JP2011110584A - 裏当装置および溶接方法 - Google Patents
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Abstract
【手段】被溶接鋼板同士E,Eを接続するための片面溶接装置1で使用され、フラックスを用いて溶接を行う裏当装置10であって、裏当装置10の全長は被溶接鋼板Eの溶接開先部M以上かつ最小限度の長さの第1裏当部材11aおよび第2裏当部材11bを有し、第1裏当部材11aが、溶接開先部Mに沿って配置され前記フラックスを載置する裏当銅板12と、裏当銅板12を溶接開先部M方向に摺動可能に支持する支持フレームとからなり、裏当銅板12は、所定長さを有する銅板片を連結部材により複数連結したものであり、第2裏当部材11bが、溶接開先部Mに沿って配置されるトラフフレームおよびこのトラフフレームに固定されフラックスが収納されるトラフ40であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載の片面溶接装置においては、片面溶接装置を構成する第2裏当装置(本発明においては裏当部材)では、長尺の銅板が裏当装置上部に固定された状態で保持されているため、溶接前にあった被溶接鋼板の曲がり変形や溶接過程での熱歪による上下方向の曲がりが生じている場合、被溶接鋼板下面への裏当装置の密着が不十分となり、裏ビード不良、さらに悪い場合には、溶落と言う重大欠陥が発生していた。
従って、従来の片面溶接装置では、良好な裏面溶接部形状が得られないという問題があった。
それによって、従来の裏当装置では、良好な溶接裏ビード形状が得られないという問題があった。
前記裏当装置の全長は前記被溶接鋼板の溶接開先部以上かつ最小限度の長さの第1裏当部材および第2裏当部材を有し、前記第1裏当部材および第2裏当部材は、そのいずれか一方が前記溶接開先部の直下に配置されるものであり、前記第1裏当部材が、前記溶接開先部に沿って配置され前記フラックスを載置する裏当銅板と、前記裏当銅板を溶接開先部方向に摺動可能に支持する支持フレームとからなり、前記裏当銅板は、所定長さを有する銅板片を連結部材により複数連結したものであり、前記第2裏当部材が、前記溶接開先部に沿って配置されるトラフフレームおよびこのトラフフレームに固定されフラックスが収納されるトラフであることを特徴とする。
請求項1の発明は、第1裏当部材が溶接開先部以上の長さを有し、複数の銅板片を連結した裏当銅板と、裏当銅板を摺動可能に支持する支持フレームとからなることによって、片面自動溶接を行う際に、良好な裏面溶接部形状を得ることができる。
また、溶接開先部全長に亘り、特に溶接始端部および溶接終端部付近に充分な量のフラックスを押圧して、片面溶接を行う際に、良好な溶接形状を得ることができる。
さらに、裏当装置は、銅板やトラフと被溶接鋼板との間の隙間にバラツキが生じるのを抑制することができる。そして、裏当部材としてトラフを用いる場合、トラフとトラフ内のフラックスを被溶接鋼板に適宜な押圧して、常に、フラックスを適宜な押圧力で被溶接鋼板に押し付けた状態で密着させることができ、溶接不良が発生するのを抑制することができる。また、2つの裏当部材を備えることで、被溶接鋼板の形状や仕様に基づいて、異なる裏当方式を使い分けることができる。
本発明に係る裏当装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態の説明において、長手方向とは被溶接鋼板の溶接開先部に平行な方向、幅方向は溶接開先部に直交し、裏当鋼板平面の方向とする。
まず、裏当装置10について、第1裏当部材11aおよび第2裏当部材11bの構成について説明した後、他の構成について説明する。
第1裏当部材11aは、被溶接鋼板Eを突き合わせた溶接開先部Mの裏面に裏当銅板上に載置された裏当フラックスを押し当てる部材である。図2に示すように、第1裏当部材11aの長さL1Aは、被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの長さL2A以上かつ最小限度の長さである。そして、第1裏当部材11aがこのような長さL1Aを有することによって、被溶接鋼板Eの溶接を行う際に、第1裏当部材11aが溶接開先部Mの全長に亘って裏当フラックスを供給することが可能となり、良好な裏面溶接部形状を得ることができる。
第2裏当部材11bは、被溶接鋼板Eを突き合わせた溶接開先部Mの裏面にフラックスFを押し当てる部分である。図7(b)に示すように、第2裏当部材11bは、フラックスFと、フラックスFを保持するトラフ40と、トラフフレーム41とを備えている。
図6に示すように、第2裏当部材11bは、この第2裏当部材11bの全長L1Bが被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの長さL2B以上かつ最小限度の長さに形成され、被溶接鋼板Eの溶接始端から溶接終端に亘って溶接可能にしている。そして、第2裏当部材11bがこのような長さL1Bを有し溶接開先部Mに沿って配置されることによって、被溶接鋼板Eの溶接を行う際に、溶接開先部Mの全長に渡って充分な量のフラックスFが供給され、良好な溶接形状を得ることができる。
トラフ40は、長手方向に直交する開口幅Dの長さが、50〜200mmの範囲である。トラフ40は、例えば、ある程度の剛性および耐熱性を有する弾性体で構成されている。トラフ40は、例えば、外側が布からなり、内側がゴムからなる消防用ホースのようなものからなる。
固定プレート41b、41bは、トラフ支持フレーム41a、41aの左右内壁の上端部にトラフ40を介在した状態で宛がうように配置される板状保持部材であり、トラフ支持フレーム41a,41aの上部に沿って細長く形成されている。
固定具41c、41cは、その固定プレート41b、41bをトラフ支持フレーム41a、41aに締結するボルト等からなる。
昇降ガイド61は、第3エアホース62c、62cの膨張または収縮によって、第3エアホース62cの中央部側で、第2支持構造部57のガイド穴67、67にガイドされてスライドし、支持板42を水平状態で昇降させ、トラフフレーム41の傾斜を阻止して、水平な状態を維持させている。
図1に示すように、底板58は、後記する昇降フレーム27の上部に配置された裏当ローラ部27aに支持され、溶接開先部Mに対する第2裏当部材11bの幅方向の位置を調整する。その底板58には、上昇した際の昇降ガイド61のストッパ61cが底板58に当接する。したがって、底板58は、長手方向全長に亘って設ける必要はなく、裏当ローラ部27aに支持される所定の長さを有していればよい。そして、第2支持構造部57は、底板58に係合する係合部を備えた駆動機構(図示せず)によって、裏当ローラ部27aの上を幅方向に水平移動する。
図1に示すように、本発明の裏当装置10は、第1支持構造部20を上昇下降させる昇降装置26を備え、昇降装置26で第1裏当部材11aを裏当銅板12の上昇端12aまで上昇させたときに、第1裏当部材11aと被溶接鋼板Eとの隙間S1が、エアホース25の最大膨張時直径の75%以下となるようにすると共に、エアホース25のエア圧力が0.05〜0.5MPaの範囲であることが好ましい(図5(a)、(b)参照)。
図5(a)、(b)に示すように、被溶接鋼板Eとの隙間S1がエアホース25の最大膨張時直径の75%を超える場合には、隙間S1が大きすぎて、エアホース膨張による溶接開先部Mへの裏当フラックスの押当力が小さいため、裏ビード不良、溶落が発生しやすくなる。したがって、隙間S1はエアホース25の最大膨張時直径の75%以下が好ましい。
エア圧力が0.05MPa未満の場合には、溶接開先部Mへの裏当フラックスの押当力が小さいため、裏ビード不良、溶落が発生しやすくなる。エア圧力が0.5MPaを超える場合には、裏当銅板12の被溶接鋼板Eへの押し付けが過剰となり、被溶接鋼板Eの持ち上がりが発生するため、溶接割れが発生しやすくなる。したがって、エア圧力は0.05〜0.5MPaが好ましい。
図7(b)に示すように、フラックスF(第2裏当部材11b)と被溶接鋼板Eの裏面との隙間S2が第3エアホース62cの最大膨張時の直径の75%を超える場合には、隙間Sが大きすぎて、第1エアホース62aおよび第3エアホース62cの膨張による溶接開先部MへのフラックスFの供給量が少なく、押圧力が弱いため、裏ビード不良、溶落が発生しやすくなる。したがって、隙間S2は、第1エアホース62aおよび第3エアホース62cの最大膨張時の直径の前記75%以下が好ましい。
エア圧力が0.05MPa未満の場合には、溶接開先部MへのフラックスFの押当力が小さいため、裏ビード不良、溶落が発生しやすくなる。エア圧力が0.5MPaを超える場合には、トラフ40の被溶接鋼板Eの裏面への押し付けが過剰となり、被溶接鋼板Eの持ち上がりが発生するため、溶接割れが発生しやすくなる。したがって、エア圧力は前記0.05〜0.5MPaが好ましい。
また、図11に示すように、裏当装置10は、トラフ40(図7(b)参照)にフラックスFを供給するフラックス供給手段29bを備えている。このフラックス供給手段29bは、例えば、フラックスを供給するホッパと、トラフ40上をその長さ方向に沿って無端チェーン等の駆動により移動することによって下敷フラックスF2(図7(b)参照)および裏当フラックスF1をトラフ40上に散布し、固化したフラックスFを掻き落として回収する台車と、からなる。
このような構成とすることで、溶接開先部の溶接後にフラックスが掻き落とされた際に、第1裏当部材11aから落下したフラックスと、第2裏当部材11bから落下したフラックスを、それぞれ個別に回収することができる。
連結部Gは、第1支持構造部20および第2支持構造部57の幅方向の剛性を向上させるものであれば、特に限定されない。また、連結部Gは、長手方向に亘って、所定の間隔をあけて、複数個備えられている、すなわち、空間部Pを複数個備えることが好ましい。空間部Pを備えることによって、連結部Gに、第1裏当部材11aおよび第2裏当部材11bから掻き落とされた使用済みフラックスが溜まることを防止することができる。
次に、本発明に係る片面溶接装置について説明する。
図1、図11、図12に示すように、片面溶接装置1は、裏当装置10と、架台フレーム104と、搬送および固定手段105と、溶接機30とを備えることが好ましい。以下、各構成について説明する。なお、裏当装置10については、前記のとおりであるので、説明を省略する。
次に、本発明に係る裏当装置を備えた片面溶接装置を用いた溶接方法について、図1〜図12を参照して、説明する。ここでは、第1裏当部材11aを用いた場合の溶接方法を第1の動作手順とし、第2裏当部材11bを用いた場合の溶接方法を第2の動作手順として説明する。
本発明に係る溶接方法は、裏当装置10が設置されている対応位置に被溶接鋼板Eを移動させて配置し、被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの裏面に裏当装置10の第1裏当部材11aを押圧して溶接作業を行うものである。具体的には、裏当銅板12を上昇させる第1工程と、エアホース25を膨張させることによって裏当銅板12に載置された裏当フラックスを溶接開先部Mの裏面に押圧する第2工程と、溶接機30によって片面溶接を行う第3工程を含むものである。以下、各工程について説明する。
(準備工程)
図1、図11に示すように、まず、第1裏当部材11aの上方に配置されたフラックス供給手段29aを支持する無端チェーン等(図示せず)を駆動し、フラックス供給手段29aを第1裏当部材11aの長手方向に移動させながら、裏当銅板12上面に裏当フラックスを供給する。そして、パネル移動ローラ105aおよび補助ローラ106により、仮付けされた被溶接鋼板Eを移動させ、裏当装置10の上方に被溶接鋼板Eによって形成された溶接開先部Mを配置させる。そして、図示しない駆動装置を作動させて溶接開先部Mの直下に裏当銅板12が位置するように第1裏当部材11aの幅方向の微調整を行う。具体的には、第1裏当部材11aを搭載した第1支持構造部20を、第1支持構造部20の直下に配置された昇降フレーム27の上部に配置された裏当ローラ部27aの上で幅方向に水平移動させる。幅方向の微調整が終了したら、マグネット装置105bを起動させて、被溶接鋼板Eを、磁気によって下方に引き付けて固定する。
図1、図5(a)に示すように、昇降装置26を駆動して、裏当フラックスが保持された裏当銅板12を、予め設定された所定位置まで上昇させる。本発明において、所定位置とは、裏当銅板12の上昇端12aの位置が、被溶接鋼板Eとの隙間S1として、エアホース25の最大膨張時直径の75%以下の位置をいう。
図5(b)に示すように、2本のエアホース25、25に圧縮空気を導入し、エアホース25、25を膨張させる。エアホース25、25の膨張によって、第1支持構造部20の天板23に設けられたガイド穴に挿入された昇降ガイド24がスライドして、昇降ガイド24の一端部に固定された支持フレーム16を押し上げる。
図11、図12に示すように、溶接機30を溶接機ビーム101の上を所定速度で移動させながら、溶接開先部Mの表側から溶接トーチ33によって片面溶接、例えば、片面サブマージアーク溶接を施して、被溶接鋼板Eを溶接する。
本発明に係る溶接方法は、裏当装置10が設置されている位置に被溶接鋼板Eを移動させて配置し、被溶接鋼板Eの溶接開先部Mに沿って裏当装置10の第2裏当部材11bを押当して溶接作業を行うものである。具体的には、トラフ40を上昇させる第1工程と、第3エアホース62cに圧縮空気を注入することで膨張させてトラフ40の上端を溶接開先部Mの裏面に近接または当接する第2工程と、第1エアホース62aを膨張させトラフ40内のフラックスFを溶接開先部Mの裏面に押圧する第3工程と、片面溶接を行う第4工程を含むものである。以下、各工程について説明する。
図11に示すフラックス供給手段29bから第2裏当部材11bのトラフ40内にフラックスFを供給する。その際、第1エアホース62a、第2エアホース62bおよび第3エアホース62cは、図7(b)に示すように、収縮した状態にある。このため、フラックスFを収納したトラフ40は、下端部がフラックスFの重さでトラフフレーム41から垂れ下がった状態にある。また、トラフフレーム41は、支持板42が側板59、59の上端に載置されて下降した状態にする。
フラックスFを供給するときは、フラックス供給手段29bを支持する無端チェーン等(図示せす)を駆動し、フラックス供給手段29bをトラフ40の長手方向に沿って走行させながら、ホッパに収容された下敷フラックスF2および裏当フラックスF1を、順次散布して、第2裏当部材11b(トラフ40)にフラックスFを供給する。
具体的には、第2裏当部材11bを搭載した第2支持構造部57を、この第2支持構造部57の直下に配置された昇降フレーム27の上部に配置された裏当ローラ部27aの上で幅方向に水平移動させる。
その幅方向の微調整が終了したら、マグネット装置105bを起動させて、被溶接鋼板Eを、磁気によって下方に引き付けて固定する。このとき、各エアホース62は、前記同様、収縮した状態にある。このため、トラフ40およびトラフフレーム41は、下降した状態になっている。
図1に示すように、昇降装置26を駆動させて、フラックスFが保持され被溶接鋼板Eの溶接開先部Mに向かって溶接開先部Mの長さL2B以上かつ最小限度の長さL1Bを有するトラフ40を、被溶接鋼板Eの近傍の所定位置まで上昇させる。
本発明において、所定位置とは、昇降装置26で第2裏当部材11bをトラフ40の上昇端まで上昇させたときに、第2裏当部材11bと被溶接鋼板Eとの隙間S2が、第3エアホース62cの最大膨張時の直径の75%以下となる位置をいう。
図8に示すに示すように、トラフフレーム41の支持板42と昇降装置26上の第2支持構造部57の天板60との間に配置された2本の第3エアホース62c、62cを、加圧装置(図示せず)によって圧縮空気を注入することで膨張させる。第3エアホース62c、62cの膨張に伴って、昇降ガイド61が、第3エアホース62c、62cの中央部側で、天板60および底板58のガイド穴67、67にガイドされながら上昇して、昇降ガイド61の上端部に固定された支持板42を高さH(図7(b)参照)押し上げて、トラフフレーム41全体が高さH上昇する。
そして、第3エアホース62cの膨張は、昇降ガイド61の下端部に設けられたストッパ61cが、第2支持構造部57の底板58の下面に当接するまで行う。このとき、支持板42の押し上げによって、支持板42と一体のトラフ支持フレーム41a、41aおよびトラフ40が同時に上昇して、トラフ40の上端が被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの裏側に近接または当接する位置まで上昇される。
つまり、トラフ40内に収納したフラックスFの量が多少少なく、トラフ40からの盛り上りが無い場合、トラフ40の上端が溶接開先部Mの裏側に押当する位置まで上昇する。
また、トラフ40内に収納したフラックスFの量が多少多く、トラフ40からの盛り上りが大きい場合には、トラフ40の上端が被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの裏側の近接した位置まで上昇させて、裏当フラックスF1が溶接開先部Mの裏側に押し付けた状態になる。
加圧装置(図示せず)によって第1エアホース62aに空気を導入し、第1エアホース62aを膨張させる。トラフ40の下側に配置された第1エアホース62aの膨張によって、フラックスFを収納したトラフ40の下端部が押し上げられ、フラックスFが被溶接鋼板Eに接触する高さまで完全に押し上げられて、フラックスFが、適宜な押圧力で被溶接鋼板Eの溶接開先部Mの裏側に押し当てられる。
そして、図12に示すように、溶接機30を溶接機ビーム101の上を所定速度で移動させながら、溶接開先部Mの表側から溶接トーチ33によって片面溶接を施して、被溶接鋼板Eを溶接する。
なお、溶接機30で溶接した後、裏当フラックスF1は溶接熱により固化する。そして、次の溶接をするために、固化した裏当フラックスF1を除去し、トラフ40内の上層に新しい裏当フラックスF1を補充する必要がある。このとき、下敷フラックスF2はそのまま使用されるので、固化した裏当フラックスF1を除去するときはできるだけ下敷フラックスF2を残しておくことよい。
この場合、図9に示したように、使用済みとなった裏当フラックスF1は、第2エアホース62bを膨張させることにより、トラフ40の上面に盛り上がった状態となり、その盛り上がり部分をフラックス供給手段29bに付属したフラックス掻き落とし器(図示せず)にて、裏当フラックスF1の表面を掻き落として一定高さにした後、フラックス供給手段29bによって、新しい裏当フラックスF1を撒いて補充する。掻き落としたフラックスFはフラックス回収手段28によって回収する。
そして、昇降ガイド24は、棒状部材として説明したが、その形状は板状であっても構わない。
10、10A 裏当装置
11a 第1裏当部材
11b 第2裏当部材
12 裏当銅板
12a 上昇端
13 銅板片
13a 貫通穴
14 連結部材
14A 連結金具
14Aa 底部
14Ab 側部
14Ac 貫通穴
14Ad 凸部
14B 連結ピン
16 支持フレーム
17 レール
19 支持板
20 第1支持構造部
21 底板
22 側板
23 天板
24 昇降ガイド
25 エアホース
26 昇降装置
27 昇降フレーム
27a 裏当ローラ部
27b 下辺フレーム
27c 側部フレーム
27d 挟持板
28 フラックス回収手段
28a テーパ部
28b コンベア部
29a、29b フラックス供給手段
30 溶接機
31 走行台車
31a ベアリング
32 調整治具
32a レール
33 溶接トーチ
40 トラフ
41 トラフフレーム
57 第2支持構造部
62 エアホース
62a 第1エアホース
62b 第2エアホース
62c 第3エアホース
101 溶接機ビーム
104 架台フレーム
104a 主梁
104b 連結梁
104c 連結梁
104d 補助梁
104e 片持梁
105 搬送および固定手段
105a パネル移動ローラ
105b マグネット装置
106 補助ローラ
107 レール
108 台車部
B1 第1エアホースの膨張高さ
B2 第2エアホースの膨張高さ(最大膨張時の直径)
B3 第3エアホースの膨張高さ
D トラフの開口幅の長さ
D1 第1エアホースの外径
D2 第2エアホースの外径
F フラックス(裏当部材)
F1 裏当フラックス
F2 下敷フラックス
E 被溶接鋼板
L1A、L1B、L2A、L2B、L3 長さ
L4 外間隔
S1、S2 隙間
M 溶接開先部
W 溶接ワイヤ
G 連結部
P 空間部
Claims (17)
- 被溶接鋼板同士を接続するための片面溶接装置で使用され、フラックスを用いて溶接を行う裏当装置であって、
前記裏当装置の全長は前記被溶接鋼板の溶接開先部以上かつ最小限度の長さの第1裏当部材および第2裏当部材を有し、
前記第1裏当部材および第2裏当部材は、そのいずれか一方が前記溶接開先部の直下に配置されるものであり、
前記第1裏当部材が、前記溶接開先部に沿って配置され前記フラックスを載置する裏当銅板と、前記裏当銅板を溶接開先部方向に摺動可能に支持する支持フレームとからなり、前記裏当銅板は、所定長さを有する銅板片を連結部材により複数連結したものであり、
前記第2裏当部材が、前記溶接開先部に沿って配置されるトラフフレームおよびこのトラフフレームに固定されフラックスが収納されるトラフであることを特徴とする裏当装置。 - 前記連結部材は、隣り合う前記銅板片の位置で当該銅板片を載置する連結金具と、前記連結金具と載置された銅板片とを予め形成されている貫通穴に挿通して連結する連結ピンとを備え、前記連結金具は、その下面に、前記支持フレームに沿って摺動可能な凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記支持フレームが、前記裏当銅板の長手方向に沿って、当該裏当銅板の裏面側に配置された複数のレールと、前記レールを支持する支持板とを備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記支持フレームと、当該支持フレームを支持する第1支持構造部との間に介在し、圧縮空気により膨張して前記裏当銅板に載置されたフラックスを前記被溶接鋼板の溶接開先部裏面に押し付けるエアホースを備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記第1支持構造部を上昇下降させる昇降装置を備え、前記昇降装置で第1裏当部材を前記裏当銅板の上昇端まで上昇させたときに、前記第1裏当部材と前記被溶接鋼板との隙間が、前記エアホースの最大膨張時直径の75%以下となるようにすると共に、前記エアホースのエア圧力を0.05〜0.5MPaの範囲としたこと特徴とする請求項4に記載の裏当装置。
- 前記トラフと、当該トラフを固定するトラフフレームとの間に介在し、圧縮空気により膨張して前記フラックスを前記被溶接鋼板の溶接開先部の下面に押し付けるエアホースを備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記トラフと、当該トラフを固定するトラフフレームとの間に介在するエアホースは、断面寸法の異なる2本のエアホースを上下に配置していることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記トラフフレームを上昇下降させる昇降装置を備えると共に、前記トラフフレームと前記昇降装置上の第2支持構造部との間にエアホースを設け、前記昇降装置で前記第2裏当部材を前記トラフの上昇端まで上昇させたときに、前記第2裏当部材と前記被溶接鋼板との隙間が、前記エアホースの最大膨張時の直径の75%以下となるようにすると共に、前記エアホースのエア圧力が0.05〜0.5MPaの範囲であること特徴とする請求項6に記載の裏当装置。
- 前記トラフは、長手方向に直交する開口幅の長さが、50〜200mmの範囲であることを特徴する請求項1に記載の裏当装置。
- 前記フラックスは、前記被溶接鋼板に押当する裏当フラックスと、この裏当フラックスの層の下に敷かれる下敷フラックスの層とを前記トラフ内に積層していることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記裏当装置は、前記トラフフレームを上昇下降させる昇降装置を備えると共に、前記トラフフレームと前記昇降装置上の第2支持構造部との間にエアホースを設け、
前記エアホースは、前記トラフと前記トラフフレームの上部との間に配置された第1エアホースと、
前記トラフと前記トラフフレームの上部との間で、前記第1エアホースと縦の配列となるように配置された前記第1エアホースより小径の第2エアホースと、
前記トラフフレームと前記昇降装置上の第2支持構造部との間に配置された第3エアホースと、を備え、
前記第1エアホース、前記第2エアホースおよび前記第3エアホースは、それぞれに圧縮空気を入れる加圧装置により内部圧力を個別に制御されることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。 - 前記支持フレームを支持する第1支持構造部および前記トラフフレームを支持する第2支持構造部の直下に配置された昇降フレームと、前記昇降フレームに配置され、前記第1裏当部材および前記第2裏当部材から落下させるフラックスを回収する1つのフラックス回収手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記支持フレームを支持する第1支持構造部および前記トラフフレームを支持する第2支持構造部の直下に配置された昇降フレームと、前記昇降フレームに配置され、前記第1裏当部材から落下させるフラックスを回収する第1フラックス回収手段と、前記昇降フレームに配置され、前記第2裏当部材から落下させるフラックスを回収する第2フラックス回収手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 前記支持フレームを支持する第1支持構造部と前記トラフフレームを支持する第2支持構造部とを連結する連結部を備えることを特徴とする請求項1に記載の裏当装置。
- 裏当装置が設置されている対応位置に被溶接鋼板を移動させて配置し、前記被溶接鋼板の溶接開先部に沿って前記裏当装置の第1裏当部材を押圧して溶接作業を行う溶接方法であって、
前記被溶接鋼板の溶接開先部に向かって前記溶接開先部以上かつ最小限度の長さを有する裏当銅板を昇降装置により上昇させる第1工程と、
前記昇降装置により上昇した裏当銅板を支持する支持フレームと、その支持フレームを支持する第1支持構造部の間に設けたエアホースに圧縮空気を注入することで膨張させ、前記裏当銅板の表面に載置されたフラックスを前記溶接開先部の裏面に押圧する第2工程と、
前記片面溶接装置の溶接機により片面溶接を行う第3工程と、を含むことを特徴とする溶接方法。 - 裏当装置が設置されている対応位置に被溶接鋼板を移動させて配置し、前記被溶接鋼板の溶接開先部に沿って前記裏当装置の第2裏当部材を押当して溶接作業を行う溶接方法であって、
前記被溶接鋼板の溶接開先部に向かって前記溶接開先部以上かつ最小限度の長さを有するトラフおよびトラフフレームを昇降装置により上昇させる第1工程と、
前記昇降装置により上昇した第2裏当部材を前記トラフフレームと前記昇降装置上の第2支持構造部との間に配置された第3エアホースに圧縮空気を注入することで膨張させて前記トラフを前記溶接開先部の裏面に近接または押当させる第2工程と、
そのトラフおよび前記トラフフレームの間に配置された第1エアホースに圧縮空気を注入することで膨張させて前記トラフ内のフラックスを前記溶接開先部の裏面に押圧する第3工程と、
前記片面溶接装置の溶接機により片面溶接を行う第4工程と、を含むことを特徴とする溶接方法。 - 前記第4工程による片面溶接の終了後、前記第1エアホースおよび第3エアホースを収縮させると共に、前記昇降装置を下降させ、次いで、前記トラフと前記トラフフレームの上部との間に配置された第2エアホースに圧縮空気を注入することで膨張させ、前記トラフ内のフラックスを押し上げる工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の溶接方法。
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