JP2011117503A - パイプ用被服材 - Google Patents

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JP2011117503A JP2009274108A JP2009274108A JP2011117503A JP 2011117503 A JP2011117503 A JP 2011117503A JP 2009274108 A JP2009274108 A JP 2009274108A JP 2009274108 A JP2009274108 A JP 2009274108A JP 2011117503 A JP2011117503 A JP 2011117503A
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芳行 宇治野
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Abstract

【課題】パイプ用被服材においては、装着及び固定の作業コスト低減、パイプ用被服材の製造コスト低減を両立させるのに課題があった。
【解決手段】パイプ2の軸直角方向断面形状が渦巻状に弾性的に形成され、パイプ2の外周に被覆したとき前記弾性により重畳部の重畳状態を保持させるパイプ用被服材1とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体や粉体及び水などの流体を配送するための配管の保温や保護のためにパイプの外周に装着されるパイプ用被服材に関するものである。
従来、パイプ用被服材は、配管のパイプの断熱やパイプの保護を目的として施されており、パイプに対して外部から装着できるような構造を採用している。
そのための装着を簡単で確実に行うための手段として、様々な提案なされている。
例えば、パイプの外周面に一周以上巻きつけ可能な幅に形成された可撓性を有する耐火断熱シートからなる帯状本体と、この帯状本体の幅方向の一端近傍の表面と、幅方向の他端近傍の裏側に装着された互いに係着可能な所要数の係着片とからなるパイプ用被服材をパイプに巻き付けて後、前記係着片でパイプに固定し装着と固定作業を容易にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、円筒方向の一箇所が分割された円筒状で可撓性を有する耐火・断熱材からなりパイプを収容可能な筒状本体とこの筒状本体の内面に円周方向の所定間隔で形成されたパイプ外周面と圧接する柔突起と、前記分割された部分の両側縁に形成されて互いに係止部からなっていてパイプ用被服材をパイプに装着後パイプ用被服材の固定を容易にするものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、推薬配管の断熱材として長手方向に配管にはめ込むことが出来るように円筒状の長手軸方向にスリットが施された断熱材を用いて配管への装着を容易にしている提案もなされている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−217791号公報 特開昭63−130994号公報
上述した特許文献1に記載されているパイプ用被服材においては、装着及び固定作業は容易であるがパイプ用被服材に所定の係止片または係止部を形成するためにパイプ用被服材の製造コストが上昇するという問題があった。
また、上述した特許文献2に記載されている断熱材においても、断熱材を装着した後ではスリットの隙間から熱の流入または流出が生じやすく充分な断熱性能を維持する点で課題を有している。
このような場合は断熱材の外周にテープを巻き付けて断熱材を固定するのが一般的であるが断熱材の固定作業に時間を要している。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、パイプ用被服材の製造コスト、パイプへの装着作業及び固定作業を容易に行えるパイプ用被服材を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のパイプ用被服材は、パイプの外周面に一周以上巻きつけ可能な重畳部を有したパイプの軸方向直角断面形状が渦巻状に弾性的に形成され、前記パイプの外周に被覆したとき前記弾性により重畳部の重畳状態を保持するので装着時には外側端部を開いてパイプを挿入していけばよく簡単にパイプの外周にパイプ用被服材を装着できる。装着後は前記弾性によりパイプを締め付けているので特別な固定の手段や作業を要しない。
本発明のパイプ用被服材は、製造コスト、パイプへの装着作業及び固定作業を容易に行えるものである。
本発明の実施の形態1に係るパイプ用被服材の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るパイプ用被服材の装着動作を示す断面図 本発明の実施の形態2に係るパイプ用被服材の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3に係るパイプ用被服材の構成を示す断面図 本発明の実施の形態4に係るパイプ用被服材の構成を示す断面図
第1の発明は、パイプの外周面に一周以上巻きつけ可能な重畳部を有したパイプの軸方向直角断面形状が渦巻状に弾性的に形成され、前記パイプの外周に被覆したとき前記弾性により重畳部の重畳状態を保持するので装着時には外側端部を開いてパイプを挿入していけばよく簡単にパイプの外周にパイプ用被服材を装着できる。装着後は前記弾性によりパイプを締め付けているので特別な固定の手段や作業を要しない。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記パイプ用被服材の重畳部がパイプ軸を中心にした螺旋状に形成されており重畳部が一方向からの外力によるめくれに対して固定がより確実になっている。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記重畳部の内側端部近傍は内側に行くに従って、外側端部近傍は外側に行くに従って厚さを減じてある、または前記内側端部近傍または外側端部近傍どちらか一方のみの厚さを減じてあるのでパイプ用被服材をパイプに装着しても前記重畳部の段差を少なくすることで外観を向上させることが出来、特に前記外側端部近傍の厚みを外側に行くにしたがって減じておけば外力が外側端部近傍に当ってパイプ用被服材がめくれることを防ぐのに効果がある。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれか1つの発明において、前記外側端部近傍に接合部材を有するので特に屋外等で使用する場合雨水等の浸入を防ぐので断熱性能の維持に効果がある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1に係るパイプ用被服材の構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るパイプ用被服材の構成を示す斜視図、図2は、本
発明の実施の形態1に係るパイプ用被服材の装着動作を示す断面図である。
図1において、パイプ用被服材1はパイプ2の外周面に巻きついて装着されている。前記パイプ用被服材1の内側端部近傍1aはパイプに密着して巻き付きが始まっており、前記パイプ2の外周を一巻きした後、さらに巻きついて外側端部周辺1bは内側端部周辺1aと重畳してパイプ2を覆っている。上記パイプ用被服材1はパイプ2を取り巻くように弾性を持って渦巻状に形成されているので外側端部周辺1bはパイプ被服材1に対して密着するように付勢されているので装着と固定が同時に終了し固定のための作業が不要である。
本実施の形態におけるパイプ被服材の装着作業を説明する。図2において、パイプ用被服材はその装着するパイプを巻きつけるようにあらかじめパイプ軸直角方向の断面形状が渦巻状に成形されている。例えば断熱シートをロール加工することにより行われる。
この外側端部周辺1bを開いてパイプをパイプ用被服材の中心に向って押し込んでいけばパイプ用断熱材の渦巻き形状の中心にパイプが到達したときに内側端部1a周辺は弾性によってパイプの外周に巻きついて装着が完了する。装着するときに開いた外側端部近傍1b周辺もパイプがパイプ用被服材の中心に位置したときにはその弾性によって重畳する内側端部近傍1a周辺に付勢されてパイプに巻きついた状態を維持する。よって、外側端部1b周辺を固定するテープの巻きつけ作業などが発生しない。
なお、渦巻状のパイプ用被服材はその断面形状を渦巻状になる発泡体の押し出し成形品で加工してもよく、パイプの軸直角方向断面が重畳部を有してる渦巻状になった連続した断面形状を有していればよい。
パイプ用被服材の内径はパイプの外形より大きくてもパイプ用被服材の弾性によって渦巻き形状を保持するのでパイプから外れることはない。
また、パイプ用被服材の内径はパイプ外形より小さくてもパイプ用被服材の重畳部が確保できる範囲の寸法であればパイプから外れることはなく、パイプ用被服材の内径寸法の加工精度の許容範囲は大きく出来る。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係るパイプ用被服材のパイプ装着状態を示す斜視図である。
図3に示すように、本実施の形態には、実施の形態1で示したパイプ用被服材の構成と同一の構成を備えている。そして、本実施の形態に係るパイプ用被服材の構成は、重畳部がパイプ2の軸に対してらせん状に構成されている。装着作業は実施の形態1と同様に行うことができる。本実施例では重畳部に剥離する外力が働いた場合、重畳部は螺旋状になっているため外力の働いた局所重畳部の浮きは生じるが前記局所重畳部の両側に対しては引張り力となりパイプ2を締め付けるのでパイプ用被服材1の脱落には至らない。上記のように重畳部をパイプ2の軸に対して螺旋状にしておけばパイプ2への固定をより強固にすることが出来る。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係るパイプ用被服材の構成のパイプ軸直角方向の断面図である。
図4(A)に示すように、本実施の形態に係るパイプ用被服材は、実施の形態1で示し
たパイプ用被服材と同一の構成を備えている。そして、本実施の形態に係る内側端部近傍1aの構成は、内側に行くに従って、外側端部近傍1bは外側に行くに従って厚さを減じてある。または図4(B)、(C)に示すように、前記内側端部近傍1aまたは外側端部近傍1bどちらか一方のみの厚さを減じてある。
上記パイプ用被服材の構成によりパイプ用被服材の重畳部で生じる段差を軽減することが出来、均一な厚さでパイプ用被服材を構成出来る。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4に係るパイプ用被服材の構成のパイプの軸直角方向断面図である。
図5に示すように、本実施の形態に係るパイプ用被服材は、実施の形態1で示したパイプ用被服材と同一の構成を備えている。つまり、パイプ用被服材1は、パイプ2の外周面に巻きついて装着されている。前記パイプ用被服材1の内側端部近傍1aはパイプに密着して巻き付が始まっており、前記パイプ2の外周を一周した後、外側端部周辺1bは内側端部周辺1aと重畳してパイプ2を覆っている。さらに本実形態の実施例では外側端部周辺に1bに接合部材1cを有している。上記接合部材1cはたとえば両面テープで構成されており、パイプ用被服材1をパイプ2に装着後、剥離紙1dを取り外して外側端部近傍1bをパイプ用被服材1の重畳部に貼り付けて固定する。外側端部近傍1bは接合部材1cにより強固に固定されるので屋外における雨水の侵入を防ぎかつ、パイプ用被服材1がパイプ2から脱落するのを防ぐことが出来る。
本発明に係るパイプ用被服材は、配管に用いられるパイプの断熱や保護のために装着及び固定作業を大幅に軽減するものであり、パイプ用被服材そのものに固定機能を有しているのでパイプ用被服材のコスト、装着及び固定の作業コストを削減するものとして各種配管に利用することが可能である。
1 パイプ用被服材
1a 内側端部周辺
1b 外側端部周辺
1c 接合部材

Claims (4)

  1. パイプの外周面に一周以上巻きつけ可能な重畳部を有したパイプの軸方向直角断面形状が渦巻状に弾性的に形成され、前記パイプの外周に被覆したとき前記弾性により重畳部の重畳状態を保持するパイプ用被服材。
  2. 前記パイプ用被服材の重畳部がパイプ軸を中心にした螺旋状に形成された請求項1記載のパイプ用被服材。
  3. 前記重畳部の内側端部近傍は内側に行くに従って、外側端部近傍は外側に行くに従って厚さを減じてある、または前記内側端部近傍または外側端部近傍どちらか一方のみの厚さを減じてある請求項1または請求項2に記載のパイプ用被服材。
  4. 前記外側端部近傍に接合部材を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のパイプ用被服材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014188183A1 (en) * 2013-05-22 2014-11-27 Zotefoams Plc Polymeric foam pipe insulation
WO2014188192A1 (en) * 2013-05-22 2014-11-27 Zotefoams Plc Polymeric foam pipe instulation
EP2947368A1 (de) * 2014-05-23 2015-11-25 ContiTech AG Isolierelement bzw. Isoliersystem zur Ummantelung eines Körpers
JP2016211632A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 エバック株式会社 断熱ホースとその製造方法

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