JP2011110555A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2011110555A5
JP2011110555A5 JP2010262645A JP2010262645A JP2011110555A5 JP 2011110555 A5 JP2011110555 A5 JP 2011110555A5 JP 2010262645 A JP2010262645 A JP 2010262645A JP 2010262645 A JP2010262645 A JP 2010262645A JP 2011110555 A5 JP2011110555 A5 JP 2011110555A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball mill
stirring ball
mill according
separation
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010262645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5921807B2 (ja
JP2011110555A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP09177022A external-priority patent/EP2327480A1/de
Application filed filed Critical
Publication of JP2011110555A publication Critical patent/JP2011110555A/ja
Publication of JP2011110555A5 publication Critical patent/JP2011110555A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921807B2 publication Critical patent/JP5921807B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

図1、図3、及び図4における実施例では、撹拌機200と遠心沈降分離機300とは、互いに独立してモータ駆動され得る。図2における実施例では、撹拌220は、端壁101を貫通して外側へ延在するのではなく、遠心沈降分離機300に、回転するように支持されて接続され、および/または、一体的に、接続されている。それゆえ、撹拌機200は、遠心沈降分離機300と同期して回転する。撹拌機200と遠心沈降分離機300とをそれぞれ別のモータを用いて駆動すると、自由度が大きくなる。そのため、粉砕体の分離を促進させるために、例えば、撹拌機よりも回転速度をより早くして遠心沈降分離機を動作させることが可能である。また、撹拌機200と遠心沈降分離機300とは、逆の方向へ回転駆動され得る。これによって、粉砕材料はせん断作用されることとなり、このせん断作用によって、粉砕動作が支援され得る。
粉砕動作に続いて、製品/粉砕体の混合物は、遠心沈降分離機300の入口332を介して、遠心沈降分離機内へ、正確には撹拌機200とアウターロータ330との間の空間へ、軸に沿ってまたは軸の近辺に流入される。流入された製品/粉砕体の混合物は、遠心力により加速される。分離ディスク362の外側端部とアウターロータ330の内壁との間にある遠心分離室350の断面領域(流れがその断面領域に沿って生じている)が外側に向かって有利に拡がっており、それゆえ、可能な限り、速度が抑えられた層流を達成するために流れそれ自体が抑えられることができ、アウターロータ330の内壁における粉砕体の沈降が容易となる。その結果、可能な限り少ない数の粉砕体が、分離ディスク362同士の間に沿って運ばれることとなる。それにもかかわらず、分離ディスク362同士の間に沿って運ばれた粉砕体は、外側方向に遠心分離されて、アウターロータ330の内壁で、既に蓄積された粉砕体に加えて、集積される。粉砕体に貫通口333を通過させるため、また、粉砕体を新たに供給された粉砕材料と共に撹拌手段へと運び戻すためである。分離ディスク362同士の間にある空間(ディスク通路)も、可能な限り層流を達成するために、同様に有利に構成される。分離ディスク362の数は、所望の処理能力に応じて選択可能である。粉砕体から離された製品は、貫通口361を介して分離管360へ流入し、そこから中空軸320を介して製品排出口へ送られる。

Claims (17)

  1. 材料を微細に粉砕するまたは分散させるための撹拌ボールミルであって、
    粉砕体を収容するための、及び、粉砕または分散されるべき前記材料を収容するための粉砕室(100)と、
    粉砕または分散されるべき前記材料の入口(110)と、
    回転駆動され得る撹拌機(200)であって、前記粉砕体、及び、粉砕または分散されるべき前記材料を、前記粉砕室(100)で移動させるための少なくとも1つの撹拌手段(210)を有する、撹拌機(200)と、
    粉砕または分散された材料から前記粉砕体を分離するための分離装置(300)と、
    前記粉砕または分散されて粉砕体から離された前記材料のための、製品排出口(320)と、を備え、
    前記粉砕または分散された材料は、前記分離装置(300)を通過して前記製品排出口(320)へ送られ、
    前記分離装置は遠心沈降分離機(300)として設計されており、回転駆動され得る遠心沈降分離機(300)は、前記粉砕体と混合された前記材料のための、軸方向の入口(332)または前記軸の少なくとも近傍にある入口を有することを特徴とする、撹拌ボールミル。
  2. 請求項1に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記分離装置(300)は、杯状のアウターロータ(330)と、前記アウターロータに、回転するように支持されて接続されている同軸のインナーロータ(340)とを備え、
    環状の遠心分離室(350)が、前記アウターロータと前記インナーロータとの間に配置されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  3. 請求項2に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記インナーロータ(340)は、同軸の分離管(360)を介して、前記アウターロータ(330)のベース部(334)に接続されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  4. 請求項3に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記分離管(360)には、当該分離管の円周に沿って、前記粉砕または分散された材料のための貫通口(361)が設けられていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  5. 請求項4に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記遠心沈降分離機(300)は、前記粉砕室(100)の端壁(102)を貫通している中空軸(320)を介して回転駆動されることが可能であって、前記分離管(360)は、同軸上において前記中空軸(320)に開口していることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記アウターロータ(330)には、当該アウターロータの円周に沿って、分離された粉砕体のための貫通口(333)が設けられていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  7. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記インナーロータ(340)は、前記入口(332)の方向を向いている端部において、円錐状の端部表面(341)を有しており、当該端部表面(341)は、前記アウターロータ(330)の、半径方向内側を向いている環状のフランジ(331)とともに管状の通路(342)を形成していることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記遠心沈降分離機(300)は、ディスク型の分離機として設計されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  9. 請求項3に従属する請求項8に記載の撹拌ボールミルであって、
    少なくとも1つの円錐状の分離ディスク(362)が、前記分離管(360)に配置されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  10. 請求項4に従属する請求項9に記載の撹拌ボールミルであって、
    複数の分離ディスク(362)が、等間隔を開けて、前記分離管(360)に配設されており、
    前記分離管(360)の前記貫通口(361)は、前記分離ディスク(362)の間に、かつ、前記分離ディスク(362)の横方向に沿って配置されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記遠心沈降分離機(300)はデキャンタとして設計されており、前記インナーロータ(340)は円筒形状に設計されているとともに、円錐状の端部表面(341)を有することを特徴とする、撹拌ボールミル。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記撹拌機(200)及び前記遠心沈降分離機(300)は、互いに独立してあるいは共に、回転駆動され得るように設計されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    搬送手段(336)が設けられ、当該搬送手段(336)によって、前記遠心沈降分離機(300)から送り出された粉砕体が、前記撹拌機(200)を含む前記粉砕室(100)の前記粉砕空間へ運び戻されることが可能であることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記少なくとも1つの撹拌手段の周りに少なくとも部分的に配置されている偏向手段をさらに備え、
    前記偏向手段は、静的または動的であることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  15. 請求項14に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記偏向手段は、前記粉砕室における固定位置に配置されている、あるいは、前記遠心沈降分離機における前記アウターロータの延長部(335)によって形成されていることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記粉砕室(100)に追加の入口(111)をさらに備え、当該追加の入口(111)は、追加の製品懸濁液に、あるいは、前記製品懸濁液及び分散剤の少なくとも1つの液相に、供給を行うためのものであることを特徴とする、撹拌ボールミル。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の撹拌ボールミルであって、
    前記粉砕室(100)は、回転対称の形状であることを特徴とする、撹拌ボールミル。
JP2010262645A 2009-11-25 2010-11-25 撹拌ボールミル Expired - Fee Related JP5921807B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP09177022A EP2327480A1 (de) 2009-11-25 2009-11-25 Rührwerkskugelmühle
EP09177022.2 2009-11-25

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011110555A JP2011110555A (ja) 2011-06-09
JP2011110555A5 true JP2011110555A5 (ja) 2014-01-16
JP5921807B2 JP5921807B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=42111851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010262645A Expired - Fee Related JP5921807B2 (ja) 2009-11-25 2010-11-25 撹拌ボールミル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110121115A1 (ja)
EP (2) EP2327480A1 (ja)
JP (1) JP5921807B2 (ja)
KR (1) KR20110058721A (ja)
CN (1) CN102069025B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5921172B2 (ja) * 2011-12-09 2016-05-24 アシザワ・ファインテック株式会社 横型乾式粉砕機
CN102600936B (zh) * 2012-03-02 2013-12-04 李浩镕 一种锤辊式无球磨机
WO2014010208A1 (ja) * 2012-07-10 2014-01-16 浅田鉄工株式会社 湿式粒化装置
CN102775848A (zh) * 2012-07-31 2012-11-14 苏州中亚油墨有限公司 凹版溶剂油墨生产系统
CN102794215B (zh) * 2012-08-21 2016-05-11 向小月 一种多环流研磨系统
CN102909116A (zh) * 2012-08-24 2013-02-06 向小月 双轴研磨驱动装置
CN102814218B (zh) * 2012-08-25 2016-05-11 向小月 基于同心双轴的研磨冷却装置
JP5404955B1 (ja) * 2013-06-03 2014-02-05 アシザワ・ファインテック株式会社 媒体攪拌型粉砕機
CN103301912B (zh) * 2013-06-20 2014-10-29 珠海瑟泊特科技有限公司 砂磨机
DE102013111762A1 (de) 2013-07-08 2015-01-08 Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh Rührwerkskugelmühle mit Axialkanälen
US10493464B2 (en) 2014-12-18 2019-12-03 Aaron Engineered Process Equipment, Inc. Rotary mill
US10086379B2 (en) 2015-02-27 2018-10-02 Aaron Engineered Process Equipment, Inc. Rotary mill
CN104959196A (zh) * 2015-06-29 2015-10-07 广州派勒机械设备有限公司 具有双重分离系统的超级砂磨机
CN105214790B (zh) * 2015-09-22 2018-06-08 广东派勒智能纳米科技股份有限公司 智能纳米动态离心旋转分离装置
CN105289857B (zh) * 2015-11-09 2017-11-21 河南师范大学 纳米级动态离心分离装置
CN105326079A (zh) * 2015-11-30 2016-02-17 无锡市双氏机械有限公司 高效滚切式饲料混合装置
CN105751368B (zh) * 2016-03-30 2017-12-01 张丽珠 一种陶瓷制品用原料研磨搅拌装置
CN107860624B (zh) * 2017-11-07 2020-06-02 李燕 一种医学检验匀浆装置
EP3536406A1 (de) * 2018-03-07 2019-09-11 Bühler AG Rührwerksmühle
CN108479963B (zh) * 2018-05-11 2024-01-02 天津巴莫科技有限责任公司 一种分级出料砂磨机
CN109012435B (zh) * 2018-08-23 2020-11-24 长江师范学院 一种实验室用锂电池材料混料装置
CN111250225B (zh) * 2019-07-26 2023-12-01 湖北迈兆机械有限公司 离心式研磨系统
CN110586263B (zh) * 2019-09-26 2021-05-11 江苏冰溶重型机械有限公司 一种用于煤化工生产的节能型磨矿机
CN111208124B (zh) * 2020-01-17 2022-07-12 拱北海关技术中心 一种便携式智能食品重金属检测仪
CN112547227B (zh) * 2020-11-05 2022-04-08 莱芜连云水泥有限公司 一种水泥生产用干式球磨机
KR20220076666A (ko) * 2020-12-01 2022-06-08 주식회사 엘지에너지솔루션 이차전지 재료 분산용 수평형 비드밀 및 도전재 분산방법
CN113000144B (zh) * 2021-03-09 2023-05-12 铜陵瑞莱科技有限公司 一种氧化铁红粗品的处理装置及处理方法
CN117101804B (zh) * 2023-09-11 2024-02-02 江苏珩创纳米科技有限公司 一种用于砂磨机的筛网疏通系统

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH550024A (de) 1972-03-01 1974-06-14 Bachofen Willy A Fa Kontinuierlich arbeitende ruehrwerk-kugelmuehle.
DE59407985D1 (de) 1993-06-01 1999-04-29 Bachofen Willy A Ag Zum Fein- und Feinstmahlen eines Gutes dienende, kontinuierlich arbeitende Rührwerkskugelmühle
DE4402609C2 (de) * 1994-01-28 1997-05-07 Hosokawa Alpine Ag Rührwerkskugelmühle
EP0751830B1 (en) * 1994-04-11 2002-02-06 Mount Isa Mines Limited Attrition mill
WO1996039251A1 (fr) 1995-06-06 1996-12-12 Kotobuki Eng. & Mfg. Co., Ltd. Broyeur humide d'agitation a billes et procede
JP3745103B2 (ja) * 1997-10-29 2006-02-15 浅田鉄工株式会社 サンドミルにおける分散媒体分離装置
ATE389456T1 (de) 2003-04-15 2008-04-15 Bachofen Willy A Ag Rührwerkskugelmühle
JP4785355B2 (ja) * 2004-06-28 2011-10-05 関西ペイント株式会社 アニュラー型ビーズミル、該ビーズミルを備える顔料分散システム、及び該顔料分散システムを用いた顔料分散方法
ES2367265T3 (es) * 2005-05-17 2011-10-31 Ashizawa Finetech Ltd Molino agitador de medios de tipo circulación.
JP4741931B2 (ja) * 2005-05-17 2011-08-10 アシザワ・ファインテック株式会社 循環型メディア撹拌ミル
ES2285603T3 (es) * 2005-05-19 2007-11-16 Buhler Ag Molino agitador.
JP4991372B2 (ja) * 2007-04-06 2012-08-01 アシザワ・ファインテック株式会社 メディア攪拌ミル
DE102007043670A1 (de) * 2007-09-13 2009-04-02 Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh Rührwerkskugelmühle
CN102164676B (zh) * 2008-07-10 2014-10-29 菲活机器制造公司 带有分离器的珠磨机
DE102008058585A1 (de) * 2008-11-22 2010-05-27 Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh Rührwerkskugelmühle
JP5317124B2 (ja) * 2009-01-08 2013-10-16 アイメックス株式会社 湿式媒体撹拌粉砕分散機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011110555A5 (ja)
JP5921807B2 (ja) 撹拌ボールミル
JP5875595B2 (ja) 攪拌型ボールミルにおける分離ユニット用のダイナミック素子
JP3159870B2 (ja) 材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌装置ボールミル
JP2006212488A (ja) 媒体攪拌型粉砕装置
CN101869863B (zh) 介质搅拌式粉碎机
JP5763307B2 (ja) 攪拌ボールミル
JP2004314066A5 (ja)
JP2006346667A (ja) 循環型メディア撹拌ミル
KR102501892B1 (ko) 교반기 볼 밀
NZ572385A (en) Separator comprising a rotor, set of operation discs, at least two channels, a torque transmitting part and a motor
TWI604891B (zh) Media mixing mill
JP6072171B1 (ja) 軸封を使用しない連続式のメディア撹拌型粉砕機
CN103747877A (zh) 介质搅拌式粉碎机
JPH04215859A (ja) 撹拌式粉砕機
JP2009240887A (ja) メディア混合式ミル
JP2014042867A (ja) 循環型メディア撹拌ミル
JP2009045585A (ja) 連続式粉砕機
US20090212141A1 (en) Milling apparatus
JP4953805B2 (ja) 媒体攪拌型粉砕装置
JP6102126B2 (ja) 粉砕装置
JP2006517852A (ja) ラジアル撹拌機を備えた撹拌機付きボールミル
JP3217671U (ja) ビーズミル
KR20140071749A (ko) 다중 구조 배셀이 장착된 일체형 분쇄 분산장치
JP6808212B2 (ja) メディア循環型粉砕機