JP2011110178A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機は、筐体11内部の所定位置に着脱可能に配設されるホッパー装置17と、ホッパー装置17を筐体11の開口11aから所定位置まで案内する一対のガイドレール部23と、を備え、ガイドレール部23は、筐体11内部の底面に平行に配置される一対のレールベース部30と、各レールベース部30の上面に設けられる一対のガイド部40と、を備え、レールベース部30に、ホッパー装置17が筐体11の開口11aよりも手前側に移動することを規制するストッパー部34を形成した。
【選択図】図4
Description
そこで、各請求項にそれぞれ記載された発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、左右一対のガイドレール部の部品を共通化することで、製造コストを低減することができ、かつ取り付け作業が容易となるとともに、ホッパー装置を容易に着脱することができ、さらに遊技機を輸送する場合にホッパー装置ががたつくのを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の目的に加え、不正行為を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の目的に加え、ガイドレール部をアース経路として利用することで、アース配線を用いることなくホッパー装置をアースすることができる遊技機を提供することを目的とする。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、正面側に開口11aを有する筐体11と、遊技媒体を貯留可能な貯留部24及び貯留部24を支持するベース部25を有し、かつ筐体11内部の所定位置に着脱可能に配設されるホッパー装置17と、筐体11内部に設けられるとともに、ホッパー装置17を筐体11の開口11aから所定位置まで案内する左右一対のガイドレール部23,23と、ホッパー装置17のベース部25の側面に設けられるとともに、ガイドレール部23に沿って移動可能なスライド部27と、を備え、左右一対のガイドレール部23,23は、筐体11内部の底面にホッパー装置17の着脱方向に平行、かつ所定の間隔をおいて対向して配置される一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられるとともに、その下側に位置するレールベース部30との間でホッパー装置17のスライド部27を挟み込みながらホッパー装置17を案内する一対のガイド部40,40と、を備え、各レールベース部30には、筐体11の開口11a側に、ホッパー装置17が筐体11内部の所定位置から筐体11の開口11aよりも手前側に移動することを規制するストッパー部34が形成され、左右一対のレールベース部30,30及びガイド部40,40は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されているとともに、ホッパー装置17のスライド部27を、レールベース部30とその上側に位置するガイド部40とにより形成される正面側のガイドレール正面開口45に、斜め上方から差し込むことができるように形成されていることを特徴とする。
また、「筐体」は、その内部に、遊技におけるメインの装置であるリールユニット19や、遊技媒体(たとえば、遊技メダル等)の貯留、払い出しを行うための装置であるホッパー装置17等の構成部品や装置等を収納可能な箱体であって、正面側に開口11aを有するものである。
またここで、「正面側」とは、遊技機から見て、遊技を行う遊技者が位置する方向を意味するものである。具体的には、遊技機の前面の前で遊技機の方向に顔を向けている遊技者から見た場合の、奥から手前への方向、すなわち遊技機の奥から前面へ向かう方向を意味する。なお、「手前側」も「正面側」と同意である。
また、「ホッパー装置」は、遊技媒体(たとえば、遊技メダル等)を貯留するとともに、所定の役に入賞する等の条件を満たすことにより遊技媒体を払い出すための装置であって、筐体11内部の所定位置に着脱可能に配設されるものである。また、ホッパー装置17は、遊技媒体を貯留可能な貯留部24と、貯留部24を支持するベース部25とを有する。なお、ホッパー装置17は、これらの構成のみならず、たとえば、遊技媒体を筐体11外部へ払い出すための遊技媒体払出通路、貯留部24に貯留されている遊技媒体を1個づつ遊技媒体払出通路へ送るための回転ディスク、回転ディスクを回転駆動させるためのモーター等を備える。
また、ガイドレール部23は、筐体11内部の底面に、ホッパー装置17の着脱方向に平行、かつ所定の間隔をおいて対向して配置される一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられるとともに、その下側に位置するレールベース部30との間でホッパー装置17のスライド部27を挟み込みながらホッパー装置17を案内する一対のガイド部40とを備える。また、左右一対のレールベース部30及びガイド部40は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されている。
また、「ストッパー部」は、ホッパー装置17が筐体11内部の所定位置から筐体11の開口11aよりも手前側に移動することを規制するものであり、レールベース部30における筐体11の開口11a側に形成されるものである。換言すれば、ホッパー装置17は、このストッパー部34により、筐体11内部の所定位置から筐体11の開口11aよりも手前側に、ガイドレール部23に案内されて移動しないように形成されている。たとえば、ストッパー部34は、レールベース部30に立設する係止片35とすることができる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機において、ホッパー装置17は、左右一対のガイドレール部23,23により案内されて、筐体11内部の所定位置に配設される。この左右一対のガイドレール部23,23は、一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられる一対のガイド部40,40とにより構成される。そして、左右一対のレールベース部30,30及びガイド部40,40は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成される。これにより、製造コストを低減することができるとともに、ガイドレール部23の取り付け作業が容易となる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、左右一対のガイド部40,40は、その間隔が、筐体11の開口11aから筐体11内部の所定位置に向かうに従って狭くなるように配置されていることを特徴とする。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機において、ホッパー装置17が左右一対のガイドレール部23,23に案内されて筐体11内部の所定位置に配設されると、各スライド部27は、着脱方向に対して斜めに傾斜して配置された各ガイド部40の内側面に当接して、仮固定される。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、レールベース部30は、導電性材料で形成されているとともに、ホッパー装置17をアースするためのアース線接続部37を備え、ホッパー装置17は、スライド部27がレールベース部30に接触することで、電気的に導通されてアースされるように形成されていることを特徴とする。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機では、ホッパー装置17のスライド部27とレールベース部30とが接触することで、ホッパー装置17とレールベース部30とが電気的に導通される。そして、レールベース部30のアース線接続部37にアース線を結線することで、ホッパー装置17が、レールベース部30を介してアースされる。これにより、アース配線を用いることなくホッパー装置17をアースすることができる。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、左右一対のガイドレール部の部品を共通化することで、製造コストを低減することができ、かつ取り付け作業が容易となるとともに、ホッパー装置を容易に着脱することができ、さらに遊技機を輸送する場合にホッパー装置ががたつくのを防止することができる遊技機を提供することができる。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の効果に加え、不正行為を防止することができる遊技機を提供することができる。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の効果に加え、ガイドレール部をアース経路として利用することで、アース配線を用いることなくホッパー装置をアースすることができる遊技機を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
また、本実施の形態において、「正面」とは、スロットマシン10において遊技を行う際に遊技者が向き合う面を意味するものである。
また、「正面側」、「正面方向」、「手前側」及び「手前方向」とは、スロットマシン10から見た場合に、このスロットマシン10の正面に向き合って遊技機を行う遊技者が位置する方向をいう。また、「奥側」、「奥方向」及び「後方」とは、「正面側」と反対の方向をいう。
また、「着脱方向」とは、手前側から奥側に向かう方向、又は奥側から手前側に向かう方向をいう。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機は、スロットマシン10であって、遊技媒体として、遊技メダルを使用するものである。
スロットマシン10は、図1及び図2に示すように、正面側に開口11aを有する四角箱状の筐体11と、筐体11の開口11aを開閉自在に塞ぐ前扉50とを有する。
また、筐体11には、高さ方向の中央付近に、筐体11の内部空間を上下2つの空間に仕切る中板53が設けられている。そして、筐体11における中板53の上方には、複数の回転リール18を備えたリールユニット19が設置されており、リールユニット19の上方には、スロットマシン10の動作を制御する主基板(図示せず)を有する主基板ユニット20と、設定変更スイッチ等の複数種類のスイッチを有するスイッチ装置21とが併設されている。また、筐体11における中板53の下方には、スロットマシン10に備えられた各種装置に電力を供給するための電源装置16、遊技メダルを貯留するとともに役の入賞時等に遊技メダルを払い出すためのホッパー装置17、ホッパー装置17を筐体11の開口11aから所定位置(筐体11の底板12上面の中央奥部)まで案内する左右一対のガイドレール部23,23等が設けられている。
また、筐体11の背板15には、図2に示すように、後述するホッパー装置17をアースするためのアース線接続部37を背板15の後方に露出させるためのアース開口部15aが、左右一対のガイドレール部23,23における左側のガイドレール部23が設けられる位置に対応して形成されている。
(ホッパー装置17)
ホッパー装置17は、左右一対のガイドレール部23,23に案内されて、筐体11の開口11aから筐体11内部の所定位置(筐体11の底板12上面の中央奥部)に到達して、その所定位置に着脱可能に配設されるものである。
また、ベース部25の両側面の下端部には、後述するガイドレール部23のガイド溝43内を摺動可能なフランジ状に形成されたスライド部27としての案内片26が、ベース部25に一体に形成されている(図5及び図6参照)。また、案内片26は、導電性材料(たとえば、金属)により形成されている。なお、本実施の形態において、案内片26は、ベース部25の側面の下端部全体に形成されているが、ベース部25の側面の下端部における一部に形成するようにしても良い。また、案内片26は、一部を導電性材料(たとえば、金属)により形成し、他の部分を非導電性材料により形成するようにしても良い。
また、案内片26がガイドレール部23のレールベース部30に接触することで、ホッパー装置17とレールベース部30とが電気的に導通されるものとなっている。
(ガイドレール部23)
ガイドレール部23は、ホッパー装置17を筐体11の開口11aから所定位置(筐体11の底板12上面の中央奥部)まで案内するものであり、筐体11内部に左右一対設けられている。具体的には、左右一対のガイドレール部23,23は、図3及び図4に示すように、筐体11内部の底面に、ホッパー装置17の着脱方向に平行、かつ所定の間隔をおいて対向して配置される一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられるとともに、その下側に位置するレールベース部30との間でホッパー装置17の案内片26を挟み込みながらホッパー装置17を案内する一対のガイド部40,40とを備える。
(レールベース部30)
レールベース部30は、図4に示すように、筐体11の正面側から奥側へ向けて延在する板状の基部31と、基部31の奥端部に立設された背部32と、基部31の手前端部付近に形成された段部33と、基部31における段部33よりやや奥側の所定の位置(ガイド部40の手前端部よりやや手前側の位置)に立設するストッパー部34としての係止片35とにより構成され、基部31、背部32、段部33及び係止片35が導電性材料(たとえば、金属)により一体に形成されている。
また、段部33は、係止片35とほぼ等しい高さに形成されている。段部33は、ホッパー装置17の案内片26を、ガイドレール部23に正面側から差し込む際に、ホッパー装置17を支持して、案内片26を、ガイド溝43のガイドレール正面開口45に、斜め上方から差し込み易くするためのものである。
また、背部32には、図4に示すように、ホッパー装置17をアースするためのアース線接続部37としてのネジ孔38が形成されている。
また、左右一対のレールベース部30は、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されている。
(ガイド部40)
ガイド部40は、図4に示すように、筐体11の正面側から奥側へ向けて延在する板状のガイド基部41と、ガイド基部41の側端部に形成されたガイド側段部42とにより構成され、ガイド基部41及びガイド側段部42が樹脂により一体に形成されている。
また、ガイド基部41には、筐体11内部の底面に固定するためのネジ孔44が所定の位置に適宜数形成されている。
また、左右一対のガイド部40は、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されている。
(ガイドレール部23の取り付け)
ガイドレール部23の取り付けについて、説明する。
次に、各レールベース部30の上面に、ガイド部40を配置する。具体的には、左右一対のガイド部40のガイド側段部42が対向するように、かつガイド部40のネジ孔44がレールベース部30のネジ孔36に重なるように、各レールベース部30の上面にガイド部40を配置する。このとき、2個のガイド部40は、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されているので、容易に取り付けることができる。
最後に、レールベース部30にアース線を結線する。具体的には、アース線のラグ端子の孔にネジを挿通させる。そして、筐体11における背板15のアース開口部15aから後方に露出しているレールベース部30のネジ孔38に、そのネジを締結する。これにより、左側に位置するレールベース部30にアース線が結線される。
なお、本実施の形態では、電源装置16と左側のガイドレール部23のレールベース部30とが、アース配線により、電気的に導通されるものとなっている。
(ホッパー装置17の着脱)
ホッパー装置17の着脱について、説明する。
そして、この状態で、ホッパー装置17の手前側をやや上方に持ち上げて筐体11内部に押し込む。すると、ホッパー装置17の各案内片26が各ガイド溝43のガイドレール正面開口45に、斜め上方から差し込まれて、各案内片26が各ガイド溝43内に進入する(図5(B)参照)。このとき、各ガイドレール部23における各レールベース部30の段部33の上面がホッパー装置17の下面に摺接してホッパー装置17を支えるので、各案内片26を各ガイド溝43のガイドレール正面開口45に、斜め上方から差し込み易くなっている。
そして、ホッパー装置17の各案内片26が各ガイド溝43の終端に至ると、筐体11の底板12上面の中央奥部(筐体11内部の所定位置)に到達する。これにより、ホッパー装置17は、筐体11内部の所定位置に配設されることとなる。このとき、各案内片26の手前端部は、各ガイド溝43内に位置している。すなわち、ホッパー装置17は、筐体11内部の底面と平行に設置されている。またこのとき、各案内片26の下面は、各ガイドレール部23のレールベース部30の上面に接触している。
そして、この状態で、ホッパー装置17を手前側に引き出していく。すると、各案内片26が各ガイド溝43のガイドレール正面開口45から引き抜かれ、ホッパー装置17が筐体11から取り外される。
(作用・効果)
本実施の形態に係るスロットマシン10において、ホッパー装置17は、左右一対のガイドレール部23,23により案内されて、筐体11内部の所定位置に配設される。この左右一対のガイドレール部23,23は、一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられる一対のガイド部40,40とにより構成される。そして、左右一対のレールベース部30,30及びガイド部40,40は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成される。これにより、製造コストを低減することができるとともに、ガイドレール部23の取り付け作業が容易となる。
さらに、本実施の形態に係るスロットマシン10では、ホッパー装置17の左側の案内片26と左側のレールベース部30とが接触することで、ホッパー装置17と左側のレールベース部30とが電気的に導通される。そして、左側のレールベース部30に形成されたネジ孔38にアース線を結線することで、ホッパー装置17が、左側のレールベース部30を介してアースされる。これにより、アース配線を用いることなくホッパー装置17をアースすることができる。
(2)第2の実施の形態
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7及び図8は、本発明の第2の実施の形態を示すものである。また、図7は、スロットマシン10の筐体11の内部を示す内部断面図である。また、図8は、ホッパー装置17を筐体11内部の所定位置に配設する状態を説明する模式図である。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第1の実施の形態とは、左右一対のガイドレール部23,23における一対のガイド部40,40の配置、及びホッパー装置17の着脱方法が異なり、それ以外の点は、上記第1の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第2の実施の形態を説明する。
このため、ホッパー装置17の各案内片26が各ガイド溝43の終端付近に至ると、各案内片26の側部における奥端部付近が、着脱方向に対して斜めに傾斜して配置された各ガイド部40の内側面に当接して、各ガイド溝43内で位置決めされて仮固定される。これにより、ホッパー装置17は、筐体11の底板12上面の中央奥部(筐体11内部の所定位置)に配設される。
(ホッパー装置17の着脱)
ホッパー装置17の着脱について、説明する。
そして、この状態で、ホッパー装置17の手前側をやや上方に持ち上げて筐体11内部に押し込む。すると、ホッパー装置17の各案内片26が各ガイド溝43のガイドレール正面開口45に、斜め上方から差し込まれて、各案内片26が各ガイド溝43内に進入する。
そして、ホッパー装置17をさらに筐体11内部に押し込むと、各案内片26が各ガイド溝43内を摺動しながら、筐体11内部の奥方向へ移動する。これにより、ホッパー装置17が、左右一対のガイドレール部23,23に案内されて、筐体11の開口11aから筐体11内部の奥方向へ向けて移動していくこととなる。
ここで、本実施の形態に係るスロットマシン10においては、前扉50に設けられたメダル払出口51と、ホッパー装置17の遊技メダル払出通路とが対向するように配置されている。このため、前扉50を閉じると、前扉50に設けられたメダル払出口51により、ホッパー装置17が筐体11内部に押し込まれて、特定位置から所定位置まで移動する(図8(B)参照)。これにより、ホッパー装置17は、筐体11内部の所定位置に配設されることとなる。このとき、ホッパー装置17の遊技メダル払出通路と、前扉50のメダル払出口51とが当接するようになっている。
(作用・効果)
このような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10において、ホッパー装置17は、筐体11内部の所定位置に配設されると、各案内片26の側部における奥端部付近が、着脱方向に対して斜めに傾斜して配置された各ガイド部40の内側面に当接して、各ガイド溝43内で位置決めされて仮固定される。これにより、スロットマシン10を輸送する場合にホッパー装置17ががたつくのを確実に防止することができる。
(3)第3の実施の形態
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態は、上記第2の実施の形態とは、左右一対のガイドレール部23,23における一対のガイド部40,40の形状及び配置が異なり、それ以外の点は、上記第2の実施の形態と同様である。以下、相違点を中心に第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態に係るガイド部40は、図9及び図10に示すように、筐体11の正面側から奥側へ向けて延在するガイド基部41の側端部に形成されたガイド側段部42の奥端部付近が、筐体11の正面側から奥側へ向かうに従って、下方に傾斜するように形成されている。すなわち、本実施の形態における各ガイドレール部23の各ガイド溝43は、奥端部付近において、その高さ方向の間隔が、奥側へ向かうに従って、案内片26の厚みより小さくなるように形成されている。
(作用・効果)
本実施の形態に係るスロットマシン10において、ホッパー装置17は、左右一対のガイドレール部23,23により案内されて、筐体11内部の所定位置に配設される。この左右一対のガイドレール部23,23は、一対のレールベース部30,30と、各レールベース部30の上面に設けられる一対のガイド部40,40とにより構成される。そして、左右一対のレールベース部30,30は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成される。これにより、製造コストを低減することができるとともに、ガイドレール部23の取り付け作業が容易となる。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10では、ホッパー装置17の左側の案内片26と左側のレールベース部30とが接触することで、ホッパー装置17と左側のレールベース部30とが電気的に導通される。そして、左側のレールベース部30に形成されたネジ孔38にアース線を結線することで、ホッパー装置17が、左側のレールベース部30を介してアースされる。これにより、アース配線を用いることなくホッパー装置17をアースすることができる。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10において、ホッパー装置17は、筐体11内部の所定位置に配設されると、各案内片26の奥端部付近が、レールベース部30とガイド部40とにより、上下に挟まれて、各ガイド溝43内で位置決めされて仮固定される。これにより、スロットマシン10を輸送する場合にホッパー装置17ががたつくのを確実に防止することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形および改良なども含むものである。また、本発明は、上述した実施の形態を適宜組み合わせる、または組み替えることもできる。
11a 開口 12 底板
12a 取付孔 13a 右側板
13b 左側板 14 天板
15 背板 15a アース開口部
16 電源装置 17 ホッパー装置
18 回転リール 19 リールユニット
20 主基板ユニット 21 スイッチ装置
23 ガイドレール部 24 貯留部
25 ベース部 26 案内片
27 スライド部
30 レールベース部 31 基部
32 背部 33 段部
34 ストッパー部 35 係止片
36 ネジ孔 37 アース線接続部
38 ネジ孔 39 ボス部
40 ガイド部 41 ガイド基部
42 ガイド側段部 43 ガイド溝
44 ネジ孔 45 ガイドレール正面開口
50 前扉 51 メダル払出口
52 メダル受け皿 53 中板
54 表示窓
Claims (3)
- 正面側に開口を有する筐体と、
遊技媒体を貯留可能な貯留部及び貯留部を支持するベース部を有し、かつ筐体内部の所定位置に着脱可能に配設されるホッパー装置と、
筐体内部に設けられるとともに、ホッパー装置を筐体の開口から所定位置まで案内する左右一対のガイドレール部と、
ホッパー装置のベース部の側面に設けられるとともに、ガイドレール部に沿って移動可能なスライド部と、を備え、
左右一対のガイドレール部は、
筐体内部の底面にホッパー装置の着脱方向に平行、かつ所定の間隔をおいて対向して配置される一対のレールベース部と、
各レールベース部の上面に設けられるとともに、その下側に位置するレールベース部との間でホッパー装置のスライド部を挟み込みながらホッパー装置を案内する一対のガイド部と、を備え、
各レールベース部には、筐体の開口側に、ホッパー装置が筐体内部の所定位置から筐体の開口よりも手前側に移動することを規制するストッパー部が形成され、
左右一対のレールベース部及びガイド部は、それぞれ、左右兼用可能なように、互いに同一の形状に形成されているとともに、
ホッパー装置のスライド部を、レールベース部とその上側に位置するガイド部とにより形成される正面側のガイドレール正面開口に、斜め上方から差し込むことができるように形成されていることを特徴とする遊技機。 - 左右一対のガイド部は、その間隔が、筐体の開口から筐体内部の所定位置に向かうに従って狭くなるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- レールベース部は、導電性材料で形成されているとともに、ホッパー装置をアースするためのアース線接続部を備え、
ホッパー装置は、スライド部がレールベース部に接触することで、電気的に導通されてアースされるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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- 2009-11-26 JP JP2009268325A patent/JP5382717B2/ja not_active Expired - Fee Related
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