JP2011109751A - 給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置 - Google Patents

給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に給電器及び受電器を装着し、真に安全性及び信頼性が高い給電器、受電器及び非接触型データ及び電力伝送装置等を提供する。
【解決手段】給電コイル及び給電コア28と受電コイル及び受電コア55とが同軸上で対向するように受電器用ケーシングと給電器用ケーシングとを留め具51a、51bによって着脱自在に連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば歩行補助装置において非接触でデータ及び電力を伝送することができる給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置に関する。
近年、筋力の衰えた老人や傷病者の、歩行動作、階段の昇降動作、着座姿勢からの起立動作、起立姿勢からの着座動作等の各種動作を補助することで、筋力の低下を補助するための歩行補助装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような歩行補助装置は、人体の関節を曲げる電気アクチュエータ等を脚に取付、電気アクチュエータ等を制御するための制御部、電源電池等を人体の背や腰に取付けるようになっている。このため、電気アクチュエータと制御部との間では、電力を供給するための配線や、各種データをやり取りするための配線が必要となる。通常、この種の装置は、外部に露出した接点を有するコネクタ等の結合手段によって配線間が接続される。
一方、従来各種の非接触型データ及び電力伝送装置が提案されており、このような非接触型データ及び電力伝送装置を上記歩行補助装置に電力の供給手段として利用することも可能である。そして、本発明者は、非接触型データ及び電力伝送装置を歩行補助装置等において電力の伝送のみならず、データ信号の伝送にも利用することに思い至り、次のような非接触型データ及び電力伝送装置を案出した。
すなわち、この非接触型データ及び電力伝送装置は、給電器の給電ヘッド基板に給電コイルを有する給電コアを取り付け、受電器の受電ヘッド基板に受電コイルを有する受電コアを取り付け、給電コイル及び給電コアと受電コイル及び受電コアとが同軸上で対向するように給電器と受電器とを結合することで、電磁誘導作用により非接触で給電することができるようにし、また、給電ヘッド基板と受電ヘッド基板とに送信部及び受信部(通信端子)をそれぞれ取付けて、給電器と受電器とを結合して上述したように給電可能にすると同時に、各種データのやり取りも非接触で行うことができるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
また、上記同軸上で給電器と受電器を対向させるための具体的な例として、本願の発明者らは、給電器のケーシングに凹陥部を形成し、かかる凹陥部へ受電器を挿入する構造(以下、「挿入構造」とする。)を採用している(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−301124号公報 特開2007−143315号公報 特開2009−240026号公報
しかし、上述した挿入構造では、例えば歩行補助装置を装備する者が、上記凹陥没部を目視で確認してから、受電器を挿入しなければならない。かかる凹陥没部は上記装備する者はの体に装備された歩行補助装置に設けられているため、当該装備する者は、当該凹陥没部を目視で確認することが難しく、容易に上記挿入作業をすることができなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的の一例は、容易に給電器及び受電器を装着し、真に安全性及び信頼性が高い給電器、受電器及び非接触型データ及び電力伝送装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、平面部と当該平面部の一の端部から立設する壁部からなる断面略L字型の受電器用ケーシングと、当該平面部には受電ヘッド基板が取付けられ、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアが取付けられ、ツマミ部と、ツマミ部の底部から立設し先端部に係止部を有し挿入孔に挿入される挿入部材と、ツマミ部と先端部の間には弾性部材とフランジ部が当該挿入部材を摺動可能に軸通された複数の留め具が当該平面部を摺動可能に取付けられてなる受電器と、平面部と当該平面部の端部のうち3つの端部から立設する壁部によって開口部が形成される給電器用ケーシングと、当該ケーシングには給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる給電コアが取付けられ、上記複数の留め具に対応する上記挿入孔と前記係止部が係止する係止部受けが設けられた取付ブッシュが備えられた受電器取付部が当該平面部に設けられる給電器と、を具備し、上記給電コイル及び給電コアと上記受電コイル及び受電コアとが同軸上で対向するように上記受電器用ケーシングと上記給電器用ケーシングとを上記複数の留め具によって着脱自在に連結する。
この発明によれば、上記受電器用ケーシングと上記給電器用ケーシングとを上記複数の留め具によって着脱自在に連結される。
従って、容易に給電器及び受電器を装着することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の非接触型データ及び電力伝送装置であって、前記係止部は前記先端部から前記底部に向かって傾斜部が設けられることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記留め具は、前記前記平面部を形成する4つの辺のうち隣り合う2つの辺が交わって形成する角部のうち向かい合う一対の角部に取付けられることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、上記受電器用ケーシングと上記給電器用ケーシングとを上記複数の留め具によって着脱自在に連結するようにしたため、容易に給電器及び受電器を装着することができる。
本発明に係る非接触型データ及び電力伝送装置の本実施形態を備えた歩行補助装置が利用者に装着された状態を示す説明図である。 図1に示した歩行補助装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置の給電器1bと受電器1cを分離状態で示す斜視図である。 図3に示す非接触型データ及び電力伝送装置の給電器1bと受電器1cを連結状態で示す斜視図である。 図4に示す非接触型データ及び電力伝送装置の断面図である。 本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置の給電器1bを示す図である。 本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置の給電器1bを示す図である。 本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置の受電器1cを示す図である。 留め具51a及び51bによって、給電器1bと受電器1cが連結される際の、係止部58a及び58bが、挿入孔33a及び33bに挿入される様子を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、この非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、歩行補助装置に利用することが可能である。
最初に歩行補助装置について説明すると、この歩行補助装置は、利用者Aの左右の脚における各膝関節部にあてがわれるリンク機構部3,4と、利用者Aの所望の部位で検出する信号に応じてリンク機構部3,4を駆動する駆動部5,6と、充電池等の電源部7と(電源系)、駆動部5,6等を制御するための制御信号や駆動部5,6等をからの信号等を送受信するマスタCPU101、スレーブCPU104及びスレーブCPU105とを含んだ構成となっている。
なお、図1では右脚用のリンク機構部3及び駆動部5のみ示しているが、左脚にも同様な構造のリンク機構部4及び駆動部6が配置される。
電源部7は、それぞれ別個のハウジングに収納され、利用者の腰に巻きつけたベルト9に、各ハウジングに取付けられたフック等により吊り下げられる。
マスタCPU101、スレーブCPU104及びスレーブCPU105はそれぞれ別個のハウジングに収納される。マスタCPU101のハウジング内には、図示しないがCPU、電源回路、通信回路等が収納されている。
マスタCPU101は、左脚用のリンク機構部4及び駆動部6、と右脚用のリンク機構部3及び駆動部5の制御を行うべく、詳しくは後述する通信端子37(103)及び、通信端子64(IRヘッド)を介して、スレーブCPU104及びスレーブCPU105へ制御信号を送信すると共に、左脚用のリンク機構部4及び駆動部6、と右脚用のリンク機構部3及び駆動部5から送信される角度情報等を通信端子37、64を介して受信する。
スレーブCPU104は、左脚用のリンク機構部4及び駆動部6の制御を行うべくマスタCPU101との間で信号の送受信を行う。また、左脚用のリンク機構部4及び駆動部6等から送信される角度情報等を、通信端子37(102)を介して、マスタCPU101へ送信する。
スレーブCPU105は、右脚用のリンク機構部3及び駆動部5の制御を行うべくマスタCPU101との間で信号の送受信を行う。また、右脚用のリンク機構部3及び駆動部5等から送信される角度情報等を、通信端子64(103)を介して、マスタCPU101へ送信する。
駆動部5,6は、そのハウジング内に収納される図示しないアクチュエータであるDCモータを有する。この駆動部5,6は利用者の左右の大腿にハウジングごとベルト12によって装着される。
リンク機構部3,4は、上記駆動部5,6の各ハウジング5に固定されて各ハウジングから利用者の膝関節へと大腿に沿って延びる固定リンク13と、上記駆動部5,6の各ハウジング内に収納された上記DCモータによって低速回転する図示しない短リンクと、短リンクにピン結合された連接棒14と、上記固定リンク13の上記膝関節に対応した箇所で一端がピン結合され、他端が上記連接棒14の先端にピン結合され、利用者の下腿に沿って延びる揺動リンク15とを具備する。揺動リンク15は、ベルト16によって利用者Aの下腿に固定される。
DCモータがマスタCPU101によって制御されつつ回転すると、短リンクを介して連接棒14が往復移動し、揺動リンク15が膝関節の箇所のピンを支点にして揺動する。これにより、利用者の下腿が膝関節を支点にして前後に回動することとなり、利用者の歩行が援助されることになる。
本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、図1及び図2に示すように、例えばベルト9に設けられる。また、非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、利用者Aの左右の脚に対応して左右一対設けられる。
左右の非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、互いに同様な構造であるから、以下一方のもので代表して説明する。
非接触型データ及び電力伝送装置1は、図3及び図4に示すように、給電回路1a及び液冷システム1dとを備える給電器1bと受電器1cとの組み合わせからなり、留め具51a及び51b(本願の複数の留め具の一例)によって分離と連結を自在に行うことができるようになっている。図1に示すように、受電器1bが上記歩行補助装置におけるベルト9に図示しないビスやネジ等の固定具によって固定されている。
給電器1bは、図5、図6、及び図7に示すようなケーシングを有する。このケーシングは、給電回路1cを冷却する液冷システム1dと、給電回路1cが収納される給電回路収納部21と、開口部22とを有し、樹脂等の非導電材で形成される。図3及び図4に示すように、開口部22には、受電器1cのケーシングが合致可能であり、給電器1bのケーシングの外観面と受電器1cのケーシングの外観面は、略同一面を形成するよう合致可能である。
開口部22は、平面部23と、平面部23の端部のうち3つの端部から立設する壁部24〜26とから形成される。この開口部22には、給電ヘッド基板27が収納され、この給電ヘッド基板27に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コア28が取付けられる。
給電ヘッド基板27は、その表面が開口部22の開口側に向き、裏面が平面部23に向くように開口部22内に収納され、その裏面が平面部23にあてられる。これにより、給電ヘッド基板27は簡易かつ正確にケーシング内に取付けられる。
上記図示しない給電コイルと給電コア28は、この給電ヘッド基板27における開口部22の開口側に向いた表面に取付けられ、図4に示すように、受電器1cに対峙可能となる。
給電コイルは環状に巻かれ、この給電コイル21がフェライト等の磁性体からなる給電コア28に装着される。
また、開口部22には、受電器取付部29a及び29bが設けられる。受電器取付部29a及び29bは、開口部22の四隅のうち向かい合う一対の隅(対角に)に設けられる。受電器取付部29aは、平面部23から開口部22へ向けて立設する側面壁31と、側面壁31に係設する天面部32とから構成される。
天面部32には図示しない取付孔が貫通されており、かかる取付孔に取付ブッシュ30aが挿入される。
取付ブッシュ30a及び30bは、詳しくは後述する留め具51a及び51bが合致する取付部材であり、かかる合致により、給電器1bと受電器1cが分離と連結を自在として固定される。なお、取付ブッシュ30a及び30bの詳細は、後述する。
なお、図7では受電器取付部29aの詳細のみ示しているが、受電器取付部29bも同様の構造を示す。
さらに、給電ヘッド基板27には、非接触にて情報の送受信を行う通信端子37とを備え、この通信端子37は、給電コア28の端部に形成される基台38に位置決めされて固定される。この通信端子37は、例えば、IR−フォトトランジスタ、IR−LEDであり、所定の波長による通信(赤外線通信等)によって、後述する受電器1c側の送受信部との間で所定の各種情報を送受信可能である。
タッチセンサ39は、給電器1bと受電器1cが連結されたことを検知するためのセンサであり、例えば公知の静電容量検知式のタッチセンサ等が適用される。
次に、受電器1cは、図3、図4、図5及び図8に示すようなケーシングを有する。このケーシングは、平面部52と平面部52の一の端部から立設する壁部53からなる断面略L字型の部材として形成される。平面部52には、受電ヘッド基板54が取付けられ、この受電ヘッド基板54に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる図示しない受電コイルを有した受電コア55が取付けられる。
上記図示しない受電コイルと受電コア55は、平面部52の壁部53が立設される面と同一の面に取付けられ、図8に示すように、給電器1bに対峙可能となる。
また、平面部52を形成する4つの辺のうち隣り合う2つの辺が交わって形成する角部(平面部52の四隅)のうち向かい合う一対の角部には、留め具51a及び51bが備えられている。
留め具51a及び51bは、ツマミ部56a及び56bと、ツマミ部56a及び56bの底部から立設し、先端部59a及び59bに係止部58a及び58bを有し挿入孔33a及び33bに挿入される挿入部材57a及び58bと、ツマミ部56a及び56bと先端部59a及び59bの間には、弾性部材61a及び61bと、フランジ部62a及び62bが挿入部材57a及び58bを摺動可能に孔63a及び63bを介して、軸通されている。
また、係止部58a及び58bは、先端部59a及び59bからツマミ部56a及び56bの底部に向かって、傾斜部62a及び62bが設けられている。
詳しくは後述するが、留め具51a及び51bは、挿入部材57a及び58bが挿入孔33a及び33bに挿入され、取付ブッシュ30aに連結される。
従って、挿入部材57a及び58bは、挿入孔33a及び33bに確実に挿入される必要がある。
本実施形態では、挿入部材57a及び58bを、挿入孔33a及び33bに確実に挿入すべく、傾斜部62a及び62bが設けられている。
挿入部材57a及び58bが挿入孔33a及び33bに挿入される際には、まず、先端部59a及び59bが挿入孔33a及び33bに接触し、傾斜部62a及び62bに沿って、先端部59a及び59bが、挿入孔33a及び33bの中心部に誘導されるようになっている。
そして、最終的に、係止部58a及び58bは、挿入孔33a及び33bに挿入される。
すなわち、傾斜部62a及び62bを設けることにより、確実かつ容易に留め具51a及び51bを挿入孔33a及び33bへ挿入することができる。
図9は、留め具51a及び51bによって、給電器1bと受電器1cが連結される際の、係止部58a及び58bが、挿入孔33a及び33bに挿入される様子を示す模式図である。なお、図9では、一例として、留め具51aによって給電器1bと受電器1cが連結される際の様子を示しているが、留め具51aによっても同様の様子を示すこととなる。
図9に示すように、挿入孔33aは、係止部58aの横幅63よりも直径が小さい孔34aと、係止部58aの横幅63よりも直径が大きい孔35aとが連続して形成されている。
係止部58aは、孔34aの外延部に位置するときには(図9(A))、孔34aの外延部に接触する結果、挿入孔33aを貫通することができない(図9(A)及び(A−A´))。しかし、ツマミ部56aの回動に伴い、係止部58aが孔34aの外延部を孔35aの方向へ回動し(図9(B)及び(B−B´))、孔35aの外延部に到達すると、係止部58aは、挿入孔33aを貫通する(図9(C)及び(C−C´))。
そして、ツマミ部56aをさらに回動させ、係止部58aが係止部受け36aに到達すると、係止部58aは孔34aの外延部に位置する。その結果、留め具51aは、取付ブッシュ30aに合致する(連結される)こととなる(図9(D)及び(D−D´))。
図5に示すように、フランジ部62aは、弾性部材61aによって天面部32に付勢されるため、給電器1bと受電器1cは組み合わせ時、クリアランス(がたつき)を生じることなく合致されることとなる。
従って、歩行補助装置の作動中において、かかる給電器1bと受電器1cが接触することによる異音の発生を防止することができる。さらに、上記接触によって生ずる部品の破損等を未然に防止することもできる。
本実施形態においては、受電器1cの平面部52の四隅のうち一対の角には、留め具51a及び51bを備え、給電器1bに留め具51a及び51bに対応する挿入孔33a及び33bを備えるようにしたため、給電器1bと受電器1cとの組み合わせにおいて容易に位置決めを行うことができる。
即ち、上記構成によって、図示しない受電コイル及び受電コア55は図示しない給電コイル及び受電コア28と互いに近接し、かつ同軸上で対向する。定位置に簡易かつ正確に取付けられることとなる。
同様に、上記構成によって、通信端子37及び通信端子64は、互いに近接し、かつ同軸上で対向することとなり、均一に簡易かつ正確に取付けられることとなる。
さらに、受電ヘッド基板54には、非接触にて情報の送受信を行う通信端子64とを備え、この通信端子64は、受電コア55の端部に形成される基台65に位置決めされて固定される。この通信端子64は、例えば、IR−フォトトランジスタ、IR−LEDであり、所定の波長による通信によって、後述する給電器1b側の通信端子37との間で所定の各種情報を送受信可能である。
また、給電器1b及び受電器1cの双方の通信端子37及び通信端子64も互いに近接し、かつ同軸上で平行に対向する。これにより、双方の送受信部間で所定の各種の情報が送受信可能となる。
この連結操作は利用者Aの左右の歩行補助装置に対してそれぞれ行われる。
給電時には、制御部8を介して電源部7から給電器1b,2bに電力が供給され、給電コイルに電圧が印加されることによって、給電コイルと受電コイルとの間に電磁誘導回路が形成され、受電コイルが電磁誘導作用により誘電起電力を発生し、受電器1c、2cが給電器1b、2bから非接触で電力を受電する。各受電器1c、2cで受電した電力は制御部8を介して歩行補助装置の左右の駆動部5,6の各DCモータにそれぞれ供給される。
また、給電器1bと受電器1cとの通信端子37及び通信端子64で信号のやり取りが行われる。この信号は例えば負荷検出信号、モータ制御信号、センサ検出信号である。
制御部8は、主として演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、作業用RAM、各種データやプログラムを記憶するROM等を備える。上記CPUが、上記各種信号を処理し、ROMに記憶された各種プログラムを実行することにより、各部を制御するとともに、歩行補助装置の全体を統括制御する。
具体的には、制御部8は、図2に示すように、例えば、駆動部5,6のDCモータの回転方向や速度等DCモータを駆動制御するための駆動信号Shを給電器1aに出力する。また、制御部8は、給電する電力を制御するための電力制御信号Sbを給電部1bに出力する。
以上説明したように、本実施形態における非接触型データ及び電力伝送装置は、平面部52と当該平面部52の一の端部から立設する壁部53からなる断面略L字型の受電器用ケーシングと、当該平面部52には受電ヘッド基板54が取付けられ、この受電ヘッド基板54に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コア55が取付けられ、ツマミ部56a及び56bと、ツマミ部56a及び56bの底部から立設し先端部59a及び59bに係止部58a及び58bを有し挿入孔33a及び33bに挿入される挿入部材57a及び58bと、ツマミ部56a及び56bと先端部59a及び59bの間には弾性部材61a及び61bとフランジ部62a及び62bが当該挿入部材57a及び58bを摺動可能に軸通された複数の留め具51a及び51bが当該平面部52を摺動可能に取付けられてなる受電器1cと、平面部23と当該平面部23の端部のうち3つの端部から立設する壁部24〜26によって開口部22が形成される給電器用ケーシングと、当該ケーシングには給電ヘッド基板27が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる給電コア28が取付けられ、上記複数の留め具51a及び51bに対応する上記挿入孔33a及び33bと前記係止部58a及び58bが係止する係止部受け36a及び36bが設けられた取付ブッシュ30a及び30bが備えられた受電器取付部29a及び29bが当該平面部23に設けられる給電器1bと、を具備し、上記給電コイル及び給電コア28と上記受電コイル及び受電コア55とが同軸上で対向するように上記受電器用ケーシングと上記給電器用ケーシングとを上記複数の留め具51a及び51bによって着脱自在に連結する。
従って、容易に給電器及び受電器を装着することができる。この非接触型データ及び電力伝送装置を歩行補助装置に設けるものとして説明したが、歩行補助装置以外の他の装置に設けることも可能である。
1、2 非接触型データ及び電力伝送装置
1a 給電回路
1b 給電器
1c 受電器
21 給電回路収納部
22 開口部
23 平面部
24 壁部
25 壁部
26 壁部
27 給電ヘッド基板
28 給電コア
29a、29b 受電器取付部
30a、30b 取付ブッシュ
31 側面壁
32 天面部
37、64 通信端子
38、65 基台
39 タッチセンサ
51a、51b 留め具
54 受電ヘッド基板
55 受電コア
101 マスタCPU
103、104 スレーブCPU

Claims (3)

  1. 平面部と当該平面部の一の端部から立設する壁部からなる断面略L字型の受電器用ケーシングと、当該平面部には受電ヘッド基板が取付けられ、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアが取付けられ、
    ツマミ部と、ツマミ部の底部から立設し先端部に係止部を有し挿入孔に挿入される挿入部材と、ツマミ部と先端部の間には弾性部材とフランジ部が当該挿入部材を摺動可能に軸通された複数の留め具が当該平面部を摺動可能に取付けられてなる受電器と、
    平面部と当該平面部の端部のうち3つの端部から立設する壁部によって開口部が形成される給電器用ケーシングと、当該ケーシングには給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる給電コアが取付けられ、上記複数の留め具に対応する上記挿入孔と前記係止部が係止する係止部受けが設けられた取付ブッシュが備えられた受電器取付部が当該平面部に設けられる給電器と、を具備し、
    上記給電コイル及び給電コアと上記受電コイル及び受電コアとが同軸上で対向するように上記受電器用ケーシングと上記給電器用ケーシングとを上記複数の留め具によって着脱自在に連結する非接触型データ及び電力伝送装置。
  2. 請求項1に記載の非接触型データ及び電力伝送装置であって、
    前記係止部は前記先端部から前記底部に向かって傾斜部が設けられることを特徴とする非接触型データ及び電力伝送装置。
  3. 請求項1又は2の何れか1項に記載の非接触型データ及び電力伝送装置であって、
    前記留め具は、前記平面部を形成する4つの辺のうち隣り合う2つの辺が交わって形成する角部のうち向かい合う一対の角部に取付けられることを特徴とする非接触型データ及び電力伝送装置。
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