JP2011114460A - 携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法 - Google Patents

携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法 Download PDF

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Abstract

【構成】携帯端末10は、ハードキーである通話キー(22a)、トラックボール(22b)および終話キー(22c)と、第1タッチキー(38a)−第4タッチキー(38d)を含むタッチキー38とを備える。プロセッサ20は、たとえば通話キー22aが操作されると、その操作を検知し、操作されてからのハードキー操作時間を計測する。そして、ハードキー操作時間が、通話キー(22a)に対応する禁止時間を超えるまでは、タッチキー38に対するタッチ操作を無効化する。
【効果】携帯端末10は、ハードキーが操作されると、第1所定時間の間はタッチキー38に対する操作を受け付けなくすることで、タッチキー38に対する誤操作を防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法に関し、特にタッチキーによって操作される、携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法に関する。
従来、特にたとえばタッチキーによって操作される携帯端末が知られており、この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術の静電容量型タッチスイッチ装置は、電極シートがアクリル板に張り付けられるパネルスイッチおよび制御基板から構成されるパネルスイッチを含む。また、制御基板には、静電容量変化を検出するブロックが接続される。そのため、パネルスイッチは、ブロックによって静電容量変化が検出されるとONになる。そして、このパネルスイッチでは100msec以下の短いONと、500msec以上の長いONとを無効なONとすることで、水滴などによるパネルスイッチの誤動作を低減させている。
特開2008−112334号公報[G06F 3/041]
特許文献1に示すパネルスイッチは可動部を持たないため、外観の意匠に制限されることなく設置できる長所があるが、可動部を持たないが故に操作感が無いと言った短所もある。そのため、最近の携帯端末では、特許文献1に示すパネルスイッチと従来から採用されるハードスイッチとが同時に設けられることがある。
ところが、携帯端末の大きさや操作性が考慮される携帯端末では、スイッチの設置位置には制約が多く、特許文献1に示すパネルスイッチとハードスイッチとの設置位置が近くなってしまう。そのため、使用者がハードスイッチを操作する際に、パネルスイッチを誤操作してしまうことが考えられる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、タッチキーに対する誤操作が防がれる、携帯端末、キー操作制御プログラムおよびキー操作制御方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、ハードキー、タッチキー、ハードキーに対する操作を検知する第1検知部、第1検知部によってハードキーに対する操作が検知されたとき、ハードキーに対する操作が開始されてからの第1操作時間を計測する第1計測部、および第1操作時間が第1所定時間を経過するまで、タッチキーに対する操作を無効化する無効化部を備える、携帯端末である。
第1の発明では、ハードキー(22:22a,22b,22c)には、通話キーおよび終話キーだけでなく、ポインティングデバイスの一種であるトラックボールも含まれる。タッチキー(38:38a,38b,38c,38d)は、たとえば静電容量式のタッチキーであり、使用者の指によってタッチやリリースなどの操作が行われる。
つまり、ハードキーとは、被操作部を備え、この被操作部が操作されることにより被操作部の位置、方向、角度またはこれらの任意の組み合わせが変化し、その変化を検知して出力信号とするものを言う。なお、このハードキーの一例として、メカニカルスイッチ、メブレンスイッチおよびトラックボールなどがある。
また、タッチキーとは、ユーザの指などがタッチキーに近づきまたは接触すること(近づくことまたは接触することを接触等とも言う。)により、静電容量や電圧などが変化し、この変化を検知して出力信号とするものを言う。なお、このタッチキーの一例としては、上述の静電容量方式のタッチセンサによるタッチキーのほか、二層構造の透明電極からなるマトリクススイッチ方式や、2枚の抵抗膜の1枚に電圧を印加し、他方の対抵抗膜において操作した位置に応じた電圧を検知する抵抗膜方式などを用いることができる。
また、静電容量方式のタッチセンサを用いたタッチキーとして、多数の電極パターンによる電流量の比率を計測することで判別する投影型や、導電膜と基板とを有して構成され、基板の隅に電極を設け、導電膜による均一な電界を形成し、指などの接触による隅の端子の電流量の比率を計測して接触位置を判別する表面型など、適宜なものを用いることができる。
第1検知部(20,S1)は、ハードキーが押下されることで状態が変化するフラグ(344)によってハードキーに対する操作を検知する。第1計測部(20,S9,S11)は、ハードキーに対する操作が検知されると、ハードキーに対して操作が開始されてからの第1操作時間(ハードキー操作時間)を計測する。無効化部(20,S3)は、ハードキーが操作されてから第1所定時間(禁止時間)を経過するまで、タッチキーに対する操作を無効化する。
第1の発明によれば、ハードキーが操作されると、第1所定時間の間はタッチキーに対する操作を受け付けなくなるため、タッチキーに対する誤操作が防がれる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、無効化部は、タッチキーの電源をオフにすることでタッチキーに対する操作を無効化する。
第2の発明では、無効化部は、たとえばタッチキーを制御する回路(36)に対して電源オフ命令を発行することで、タッチキーの電源をオフにする。
第3の発明は、第1の発明に従属し、無効化部は、タッチキーに対する操作があるとき、その操作に基づくタッチキーからの出力信号を無効化することで、タッチキーに対する操作を無効化する。
第3の発明では、たとえば、無効化部は、タッチキーの操作を無効化するため、タッチキーに入力操作があった際に、その入力操作によるタッチキーからの検知信号を伝送する信号線に対して、検知信号による電圧変化が発生しないように電圧を印加しておく(ハードウェア的な処理)。その結果、タッチキーに入力操作があったとしても、プロセッサ(20)はこれを検知せず、その操作に対応する処理を実行しないようになる。
また、他の例では、無効化部は、タッチキーの操作を無効化するため、タッチキーに入力操作があった際に、その入力操作の検知信号をキャンセルする処理を行う(ソフトウェア的な処理)。その結果、タッチキーに入力操作があったとしても、プロセッサはこれを検知せず、その操作に対応する処理を実行しないこととなる。
第2の発明および第3の発明によれば、タッチキーに対する操作を無効化する処理は、ハードウェア的な手法であってもよいし、ソフトウェア的な手法であってもよい。
第4の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかに従属し、ハードキーは、複数のハードキーを含み、第1所定時間が、ハードキー毎に設定されている。
第4の発明では、複数のハードキー(22a,S22b,22c)には、異なる長さの第1所定時間がそれぞれ設定されている。
第4の発明によれば、ハードキーが利用される用途などに基づいて、タッチキーに対する操作を無効化する時間を、適切に設定することができる。
第5の発明は、第1の発明ないし第5の発明のいずれかに従属し、タッチキーに対するタッチを検知する第2検知部、および第2検知部によってタッチキーに対するタッチが検知されている場合に、第1検知部によってハードキーに対する操作が検知されたとき、ハードキーに対する操作による処理を、タッチキーに対するタッチ操作による処理よりも優先する優先部をさらに備える。
第5の発明では、第2検知部(20,S47,S49)は、タッチキーに対するタッチを検知する。そして、優先部(20,S79)は、たとえばタッチキーに対してタッチ操作された後に、続けてハードキーに対して操作されば、ハードキーに対する操作を優先させる。
第5の発明によれば、ハードキーに対する操作を、タッチキーに対する操作よりも優先させることで、誤操作を防止する。
第6の発明は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、タッチキーに対するタッチを検知する第2検知部をさらに備え、第2検知部は、タッチキーが出力する値を取得する取得部、取得部によって取得された値が所定値以上になったとき、取得された値が所定値以上になってからの第2操作時間を計測する第2計測部および第2操作時間が第2所定時間を経過したとき、タッチキーに対するタッチを検知するタッチ検知部を含む。
第6の発明では、取得部(20,S31)は、たとえばタッチキーが出力する静電容量値を取得する。第2計測部(20,S37,S41)は、たとえばタッチキーがタッチされることで出力される静電容量値が、所定値以上になっている間の第2操作時間(タッチ操作時間)を計測する。タッチ検知部(20,S47,S49)は、たとえばタッチキーが操作されてから、第2所定時間(タッチ時間)を経過したとき、タッチキーに対するタッチを検知する。
第7の発明は、第6の発明に従属し、取得部によって取得された値が所定値未満になったとき、取得された値が所定値未満になってからの第3操作時間を計測する第3計測部、および第3操作時間が第3所定時間を経過したとき、タッチキーからタッチ物体がリリースされたと判断する判断部をさらに備える。
第7の発明では、第3計測部(20,S53,S55)は、たとえば静電容量値が所定値未満になったとき、取得された値が所定値未満になってからの第3操作時間(リリース操作時間)を計測する。判断部(20,S59)は、たとえばタッチキーからタッチ物体である指がリリースされてから第3所定時間(リリース時間)を経過したとき、タッチキーからリリースされたと判断する
第6の発明および第6の発明によれば、タッチキーが出力する値と時間とに基づいてタッチに対する操作を検知することで、タッチキーが過敏に反応するのを防ぐことができる。これにより、使用者の利便性が保たれ、かつ携帯端末は消費電力が削減される。
第8の発明は、第6の発明または第7の発明に従属し、タッチキーは、複数のタッチキーを含み、タッチ検知部は、少なくとも2つ以上のタッチキーが出力する値が所定値以上になったとき、出力する値が最も大きいタッチキーだけを検知する出力値検知部を含む。
第8の発明では、タッチキーには複数のタッチキー(38a,38b,38c,38d)が含まれる。たとえば、出力値検知部(20,S49)は、2つのタッチキーが出力する静電容量値が所定値以上になったとき、最も大きい静電容量値を出力するタッチキーだけを検知する。
第8の発明によれば、複数のタッチキーが設けられる場合に、使用者が意図したとおりに、タッチキーが検知される。
第9の発明は、第8の発明に従属し、ハードキーのうちの少なくとも1つと、タッチキーのうち少なくとも1つとが、携帯端末の筐体の同一面に形成されている。
第9の発明では、筐体の同一面には、たとえばハードキーとタッチキーとが隣接するように設けられる。
第9の発明によれば、ハードキーとタッチキーとが同一面に設けられている場合に、本願発明の効果が特に発揮される。
第10の発明は、ハードキー(22:22a,22b,22c)およびタッチキー(38:38a,38b,38c,38d)を有する、携帯端末(10)のプロセッサ(20)を、ハードキーに対する操作を検知する検知部(S1)、検知部によってハードキーに対する操作が検知されたとき、ハードキーに対する操作が開始されてからの操作時間(ハードキー操作時間)を計測する計測部(S9,S11)、および操作時間が所定時間(禁止時間)を経過するまで、タッチキーに対する操作を無効化する無効化部(S3)として機能させる、キー操作制御プログラムである。
第10の発明でも、第1の発明と同様に、ハードキーが操作されると、第1所定時間の間はタッチキーに対する操作を受け付けなくなるため、タッチキーに対する誤操作が防がれる。
第11の発明は、ハードキー(22:22a,22b,22c)およびタッチキー(38:38a,38b,38c,38d)を有する、携帯端末(10)のキー操作制御方法であって、ハードキーに対する操作を検知し(S1)、ハードキーに対する操作が検知されたとき、ハードキーに対する操作が開始されてからの操作時間(ハードキー操作時間)を計測し(S9,S11)、そして操作時間が所定時間(禁止時間)を経過するまで、タッチキーに対する操作を無効化する(S3)、キー操作制御方法である。
第11の発明では、第1の発明と同様に、ハードキーが操作されると、第1所定時間の間はタッチキーに対する操作を受け付けなくなるため、タッチキーに対する誤操作が防がれる。
この発明によれば、ハードキーが操作されると、所定時間の間はタッチキーに対する操作を受け付けないため、タッチキーに対する誤操作を防ぐことができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯端末の電気的な構成を示すブロック図である。 図2は図1に示す携帯端末の外観の一例を示す図解図である。 図3は図2に示す外観の携帯端末の操作例を示す図解図である。 図4は図1に示すRAMに記憶される禁止時間テーブルの一例を示す図解図である。 図5は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図6は図1に示すプロセッサのタッチ禁止制御処理を示すフロー図である。 図7は図1に示すプロセッサのタッチキー操作判定処理の一部を示すフロー図である。 図8は図1に示すプロセッサのタッチキー操作判定処理の一部であって、図7に後続するフロー図である。 図9は図1に示すプロセッサのキー制御処理の一部を示すフロー図である。
図1を参照して、携帯端末10は、CPUまたはコンピュータと呼ばれる、プロセッサ20などを含む。携帯端末10は電話機能を有しており、プロセッサ20はCDMAに対応する無線通信回路14を制御して発呼信号を出力する。出力された発呼信号は、アンテナ12から送出され、基地局を含む移動通信網に送信される。通話相手が応答操作を行うと、通話可能状態が確立される。
通話可能状態に移行した後にキー入力装置22によって通話終了操作が行われると、プロセッサ20は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。そして、通話終了信号の送信後、プロセッサ20は、通話処理を終了する。また、先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ20は、通話処理を終了する。さらに、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ20は通話処理を終了する。
携帯端末10が起動している状態で通話相手からの発呼信号がアンテナ12によって捉えられると、無線通信回路14は、電子メールなどの各種データや音声などの情報が到達したことを示す着信のうち、テレビ電話や音声通話などの着信である着呼をプロセッサ20に通知する。プロセッサ20は、図示しないスピーカから着信音を出力させ、さらに図示しないモータを駆動(回転)させることで携帯端末10を振動させて、発呼信号を受信している状態(着信状態とも言う。)であることを使用者に通知する。そして、プロセッサ20は、表示ドライバ24を制御することで、発呼信号と共に通話相手から送信される発信元情報をディスプレイ26に表示させる。
なお、発呼信号および発信元情報を受信するアンテナ12は受信部として機能する。また、プロセッサ20は着呼状態を使用者に通知するために、図示しないLEDを発光させることもある。さらに、ディスプレイ26は表示部または表示装置と呼ばれることもある。
通話可能状態では、次のような処理が実行される。通話相手から送られてきた変調音声信号(高周波信号)は、アンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号は、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。そして、得られた受話音声信号は、スピーカ18から出力される。一方、マイク16によって取り込まれた送話音声信号は、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施される。そして、生成された変調音声信号は、上述と同様、アンテナ12を利用して通話相手に送信される。なお、スピーカ18は音声出力装置と呼ばれることもある。
タッチパネル34は、指が表面に接近して生じた電極間の静電容量の変化を検出する静電容量方式で、1本または複数本の指(タッチ物体)がタッチパネル34に触れたことを検出する。また、タッチパネル34は、ディスプレイ26の画面内で、任意の位置を指示するためのポインティングデバイスである。たとえば、タッチパネル34は、その上面を指で、押したり、撫でたり、触られたりすることにより操作されると、その操作を検出する。そして、タッチパネル制御回路32は、タッチパネル34に指が触れると、その指の位置を特定し、操作された位置の座標データをプロセッサ20に出力する。つまり、使用者は、タッチパネル34の上面を指で、押したり、撫でたり、触れたりすることによって、操作の方向や図形などを携帯端末10に入力することができる。
また、タッチキー38は、タッチパネル34と同様、指が表面に接近して生じた電極間の静電容量の変化を検出する静電容量方式で、指がタッチキー38に触れたことを検出する。具体的には、タッチキー制御回路36は、タッチキー38の静電容量値を一定時間毎に測定し、その測定結果をプロセッサ20に入力する。そして、プロセッサ20は、入力された静電容量値の変化に基づいて、タッチキー38に指が触れたことを検知する。なお、プロセッサ20は、タッチキー制御回路36に対して電源オフの命令を発行することで、タッチキー38の電源をオフにすることもできる。
ここで、使用者がタッチパネル34およびタッチキー38の上面を指で触れる操作を「タッチ」と言うことにする。一方、タッチパネル34およびタッチキー38から指を離す操作を「リリース」と言うことにする。また、タッチパネル34およびタッチキー38の表面を撫でる操作を「スライド」と言うことにする。そして、タッチによって示された座標を「タッチ点」(タッチ開始位置)、リリースによって示された座標を「リリース点」(タッチ終了位置)と言うことにする。さらに、使用者がタッチパネル34およびタッチキー38の上面をタッチして、続けてリリースする操作を「タッチアンドリリース」と言うことにする。そして、タッチ、リリース、スライドおよびタッチアンドリリースなどのタッチパネル34およびタッチキー38に対して行う操作を、総じて「タッチ操作」と言うことにする。なお、タッチ操作は指だけに限らず、導電体が先端に取り付けられたタッチペンなどによって行われてもよい。
図2は、携帯端末10の外観を示す図解図である。図2を参照して、携帯端末10は、ストレート型の形状をしており、平面矩形の筐体Cを有する。図示しないマイク16は、筐体Cに内蔵され、内蔵されたマイク16に通じる開口OP2は筐体Cの長さ方向一方の主面に設けられる。同じく、図示しないスピーカ18は、筐体Cに内蔵され、内蔵されたスピーカ18に通じる開口OP1は、筐体Cの長さ方向他方の主面に設けられる。
キー入力装置22は、通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cを含み、各キーは筐体Cの主面に設けられる。また、トラックボール22bは、筐体Cの主面に対して飛び出さないように設けられ、ディスプレイ26に表示される矢印やカーソルなどを任意に操作できるポインティングデバイスである。また、トラックボール22bは、筐体Cの主面に対して鉛直方向に押下することも可能である。
ディスプレイ26は、モニタ画面が筐体Cの主面に露出するように取り付けられる。さらにディスプレイ26の上面には、タッチパネル34が設けられる。また、タッチキー38は、第1タッチキー38a、第2タッチキー38b、第3タッチキー38cおよび第4タッチキー38dを含み、各タッチキーは筐体Cの主面に設けられる。なお、各タッチキーは可動部が無いため、図2ではタッチが反応する範囲(タッチ範囲)を点線で示すが、使用者はこのタッチ範囲を明確に認識することはできない。
たとえば、使用者は、ディスプレイ26に表示されるテンキーのGUIをタッチパネル34にタッチすることで電話番号を入力し、通話キー22aによって発呼操作を行い、終話キー22cによって通話終了操作を行う。また、使用者は、トラックボール22bを押下したり、第1タッチキー38a、第2タッチキー38b、第3タッチキー38cおよび第4タッチキー38eにタッチしたりすることで、メニュー画面を表示させたり、機能を実行させたりする。さらに、使用者は、トラックボール22bのボール部を回転させ任意のメニューを選択し、トラックボール22bを押下することでメニューを確定してもよいし、タッチパネル34にタッチしたりすることで、メニューの選択と確定とを同時に行ってもよい。そして、使用者は、終話キー22cを長押しすることで携帯端末10の電源をオン/オフしたり、終話キー22cを短押しすることで携帯端末10を待機状態に変化させたりする。
なお、本実施例では、通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cをまとめて「ハードキー」と言うことがある。また、第1タッチキー38a、第2タッチキー38b、第3タッチキー38cおよび第4タッチキー38eをまとめて「タッチキー38」と言うことがある。
また、本実施例では、ハードキーとは、被操作部を備え、この被操作部が操作されることにより被操作部の位置、方向、角度またはこれらの任意の組み合わせが変化し、その変化を検知して出力信号とするものを言う。さらに、このハードキーの一例として、メカニカルスイッチ、メブレンスイッチおよびトラックボールなどがある。
また、タッチキー38とは、ユーザの指などがタッチキーに近づきまたは接触すること(近づくことまたは接触することを接触等とも言う。)により、静電容量や電圧などが変化し、この変化を検知して出力信号とするものを言う。さらに、このタッチキー38の一例としては、上述の静電容量方式のタッチセンサによるタッチキー38のほか、二層構造の透明電極からなるマトリクススイッチ方式や、2枚の抵抗膜の1枚に電圧を印加し、他方の対抵抗膜において操作した位置に応じた電圧を検知する抵抗膜方式などを用いることができる。
また、静電容量方式のタッチセンサを用いたタッチキー38として、多数の電極パターンによる電流量の比率を計測することで判別する投影型や、導電膜と基板とを有して構成され、基板の隅に電極を設け、導電膜による均一な電界を形成し、指などの接触による隅の端子の電流量の比率を計測して接触位置を判別する表面型など、適宜なものを用いることができる。
また、アンテナ12、無線通信回路14、プロセッサ20、表示ドライバ24、フラッシュメモリ28、RAM30、タッチパネル制御回路32およびタッチキー制御回路36は、筐体Cに内蔵されており、図2では図示されない。
図3(A)にはトラックボール22bが使用者によって操作される様子が図示される。トラックボール22bに対する操作では、ボール部を回転させるために親指が上下方向や左右方向に動かされる。そのため、使用者は親指をトラックボール22bのボール部に対して上下させると、第2タッチキー38bまたは第3タッチキー38cに、誤ってタッチしてしまうことがある。
また、図3(B)には終話キー22cが使用者によって操作される様子が図示される。終話キー22cは、キートップのいかなる位置で押下されても正常に反応するように設計されている。そのため、たとえば使用者が終話キー22cの右上端を押下してしまうと、第4タッチキー38dにも親指がタッチしてしまう。
さらに、図3(B)に示すように終話キー22cが押下される場合には、親指が筐体Cの主面に触れた時点で第4タッチキー38dにタッチし、その後、終話キー22cを押下することが考えられる。この場合、使用者は終話キー22cを押下したと認識していても、プロセッサ20は第4タッチキー38dがタッチされた後に、終話キー22cが押下されたと検知してしまい、携帯端末10が使用者の意図しない動作を行ってしまう。
そして、明確に図示はしていないが、使用者が第3タッチキー38cをタッチする際には、隣接する第4タッチキー38dにもタッチしてしまうことが考えられる。このとき、プロセッサ20は、第4タッチキー38dに対するタッチの検知に応じた動作処理を行ってしまうことも想定される。
そこで、本実施例では、タッチの検知を禁止する時間(禁止時間:第1所定時間)を設定したり、ハードキーに対する操作を優先したり、タッチされているタッチキーを特定できるようにしたりすることで、これらの操作によって各タッチキー38が誤ってタッチされることを防ぐ。
具体的に説明すると、まず禁止時間については、ハードキーである通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cが操作されると、禁止時間を決め、その禁止時間以内はタッチキー38に対するタッチを無効化する。
図4には禁止時間を決定するための禁止時間テーブルが図示される。図4から分かるように、禁止時間は通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cによって変化する。そのため、プロセッサ20は、操作されるハードキーの種類を特定した後に、禁止時間テーブルに基づいて、禁止時間を決定する。
図4を参照して、通話キー22aが操作されている場合の時間はQ1(たとえば、500)m秒であり、終話キー22cが操作されている場合の禁止時間はQ2(たとえば、200)m秒であり、トラックボール22bが操作されている場合の禁止時間はQ3(たとえば、300)m秒である。
このように、ハードキー毎に禁止時間を個別に設定することで、ハードキーが利用される用途などに基づいて、適切な禁止時間を設定することができる。たとえば、トラックボール22bを操作する時の指の動きは素早いため、禁止時間は最も短く設定される。また、終話キー22cは、使用者が短押して携帯端末10を待機状態にした後、すぐに任意のタッチキー38を操作して任意の機能を実行することが想定されるため、禁止時間は比較的短く設定される。そして、通話キー22aは、通話を開始した後に誤操作があると使用者が煩わしく感じるため、禁止時間は他のハードキーに比べて長く設定される。また、通話中に、使用者の顔にタッチキー38が触れることでタッチが検知されないようにするため、通話キー22aの禁止時間は非常に長く設定されてもよい。
なお、本実施例では、プロセッサ20がタッチを検知する処理を実行しないようにすることで、タッチ操作を無効化しているが、他の実施例では、タッチキー38に対するタッチを無効化する手法として、タッチキー38の電源をオフにしてもよいし、タッチキー制御回路36がプロセッサ20に対して静電容量値を出力しないようにしてもよい。つまり、タッチキー38に対するタッチを無効化する処理は、ハードウェア的な手法であってもよいし、ソフトウェア的な手法であってもよい。
たとえば、無効化部は、タッチキー38の操作を無効化するため、タッチキー38に入力操作があった際に、その入力操作によるタッチキー38からの検知信号を伝送する信号線に対して、検知信号による電圧変化が発生しないように電圧を印加しておく(ハードウェア的な処理)。その結果、タッチキー38に入力操作があったとしても、プロセッサ20はこれを検知せず、その操作に対応する処理を実行しないようになる。
また、他の例では、無効化部は、タッチキー38の操作を無効化するため、タッチキー38に入力操作があった際に、その入力操作の検知信号をキャンセルする処理を行う(ソフトウェア的な処理)。その結果、タッチキー38に入力操作があったとしても、プロセッサ20はこれを検知せず、その操作に対応する処理を実行しないこととなる。このように、他の実施例では、上記のようなハードウェア的な処理もしくはソフトウェア的な処理のいずれかまたはこれらを組み合わせて無効化処理を行うことができる。
また、ハードキーに対する操作を優先する場合には、プロセッサ20は、タッチキー38に対してタッチが検知されていても、ハードキーに対する操作を検知すればハードキーによる処理を優先して実行し、タッチに対応する処理を無効化する。したがって、ハードキーに対する操作を、タッチキー38に対するタッチ操作よりも優先させることで、誤操作を防止することができる。
さらに、タッチされているタッチキーが2つ以上の場合には、最も大きい静電容量値を出力するタッチキーが特定される。つまり、本実施例では、タッチキー38の静電容量値がタッチされる指の面積に比例して大きくなる特性を利用して特定する。たとえば、第3タッチキー38cと第4タッチキー38dとで、第4タッチキー38dの静電容量値の方が大きければ、プロセッサ20は、第4タッチキー38dに触れている指の面積が大きいと判断できるため、第4タッチキー38dに対するタッチのみを検知する。したがって、使用者が意図したとおりに、タッチキー38が検知される。
なお、タッチキー38に対するタッチは、出力される静電容量値が閾値以上であり、かつその状態が第2所定時間以上でなければ検知されない。また、タッチキー38に対するリリースも、出力される静電容量値が所定値未満になり、かつ第3所定時間以上でなければ検知されない。これは、使用者がタッチキー38に対して一瞬でも触れたり、離れたりしただけでタッチ操作を検知してしまうと、使用者が煩わしく感じるだけでなく、プロセッサ20が余計な処理を実行する事で無駄な電力を消費してしまう。そのため、本実施例では、静電容量値と時間とに基づいてタッチ操作を検知することで、タッチキーが過敏に反応するのを防ぐ。これにより、使用者の利便性が保たれ、かつ携帯端末10の消費電力が削減される。
そして、本実施例では、ハードキーとタッチキー38とが同一面に設けられているため、これらの効果が特に発揮される。
図5はRAM30のメモリマップ300を示す図解図である。RAM30のメモリマップ300には、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が含まれる。また、プログラムおよびデータの一部は、フラッシュメモリ28から一度に全部または必要に応じて部分的にかつ順次的に読み出され、RAM30に記憶されてからプロセッサ20によって処理される。
プログラム記憶領域302は、携帯端末10を動作させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムはタッチ禁止制御プログラム310、タッチキー操作判定プログラム312およびキー制御プログラム314などから構成される。
タッチ禁止制御プログラム310は、ハードキーである通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cが操作されたときに、タッチキー38に対するタッチを禁止するためのプログラムである。タッチキー操作判定プログラム312は、タッチキー38に対するタッチおよびリリースの操作を判定するためのプログラムである。キー制御プログラム314は、タッチキー38に対するタッチよりもハードキーに対する操作を優先させるためのプログラムである。
なお、図は省略するが、携帯端末10を動作させるためのプログラムには、電話機能を実行するためのプログラムおよびディスプレイ26に表示されるGUIを制御するためのプログラムなどが含まれる。
データ記憶領域304には、禁止時間バッファ330および測定値バッファ332などが設けられるとともに、禁止時間テーブルデータ334、閾値データ336、タッチ時間データ338およびリリース時間データ340などが記憶される。さらに、データ記憶領域304には、禁止フラグ342、第1ハードキーフラグ344、第1タッチキーフラグ346およびハードキーカウンタ348およびタッチキーカウンタ350などが設けられる。
禁止時間設定バッファ330は、禁止時間テーブルに基づいて設定される禁止時間が一時的に記憶されるバッファである。測定値バッファ332には、タッチキー制御回路36が出力する静電容量値が測定値として一時的に記憶されるバッファである。
禁止時間テーブルデータ334は、図4に示す禁止時間テーブルのデータである。閾値データ336は、タッチおよびリリースを判定する際に静電容量値と比較される閾値のデータである。タッチ時間データ338は、静電容量値が閾値以上であるときに、第2所定時間の経過を判断するために用いられるデータである。リリース時間データ340は、静電容量値が閾値未満であるときに、第3所定時間の経過を判断するために用いられるデータである。
禁止フラグ342は、タッチキー38に対するタッチを無効化するか否かを判断するためのフラグである。たとえば、禁止フラグ342は1ビットのレジスタで構成される。また、禁止フラグ342がオン(成立)にされると、レジスタにはデータ値「1」が設定される。一方、禁止フラグ342がオフ(不成立)されると、レジスタにはデータ値「0」が設定される。なお、他のフラグも、禁止フラグ342と同様の構成であるため、他のフラグでは構成の詳細な説明は省略する。
第1ハードキーフラグ344は、通話キー22aに対応するフラグであり、通話キー22aが操作されたか否かを判断するために用いられる。また、図示はしていないがトラックボール22bに対応する第2ハードキーフラグおよび終話キー22cに対応する第3ハードキーフラグもデータ記憶領域304に設けられる。
第1タッチキーフラグ346は、第1タッチキー38aに対応するフラグであり、第1タッチキー38aに対するタッチが検知されたか否かを判断するために用いられる。また、ハードキーと同様に、図示はしていないが、第2タッチキー38b−第4タッチキー38dのそれぞれに対応するタッチキーフラグもデータ記憶領域304に設けられる。
ハードキーカウンタ348は、各ハードキー38が操作されてからの時間(ハードキー操作時間)を計測するためのカウンタである。また、タッチキーカウンタ350は、各タッチキー38に対するタッチ操作の時間(タッチ操作時間およびリリース操作時間)を計測するためのカウンタである。たとえば、プロセッサ20は、タッチキーカウンタ350の値が第2所定時間以上の値になればタッチを検知する。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、ディスプレイ26に表示される画像データなどが記憶されると共に、携帯端末10の動作に必要なカウンタや、フラグも設けられる。
プロセッサ20は、「Android(登録商標)」、「Linux(登録商標)」および「REX」などのRTOS(Real-time Operating System)の制御下で、図6に示すタッチ禁止制御処理、図7および図8に示すタッチキー操作判定処理および図9に示すキー制御処理などを含む、複数のタスクを並列的に処理する。
図6はタッチ禁止処理のフロー図である。たとえば、携帯端末10の電源がオンにされると、プロセッサ20はステップS1でハードキーが操作されたか否かを判断する。つまり、ステップS1では、通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cに対応するフラグがオンであるか否かを判断する。なお、ステップS1の処理を実行するプロセッサ20は、第1検知部として機能する。ステップS1で“NO”であれば、つまりいずれのフラグもオンでなければ、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS1で“YES”であれば、たとえば通話キー22aに対応する第1ハードキーフラグ344がオンであれば、ステップS3で禁止フラグ342をオンにする。つまり、タッチキー38に対するタッチを無効化する。なお、ステップS3の処理を実行するプロセッサ20は無効化部として機能する。
続いて、ステップS5では、操作されているハードキーを特定する。つまり、通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cに対応するフラグのうち、オン状態のフラグを特定する。続いて、ステップS7では、特定されたハードキーに基づいて禁止時間を設定する。たとえば、第1ハードキーフラグ344がオンであれば、禁止時間テーブルデータ334に基づいて、禁止時間をQ1m秒に設定する。そして、設定したQ1m秒を示す値を、禁止時間設定バッファ330に一旦記憶させる。
続いて、ステップS9でハードキー操作時間が禁止時間を超えたか否かを判断する。たとえば、通話キー22aが操作されてから、設定した禁止時間が経過したか否かを判断する。そのため、プロセッサ20は、ハードキーカウンタ348の値が禁止時間設定バッファ330に記憶される値以上であるか否かを判断する。ステップS9で“NO”であれば、つまりハードキーカウンタ348の値が禁止時間設定バッファ330に記憶される値未満であれば、ステップS11でハードキーカウンタ348をインクリメントし、ステップS9に戻る。つまり、ステップS11では、ハードキー操作時間を計測するために、ハードキーカウンタ348がインクリメントされる。なお、ステップS9,S11の処理を実行するプロセッサ20は、第1計測部として機能する。
また、ステップS9で“YES”であれば、つまりハードキーカウンタ348の値が禁止時間設定バッファ330に記憶される値以上になれば、ステップS13で禁止フラグ342をオフにする。つまり、タッチキー38に対するタッチの無効化を解除する。続いて、ステップS15では、ハードキーカウンタ348を初期化し、ステップS1に戻る。つまり、ハードキーカウンタ348の値を「0」にすることで、次の操作に備える。
なお、ステップS9およびステップS11の処理は約1m秒毎に繰り返される。そのため、禁止時間が500m秒であれば、ステップS9およびステップS11の処理は約500回繰り返される。
図7はタッチキー操作判定処理のフロー図である。たとえば、携帯端末10の電源がオンにされると、プロセッサ20はステップS31で各タッチキー38の静電容量値を取得する。つまり、タッチキー制御回路36が出力した値を、測定値バッファ332に一旦記憶する。なお、ステップS31の処理を実行するプロセッサ20は測定部として機能する。続いて、ステップS33では、各静電容量値が閾値以上であるか否かを判断する。つまり、測定値バッファ332に格納されている各静電容量値が、閾値データ336で示される値以上であるか否かを判断する。
ステップS33で“NO”であれば、つまり各静電容量値が閾値未満でれば、各タッチキー38にタッチされていないため、ステップS31に戻る。一方、ステップS33で“YES”であれば、つまり各静電容量値が閾値以上であれば、タッチキー38のいずれか1つがタッチされているため、ステップS35で禁止フラグ342がオンであるか否かを判断する。つまり、タッチキー38に対するタッチ操作が無効化されているか否かを判断する。ステップS35で“YES”であれば、つまりタッチ操作が無効化されていれば、ステップS31に戻る。一方、ステップS31で“NO”であれば、つまりタッチ操作が無効化されていなければ、ステップS37に進む。
ステップS37では、タッチ操作時間がタッチ時間を超えたか否かを判断する。つまり、タッチキーカウンタ350の値がタッチ時間データ340で示される値以上であるか否かを判断する。ステップS37で“NO”であれば、つまりタッチ操作時間がタッチ時間を超えていなければ、ステップS39で静電容量値が閾値未満になったか否かを判断する。つまり、測定値バッファ332に格納される各静電容量値が閾値未満になったか否かを判断する。ステップS39で“YES”であれば、たとえばタッチキー38から指が離れ、測定値バッファ332に格納される各静電容量値が閾値未満になれば、ステップS31に戻る。
一方、ステップS39で“NO”であれば、つまり測定値バッファ332に格納される各静電容量値が閾値以上のままであれば、ステップS41でタッチキーカウンタ350をインクリメントし、ステップS37に戻る。つまり、ステップS41では、タッチキー操作時間を測定するために、タッチキーカウンタ350がインクリメントされる。なお、ステップS37およびステップS41の処理を実行するプロセッサ20は第2計測部として機能する。
また、ステップS37で“YES”であれば、つまりタッチ操作時間がタッチ時間を超えていれば、ステップS43でタッチキーカウンタ350を初期化する。つまり、リリースのタッチ操作時間をカウントするために、タッチキーカウンタ350の値を「0」にする。
続いて、ステップS45で閾値以上のタッチキーは1つか否かを判断する。つまり、2つ以上のタッチキー38がタッチされることで、閾値以上の静電容量値を有するタッチキーが2つ以上あるか否かを判断する。ステップS45で“YES”であれば、つまりタッチされているタッチキー38が1つであれば、ステップS47で閾値以上の静電容量値を出力するタッチキーのタッチキーフラグをオンにする。たとえば、ステップS47では、第1タッチキー38aの静電容量値が閾値以上であれば、第1タッチキーフラグ346をオンにする。
一方、ステップS45で“NO”であれば、つまり2つ以上のタッチキー38がタッチされていれば、ステップS49で最も大きい静電容量値を出力するタッチキーのタッチキーフラグをオンにする。たとえば第3タッチキー38cおよび第4タッチキー38dに対してタッチされており、かつ第4タッチキー38dに対応する静電容量値が第3タッチキー38cに対応する静電容量値より大きければ、第4タッチキー38に対応する第4タッチキーフラグをオンにする。なお、ステップS47またはステップS49を実行するプロセッサ20は第2検知部またはタッチ検知部として機能する。また、ステップS49の処理を実行するプロセッサ20は出力検知部としても機能する。
また、ステップS47またはステップS49の処理が終了すれば、図8に示すステップS51で静電容量値が閾値未満か否かを判断する。つまり、タッチキー38から指がリリースされたか否かを判断する。ステップS51で“YES”であれば、つまりタッチキー38から指がリリースされていれば、ステップS53でリリース操作時間がリリース時間を超えたか否かを判断する。つまり、タッチキーカウンタ350の値がリリース時間データ340で示される値以上であるか否かを判断する。ステップS53で“NO”であれば、つまりリリースされてから第3所定時間が経過していなければ、ステップS55でタッチキーカウンタ350をインクリメントする。つまり、ステップS55ではリリース操作時間を計測するためにタッチキーカウンタ350をインクリメントする。そして、ステップS55の処理が終了すると、ステップS51に戻る。なお、ステップS53,S55の処理を実行するプロセッサ20は第3計測部として機能する。
ここで、ステップS51で“NO”であれば、つまり静電容量値が閾値以上になれば、ステップS57でタッチキーカウンタ350を初期化し、ステップS51に戻る。つまり、ステップS57ではタッチキー38に対するリリースを無効とするためにタッチキーカウンタ350を初期化する。
また、ステップS53で“YES”であれば、つまりリリースされてから第3所定時間が経過していれば、ステップS59でオン状態のタッチキーフラグをオフにする。たとえば、使用者が第1タッチキー38aから指をリリースして、第3所定時間が経過すれば、第1タッチキーフラグ346がオフにされる。続いて、ステップS61では、タッチキーカウンタ350を初期化し、ステップS31に戻る。つまり、次のタッチ操作に備えて、ハードキーカウンタ348の値が「0」にされる。なお、ステップS59の処理を実行するプロセッサ20は判断部として機能する。
図9はキー制御処理のフロー図である。タッチ禁止制御処理と同様、携帯端末10の電源がオンにされると、プロセッサ20はステップS71でハードキーが操作されたか否かを判断する。つまり、通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cに対応する第1ハードキーフラグ344などがオンであるか否かを判断する。ステップS71で“NO”であれば、つまり各ハードキーフラグがいずれもオフであれば、ステップS77に進む。
一方、ステップS71で“YES”であれば、つまりオン状態のハードキーフラグがあれば、ステップS73で操作されるハードキーに応じた処理を実行する。たとえば、トラックボール22bに対応するハードキーがオンであれば、プロセッサ20は、メニュー画面をディスプレイ26に表示させる処理を実行したり、カーソルを移動させる処理を実行したりする。続いて、ステップS75では、実行した処理が終了したか否かを判断する。たとえば、ステップS75では、メニュー画面をディスプレイ26に表示させる処理が終了したか否かを判断する。ステップS75で“NO”であれば、つまり処理が実行中であればステップS73に戻り、引き続き処理を実行する。一方、ステップS75で“YES”であれば、つまり実行した処理が終了していれば、ステップS71に戻る。
また、ステップS71で“NO”であれば、つまりオン状態のハードキーフラグが無ければ、ステップS77でタッチキー38が操作されたか否かを判断する。ステップS77“NO”であれば、つまりタッチキー38も操作されていなければ、ステップS71に戻る。一方、ステップS77で“YES”であれば、たとえば第1タッチキーフラグ346がオンであれば、ステップS79でハードキーが操作されたか否かを判断する。たとえば、ステップS79では、ステップS71と同様にハードキーが操作されたかを判断することで、第4タッチキー38dにタッチされた後に、終話キー22cが操作されたか否かを判断する。ステップS79で“YES”であれば、つまりタッチキー38の1つにタッチされた後に、続けて通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cのいずれか1つが操作されれば、ステップS73に進む。つまり、ステップ79で“YES”であれば、タッチキー38に対するタッチよりも、操作されたハードキーに対応する処理が優先して実行される。
また、ステップS79で“NO”であれば、つまりハードキーが操作されなければ、ステップS81で操作されるタッチキー38に応じた処理を実行する。たとえば、第1タッチキーフラグ346がオンであれば、第1タッチキー38aに対応する機能が実行される。続いて、ステップS83では実行した処理が終了したか否かを判断する。つまり、ステップS83で実行した処理が終了したか否かを判断する。ステップS83で“NO”であれば、つまり実行した処理が終了すれば、ステップS71に戻る。一方、ステップS79で“NO”であれば、つまり処理が実行中であればステップS79に戻り、ハードキーが操作されたか否かを判断する。なお、ステップS79の処理を実行するプロセッサ20は優先部として機能する。
以上の説明から分かるように、携帯端末10は、ハードキーである通話キー22a、トラックボール22bおよび終話キー22cと、第1タッチキー38a−第4タッチキー38dを含むタッチキー38とを備える。プロセッサ20は、たとえば通話キー22aが操作されると、その操作を検知し、操作されてからのハードキー操作時間を計測する。そして、ハードキー操作時間が、通話キー22aに対応する禁止時間を超えるまでは、タッチキー38に対するタッチ操作を無効化する。
本実施例では、ハードキーが操作されると、第1所定時間の間はタッチキー38に対する操作を受け付けなくすることで、タッチキー38に対する誤操作を防ぐ。
なお、タッチキー38として、小型のタッチパネルが採用される際には、指のタッチによる面積(タッチ面積)を直接求めるようにしてもよい。たとえば、小型のタッチパネルであれば、タッチキー38は、中心座標(Xp,Xy)と領域座標(Xh,Yh)とで示される。そして、この場合には、座標(X,Y)毎に静電容量の変化を検知する事が可能となるため、タッチ面積を求めることができる。
また、ハードキーに対応する各禁止時間が全て同じであってもよい。また、トラックボール22bに代えて、ポインティングスティック(TrackPoint(登録商標)、アキュポイント(登録商標)、ニューロポインタ(登録商標)とも言う)、十字キーおよびジョグダイヤルなどが採用されてもよい。また、キー入力装置22には、テンキーが含まれていてもよい。
また、携帯端末10の形状は、ストレート型だけに限らず、スライド型や、1軸または2軸の折り畳み型であってもよい。
また、携帯端末10の通信方式には、CDMA方式に限らず、W-CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などを採用してもよい。さらに、ディスプレイ26にはLCDモニタが利用されるが、有機ELパネルなどの他の表示装置が利用されてもよい。
そして、本願発明は、携帯端末10のみに限らず、PDA(Personal Digital Assistant)およびノート型PC(ネットブックなども含む)などの電子機器などに適用されてもよい。
10 … 携帯端末
12 … アンテナ
14 … 無線通信回路
20 … プロセッサ
22 … キー入力装置
22a … 通話キー
22b … トラックボール
22c … 終話キー
28 … フラッシュメモリ
30 … RAM
36 … タッチキー制御回路
38 … タッチキー
38a … 第1タッチキー
38b … 第2タッチキー
38c … 第3タッチキー
38d … 第4タッチキー

Claims (11)

  1. ハードキー、
    タッチキー、
    前記ハードキーに対する操作を検知する第1検知部、
    前記第1検知部によって前記ハードキーに対する操作が検知されたとき、前記ハードキーに対する操作が開始されてからの第1操作時間を計測する第1計測部、および
    前記第1操作時間が第1所定時間を経過するまで、前記タッチキーに対する操作を無効化する無効化部を備える、携帯端末。
  2. 前記無効化部は、前記タッチキーの電源をオフにすることで前記タッチキーに対する操作を無効化する、請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記無効化部は、前記タッチキーに対する操作があるとき、その操作に基づくタッチキーからの出力信号を無効化することで、前記タッチキーに対する操作を無効化する、請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記ハードキーは、複数のハードキーを含み、
    前記第1所定時間が、前記ハードキー毎に設定されている、請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 前記タッチキーに対するタッチを検知する第2検知部、および
    前記第2検知部によって前記タッチキーに対するタッチが検知されている場合に、前記第1検知部によって前記ハードキーに対する操作が検知されたとき、前記ハードキーに対する操作による処理を、前記タッチキーに対するタッチ操作による処理よりも優先する優先部をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記タッチキーに対するタッチを検知する第2検知部をさらに備え、
    前記第2検知部は、前記タッチキーが出力する値を取得する取得部、前記取得部によって取得された値が所定値以上になったとき、前記取得された値が所定値以上になってからの第2操作時間を計測する第2計測部および前記第2操作時間が第2所定時間を経過したとき、前記タッチキーに対するタッチを検知するタッチ検知部を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 前記取得部によって取得された値が所定値未満になったとき、前記取得された値が所定値未満になってからの第3操作時間を計測する第3計測部、および
    前記第3操作時間が第3所定時間を経過したとき、前記タッチキーからタッチ物体がリリースされたと判断する判断部をさらに備える、請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記タッチキーは、複数のタッチキーを含み、
    前記タッチ検知部は、少なくとも2つ以上のタッチキーが出力する値が所定値以上になったとき、出力する値が最も大きいタッチキーだけを検知する出力値検知部を含む、請求項6または7記載の携帯端末。
  9. 前記ハードキーのうちの少なくとも1つと、前記タッチキーのうち少なくとも1つとが、前記携帯端末の筐体の同一面に形成されている、請求項8記載の携帯端末。
  10. ハードキーおよびタッチキーを有する、携帯端末のプロセッサを、
    前記ハードキーに対する操作を検知する検知部、
    前記検知部によって前記ハードキーに対する操作が検知されたとき、前記ハードキーに対する操作が開始されてからの操作時間を計測する計測部、および
    前記操作時間が所定時間を経過するまで、前記タッチキーに対する操作を無効化する無効化部として機能させる、キー操作制御プログラム。
  11. ハードキーおよびタッチキーを有する、携帯端末のキー操作制御方法であって、
    前記ハードキーに対する操作を検知し、
    前記ハードキーに対する操作が検知されたとき、前記ハードキーに対する操作が開始されてからの操作時間を計測し、そして
    前記操作時間が所定時間を経過するまで、前記タッチキーに対する操作を無効化する、キー操作制御方法。
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