JP2011108365A - 押釦スイッチ用部材、その製造方法、キーパネルおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】押釦スイッチ用部材のデザインを所望の色味を帯びた金属調のデザインとすること。
【解決手段】光透過性のキートップ部10Aと、キートップ部10Aの片面側に設けられた金属光沢層30と、を少なくとも備え、キートップ部10Aを構成する材料が、色材を分散含有する光硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする押釦スイッチ用部材およびその製造方法、ならびに、当該押釦スイッチ用部材を用いたキーパネルおよび電子機器。
【選択図】図1
【解決手段】光透過性のキートップ部10Aと、キートップ部10Aの片面側に設けられた金属光沢層30と、を少なくとも備え、キートップ部10Aを構成する材料が、色材を分散含有する光硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする押釦スイッチ用部材およびその製造方法、ならびに、当該押釦スイッチ用部材を用いたキーパネルおよび電子機器。
【選択図】図1
Description
本発明は、押釦スイッチ用部材、その製造方法、キーパネルおよび電子機器に関するものである。
携帯電話などの各種電子機器に設けられている押釦スイッチには、多様なデザインニーズがあり、このようなニーズのひとつとして、金属調のデザインが挙げられる。金属調のデザインを有する押釦スイッチとしては、たとえば、アルミニウム箔とバインダー樹脂と溶剤とを含有するミラーインクを用いて形成された表示印刷層をキートップの底面又は天面に設けた押釦スイッチ用カバーが提案されている(特許文献1)。
上述した押釦スイッチ用カバーでは、表示印刷層中のアルミニウム箔の含有量等により、金属調の輝度感を調整することができるが、たとえば、赤味を帯びた金属調とするなどのように色味については調整することができない。
本発明は所望の色味を帯びた金属調のデザインを有する押釦スイッチ用部材およびその製造方法、ならびに、当該押釦スイッチ用部材を用いたキーパネルおよび電子機器を提供することを課題とする。
上記課題は以下の本発明により達成される。
すなわち、本発明の押釦スイッチ用部材は、光透過性のキートップと、キートップの片面側に設けられた金属光沢層と、を少なくとも備え、キートップを構成する材料が、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする。
すなわち、本発明の押釦スイッチ用部材は、光透過性のキートップと、キートップの片面側に設けられた金属光沢層と、を少なくとも備え、キートップを構成する材料が、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする。
本発明の押釦スイッチ用部材の一実施態様は、金属光沢層の厚み方向におけるキートップの光透過率が、15%以上100%未満の範囲内であることが好ましい。
本発明の押釦スイッチ用部材の他の実施態様は、キートップを構成するキートップ部の材料が色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂であり、かつ、キートップ部の最大厚みが0.5mm以下であることが好ましい。
本発明の押釦スイッチ用部材の他の実施態様は、色材が顔料であることが好ましい。
本発明の押釦スイッチ用部材の製造方法は、金型に、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂を充填した後、紫外線を照射することによりキートップを形成するキートップ形成工程、および、金型に色材を分散含有する熱硬化性樹脂を充填した後、加熱処理することによりキートップを形成するキートップ形成工程から選択されるいずれか一方のキートップ形成工程と、当該キートップの片面側に、金属光沢層を形成する金属光沢層形成工程と、を少なくとも経て、本発明の押釦スイッチ用部材を製造することを特徴とする。
本発明のキーパネルは、本発明の押釦スイッチ用部材を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器は、本発明のキーパネルを備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器の一実施態様は、携帯電話であることが好ましい。
本発明によれば所望の色味を帯びた金属調のデザインを有する押釦スイッチ用部材およびその製造方法、ならびに、当該押釦スイッチ用部材を用いたキーパネルおよび電子機器を提供することができる。
本実施形態の押釦スイッチ用部材は、光透過性のキートップと、キートップの片面側に設けられた金属光沢層と、を少なくとも備え、キートップを構成する材料が、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする。なお、キートップの片面側とは、すなわち、キートップの指と接触する側の面と反対側の面(以下、「底面」と称す場合がある)を意味する。
このため、キートップに用いる色材として所望のものを選択すれば、所望の色味を帯びた金属調のデザインを有する押釦スイッチ用部材を得ることができる。なお、同様の効果は、(1)金属光沢層中に色材を添加した態様(第一態様)や、(2)色材を分散させた加飾層を、金属光沢層とキートップとの間に設けた態様(第二態様)なども挙げられる。
しかしながら、第一態様の押釦スイッチ用部材は、本実施形態の押釦スイッチ用部材と比べて、金属調特有の輝度感が低下してしまう。また、第二態様の押釦スイッチ用部材は、本実施形態の押釦スイッチ用部材と比べて、色味の調整を目的とした加飾層を新たに設ける必要があるため、層構造がより複雑になる。さらに、加飾層をスクリーン印刷で形成する場合は、柚子やオレンジの表皮のような色ムラ(いわゆるゆず肌、または、オレンジピール)が生じる。これは、スクリーン印刷に用いるスクリーン版(孔版)のメッシュ目構造が、加飾層の表面に周期的なうねりや凹凸となって反映されるためであると推定される。以上の点を考慮すれば、本実施形態の押釦スイッチ用部材は、第一態様や第二態様の押釦スイッチ用部材と比べて、高い輝度感が得られ、層構造が単純であり、ゆず肌も生じえない点でさらに有利である。
また、本実施形態の押釦スイッチ用部材では、キートップ部を構成する樹脂材料として、高圧で金型に材料を充填して成形する射出成型法において利用される熱可塑性樹脂ではなく、常圧前後で金型に材料を充填して成形する成型方法において利用される紫外線硬化性樹脂または熱硬化性樹脂が用いられる。これは以下に説明する理由から、熱可塑性樹脂を用いても、実用的な意味で審美性を確保することが困難だからである。まず、キートップを成形する際に、色材を分散含有させた熱可塑性樹脂を用いた場合、射出成型時の樹脂の流動軌跡(フローマーク、ウェルド)が、模様として残り、結果的に色ムラを生じる場合がある。これに加えて、射出成型時には高温となるために、熱可塑性樹脂の熱変色(いわゆる黄変)が生じ、所望の色味が得られない場合もある。また、金属色を強調して表現するために熱可塑性樹脂に含まれる色材の含有量を低くすると、黄変や流動軌跡がより顕著になる。さらに、色材として染料系ではなく顔料系のような耐熱性に優れた色材を用いたとしても、射出成型時には色材が高温にさらされる。このため、色材の劣化による変色が生じ、所望の色味が得られない場合もある。
以上に説明した本実施形態の押釦スイッチ用部材は、(i)金型に、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂を充填した後、紫外線を照射することによりキートップを形成するキートップ形成工程、および、金型に色材を分散含有する熱硬化性樹脂を充填した後、加熱処理することによりキートップを形成するキートップ形成工程から選択されるいずれか一方のキートップ形成工程と、(ii)当該キートップの片面側に、金属光沢層を形成する金属光沢層形成工程と、を少なくとも経ることにより製造することができる。なお、この他に、必要に応じてその他の工程を実施することもできる。たとえば、キートップ部の片側に、PETフィルム、または、ポリカーボネートフィルムなどの基材を貼りつける工程を実施してもよい。この場合、この基材のキートップ部が設けられた側と反対側の面に金属光沢層を設けることができる。なお、キートップ形成工程では、紫外線硬化性樹脂の代わりに、紫外線以外の光(たとえば、放射線、可視光、EB(電子線)等)の照射により硬化する光硬化性樹脂を用いてもよい。次に、本実施形態の押釦スイッチ用部材を構成する各部材の詳細について説明する。
−キートップ−
キートップは光透過性を有する。ここで、「光透過性」とは、本願明細書において可視光域の波長(約400〜800nm)の光に対して、金属光沢層の厚み方向におけるキートップの光透過率を意味する。なお、金属光沢層の厚み方向におけるキートップの厚みが異なる場合は、キートップの厚みが極大となる部分において、光透過率が上記範囲内であることを意味する。光透過率は、キートップを目視観察した場合に、透明または半透明と認識できる程度であれば特に限定されない。しかしながら、色材による着色が濃すぎる場合は、金属光沢層に起因する輝度が低下し、金属調の表現力が弱くなる。このため、光透過率は、15%以上であることが好ましく、35%以上であることがより好ましい。なお、光透過率の上限は特に限定されないが、実用上は100%未満である。なお、本願明細書において「光透過率」とは、JIS K7361−1に準拠して測定された全光線透過率を意味する。
キートップは光透過性を有する。ここで、「光透過性」とは、本願明細書において可視光域の波長(約400〜800nm)の光に対して、金属光沢層の厚み方向におけるキートップの光透過率を意味する。なお、金属光沢層の厚み方向におけるキートップの厚みが異なる場合は、キートップの厚みが極大となる部分において、光透過率が上記範囲内であることを意味する。光透過率は、キートップを目視観察した場合に、透明または半透明と認識できる程度であれば特に限定されない。しかしながら、色材による着色が濃すぎる場合は、金属光沢層に起因する輝度が低下し、金属調の表現力が弱くなる。このため、光透過率は、15%以上であることが好ましく、35%以上であることがより好ましい。なお、光透過率の上限は特に限定されないが、実用上は100%未満である。なお、本願明細書において「光透過率」とは、JIS K7361−1に準拠して測定された全光線透過率を意味する。
なお、本実施形態の押釦スイッチ用部材では、「金属光沢層の厚み方向におけるキートップの光透過率」とは、キートップ部と基材とが一体となった状態で測定された全光線透過率の値を意味する。
キートップ部を構成する樹脂材料としては、上述したように紫外線硬化型樹脂、または、熱硬化型樹脂を用いることができる。これら樹脂材料としては、公知の樹脂材料が利用できる。ここで、紫外線硬化型樹脂としては、たとえば、アクリル系光硬化樹脂、メタクリル系光硬化樹脂、不飽和ポリエステル系光硬化樹脂、スチレン系光硬化樹脂、ウレタン系光硬化樹脂、ジアリルフタレート系光硬化樹脂などを用いることができる。また、熱硬化型樹脂としては、たとえば、シリコーンゴム、ウレタン系熱硬化性樹脂などを用いることができる。
また、キートップ部を構成する樹脂材料中に含まれる色材としては、公知の色材が利用でき、顔料および染料のいずれを用いることもできるが、顔料を用いることがより好ましい。顔料は染料と比べて、耐光性や耐熱性に優れ、紫外線硬化型樹脂を硬化させる際の紫外線照射や、熱硬化型樹脂を硬化させる際の熱処理によって、劣化・変色しにくいためである。
キートップ部の最大厚み寸法は、特に限定されるものではないが、キートップ部が色材を分散含有する紫外線硬化型樹脂を用いて形成される場合には、0.5mm以下であることが好ましく、0.4mm以下であることがより好ましい。最大厚み寸法を0.5mm以下とすることにより、紫外線硬化型樹脂の硬化・収縮に伴い発生する反りやひけに起因する寸法精度の悪化をより確実に抑制できる。これに加えて、キートップ部の形成に際して射出成型法を適用した場合に生じる問題;すなわち樹脂の流動軌跡に起因する色ムラなどの問題の発生を防止できる。なお、キートップ部の最小厚み寸法の下限値は特に限定されないが、加工容易性の観点からは0.01mm以上であることが好ましい。
キートップの表面(ボタン操作に際して指が接触する側の面)は、(i)個々のキーの配置位置に関係なく略全面が平面であってもよく、(ii)個々のキーサイズに対応したサイズの凸部や凹部が設けられていてもよく、(iii)個々のキーサイズよりも小さいサイズの凹凸が周期的に繰り返されるようなものであってもよい。なお、(i)〜(iii)番目のいずれの態様においても、キートップの表面は、鏡面仕上げとされていることが特に好ましい。キートップの表面が粗面状の場合は光散乱が発生し、金属調の表現力が劣化してしまう場合があるためである。また、(iii)番目の態様において、凹凸の周期が小さすぎる場合にも、キートップの表面で光散乱が発生し、金属調の表現力が劣化してしまう可能性がある。このため、(iii)番目の態様における凹凸の周期は、可視域の波長(サブμmオーダー)よりも十分に大きい数μm〜数十μm以上であることが好ましい。また、光散乱の発生を確実に抑制する観点からは、キーパットの成形に利用する金型表面の表面粗さは、中心線平均粗さRaで1.6μm以下が好ましく、0.8μm以下がより好ましい。金型表面の表面粗さRaの下限は特に限定されないが、実用上は0.2μm以上である。
−基材−
本実施形態の押釦スイッチ用部材には、必要に応じてキートップ部の底面側に基材を設けることができる。この基材は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやポリカーボネートフィルムを用いることができる。基材は、キートップ部の底面に直接接着して配置することができる。この場合は、基材のキートップ部が配置された側と反対側の面に金属光沢層が形成される。なお、特に、キートップ部の最小厚み寸法が小さい場合には、強度を確保するために、キートップ部と金属光沢層との間に基材を設けるとよい。
本実施形態の押釦スイッチ用部材には、必要に応じてキートップ部の底面側に基材を設けることができる。この基材は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやポリカーボネートフィルムを用いることができる。基材は、キートップ部の底面に直接接着して配置することができる。この場合は、基材のキートップ部が配置された側と反対側の面に金属光沢層が形成される。なお、特に、キートップ部の最小厚み寸法が小さい場合には、強度を確保するために、キートップ部と金属光沢層との間に基材を設けるとよい。
−金属光沢層−
金属光沢層は、オフセット印刷やスクリーン印刷などの公知の印刷方法によりキートップの底面側に形成される。ここで、金属光沢層形成用の材料としては、固形分として金属調を呈する無機材料成分と樹脂成分とを含むインク(いわゆるミラーインク)を用いる。無機材料成分としては、金属光沢層の金属調や輝度感の調整を目的として用いられる物であれば特に限定されないが、代表的にはAg、Su、Al、Au、In、Cuなどの金属薄片が用いられ、この他に、フレーク状ガラスの表面に金属や金属酸化物をコーティングした光輝性無機顔料などを用いることもでき、2種類以上を併用してもよい。なお、金属光沢層は、ミラーインクの塗工以外にも、蒸着等によって形成された金属薄膜を転写することによっても形成することができる。
金属光沢層は、オフセット印刷やスクリーン印刷などの公知の印刷方法によりキートップの底面側に形成される。ここで、金属光沢層形成用の材料としては、固形分として金属調を呈する無機材料成分と樹脂成分とを含むインク(いわゆるミラーインク)を用いる。無機材料成分としては、金属光沢層の金属調や輝度感の調整を目的として用いられる物であれば特に限定されないが、代表的にはAg、Su、Al、Au、In、Cuなどの金属薄片が用いられ、この他に、フレーク状ガラスの表面に金属や金属酸化物をコーティングした光輝性無機顔料などを用いることもでき、2種類以上を併用してもよい。なお、金属光沢層は、ミラーインクの塗工以外にも、蒸着等によって形成された金属薄膜を転写することによっても形成することができる。
−押釦スイッチ用部材の具体例−
次に、本実施形態の押釦スイッチ用部材の具体例を図面により説明する。図1は本実施形態の押釦スイッチ用部材の層構造の一例を示す模式断面図である。図1に示す押釦スイッチ用部材1は、色材を分散含有するキートップ部10Aと、基材20と、金属光沢層30とを有し、色材を分散含有するキートップ部10Aの底面12側に、基材20、金属光沢層30がこの順に配置された構成を有する。また、色材を分散含有するキートップ部10Aは、その表面14側に、個々のキーに対応する厚肉部16を有している。また、キートップ部10Aと基材20とは、キートップ22Aを構成する。なお、押釦スイッチ用部材1において、基材20は省略してもよい。
次に、本実施形態の押釦スイッチ用部材の具体例を図面により説明する。図1は本実施形態の押釦スイッチ用部材の層構造の一例を示す模式断面図である。図1に示す押釦スイッチ用部材1は、色材を分散含有するキートップ部10Aと、基材20と、金属光沢層30とを有し、色材を分散含有するキートップ部10Aの底面12側に、基材20、金属光沢層30がこの順に配置された構成を有する。また、色材を分散含有するキートップ部10Aは、その表面14側に、個々のキーに対応する厚肉部16を有している。また、キートップ部10Aと基材20とは、キートップ22Aを構成する。なお、押釦スイッチ用部材1において、基材20は省略してもよい。
図2は本実施形態の押釦スイッチ用部材の層構造の他の例を示す模式断面図である。図2に示す押釦スイッチ用部材2は、色材を分散含有するキートップ部10Aの代わりに、色材を分散含有するキートップ部10Bを用いた以外は、図1に示す押釦スイッチ用部材1と同様の層構造を有する。なお、キートップ部10Bと基材20とは、キートップ22Bを構成する。ここでキートップ部10Bは、その表面側に、断面が鋸歯状を成す凹凸部18を有している。この凹凸部18の個々の凹凸の成す辺は鏡面であり、その一辺の長さも、可視域の波長よりも十分に長いものである。このため、この凹凸部18に起因する光散乱により金属調の輝度感が低下することを抑制できる。なお、キートップ部10Bを、表面側から見た場合のデザインは特に限定されるものではないが、たとえば、凹凸部18により形成された同心円状のデザインとすることができる。
−キーパネル、電子機器−
本実施形態のキーパネルは、少なくとも本実施形態の押釦スイッチ用部材を備えたものである。ここで、本願明細書において、「キーパネル」とは操作スイッチを有する操作盤のことである。キーパネルは、スイッチ操作による操作対象となる電子機器本体と一体に設けられたものであってもよいし、スイッチ操作による操作対象となる電子機器本体と物理的に分離して設けられたものであってもよい。なお、後者の場合は、キーパネルと電子機器とが、有線接続されるタイプであってもよいし、キーパネルと電子機器とが赤外線通信などによって信号のやり取りが可能なワイヤレスタイプであってもよい。代表的な例としては、エアーコンディショナ、インターホン、テレビ等のリモートコントローラ、デスクトップタイプのパーソナルコンピューターのキーボードなどに用いられる操作盤が挙げられる。また、キーパネルを備えた電子機器(キーパネルが電子機器本体と一体化した電子機器)としては、電子辞書、携帯電話、電卓、ノートタイプのパーソナルコンピューター、パーソナルディジタルアシスタンス(PDA)、MP3プレーヤ等の音楽再生機能を持つ携帯型プレーヤなどが挙げられる。
本実施形態のキーパネルは、少なくとも本実施形態の押釦スイッチ用部材を備えたものである。ここで、本願明細書において、「キーパネル」とは操作スイッチを有する操作盤のことである。キーパネルは、スイッチ操作による操作対象となる電子機器本体と一体に設けられたものであってもよいし、スイッチ操作による操作対象となる電子機器本体と物理的に分離して設けられたものであってもよい。なお、後者の場合は、キーパネルと電子機器とが、有線接続されるタイプであってもよいし、キーパネルと電子機器とが赤外線通信などによって信号のやり取りが可能なワイヤレスタイプであってもよい。代表的な例としては、エアーコンディショナ、インターホン、テレビ等のリモートコントローラ、デスクトップタイプのパーソナルコンピューターのキーボードなどに用いられる操作盤が挙げられる。また、キーパネルを備えた電子機器(キーパネルが電子機器本体と一体化した電子機器)としては、電子辞書、携帯電話、電卓、ノートタイプのパーソナルコンピューター、パーソナルディジタルアシスタンス(PDA)、MP3プレーヤ等の音楽再生機能を持つ携帯型プレーヤなどが挙げられる。
本実施形態の電子機器は、上述したキーパネルを電子機器本体と一体的に有するものであればその用途は特に限定されないが、携帯型の電子機器;例えば、携帯電話や、電子辞書、PDA、ノートタイプのパーソナルコンピューターなどであることが好ましく、特に携帯電話であることが最も好ましい。
以下に本発明を、実施例を挙げてより具体的に説明するが本発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、紫外線硬化型樹脂(株式会社セイコーアドバンス社製、UV5410)100質量部に対して、赤色顔料(株式会社セイコーアドバンス社製、510アメリカンレッド)0.05質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた紫外線硬化型樹脂を得た。
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、紫外線硬化型樹脂(株式会社セイコーアドバンス社製、UV5410)100質量部に対して、赤色顔料(株式会社セイコーアドバンス社製、510アメリカンレッド)0.05質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた紫外線硬化型樹脂を得た。
次に、金型に赤色顔料を分散含有させた紫外線硬化型樹脂を流し込み、基材20として厚みが75μmのPETフィルム(東レ株式会社製、ルミラー S10)を介して紫外線硬化型樹脂をロールで押圧した。そして、この状態で、紫外線を照射して、紫外線硬化型樹脂を硬化させた。その後、PETフィルム表面に、スクリーン印刷によりミラーインク(帝国インキ製造株式会社製、MIR51000)を印刷し、乾燥処理することにより厚み5μmの金属光沢層30を形成した。
このようにして得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.5mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの赤色に着色しており、その光透過率は20%であった。
(実施例2)
赤色顔料の使用量を0.04質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.3mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの薄い赤色に着色しており、その光透過率は35.0%であった。
赤色顔料の使用量を0.04質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.3mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの薄い赤色に着色しており、その光透過率は35.0%であった。
(実施例3)
赤色顔料の使用量を0.06質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.4mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの強く赤色に着色しており、その光透過率は15.0%であった。
赤色顔料の使用量を0.06質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.4mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの強く赤色に着色しており、その光透過率は15.0%であった。
(実施例4)
赤色顔料の使用量を0.04質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.4mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの赤色に着色しており、その光透過率は24.0%であった。
赤色顔料の使用量を0.04質量部とし、使用する金型の厚肉部16に対応する部分の深さを変更した以外は実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.4mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの赤色に着色しており、その光透過率は24.0%であった。
(実施例5)
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、熱硬化型樹脂(信越化学工業株式会社製、KE−2030−60)100質量部に対して、赤色顔料(信越化学工業株式会社製、LIMカラー03)0.05質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた熱硬化型樹脂を得た。
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、熱硬化型樹脂(信越化学工業株式会社製、KE−2030−60)100質量部に対して、赤色顔料(信越化学工業株式会社製、LIMカラー03)0.05質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた熱硬化型樹脂を得た。
次に、金型に赤色顔料を分散含有させた熱硬化型樹脂を流し込み、基材20として厚みが75μmのPETフィルム(東レ株式会社製、ルミラー S10)を介して熱硬化型樹脂をロールで押圧した。そして、この状態で、120℃で10分間の加熱処理を行い、熱硬化型樹脂を硬化させた。その後、PETフィルム表面に、スクリーン印刷によりミラーインク(帝国インキ製造株式会社製、MIR51000)を印刷し、乾燥処理することにより厚み5μmの金属光沢層30を形成した。
このようにして得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.5mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの赤色に着色しており、その光透過率は20.0%であった。
(比較例1)
実施例1において、赤色顔料を用いなかった以外は、実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10A(但し、比較例1においては色材を含まないキートップ部)の厚肉部16の厚みは0.5mmであった。また、このキートップ部10Aは、無色透明であり、その光透過率は70%であった。
実施例1において、赤色顔料を用いなかった以外は、実施例1と同様にして押釦スイッチ用部材1を得た。得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10A(但し、比較例1においては色材を含まないキートップ部)の厚肉部16の厚みは0.5mmであった。また、このキートップ部10Aは、無色透明であり、その光透過率は70%であった。
(比較例2)
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、熱可塑性樹脂(帝人株式会社製、パンライトL−1225L)100質量部に対して、赤色顔料(チバ・ジャパン株式会社製、ORACET(登録商標) RedGN Solvent Red135)0.1質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた熱可塑性樹脂を得た。
図1に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。まず、熱可塑性樹脂(帝人株式会社製、パンライトL−1225L)100質量部に対して、赤色顔料(チバ・ジャパン株式会社製、ORACET(登録商標) RedGN Solvent Red135)0.1質量部を混合したものをタンブラーミキサーにて5分間混合し、赤色顔料を分散含有させた熱可塑性樹脂を得た。
次に、赤色顔料を分散含有させた熱可塑性樹脂を用いて射出圧力120MPa、温度300℃にて射出成型を行い、キートップ部10Aを得た。さらに、このキートップ部10Aの底面に、基材20として厚みが75μmのPETフィルム(東レ株式会社製、ルミラー S10)を接着した。その後、PETフィルム表面に、スクリーン印刷によりミラーインク(帝国インキ製造株式会社製、MIR51000)を印刷し、乾燥処理することにより厚み5μmの金属光沢層30を形成した。
このようにして得られた押釦スイッチ用部材1のキートップ部10Aの厚肉部16の厚みは0.5mmであった。また、このキートップ部10Aは、透明ではあるものの赤色に着色しており、その光透過率は22.0%であった。
(比較例3)
図3に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。なお、図3に示す押釦スイッチ用部材100は、色材を分散含有していないことを除いては、図1に示すキートップ部10Aと同様の断面形状を有するキートップ部110と、このキートップ部110の底面に設けられた基材120と、この基材120のキートップ部110が設けられた側と反対側の面に設けられ、顔料を分散させたミラーインクを用いて形成された顔料入り金属光沢層130とから構成されるものである。また、図3において、キートップ部110と基材120とは、キートップ112を構成する。
図3に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。なお、図3に示す押釦スイッチ用部材100は、色材を分散含有していないことを除いては、図1に示すキートップ部10Aと同様の断面形状を有するキートップ部110と、このキートップ部110の底面に設けられた基材120と、この基材120のキートップ部110が設けられた側と反対側の面に設けられ、顔料を分散させたミラーインクを用いて形成された顔料入り金属光沢層130とから構成されるものである。また、図3において、キートップ部110と基材120とは、キートップ112を構成する。
まず、実施例1で用いたものと同様の紫外線硬化型樹脂を、実施例1で用いたものと同様の金型に流し込み、基材120として実施例1で用いたものと同様のPETフィルムを介して紫外線硬化型樹脂をロールで押圧した。そして、この状態で紫外線を照射して、紫外線硬化型樹脂を硬化させた。一方、顔料入り金属光沢層130を形成するために、実施例1で用いたものと同様のミラーインク100質量部に対して、赤色顔料(株式会社セイコーアドバンス社製、538プロセスレッド)を0.03質量部して混合した顔料入りのミラーインクを準備した。次に、この顔料入りミラーインクを用いて、PETフィルム表面にスクリーン印刷し、乾燥処理することにより厚み5μmの顔料入り金属光沢層130を形成した。
このようにして得られた押釦スイッチ用部材100のキートップ部110は無色透明であり、その光透過率は70.0%であった。
(比較例4)
図4に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。なお、図4に示す押釦スイッチ用部材102は、色材を分散含有していないことを除いては、図1に示すキートップ部10Aと同様の断面形状を有するキートップ部110と、基材120と、加飾層140と、金属光沢層150とを有し、キートップ部110の底面側から順に、基材120、加飾層140および金属光沢層150が積層された構造を有するものである。なお、図4において、キートップ部110と基材120と加飾層140とは、キートップ114を構成する。
図4に示す層構造を有する押釦スイッチ用部材を以下の手順で準備した。なお、図4に示す押釦スイッチ用部材102は、色材を分散含有していないことを除いては、図1に示すキートップ部10Aと同様の断面形状を有するキートップ部110と、基材120と、加飾層140と、金属光沢層150とを有し、キートップ部110の底面側から順に、基材120、加飾層140および金属光沢層150が積層された構造を有するものである。なお、図4において、キートップ部110と基材120と加飾層140とは、キートップ114を構成する。
まず、実施例1で用いたものと同様の紫外線硬化型樹脂を、実施例1で用いたものと同様の金型に流し込み、その上からロールで押圧しながら、基材120として実施例1で用いたものと同様のPETフィルムを押し当てた。そして、この状態で紫外線を照射して、紫外線硬化型樹脂を硬化させた。次に、赤色インク(株式会社セイコーアドバンス社製、538プロセスレッド)を用いて、PETフィルム表面にスクリーン印刷し、乾燥処理することにより厚み5μmの加飾層140を形成した。さらに、この加飾層140の表面に、実施例1で用いたものと同様のミラーインクをスクリーン印刷して乾燥処理することにより、実施例1と同様の厚みを有する金属光沢層150を形成した。
このようにして得られた押釦スイッチ用部材102のキートップ部110は無色透明であり、その光透過率は70.0%であった。
<評価>
各実施例および各比較例の押釦スイッチ用部材については、外観目視により色調を観察すると共に、輝度と色ムラについても評価した。結果を表1に示す。
各実施例および各比較例の押釦スイッチ用部材については、外観目視により色調を観察すると共に、輝度と色ムラについても評価した。結果を表1に示す。
なお、表1中に示す輝度および色ムラの評価方法および評価基準は、以下に示す通りである。
−輝度−
蛍光灯下にて、押釦スイッチ用部材を目視観察し、金属調特有の光沢感(輝き度合)を以下の基準で評価した。
A:金属調特有の強い光沢感がある。
B:金属調特有の光沢感がある。
C:金属調特有の光沢感が若干観察される。
D:金属調特有の光沢感がかすかに観察される。
E:金属調特有の光沢感が全く無い。
−輝度−
蛍光灯下にて、押釦スイッチ用部材を目視観察し、金属調特有の光沢感(輝き度合)を以下の基準で評価した。
A:金属調特有の強い光沢感がある。
B:金属調特有の光沢感がある。
C:金属調特有の光沢感が若干観察される。
D:金属調特有の光沢感がかすかに観察される。
E:金属調特有の光沢感が全く無い。
−色ムラ−
蛍光灯下にて、押釦スイッチ用部材を目視観察し、色ムラを以下の基準で評価した。
○:色ムラは全く観察されない。
△:キートップ部の樹脂の流動軌跡に対応すると思われる色ムラが観察される。
×:ゆずやオレンジの表皮のような周期的な色ムラが観察される。
蛍光灯下にて、押釦スイッチ用部材を目視観察し、色ムラを以下の基準で評価した。
○:色ムラは全く観察されない。
△:キートップ部の樹脂の流動軌跡に対応すると思われる色ムラが観察される。
×:ゆずやオレンジの表皮のような周期的な色ムラが観察される。
1、2 押釦スイッチ用部材
10A、10B キートップ部
12 底面
14 表面
16 厚肉部
18 凹凸部
20 基材
22A、22B キートップ
30 金属光沢層
100、102 押釦スイッチ用部材
110 キートップ部
112、114 キートップ
120 基材
130 顔料入り金属光沢層
140 加飾層
150 金属光沢層
10A、10B キートップ部
12 底面
14 表面
16 厚肉部
18 凹凸部
20 基材
22A、22B キートップ
30 金属光沢層
100、102 押釦スイッチ用部材
110 キートップ部
112、114 キートップ
120 基材
130 顔料入り金属光沢層
140 加飾層
150 金属光沢層
Claims (8)
- 光透過性のキートップと、
該キートップの片面側に設けられた金属光沢層と、を少なくとも備え、
上記キートップを構成する材料が、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂および色材を分散含有する熱硬化性樹脂から選択される少なくとも一方の樹脂材料であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - 請求項1に記載の押釦スイッチ用部材において、
前記金属光沢層の厚み方向における前記キートップの光透過率が、15%以上100%未満の範囲内であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - 請求項1または2に記載の押釦スイッチ用部材において、
前記キートップを構成するキートップ部の材料が前記色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂であり、かつ、上記キートップ部の最大厚み寸法が0.5mm以下であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用部材において、
前記色材が顔料であることを特徴とする押釦スイッチ用部材。 - 金型に、色材を分散含有する紫外線硬化性樹脂を充填した後、紫外線を照射することによりキートップを形成するキートップ形成工程、および、金型に色材を分散含有する熱硬化性樹脂を充填した後、加熱処理することによりキートップを形成するキートップ形成工程から選択されるいずれか一方のキートップ形成工程と、
当該キートップの片面側に、金属光沢層を形成する金属光沢層形成工程と、を少なくとも経て、請求項1〜4のいずれか1つに記載の押釦スイッチ用部材を製造することを特徴とする押釦スイッチ用部材の製造方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の押釦スイッチ用部材を備えたことを特徴とするキーパネル。
- 請求項6に記載のキーパネルを備えたことを特徴とする電子機器。
- 携帯電話であることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009258871A JP2011108365A (ja) | 2009-11-12 | 2009-11-12 | 押釦スイッチ用部材、その製造方法、キーパネルおよび電子機器 |
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JP2009258871A Pending JP2011108365A (ja) | 2009-11-12 | 2009-11-12 | 押釦スイッチ用部材、その製造方法、キーパネルおよび電子機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022185834A1 (ja) | 2021-03-03 | 2022-09-09 | 株式会社デンソー | インバータの制御装置 |
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JPH11144551A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-28 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | キートップ部材の製造方法および押釦スイッチ用カバー部材の製造方法 |
JP2002324453A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Polymatech Co Ltd | 加飾シート状キートップ及びその製造方法 |
JP2004178906A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Polymatech Co Ltd | カラーデザイン画像を有する加飾成形体及びその製造方法 |
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-
2009
- 2009-11-12 JP JP2009258871A patent/JP2011108365A/ja active Pending
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