JP2011117679A - 燃焼装置 - Google Patents

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貴宏 木村
Masato Sato
政人 佐藤
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【課題】ドレン排水経路を水封する為の注水作業が効率よく行える燃焼装置を提供する。
【解決手段】バーナ2の燃焼排ガスが熱交換部5、7による熱交換で露点以下になることにより生成されるドレンを排水するためのドレン排水経路10を有し、ドレン排水経路10を液体で水封して燃焼排ガスの通過を妨げることが可能な燃焼装置1において、ドレン排水経路10の液体の水位を検知することでドレン排水経路10の水封を検知する水位検知手段14と、これらを制御する制御部26を有する電装基板25とを備え、電装基板25に、水位検知手段14が検知する信号に応じた水封状態を報知する報知手段27を設けたことで、設置時等に、作業者は、報知手段27を確認しながら、確実にドレン排水経路10を水封させることができ、ドレン排水経路10の水封確認作業が燃焼装置1近傍で完結し、作業効率が良いものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、潜熱回収型の燃焼装置に関するものである。
従来よりこの種の潜熱回収型の燃焼装置においては、屋内に設置するタイプのものがあり、この屋内設置タイプの場合、燃焼によって発生したドレンを排出するためのドレン排水経路を通って、燃焼排ガスが屋内に排出されないように、ドレン排水経路をドレンまたは水により水封する必要がある。そのため、ドレン排水経路に水封を検知する水位検知手段を設け、水位検知手段が水封を検知していない場合は、燃焼できないようにロックするものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2009−74777号公報
ところで、前記燃焼装置を設置する場合、設置業者等の作業者は燃焼装置のケーシングの一部を外して内蔵された電装基板に、燃焼装置を遠隔操作するリモコンのコードを接続する作業を行ったり、バーナに燃料を供給する配管を接続したり、また、最初はドレン排水経路にドレンや水が入っていないので、作業者はドレン排水経路を水封するために注水する必要がある。この時、注水する量が少なくドレン排水経路が水封されていないと、給湯栓のある場所へ移動して給湯栓を開栓し燃焼要求を与えても、燃焼装置は前記ロックの状態が継続しており、作業者は再度、設置場所へ戻って注水し、再び、給湯栓のある場所へ移動して給湯栓を開栓し燃焼要求を与えて、燃焼装置の前記ロックの状態が解除されたかどうか確認しなければならない。逆に、注水する量が多ければ、何度も確認する必要はなくなるが、ドレン排水経路は水封されているにも関わらず、余分に注水し続けることがあり、時間を無駄にし作業時間が長くなってしまう。このように、どのくらい注水したらドレン排水経路が水封されるのか明確に分からないために、ドレン排水経路が水封されたかどうかを確認するためだけに何度も往復したり、時間を無駄にしてしまったりと、作業効率が悪いという問題点を有するものであった。
本発明は上記課題を解決するために、請求項1では、バーナの燃焼排ガスが熱交換部による熱交換で露点以下になることにより生成されるドレンを排水するためのドレン排水経路を有し、前記ドレン排水経路を液体で水封して前記燃焼排ガスの通過を妨げることが可能な燃焼装置において、前記ドレン排水経路の液体の水位を検知することで前記ドレン排水経路の水封を検知する水位検知手段と、これらを制御する制御部を有する電装基板とを備え、前記電装基板に、前記水位検知手段が検知する信号に応じた水封状態を報知する報知手段を設けたものとした。
この発明によれば、電装基板に報知手段を設けたことで、設置時等に、作業者は報知手段を確認しながら確実にドレン排水経路を水封させることができ、ドレン排水経路の水封確認作業が燃焼装置近傍で完結し、作業効率が良いものである。
本発明の一実施形態の燃焼装置の概略構成図。 同一実施形態の燃焼装置の正面図。 同一実施形態の燃焼装置の側面図。 同一実施形態のドレン排水経路が水封されていない状態の説明図。 同一実施形態のドレン排水経路が水封されている状態の説明図。 同一実施形態のドレン排水経路が水封されている状態の他の実施例を示す構成図。 同一実施形態のドレン排水経路が水封されている状態のさらに他の実施形態を示す構成図。
次に、本発明の一実施形態の燃焼装置について図1〜図3に基づいて説明する。
1は本実施形態の屋内設置タイプの燃焼装置、2は石油等を燃料とし下向きに火炎を発生する燃焼部であるバーナ、3はバーナ2に燃焼用の空気を供給する送風機、4はバーナ2の下方に備えられた燃焼室、5は燃焼室4内に設けられバーナ2の燃焼に伴い発生する燃焼排気ガスの顕熱を回収するフィンチューブ式の熱交換器で構成された熱交換部としての一次熱交換部である。
6は燃焼室4の下流側に配置され、燃焼室4の底部に一端を連通し、バーナ2で発生する燃焼排ガスの排出に伴う騒音を低減させる消音装置で、消音装置6の他端は、ステンレス製の箱体で形成された熱交換部としての二次熱交換部7と排気ダクト8を介して連通しており、二次熱交換部7は潜熱を回収する熱交換器で構成され、消音装置6を通過した燃焼排ガスが露点以下になるまで熱交換させてドレンが生成される。また、9は二次熱交換部7を通過した燃焼排ガスを燃焼装置1の外部に排出させる排気通路である。
10は二次熱交換部7と連通し二次熱交換部7で生成されたドレンを排水するためのドレン排水経路で、二次熱交換部7と連通しドレンが流入するドレン流入管11と、内部に炭酸カルシウムからなる中和剤を充填し、ドレン流入管11から流入される二次熱交換部7で発生した強酸性のドレンを貯留し中和する中和器12と、中和器12内で中和されたドレンを燃焼装置1の外部に排出するドレン排出管13とから構成され、本実施形態では、ドレン排出管13の配管の一部を立ち上げることでドレン排水経路10が水封されるように構成されているものである。
14はドレン排水経路10がドレンや水等の液体で水封され燃焼排ガスの通過を妨げることが可能な水位か否かを検知する水位検知手段としての一対の水位検知電極、15はドレンの凍結防止等を目的とし中和器12内に貯留されたドレンを抜くための水抜き栓で、水抜き栓15は開閉可能で中和器12底部に接続された水抜き管16に設けられているものである。
17は給水管、18は出湯管、19は給水管17から分岐した給水バイパス管、20は出湯管18からの湯と給水バイパス管19からの水とを混合し、その混合比を可変できる混合弁、21は混合弁20で混合された湯を給湯栓(図示せず)に給湯するための給湯管、22は給水管17に設けられ給水温度を検出する給水温度センサ、23は給水管17に設けられ流量を検出する流量センサ、24は給湯管21に設けられ給湯温度を検出する給湯温度センサである。
25は燃焼装置1内に内蔵され、マイクロコンピュータを主体としてこの燃焼装置1の各センサの信号を受け、各アクチュエータの駆動を制御する制御を行う制御部26を有する電装基板、27は電装基板25上に設けられ、水位検知電極14が検知する信号に応じた水封状態を報知する報知手段としてのLED(発光ダイオード)である。
次に、この一実施形態の作動について説明する。
今、適宜箇所の給湯栓が開栓されて給湯が開始されると、この水の流れを流量センサ23が検知し、バーナ2の燃焼を開始させる最低作動流量以上の流量になると、制御部26は燃焼要求ありと判断し、バーナ2の燃焼を開始させる。この燃焼により発生した燃焼排ガスは一次熱交換部5に流入し、一次熱交換部5で給水と熱交換し、一次熱交換部5を通過した燃焼排ガスは、消音装置6にて下向きから上向きにUターンされ、排気ダクト8を介して二次熱交換部7に上向きに流入し、二次熱交換部7内に流入してくる給水と熱交換し、二次熱交換部7を通過した後、排気通路9から外部へ排出されるものである。
この二次熱交換部7で温度上昇した温水は一次熱交換部5に流入し、ここでバーナ2の燃焼で発生した燃焼排ガスとの熱交換でさらに加熱されて、給湯として給湯栓から出湯されるものであり、この時、制御部26は給湯温度センサ24の検出する温度からユーザが設定した給湯設定温度になるようにバーナ2の燃焼量や混合弁20の開度の調節するものである。
また、一次熱交換部5及び二次熱交換部7で給水と燃焼排ガスが熱交換され、露点以下になることにより生成されたドレンは、二次熱交換部7からドレン流入管11を介して中和器12に貯留され、中和器12内に充填された中和剤により中和された後、ドレン排出管13を介して燃焼装置1外へ排出されるものである。
この時、前記制御部26は、バーナ2が燃焼している間は、ドレン排水経路10が水封されているかどうかを水位検知電極14からの信号に基づいて常に監視し、屋内に燃焼排ガスを排出させないようにしており、制御部26はドレン排水経路10が水封されていないことを水位検知電極14からの信号により判断すると、バーナ2の燃焼を停止させ、ドレン排水経路10の水封が行われるまで、燃焼できないようにロックするものである。
次に、燃焼装置1の設置時の作業について説明すると、設置業者等の作業者は、燃焼装置1のケーシングの一部を外してバーナ2に燃料を供給する配管を接続したり、燃焼装置1の電源を投入し、図3に示すように燃焼装置1のケーシングのうち電装基板25側を開口して、電装基板25に燃焼装置1を遠隔操作するリモコン(図示せず)のコードを接続したりする等の各種作業を行う。
この時、水位検知電極14も通電され、ドレン排水経路10の水位を検知するものであるが、ドレン排水経路10には最初はドレンや水等の液体が入っていないので、図4に示すように、制御部26には水位検知電極14から水なしの信号が入力され、ドレン排水経路10が水封されていない場合は電装基板25上でLED27が点灯している状態となるものである。
前記作業者は、LED27の状態を確認して、LED27が点灯状態であれば、ドレン排水経路10を水封するために手動で注水を行う。そして、注水をしばらく行い、図5に示すように、ドレン排水経路10が水封された状態となると、水位検知電極14がそれを検知し、その信号が制御部26に入力され、制御部26の指示によりLED27は消灯された状態となり、作業者はそれを確認して注水を終了するものである。
このように、電装基板25にLED27を設けたことで、燃焼装置1設置の際に、作業者は、電装基板25へのリモコンコード接続作業等の作業時に、電装基板25のLED27が見え、ドレン排水経路10に注水を行ったかどうかを明確に判断することができ、また、注水を行うときにLED27の点灯・消灯の状態を確認しながら注水することで、確実にドレン排水経路10を水封させることができ、ドレン排水経路10の水封確認作業が燃焼装置1近傍で完結し、作業効率が良いものである。
なお、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、ドレン排出管13の配管の一部を立ち上げ、そこに水位検知電極14を設けることで、ドレン排水経路10の水封を検知するように構成しているが、図6に示すように、中和器12内に中和器12内の空間を仕切る仕切壁28を設けると共に、中和器12に水位検知電極14を設け、仕切壁28の最下部よりも上方に水位検知電極14の最下部を配置することで、ドレン排水経路10の水封を検知するように構成してもよく、さらに、図7に示すように、ドレン流入管11の一部をU字状にし、そこに水位検知電極14を設けることで、ドレン排水経路10の水封を検知するように構成してもよいものである。
また、本実施形態では、設置業者等の作業者が燃焼装置1を設置する時にドレン排水経路10に注水する場合について説明してきたが、ユーザが給湯栓を開いて給湯を使用しており燃焼装置1が作動している際に、ドレン排水経路10が水封していないことを水位検知電極14が検知して、制御部26が燃焼を停止させ、燃焼装置1の燃焼がロックされた状態となった後に、ドレン排水経路10に注水する場合についても同様であり、その場合、ドレン排水経路10に注水を行う作業者が、修理を行うサービスマンであっても、もしくはユーザであっても、電装基板25に設けたLED27の状態を確認しながら、注水を行うことで、簡単且つ確実にドレン排水経路10を水封させることができ、ドレン排水経路10の水封確認作業が燃焼装置1近傍で完結し、作業効率が良いものである。
2 バーナ
5 一次熱交換部
7 二次熱交換部
10 ドレン排水経路
14 水位検知電極
25 電装基板
26 制御部
27 LED

Claims (1)

  1. バーナの燃焼排ガスが熱交換部による熱交換で露点以下になることにより生成されるドレンを排水するためのドレン排水経路を有し、前記ドレン排水経路を液体で水封して前記燃焼排ガスの通過を妨げることが可能な燃焼装置において、前記ドレン排水経路の液体の水位を検知することで前記ドレン排水経路の水封を検知する水位検知手段と、これらを制御する制御部を有する電装基板とを備え、前記電装基板に、前記水位検知手段が検知する信号に応じた水封状態を報知する報知手段を設けたことを特徴とする燃焼装置。
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