JP2009189445A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の構成部材を同時に着脱することができる、組み立て性、メンテナンス性又はリサイクル性が良い遊技台を提供する。
【解決手段】遊技台100を構成する構成部材200と、前記構成部材200を前記遊技台100に固定する固定部材206aと、を備え、前記固定部材206aは、複数の前記構成部材200を同時に前記遊技台100に固定する遊技台とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコやスロットマシンなどに代表される遊技台に関する。
従来、パチンコ機等の遊技を構成する構成部材、例えば発射基板等をねじで個別にベース部材に固定する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−187235号広報
しかしながら、前述の特許文献1に開示されている発明は、遊技台のベース部材に個々に構成部材を固定する構造になっているので、組み立て、メンテナンス又はリサイクルのための分解に時間がかかってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、複数の構成部材を1つの固定手段で同時に固定でき、また、その固定手段を解除することで、複数の構成部材を同時に着脱することができる、組み立て性、メンテナンス性又はリサイクル性が良い遊技台を提供しようとするものである。
(1)本発明は、遊技台を構成する構成部材と、前記構成部材を前記遊技台に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、遊技台である。
(2)前記固定部材は、基底部と、前記基底部と摺動可能な固定片と、を備え、前記固定片が前記基底部上を摺動して、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、(1)に記載の遊技台である。
(3)前記固定部材は、支柱部材と、前記支柱部材に回転可能に軸支された固定片と、を備え、前記固定片が回転して、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、(1)に記載の遊技台である。
(4)前記固定片は、複数の前記構成部材を前記固定片の同一面で固定することを特徴とする、(2)又は(3)に記載の遊技台である。
(5)前記遊技台は、さらに検知手段を備え、前記検知手段は、前記固定部材が前記構成部材を所定の位置で固定しているか否かを検知することを特徴とする、(1)乃至(4)のいずれかに記載の遊技台である。
(6)前記遊技台は、前記構成部材を前記遊技台に係着させる案内部材と、前記案内部材と係着する案内片を備えた前記構成部材と、を備え、前記構成部材は、前記案内部材と係着して固定されることを特徴とする、(1)乃至(5)のいずれかに記載の遊技台である。
(7)前記構成部材は、前記遊技台との係着方向に回動可能に設けられ、複数の前記構成部材を、前記遊技台との係着方向と平行になるように回動して固定することを特徴とする、(1)乃至(6)のいずれかに記載の遊技台である。
(8)複数の前記構成部材は、隣接する前記構成部材と同一方向に回動するように設けられていることを特徴とする、(7)に記載の遊技台である。
(9)複数の前記構成部材は、隣接する前記構成部材が逆方向に回動するように設けられていることを特徴とする、(7)に記載の遊技台である。
(10)前記構成部材は、規制部を備え、前記規制部は、前記構成部材の回動を所定の位置で規制することを特徴とする、(7)乃至(9)のいずれかに記載の遊技台である。
(11)前記構成部材は、位置合わせ手段を備え、複数の他の構成部材と所定の位置で位置合わせすることを特徴とする、(1)乃至(10)のいずれかに記載の遊技台である。
(12)前記固定手段は、ボルト等の締結部材であることを特徴とする、(1)に記載の遊技台である。
(13)複数種類の図柄が施された複数のリールと、前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、停止された前記複数のリールによって表示される図柄の組合せが、前記抽選手段により内部当選した入賞役に対応する図柄の組合せであるか否かにより前記入賞役の入賞の当否を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする、(1)乃至(12)のいずれかに記載の遊技台である。
(14)所定の入賞口を有する遊技盤をさらに備え、前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする、(1)乃至(12)のいずれかに記載の遊技台である。
組み立て性、メンテナンス性が良い遊技台を提供できるという優れた効果を奏し得る。
以下、図面を用いて、本発明の第1実施形態に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、スロットマシン100の全体構成について説明する。なお、同図はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施例1において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例1では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110〜112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。なお、このバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。
さらに、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナス遊技中(BB遊技中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例1においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130または131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110〜112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110〜112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137〜139を操作すると対応するいずれかのリール110〜112が停止することになる。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出するための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例1では発光可能な受皿を採用しており、以下受皿ランプと呼ぶこともある。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ156は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。扉付き液晶表示装置600は、液晶表示装置(LCD)610と、左扉620と、右扉630を備えている。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
<制御部>
次に、図2及び図3を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400によって構成されている。
<主制御部>
まず、図2を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
さらに、CPU310には、各ICを制御するための制御プログラムデータ、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル投入センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算/貯留スイッチ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口134の内部の通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバーセンサ321は、スタートレバー135に設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
メダル投入ボタンセンサ323は、メダル投入ボタン130、131のそれぞれに設置されており、RAM313に電子的に貯留されているメダルを遊技用のメダルとして投入する場合の投入操作を検出する。たとえば、CPU310は、メダル投入ボタン130に対応するメダル投入ボタンセンサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを1枚投入し、メダル投入ボタン131に対応するメダル投入ボタンセンサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを3枚投入する。なお、メダル投入ボタン131が押された際、貯留されているメダル枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
精算/貯留スイッチ324は、精算ボタン132に設けられている。精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダルの清算が行われる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検出するためのセンサである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示省略。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。本発実施形態における乱数発生回路317は、水晶発振器311のクロック周波数を用いて0〜65535までの値をインクリメントするカウンタと、水晶発振器316のクロック周波数を用いて0〜16777215までの値をインクリメントするカウンタの2つの乱数カウンタを備えている。
また、CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。
<副制御部>
次に、図3を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、ライン表示LEDの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
さらに、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、図柄表示窓113の外枠に配設され、点滅や点灯などの点灯制御によって有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、扉・液晶画面制御部490からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。さらに、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ156、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置610及び扉620、630を制御する制御部である。
<主制御部メイン処理>
次に、図4を用いて、主制御部300のメイン処理について説明する。なお、同図は、主制御部300のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
スロットマシン100に電源が投入されると、まず、ステップS101において、その他の各種の初期化処理が実行される。例えば、後で説明するホッパー500が遊技台の所定位置に取り付けられているか、遊技台に取り付けられているセンサ(図示省略)で検知し、ホッパー500が所定の位置に取り付けられていない場合、報知ブザーや報知ランプ(図示しない)で作業者に知らせる。
ステップS102では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。
ステップS103では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定する。
ステップS104では、有効な入賞ライン114を確定する。
ステップS105では、乱数発生器317で発生させた乱数を取得する。
ステップS106では、ステップS105で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、その入賞役のフラグを内部的にONに設定する。なお、ステップS105で取得した乱数値は、入賞役内部抽選のほかにも、リール停止制御テーブルを選択するときの抽選等にも使用してもよい。
ステップS107では、リール回転開始処理により、全リール110〜112の回転を開始させる。
ステップS108では、リール停止制御処理により、押されたストップボタン137〜139に対応するリール110〜112の回転を停止させる。この際、各リール110〜112を、内部当選に応じたリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。さらに、ストップボタン137〜139が押されることによって停止した図柄の入賞判定を行う。
ステップS109では、メダル投入によって有効化された入賞ライン上に、内部当選した入賞役またはフラグ持越し中の入賞役に対応する入賞図柄組合せが揃った(表示された)場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン上に、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が揃っていたならばリプレイ入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。
ステップS110では、メダル払出処理を行う。このメダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
ステップS111では、遊技状態制御処理を行う。この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞の場合に次回からBB遊技を開始できるよう、ランプ、音、払い出し枚数カウンタに初期値セット等の準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。
以上により1遊技(つまり、以下、1遊技(単に遊技と言うこともある)とはメダル投入から次の遊技状態の移行までを言う。)が終了し、以降、主制御部メイン処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。なお、図示は省略するが、主制御部300は、このメイン処理に加えて、タイマ割込みに基づいて定期的にタイマ割込み処理を実行し、このタイマ割込み処理において副制御部400に対してコマンドを送信するように構成されている。
次に、図5を用いて、本発明に係る第1実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、スロットマシン100の本体101の遊技者側から見た正面図であり、同図(b)は、基板収容ケース200の概略斜視図であり、同図(c)は、基板収容ケース200の側面図であり、同図(d)は、同図(a)のA−Aで切断した基板収容ケース200と本体101の断面図である。
同図(a)に示すように、本実施例は、主制御基板、副制御基板、リールユニット制御基板等(いずれも図示省略)の基板類を収容する複数の基板収容ケース200を、共通のボルト206aで本体101の所定の位置に同時に固定または固定解除できるところに特徴がある。
まず、同図(b)に示すように、基板収容ケース200は、第1基板収容ケース202と第2基板収容ケース204から構成された樹脂製又は金属製の略箱形部材である。そして、第1基板収容ケース202は、基板を収容する箱部から外側へ突出した嵌合片203を備え、第2基板収容ケース204も同様の嵌合片205を備え、嵌合片203と嵌合片205は、上下で互いに嵌合するような位置に設けられている。
第1基板収容ケース202は、嵌合片203上に2個の凸部203aと、第1嵌合穴203bを備え、凸部203aは、第2基板収容ケースとの嵌合方向に略円柱凸形状となっている。
第2基板収容ケース204は、嵌合片205上に2個の凹部205aと、第2嵌合穴205bを備えている。凹部205aは、嵌合片203との嵌合面に設けられている。
また、同図(c)に示すように、嵌合片203は、嵌合片205の上方向から嵌合し、嵌合片203に設けられた凸部203aは、嵌合片205に設けられた凸部205aと嵌合する。さらに、第1嵌合穴203bと第2嵌合穴205bは略同円心上に重なり合うように構成されている。
同図(d)に示すように、嵌合穴203bと嵌合穴205bは、同一円心上で互いに重なった状態でボルト206aにより共締めされ、本体101の所定の位置に固定される。さらに、第1基板収容ケース202及び第2基板収容ケース204は、他の取付穴(図示省略)とボルト206bを嵌合させて本体101に固定される。
したがって、第1基板収容ケース202及び第2基板収容ケース204は、共通のボルト206aで本体101に同時に固定又は固定解除できるので、基板収容ケース200を本体101に組み付けたり、本体101から取り外して分解(リサイクル)する場合、ボルトの数量を減らすことができるという効果がある。
また、本実施例では、基板収容ケース200を本体101にボルト206bで固定する構造としたが、例えば、本体101に嵌合穴(図示省略)を設け、基板収容ケース200に嵌合片(図示省略)を設けて嵌め合い構造にしてもよく、この場合、さらにボルト等の締結手段の数量を減らすことができる。
また、種類の異なる構成部材を同時に固定してもよく、例えば、本実施例の第1基板収容ケース202及び第2基板収容ケース204と、後述する第4実施形態のリールユニット108の固定片109aに設けられた取付穴109bを共締めして、本体101に同時に固定するようにしても好ましい。
次に、図6を用いて、本発明に係る第2実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250収容前)を示す図であり、同図(b)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250収容後)を示す図である。第2実施形態は、後で説明するストッパー装置282をスライドさせることで、ホッパー250とオーバーフロータンク270(以下、単にホッパー250等と言うことがある。)を簡単に本体101に固定または固定解除できるところに特徴がある。なお、オーバーフロータンク270は、ホッパー250に収容できずに溢れ出たメダルを一時的に貯留するための装置である。
同図(a)に示すように、ホッパー250、オーバーフロータンク270は、案内片252、272が設けられ、また、本体101の下方の所定位置に設けられた設置部材240には案内溝242が設けられている。案内片252、272と案内溝242は所定の位置で係着し、同図(b)に示すように、ホッパー等250は、本体101に収容される。なお、本体101の下方の設置部材240の手前(前面扉102側)には、本体101の横幅方向にガイドレール280と、ガイドレール280に沿ってスライド可能にストッパー装置282が設けられている。このストッパー装置282は、所定の間隔で凸状の第1ストッパー片282aと、第2ストッパー片282bを備えている。本実施例では、第1ストッパー片282aと第2ストッパー片282bは互いに連動して動く構造にしているが、個別にスライドできるようにしてもよい。
図7は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態の遊技者側から見た本体101の正面図である。同図を用いて、本体101とホッパー250等の固定、固定解除の方法について説明する。同図(a)は、ホッパー250等が固定解除されている状態を示す図であり、同図(b)は、ホッパー250等が固定されている状態を示す図である。
同図(a)に示すように、第1ストッパー片282a及び第2ストッパー片282bを矢印(同図右方向)にスライドさせ、それぞれC及びEの範囲に位置している場合、ホッパー250等は、第1ストッパー片282aまたは第2ストッパー片282bに阻まれず、ホッパー250等は設置部材240から取り外し可能な状態になる。
一方、同図(b)に示すように、第1ストッパー片282a及び第2ストッパー片282bがそれぞれ同図(a)のD及びFの範囲に位置している場合、ホッパー250等は、第1ストッパー片282aまたは弟2ストッパー片282bに阻まれ、ホッパー250等は設置部材240に固定された状態になる。
したがって、第1ストッパー片282aおよび第2ストッパー片282bを備えるストッパー装置282を所定の位置にスライドさせることで、ホッパー250及びオーバーフロータンク270を設置部材240に固定または固定解除することができ、固定が簡単に出来るという効果がある。
なお、図6(b)に戻って、ガイドレール280にロック装置286を設けて、第1ストッパー片282a又は第2ストッパー片282bを所定の位置でロックし、ロック解除キー(図示省略)を用いてロック装置を解除しない限りは、ホッパー250等を固定解除出来ないようにしてもよい。またロック装置286は、封印テープ(図示省略)等であって、封印が解除されたか否かを確認出来るものであってもよい。この場合、遊技者がホッパー250等を勝手に取り外して、メダルを取得する等の不正行為を防止することができるという効果がある。
また、図7(b)に戻って、第1ストッパー片282a等に位置センサ287を設け、ガイドレール280に当接壁288を設けるようにして、その位置センサ287がスライドして当接壁288の右側に当接した場合に、報知ランプまたは報知ブザー(いずれも図示省略)によりホッパー250等の固定、固定解除できることを知らせるようにしてもよい。このようにすることで、ホッパー250等の固定、固定解除を容易に確認できるという効果がある。
次に、図8を用いて、本発明に係る第3実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250等固定解除状態)を示した図であり、同図(b)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250等固定状態)を示した図である。
第3実施形態は、ストッパー装置500のストッパー片504を回転することで、ホッパー250、オーバーフロータンク270を本体101に簡単に固定できるところに特徴がある。なお、ホッパー250及びオーバーフロータンク270の本体101への組み付けについては、第2実施形態と同じであるので、ここでは詳細な説明は省略する。
まず、同図(a)に示すように、ホッパー等250を設置部材240に係着させながら矢印のA方向に収容する。また、この時、本体101下方の所定位置で、ホッパー250とオーバーフロータンク270の間隔の間にストッパー500が設けられている。
ストッパー500は、本体101の底面から上方(リールユニット108方向)へ伸びるように設置された支柱502と、その支柱502に対して本体101の開口面に平行に回転可能に設けられた棒状のストッパー片504を備えて構成されている。また、ストッパー片504は、樹脂製又は金属製の棒状部材で、その長手方向の長さは、ストッパー250とオーバーフロータンク270を本体101に収容した場合の、ストッパー250とオーバーフロータンク270の間隔よりも長い関係にある。
同図(b)に示すように、ホッパー250等を本体101の所定の位置に収容した後、ホッパー250とオーバーフロータンク270の間に設けられたストッパー片504を矢印のB方向(Bと逆方向でも問題ない)に回転させることで、ホッパー250とオーバーフロータンク270を同時に固定することができる。
なお、ストッパー片504が、回転の所定位置で停止するように、支柱502またはストッパー片504に規制部材(図示省略)を設けてもよい。
図9は、スロットマシン100の前面扉102を開放した場合の遊技者側から見た正面図であるが、同図を用いて、本体101とホッパー250等の固定、固定解除について説明する。同図(a)は、ホッパー250等が固定解除されている状態を示す図であり、同図(b)は、ホッパー250等が固定されている状態を示す図である。
同図(a)に示すように、本体101とホッパー250等の固定を解除する場合、棒状のストッパー片504が、支柱502と平行になる位置に回転させる。この状態では、ホッパー250等はストッパー片504で規制されず、本体101から取り外し可能になる。
一方、本体101にホッパー250等を固定する場合、同図(b)に示すように、同図(a)の位置からストッパー片504を略90°回転させて、ストッパー片504が支柱502と垂直になるようにする。この状態では、ストッパー片504でホッパー250とオーバーフロータンク270は同時に固定される。
したがって、ホッパー250等を本体101に簡単に固定、固定解除できるという効果がある。
次に、図10を用いて、本発明に係る第4実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、リールユニット108の概略斜視図であり、同図(b)は、基板収容ケース500の概略斜視図であり、同図(c)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(基板収容ケース組み付け前)の遊技者側から見た正面図であり、同図(d)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(基板収容ケース組み付け後)の遊技者側から見た正面図であり、同図(e)は、同図(d)のA−Aで切断したリールユニット108と基板収容ケース500の断面図である。第4実施形態は、リールユニット108と基板収容ケース500を本体101に共通のボルト515で同時に固定、取り外しが出来るところに特徴がある。
同図(a)に示すように、リールユニット108は、ユニット本体109と、ユニット本体109内部にリール110〜112が回転可能に備えて構成されている。また、ユニット本体109は、2個の固定片109aと、各固定片109aに取付穴109bを備えている。
同図(b)に示すように、基板収容ケース500は、樹脂製または金属製の箱形部材で、略L字型の2個の嵌合片512と、2個の取付片514を備えて構成されている。また、嵌合片512は、くさび状の凸部512aを備え、取付片514は、ボルト515と嵌合する取付穴514aを備えている。
次に、本体101へのリールユニット108と基板収容ケース500の固定、取り外しについて説明する。同図(c)に示すように、まず、本体101に設けられた固定丸穴101bに合わせてリールユニット108を取り付け、リールユニット108の取付穴109b以外の取付穴(図示省略)を本体101の固定丸穴101bにボルト515で固定する。
次に、基板収容ケース500に設けられた嵌合片512の凸部512a方向から、本体101に設けられた2か所の固定角穴101aに差し込むように嵌合させる。
嵌合片512が固定角穴101aと所定の位置で嵌合した場合、基板収容ケース500に設けられた取付穴514aと、本体101に設けられた固定丸穴101bと、リールユニット108に設けられた取付穴109bの3つの穴が略同心円で重なるように構成されており、共通のボルト515で、リールユニット108、基板ケース500を本体101に同時に固定できる。
したがって、本体101に、リールユニット108と、基板ケース500を共通のボルト515で一度に固定、取り外しが簡単に出来るので、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図11を用いて、本発明に係る第5実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、スロットマシン100の概略斜視図であり、同図(b)は、スロットマシン100の前面扉102を開放した状態の概略斜視図であり、同図(c)は、本体101に組み付けられたメダル投入口134の断面図である。
第5実施形態は、スロットマシン100の前面扉102を挟んで、メダル投入口134と、メダルセレクタ680を共通のボルト690で一度に固定できるところに特徴がある。
同図(a)に示すように、メダル投入口134は、前面扉102の所定の位置に組み付けられている。
また、同図(b)に示すように、メダル投入口134は、その下側に固定穴134aが設けられており、前面扉102の所定の位置に組み付けられた場合、後で説明するホルダ本体682に設けられた取付穴683aと同心円上に重なり、共通のボルト690で同時に全面扉102に固定される。
メダルセレクタ600は、セレクタ本体681と、そのセレクタ本体681と嵌合して同時に前面扉102に固定されるホルダ本体682を備えて構成される。
セレクタ本体681は、ホルダ本体682と嵌合するための嵌合手段(図示省略)を備え、ホルダ本体682と嵌合した状態で、前面扉102に固定される。
ホルダ本体682は、金属製の板金部材で、凸形状のホルダ取付片683と、そのホルダ取付片683の略中央に取付穴683aを備えている。
メダル投入口134は、前面扉102を挟んで、前面扉102の後方(遊技者と反対側)に配置されるホルダ本体682と組み付けられる。
同図(c)に示すように、メダル投入口134とホルダ本体682は、前面扉102の所定の位置に組み付けられた場合、メダル投入口134に設けられた固定穴134aと、ボルダ本体682の取付片683に設けられた取付穴683aと、前面扉102に設けられた取付穴(図示省略)が同一円心上に重なるように構成されている。
そして、取付穴683a側から、ボルト690を挿入して取付穴683aと固定穴134aと前面扉102に設けられた取付穴(図示省略)を同時に固定する。
したがって、共通のボルト690で、メダル投入口134とメダルセレクタ680を前面扉102に同時に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図12、図13を用いて、本発明に係る第6実施形態について詳細に説明する。図12は、パチンコ機900の扉部材902の本体側から見た概略斜視図である。また、図13は、パチンコ機900の扉部材902に第1基板収容ケース652と、第2基板収容ケース654を固定した図であり、同図(a)は、扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、同図(b)は、扉部材902を本体側から見た正面図であり、同図(c)は、同図(b)のA−Aで切断した第1基板収容ケース652と第2基板収容ケース654の断面図である。
第6実施形態は、2個の基板収容ケース650を扉部材902に共通のボルト659で同時に固定できるところに特徴がある。
図12に示すように、扉部材902は、主基板収容ケース903の下方に、基板取付部904を有し、その基板取付部904には、固定穴904aを備えている。後で説明する第1基板収容ケース652に設けられた第1取付穴652aと、第2基板収容ケース654に設けられた第2取付穴655aは、固定穴904aに共通のボルト659で同時に固定される。
第1基板収容ケース652は、樹脂製又は金属製の箱形部材であり、その四隅に第1取付穴652aが設けられている。
第2基板収容ケース654は、樹脂製又は金属製の箱形部材であり、下段収容部655と上段収容部656の2段形状になっている。上段収容部656は、第1基板収容ケース652の箱形の収容部より若干小さく構成され、下段収容部655は、下第1基板収容ケース652の箱形の収容部と略同じ大きさで、その四隅に第2取付穴655aを備えている。なお、第1基板収容ケースと第2基板収容ケースには、遊技球の払い出しの制御をする、払出し基板(図示省略)等が収容される。
第1基板収容ケース652と第2基板収容ケース654が、所定の位置で係合した場合、扉部材902の基板取付部904に設けられた固定穴904aと、第1取付穴652aと、第2取付穴655aが同一円心上で重なるように設けられている。
図12、図13(a)に示すように、第1基板収容ケース652と第2基板収容ケース654は、矢印方向から共通のボルト659で同時に基板取付部904の所定の位置に固定される。
この場合、第1基板収容ケース652と、第2基板収容ケース654を図13(b)に示すA−Aの位置で切断した場合、その断面は、同図(c)に示すような組み付け状態となる。
つまり、扉部材902の基板取付部904の所定の位置に、まず第1基板収容ケース652、第2基板収容ケース654の順番で組み付けられる。この位置で、固定穴904aと、第1取付穴652aと、第2取付穴655aは同一円心上で重なり、共通のボルト659で、固定穴904aに共締めすることが出来る。
したがって、共通のボルト659で2個の基板ケース652、654を扉部材902に同時に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図14、図15を用いて、本発明に係る第7実施形態について詳細に説明する。図14は、パチンコ機900の扉部材902の本体側から見た概略斜視図である。また、図15は、パチンコ機900の扉部材902に第1基板収容ケース710と、第2基板収容ケース720と、第3基板収容ケース730を固定した図であり、同図(a)は、扉部材902の本体側から見た概略斜視図であり、同図(b)は、扉部材902の本体側から見た正面図であり、同図(c)は、同図(b)のA−Aで切断した第1基板収容ケース710と第2基板収容ケース720と、第3基板収容ケース730の断面図である。
第7実施形態は、共通のボルト745で3個の基板収容ケースを扉部材902に同時に固定できるところに特徴がある。
図14に示すように、扉部材902は、主基板収容ケース903の下方に、基板取付部904を有し、基板取付部904は、4個の固定穴904aを備えている。また、固定穴904aは、後で説明する第1基板収容ケース710に設けられた第1取付穴711aと、第2基板収容ケース720に設けられた第2取付穴720aと、第3基板収容ケース730に設けられた第3取付穴730aが共通のボルト740で同時に固定される。
第1基板収容ケース710は、樹脂製又は金属製の箱形部材であり、下段収容部711と上段収容部712の2段形状になっており、下段収容部711の四隅に第1取付穴711aが設けられており、上段収容部712の横幅方向の略中央両側に2個の固定穴712aを備えている。
第2基板収容ケース720は、樹脂製又は金属製の箱形部材であり、横幅方向の略中央両側に2個の第2取付穴720aを備えている。
第3基板収容ケース730は、第2基板ケース720と略同一形状であり、横幅方向の略中央両側に2個の第3取付穴730aを備えている。
基板取付部904と第1基板収容ケース710が所定の位置で係合した場合、固定穴904aと第1取付穴711aは略同一円心上で重なり、第1基板収容ケース710は、ボルト740で固定穴904aに固定される。
また、第1基板収容ケース710と、第2基板収容ケース720と、第3基板収容ケース730が、所定の位置で係合した場合、第1基板収容ケース710に設けられた固定穴712aと第2基板収容ケース720に設けられた第2取付穴720aと、第3基板収容ケース730に設けられた第3取付穴が、同一円心上に重なり、共通のボルト745で取付穴712aに固定される。
図15(a)に示すように、共通のボルト740、745により、第1基板収容ケース710と、第2基板収容ケース720と、第3基板収容ケース730を同時に基板取付部904に固定することができ、同図(b)に示すように、各基板収容ケースをA−A及びB−Bの位置で切断した場合、その断面は、同図(c)に示すようになる。
つまり、基板取付部904の所定の位置に、ボルト740で第1基板収容ケース710が固定される。次に、第1基板ケース710の所定の位置に、共通のボルト745で第2基板ケース720と、第3基板ケース730が同時に固定される。
したがって、共通のボルト740、745により各基板収容ケース710、720、730を扉部材902に同時に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図16を用いて、本発明に係る第8実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、パチンコ機900の扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、同図(b)は、パチンコ機900の扉部材902を本体側から見た正面図である。
第8実施形態は、扉部材902に、メダルタンク800とタンクレール810を共通のボルト820で同時に固定できるところに特徴がある。
同図(a)に示すように、扉部材902の上部にメダルタンク800とタンクレール810を固定するためのメダルタンク取付部905を備えている。
また、メダルタンク800は、取付片802を備え、その取付片802は、ボルト820でメダルタンク取付部905に固定される取付穴802aを備えている。
タンクレール810は、取付片812を備え、その取付片812は、ボルト820でメダルタンク800と共にメダルタンク取付部905に固定される取付穴812aを備えている。
上記のように、まず、共通のボルト820は、メダルレール810の取付穴812aと嵌合し、さらにメダルタンク800の取付穴802aと嵌合して、メダルタンク取付部905の固定穴(図示省略)に固定される。なお、メダルタンク800及びタンクレール810は、その他のボルト825等でメダルタンク取付部905の取付穴(図示省略)に固定されている。
したがって、同図(b)に示すように、共通のボルト820で異なる構成部材、例えば、メダルタンク800及びタンクレール810を扉部材902に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図17を用いて、本発明に係る第9実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、パチンコ機900の扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、同図(b)は、パチンコ機900の扉部材902の正面図である。
第9実施形態は、扉部材902に、球案内部材850と基板収容ケース860を共通のボルト870で同時に固定できるところに特徴がある。
同図(a)に示すように、主基板収容ケース904の下方に球案内部材850と基板ケース860を組み付ける基板取付部904を備えている。
また、球案内部材850は、取付片852を備え、その取付片852は基板収容ケース860と共に、ボルト870で固定される取付穴852aを備えている。
基板収容ケース860は、取付片862を備え、さらに、その取付片862は、ボルト870で球案内部材850と共に基板取付部904に取り付けられる取付穴862aを備えている。
まず、同図(a)に示す矢印の方向から、共通のボルト870は、基板収容ケース860の取付穴862aと嵌合し、さらに球案内部材850の取付穴852aと嵌合して、基板取付部904の固定穴904aに固定される。
したがって、同図(b)に示すように、共通のボルト870で異なる構成部材、例えば、球案内部材850及び基板収容ケース860を扉部材902に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
尚、基板収容ケース860は、第6実施形態または第7実施形態で記載したような基板収容ケースでもよく、この場合、基板収容ケース等を扉部材902に固定するためのボルト等の締結手段の数量を大幅に削減することが可能となり、組立てや取り外しが簡単に出来るので、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図18を用いて、本発明に係る第10実施形態について詳細に説明する。同図は、パチンコ機900の扉部材902を開いた状態の概略斜視図である。
第10実施形態は、扉部材902を挟んで設けられている、操作ハンドル920と発射基盤収容ケース924を共通のボルト925で同時に固定できるところに特徴がある。
操作ハンドル920は、ボルト925と固定するための固定穴921を備えている。
また、発射基盤収容ケース924は、ボルト925と嵌合する取付穴924aを備えている。
ボルト925は、発射基盤収容ケース924側から、まず取付穴924aと嵌合し、扉部材902を挟んで、扉部材902の所定に位置に組み付けられると共に、操作ハンドル902の固定穴902aと締結される。
したがって、共通のボルト925で異なる構成部材、例えば、操作ハンドル920と発射基盤収容ケース924を前面扉902に同時に固定でき、組み立て、分解コスト等を削減できるという効果がある。
次に、図19を用いて、本発明に係る第11実施形態について説明する。同図(a)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、同図(b)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、同図(c)は、第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。
第11実施形態は、1個のストッパー部材1034を回転させることによって、2つの基板収容ケース1010及び1020を同時に固定、固定解除できるところに特徴がある。
扉部材902に備えられたサブ基板収容ケース903の下側に、第1基板収容ケース1010と、第2基板収容ケース1020と、ストッパー装置1030が備えられている。なお、第1基板収容ケース1010及び第2基板収容ケース1020は、遊技球の発射制御をする発射基盤(図示省略)等を収容し、扉部材902に固定するパチンコ機の構成部材の1つである。
同図(a)に示すように、第1基板収容ケース1010は、ケース本体1011と、ケース本体1011を扉部材902側に回転可能に軸支する支軸部材1014を備えている。ケース本体1011は、段部1012を有すると共に、後で説明する支軸部材1014に設けられた回転軸1014aに軸支され、扉部材902側に回転するように構成されている。
また、支軸部材1014は、先に説明した回転軸1014aと、ボルト1040と嵌合して支軸部材1014を扉部材902に取り付ける取付穴1014bと、ケース本体1011の回転を所定の位置(本実施例では、遊技者と逆側にケース本体が90°倒れた位置)で規制する規制部材1014cを備えて構成されている。
第1基板収容ケース1010と同様に、第2基板収容ケース1020は、ケース本体1021と、ケース本体1021を扉部材902側に回転可能に軸支する支軸部材1024を備えている。ケース本体1021は、段部1022を有すると共に、後で説明する支軸部材1024に設けられた回転軸1024aに軸支され、扉部材902側に回転するように構成されている。
また、支軸部材1024は、先に説明した回転軸1024aと、ボルト1040と嵌合して支軸部材1024を扉部材902に取り付ける取付穴1024bと、ケース本体1021の回転を所定の位置(本実施例では、遊技者と逆側にケース本体が約90°倒れた位置)で規制する規制部材1024cを備えて構成されている。
ストッパー装置1030は、支軸部材1032と、ストッパー部材1034を備えて構成されている。支軸部材1032は、樹脂製または金属製の略棒状部材で、一端は扉部材902に固定され、他端は後で説明するストッパー部材1034を回転可能に軸支するようにされている。ストッパー部材1034は、樹脂製又は金属製の略板状部材で、支軸部材1032に回転可能に軸支されている。
第1基板収容ケース1010及び第2基板収容ケース1020を回転可能に軸支した、支軸部材1014及び1024は、ボルト1040により取付穴1014b、1024bと嵌合しながら扉部材902の所定の位置に固定される。同図(a)に示すように、本実施例では、第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020は横並びに並設され、ストッパー部材1030は、その第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020の略中間に設けられている。したがって、ストッパー部材1034が、同図(a)に示す位置にある場合、ストッパー部材1034は、段部1012、1022を押さえており、各基板収容ケース1010、1020は扉部材902に固定される。一方、ストッパー部材1034をA方向(同図(c)参考)に回転させ、同図(b)に示す位置にある場合、各基板収容ケース1010、1020はB方向(同図(c)参考)に回転可能となる。この場合、各基板収容ケース1010、1020は、所定の位置(本実施例では、遊技者と逆側へ約90°回転した位置)で規制部材1014c、1024cと当接して、その位置で回転が規制され、停止するように構成されている。
したがって、各基板収容ケース1010、1020が回転する勢いで扉部材902へ衝突して内部の基板(図示省略)や他の構成部材を破損してしまうのを防止でき、また、ストッパー装置1030を回転させることで、各基板収容ケース1010、1020を扉部材902から簡単に外せるので、基板(図示省略)の組み付け等のメンテナンスを容易にすることができるという効果がある。
また、種類の異なる構成部材を同時に固定してもよく、例えば、本実施例の各基板収容ケース1010、1020と、サブ基板収容ケース903をストッパー装置1030で同時に固定するようにしても好ましい。
次に、図20を用いて、本発明に係る第12実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、同図(b)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、同図(c)は、第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。
第12実施形態は、ストッパー装置1080をスライドさせて、各基板収容ケース1010、1020を固定、固定解除できるところに特徴がある。その他の構成部材等については第11実施形態と変わるところはなく、ここでは詳細な説明は省略する。
ストッパー装置1080は、第1凸片1082と、第2凸片1084を備えた、樹脂製又は金属製の板状部材で、扉部材902の所定の位置でA、B方向(同図(c)参考)にスライド可能に設けられている。
図20(a)(b)に示すように、第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020は、扉部材902の所定の位置に横並びに並設され、ストッパー装置1080は、その各基板収容ケース1010、1020の上方にスライド可能に設けられている。同図(c)に示すように、ストッパー装置1080をA方向にスライドさせた場合、第1凸片1082と、第2凸片1084は、それぞれ第1基板収容ケース1010の段部1012と第2基板収容ケース1020の段部1022を押えるように構成されている。また、ストッパー装置1080をB方向にスライドさせた場合、第1凸片1082と、第2凸片1084は、それぞれ第1基板収容ケース1010の段部1012と第2基板収容ケース1020の段部1022を押えを解除するように構成されている。
したがって、ストッパー装置1080をA方向又はB方向にスライドさせることにより、各基板収容ケース1010、1020を扉部材902に固定したり、固定を解除することができ、各基板収容ケースの内部に設けられた基板等(図示省略)の組み付け等のメンテナンスを容易にすることができるという効果がある。
また、種類の異なる構成部材を同時に固定してもよく、例えば、本実施例の各基板収容ケース1010、1020と、サブ基板収容ケース903をストッパー装置1080で同時に固定するようにしても好ましい。
次に、図21を用いて、本発明に係る第13実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、同図(b)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、同図(c)は、第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。
第13実施形態は、第11実施形態に対して、第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020の着脱を観音開き(横開き)構造にしたところに特徴がある。その他の構成部材等については第11実施形態と変わるところはなく、ここでは詳細な説明は省略する。
本実施例では、同図(a)に示すように、第1基板収容ケース110のケース本体1011と、第2基板収容ケース1020のケース本体1021は、扉部材902の所定の位置に配置されると共に、扉部材902に対して垂直方向(いわゆる観音開き方向)に回転するように、支軸部材1014、1024に軸支されている。また、ケース本体1011、1021が回転した時に、支軸部材1014、1024に設けられた規制部材1014c、1024cに当接し、回転を所定の位置(本実施例では、垂直方向に約90°開いた位置)で停止するように構成されている。
また、ストッパー1034が、同図(a)の位置にある場合、ケース本体1011、1021の段部1012、1022がストッパー部材1034に押さえられて、扉部材902に固定される。一方、ストッパー部材1034が同図(b)の位置にある場合、ケース本体1011、1021に設けられた段部1012、1022は押さえが解除され、ケース本体1011、1012は所定の位置まで回転可能となる(同図(c)参照)。
したがって、各基板収容ケース1010、1020が、回転の勢いで扉部材902へ衝突して、基板(図示省略)や他の構成部材を破損するのを防止でき、また、ストッパー装置1030を回転させることで、各基板収容ケース1010、1020を扉部材902から外せるので、基板(図示省略)の組み付け等のメンテナンスを容易にすることができるという効果がある。
また、種類の異なる構成部材を同時に固定してもよく、例えば、本実施例の各基板収容ケース1010、1020と、サブ基板収容ケース903をストッパー装置1030で同時に固定するようにしても好ましい。
次に、図22を用いて、本発明に係る第14実施形態について詳細に説明する。同図(a)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、同図(b)は、パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、同図(c)は、第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。
第14実施形態は、第12実施形態に対して、第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020の着脱を観音開き(横開き)構造にしたところに特徴がある。その他の構成部材等については第12実施形態と変わるところはなく、ここでは詳細な説明は省略する。
第12実施形態と同様に、本実施例では、同図(a)に示すように、第1基板収容ケース1010のケース本体1011と、第2基板収容ケース1020のケース本体1021は、扉部材902に対して垂直方向に回転するように、支軸部材1014、1024に軸支されている。また、第1基板収容ケース1010と、第2基板収容ケース1020は、扉部材902の所定の位置に配置されると共に、各基板収容ケース1010、1020を開いたときに、いわゆる観音開きになるように配置されている。また、ケース本体1011、1021が回転した時に、支軸部材1014、1024に設けられた規制部材1014c、1024cに当接し、回転を所定の位置(本実施例では、垂直方向に約90°開いた位置)で停止するように構成されている。
ストッパー装置1080は、第1凸片1082と、第2凸片1084を備えた、樹脂製又は金属製の板状部材で、扉部材902の所定の位置でスライド可能に設けられている。
図22(a)、(b)に示すように、第1基板収容ケース1010と第2基板収容ケース1020は、扉部材902の所定の位置に横並びに並設され、ストッパー装置1080は、その各基板収容ケース1010、1020の上方にスライド可能に設けられ、同図(c)に示すように、ストッパー装置1080を矢印のA方向にスライドさせた場合、第1凸片1082と、第2凸片1084は、それぞれ第1基板収容ケース1010の段部1012と第2基板収容ケース1020の段部1022を押えるように構成されている。また、ストッパー装置1080を矢印のB方向にスライドさせた場合、第1凸片1082と、第2凸片1084は、それぞれ第1基板収容ケース1010の段部1012と第2基板収容ケース1020の段部1022を押えが解除され矢印のC方向に回転するように構成されている。
したがって、各基板収容ケース1010、1020が、回転した勢いで扉部材902へ衝突し、基板(図示省略)や他の構成部材を破損してしまうのを防止でき、また、ストッパー装置1080をスライドさせることで、各基板収容ケース1010、1020を外せるので、内部の基板等(図示省略)の組み付け等のメンテナンスを容易にすることができるという効果がある。
また、種類の異なる構成部材を同時に固定してもよく、例えば、本実施例の各基板収容ケース1010、1020と、サブ基板収容ケース903をストッパー装置1080で同時に固定するようにしても好ましい。
また、上記の実施形態で記載したものの他、スロットマシン100、パチンコ機900の構成部材で、配置が隣接している部材であれば、その他の構成部材を共通のボルト等で固定、固定解除できるようにしてもよいことは言うまでもない。
本発明は、スロットマシンやパチンコ等に代表される遊技台に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るスロットマシンの概略斜視図である。 同スロットマシンの主制御部の回路構成を示した図である。 同スロットマシンの副制御部の回路構成を示した図である。 主制御部300のメイン処理の流れを示すフローチャートである。 (a)スロットマシン100の本体101の遊技者側から見た正面図であり、(b)基板収容ケース200の概略斜視図であり、(c)基板収容ケース200の側面図であり、(d)同図(a)のA−Aで切断した基板収容ケース200と本体101の断面図である。 (a)第2実施形態に係るスロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250収容前)を示す図であり、(b)同スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250収容後)を示す図である。 (a)同ホッパー250等が固定解除されている状態を示す図であり、(b)同ホッパー250等が固定されている状態を示す図である。 (a)第3実施形態に係るスロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250等固定解除状態)を示した図であり、(b)同スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(ホッパー250等固定状態)を示した図である。 (a)同ホッパー250等が固定解除されている状態を示す図であり、(b)同ホッパー250等が固定されている状態を示す図である。 (a)第4実施形態に係るリールユニット108の概略斜視図であり、(b)同基板収容ケース500の概略斜視図であり、(c)同スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(基板収容ケース組み付け前)の遊技者側から見た正面図であり、(d)同スロットマシン100の前面扉102を開放した状態(基板収容ケース組み付け後)の遊技者側から見た正面図であり、(e)同(d)のA−Aで切断したリールユニット108と基板収容ケース500の断面図である。 (a)第5実施形態に係るスロットマシン100の概略斜視図であり、(b)同スロットマシン100の前面扉102を開放した状態の概略斜視図であり、(c)同本体101に組み付けられたメダル投入口134の断面図である。 第6実施形態に係るパチンコ機900の扉部材902の本体側から見た概略斜視図である。 (a)同扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、(b)同扉部材902を本体側から見た正面図であり、(c)同(b)のA−Aで切断した第1基板収容ケース652と第2基板収容ケース654の断面図である。 第7実施形態に係るパチンコ機900の扉部材902の本体側から見た概略斜視図である。 (a)同扉部材902の本体側から見た概略斜視図であり、(b)同扉部材902の本体側から見た正面図であり、(c)同(b)のA−Aで切断した第1基板収容ケース710と第2基板収容ケース720と、第3基板収容ケース730の断面図である。 (a)第8実施形態に係るパチンコ機900の扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、(b)同パチンコ機900の扉部材902を本体側から見た正面図である。 (a)第9実施形態に係るパチンコ機900の扉部材902を本体側から見た概略斜視図であり、(b)同パチンコ機900の扉部材902の正面図である。 第10実施形態に係るパチンコ機900の扉部材902を開いた状態の概略斜視図である。 (a)第11実施形態に係るパチンコ機900の第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、(b)同パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、(c)同第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。 (a)第12実施形態に係るパチンコ機900の第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、(b)同パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、(c)同第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。 (a)第13実施形態に係るパチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、(b)同パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、(c)同第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。 (a)第14実施形態に係るパチンコ機900の第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定された状態を示す正面図であり、(b)同パチンコ機900に係る第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020が固定解除された状態を示す正面図であり、(c)同第1基板収容ケース1010、第2基板収容ケース1020の固定、固定解除の動作を示す概略斜視図である。
符号の説明
100 スロットマシン
101 本体
102 全面扉
134 メダル投入口
200 基板収容ケース
300 主制御部
400 副制御部
900 パチンコ機
901 本体
902 扉部材

Claims (15)

  1. 遊技台を構成する構成部材と、
    前記構成部材を前記遊技台に固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材は、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、
    遊技台。
  2. 前記固定部材は、基底部と、
    前記基底部と摺動可能な固定片と、
    を備え、
    前記固定片が前記基底部上を摺動して、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、
    請求項1に記載の遊技台。
  3. 前記固定部材は、支柱部材と、
    前記支柱部材に回転可能に軸支された固定片と、
    を備え、
    前記固定片が回転して、複数の前記構成部材を共通に前記遊技台に固定することを特徴とする、
    請求項1に記載の遊技台。
  4. 前記固定片は、複数の前記構成部材を前記固定片の同一面で固定することを特徴とする、
    請求項2又は3に記載の遊技台。
  5. 前記遊技台は、さらに検知手段を備え、
    前記検知手段は、前記固定部材が前記構成部材を所定の位置で固定しているか否かを検知することを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技台。
  6. 前記遊技台は、前記構成部材を前記遊技台に係着させる案内部材と、
    前記案内部材と係着する案内片を備えた前記構成部材と、
    を備え、
    前記構成部材は、前記案内部材と係着して固定されることを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技台。
  7. 前記構成部材は、前記遊技台との係着方向に回動可能に設けられ、
    複数の前記構成部材を、前記遊技台との係着方向と平行になるように回動して固定することを特徴とする、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の遊技台。
  8. 複数の前記構成部材は、隣接する前記構成部材と同一方向に回動するように設けられていることを特徴とする、
    請求項7に記載の遊技台。
  9. 複数の前記構成部材は、隣接する前記構成部材が逆方向に回動するように設けられていることを特徴とする、
    請求項7に記載の遊技台。
  10. 前記構成部材は、規制部を備え、
    前記規制部は、前記構成部材の回動を所定の位置で規制することを特徴とする、
    請求項7乃至9のいずれか1項に記載の遊技台。
  11. 前記構成部材は、位置合わせ手段を備え、
    複数の他の構成部材と所定の位置で位置合わせすることを特徴とする、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の遊技台。
  12. 前記構成部材は、固定手段を備え
    前記固定手段により、複数の前記構成部材で前記遊技台を挟み込んで固定することを特徴とする、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の遊技台。
  13. 前記固定手段は、ボルト等の締結部材であることを特徴とする、
    請求項1に記載の遊技台。
  14. 複数種類の図柄が施された複数のリールと、
    前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、
    前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、
    予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
    停止された前記複数のリールによって表示される図柄の組合せが、前記抽選手段により内部当選した入賞役に対応する図柄の組合せであるか否かにより前記入賞役の入賞の当否を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の遊技台。
  15. 所定の入賞口を有する遊技盤をさらに備え、
    前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の遊技台。
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