JP5233780B2 - 給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置 - Google Patents

給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置 Download PDF

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本発明は、例えば歩行補助装置において非接触でデータ及び電力を伝送することができる給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置に関する。
近年、筋力の衰えた老人や傷病者の、歩行動作、階段の昇降動作、着座姿勢からの起立動作、起立姿勢からの着座動作等の各種動作を補助することで、筋力の低下を補助するための歩行補助装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような歩行補助装置は、人体の関節を曲げる電気アクチュエータ等を脚に取り付け、電気アクチュエータ等を制御するための制御部、電源電池等を人体の背や腰に取り付けるようになっている。このため、電気アクチュエータと制御部との間では、電力を供給するための配線や、各種データをやり取りするための配線が必要となる。通常、この種の装置は、外部に露出した接点を有するコネクタ等の結合手段によって配線間が接続される。
一方、従来各種の非接触型電力伝送装置が提案されており、このような非接触型電力伝送装置を上記歩行補助装置に電力の供給手段として利用することも可能である。そして、本発明者は、非接触型電力伝送装置を歩行補助装置等において電力の伝送のみならず、データ信号の伝送にも利用することに思い至り、次のような非接触型電力伝送装置を案出した。
すなわち、この非接触型電力伝送装置は、給電器の給電ヘッド基板に給電コイルを有する給電コアを取り付け、受電器の受電ヘッド基板に受電コイルを有する受電コアを取り付け、給電コイル及び給電コアと受電コイル及び受電コアとが同軸上で対向するように給電器と受電器とを結合することで、電磁誘導作用により非接触で給電することができるようにし、また、給電ヘッド基板と受電ヘッド基板とに送信部及び受信部をそれぞれ取り付けて、給電器と受電器とを結合して上述したように給電可能にすると同時に、各種データのやり取りも非接触で行うことができるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−301124号公報 特開2007−143315号公報
ところで、複数のデータ信号を送受信する場合には、チャンネル数を複数にして対応するため、レイアウト上、送信部及び受信部を隣接するように配置する必要がある。
また、データ信号を伝送するには、特許文献2に開示された発明のように、給電ヘッドと受電ヘッド同士が対向するようにセットし、送信部及び受信部を集約的に配置し、また送信部及び受信部を樹脂で円筒状に形成された導光部材を用いて取り囲むようにして、データ信号が外部に漏洩しないようにしている。そして、複数のデータ信号を伝送する場合も、このような円筒状の導光部材をそれぞれ個別に設け、隣接するチャンネルに漏洩しないようにしている。
しかしながら、特許文献2に開示された円筒状の導光部材は、複数のものをそれぞれ個別に位置決めすることが困難であるとともに、正確な位置に固定することが困難である。
また、特許文献2に開示された発明は、円筒状の導光部材が樹脂製であり、伝送媒体が赤外光であるため、送信部からの赤外光が導光部材により内部で反射等があり、進行方向がほぼ集約され、直進するようになるものの、樹脂内部を通過するものがある。隣接する送信部や受信部との間隔が十分にとれれば、樹脂内部で減衰して、影響は少なくなるが、その間隔が狭くなると、無視できなくなり、互いに干渉する場合がある。
これを解決するため、円筒状の導光部材の肉厚を厚くすると、給電ヘッド基板及び受電ヘッド基板が大型化し、ひいては給電器及び受電器も大きくせざるを得ないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、導光用部分が正確に位置決めされ、機器を大型化することなく、データ信号伝送時におけるデータ信号の相互干渉を未然に防止することのできる給電器、受電器、非接触型データ及び電力伝送装置を提供しようというものである。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられてなる給電器(1a)において、上記送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(29a)が形成された金属製の導光用ブロック(29)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置した給電器を採用する。
請求項2に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられてなる給電器(1a)において、上記送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(50a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(50)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置し、各導光用孔(50a)の少なくとも内面にそれぞれ金属部(51)を設けた給電器を採用する。
請求項3に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられてなる給電器(1a)において、上記送信部(23a)及び受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(55a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(55)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置し、導光用ブロック(55)の各導光用孔(55a)間にそれぞれ金属製の仕切板(57)を配置した給電器を採用する。
請求項4に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)とが取り付けられてなる受電器(1b)において、上記送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(41a)が形成された金属製の導光用ブロック(41)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置した受電器を採用する。
請求項5に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)とが取り付けられてなる受電器(1b)において、上記送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(50a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(50)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置し、各導光用孔(50a)の少なくとも内面にそれぞれ金属部(51)を設けた受電器を採用する。
請求項6に係る発明は、非導電材製のケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)とが取り付けられてなる受電器(1b)において、上記送信部(35b,35c,35d)及び受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(55a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(55)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置し、導光用ブロック(55)の各導光用孔(55a)間にそれぞれ金属製の仕切板(57)を配置した受電器を採用する。
請求項7に係る発明は、非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられ、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(29a)が形成された金属製の導光用ブロック(29)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置してなる給電器(1a)を具備し、非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが取り付けられ、上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(41a)が形成された金属製の導光用ブロック(41)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置してなる受電器(1b)を具備し、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)と上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段(10,18)を具備した非接触型データ及び電力伝送装置を採用する。
請求項8に係る発明は、非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられ、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(50a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(50)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置し、各導光用孔(50a)の少なくとも内面にそれぞれ金属部(51)を設けてなる給電器(1a)を具備し、非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが取り付けられ、上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(50a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(50)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置し、各導光用孔(50a)の少なくとも内面にそれぞれ金属部(51)を設けてなる受電器(1b)を具備し、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)と上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段(10,18)を具備した非接触型データ及び電力伝送装置を採用する。
請求項9に係る発明は、非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部(19)が形成され、この凹陥部(19)内に給電ヘッド基板(20)が収納され、この給電ヘッド基板(20)に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル(21)を有する給電コア(22)と、光により非接触にて送受信する給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)とが取り付けられ、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(55a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(55)を凹陥部(19)内の給電ヘッド基板(20)上に配置し、導光用ブロック(55)の各導光用孔(55a)間にそれぞれ金属製の仕切板(57)を配置してなる給電器(1a)を具備し、非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部(31)が形成され、この凹陥部(31)内に受電ヘッド基板(32)が収納され、この受電ヘッド基板(32)に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル(33)を有する受電コア(34)と、光により非接触にて送受信する受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが取り付けられ、上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔(55a)が形成された樹脂製の導光用ブロック(55)を凹陥部(31)内の受電ヘッド基板(32)上に配置し、導光用ブロック(55)の各導光用孔(55a)間にそれぞれ金属製の仕切板(57)を配置してなる受電器(1b)を具備し、上記給電器側送信部(23a)及び給電器側受信部(23b,23c,23d)と上記受電器側送信部(35b,35c,35d)及び受電器側受信部(35a)とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段(10,18)を具備した非接触型データ及び電力伝送装置を採用する。
請求項10に係る発明は、請求項1,4又は7のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、上記導光用ブロック(29)は、アルミニウムから一体に形成されていることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項2,5又は8のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、上記金属部(51)は、アルミニウム製の円筒体から形成されていることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項2,5又は8のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、上記金属部(51)は、上記各導光用孔の内面にそれぞれ形成されている金属メッキであることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、請求項3,6又は9のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、上記仕切板(57)は、アルミニウムから形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された金属製の導光用ブロックを凹陥部内に配置し、又は複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内に配置し、各導光用孔の少なくとも内面にそれぞれ金属部を設け、又は複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内に配置し、導光用ブロックの各導光用孔間にそれぞれ金属製の仕切板を配置したので、導光用部分が正確に位置決めされ、機器を大型化することなく、データ信号伝送時におけるデータ信号の相互干渉を未然に防止することができる。
本発明に係る非接触型データ及び電力伝送装置の第1実施形態を備えた歩行補助装置が利用者に装着された状態を示す説明図である。 図1に示した歩行補助装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置の給電器と受電器を分離状態で示す斜視図である。 図3に示す非接触型データ及び電力伝送装置の給電器と受電器を連結状態で示す斜視図である。 図4に示す非接触型データ及び電力伝送装置を歩行補助装置のハウジングに取り付けて示す平面図である。 図5中、VI−VI線矢視断面図である。 第1実施形態に係る給電器を、カバー板を除去して示す底面図である。 図7中、VIII−VIII線矢視断面図である。 図7中、IX−IX線矢視断面図である。 図7中、X−X線矢視断面図である。 第1実施形態に係る給電器及び受電器における導光用ブロックを示す斜視図である。 第1実施形態に係る受電器を、カバー板を除去して示す平面図である。 図12中、XIII−XIII線矢視断面図である。 図12中、XIV−XIV線矢視断面図である。 図12中、XV−XV線矢視断面図である。 図12中、XVI−XVI線矢視断面図である。 第2実施形態に係る給電器及び受電器における導光用ブロックを示す斜視図である。 第3実施形態に係る給電器及び受電器における導光用ブロックを示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、この非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、歩行補助装置3に利用することが可能である。
最初に歩行補助装置について説明すると、この歩行補助装置は、利用者Aの左右の脚における各膝関節部にあてがわれるリンク機構部3,4と、利用者Aの所望の部位で検出する信号に応じてリンク機構部3,4を駆動する駆動部5,6と、充電池等の電源部7と、駆動部5,6等を制御する制御部8とを含んだ構成となっている。
なお、図1では右脚用のリンク機構部3及び駆動部5のみ示しているが、左脚にも同様な構造のリンク機構部4及び駆動部6が配置される。
電源部7と制御部8は、それぞれ別個のハウジングに収納され、利用者の腰に巻きつけたベルト9に、各ハウジングに取り付けられたフック等により吊り下げられる。制御部8のハウジング内には、図示しないがCPU、電源回路、給電回路、通信回路等が収納されている。
駆動部5,6は、そのハウジング内に収納される図示しないアクチュエータであるDCモータを有する。図6に示すように、ハウジング5a内には、DCモータのほか、受電回路11a等が組み込まれた基板11が設けられている。この駆動部5,6は利用者の左右の大腿にハウジング5aごとベルト12によって装着される。
リンク機構部3,4は、上記駆動部5,6の各ハウジング5aに固定されて各ハウジング5aから利用者の膝関節へと大腿に沿って延びる固定リンク13と、上記駆動部5,6の各ハウジング5a内に収納された上記DCモータによって低速回転する図示しない短リンクと、短リンクにピン結合された連接棒14と、上記固定リンク13の上記膝関節に対応した箇所で一端がピン結合され、他端が上記連接棒14の先端にピン結合され、利用者の下腿に沿って延びる揺動リンク15とを具備する。揺動リンク15は、ベルト16によって利用者Aの下腿に固定される。
DCモータが制御部8によって制御されつつ回転すると、短リンクを介して連接棒14が往復移動し、揺動リンク15が膝関節の箇所のピンを支点にして揺動する。これにより、利用者の下腿が膝関節を支点にして前後に回動することとなり、利用者の歩行が援助されることになる。
本実施形態に係る非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、図1及び図2に示すように、歩行補助装置の駆動部5,6と制御部8との間に設けられる。また、非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、利用者Aの左右の脚に対応して左右一対設けられる。
左右の非接触型データ及び電力伝送装置1,2は、互いに同様な構造であるから、以下一方のもので代表して説明する。
非接触型データ及び電力伝送装置1は、図3及び図4に示すように、給電器1aと受電器1bとの組み合わせからなり、分離と連結を自在に行うことができるようになっている。図5及び図6に示すように、受電器1bが上記歩行補助装置における駆動部5のハウジング5aに図示しないビスやネジ等の固定具によって固定されている。
このように構成された歩行補助装置は、コネクタ等外部に露出した接点を用いる必要性がなくなるとともに、容易に着脱可能であって、防水処理が施されているため、例えば、脚当てをそのまま洗っても、従来のように当該接点に腐食や錆等が発生し、電力の供給が減少、及びリーク等の発生を防止できるので、不具合を生じないようにすることが可能となる。
給電器1aは、図7、図8、図9及び図10に示すようなケーシングを有する。このケーシングは、板部10と、板部10の一端に配置される鍔部17とを有し、樹脂等の非導電性材料で成形される。図3及び図4に示すように、板部10は受電器1bのケーシングに形成された同じ形状の空洞18内に挿抜可能であり、鍔部17は、受電器1bのケーシングの一端面に合致する面に形成されている。
図7、図8、図9及び図10に示すように、給電器1aのケーシングには、凹陥部19が形成され、この凹陥部19内に給電ヘッド基板20が収納され、この給電ヘッド基板20に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイル21を有する給電コア22と、光により非接触にて送受信する給電器側の送信部23a及び給電器側の受信部23b,23c,23dとが取り付けられる。
凹陥部19はケーシングの板部10の広い方形面に形成され、その底は方形面に平行な平坦面19aとして形成される。また、凹陥部19の内周には給電ヘッド基板20の輪郭に合致する壁が形成される。凹陥部19と板部10の上記方形面との境界には段差部19bが形成される。この段差部19bにカバー板24が嵌め込まれ、接着剤等により接着される。カバー板24はその表面がケーシングの板部10の表面と同一面となるように板部10に固定される。このカバー板24によって、給電コイル21、給電コア22等が収納された凹陥部19が密閉される。
このカバー板24は、可視光を遮断して赤外線等所定の波長光のみを透過し、磁力を透過し、また、耐熱性を有する材料で形成される。
給電ヘッド基板20は、その表面が凹陥部19の開口側に向き、裏面が凹陥部19の底側に向くように凹陥部19内に収納され、その裏面が凹陥部19の底の平坦面19aに当てられる。これにより、給電ヘッド基板20は簡易かつ正確にケーシング内に取り付けられる。
上記給電コイル21と給電コア22は、この給電ヘッド基板20における上記凹陥部19の開口側に向いた表面20aに取り付けられ、図6に示すように、上記カバー板24を介して受電器1bに対峙可能となる。
給電コイル21は環状に巻かれ、この給電コイル21がフェライト等の磁性体からなる給電コア22に装着される。
また、上記送信部23a及び受信部23b,23c,23dは、上記絶縁体である給電ヘッド基板20の裏面20bに取り付けられると共に、上記凹陥部19の底の平坦面19aに形成された第1の凹部19c内に挿入される。このため、給電ヘッド基板20は凹陥部19の底に安定的に固定される。また、給電ヘッド基板20には送信部23a及び受信部23b,23c,23dに対応して通信用の赤外線等を通すための貫通孔20cが形成される。この送信部23a及び受信部23b,23c,23dは、例えば、IR−フォトトランジスタ、IR−LEDであり、所定の波長による通信(赤外線通信等)によって、後述する受電器1b側の送受信部との間で所定の各種情報を送受信可能である。
上記給電コイル21の端子25も給電コイル21等と同様に給電ヘッド基板20の表面20aに形成される。また、上記送信部23a及び受信部23b,23c,23dの各端子26は、送信部23a及び受信部23b,23c,23dと同様に給電ヘッド基板20の裏面20bに取り付けられると共に、凹陥部19の底の平坦面19aに形成された第2の凹部19d内に挿入される。
このように、給電コイル21等の電源系が給電ヘッド基板20の表面20aに配置され、送受信部23a,23b,23c,23dやそれらの端子26等の信号系が給電ヘッド基板20の裏面20bに配置されると共に非導電材製ケーシングの凹部19c,19d内に挿入されることから、電力の漏洩による信号への影響が低減する。
さらに、図7及び図9において、樹脂製のブロック28は、凹陥部19内に生じる空隙を埋めるためのものである。そして、図7、図8及び図10において、金属製の導光用ブロック29には、送受信部23a,23b,23c,23dに対応する給電ヘッド基板20の通信用の貫通孔20cをカバー板24へと連通させるための複数の導光用孔29aが一定間隔をおいて形成されている。つまり、送受信部23a,23b,23c,23dにおいて入出射する光は、それぞれ複数の導光用孔29aの内周面によりガイドされることとなる。導光用ブロック29は、給電ヘッド基板20上においてブロック28と同様に凹陥部19内に生じる空隙を埋める役割も果たすとともに、複数の導光用孔29aの位置決め機能をも有する。
また、導光用ブロック29は、図11に示すように例えばアルミニウム等の金属から角柱状に一体に成形された後、その複数の導光用孔29aが穴明け加工される。導光用ブロック29は、給電ヘッド基板20に対して電気的な絶縁性を保持して設置されている。
したがって、送信部23aから出射した赤外光は、給電ヘッド基板20の貫通孔20cを経て、導光用ブロック29の導光用孔29aの内周面で反射されて導光用孔29aの軸方向に案内されつつ、カバー板24を透過し、後述する受電器1bに入射する。
このように本実施形態の給電器1aによれば、送信部23a及び受信部23b,23c,23dの赤外光をそれぞれ案内する複数の導光用孔29aが形成された金属製の導光用ブロック29を凹陥部19内の給電ヘッド基板20上に配置したことにより、導光用部分である複数の導光用孔29aが正確に位置決めされ、機器としての給電器1aを大型化することなく、送信部23a及び受信部23b,23c,23dを用いてデータ信号伝送時において、隣接する送信部23a及び受信部23b,23c,23dのデータ信号の漏洩による相互干渉を未然に防止することができる。
図7、図8及び図9において、符号30は端子25,26からケーブル27の端に至る箇所に充填されるウレタン樹脂等からなるシール部材を示す。このシール部材30は砂目のハッチングにより示す。このシール部材30によって、ケーブル27の接続部からのケーシング内への空気、水等の侵入が防止される。
次に、受電器1bは、図11、図12、図13、図14及び図15に示すようなケーシングを有する。このケーシングは、上記給電器1aのケーシングの板部10よりも厚くて広い大型の板として形成される。そして、給電器1aのケーシングの板部10が挿入される薄い直方体形の空洞18が、このケーシングの一端面から他端面に向かって延びる。空洞18におけるケーシングの他端面側は閉じられる。空洞18内の広い方形面はケーシングの外面の広い方形面と平行に延びる。このケーシングも樹脂等の非導電材で成形される。
図3及び図4に示すように、この受電器1bのケーシングに形成された空洞18内に給電器1aのケーシングの板部10が挿入され、鍔部17が受電器1bのケーシングの一端面に合致することによって、受電器1bと給電器1aとが合体する。
図12、図13、図14、図15及び図16に示すように、受電器1bのケーシングの上記空洞18内に平坦面が形成され、この平坦面に凹陥部31が形成される。この凹陥部31内に受電ヘッド基板32が収納され、この受電ヘッド基板32に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイル33を有した受電コア34と、光により非接触にて送受信する受電器側の受信部35a及び受電器側の送信部35b,35c,35dとが取り付けられる。
凹陥部31はケーシングの空洞18内における広い方形の平坦面18aに形成され、その底は空洞18内の平坦面18aに平行な平坦面31aとして形成される。また、凹陥部31の内周には受電ヘッド基板32の輪郭に合致する壁が形成される。凹陥部31と上記平坦面18aとの境界には段差部31bが形成される。この段差部31b内にはカバー板36が嵌め込まれ、接着剤等により接着される。カバー板36はその表面が上記平坦面18aと同一面となるようにケーシングに固定される。このカバー板36によって、受電コイル33、受電コア34等が収納された凹陥部31が密閉される。このカバー板36は赤外線を透過し、また磁力を透過する材料で形成される。
受電ヘッド基板32は、その表面32aが凹陥部31の開口側に向き、裏面32bが凹陥部31の底側に向くように凹陥部31内に収納され、その裏面32bが凹陥部31の底の平坦面31aに当てられる。これにより、受電ヘッド基板32はケーシング内の定位置に簡易かつ正確に取り付けられる。
上記受電コイル33と受電コア34は、この受電ヘッド基板32における上記凹陥部31の開口側に向いた表面32aに取り付けられ、図6に示すように、カバー板36を介して給電器1aに対峙可能となる。
受電コイル33は環状に巻かれ、この受電コイル33がフェライト等の磁性体からなる受電コア34に装着される。
また、上記受信部35a及び送信部35b,35c,35dは、上記絶縁体である受電ヘッド基板32の裏面32bに取り付けられると共に、上記凹陥部31の底の平坦面31aに形成された第1の凹部31c内に挿入される。このため、受電ヘッド基板32は凹陥部31の底に安定的に固定される。また、受電ヘッド基板32には受信部35a及び送信部35b,35c,35dに対応して通信用の赤外線等を通すための貫通孔32cが形成される。この受信部35a及び送信部35b,35c,35dは、例えば、IR−フォトトランジスタ、IR−LEDであり、所定の波長光による通信(赤外線通信等)によって、上記給電器1a側の送受信部35a,35b,35c,35dとの間で所定の各種情報を送受信可能である。
上記受電コイル33の端子37も受電コイル33等と同様に受電ヘッド基板32の表面に形成される。また、上記受信部35a及び送信部35b,35c,35dの各端子38は、受信部35a及び送信部35b,35c,35dと同様に受電ヘッド基板32の裏面32bに取り付けられると共に、凹陥部31の底の平坦面31aに形成された第2の凹部31d内に挿入される。
このように、受電コイル33等の電源系が受電ヘッド基板32の表面32aに配置され、送受信部35a,35b,35c,35d等の信号系が受電ヘッド基板32の裏面32bに配置されると共に非導電材製ケーシングの凹部31b,31c内に挿入されることから、電力の漏洩による信号の送受信への影響が低減する。
この受電器1bのケーシングに形成された空洞18は、上記給電器1aのケーシングに形成された板部10とともに、両ケーシングを着脱自在に連結する連結手段を構成する。図4乃至図6に示すように、給電器1aのケーシングの板部10が受電器1bのケーシングの空洞18内に挿入され、両者の連結が完了すると、給電コイル21及び給電コア22と受電コイル33及び受電コア34とが同軸上で対向することとなる。
また、図11及び図12中、樹脂製のブロック40は、凹陥部31内に生じる空隙を埋めるためのものである。そして、図12、図13及び図16において、金属製の導光用ブロック41は、送受信部35a,35b,35c,35dに対応する受電ヘッド基板32の通信用の貫通孔32cをカバー板36へと連通させるための複数の導光用孔41aが一定間隔をおいて形成されている。つまり、送受信部35a,35b,35c,35dは、複数の導光用孔41a内にそれぞれ配置されていることとなる。導光用ブロック41は、受電ヘッド基板32上においてブロック40と同様に凹陥部31内に生じる空隙を埋める役割も果たすとともに、複数の導光用孔41aの位置決め機能をも有する。
また、導光用ブロック41は、図11に示すように例えばアルミニウム等の金属から角柱状に一体に成形された後、その複数の導光用孔41aが穴明け加工される。導光用ブロック41は、受電ヘッド基板32に対して電気的な絶縁性を保持して設置されている。
したがって、給電器1aの送信部23aから出射した赤外光が受電器1bに入射した場合は、カバー板36を透過した後、導光用ブロック41の導光用孔41aの内周面で反射されて導光用孔41aの軸方向に案内されつつ、受電ヘッド基板32の貫通孔32cを経て受信部35aに入射する。
さらに、送信部35b,35c,35dから赤外光が出射した場合は、それぞれ受電ヘッド基板32の貫通孔32cを経て、導光用ブロック41の導光用孔41aの内周面で反射されて導光用孔41aの軸方向に案内されつつ、カバー板36を透過し、給電器1aに入射する。
そして、この給電器1aに入射した赤外光は、カバー板24を透過し、導光用ブロック29の導光用孔29aの内周面で反射されて導光用孔29aの軸方向に案内されつつ、給電ヘッド基板20の貫通孔20cを経て、それぞれ受信部23b,23c,23dに入射する。
図12、図13及び図15中、符号42は端子37,38からケーブル39の端に至る箇所に充填されるウレタン樹脂等からなるシール部材を示す。このシール部材42は砂目のハッチングで示す。
また、図5、図12及び図14中、符号43は位置決め機構としての上記ボールプランジャを示す。このボールプランジャ43のボール43aがケーシングの空洞18内に突出するようにケーシングに埋設される。ボール43aは図示しないスプリング等により空洞18側へ付勢される。一方、図7に示すように、給電器1aのケーシングにはボール43aに対応して穴44が形成される。これにより、図5及び図6に示す如く給電器1aの板部10が受電器1bの空洞18内に入り切ると、ボール43aが穴44に嵌り込み、給電器1aが受電器1bから不意に抜け出ないように給電器1aを受電器1b内に拘束する。
このように本実施形態の受電器1bによれば、受信部35a及び送信部35b,35c,35dの光をそれぞれ案内する複数の導光用孔41aが形成された金属製の導光用ブロック41を凹陥部31内の受電ヘッド基板32上に配置したことにより、導光用部分である複数の導光用孔41aが正確に位置決めされ、機器としての給電器1aを大型化することなく、受信部35a及び送信部35b,35c,35dを用いてデータ信号伝送時において、隣接する受信部35a及び送信部35b,35c,35dのデータ信号の漏洩による相互干渉を未然に防止することができる。
次に、上記構成の非接触型データ及び電力伝送装置の作用について説明する。
図3に示すように、給電器1aのケーシングの板部10を受電器1bのケーシングの空洞18に対峙させて、図4及び図5に示すように、板部10を空洞18内に挿入する。挿入し終わると、図5に示すように、受電器1b側のボールプランジャ43のボール43aが給電器1a側のケーシングの穴44に嵌り込み、給電器1aと受電器1bとの連結が完了する。
これにより、図6に示すように、受電コイル33及び受電コア34は給電コイル21及び受電コア22と互いに近接し、かつ同軸上で対向する。
また、給電器1a及び受電器1bの双方の送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dも互いに近接し、かつ同軸上で平行に対向する。これにより、双方の送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35d間で所定の各種の情報が送受信可能となる。
この連結操作は利用者Aの左右の歩行補助装置に対してそれぞれ行われる。
給電時には、制御部8を介して電源部7から給電器1a,2aに電力が供給され、給電コイル21に電圧が印加されることによって、給電コイル21と受電コイル33との間に電磁誘導回路が形成され、受電コイル33が電磁誘導作用により誘電起電力を発生し、受電器1b,2bが給電器1a,2aから非接触で電力を受電する。各受電器1b,2bで受電した電力は制御部8を介して歩行補助装置の左右の駆動部5,6の各DCモータにそれぞれ供給される。
また、給電器1aと受電器1bとの送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35d間で信号のやり取りが行われる。この信号は例えば負荷検出信号、モータ制御信号、センサ検出信号である。
制御部8は、主として演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、作業用RAM、各種データやプログラムを記憶するROM等を備える。上記CPUが、上記各種信号を処理し、ROMに記憶された各種プログラムを実行することにより、各部を制御するとともに、歩行補助装置の全体を統括制御する。
具体的には、制御部8は、図2に示すように、例えば、駆動部5,6のDCモータの回転方向や速度等DCモータを駆動制御するための駆動信号Shを給電器1aに出力する。また、制御部8は、給電する電力を制御するための電力制御信号Sbを給電部1aに出力する。
上述したように、給電器1a及び受電器1bの送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dの赤外光をそれぞれ案内する複数の導光用孔29a,41aが形成された金属製の導光用ブロック29,41を凹陥部19,31内の給電ヘッド基板20、受電ヘッド基板32上に配置したことにより、導光用部分である複数の導光用孔29a,41aが正確に位置決めされ、機器としての給電器1a、受電器1bを大型化することなく、送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dを用いてデータ信号伝送時において、隣接する送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dのデータ信号の漏洩による相互干渉を未然に防止することができる。
また、給電器1aと受電器1bの各々において基板20,32の表面20a,32aと裏面20b,32bとに電源系と信号系とが分離して配置され、給電器1aと受電器1bの非導電材で出来た各ケーシングの底に凹部19c,31cを形成してこの凹部19c,31c内に信号系の送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dを挿入したので、電力伝送が例えば10W以上の大電力となる場合においても電源系による信号系への干渉が防止される。したがって、受電器1b側と給電器1a側との間での信号の送受信が正確に行われることとなり、例えば受電器1b側で負荷状態を検出し、給電器1a側へ検出信号を正確にフィードバックすることによって電力伝送のロスが適正に防止される。
かくて、歩行補助装置のDCモータが適正な回転数で回転し、リンク機構部3,4が駆動し、利用者Aの歩行が補助されることとなる。
(第2実施形態)
図17は第2実施形態に係る給電器及び受電器における導光用ブロックを示す斜視図である。
図17に示すように、本実施形態の導光用ブロック50は、ABS樹脂等の樹脂により一体に成形されている。導光用ブロック50には、前記第1実施形態と同様に4つの導光用孔50aが一定間隔をおいて形成されている。これら4つの導光用孔50a内には、それぞれアルミニウム等の金属から円筒状に形成された金属部としての金属筒51が嵌め込まれている。すなわち、4つの導光用孔50aの内径と金属筒51の外径とが略同一である。
導光用ブロック50の導光用孔50aは、給電器1a及び受電器1bの送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dに対応する位置に配置される。つまり、金属筒51の内周面は、給電器1a及び受電器1bの送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dの赤外光を案内するような位置に配置される。また、金属筒51は、給電ヘッド基板20又は受電ヘッド基板32に対して電気的な絶縁性を保持して設置される。ここで、金属筒51は、円筒状に形成する以外に角筒状に形成するようにしてもよいが、製造の容易性の面から円筒状に形成することが望ましい。
このように給電器1a及び受電器1bの送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dの赤外光をそれぞれ案内する導光用孔50aが形成された導光用ブロック50を凹陥部19,31内の給電ヘッド基板20、受電ヘッド基板32上に設置することにより、導光用部分である複数の導光用孔50aが正確に位置決めされ、機器としての給電器1a、受電器1bを大型化することなく、送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dを用いてデータ信号伝送時において、隣接する送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dのデータ信号の漏洩による相互干渉を未然に防止することができる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
なお、本実施形態では、4つの導光用孔50a内に金属製の金属筒51を嵌め込むようにしたが、これに限らず4つの導光用孔50aの内周面に金属部としての金属メッキを施すようにしてもよい。このようにする構成することで、本実施形態と同様の作用及び効果が得られる。
(第3実施形態)
図18は第3実施形態に係る給電器及び受電器における導光用ブロックを示す斜視図である。
図18に示すように、本実施形態の導光用ブロック55は、ABS樹脂等の樹脂により一体に成形されている。導光用ブロック55には、前記第1実施形態と同様に4つの導光用孔55aが一定間隔をおいて形成されている。これら4つの導光用孔55a間には、それぞれスリット56が形成され、これらのスリット56にアルミニウム等の金属から形成された仕切板57が挿入されている。
このように導光用ブロック55に形成された4つの導光用孔55a間に金属製の仕切板57を配置し、給電器1aの送受信部23a,23b,23c,23dや受電器1bの送受信部35a,35b,35c,35dの赤外光をそれぞれ案内する4つの導光用孔55aが形成された導光用ブロック55を凹陥部19,31内の給電ヘッド基板20、受電ヘッド基板32上に設置することにより、導光用部分である複数の導光用孔55aが正確に位置決めされ、機器としての給電器1a、受電器1bを大型化することなく、送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dを用いてデータ信号伝送時において、隣接する送受信部23a,23b,23c,23d,35a,35b,35c,35dのデータ信号の漏洩による相互干渉を未然に防止することができる。その他の構成及び作用は、前記第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、給電器のケーシングが雄型であり受電器のケーシングが雌型であるが、各ケーシングは互いに逆の形状をしていても構わない。その場合には、給電器に対して受電器が抜き差し可能になる。また、ケーシングに形成する凹部は穴、溝、切欠等所望の形状に形成することが可能である。また、この非接触型データ及び電力伝送装置を歩行補助装置に設けるものとして説明したが、歩行補助装置以外の他の装置に設けることも可能である。
1a…給電器
1b…受電器
10…板部
18…空洞
19,31…凹陥部
20…給電ヘッド基板
20a,32a…表面
20b,32b…裏面
20c,32c…貫通孔
21…給電コイル
22…給電コア
23a,35b,35c,35d…送信部
29…導光用ブロック
29a…導光用孔
23b,23c,23d,35a…受信部
24,36…カバー板
32…受電ヘッド基板
33…受電コイル
34…受電コア
41…導光用ブロック
41a…導光用孔
50…導光用ブロック
50a…導光用孔
51…金属筒
55…導光用ブロック
55a…導光用孔
57…仕切板

Claims (13)

  1. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる給電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された金属製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置したことを特徴とする給電器。
  2. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる給電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置し、各導光用孔の少なくとも内面にそれぞれ金属部を設けたことを特徴とする給電器。
  3. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる給電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置し、導光用ブロックの各導光用孔間にそれぞれ金属製の仕切板を配置したことを特徴とする給電器。
  4. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる受電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された金属製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置したことを特徴とする受電器。
  5. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる受電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置し、各導光用孔の少なくとも内面にそれぞれ金属部を設けたことを特徴とする受電器。
  6. 非導電材製のケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する送信部及び受信部とが取り付けられてなる受電器において、
    上記送信部及び受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置し、導光用ブロックの各導光用孔間にそれぞれ金属製の仕切板を配置したことを特徴とする受電器。
  7. 非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する給電器側送信部及び給電器側受信部とが取り付けられ、上記給電器側送信部及び給電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された金属製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置してなる給電器を具備し、
    非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する受電器側送信部及び受電器側受信部とが取り付けられ、上記受電器側送信部及び受電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された金属製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置してなる受電器を具備し、
    上記給電器側送信部及び給電器側受信部と上記受電器側送信部及び受電器側受信部とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段を具備したことを特徴とする非接触型データ及び電力伝送装置。
  8. 非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する給電器側送信部及び給電器側受信部とが取り付けられ、上記給電器側送信部及び給電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置し、各導光用孔の少なくとも内面にそれぞれ金属部を設けてなる給電器を具備し、
    非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する受電器側送信部及び受電器側受信部とが取り付けられ、上記受電器側送信部及び受電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置し、各導光用孔の少なくとも内面にそれぞれ金属部を設けてなる受電器を具備し、
    上記給電器側送信部及び給電器側受信部と上記受電器側送信部及び受電器側受信部とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段を具備したことを特徴とする非接触型データ及び電力伝送装置。
  9. 非導電材製の給電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に給電ヘッド基板が収納され、この給電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により給電する給電コイルを有する給電コアと、光により非接触にて送受信する給電器側送信部及び給電器側受信部とが取り付けられ、上記給電器側送信部及び給電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の給電ヘッド基板上に配置し、導光用ブロックの各導光用孔間にそれぞれ金属製の仕切板を配置してなる給電器を具備し、
    非導電材製の受電器用ケーシングに凹陥部が形成され、この凹陥部内に受電ヘッド基板が収納され、この受電ヘッド基板に、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を生じる受電コイルを有する受電コアと、光により非接触にて送受信する受電器側送信部及び受電器側受信部とが取り付けられ、上記受電器側送信部及び受電器側受信部の光をそれぞれ案内する複数の導光用孔が形成された樹脂製の導光用ブロックを凹陥部内の受電ヘッド基板上に配置し、導光用ブロックの各導光用孔間にそれぞれ金属製の仕切板を配置してなる受電器を具備し、
    上記給電器側送信部及び給電器側受信部と上記受電器側送信部及び受電器側受信部とが同軸上で対向するように上記給電器用ケーシングと上記受電器用ケーシングとを着脱自在に連結する連結手段を具備したことを特徴とする非接触型データ及び電力伝送装置。
  10. 請求項1,4又は7のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、
    上記導光用ブロックは、アルミニウムから一体に形成されていることを特徴とする給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置。
  11. 請求項2,5又は8のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、
    上記金属部は、アルミニウム製の円筒体から形成されていることを特徴とする給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置。
  12. 請求項2,5又は8のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、
    上記金属部は、上記各導光用孔の内面にそれぞれ形成されている金属メッキであることを特徴とする給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置。
  13. 請求項3,6又は9のいずれか一項に記載の給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置において、
    上記仕切板は、アルミニウムから形成されていることを特徴とする給電器、受電器又は非接触型データ及び電力伝送装置。
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