JP2011116534A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート材の斜行補正を行った後に再び生じるシート材の斜行を抑えると共にシート材を良好に搬送する。
【解決手段】シート搬送装置は、第1の搬送機構と、記録シート2の搬送方向の下流に配置された第2の搬送機構とを有し、第2の搬送機構にシート材の前端を突き当ててシート材の前端の一辺を搬送方向に直交させる。第1の搬送機構は、記録シート2を搬送する中間搬送ローラ8と、中間搬送ローラ8を支持して回転駆動される中間搬送ローラ軸25と、中間搬送ローラ軸25に対する中間搬送ローラ8の移動を制御するローラ制御機構とを有する。ローラ制御機構は、中間搬送ローラ軸25が回転駆動されているときに、中間搬送ローラ8の中間搬送ローラ軸25の軸方向の移動を規制した状態で記録シート2を搬送すると共に斜行補正を行い、斜行補正を行った後に、中間搬送ローラ8を中間搬送ローラ軸25の軸方向に対して所定の範囲内で移動可能にさせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタ等の画像形成装置において記録用紙等のシート材を搬送するシート搬送装置に関する。
一般にプリンタ等の画像形成装置は、シート材を搬送する搬送機構と、搬送方向に対するシート材の斜行を補正する斜行補正機構とを有している。
搬送機構は、駆動源によって回転される搬送ローラと、搬送ローラに対向して配置されシート材を挟持し、搬送ローラの回転に従動するピンチローラとを有しており、搬送ローラを回転させることによってシート材の搬送を行っている。
また、斜行補正機構は、シート材に画像を形成する画像形成部に対してシート材の搬送方向の上流に配置されたレジストローラ、レジストシャッタ等に、シート材の前端を突き当てることで、搬送方向に対するシート材の斜行を矯正している。
ところで、斜行されたシート材が斜行補正されたときに、斜行補正機構と搬送機構との間でシート材がねじれて、図9に示すような回転力Mが発生する。このため、画像形成部に送られる、斜行補正を行った後のシート材が、この回転力Mによって再び斜行してしまうという問題が生じることがある。
図9に示すように、従来の画像形成装置では、搬送ローラR1,R2,R3が回転軸Cに支持されている。搬送ローラR1,R2,R3は、回転軸Cの軸回り方向に対して一体的に取り付けられ、かつ、回転軸Cの軸方向に対してコイルバネS1〜S6を介して移動可能に取り付けられている。この画像形成装置では、シート材Pの搬送方向Tの前端をレジストローラAに突き当てることでシート材Pの斜行補正を行っている。そして、斜行補正を行った後のシート材Pのねじれ(ゆがみ)による回転力Mから発生するスラスト力Fを、搬送ローラR1,R2,R3が回転軸Cの軸方向に移動することによって解消している。これにより、上述した回転力Mが解消され、上記の問題が解決される。
さらに、スラスト力Fによって移動した搬送ローラR1〜R3を、搬送ローラR1〜R3の軸方向の両側からコイルバネS1〜S6によってそれぞれ付勢し、搬送ローラR1〜R3を所定の位置へ復帰させることが可能に構成されている(特許文献1参照)。
また、特許文献2には、シート材の斜行量をセンサで測定し、シート材の搬送方向に直交する幅方向の両側に配された一対のレジストローラの回転量をそれぞれ変化させて、シート材の斜行を補正する構成が提案されている。また、この構成では、シート材の斜行を補正すると共に、レジストローラに対してシート材の搬送方向の上流側に配置された搬送ローラが、シート材の幅方向に平行な軸方向に移動される。
特開平2−18244号公報 特開平11−20993号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の構成では、複数の搬送ローラが搬送軸の軸方向に対して常に移動可能にされているので、シート材の斜行補正を行う搬送ローラにシート材が突き当てられるまでの間、シート材を搬送が不安定になるという課題がある。
さらに、特許文献1に記載の構成は、搬送ローラが搬送軸の回転方向に対して一体的に設けられているので、シート材の斜行補正量が比較的大きい場合、シート材のねじれを解消するには不十分なことがある。このため、ねじれを十分に解消するには、多少なりともシート材を搬送ローラに対して滑らせる必要がある。しかしながら一方で、シート材を搬送するのに十分な搬送力を得るためには滑りを極力抑える必要があり、これらの相反する条件を両立させることが困難であった。
上記のように特許文献1に記載の構成では、シート材の斜行を抑えると共にシート材の搬送を安定に行うことは困難であり、画像形成時におけるシート材の搬送において、シート材の幅方向の両側での搬送力の差及び搬送距離の乱れが生じる要因となっていた。このため、特に高画質なインクジェット記録装置では、シート材に記録された画像に色ムラや濃度ムラが発生するという課題がある。
また、特許文献2の構成では、シート材の斜行を検出する別個のセンサ(斜行量検出手段)を設ける必要がある。さらに複数の搬送ローラの各々を独立して駆動するため、複数の駆動機構を設ける必要があり、製造コストの増加や装置の大型化を招いてしまうという課題がある。
そこで、本発明は、上述した課題のいずれか1つを解決するため、シート材の斜行補正を行った後に再び生じるシート材の斜行を抑えると共に、シート材を安定に搬送することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るシート搬送装置は、シート材を搬送する第1の搬送機構と、第1の搬送機構によるシート材の搬送方向の下流に配置されシート材を搬送する第2の搬送機構と、を有し、シート材を搬送すると共に、第2の搬送機構にシート材の搬送方向の前端が突き当てられシート材の前端の一辺を搬送方向に直交させるようにシート材の向きを矯正する斜行補正を行う。第1の搬送機構は、シート材を搬送する搬送ローラ部材と、搬送ローラ部材を支持して回転駆動される搬送軸と、搬送軸に対する搬送ローラ部材の移動を制御するローラ制御機構と、を有している。ローラ制御機構は、搬送軸が回転駆動されているときに、搬送ローラ部材の搬送軸の軸方向の移動を規制した状態でシート材を搬送すると共に斜行補正を行い、斜行補正を行った後に、搬送ローラ部材を搬送軸の軸方向に対して所定の範囲内で移動可能にさせる。
また、本発明の画像形成装置は、上記のシート搬送装置と、上記の第2の搬送機構に対してシート材の搬送方向の下流に配置された画像形成手段と、を備えている。画像形成手段は、シート搬送装置によって搬送されたシート材に画像を形成する。
本発明によれば、シート材の斜行補正を行った後に再び生じるシート材の斜行を抑えると共に、シート材を安定に搬送することができる。
一実施形態のシート搬送装置が搭載されたファクシミリ装置を示す斜視図である。 一実施形態のシート搬送装置が搭載されたファクシミリ装置を示す断面図である。 一実施形態のシート搬送装置における主搬送ローラと中間搬送ローラ、給紙ローラを示す斜視図である。 一実施形態における中間搬送ローラを説明するための部分拡大図である。 一実施形態における中間搬送ローラを説明するための部分拡大図である。 一実施形態における中間搬送ローラを説明するための部分拡大図である。 比較例における搬送ローラコロを説明するための部分拡大図である。 一実施形態における搬送ローラコロを説明するための部分拡大図である。 従来のインクジェット記録装置において、斜行補正を行う構成及び斜行補正によるシート材のねじれを矯正する構成を説明するための模式図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
以下では、インクジェット記録方式を用いた画像形成装置として、ファクシミリ装置を一例に挙げて説明する。このファクシミリ装置は、シート材としての記録シートを搬送するシート搬送装置を備えている。
図1は、一実施形態のシート搬送装置が搭載されたファクシミリ装置を模式的に示す斜視図である。図2は、ファクシミリ装置を模式的に示す断面図であり、図3はファクシミリ装置の記録部を構成する各々のローラを示す斜視図である。
まず、図1、図2及び図3を参照して、ファクシミリ装置が備える給送部について説明する。本実施形態のシート搬送装置は、給送部が上段、下段に二段で構成されており、図2に示すように、記録シート2を複数枚積載収納可能なカセット18を備えている。これら上段及び下段の給送部は、それぞれほぼ同一の機能、構成を有するものなので、以下は主として上段の給送部についてのみ説明する。
シート搬送装置が備えるカセット18は、シート搬送装置の下部に着脱可能に装着されている。カセット18の内部には、記録シート2を積載する圧板3が設けられている。この圧板3は、後述する給紙ローラ5に対向して配置されている圧板バネ4によって裏面から上方に向かって付勢されている。また、カセット18の近傍には、記録シート2の搬送方向の前端に引っ掛けられる分離爪19が設けられている。また、カセット18の近傍には、給紙ローラ5が配置されており、給紙ローラ5と分離爪19との協働作用によってカセット18内に積載収納された記録シート2における最上位の1枚のみを分離して給送する。
この給紙ローラ5は、半月形状に形成されており、記録シート2と接触して記録シート2を給送する円弧面と、記録シート2に所定の間隔を隔てて対向する平面部とを有している。給紙ローラ5は、待機時において、平面部を記録シート2に対向させた状態にある。
また、本実施形態のシート搬送装置は、記録シート2を搬送する第1の搬送機構と、第1の搬送機構による記録シート2の搬送方向の下流に配置され記録シート2を搬送する第2の搬送機構とを備えている。そして、本実施形態のシート搬送装置は、記録シート2を搬送すると共に、第2の搬送機構に記録シート2の搬送方向の前端が突き当てられ記録シート2の前端の一辺を搬送方向に直交させるように記録シート2の向きを矯正する斜行補正を行う構成にされている。
第1の搬送機構は、記録シート2を搬送する、搬送ローラ部材としての中間搬送ローラ8と、この搬送ローラ部材を支持する搬送軸としての中間搬送ローラ軸25とを有している。また、第1の搬送機構は、中間搬送ローラ軸25を回転駆動する、ローラ駆動手段としての中間搬送ローラ駆動機構(不図示)と、中間搬送ローラ軸25に対する中間搬送ローラ8の軸方向及び軸回り方向の移動を制御するローラ制御機構と、を有している。さらに、第1の搬送機構は、搬送ローラ部材に従動回転する従動ローラ部材と、この従動ローラ部材を回転可能に支持する従動ローラ軸とを有する。
第2の搬送機構は、記録シート2の搬送方向の下流側に配置された主搬送ローラ11と、この主搬送ローラ11を回転駆動する主搬送ローラ駆動機構(不図示)とを備えている。主搬送ローラ11は、シート材の搬送方向に直交する直交方向に沿った回転軸を中心に回転し、当該直交方向に沿って延びている。
また、カセット18からの記録シート2の給送時には、図示しない1回転クラッチによって1回転だけ回転して記録シート2を繰り出して、第1の搬送機構を構成する搬送ローラ部材としての中間搬送ローラ8に記録シート2を受け渡す。
中間搬送ローラ軸25上には、2つの中間搬送ローラ8が所定の間隔をあけて支持されており、各中間搬送ローラ8が、記録シート2の、搬送方向に直交する幅方向の両端付近をそれぞれ搬送するように配置されている。
中間搬送ローラ8の外周部には、従動ローラ部材としての、上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10がそれぞれ押圧されている。これら上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10は、中間搬送ローラ8の外周面に対して近接離間する方向に移動自在に支持されている。記録シート2は、これら中間搬送ローラ8と、上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10と、によって中間搬送ローラ8の外周に沿って十分に巻き付けられるように挟持されながら、主搬送ローラ11に向かって搬送される。
また、本実施形態のファクシミリ装置では、画像形成手段としてのインクジェットヘッド(インクジェット記録手段)17からインクを吐出して記録するインクジェット記録方式が用いられている。図2に示すように、記録部Dは、インクジェットヘッド17が搭載されて記録シート2の幅方向にインクジェットヘッド17を往復移動させるキャリッジ31と、このキャリッジ31を駆動するキャリッジ駆動機構(不図示)とを有している。記録部Dは、インクジェットヘッド17によって記録シート2上にインクを吐出して画像等を記録するように構成されている。また、本実施形態のファクシミリ装置には、シート搬送装置の上方に、記録シート2を読み取るための読み取り部1が配置されている。
主搬送ローラ11は、中間搬送ローラ8側から搬送されてきた記録シート2を、搬送方向の下流側に位置するインクジェットヘッド17のインク吐出部に搬送すると共に、インク滴が適切な位置に着弾する位置に記録シート2を停止させる機能を有する。
さらに、このシート搬送装置では、中間搬送ローラ8から搬送されてきた記録シート2の前端の一辺が主搬送ローラ11に突き当てられることで記録シート2の斜行を補正するレジストローラの役割を、主搬送ローラ11が兼ねている。
主搬送ローラコロ12は、主搬送ローラ11に押圧されており、この主搬送ローラ11の回転に従動回転して、記録シート2を挟持して搬送する構成にされている。
主搬送ローラ11に対して搬送方向の下流側には、第1拍車14が配置されており、この第1拍車14によって記録終了後の記録シート2を搬送方向の下流側に搬送する。第1拍車14は、第1排紙ローラ13に対向する位置に設けられており、記録シート2の記録面に接触してもインクが転写されることがないように薄い金属製の円板の円周に鋭角状の突起が設けられた形状に形成されている。第1拍車14は、この突起の先端部で点状に記録シート2を押さえ、第1排紙ローラ13に従動して記録シート2を搬送する。
また、第1排紙ローラ13及び第1拍車14に対して搬送方向の下流側には、第2排紙ローラ15及び第2拍車16がそれぞれ配置されている。第2排紙ローラ15及び第2拍車16は、第1排紙ローラ13及び第1拍車14と同様に構成されており、搬送された記録シート2を記録シート排出トレイ21に排出する。
以上が記録シートの搬送動作全体の概略的な流れであるが、本発明の要部の1つは、第1の搬送機構の構成及びその動作であるので、以下、第1の搬送機構の周辺の動作について詳細に説明する。
図4、図5及び図6は、本実施形態において、第1の搬送機構が有する中間搬送ローラ8及びその周辺の動作を示す斜視図である。
中間搬送ローラ8は、給紙ローラ5から受け渡された記録シート2を、更に搬送して主搬送ローラ11に受け渡す機能を有している。中間搬送ローラ8の本体部は、樹脂材料によってほぼ円筒形状に形成されており、記録シート2を確実に搬送するために、摩擦力の高い、例えばゴム材やエラストマー系樹脂材によって形成された搬送ゴム8aを外周部に有している。
また、中間搬送ローラ8は、本体部の軸穴に挿通された中間搬送ローラ軸25に支持されており、中間搬送ローラ軸25の軸回り方向(回転方向G)及び中間搬送ローラ軸25の軸方向Yに対してそれぞれ移動可能な自由度をもっている。そして、中間搬送ローラ8の軸穴の周囲には、中間搬送ローラ軸25が内部に挿通されるスリーブ8bが、中間搬送ローラ8と一体に形成されている。
さらに、このスリーブ8bには、ローラ制御機構として、中間搬送ローラ軸25が係合されるカム部としてのカム穴8cが設けられている。このカム穴8cは、記録シート2を搬送するときのスリーブ8bの回転方向に向かって中間搬送ローラ軸25の軸方向Yに対する可動範囲が徐々に狭くなる二等辺三角形状の部分と、この二等辺三角形の部分の底辺に連続して形成された長方形の部分とを有している。したがって、カム穴8cは全体で五角形状の穴に構成されている。
このカム穴8cの内周部は、図4に示すように、二等辺三角形の部分の頂点がなす一端に、中間搬送ローラ軸25の軸方向Yに対する中間搬送ローラ8の移動を制限して移動不能にする第1の位置P1を有している。また、このカム穴8cの内周部は、長方形の部分の一辺がなす他端に、中間搬送ローラ軸25の軸方向Yに対する中間搬送ローラ8の移動を所定の範囲内で可能にする第2の位置P2を有している。つまり、カム穴8cの内周部によって、中間搬送ローラ8が第1の位置P1及び第2の位置P2に移動されたときにおける中間搬送ローラ軸25の軸方向Yに対する中間搬送ローラ8の移動の可否が制御されている。
中間搬送ローラ軸25には、ローラ制御機構を構成するスプリングピン24が固定されて設けられており、このスプリングピン24がスリーブ8bのカム穴8c内に挿通されている。スプリングピン24がカム穴8cの内周部に付き当てられることで、中間搬送ローラ8は移動の自由度が制限される。このように、中間搬送ローラ8と中間搬送ローラ軸25とは、相対的に所定の範囲内での移動する自由度をもって構成されている。
このような構成において、記録シート2を搬送方向に搬送するとき、中間搬送ローラ駆動機構(不図示)によって回転駆動された中間搬送ローラ軸25が、図4中の矢印G方向に回転される。そして、中間搬送ローラ軸25が矢印G方向に回転されたとき、中間搬送ローラ軸25に一体に設けられているスプリングピン24が、中間搬送ローラ8のカム穴8cの第1の位置P1に突き当てられ、カム穴8cの内周端を押圧する。
上述したように、カム穴8cは、記録シート2を搬送方向に搬送するときの回転方向に向かって幅が狭くなるカム形状に形成されている。このため、中間搬送ローラ8は、カム穴8cのカム形状に倣って軸方向に移動し、図4に示すように、カム穴8cの第1の位置P1にスプリングピン24が当接された状態で中間搬送ローラ軸25に固定され、中間搬送ローラ軸25と一体になって回転する。
また、中間搬送ローラ8の外周面には、従動ローラ部材としての、上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10がそれぞれ圧接されており、給紙ローラ5から受け渡された記録シート2が、中間搬送ローラ8と各搬送ローラコロ9,10との間に挟持される。このため、中間搬送ローラ8の回転に伴って記録シート2は搬送されて、記録シート2の前端が主搬送ローラ11に到達する。
このとき、記録シート2の前端の一辺が、搬送方向に直交する向きになっていなかった場合でも、記録シート2の前端の一辺が主搬送ローラ11の外周面に突き当てられることによって、記録シート2の前端の一辺が搬送方向に対して直交する向きに矯正される。つまり、本実施形態では、主搬送ローラ11は、レジストローラとしての機能を兼ねた斜行補正機能を有している。
このように、ローラ制御機構は、中間搬送ローラ軸25が回転駆動されているときに、中間搬送ローラ軸25の軸方向Yの移動を規制した状態で記録シート2を搬送すると共に斜行補正を行う。
そして、不図示の主搬送ローラ駆動機構によって主搬送ローラ11を回転駆動させて、主搬送ローラ11と主搬送ローラコロ12との間に記録シート2を挟持した後に、中間搬送ローラ駆動機構による中間搬送ローラ8の回転駆動が停止されて、空転状態にされる。
この時点で、記録シート2は、中間搬送ローラ8と各搬送ローラコロ9,10によって挟持されているので、記録シート2の後端が、搬送方向に対して斜行したままの状態である。したがって、記録シート2には、ねじれが生じており、記録シート2の幅方向の両側に対して搬送力が不均等にかかっている。
この後に、主搬送ローラ11の回転に伴って記録シート2の搬送動作が継続されたとき、搬送される記録シート2が移動することによって中間搬送ローラ8が回転される、「連れ回り」状態になる。ここで、スプリングピン24とカム穴8cの内周部との間には間隙が存在しており、つまりカム穴8cの第1の位置P1と第2位置P2との距離がスプリングピン24の直径よりも大きくされている。このため、中間搬送ローラ8が連れ回りするときに、まず中間搬送ローラ8が中間搬送ローラ軸25よりも先行して回転を開始する。
中間搬送ローラ8が中間搬送ローラ軸25に対して相対的に軸回りに回転することで、図5に示すように、カム穴8cの第1の位置P1はスプリングピン24から離れる。したがって、中間搬送ローラ8は、カム穴8cの内周部で規定された範囲内で、中間搬送ローラ軸25に対して相対的に中間搬送ローラ軸25の軸回り方向(回転方向G)及び軸方向Yの自由度をそれぞれ得る。
これにより、記録シート2のねじれ(ゆがみ)による回転力から発生するスラスト力に応じて、中間搬送ローラ8は、中間搬送ローラ軸25の軸方向Y、具体的には、記録シート2のねじれが解消される方向に移動する。
中間搬送ローラ8に従動回転する従動ローラ部材としての、上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10は、従動ローラ軸としての中間コロ軸23に、中間コロ軸23の軸方向Zに移動可能に支持されている。また、上流搬送ローラコロ9及び下流搬送ローラコロ10は、中間コロ軸23の軸方向Zにおける両端面が、復帰手段としての一対の弾性体、ここでは一対の中間コロバネ22によって付勢されている。中間コロバネ22以外からの力が搬送ローラコロ9、10に印加されていないイニシャル状態において、搬送ローラコロ9、10は両側に設けられた中間コロバネ22の付勢力(弾性力)が釣り合う、所定のイニシャル位置で支持されている。これにより、両搬送ローラコロ9、10は、中間搬送ローラ8の移動にあわせて追従する追従機能と、イニシャル位置から移動した搬送ローラコロ9、10がイニシャル位置に復帰する復帰機能との、2つの機能を実現している。
つまり、搬送ローラコロ9、10に中間コロバネ22の付勢力より大きな外力が働いた場合は、中間コロバネ22の付勢力に抗って、搬送ローラコロ9、10は、中間コロ軸23の軸方向Zに移動する。また、搬送ローラコロ9、10の移動後、外力が減少もしくは無くなった場合、復帰手段としての中間コロバネ22の弾性力によって、各搬送ローラコロ9,10はイニシャル位置に復帰する。このように、各搬送ローラコロ9,10が、中間搬送ローラ8の移動に応じて適切に移動することで、記録シート2のねじれが解消されるとともに、安定に記録シート2を搬送することができる。
ここで、中間コロバネ22の弾性力およびバネ定数の設定に関しては、追従機能および復帰機能の効果を背反するような以下の関係がある。
・バネの弾性力およびバネ定数が強い場合、復帰機能は高いが、追従機能は低い。
・バネの弾性力およびバネ定数が弱い場合、復帰機能は弱いが、追従機能は高い。
また、連れ回り状態において、記録シート2からのスラスト力によって各搬送ローラコロ9,10が軸方向Zに移動可能になるために、バネによる弾性力は、記録シート2に生じたねじれに起因するスラスト力より小さくする必要がある。そこで本実施形態では、この弾性力が例えばコピー紙のような記録シート2のねじれに起因するスラスト力より小さくなるように、バネ定数を3gf/mmに設定してイニシャル状態での弾性力が3gfなるようにしてある。
しかしながら、上記のようにばね定数を小さく設定すると、復帰機能は弱くなり、中間コロ軸23の軸方向Zに向いた外力によって、容易に搬送ローラコロ9、10が軸方向Zに移動するため、以下のような問題が生じることがある。
仮に、図7に示したとおり、搬送ローラコロ9、10が中間コロ軸23に一体に形成されており、中間搬送ローラ軸25の軸方向Yと中間コロ軸23の軸方向Zとが平行からずれているとする。この場合、中間搬送ローラ8が記録シート2を進行させる方向L1と、搬送ローラコロ9、10が記録シート2を搬送させる方向L2との間にずれが発生する。この状態で、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10とが圧接して回転すると、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10との間に軸方向に沿った力が働き、中間コロバネ22の弾性力に抗って、搬送ローラコロ9、10が軸方向Zに移動してしまう。つまり、搬送ローラコロ9、10が所定のイニシャル位置に復帰できなくなる虞がある。これにより、搬送ローラコロ9、10がイニシャル位置からずれてしまい、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10とによる記録シート2の搬送の安定性が低下する。
このような問題の発生を防ぐには、中間搬送ローラ軸25の回転軸Yと中間コロ軸23の軸方向Zとを平行にすることが考えられる。しかしながら、搬送ローラコロ9、10は、JAM処理のために中間搬送ローラ8から離間可能に支持されているため、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10とは、周りにある多くの部品を介してそれらの相対位置が決められる。したがって、中間搬送ローラ8を支持する中間搬送ローラ軸25の軸方向Yと、搬送ローラコロ9、10を支持する中間コロ軸23の軸方向Zとを、誤差なく平行にすることは困難である。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、搬送ローラコロ9、10は以下の構成を有している。なお、図8では、搬送ローラコロ9、10は断面的に示されている。
従動ローラ部材としての搬送ローラコロ9、10は、搬送ローラコロ9、10の回転軸と中間コロ軸23の軸方向Zとが傾くように傾動可能である。具体的には、搬送ローラコロ9、10は、中間コロ軸23の軸方向Zの略中央位置で軸支されており、この中央位置を支点にして搬送ローラコロ9、10の回転軸が中間コロ軸23の軸方向Zから傾くように傾動可能になっている。さらに、搬送ローラコロ9、10は、搬送ローラコロ9、10の回転軸と中間コロ軸23の軸方向Zとが傾いた状態でも回転できるように構成されている。これにより、中間搬送ローラ軸25の軸方向Yと中間コロ軸23の軸方向Zとが、平行から傾いていたとしても、搬送ローラコロ9、10は中間搬送ローラ8の回転軸に平行な回転軸を中心に回転するようになる。これにより、中間搬送路ローラ8が記録シート2を進行させる方向Lと、搬送ローラコロ9、10が記録シート2を進行させる方向Lとが一致し、搬送ローラコロ9、10に軸方向Zの力が働かない。そのため、中間コロバネ22の弾性力の作用によって、搬送ローラコロ9、10は安定して所定のイニシャル位置に復帰できる。これにより、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10とによる記録シートの搬送の安定性が向上する。
また、上述したように、本実施形態では、1つの中間搬送ローラ軸25上には、2つの中間搬送ローラ8が設けられており、これら2つの中間搬送ローラ8がそれぞれ軸回り方向(回転方向)、および軸方向に対して独立して移動する自由度を有している。さらに、それぞれの中間搬送ローラ8に対向して設けられた、上流搬送ローラコロ9および下流搬送ローラコロ10は、それぞれの中間搬送ローラ8に従動回転する。そのため、2つの上流搬送ローラコロ9は、それぞれ軸回り方向および軸方向に独立して移動する自由度を有し、2つの下流搬送ローラコロ10も、軸回り方向および軸方向に独立して移動する自由度を有する。そのため、記録シート2に生じたねじれに起因して生じる、記録シート2の幅方向の両側(左右)にかかる不均等な力に応じて、2つの中間搬送ローラ8(および搬送ローラコロ9、10)がそれぞれ独立して移動する。これにより、記録シート2に生じたねじれを解消することが可能になる。
上記のように、中間搬送ローラ8が軸方向だけでなく回転方向にも自由度を持つことにより、中間搬送ローラ8および搬送ローラコロ9,10と、記録シート2との間で、すべりが発生しなくても、安定してシート材のねじれを解消することが可能になる。
本実施形態では、2つの中間搬送ローラ8が設けられているが、中間搬送ローラは3つ以上設けられていても良く、安定したシート材の搬送が可能であれば中間搬送ローラは1つだけ設けられていても良い。中間搬送ローラが複数ある場合、それぞれの中間搬送ローラに対して搬送ローラコロ9、10が設けられていて良い。
さらに、本実施形態では、1つの中間搬送ローラ8に対して2つの搬送ローラコロ9、10が設けられているが、搬送ローラコロは1つの中間搬送ローラに対して1つであっても良く、複数であっても良い。
この後、更に主搬送ローラ11による記録シート2の搬送が行われたとき、図6に示すように、カム穴8cの第2の位置P2にスプリングピン24が達して付き当てられ、中間搬送ローラ8は中間搬送ローラ軸25と共に回りはじめる。
そして、この時点では、記録シート2に生じたねじれが既に解消されているので、主搬送ローラ11に不均等な力を及ぼすことがなく、安定した搬送動作で記録シート2を記録部Dに送り込むことができる。
また、記録部Dにおいて一連の記録動作が終了した後、次の記録シート2が搬送されるまでの間に、中間搬送ローラ8と中間搬送ローラ軸25との相対的な位置関係(軸方向Yにおける位置関係)が元に戻る。具体的には、中間搬送ローラ軸25が、図4中の矢印G方向に回転駆動されると、上述した通りスプリングピン24とカム穴8cの内周端部とのカム動作によって、中間搬送ローラ8と中間搬送ローラ軸25との相対的な位置関係が元に戻る。また、搬送ローラコロ9、10は、回転するにしたがって、復帰手段としての中間コロバネの作用によって所定のイニシャル位置に戻る。このように、中間搬送ローラ8と搬送ローラコロ9、10とが所定の位置に戻るため、給送動作、搬送動作を繰り返しても、記録シートの斜行補正後に再び生じる記録シートの斜行を抑えると共に、記録シートを安定に搬送するという効果が継続して発揮される。
本実施形態によれば、記録シートの斜行補正を行う主搬送ローラまで、記録シートを安定して搬送することができる。また、本実施形態によれば、記録シートの斜行補正を行うことに伴って生じる記録シート2のゆがみ(ねじれ)を抑制することができる。このため、記録シート2の斜行補正を行った後に、このゆがみによって起こる記録シート2の斜行、記録シート2のゆがみによる回転、記録シート2の送り量の不均一の発生を抑えることができる。したがって、本実施形態によれば、色ムラや濃度ムラが低減された高品質な出力画像を得ることができる。また、本実施形態は、中間搬送ローラ8の移動を制御するローラ制御機構を比較的簡素に構成することができるので、製造コストを増加させることなく、ローラ制御機構に占めるスペースが比較的小さく抑えられ、十分な効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、構成及び搬送動作について上段の給送部、搬送部を挙げて説明したが、下段の給送部もほぼ同様に構成されていて良い。
また、本発明は、本実施形態に限らず、シート材の搬送方向の上流側に配された第1の搬送機構と下流側に配された第2の搬送機構とに跨ってシート材を搬送し、2つの搬送機構の間でシート材の斜行補正を行うシート搬送装置全般に適用することができる。シート材は、例えばコピー紙のような紙だけでなく、フィルム状のシートなどであっても良い。
また、上記実施形態では画像形成装置としてファクシミリ装置を一例に挙げて説明したが、本発明の画像成装置は、例えばプリンタのように、シート材を搬送するシート搬送装置と、画像形成部と、を有する装置全般に適用できる。
2 記録シート
8 中間搬送ローラ
8b スリーブ
8c カム穴
9 上流搬送ローラコロ
10 下流搬送ローラコロ
11 主搬送ローラ
22 中間コロバネ
23 中間コロ軸
24 スプリングピン
25 中間搬送ローラ軸
P1 第1の位置
P2 第2の位置

Claims (14)

  1. シート材を搬送する第1の搬送機構と、前記第1の搬送機構による前記シート材の搬送方向の下流に配置され前記シート材を搬送する第2の搬送機構と、を有し、前記シート材を搬送すると共に、前記第2の搬送機構に前記シート材の搬送方向の前端が突き当てられ前記シート材の前端の一辺を搬送方向に直交させるように前記シート材の向きを矯正する斜行補正を行うシート搬送装置において、
    前記第1の搬送機構は、前記シート材を搬送する搬送ローラ部材と、前記搬送ローラ部材を支持して回転駆動される搬送軸と、前記搬送軸に対する前記搬送ローラ部材の移動を制御するローラ制御機構と、を有し、
    前記ローラ制御機構は、前記搬送軸が回転駆動されているときに、前記搬送ローラ部材の前記搬送軸の軸方向の移動を規制した状態で前記シート材を搬送すると共に前記斜行補正を行い、前記斜行補正を行った後に、前記搬送ローラ部材を前記搬送軸の軸方向に対して所定の範囲内で移動可能にさせるように構成されていることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1の搬送機構は、前記搬送ローラ部材に圧接して前記シート材を挟持した状態で前記搬送ローラ部材に従動回転する従動ローラ部材と、軸方向に沿って該従動ローラ部材を移動可能に支持する従動ローラ軸と、前記従動ローラ軸の所定の位置に前記従動ローラ部材を復帰させる復帰手段と、をさらに有し、
    前記従動ローラ部材は、該従動ローラ部材の回転軸が前記従動ローラ軸の軸方向から傾くように傾動可能であり、前記従動ローラ部材の回転軸が前記従動ローラ軸の軸方向から傾いた状態で回転可能に構成されている、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記従動ローラ部材は、前記従動ローラ軸の軸方向における中央位置で、前記従動ローラ軸に回転可能に軸支されており、前記中央位置を支点にして前記従動ローラの回転軸が前記従動ローラ軸の軸方向から傾くように傾動可能に構成されている、請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記復帰手段は、前記従動ローラ部材を、前記従動ローラ軸の軸方向の両側から該従動ローラの軸の軸方向に付勢する一対の弾性体である、請求項2または3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記第1の搬送機構は、前記搬送軸に設けられた前記搬送ローラ部材を少なくとも2つ有し、
    各々の前記搬送ローラ部材が所定の範囲内で前記搬送軸の軸方向に対して独立して移動可能に構成されており、
    各々の前記搬送ローラ部材に対して、前記搬送ローラ部材に圧接して前記搬送ローラ部材に従動回転する前記従動ローラ部材が設けられている、請求項2から4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記従動ローラ部材は、前記搬送ローラ部材の外周面に対して近接離間する方向に移動自在に構成されている、請求項2から5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記ローラ制御機構は、前記搬送ローラ部材と前記搬送軸とを相対的に回転させることで、前記搬送ローラ部材を前記搬送軸の軸方向に対して所定の範囲内で移動可能にさせるように構成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記斜行補正を行った後、前記搬送ローラ部材は、前記所定の範囲内で前記搬送軸の軸方向及び軸回り方向にそれぞれ移動可能にされる、請求項1から7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記搬送ローラ部材は、前記搬送軸の軸方向に対する移動が制限された第1の位置と、前記搬送軸の軸方向に対する移動が可能にされた第2の位置と、にそれぞれ移動される、請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記ローラ制御機構は、前記搬送ローラ部材に設けられ前記搬送軸が係合されるカム部を有し、該カム部によって、前記搬送ローラ部材が前記第1の位置及び前記第2の位置に移動されたときにおける前記搬送軸の軸方向に対する前記搬送ローラ部材の移動が制御されている、請求項9に記載のシート搬送装置。
  11. 前記ローラ制御機構は、前記斜行補正を行う前において、前記搬送軸が回転することによって前記搬送ローラ部材を前記第1の位置に移動させ、前記斜行補正を行った後において、前記第2の搬送機構によって搬送される前記シート材に前記搬送ローラ部材が従動することによって前記搬送ローラ部材を前記第2の位置に移動させる、請求項9又は10に記載のシート搬送装置。
  12. 前記第2の搬送機構は、前記シート材の搬送方向に直交する直交方向に沿った回転軸を中心に回転し、該直交方向に沿って延びた主搬送ローラを有している、請求項1から11のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、前記第2の搬送機構に対して前記シート材の搬送方向の下流に配置された画像形成手段と、を備え、
    前記画像形成手段は、前記シート搬送装置によって搬送された前記シート材に画像を形成する画像形成装置。
  14. 前記画像形成手段がインクジェット記録手段である、請求項13に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019664A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

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