JP2011110835A - ガスケット、ガスケットの製造方法、光学素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状の本体部(2)と、本体部(2)の内側に配置されるフィルム部材(F)と、を備え、本体部(2)とフィルム部材(F)とが一体成形され、フィルム部材(F)の外縁部(Fo)が本体部(2)に埋設されている。
【選択図】図1
Description
図5に示すように、光学素子である機能性レンズを製造する際には、まず、フィルム部材(機能性フィルム)Fを金型にセットする(ステップA1)。
具体的には、まず、図2に示すように、C型スペーサー5に対して中間スペーサー(第2金型)6を配置し、C型スペーサー5と中間スペーサー6とによりフィルム部材Fの外縁部Foの内側を挟持する。これにより、図2のA部及びB部を拡大した図3(a)及び図3(b)に示すように、フィルム部材Fの外縁部Foが、C型スペーサー5及び中間スペーサー6の外面から突出した状態で、C型スペーサー5と中間スペーサー6との間に保持される。
具体的には、図2、図3(a)及び図3(b)に示すように、C型スペーサー5及び中間スペーサー6の外面と、可動コア7、固定コア8、及び外金型10a,10bの内面とにより区画された空間に、ガスケット1を製造するための材料(例えばエラストマーやポリオレフィン等の樹脂材料)を注入する。これにより、C型スペーサー5及び中間スペーサー6の外面から突出したフィルム部材Fの外縁部Foがガスケット1の本体部2に埋設され、本体部2とフィルム部材Fとが一体成形される。
具体的には、上記の複数の金型によって形成された空間に注入された材料を硬化させた後、複数の金型を分離させ、ガスケット1を金型から取り出す。以上により、ガスケット1の射出形成が完了し、図1に示すように、本体部2とフィルム部材Fとが一体成形され、フィルム部材Fの外縁部Foが本体部2に埋設されたガスケット1が得られる。
具体的には、まず、図4(a)に示すように、レンズの外形を定めるための部材である第1モールド部材11及び第2モールド部材12を用意する。第1モールド部材11及び第2モールド部材12は、加工前の機能性レンズ(セミフィニッシュレンズSL)の曲率に対応する曲率で湾曲している。第1モールド部材11及び第2モールド部材12は、例えばガラスや金属などにより形成することができる。
このように、第1モールド部材11及び第2モールド部材12をガスケット1にセットした後、第1モールド部材11及び第2モールド部材12を例えばバネでクリップすることによりガスケット1に対して固定する。
具体的には、まず、図4(a)に示すように型組みされたガスケット1の中心軸CLが水平になるように、本体部2の外周面2bに設けられた不図示の注入孔を鉛直方向上方に位置させる。そして、注入孔から本体部2の内側の第2モールド部材12とフィルム部材Fとの間の第2空間32に、光学素子である機能性レンズLを製造するための材料である例えばモノマーを注入する。
具体的には、図4(a)に示す第1空間31と第2空間32とに充填されたモノマーに対する加熱処理(重合処理)を実行する。本実施形態のモノマーは、例えばジエチレングリコールビスアリルカーボネート等のような熱硬化性樹脂が用いられる。モノマーを所定の加熱条件で加熱することによって、フィルム部材Fを備えたセミフィニッシュレンズ(光学素子)SLが形成される。モノマーの加熱処理は、第1空間及び第2空間に満たされたモノマーを、ガスケット1、第1モールド部材11、及び第2モールド部材12とともに、例えば電気オーブン等の所定の加熱装置にセットし、その加熱装置を用いて所定の加熱条件でモノマーを加熱することにより行う。
具体的には、モノマーを重合させることによって、セミフィニッシュレンズSLが形成された後、ガスケット1の本体部2を変形させ、図4(b)に示すように、本体部2から第1モールド部材11及び第2モールド部材12に挟持されたセミフィニッシュレンズSLを取り外す。このとき、フィルム部材Fの外縁部Foが本体部2の支持部20から離脱し、一体成形された本体部2とフィルム部材Fとが分離する。次いで、図4(c)に示すように、セミフィニッシュレンズSLから第1モールド部材11及び第2モールド部材12を取り外す。以上により、セミフィニッシュレンズSLの離型が完了する。
具体的には、機能性レンズLの厚みの調整、視力矯正の度数等の調整のために、セミフィニッシュレンズSLの表面SLa及び裏面SLbの少なくとも一方を研磨する研磨処理、例えばメガネフレームの形状等に応じてセミフィニッシュレンズSLの周縁をカットするカット処理等が行われる。本実施形態においては、セミフィニッシュレンズSLの研磨処理において、主に、裏面SLbが研磨される。また、機能性レンズLの表面La及び裏面Lbに多層膜を形成する処理等の表面処理が行われる。以上により、図4(d)に示すように、フィルム部材(機能性フィルム)Fを備えた機能性レンズ(光学素子)Lが完成する。
図6は、従来の光学素子の製造工程を説明するフローチャートである。図6に示す従来の製造工程は、型組み(ステップB1)以前の工程が、図5に示す本実施形態の光学素子の製造工程と異なっている。すなわち、従来は、射出成形によるガスケットの成形(ステップX1)、及び、金型からガスケットを取り出すエジェクト(ステップX2)の後、形成された筒状のガスケットの内側に機能性フィルムを配置して、ガスケットへのセット(ステップX3)を行っていた。
図7に示すように、本実施形態の中間スペーサー6の外面には、ガスケット1Bの本体部2の支持部20から、本体部2の中心軸CLに向かって突出する第2支持部23に対応して、一対の凹部6aが設けられている。ガスケット1Bの本体部2に形成される第2支持部23は、本体部2と一体成形されるフィルム部材Fと同様の第2フィルム部材F2を挟持して、本体部2の内側の所定の位置に保持することができるようになっている。
また、機能性フィルム等のフィルム部材は、中央部が平坦であってもよい。
Claims (8)
- 光学素子を製造するためのガスケットであって、
筒状の本体部と、前記本体部の内側に配置されるフィルム部材と、を備え、
前記本体部と前記フィルム部材とが一体成形され、前記フィルム部材の外縁部が前記本体部に埋設されているガスケット。 - 前記フィルム部材の前記外縁部は、前記本体部の内周面から前記本体部の中心軸に向かって突出した支持部に埋設されている
請求項1に記載のガスケット。 - 前記光学部材の外形を定めるための第1モールド部材及び第2モールド部材を有し、
前記支持部は、前記中心軸と平行な方向に関する第1側に前記第1モールド部材を支持し、前記第1側と反対の第2側に前記第2モールド部材を支持するように設けられ、
前記第1モールド部材と前記フィルム部材との間隔が、前記第2モールド部材と前記フィルム部材との間隔よりも狭い
請求項2に記載のガスケット。 - 前記フィルム部材の中央部が平坦であるか、又は前記第1側に向けて突出するように湾曲している
請求項3に記載のガスケット。 - 前記フィルム部材の一方の面に隣接する空間と他方の面に隣接する空間とを連通する連通孔を有する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガスケット。 - 前記本体部の外側から内側へ前記光学素子を製造するための材料を注入可能な注入孔を有する
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガスケット。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガスケットを製造する方法であって、
第1金型に対して前記フィルム部材を配置する工程と、
前記第1金型と第2金型とにより前記フィルム部材の外縁部の内側を挟持し、該外縁部を前記第1金型及び前記第2金型の外面から突出させた状態で前記フィルム部材を保持する工程と、
前記第1金型及び前記第2金型の外側に第3金型を配置し、前記第1金型、前記第2金型、及び前記第3金型により区画される空間に前記外縁部を収容する工程と、
前記空間に前記ガスケットを製造するための材料を注入する工程と、
を有するガスケットの製造方法。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガスケットを用いた光学素子の製造方法であって、
前記光学素子の外形を定めるための第1モールド部材を前記フィルム部材の一方の面と対向させて前記本体部に配置し、前記光学素子の外形を定めるための第2モールド部材を前記フィルム部材の他方の面と対向させて前記本体部に配置する工程と、
前記フィルム部材と前記第1モールド部材との間の第1空間及び前記フィルム部材と前記第2モールド部材との間の第2空間に、前記光学素子を製造するための材料を注入する工程と、
前記材料を硬化させて前記フィルム部材を備えた前記光学素子を形成する工程と、
前記本体部から前記光学素子を取り外す工程と、
を有する光学素子の製造方法。
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