JP2011117408A - 消音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消音器内で排気ガスと熱交換を行い、冷媒(エンジン冷却水)を十分に暖めることを課題とする。
【解決手段】 筒状のマフラーシェル2と、マフラーシェルの内部空間を第1室3と第2室4とに仕切るバッフル5と、第1室3と対応する位置に第1の小孔7を有しかつ出口部分6bを第2室4に設け、マフラーシェル2内に排気ガスを導入させる入口パイプ6と、入口パイプ6の第1の小孔7から排出された排気ガスが直接、当たることによって熱交換を行う冷媒パイプ8と、入口パイプ6の出口部分6bに設け、入口パイプ6を流れる排気ガスのガス流量に応じて入口パイプ6の出口部分6bを開閉する制御バルブ9と、バッフル5に固定され、入口部分10aを第2室4に設け、第1室3と対応する位置に第2の小孔6を有する中間部分10bを第1室3に設け、マフラーシェル2内で消音された排気ガスを外部へ排出させる出口パイプ10と、
を備えた消音器。

【選択図】 図1

Description

本発明は、車両などの排気系に設けられ排気騒音を低減するとともに排気熱を回収し暖機などに利用するための内燃機関の消音器に関する。
従来、排気管の途中に熱交換器を備えた排気熱回収装置が提案されている。このような排気熱回収装置では排気熱が必要なときには排気ガスは熱交換器を通過するため熱交換器の排気抵抗と冷却効果とによって排気騒音が一層低減される。一方、排気熱が不要なときは排気ガスが熱交換器を迂回するため排気騒音が増大することになる。このような課題を解決するために消音器のシェル内に熱交換器を配置した特開2007−113559がある。この技術では排気熱が不要なときに排気ガスは消音器のシェル内の熱交換器を迂回するが、消音器内を経由して外部に排出されるため排気熱が不要なときでも排気騒音を低減できる。
特開2005−16477号公報 特開2007−113559号公報
ところで、特許文献2に記載の技術では入口パイプから流入した排気ガスが入口パイプの小孔、消音室を経由して熱交換器に流入するため、熱交換器までの流入経路が長く入口パイプに流入した排気ガスの温度が低下した状態で熱交換器に入る。従って熱交換器で内燃機関から流入する冷媒(冷却水)を十分暖めることができないといった問題点が生じる。特に内燃機関の冷間時にはその傾向が顕著になる。
本発明は、このような従来技術の技術的課題に鑑みてなされたもので、入口パイプに流入した排気ガスを直接冷媒流路に当て熱交換を行うことによって、冷媒を十分暖めることを目的とする。
筒状のマフラーシェルと、前記マフラーシェルの内部空間を第1室と第2室とに仕切るバッフルと、前記第1室と対応する位置に第1の小孔を有しかつ出口部分を第2室に設け、前記マフラーシェル内に排気ガスを導入させる入口パイプと、前記第1の小孔から排出された排気ガスが直接、当たることによって熱交換を行う冷媒流路と、前記入口パイプの出口部分に設け、前記入口パイプを流れる排気ガスのガス流量に応じて前記入口パイプの出口部分を開閉する制御バルブと、前記バッフルに固定され、入口部分を前記第2室に設け、前記第1室と対応する位置に第2の小孔を有する中間部分を前記第1室に設け、前記マフラーシェル内で消音された排気ガスを外部へ排出させる出口パイプと、
を備えている。
本発明によれば、入口パイプに流入した排気ガスを入口パイプに設けた小孔から排出し、直接、当たることによって熱交換を行う冷媒流路を備えたことで、内燃機関の冷媒を十分暖めることができるという作用効果がある。
第1の実施例の消音器の縦断面図。 図2(A)は制御バルブを閉じて第2室を低周波型レゾネータ室としたときの排気ガスの流れを示す図、図2(B)は制御バルブを少し開いて第2室を中周波数型レゾネータ室としたときの排気ガスの流れを示す図、図2(C)は制御バルブを開いて第2室を拡張室としたときの排気ガスの流れを示す図である。 第2の実施例の消音器の縦断面図。 第3の実施例であり、入口パイプの小孔から排出された排気ガスが冷媒パイプに当たる状態を示した縦断面図である。 図5(A)は第4の実施例であり、入口パイプの小孔から排出された排気ガスが冷媒パイプに当たる状態を示した縦断面図である。図5(B)は図5(A)のA−A断面図である。
本発明の第1の実施形態に係わる消音器について図1乃至図2に基づいて説明する。
第1実施形態の消音器(マフラー)1は、図1に示すように、筒状のマフラーシェル2と、マフラーシェルの内部空間を第1室3と第2室4とに仕切るバッフル5と、第1室3と対応する位置に第1の小孔7を有しかつ出口部分6bを第2室4に設け、マフラーシェル2内に排気ガスを導入させる入口パイプ6と、入口パイプ6の第1の小孔7から排出された排気ガスが直接、当たることによって熱交換を行う冷媒パイプ8と、入口パイプ6の出口部分6bに設け、入口パイプ6を流れる排気ガスのガス流量に応じて入口パイプ6の出口部分6bを開閉する制御バルブ9と、バッフル5に固定され、入口部分10aを第2室4に設け、第1室3と対応する位置に第2の小孔11を有する中間部分10bを第1室3に設け、マフラーシェル2内で消音された排気ガスを外部へ排出させる出口パイプ10と、
で構成されている。
マフラーシェル2の内部は、バッフル5によって内部空間が第1室3と第2室4の2つの部屋に仕切られている。第1室3は、入口パイプ6に排気ガスが流入する入口側に設けられる。第2室4は、出口パイプ10から排気ガスが排出される出口側に設けられている。
入口パイプ6は、マフラーシェル2のフロント側を貫通して設けられている。そして、この入口パイプ6の入口部分6aをマフラーシェル2の外部に開口し図示していない排気音の発生源となる内燃機関に連通させ、出口部分6bがバッフル5を貫通して第2室4内に開口している。この入口パイプ6には、第1室3と対応する位置に第1の小孔7が形成されている。冷媒パイプ8は入口パイプ6の第1の小孔7上に、所定の空間を有して入口パイプ6に接触しないようにらせん状に巻かれている。
出口パイプ10は、バッフル5に固定され入口部分10aを第2室4に設け、第1室3と対応する位置に第2の小孔11を有する中間部分10bを第1室3に設け、第2室4を貫通した後、マフラーシェル2のエンド側を貫通してマフラーシェル2の外部に出口部分10cが設けられている。
出口パイプ10の第2室4と対応する位置には第3の小孔12を有しており、第3の小孔12をグラスウールなどの吸音材13、及びケース14で覆い、マフラー音の高周波成分を減衰させている。
中空パイプ15は、入口パイプ6の出口部分6bに連接するように装着され、内部を中空とした円筒パイプとして形成されている。その中空パイプ15には入口パイプ6の出口部分6bを開閉自在とする制御バルブ9の回動範囲に対応する位置に第4の小孔16を形成している。第4の小孔16からは、制御バルブ9がある角度まで開いたときに始めて入口パイプ6を通して第2室4へと排気ガスが流れる。
制御バルブ9は、入口パイプ6の出口部分6bの開口を閉塞する開閉蓋として形成され、ヒンジ機構部17にて上端部を支点として開閉自在とされるように、前記入口パイプ6と中空パイプ15との接続部分に取り付けられている。
ヒンジ機構部17は図示しないコイルバネを有しており、そのコイルバネのバネ力で常に制御バルブ9を閉じる方向に付勢するようになっているが、入口パイプ6を流れる排気ガスのガス流量に応じて(排圧変化に応じて)制御バルブ9を開閉させる。
次に、本第1の実施形態の作用を説明する。
図2の(A)、(B)、(C)では図示しない内燃機関から排出される排気ガスのガス量による排気ガスの流れ方の違いを示している。図中の黒矢印は排気ガスの概略の流れを示している。但し、説明の判り易さのため、図1の冷媒パイプ8は割愛している。エンジン回転数が低く(目安として0〜2000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が少ない場合(排圧が小さい場合)は、制御バルブ9は、図2(A)に示すように、この制御バルブ9を付勢する図示しないコイルバネのバネ力が排圧に勝り、入口パイプ6の出口部分6bを閉塞する。
入口パイプ6の出口部分6bが制御バルブ9によって閉塞されてしまうと、排気ガス並びに排気音は、入口パイプ6に形成された第1の小孔7から第1室3へと流出し、出口パイプ10の中間部分10bにある第2の小孔11を通って出口部分10cから外部へ排出される。
この時、第1の小孔7から第1室3へと流出される排気ガスが入口パイプ6の第1の小孔7上に、らせん状に巻かれた冷媒パイプ8に直接、当たることで冷媒パイプ8内の冷媒(内燃機関の冷却水)が暖められる。
またこの時、第1室3は拡張室として作用すると共に、制御バルブ9は閉状態にあるため、第2室4は第2の小孔11のみで第1室3と連通しており、低周波数域の吐出音を減衰させる低周波数型レゾネータ室として機能する。
エンジン回転数が高くなり(目安として2000〜3000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が増えた場合(排圧が増加した場合)は、制御バルブ9は図2(B)に示すように、この制御バルブ9を付勢する図示しないコイルバネのバネ力に抗して中空パイプ15に形成された第4の小孔16を開放する位置まで開く。
これにより、排気ガスは、中空パイプ15に形成された第4の小孔16から第2室4へと排出される。第2室4に排出された排気ガスは出口パイプ10の入口部分10aから中間部分10bを経由して出口部分10cからマフラーシェル2の外部に排出される
また、排気ガスの一部は図2(A)と同様に、入口パイプ6に形成された第1の小孔7から第1室3へと流出し、出口パイプ10の中間部分10bにある第2の小孔11を通って出口部分10cから外部へ排出される。但し、エンジン回転数が低い(目安として0〜2000回転程度)場合に比べ、らせん状に巻かれた冷媒パイプ8に直接、当たる排気ガスの流量は少ないため冷媒パイプ8内の冷媒を暖める効果は少ない。
この時、第2室4は、第4の小孔16への排気音の入りやすさとレゾネータパイプ部(第1の小孔7の後から第2室4に臨む入口パイプ6の部分)および出口パイプ10の入口部分10aへの排気音の入りやすさの合わさった周波数域であるやや高い周波数域を減衰する。すなわち、第2室4は、中周波数域の吐出音を減衰させる中周波数型レゾネータ室として機能することになる。
エンジン回転数が更に高くなり(目安として3000〜6000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が更に増えた場合(排圧が更に増加した場合)は、制御バルブ9は、図4(C)に示すように、この制御バルブ9を付勢する図示しないコイルバネのバネ力に抗して大きく開く。これにより、排気ガスは、中空パイプ15の出口部分から第2室4へと排出される。
このとき、入口パイプ6に形成された第1の小孔7から第1室3へ排出される排気ガスの流量はほとんど無いため、らせん状に巻かれた冷媒パイプ8に直接、当たる排気ガスの流量はほとんど無いため冷媒パイプ8内の冷媒を暖める効果は無い。
第2室4は、先程の中周波数型レゾネータ室から拡張室へと変化し、中周波数域から高周波数域に渡る幅広い周波数域を減衰する。このように、排気ガス流量の変化に応じて低周波数域から高周波数域までを一つの部屋で消音することが可能となる。
なお、制御バルブ9を付勢する図示しないコイルバネのバネ定数を設定することで制御バルブを開閉するエンジン回転数を自在に可変することができる。
以上のように構成された消音器1によれば、入口パイプ6の第1の小孔7から排出された排気ガスが直接、冷媒パイプ8に当たる構成にしたため、内燃機関の冷媒を十分暖めることができるという作用効果がある。
以上、説明してきたように内燃機関の始動直後のアイドリング時に、第1の小孔7から排出された排気ガスによって冷媒パイプ8内の冷媒、すなわち内燃機関の冷却水を暖めることができると同時に消音器1は排気音の低周波成分を減衰することができる効果を有する。また内燃機関が高回転しているときは、冷媒パイプ16内の冷媒を暖めることなく、排気音の中周波数域から高周波数域に渡る幅広い周波数域を減衰する効果を有する。
本発明の第2の実施形態に係わる消音器について図3に基づいて説明する。
第1の実施形態との相違点は出口パイプの構造にある。第1の実施形態の出口パイプ10は入口部分10aから出口部分10cまで連続して形成されていたが、第2の実施形態では第2室4に入口部分18aと第1室3に出口部分18bを有する中間パイプ18と、第1室3に入口部分19aと第2室4を貫通した後、マフラーシェル2のエンド側を貫通してマフラーシェル2の外部に出口部分19bを有する出口パイプ19の2本のパイプで構成されている。第1の実施形態と同じ構成の部分は同符号を記している。
次に、本第2の実施形態の作用を説明する。
エンジン回転数が低く(目安として0〜2000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が少ない場合(排圧が小さい場合)は、第1の実施形態と同様に制御バルブ9は、入口パイプ6の出口部分6bを閉塞する。第1の小孔7から第1室3へと流出される排気ガスが冷媒パイプ8に直接、当たることで冷媒パイプ8内の冷媒(内燃機関の冷却水)が暖められる。
またこの時、第1室3は拡張室として作用すると共に、制御バルブ9は閉状態にあるため、第2室4は中間パイプ18の出口部分18bでのみで第1室3と連通しており、低周波数域の吐出音を減衰させる低周波数型レゾネータ室として機能する。
エンジン回転数が高くなり(目安として2000〜3000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が増えた場合(排圧が増加した場合)は、第1の実施形態と同様に制御バルブ9は中空パイプ15に形成された第4の小孔16を開放する位置まで開く。排気ガスの一部は入口パイプ6に形成された第1の小孔7から第1室3へと流出するが、エンジン回転数が低い場合に比べ、冷媒パイプ8に直接、当たる排気ガスの流量は少なく冷媒パイプ8内の冷媒を暖める効果は少ない。
この時、第2室4は、第4の小孔16への排気音の入りやすさとレゾネータパイプ部(第1の小孔7の後から第2室4に臨む入口パイプ6の部分)および中間パイプ部18の入口部分18aへの排気音の入りやすさの合わさった周波数域であるやや高い周波数域を減衰する。すなわち、第2室4は、中周波数域の吐出音を減衰させる中周波数型レゾネータ室として機能することになる。
エンジン回転数が更に高くなり(目安として3000〜6000回転程度)入口パイプ6に流入する排気ガスのガス流量が更に増えた場合(排圧が更に増加した場合)は、第1の実施形態と同様に、制御バルブ9は大きく開く。これにより、排気ガスは、中空パイプ15の出口部分から第2室4へと排出される。入口パイプ6に形成された第1の小孔7から第1室3へ排出される排気ガスの流量はほとんど無いため、冷媒パイプ8に直接、当たる排気ガスの流量はほとんど無いため冷媒パイプ8内の冷媒を暖める効果は無い。
第2室4は、先程の中周波数型レゾネータ室から拡張室へと変化し、中周波数域から高周波数域に渡る幅広い周波数域を減衰する。このように、排気ガス流量の変化に応じて低周波数域から高周波数域までを一つの部屋で消音することが可能となる。
本発明の第3の実施形態に係わる消音器について図4に基づいて説明する。
図4は、入口パイプ20の第1の小孔21から排出された排気ガスが冷媒入口22a、冷媒出口22bを有する冷媒パイプ22に当たる状態を示した縦断面図である。この実施例では冷媒パイプ22は入口パイプ20の第1の小孔21上に、入口パイプ22に接触しないように入口パイプ20と並行に設け、排出された排気ガスができるかぎり広い範囲でかつコンパクトに冷媒パイプ22に当たるように構成している。
本発明の第4の実施形態に係わる消音器について図5に基づいて説明する。
図5(A)は入口パイプ23の第1の小孔24から排出された排気ガスが冷媒パイプ25に当たる状態を示した縦断面図である。図5(B)は図5(A)のA−A断面図である。
冷媒入口25a、冷媒出口25bを有する冷媒パイプ25は入口パイプ23の第1の小孔24の上に、入口パイプ23に接触しないように同心円状に取り囲んでいる。また、入口パイプ23と冷媒パイプ25は図5(B)のように支持板で固定されている。このような構成にすることで入口パイプ23から全方位に排出された排気ガスを効率よく冷媒パイプ25に当てることができる。
以上、本発明を適用した具体的な実施形態で説明したように、排気ガスとエンジン冷却水との熱交換を消音器の中で行い、かつ入力パイプの小孔から排出される排気ガスを直接、冷媒パイプに当てることで、熱交換を行わないときの消音効果と冷媒の即暖効果の両方の得ることができるものである。
1・・・消音器
2・・・マフラーシェル
3・・・第1室
4・・・第2室
5・・・バッフル
6、20、23・・・入口パイプ
7、21、24・・・第1の小孔
8、22、25・・・冷媒パイプ
9・・・制御バルブ
10、19・・・出口パイプ
11・・・第2の小孔
12・・・第3の小孔
15・・・中空パイプ
16・・・第4の小孔
18・・・中間パイプ

Claims (5)

  1. 筒状のマフラーシェルと、
    前記マフラーシェルの内部空間を第1室と第2室とに仕切るバッフルと、
    前記第1室と対応する位置に第1の小孔を有しかつ出口部分を第2室に設け、前記マフラーシェル内に排気ガスを導入させる入口パイプと、
    前記第1の小孔から排出された排気ガスが直接、当たることによって熱交換を行う冷媒流路と、
    前記入口パイプの出口部分に設け、前記入口パイプを流れる排気ガスのガス流量に応じて前記入口パイプの出口部分を開閉する制御バルブと、
    前記バッフルに固定され、入口部分を前記第2室に設け、前記第1室と対応する位置に第2の小孔を有する中間部分を前記第1室に設け、前記マフラーシェル内で消音された排気ガスを外部へ排出させる出口パイプと、
    を備えたことを特徴とする消音器。
  2. 筒状のマフラーシェルと、
    前記マフラーシェルの内部空間を第1室と第2室とに仕切るバッフルと、
    前記第1室と対応する位置に第1の小孔を有しかつ出口部分を第2室に設け、前記マフラーシェル内に排気ガスを導入させる入口パイプと、
    前記第1の小孔から排出された排気ガスが直接、当たることによって熱交換を行う冷媒流路と、
    前記入口パイプの出口部分に設け、前記入口パイプを流れる排気ガスのガス流量に応じて前記入口パイプの出口部分を開閉する制御バルブと、
    前記バッフルに固定され、前記第1室と前記第2室を連通させる中間パイプと、
    前記第1室に入口部分を設け、前記マフラーシェル内で消音された排気ガスを外部へ排出させる出口パイプと、
    を備えたことを特徴とする消音器。
  3. 前記冷媒流路は前記入口パイプの前記第1の小孔上に、前記入口パイプに接触しないようにらせん状に巻かれていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の消音器。
  4. 前記冷媒流路は前記入口パイプの前記第1の小孔上に、前記入口パイプに接触しないように前記入口パイプと並行に設けられていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の消音器。
  5. 前記冷媒流路は前記入口パイプの前記第1の小孔上に、前記入口パイプに接触しないように取り囲んでいることを特徴とする請求項1乃至2に記載の消音器。



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