動体が所定距離移動するまでに物体の接近が検知されなかった場合は、現在の状態の維持が選択されたものとする。
さらに、所定の操作入力が、たとえば所定の情報の出力指示入力である場合、入力部101は、移動体が移動している間は、物体の接近を情報の出力指示入力とする。また、所定の操作入力が、たとえば所定の機能の実行指示入力である場合、入力部101は、移動体が移動している間は、物体の接近を機能の実行指示入力とする。
一方、入力部101は、移動体が移動していないと判定されている間は、たとえば操作入力に用いるアイコンを表示画面に表示し、アイコンへの接触によって操作入力を受け付けるようにしてもよい。この場合、所定の操作入力が、たとえば2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力である際には、それぞれの選択肢を示す2つのアイコンを表示画面に表示する。
図2は、情報処理装置による入力方法の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、情報処理装置100は、まず、取得部102によって、移動体の移動状態に関する情報を取得する(ステップS201)。つぎに、情報処理装置100は、判定部103によって、移動体が移動しているか否かを判定する(ステップS202)。
つづいて、情報処理装置100は、検知部104によって、入力部101に対する物体の接近および接触を検知する(ステップS203)。そして、移動体が走行している場合は(ステップS204:Yes)、入力部101への物体の接近を操作入力として受け付けて(ステップS205)、本フローチャートによる処理を終了する。また、移動体が走行していない場合は(ステップS204:No)、入力部101への接触を操作入力として受け付けて(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、情報処理装置100は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、移動体が移動している間は物体の接近を操作入力として受け付け、移動体が移動していない間は物体の接触を操作入力として受け付ける。これにより、ユーザは入力部101に自身の手などの物体を接近させるのみで操作入力をおこなうことができ、移動中における操作入力に伴う危険、具体的には、たとえばユーザの注意が操作入力に向けられたり、入力部101を注視したりすることによる前方不注意や判断力の低下など、を回避して安全に操作入力をおこなうことができる。
また、情報処理装置100は、移動体の移動中に2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力(たとえば、所定の機能について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力)を受け付ける場合、選択肢の報知から所定時間内、または選択肢の報知から移動体が所定距離移動するまでに物体が接近した場合は、2つの選択肢の一方が選択されたものとし、選択肢の報知から所定時間以上、または選択肢の報知から移動体が所定距離移動するまでに物体が接近しなかった場合は他の一方の選択肢が選択されたものとする。これにより、ユーザは、情報処理装置100に対する選択操作入力を容易におこなうことができる。
また、情報処理装置100は、移動体が移動している間、所定の情報の出力指示入力や所定の機能の実行指示入力を物体の接近によって受け付ける。これにより、ユーザは、移動体の移動中であっても、情報処理装置100が有する機能を有効に利用することができる。
また、情報処理装置100は、表示画面を用いたタッチパネルを有し、移動体が移動していない間は、操作入力に用いるアイコンを表示画面に表示し、アイコンへの接触によって操作入力を受け付ける。これにより、ユーザは、移動体が移動していない間は詳細な操作入力をおこなうことができ、情報処理装置100が有する機能を有効に活用することができる。さらに、ユーザは、詳細なタッチパネルの接触位置が要求される操作において、表示画面を注視しながら操作入力を正確におこなうことができ、情報処理装置100が有する機能を有効に活用することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、移動体に搭載される情報処理装置100を、車両に搭載されたナビゲーション装置300として本発明を適用した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。実施例にかかるナビゲーション装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、各種データを記録/再生する記録再生部304、各種データを記録する記録部305、音声I/F(インターフェース)306、マイク307、スピーカ308、入力デバイス309、映像I/F310、ディスプレイ311、カメラ312、通信I/F313、GPSユニット314を備えている。各構成部301〜314は、バス320によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、地図データ表示プログラム、経路探索プログラム、施設検索プログラムなどのプログラムを記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
記録再生部304は、CPU301の制御に従って記録部305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。記録部305は、記録再生部304の制御で書き込まれたデータを記録する。記録再生部304としては、たとえば、磁気ディスクドライブや光ディスクドライブ、記録部305としては、たとえば、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、フラッシュメモリ、MO、SSD(Solid State Disk)、メモリカードなどを用いることができる。
記録部305に記録される情報の一例としては、たとえば地図データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。なお、本実施例では地図データが記録部305に記録されているものとするが、通信I/F313などを介して必要な地図データを受信して各種処理に用いるようにしてもよい。
音声I/F306は、音声入力用のマイク307および音声出力用のスピーカ308に接続される。音声I/F306は、再生が指示された音声データをD/A変換して、スピーカ308から音声として出力させる。なお、スピーカ308は、ナビゲーション装置300から着脱可能であってもよいし、ナビゲーション装置300の本体から離れた場所にあってもよい。マイク307は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、ユーザの発話などを集音し、音声I/F306に出力する。マイク307に集音された音声は、音声I/F306内でA/D変換される。
入力デバイス309は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、およびタッチパネルなどによって構成される。本実施例にかかるナビゲーション装置300は、入力デバイス309として、少なくともディスプレイ311を利用したタッチパネルを備える。後述するように、ナビゲーション装置300のタッチパネルは、ユーザの指などの物体がディスプレイ311の表面に接触したことを検知する他、ディスプレイ311の表面の近傍に物体が接近したことも検知することができる。
映像I/F310は、ディスプレイ311およびカメラ312に接続される。映像I/F310は、具体的には、たとえば、ディスプレイ311を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ311を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ311には、地図データやアイコン、カーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。また、ディスプレイ311の表面にはセンサが設けられており、物体の接近および接触を検知することによって入力デバイス309(タッチパネル)として利用される。本実施例では、実施の形態にかかる入力部101(図1参照)を、ディスプレイ311を利用したタッチパネルとして説明する。
カメラ312は、ナビゲーション装置300が搭載された車両の内部あるいは外部の映像を撮影する。カメラ312で撮影する映像は静止画あるいは動画のどちらでもよい。カメラ312によって撮影された映像は、映像I/F310を介して記録部305などに記録される。
通信I/F313は、無線を介してネットワークに接続され、ネットワークを介したデータの送受信を可能とする。通信I/F313を用いることにより、ナビゲーション装置300は、ネットワークを介して地図データ(地図データの更新データなどを含む)を取得することも可能となる。すなわち、記録部305に地図データが記録されていなくても、ディスプレイ311の表示に必要な地図データを外部のサーバから取得することが可能である。通信網には、たとえばLAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。
GPSユニット314は、GPS衛星からの電波を受信し、ナビゲーション装置300が搭載された車両の現在地点を示す情報を出力する。また、GPSユニット314は、速度センサ、加速度センサ、角速度センサなどの各種センサを備える。GPSユニット314の出力情報は、CPU301によるナビゲーション装置300の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
図1に示した情報処理装置100の各構成部は、図3におけるROM302、RAM303、記録部305などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、各部を制御することによってその機能を実現する。
(ナビゲーション装置300による入力受付処理)
つぎに、ナビゲーション装置300による入力受付処理について説明する。ナビゲーション装置300は、ユーザから指定された目的地点までの経路を探索する経路探索機能や、当該経路に沿って経路誘導をおこなう経路誘導機能の他、各種の機能を備えている。ナビゲーション装置300が備える機能には、たとえば、車両の現在位置周辺やユーザから指定された地点周辺の施設を検索する施設検索機能、楽曲や映像などのコンテンツを出力するコンテンツ出力機能、ネットワークを介して必要な情報を取得するネットワーク通信機能などが挙げられる。
ナビゲーション装置300の起動中には、これらの機能を使用するため、ユーザから各種の操作入力がおこなわれる。操作入力は、ディスプレイ311に表示された内容を見ながら、入力デバイス309(特にディスプレイ311を利用したタッチパネル)を操作することによっておこなわれるのが一般的である。しかしながら、車両の走行中にこのような操作入力をおこなうと、ディスプレイ311を注視したり、入力デバイス309に対して手を伸ばしたりすることになり危険である。
通常のナビゲーション装置では、車両の走行中に入力デバイス309に対する操作入力があると、「走行中のため操作できません」などのエラーメッセージを表示するとともに、当該操作入力を受け付けないようにしている。しかし、このような方法では、エラーメッセージが表示されるのは、ユーザが実際に操作をおこなってしまってから(たとえば、タッチパネルであれば、ユーザの指がディスプレイ311にタッチしてから)であるので、操作に伴う危険を回避しきれない可能性がある。
そこで、本実施例にかかるナビゲーション装置300では、物体の接触のみならず、物体の接近を検知することができる接近検知型のタッチパネルを用いて、ディスプレイ311に対するユーザの手の接近および接触を検知する。そして、ある一つの操作(所定の操作)について、車両の停止中は、通常通りにタッチパネルなどに対する操作入力を受け付ける一方、車両の走行中は、ユーザの手がディスプレイ311に接近したことを検知して操作入力を受け付ける。これにより、車両の走行中における操作入力を簡易におこなうことができるようにし、操作入力に伴う危険が発生する可能性を低減させることができる。
図4および図5は、接近検知型のタッチパネルの概要を示す説明図である。図4は、接近検知型のタッチパネル400を横方向から見た図であり、図5は、タッチパネル400を正面から見た図である。図4に示すように、タッチパネル400は、ディスプレイ311の表面に、静電容量方式のタッチセンサ401を備えている。タッチセンサ401は、人体(たとえばユーザの指)に帯びる静電気を検出して、タッチパネル400に対する人体の接近および接触を検知する。
また、タッチセンサ401は、検出した静電気量によって人体とタッチパネル400の表面との距離を推定する。なお、図4では、タッチセンサ401が所定の厚みを有するように図示しているが、実際のタッチセンサ401の厚みは無視できるほど薄い。このため、以下の説明では、タッチパネル400の表面の横方向(Z座標上)の位置とタッチセンサ401の表面の位置とを同一とする。
ここで、タッチセンサ401が検出可能な静電気量の最小値をqminとし、タッチパネル400(タッチセンサ401)の表面にユーザの指Fの先端が触れた際にタッチセンサ401が検出する静電気量をqmaxとする。たとえば、ユーザの指Fの先端とタッチパネル400の表面との距離がD1のときに、静電気量qminが検出されたとすると、ユーザの指Fの先端とタッチパネル400の表面との距離Dが小さくなるに従って、タッチセンサ401が検出する静電気量qは大きくなる。たとえば、ユーザの指Fの先端とタッチパネル400の表面との距離がD2(D1>D2>0)のときに、タッチセンサ401が検出する静電気量qは、qmin<q<qmaxとなる。すなわち、ユーザの指Fの先端とタッチパネル400の表面との距離Dは、検出される静電気量qの関数として示される。これを利用して、タッチパネル400は、ユーザの指の接近およびタッチパネル400の表面との距離を検知することができる。また、ユーザの指の接触は、検出した静電気量がqmaxとなったことによって検知してもよいし、タッチセンサ401の表面への圧力を検知してもよい。
また、図5に示すように、タッチセンサ401は、ユーザの指Fが接近または接触したタッチパネル400上の位置を検出する。ユーザの指Fが接触した位置を検出する場合、タッチセンサ401は、たとえばタッチパネル401の横方向にX座標、縦方向にY座標を取り、ユーザの指Fが接触した位置Pを座標(X,Y)のように検出する。また、接近しているユーザの指Fの位置を検出する際は、たとえばユーザの指Fからの距離が最も短い点(すなわち、検出される静電気量が最も多い点)の座標(X,Y)をユーザの指Fが接近した位置として検知する。
つぎに、ナビゲーション装置300による入力受付処理の手順について説明する。図6は、ナビゲーション装置による入力受付処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、まず、車両のエンジンが稼動を開始するなどによって、自装置の電源がオンにされるまで待機する(ステップS601:Noのループ)。電源がオンにされると(ステップS601:Yes)、ナビゲーション装置300は、車両の走行速度情報を取得する(ステップS602)。走行速度情報は、車両に搭載された速度計から取得してもよいし、ナビゲーション装置300の内外に搭載された各種センサから車両の走行速度を算出してもよい。
つぎに、ナビゲーション装置300は、ユーザから操作入力を受け付ける必要があるか否かを判断する(ステップS603)。操作入力を受け付ける必要がある場合とは、たとえば、走行中のルートよりも早く目的地点に到達することができる新ルートが探索された場合(オートリルート機能によって新ルートが探索された場合)などが挙げられる。この場合、ナビゲーション装置300は、新ルートの案内に切り替えるか、走行中のルートを継続して走行するかをユーザに選択させる必要がある。
ユーザから操作入力を受け付ける必要がない場合(ステップS603:No)、ナビゲーション装置300は、ステップS613に移行する。一方、ユーザから操作入力を受け付ける必要がある場合(ステップS603:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS602で取得した走行速度情報を用いて、車両が走行しているか否かを判断する(ステップS604)。ナビゲーション装置300は、たとえば車両の走行速度が所定速度以上である場合は走行していると判断し、所定速度未満である場合は走行していない(停止している)と判断する。
なお、車両が走行しているか否かの判断は、ステップS602で走行速度情報を取得した後、すぐにおこなってもよい。この場合、ステップS604では、ステップS602で走行速度情報を取得した直後に判断された判断結果を参照する。また、ナビゲーション装置300は、自装置の電源がオンにされてから電源がオフにされるまで、車両の走行速度情報の取得および走行中か否かの判断を常時継続しておこなっていてもよい。
車両が走行しているか否かの判断に用いる情報は、車両の走行速度情報に限らず、たとえば車両の現在位置の変化量などから判断してもよい。車両の現在位置の変化量から判断する場合、たとえば、単位時間当たりの現在位置の変化量が所定距離以上である場合には車両が走行していると判断し、所定距離未満である場合には走行していないと判断する。また、パーキングブレーキが有効かを判断したり、シフトレバーがパーキングレンジに位置するかを判断することで車両が走行しているか否かを判断してもよい。
車両が走行していない場合(ステップS604:No)、すなわち車両が停止している場合、ナビゲーション装置300は、ディスプレイ311に操作入力に用いるアイコンを表示する(ステップS605)。上述したオートリルート機能の例であれば、たとえば、新ルートの案内に切り替えるか、走行中のルートを継続して走行するかをユーザに選択させるアイコンを表示する。このとき、たとえば新ルートの詳細(ルートの詳細を示す地図データやどの程度時間を短縮できるのかなどの情報)をルートの選択に先立って確認するためのアイコンを表示してもよい。また、新ルートの詳細を確認するために、地図上を接触することでスクロール可能な地図を表示したり、縮尺変更のアイコンを表示してもよい。ユーザは、表示されたアイコンに接触する(タッチする)ことによって操作入力をおこなう。アイコンがタッチされた場合(ステップS606:Yes)、ナビゲーション装置300は、アイコンに対応する操作内容を受け付けて(ステップS607)、ステップS613に移行する。また、アイコンがタッチされない場合は(ステップS606:No)、ステップS604に戻る。
一方、ステップS604において、車両が走行している場合(ステップS604:Yes)、ナビゲーション装置300は、ディスプレイ311にユーザが手を近づけた場合の操作内容を報知する(ステップS608)。このとき、併せて手を接近させなかった場合の操作内容を報知してもよい。上述したオートリルート機能の例であれば、たとえば、ディスプレイ311にユーザが手を近づけた場合は、新ルートの案内に切り替える旨のメッセージを音声出力したり、ディスプレイ311に表示したりする。
ステップS608で操作内容を報知した結果、ディスプレイ311にユーザの手が接近した場合(ステップS609:Yes)、ナビゲーション装置300は、報知した操作内容を受け付ける(ステップS610)。ユーザの指が接近しているか否かは、図4および図5で説明した静電容量方式のタッチセンサによる検知結果などを用いて判断する。一方、ユーザの手が接近しない場合(ステップS609:No)、ナビゲーション装置300は、ステップS608で操作内容を報知してから所定時間が経過するまで待機する(ステップS611:No)。所定時間が経過した場合は(ステップS611:Yes)、操作入力に対する待機状態を解除、またはユーザが手を接近させなかった場合の操作内容を受け付ける(ステップS612)。なお、ナビゲーション装置300は、ステップS608で操作内容を報知してから所定時間が経過するまで待機する代わりに、操作内容を報知してから車両が所定距離移動するまで待機したり、操作内容を報知してから次のルート案内(案内地点の表示や音声出力など)がおこなわれるまで待機してもよい。
図7および図8は、ナビゲーション装置による操作入力の受付画面の一例を示す説明図である。図7および図8には、上述したオートリルート時における経路選択画面を示している。図7は、車両が停止している場合の操作入力の受付画面であり、ステップS605で説明したように、表示画面700には、新しい経路が探索された旨のメッセージ表示710、および新ルートの案内に切り替えるか、走行中のルートを継続して走行するかをユーザに選択させるアイコン711,712が表示されている。
アイコン711が押下された場合、ナビゲーション装置300は、出力する誘導情報を新ルートの案内に切り替える。また、アイコン712が押下された場合、ナビゲーション装置300は、走行中のルートの案内情報を継続して出力する。また、アイコン713が押下された場合、ナビゲーション装置300は、新ルートの詳細(ルートの詳細を示す地図データやどの程度時間を短縮できるのかなどの情報)を表示する。また、ナビゲーション装置300は、表示画面700の地図領域が押下された場合、地図をスクロールして表示する。なお、表示画面700に、所定時間以上アイコン711〜713に対して操作がなかった場合の処理(たとえば、現在走行中の経路の案内を継続するなど)を表示するようにしてもよい。さらに、表示画面700に、図示せぬ縮尺変更などのアイコンを表示してもよい。
一方、図8は、車両が走行している場合の操作入力の受付画面であり、ステップS608で説明したように、表示画面800には、ディスプレイ311にユーザが手を近づけた場合の操作内容が報知されている。具体的には、表示画面800には、ディスプレイ311にユーザが手を近づけた場合は、新ルートの案内に切り替える旨のメッセージ810が表示されている。また、メッセージ表示810には、当該メッセージ表示810の待機時間(ステップS611の所定時間)を表示してもよい。この場合、ユーザが待機時間内に手を近づけた場合は、出力する誘導情報を新ルートの案内に切り替える。また、ユーザが待機時間内に手を近づけなかった場合、ナビゲーション装置300は、走行中のルートの案内情報を継続して出力する。なお、メッセージ810を音声によって案内してもよい。また、ナビゲーション装置300は、待機時間が経過する前に、もうすぐ操作可能な期間が終了する旨をアラームや音声ガイダンスによって報知してもよい。
このように、ナビゲーション装置300は、車両が走行している間に2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力を受け付ける必要がある場合、ユーザがディスプレイ311に手を接近させた際には2つの選択肢の一方が選択されたものとし、選択肢の報知から所定時間以上ユーザが手を接近させなかった場合は他の一方の選択肢が選択されたものとする。これにより、走行中に操作入力をおこなう必要がある場合でも、ディスプレイ311を注視する時間を最小限にして、安全に操作をおこなわせることができる。
図6の説明に戻り、ナビゲーション装置300は、車両のエンジンが稼動を停止するなどによって、自装置の電源がオフにされるまでは(ステップS613:No)、ステップS602に戻り、以降の処理を繰り返す。そして、自装置の電源がオフにされると(ステップS613:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、上述した実施例では、所定の機能(オートリルート機能)について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力について述べたが、これ以外にも、たとえば所定の情報の出力指示入力や所定の機能の実行指示入力を、ユーザの手の接近によって受け付けても良い。たとえば、ユーザがディスプレイ311に手を近づけると、次の案内地点(右左折する地点)までの情報の読み上げ(「12km先まで道なりです」「5km先右方向です」など)や、走行中に経路における渋滞情報の読み上げ(「3km先に渋滞が発生しています」など)などをおこなうようにしてもよい。また、たとえばナビゲーション装置300と携帯電話端末などとを接続しておき、携帯電話への着信時には、ディスプレイ311に手を近づけることによってハンズフリー通話を開始できるようにしてもよい。
また、これらの情報出力指示入力や機能実行指示入力の受け付けを、所定時間ごとに切り替えておこなってもよい。たとえば、「ディスプレイに手を近づけると、次の案内地点までの情報を出力します」とのメッセージを音声出力および表示出力し、ユーザの手の接近を検知した場合は当該情報を出力する。ユーザの手の接近がないまま所定時間以上経過した場合は、「ディスプレイに手を近づけると、経路上の渋滞情報を出力します」とのメッセージを音声出力および表示出力し、ユーザの手の接近を所定時間待つ。これのような処理を繰り返すことにより、ユーザは、タッチパネルなどへの操作をおこなうことなく、必要な情報を得たり、機能を利用したりすることができる。
また、この場合、過去におけるユーザの操作内容の履歴に応じて、出力指示を受け付ける情報や実行指示を受け付ける機能の報知順序を変更してもよい。具体的には、たとえば、ユーザが出力指示する頻度の高い情報や実行指示する頻度の高い機能の報知順序を他の情報や機能よりも優先して報知するようにしてもよい。
以上説明したように、ナビゲーション装置300は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、車両が走行している間は物体の接近を操作入力として受け付け、車両が走行していない間は物体の接触を操作入力として受け付ける。これにより、ユーザはディスプレイ311に自身の手などの物体を接近させるのみで操作入力をおこなうことができ、走行中における操作入力に伴う危険、具体的には、たとえばユーザの注意が操作入力に向けられたり、ディスプレイ311を注視したりすることによる前方不注意や判断力の低下など、を回避して安全に操作入力をおこなうことができる。
また、ナビゲーション装置300は、車両の走行中に2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力(たとえば、所定の機能について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力)を受け付ける場合、物体が接近した場合は2つの選択肢の一方が選択されたものとし、選択肢の報知から所定時間以上物体が接近しなかった場合は他の一方の選択肢が選択されたものとする。これにより、ユーザは、ナビゲーション装置300に対する選択操作入力を容易におこなうことができる。
また、ナビゲーション装置300は、車両が走行している間、所定の情報の出力指示入力や所定の機能の実行指示入力を物体の接近によって受け付ける。これにより、ユーザは、車両の走行中であっても、ナビゲーション装置300が有する機能を有効に利用することができる。
また、ナビゲーション装置300は、車両が走行していない間は、操作入力に用いるアイコンをディスプレイ311(タッチパネル)に表示し、アイコンへの接触によって操作入力を受け付ける。これにより、ユーザは、車両が走行していない間は詳細な操作入力をおこなうことができ、ナビゲーション装置300が有する機能を有効に活用することができる。
なお、本実施の形態で説明した入力方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報処理装置
101 入力部
102 取得部
103 判定部
104 検知部
105 報知部

Claims (10)

  1. 移動体に搭載される情報処理装置であって、
    ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段と、
    前記移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記移動状態に関する情報に基づいて、前記移動体が移動しているか否かを継続的に判定する判定手段と、
    前記入力手段に対する物体の接近および接触を検知する検知手段と、を備え、
    前記入力手段は、所定の操作入力を受け付けるにあたって、前記判定手段によって前記移動体が移動していると判定されている間は前記物体の接近を前記操作入力として受け付け、前記移動体が移動していないと判定されている間は前記物体の接触を前記操作入力として受け付けることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザからの前記操作入力を促す情報を報知する報知手段を備え、
    前記所定の操作入力は、前記報知手段によって報知された2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力であり、
    前記入力手段は、前記移動体が移動している間は、前記物体が接近した場合は前記2つの選択肢の一方が選択されたものとし、前記選択肢の報知から所定時間以上前記物体が接近しなかった場合は他の一方の選択肢が選択されたものとすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の操作入力は、所定の機能について現在の状態を維持するか変更するかの2つの選択肢から一方を選択する選択操作入力であり、
    前記入力手段は、前記選択肢の報知から所定時間内または前記選択肢の報知から前記移動体が所定距離移動するまでに検知手段によって前記物体の接近が検知されたときは前記現在の状態の変更が選択されたものとし、前記選択肢の報知から所定時間以上または前記選択肢の報知から前記移動体が所定距離移動するまでに前記物体の接近が検知されなかった場合は前記現在の状態の維持が選択されたものとすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の操作入力は、所定の情報の出力指示入力であり、
    前記入力手段は、前記移動体が移動している間は、前記物体の接近を前記情報の出力指示入力とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の操作入力は、所定の機能の実行指示入力であり、
    前記入力手段は、前記移動体が移動している間は、前記物体の接近を前記機能の実行指示入力とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記入力手段は、前記ユーザに提供する情報を表示する表示画面を用いたタッチパネルであり、
    前記検知手段は、前記表示画面への前記物体の接近および接触を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記入力手段は、前記移動体が移動していないと判定されている間は、前記操作入力に用いるアイコンを前記表示画面に表示し、前記アイコンへの接触によって前記操作入力を受け付けることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 移動体に搭載される情報処理装置における入力方法であって、
    前記移動体の移動状態に関する情報を継続的に取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された前記移動状態に関する情報に基づいて、前記移動体が移動しているか否かを継続的に判定する判定工程と、
    ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段に対する物体の接近および接触を検知する検知工程と、
    所定の操作入力を受け付けるにあたって、前記判定工程で前記移動体が移動していると判定されている間は前記物体の接近を前記操作入力として受け付け、前記移動体が移動していないと判定されている間は前記物体の接触を前記操作入力として受け付ける入力工程と、
    を含んだことを特徴とする入力方法。
  9. 請求項8に記載の入力方法をコンピュータに実行させることを特徴とする入力プログラム。
  10. 請求項9に記載の入力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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