JP2011108349A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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一彦 佐藤
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Abstract

【課題】昇圧時間の低減化および微細化に対して有利な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のメモリセルをそれぞれ有するN個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイ11と、第1基準電圧および前記第1基準電圧よりも高い第2基準電圧を発生させる基準電圧生成回路31と、前記基準電圧生成回路から与えられる前記第1または第2基準電圧を昇圧した昇圧電圧を前記プレーンに供給する昇圧回路32と、(N−1)個以下の前記プレーンを選択する場合は前記第1基準電圧を前記昇圧回路に与え、N個の前記プレーンを選択する場合は前記第2基準電圧を前記昇圧回路に与える昇圧能力制御回路33とを具備する。
【選択図】図4

Description

この発明は、半導体記憶装置に関し、例えば、NAND型フラッシュメモリ等に適用されるものである。
例えば、NAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置において、複数のプレーン(マルチプレーン)で構成されているものがある。この構成の場合、選択されるプレーン数により、昇圧回路から見える負荷容量が変わってくる。この場合、昇圧回路の能力を、最大プレーンの負荷容量がある時間までに昇圧できるように合わせると、単プレーンの負荷容量を昇圧するには過剰となり、昇圧回路の回路面積も大きくなってしまう。
一方、昇圧回路の能力を、単プレーン(シングルプレーン)の負荷容量がある時間までに昇圧できるように合わせると、複数プレーンを選択したときの負荷容量を昇圧するには、能力不足となり、昇圧時間を延ばす必要がある。
上記のように、従来の半導体記憶装置は、昇圧時間の低減化および微細化に対して不利であるという傾向がある。
特開2006−185530号公報
この発明は、昇圧時間の低減化および微細化に対して有利な半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様に係る半導体記憶装置は、複数のメモリセルをそれぞれ有するN個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイと、第1基準電圧および前記第1基準電圧よりも高い第2基準電圧を発生させる基準電圧生成回路と、前記基準電圧生成回路から与えられる前記第1または第2基準電圧を昇圧した昇圧電圧を前記プレーンに供給する昇圧回路と、(N−1)個以下の前記プレーンを選択する場合は前記第1基準電圧を前記昇圧回路に与え、N個の前記プレーンを選択する場合は前記第2基準電圧を前記昇圧回路に与える昇圧能力制御回路とを具備する。
この発明によれば、微細化および昇圧時間の低減化に対して有利な半導体記憶装置が得られる。
この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のブロック(Block)を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のROMセル回路を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の電源電圧発生回路を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の選択回路を説明するための等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の基準電圧生成回路を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の昇圧回路を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のVPPポンプを示す等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の昇圧動作の制御コマンドシーケンスを示す図。 第1の実施形態に係る昇圧回路の電圧初期値および周期依存性を示す特性図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置(1プレーン選択時)の昇圧時間を示す図。 比較例に係る半導体記憶装置(4プレーン選択時)の昇圧時間を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置(4プレーン選択時)の昇圧時間を示す図。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置の電源電圧発生回路を示すブロック図。 第3の実施形態に係る半導体記憶装置の電源電圧発生回路を示すブロック図。 比較例に係る半導体記憶装置の電源電圧発生回路を示すブロック図。 比較例に係る半導体記憶装置の昇圧回路を示すブロック図。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
[第1の実施形態]
図1乃至図13を用いて、この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置およびその昇圧動作を説明する。
<1.構成例>
1−1.全体構成例
図1を用い、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例について説明する。
図示するように、第1の実施形態に係る半導体集積回路装置は、メモリセルアレイ11、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、データ入出力端子15、ワード線制御回路16、制御回路17、制御信号入力端子18、電源電圧発生回路19、およびクロック発生回路20を備える。
メモリセルアレイ11は、複数のプレーン(Plane)を備える。本例の場合、メモリセルアレイ11は、4つのプレーン(Plane<0>, Plane<1>, Plane<2>, Plane<3>)を備える4つの複数プレーン構成である。プレーンのそれぞれは、ワード線とビット線との交差位置にマトリクス状に配置される複数のメモリセル(図示せず)を有する複数のブロック(Block 0 〜 Block n)を備える。メモリセルアレイ11には、ワード線を制御するワード線制御回路16、ビット線を制御するビット制御回路12、制御回路17、および電源電圧発生回路19が電気的に接続される。
ビット線制御回路12は、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルのデータを読み出し、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルの状態を検出する。また、ビット線制御回路12は、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルに書き込み制御電圧を印加してメモリセルに書き込みを行う。ビット線制御回路12には、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、制御回路17が電気的に接続されている。
ビット線制御回路12内にはセンスアンプ(S/A)やデータ記憶回路等(図示せず)が設けられ、このデータ記憶回路は、カラムデコーダ13によって選択される。データ記憶回路に読み出されたメモリセルのデータは、データ入出力バッファ14を介してデータ入出力端子15から外部へ出力される。データ入出力端子15は、例えば、NAND型フラッシュメモリ外部のホスト機器等に接続される。
ホスト機器は、例えば、マイクロコンピュータ等であって、データ入出力端子15から出力されたデータを受ける。さらに、ホスト機器は、NAND型フラッシュメモリの動作を制御する各種コマンドCOM、アドレスADD、及びデータDTをデータ入出力端子15に出力する。ホスト機器からデータ入出力端子15に入力された書き込みデータDTは、データ入出力バッファ14を介して、カラムデコーダ13によって選択された上記データ記憶回路(図示せず)に供給される。一方、コマンドCOM及びアドレスADDは、制御回路17に供給される。
ワード線制御回路16は、メモリセルアレイ11中のワード線を選択し、選択されたワード線に電源電圧発生回路19から与えられる読み出し、書き込みあるいは消去に必要な電圧を印加する。
制御回路17は、上記メモリセルアレイ11、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、ワード線制御回路16、および電源電圧発生回路19に電気的に接続される。制御回路17は、接続された上記構成回路を制御する。制御回路17は、制御信号入力端子18に接続され、外部のホスト機器から制御信号入力端子18を介して入力されるALE(アドレス・ラッチ・イネーブル)信号等の制御信号によって制御される。また、制御回路17は、電源電圧発生回路19に後述する制御信号を出力し、電源電圧発生回路19を制御する。
電源電圧発生回路19は、制御回路17の制御に従い、書き込み、読み出し、消去等の各動作において、メモリセルアレイ11、ワード線制御回路16等に必要な電源電圧を与える。詳細については、後述する。
クロック発生回路20は、本例の場合、少なくとも2つの第1,第2クロック発生回路20−1、20−2を備える。第1,第2クロックCLKA,CLKBは電源電圧発生回路19に供給され、第2クロックCLKBは制御回路17に供給され、それぞれ必要な動作の際に用いられる。
上記のように、第2クロック発生回路20−2が発生する第2クロックCLKBは、電源電圧発生回路19および制御回路17により共有するように構成されている。すなわち、電源電圧発生回路19に供給される第2クロックCLKBとして、従来から制御回路17に供給されていたクロックを流用する。そのため、第2クロックCLKBを発生させるための新たなクロック発生回路を配置する必要がない点で、製造コストの低減に対して有利である。尚、制御回路17に供給されるクロックとは別に、新たなクロック発生回路を設けても良い。
ここで、上記ワード線制御回路16、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、制御回路17、電源電圧発生回路19は、書き込み回路、読み出し回路、および消去回路を構成している。
1−2.ブロックの構成例
次に、図2を用い、第1の実施形態に係るブロック(Block)の構成例について説明する。ここでは、1つのブロックBLOCKを例に挙げて説明する。また、このブロックBLOCK中のメモリセルトランジスタMTは、一括して消去される。即ち、ブロックは消去単位である。
図示するように、ブロックBLOCKは、ワード線方向(WL方向)に配置された複数のメモリセル列(メモリセルユニット)MUから構成される。メモリセル列MUは、電流経路が直列接続される64個のメモリセルトランジスタMTおよび2個のダミーセルDMTからなるNANDストリングと、NANDストリングの一端に接続される選択ランジスタS1と、NANDストリングの他端に接続される選択トランジスタS2とから構成される。尚、本例では、NANDストリングは、64個のメモリセルMTから構成されるが、2つ以上のメモリセルから構成されていればよく、特に、この個数に限定されるというものではない。
選択トランジスタS2の電流経路の他端はビット線BLに接続され、選択トランジスタS1の電流経路の他端はソース線SLに接続される。
ワード線WL0〜WL63およびダミーワード線DWLは、WL方向に延び、WL方向の複数のメモリセルトランジスタMTおよびダミーセルDMTに共通に接続される。セレクトゲート線SGDは、WL方向に延び、WL方向の複数の選択トランジスタS2に共通に接続される。セレクトゲート線SGSも、WL方向に延び、WL方向の複数の選択トランジスタS1に共通に接続される。
ワード線WL0〜WL63ごとに、ページ(Page)と称する単位を構成する。例えば、図中の破線で囲って示すように、ワード線WL0には、1ページ(Page0)が割り当てられている。このページごとに読み出し動作、書き込み動作が行われるため、ページは読み出し単位であり、書き込み単位である。尚、1つのメモリセルに複数ビットのデータを保持可能な多値メモリセルの場合は、1つのワード線に複数ページが割り当てられる。
メモリセルMTは、ビット線BLとワード線WLとの交差位置にそれぞれ設けられ、半導体基板上に順次、トンネル絶縁膜、電荷蓄積層としての浮遊電極FG、ゲート間絶縁膜、及び制御電極CGが設けられた積層構造である。メモリセルMTの電流経路であるソース/ドレインは、隣接するメモリセルMTのソース/ドレインに直列接続されている。電流経路の一端は選択トランジスタS2を介してビット線BLに接続され、電流経路の他端は選択トランジスタS1を介してソース線SLに接続される。また、メモリセルMTのそれぞれは、積層構造の側壁上に沿って設けられたスペーサ、及び上記積層構造を挟むように半導体基板(Si基板(Si−sub)またはPウェル)中に設けられたソース/ドレインを備えている。
選択トランジスタS1、S2は、ゲート絶縁膜、ゲート間絶縁膜、ゲート電極を備えている。選択トランジスタS1、S2のゲート間絶縁膜は、その中央が分離され、その上下層が電気的に接続するように設けられている。選択トランジスタS1、S2は、同様に、ゲート電極の側壁上に沿って設けられたスペーサ、及びゲート電極を挟むように半導体基板中に設けられたソース/ドレインを備えている。
1−2−1.ROMセル回路
次に、図3を用い、第1の実施形態に係るROMセル回路の構成例について説明する。
図示するように、ROMセル回路は、後述する昇圧動作のために用いられる信号Bを、例えば、パワーオン時等に、ROMセル(MT)から読出し、ラッチ回路DEFにラッチし、電源電圧発生回路19へ供給するためのものである。ROMセル回路は、ROMセル(MT)、センスアンプS/A、およびラッチ回路DEFにより構成される。
ROMセルは、上記ブロックと同様の構成であるROM fuse Blockに配置される、メモリセルトランジスタ(MT)である。ROMセルには、例えば、NAND型フラッシュメモリに必要な管理データ等が不揮発に記憶されており、これがデータオン時に読み出される。
センスアンプS/Aは、ビット線制御回路12に配置され、ROMセル(MT)に記憶された管理データ等を読み出す。
ラッチ回路DEFは、制御回路17に配置され、センスアンプS/Aから読み出されたデータ、またはROMセル(MT)に書込むデータを一時的に記憶する。ラッチ回路DEFは、リセット信号RSTが入力されるまで、供給されるクロックCLKのタイミングで信号Bを出力する。
尚、本例のように、信号Bは、ROMセルに記憶されるロムデータであるため、必要に応じて、信号Bの値を書き換えることにより、昇圧条件を変更することが可能である。例えば、テストモード時において、複数プレーンを同時に選択して駆動する場合に、信号Bの値を書き換えることが可能である。さらに、信号Bの記憶は、本例のROMセル(MT)に限らず、例えば、ヒューズ等であっても良い。
1−3.電源電圧発生回路の構成例
次に、図4を用い、第1の実施形態に係る電源電圧発生回路19の構成例について説明する。尚、本例では、4個のプレーン(Plane<0>, Plane<1>, Plane<2>, Plane<3>)を備えるメモリセルアレイ11を一例に挙げるが、これに限られず、N個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイであれば同様に適用できる。また、4個のプレーンのそれぞれには、ブロックを選択するためのブロックデコーダ(Block decoder <0>, Block decoder <1>, Block decoder <2>, Block decoder <3>)が配置される。
図示するように、電源電圧発生回路19は、基準電圧生成回路31,昇圧回路32,昇圧能力制御回路33を備える。
基準電圧生成回路31は、第1基準電圧(VI0)および第1基準電圧よりも高い第2基準電圧(VI1)を発生させる。発生された上記第1,第2基準電圧は、昇圧能力制御回路33の制御により、基準電圧PMPDRREFとして、昇圧回路32に与えられる。
昇圧回路32は、基準電圧生成回路31から与えられる上記第1または第2基準電圧(VI0,VI1)としての基準電圧PMPDRREFを昇圧した昇圧電圧(VPPOUT,VREADOUT,VRDOUT等)を各プレーンに供給する。換言すると、昇圧回路32は、与えられた基準電圧PMPDRREFを用い、メモリセルアレイ11の所動作に対応する所定の電圧(VPPOUT,VREADOUT,VRDOUT等)を出力する。
本例では、昇圧回路32は、1個のプレーンの負荷容量に対応して、1個のプレーンに供給される上記電圧を所定の時間内に昇圧させるように構成される。尚、昇圧回路32は、N個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイの場合、プレーン数(N個)より少ない、(N−1)個以下のプレーンに供給される電圧を所定の時間内に昇圧させるように構成されていても良い。昇圧回路32には、VPPポンプ回路、VREADポンプ回路、VRDポンプ回路等が配置される。
昇圧能力制御回路33
昇圧能力制御回路33は、(N−1)個以下のプレーンを選択する場合は基準電圧生成回路31が第1基準電圧(VI0)を昇圧回路32に与え、N個のプレーンを選択する場合は基準電圧生成回路31が第2基準電圧(VI1)を昇圧回路32に与えるように、基準電圧制御部33−1を制御する。本例では、1個のプレーンを選択して駆動する場合は第1基準電圧(VI0)が昇圧回路32に与えられ、4個のプレーンを選択して駆動する場合は第2基準電圧(VI1)が昇圧回路32に与えられる。
さらに、昇圧能力制御回路33は、(N−1)個以下のプレーンを選択する場合は第1クロック生成回路20−1が生成する第1クロックCLKAを昇圧回路32に入力し、N個のプレーンを選択する場合は第2クロック生成回路20−2が生成する第2クロックCLKBを昇圧回路32に入力するように、周期制御部33−2を制御する。本例では、1個のプレーンを選択して駆動する場合は第1クロックCLKAが昇圧回路32に与えられ、4個のプレーンを選択して駆動する場合は第2クロックCLKBが昇圧回路32に与えられる。詳細については、後述する。
昇圧能力制御回路33は、基準電圧制御部33−1、周期制御部33−2を備える。
基準電圧制御部33−1は、選択プレーン数に合わせ、基準電圧生成回路31が生成する基準電圧を制御するように構成される。例えば、後述する昇圧動作の際、1プレーン選択から4プレーン選択に切り替わると、基準電圧制御部33−1は、4プレーンに合わせ、基準電圧生成回路31が生成する基準電圧を、上昇させるように制御する。基準電圧制御部33−1は、本例の場合、制御回路17より入力されるコマンドにより成立する信号Aと上記ROMデータにより成立する信号Bとが入力され、制御信号Cを出力するOR回路により構成される。制御信号Cは、基準電圧生成回路31、および周期制御部33−2に与えられる。
周期制御部33−2は、昇圧動作の際、選択プレーン数に合わせ、昇圧回路32に与えるクロック(基準周期クロック(第1クロック)CLKA,短周期クロック(第2クロック)CLKB)を切り替えて、前記昇圧回路32の周期を制御するように構成される。上記構成により、プレーンの選択数に応じて昇圧回路32の昇圧能力を制御することができる。例えば、後述する昇圧動作の際、1プレーン選択から4プレーン選択に切り替わると、周期制御部33−2は、クロック生成回路20から入力されるクロックを、短周期のクロックCLKBに切り替えて(基準周期クロックCLKA→短周期クロックCLKB)、昇圧回路32に短周期のクロックを入力させる。
周期制御部33−2は、本例の場合、2つの選択回路SA,SBにより構成される。選択回路SA,SBには、クロックCLKA,CLKBがそれぞれ入力される。制御信号Cが”L”レベルの際(例えば、1プレーン選択の際)には選択回路SAによりクロックCLKAが出力され、制御信号Cが”H”レベルの際(例えば、4プレーン選択の際)には選択回路SBによりクロックCLKBに切り替わって出力される。
上記構成により、昇圧能力制御回路33は、後述する昇圧動作の際、少なくとも、基準電圧生成回路31が生成する前記基準電圧を切り替えて制御しプレーンの選択数に応じて昇圧能力を制御する。加えて、昇圧能力制御回路33は、前記クロック生成回路から入力されるクロックを切り替えて(CLKA→CLKB)、昇圧回路32の周期を更に制御することにより、プレーンの選択数に応じて昇圧能力を制御する。詳細については、後述する。
尚、本例では、信号Aと信号Bとのいずれか一方が“H”レベルであれば制御信号Cが“H”レベルになるが、基準電圧制御部33−1に与えられる信号A,信号Bは、両方が必須ではなく、信号A,信号Bいずれか1つでも良い。例えば、信号Aを用いて制御信号Cとしても良いし、信号Bを用いて制御信号Cとしても良い。
選択回路(SA)
次に、図5を用い、周期制御部33−2中の、選択回路の構成例について説明する。本例では、第1クロック生成回路20−1に対応して第1選択回路SAが備えられており、また、第2クロック生成回路20−2に対応して第2選択回路SBが設けられている。ここでは、第1選択回路SAを一例に挙げる。
図示するように、第1選択回路SAは、トランジスタP11、P12、N11、N12により構成される。
P型トランジスタP11の電流経路の一端には内部電源電圧VDDが与えられ、制御端子にはクロックCLKAが与えられる。P型トランジスタP12の電流経路の一端はトランジスタP11の電流経路の他端に接続され、電流経路の他端は出力(PMPCLK)に接続され、制御端子には制御信号Cが与えられる。
N型トランジスタN11の電流経路の一端は出力(PMPCLK)に接続され、制御端子には制御信号Cの反転信号〜Cが与えられる。N型トランジスタN12の電流経路の一端はトランジスタN11の電流経路の他端に接続され、他端には接地電源電圧GNDが与えられ、制御端子にはクロックCLKAが与えられる。
第2選択回路SBの構成は、制御信号Cと反転信号〜Cとの関係が逆である以外は、第1選択回路SAの構成と同様である。すなわち、第1選択回路SAと第2選択回路SBとは排他制御されており、第1選択回路SAが活性化されている場合は第2選択回路SBが非活性化され、第2選択回路SBが活性化されている場合は第1選択回路SAが非活性化される。
1−3−1.基準電圧生成回路
次に、図6を用い、第1の実施形態に係る基準電圧生成回路31の構成例について説明する。
図示するように、基準電圧生成回路31は、アンプAmp、キャパシタC21、インバータIN21、抵抗素子R21〜23等、トランジスタP21〜D22、および微調整用トランジスタ群により構成される。
アンプAmpには、参照電圧Vrefおよび抵抗素子R23の他端に対応する電圧が入力され、これらの差分に対応する増幅された電圧が出力される。
P型トランジスタP21の電流経路の一端には内部電源電圧VDDが与え、他端は出力に接続され、制御端子にはアンプAmpの出力が与えられる。抵抗素子R21の一端は、出力に接続され、他端は接地電源電圧GNDに接続される。
キャパシタC21の一端は出力(PMDREF)に接続され、他端は接地電源電圧GNDに接続される。キャパシタC21は、本例では、電流経路の一端および他端が接続されたトランジスタが用いられている。
インバータIN21は、昇圧能力制御回路33より与えられる制御信号Cを反転して出力する。昇圧動作の際、例えば、1プレーン選択から4プレーン選択に切り替わると、インバータIN21に与えられるこの制御信号Cが切り替わることにより、D型トランジスタD22を非導通とさせ、昇圧回路32へ与える基準電圧PMPDRREFが高くなるように、切り替える。
D型トランジスタD21の電流経路の一端には内部電源電圧VDDが与えられ、他端は抵抗素子R22の一端に接続され、制御端子は出力に接続される。D型トランジスタD22の電流経路の一端および他端は、抵抗素子R22の一端および他端に接続され、制御端子はインバータIN21の出力に接続される。抵抗素子R22の他端は抵抗素子23の一端に接続される。
抵抗素子R23と接地電源電圧GNDとの間に並列に、微調整用トランジスタN21〜N24を介して抵抗素子R<1>〜R<4>が配置される。微調整用トランジスタN21〜N24の電流経路の一端は抵抗素子R<1>〜R<4>の他端にそれぞれ接続され、他端は接地電源電圧GNDにそれぞれ接続され、制御端子にはトリム信号Trim<1>〜Trim<4>がそれぞれ与えられる。このトリム信号Trim<1>〜Trim<4>が選択されることにより、微調整用トランジスタN21〜N24の電流経路の導通/非導通が選択され、基準電圧生成回路31の出力電圧PMPDRREFを更に調整することができる。
1−3−2.昇圧回路
次に、図7を用い、第1の実施形態に係る昇圧回路32の構成例について説明する。
図示するように、昇圧回路32は、基準電圧生成回路31から与えられる基準電圧PMPDRREFにより駆動する、VPP昇圧回路32−1,VREAD昇圧回路32−2,VRD昇圧回路32−3を備える。
ここで、VPP昇圧回路32−1の出力電圧VPPOUTは、メモリセルのデータ書き込み時のワード線に与えるための電圧である。VREAD昇圧回路32−2の出力電圧VREADOUTは、メモリセルのデータ読み出し時にワード線に与えるための電圧である。VRD昇圧回路32−3の出力電圧VRDOUTは、ワード線制御回路16に配置されるロウデコーダを駆動させるための電源として用いられる電圧である。さらに、本例に限らず、使用用途に応じて様々のそれぞれ異なったその他の電圧を生成するポンプ回路を配置することも可能である。
VPP昇圧回路32−1は、2つのVPPポンプPP1,PP2、および検知回路DTPを備える。VPPポンプPP1,PP2は、検知回路DTPからの制御信号CLKEN_VPPに応じて、周期制御部33−2から入力される周期に従った出力電圧VPPOUTを、プレーンに与える。出力電圧VPPOUTは、選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>に対応するプレーン選択トランジスタにTrB<0>〜TrB<3>により選択され、各プレーンに分かれて与えられる。選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>はアドレスADDにより定められる。
VREAD昇圧回路32−2は、1つのVREADポンプPR1、および検知回路DTRを備える。VREADポンプPR1は、検知回路DTRからの制御信号CLKEN_VREADに応じて、周期制御部33−2から入力される周期に従った出力電圧VREADOUTを、プレーンに与える。出力電圧VREADOUTは、同様に、選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>に対応するプレーン選択トランジスタにTrB<0>〜TrB<3>により選択され、各プレーンに分かれて与えられる。選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>はアドレスADDにより定められる。
VRD昇圧回路32−3は、1つのVRDポンプDP1、および検知回路DTDを備える。VRDポンプDP1は、検知回路DTDからの制御信号CLKEN_VRDに応じて、周期制御部33−2から入力される周期に従った出力電圧VRDOUTを、プレーンに与える。出力電圧VRDOUTは、選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>に対応するプレーン選択トランジスタにTrB<0>〜TrB<3>により選択され、各プレーンに分かれて与えられる。選択プレーン信号PB<0>〜PB<3>はアドレスADDにより定められる。
1−3−3.VPPポンプ
次に、図8を用い、第1の実施形態に係る上記図7中のVPPポンプPP1の構成例について説明する。
図示するように、VPPポンプPP1は、信号発生部40−1、昇圧電圧発生部40−2を備える。
信号発生部40−1は、NAND回路(NAND31)とインバータIN31とにより構成される。NAND回路(NAND31)の入力には、検知回路DTPからの制御信号CLKEN_VPPおよび周期制御部33−2からの出力信号PMPCLKが入力され、信号PMPCLKBを出力する。インバータIN31は、入力されたNAND回路(NAND31)の出力信号PMPCLKBを反転した信号PMPCLKSを出力する。上記信号PMPCLKB、信号PMPCLKSは、昇圧電圧発生部40−2のキャパシタC31〜C36の一端に与えられる。
昇圧電圧発生部40−2は、電源電圧と出力との間に、直列に接続される一対のトランジスタD31〜I36群およびキャパシタC31〜C36群により構成される。
D型トランジスタD31の電流経路の一端には電源電圧が与えられ、制御端子には基準電圧生成回路31より基準電圧PMPDRREFが与えられる。キャパシタC31〜C33の一端は、I型トランジスタI31〜I33の電流経路の一端および制御端子が接続される。キャパシタC31、C33の他端には信号PMPCLKSが与えられ、キャパシタC32の他端には信号PMPCLKBが与えられる。I型トランジスタI33の電流経路の他端は、出力端子に接続される。
D型トランジスタD32の電流経路の一端には電源電圧が与えられ、制御端子には基準電圧生成回路31より基準電圧PMPDRREFが与えられる。キャパシタC34〜C36の一端は、I型トランジスタI34〜I36の電流経路の一端および制御端子が接続される。キャパシタC34、C36の他端には信号PMPCLKBが与えられ、キャパシタC35の他端には信号PMPCLKSが与えられる。I型トランジスタI36の電流経路の他端は、出力端子に接続される。
<2.昇圧動作(データ書込み時のワード線の昇圧)>
次に、図9および図10用い、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の昇圧動作について説明する。ここでは、テストモード時において、1プレーン(Plane <0>)選択動作から4プレーン(Plane <0>〜Plane <4>)選択動作へ切り替わる、データ書込み時のワード線の昇圧(VPPOUT)の動作を一例に挙げる。テストモード時は、複数プレーン(マルチプレーン)を同時に選択して駆動する方が、1プレーン(シングルプレーン)のみを選択して駆動するよりもテスト時間を短縮することができる。
尚、複数プレーンを同時に選択して駆動したいという要求はテストモード時に限られない。例えば、NAND型フラッシュメモリの製品によっては、1プレーンのみを選択して書き込み、読み出し、消去等を行う動作に加えて、複数プレーンを同時に選択して書き込み、読み出し、消去等を行う動作(マルチページプログラム/マルチページリード/マルチブロックイレーズ)等をサポートする必要がある。このような場合においても、本例を同様に適用することが可能である。
図9に示す制御シーケンスは、NAND型フラッシュメモリに準拠したNANDインターフェイスに対応する制御シーケンスである。
図示するように、本例に係る昇圧コマンドデータ(信号A)は、例えば、(a)コマンド及びアドレス入力等の通常のコマンドシーケンス制御の後に入力される。図9に示す制御シーケンスは、例えば、複数プレーンを同時に選択してデータを読み出す、読み出し動作(マルチプレーン動作)の場合について示している。
(a)コマンド及びアドレス入力では、まず、開始コマンドCOM1がI/Oピンから取り込まれる。続いて、コマンドラッチイネーブル信号CLEが”Low”状態、チップイネーブル信号/CEが”Low”状態、アドレス・ラッチ・イネーブル信号ALEが”High”状態で、ライトイネーブル信号/WEが”Low”状態から”High”状態となるタイミングで、I/OピンからアドレスADD1〜ADD4が取り込まれる。続いて、終了コマンドCOM2がI/Oピンから取り込まれる。続いて、終了コマンドCOM2がI/Oピンから取り込まれ、(a)コマンド及びアドレス入力を終了する。
続いて、(b)昇圧コマンド入力では、コマンドラッチイネーブル信号CLEが”High”状態、チップイネーブル信号/CEが”Low”状態、アドレス・ラッチ・イネーブル信号ALEが”Low”状態で、ライトイネーブル信号/WEが”Low”状態から”High”状態となるタイミングで、I/Oピンから昇圧コマンドデータ(信号A)が取り込まれる。以上(a)、(b)により、複数プレーンに対する読み出し動作が、通常(1プレーン選択時)よりも昇圧回路32の能力を向上させた状態で行われる。
上記コマンドにより成立した信号A(“H”)は、制御回路17から基準電圧制御部33−1中のOR回路に入力される。基準電圧制御部33−1は、信号A(“H”)に対応して切り替わった信号Cを、基準電圧生成回路31および周期制御部33−2に出力する。
基準電圧生成回路31に入力される信号Cのレベルが切り替わると、基準電圧生成回路31は、生成する基準電圧PMDRREFを、シングルプレーンからマルチプレーン(本例では、4プレーン)に対応するように高くなるように切り替えるように、昇圧回路32を制御する。
より具体的には、基準電圧生成回路31中のインバータIN21は、信号Cが切り替わることにより、D型トランジスタD22を非導通とさせ、昇圧回路32へ与える基準電圧PMPDRREFが高くなるように、切り替えて出力する。そのため、昇圧回路32の昇圧能力を向上することができる。但し、昇圧回路32の電源は、PMPDRREFより高くないと、この効果は見込めない点に留意すべきである。
加えて、周期制御部33−2に入力される信号Cのレベルが切り替わると、クロック生成回路20から入力されるクロックを、基準周期クロックCLKAから短周期クロックCLKBに切替えて昇圧回路32に出力する。より具体的には、信号Cが、例えば、”L”レベルから”H”レベルに切り替わると、周期制御部33−2は、選択回路SBによるクロックCLKBを、昇圧回路32に切り替えて出力する。このように、昇圧回路32には、短周期のクロックCLKBが入力されるため、昇圧回路32の昇圧能力を向上することができる。
尚、図9に示したコマンドシーケンスは、テストモード時に限らず、マルチページプログラム等の複数プレーンを同時に選択して駆動するマルチプレーン動作においても同様に適用することが可能である。そのため、信号Aを、外部からコマンド入力として与えることで、出荷後であっても、電源電圧発生回路19を制御できる点で有利である。また、信号Aを外部からコマンド入力として与えることなく、マルチプレーン動作が必要なコマンドが外部から入力された時点で、制御回路17が内部的に信号Aを成立させることとしても良い。これにより、ユーザは電源電圧発生回路19を制御する必要がなく利便性が向上する。
上記の結果、本例の場合では、昇圧回路32の昇圧周期T(ns)と出力電流Ipp(μA)との関係から見た電圧初期値および周期の依存性は、例えば、図10のように示される。
図示するように、昇圧回路32に供給される基準電圧が上昇され(第1基準電圧VI0→第2基準電圧VI1)、さらに周期が短く制御される(第1クロックCLKA→第2クロックCLKB)ことで、昇圧回路32の出力電流が増大されていることが明らかである。
このように、第1の実施形態に係る構成およびその昇圧動作によれば、シングルプレーンからマルチプレーン(例えば、4プレーン)を選択して、電源電圧発生回路19中の昇圧回路32から見える容量が増大した場合であっても、昇圧回路32の能力を向上することによって、シングルプレーン動作時と同様の時間で、所定の電圧まで昇圧することができる点で有利である。
加えて、本例に係る構成およびその昇圧動作によれば、昇圧回路32の昇圧能力を向上できるため、ポンプ回路の数を低減することができる。換言すると、昇圧回路32は、上記のように、N個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイの場合、プレーン数(N個)より少ない、(N−1)個のプレーンの電圧を昇圧させるように構成される。より具体的には、後述する比較例において説明するように、昇圧回路32におけるVPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数をそれぞれ低減することができる。例えば、本例の場合、後述する比較例と比べ、VPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数を、それぞれ半分程度(VPPポンプ:4個→2個,VREADポンプ:2個→1個,VRDポンプ:2個→1個)と低減することができる。この結果、チップサイズを低減でき、微細化に対して有利である。
<3.作用効果>
第1の実施形態に係る半導体記憶装置およびその動作によれば、少なくとも下記(1)乃至(2)の効果が得られる。
(1)メモリセルアレイ11が複数プレーン構成であっても、電源電圧発生回路19の昇圧時間の低減化および微細化に対して有利である。
上記のように、本例に係る半導体記憶装置が具備する昇圧能力制御回路33は、(N−1)個以下のプレーンを選択する場合は第1基準電圧(VI0)を昇圧回路32に与え、N個のプレーンを選択する場合は第2基準電圧(VI1)を昇圧回路32に与える。そのため、プレーンの選択数に応じて昇圧回路32の昇圧能力をより向上させることができる。
加えて、昇圧能力制御回路33は、(N−1)個以下のプレーンを選択する場合は第1クロック(CLKA)を昇圧回路32に入力し、N個のプレーンを選択する場合は第2クロック(CLKB)を昇圧回路32に入力する。そのため、昇圧回路32の周期をより短周期に更に制御することにより、プレーンの選択数に応じて昇圧回路32を短周期に制御し、昇圧回路32の昇圧能力を更に向上することができる。例えば、昇圧能力制御回路33は、シングルプレーン選択からマルチプレーン選択に切り替わるような場合に、上記のような制御を行う。
上記図10に示したように、昇圧回路32に供給される基準電圧が上昇され(第1基準電圧VI0→第2基準電圧VI1)、さらに周期が短く制御されることで、昇圧回路32の出力電流が増大されていることが明らかである。このように、第1の実施形態に係る構成およびその昇圧動作によれば、シングルプレーンからマルチプレーン(例えば、4プレーン)を選択して、電源電圧発生回路19中の昇圧回路32から見える容量が増大した場合であっても、昇圧回路32の能力を向上することによって、シングルプレーン動作時と同様の時間で、所定の電圧まで昇圧することができる点で有利である。
より具体的に、図11乃至図13を用い、シングルプレーン動作時と同様の時間で、所定の電圧まで昇圧することができる点について説明する。
図11は、第1の実施形態での、1プレーン選択(@1Plane)での昇圧時間と昇圧電圧との関係を示している。図示するように、所定の出力電圧VPPOUTとなるまで、時間ΔT1程度[μs]必要である。
図12は、後述する比較例での、4プレーン選択(@4Plane)での昇圧時間と昇圧電圧との関係を示している。図示するように、所定の出力電圧VPPOUTとなるまで、上記時間ΔT1よりも大きい時間ΔT2程度[μs]必要である(ΔT1<ΔT2)。
図13は、第1の実施形態での、4プレーン選択(@4Plane)での昇圧時間と昇圧電圧との関係を示している。図示するように、4プレーン選択であっても、所定の出力電圧VPPOUTとなるまで、時間ΔT1と同様の時間ΔT3程度[μs]で昇圧することができ、昇圧時間が低減されていることが分かる(ΔT3(=ΔT1)<ΔT2)。
このように、本例に係る構成および動作によれば、シングルプレーン動作時と同様の時間で所定の電圧まで昇圧することができ、昇圧時間を低減できる点で有利である。そのため、例えば、テスト時間を短縮できる点で有効である。
加えて、本例に係る構成およびその昇圧動作によれば、昇圧回路32の昇圧能力を向上できるため、ポンプ回路の数を低減することができる。換言すると、昇圧回路32は、上記のように、N個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイの場合、プレーン数(N個)より少ない、少なくとも(N−1)個のプレーンの電圧を昇圧させるように構成できる。より具体的には、図7に示す昇圧回路32のVPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数をそれぞれ低減することができる。例えば、本例の場合、後述する比較例と比べ、VPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数を、半分程度(VPPポンプ:4個→2個,VREADポンプ:2個→1個,VRDポンプ:2個→1個)とすることができる。この結果、チップサイズを低減でき、微細化に対して有利である。
以上のように、本第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成およびその昇圧動作によれば、メモリセルアレイ11が複数プレーン構成であっても、電源電圧発生回路19の昇圧時間の低減化および微細化に対して有利である。
(2)必要に応じて、昇圧条件を設定することができる。
上記のように、昇圧能力制御回路33に入力される信号A,信号Bは、例えば、テストモード時に限らず、マルチページプログラム等の複数プレーンを選択して駆動する通常動作時等においても、信号A,信号Bを変更することにより、昇圧回路32の周期および電源を変更できる。そのため、使用プレーンの状態の必要に応じて、昇圧条件を設定できる点で有利である。
例えば、昇圧条件の設定は、通常のコマンドシーケンス後に、昇圧コマンド(信号A)を入力するか否かにより、自由に行うことができる。また、例えば、昇圧条件の設定は、メモリセルアレイ11中のROMセル(MT)が記憶するデータを書き換えて信号Bを変更することにより、自由に行うことができる。
また、本例に係る構成を適用することで、シングルプレーン動作時においてはマルチプレーン動作時の負荷容量に対応した過剰な昇圧能力は不要となるため、昇圧回路32のピーク電流の削減効果も期待でき、消費電力の低減に対して有利である。さらに、上記(1)に説明したように、VPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数を低減できるため、製造コストの低減に対してもメリットがあると言える。
[第2の実施形態(更に複数のクロック発生回路を備える一例)]
次に、図14を用いて、第2の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。この実施形態は、更に複数のクロック発生回路を備える一例に関するものである。この説明において、上記第1の実施形態と重複する部分の詳細な説明を省略する。
<構成例>
図示するように、第2の実施形態では、クロック生成回路20が更に複数の短周期の第3クロック生成回路20−3及び第4クロック生成回路20−4を備え、昇圧能力制御回路33においてクロック選択信号生成回路33−3を更に備え、周期制御回路部33−2が更に第3選択回路SC及び第4選択回路SDを備える点で、上記第1の実施形態と相違する。
第3選択回路SC及び第4選択回路SDには、第1クロックCLKAよりも順次短く第2クロックCLKBよりも長い周期の複数のクロック(第3クロックCLKC及び第4クロックCLKD)がそれぞれ入力される。本例では、4個のプレーンが備えられているため、第1及び第2の選択回路SA,SBに加えて、2個の選択回路が追加されている。N個のプレーンが備えられている場合は、(N−2)個の選択回路が追加される。すなわち、第1選択回路SA、第2選択回路SB、及び(N−2)個の追加選択回路からなる合計N個の選択回路がN個のプレーンに対応して設けられる。
クロック生成回路20は、更に複数の短周期の第3クロック生成回路20−3、第4クロック生成回路20−4を備える。第3クロック生成回路20−3は第3クロックCLKCを発生させる。第4クロック生成回路20−4は第4クロックCLKDを発生させる。発生する周期の関係は、基準周期A(第1クロックCLKA)>短周期D(第4クロックCLKD)>短周期C(第3クロックCLKC)>短周期B(第2クロックCLKB)、である。
クロック選択信号生成回路33−3には、信号Cおよびプレーン選択信号PB<3:0>が入力され、選択プレーン数に応じた信号CB,CC,CDを、周期制御部33−2に出力する。例えば、クロック選択信号生成回路33−3は、2プレーン選択時に信号CDによって第4選択回路SDが活性化され、3プレーン選択時に信号CCによって第3選択回路SCが活性化され、4プレーン選択時に信号CBによって第2選択回路SBが活性化されるように制御する。すなわち、選択プレーン数に応じていずれか1つの選択回路が活性化され、それ以外の選択回路が非活性化される。
周期制御回路部33−2は、入力される信号C,CB,CC,CDに応じて、昇圧回路32に与える周期PMPCLKを切り替えて出力する。例えば、2プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Dに切り替えて出力する。同様に、3プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Cに切り替えて出力する。同様に、4プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Bに切り替えて出力する。
その他の構成および昇圧動作については、上記第1の実施形態と実質的に同様であるため、その詳細な説明を省略する。
<作用効果>
上記のように、第2の実施形態に係る半導体記憶装置およびその昇圧動作によれば、少なくとも上記(1)乃至(2)と同様の効果が得られる。さらに、本例によれば、下記(3)の効果を得ることができる。
(3)昇圧回路32の周期をより細かく制御でき、選択プレーン数に合わせたより細かい制御を行うことができる。
上記のように、第2の実施形態に係る周期制御回路部33−2は、入力される信号C,CB,CC,CDに応じて、昇圧回路32に与える周期PMPCLKを切り替えて出力する。例えば、2プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Dに切り替えて出力する。同様に、3プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Cに切り替えて出力する。同様に、4プレーン選択の場合、昇圧回路32に与える周期を、基準周期Aから短周期Bに切り替えて出力する。
そのため、プレーン選択信号PB<3:0>の信号を受けて、クロックの周期を変更することにより、昇圧回路32の周期をより細かく制御でき、選択プレーン数に合わせたより細かい制御を行うことができる点で有利である。
[第3の実施形態(外部パッドからクロックを選択する一例)]
次に、図15を用いて、第3の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。この実施形態は、例えばテストモード時において外部パッドから与えられるクロックを選択する一例に関するものである。この説明において、上記第1の実施形態と重複する部分の詳細な説明を省略する。
<構成例>
図示するように、第3の実施形態に係る半導体記憶装置では、周期制御部33−2がトランジスタN41、N42を備える点で、上記第1の実施形態と相違する。トランジスタN41、N42は、選択回路SBの入力を、クロック発生回路20−2から入力される第2クロックCLKBかまたは外部PADから入力される外部クロックかのいずれか一方に切り替えるスイッチング素子として働く。
トランジスタN41の電流経路の一端は選択回路SBの入力に接続され、電流経路の他端には第2クロックCLKBが入力され、制御端子には、制御信号Dの反転信号〜Dが入力される。
トランジスタN42の電流経路の一端は選択回路SBの入力に接続され、電流経路の他端には外部PADが電気的に接続され、制御端子には、制御信号Dが入力される。尚、上記制御信号D、〜Dは、例えば、図示しない制御回路17等から生成され、与えられる。
制御回路17から入力される信号Dのレベルが切り替わると、トランジスタN41がオフとされ、トランジスタN42がオンとされる。制御信号Cが“H”である場合に、選択回路SBは、昇圧回路32に与える周期PMPCLKを、第2クロックCLKBから、外部PADから与えられ上記第1クロックCLKA及び第2クロックCLKBとは周期の異なる外部クロック(クロックCLKP1及びクロックCLKP2)に切り替えて選択的に出力する。
外部PADは、例えばテストモード用に設けられた専用PADであって、外部テスタ機器等と電気的に接続される。外部PADから与えるクロックは1種類であっても良いし、2種類以上であっても良い。本例では、2種類の外部クロック(クロックCLKP1及びクロックCLKP2)が外部PADに入力される場合を示している。
このように本例では、外部から所定周期のクロックを昇圧回路32に与えることができる。例えば、外部PADから昇圧回路32にクロックCLKP1(周期C)、またはCLKP2(周期D)を与えることができる。発生する周期の関係は、本例では、基準周期A>短周期B>短周期C>短周期D、であるとする。尚、外部PADから入力する周期の関係はこれに限定されず、例えばテストモード時の評価において必要とされる様々な周期のクロックを入力することが可能である。
上記構成によれば、周期制御部33−2は、入力される信号Dのレベルが切り替わると、トランジスタN41をオフ、トランジスタN41をオンとし、昇圧回路32に与える周期PMPCLKを、第2クロックCLKBから、外部PADから与えられる外部クロック(CLKP1,CLKP2)に切り替えて出力する。
そのため、信号Dを受けて、クロックの周期を、外部PADから与えられる任意の周期の外部クロックに変更することにより、昇圧回路32の周期をより細かく制御でき、選択プレーン数に合わせたより細かい制御を行うことができる点で有利である。これにより、例えばテストモード時において複数プレーンを同時に選択することが可能となり、テスト時間の短縮を図ることができる。
<作用効果>
上記のように、第3の実施形態に係る半導体記憶装置およびその昇圧動作によれば、少なくとも上記(1)乃至(3)と同様の効果が得られる。
さらに、本例によれば、必要に応じて、クロック生成回路20−2のクロックの使用を停止し、外部PADから任意の周期の外部クロックを印加できる点で有利である。
[比較例]
次に、図16および図17を用い、上記第1乃至第3の実施形態に係る半導体記憶装置と比較するために、比較例に係る半導体記憶装置について説明する。この説明において、上記第1の実施形態と重複する部分の詳細な説明を省略する。
<構成例>
図16に示すように、比較例に係る電源電圧発生回路119では、上記第1乃至第3の実施形態に係る昇圧能力制御回路33を具備していない点で、上記実施形態と相違する。そのため、昇圧回路に入力される周期PMPCLKおよび基準電圧PMPDRREFを、選択プレーン数に応じて切り替えて制御することができない構成である。
そのため、比較例に係る昇圧回路は、図17のように示される。
図示するように、VPP昇圧回路132−1は、4つのVPPポンプPP1,PP2,PP3,PP4、検知回路を備える。VREAD昇圧回路132−2は、2つのVREADポンプRP1、RP2、検知回路を備える。VRD昇圧回路132−3は、2つのVRDポンプDP1、DP2、検知回路を備える。
図中の破線で囲って示すように、比較例に係る昇圧回路132におけるVPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数がそれぞれ増大していることが分かる。例えば、比較例の場合、上記実施形態と比べ、VPPポンプ,VREADポンプ,VRDポンプの数が倍程度(VPPポンプ:2個→4個,VREADポンプ:1個→2個,VRDポンプ:1個→2個)に増大していることが明らかである。このように、比較例では、チップサイズが増大し、微細化に対して不利である。
以上、第1乃至第3の実施形態および比較例を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
11…メモリセルアレイ、19…電源電圧発生回路、20…クロック発生回路、31…基準電圧生成回路、32…昇圧回路、33…昇圧能力制御回路、33−1…基準電圧制御部、33−2…周期制御部。

Claims (10)

  1. 複数のメモリセルをそれぞれ有するN個(Nは2以上の整数)のプレーンを備えるメモリセルアレイと、
    第1基準電圧および前記第1基準電圧よりも高い第2基準電圧を発生させる基準電圧生成回路と、
    前記基準電圧生成回路から与えられる前記第1または第2基準電圧を昇圧した昇圧電圧を前記プレーンに供給する昇圧回路と、
    (N−1)個以下の前記プレーンを選択する場合は前記第1基準電圧を前記昇圧回路に与え、N個の前記プレーンを選択する場合は前記第2基準電圧を前記昇圧回路に与える昇圧能力制御回路と、を具備すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 第1クロックおよび前記第1クロックよりも周期の短い第2クロックを発生させるクロック生成回路を更に具備し、
    前記昇圧能力制御回路は、(N−1)個以下の前記プレーンを選択する場合は前記第1クロックを前記昇圧回路に入力し、N個の前記プレーンを選択する場合は前記第2クロックを前記昇圧回路に入力すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記半導体記憶装置は、1個のプレーンを選択して駆動するシングルプレーン動作およびN個のプレーンを選択して駆動するマルチプレーン動作を実行することが可能であり、
    前記昇圧能力制御回路は、
    前記シングルプレーン動作を実行する場合に前記基準電圧生成回路が前記第1基準電圧を発生させ、前記マルチプレーン動作を実行する場合に前記基準電圧生成回路が前記第2基準電圧を発生させるように制御する基準電圧制御部と、
    前記シングルプレーン動作を実行する場合に前記第1クロックを前記昇圧回路に入力させ、前記マルチプレーン動作を実行する場合に前記第2クロックを前記昇圧回路に入力させるように制御する周期制御部と、を備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記基準電圧制御部は、前記メモリセルアレイ中のROMセルから与えられるROMセルデータとコマンドデータとが入力され、制御信号を出力するOR回路を有し、
    前記周期制御部は、前記第1クロックが入力される第1選択回路と、前記第2クロックが入力される第2選択回路とを有し、
    前記第1及び第2選択回路は、前記制御信号に応じて、前記第1及び第2クロックのいずれか一方を選択的に出力すること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記昇圧能力制御回路は、前記制御信号を受けて、複数のクロック選択信号を生成するクロック選択信号生成回路を更に備え、
    前記クロック生成回路は、前記第1クロックよりも順次短く前記第2クロックよりも長い周期の(N−2)個のクロックを更に発生させ、
    前記周期制御部は、前記(N−2)個のクロックがそれぞれ入力される(N−2)個の選択回路を更に有し、
    前記第1、第2選択回路、及び前記(N−2)個の選択回路は、前記制御信号及び前記クロック選択信号に応じて、前記第1、第2、及び前記(N−2)個のクロックのいずれか1つを選択的に出力すること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記基準電圧制御部は、前記メモリセルアレイ中のROMセルから与えられるROMセルデータとコマンドデータとが入力され、制御信号を出力するOR回路を有し、
    前記周期制御部は、前記第1クロックが入力される第1選択回路と、前記第2クロックまたは外部から与えられ、前記第1及び第2クロックとは周期の異なる第3クロックが入力される第2選択回路とを有し、
    前記第2選択回路は、前記制御信号に応じて、前記第2及び第3クロックのいずれか一方を選択的に出力すること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記昇圧回路は、
    前記メモリセルアレイのデータ書込みのための電圧を発生させる少なくとも1つのVPPポンプ回路と、
    前記メモリセルアレイのデータ読出しのための電圧を発生させる少なくとも1つのVREADポンプ回路と、
    前記メモリセルアレイのデコーダを駆動させるための電源電圧を発生させる少なくとも1つのVRDポンプ回路と、を有すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記昇圧能力制御回路は、前記メモリセルアレイのデータ書込みを行う際に、前記プレーンの選択数が異なる場合であっても、共通の昇圧時間で、前記データ書込みのための電圧を発生するように、前記VPPポンプ回路を制御すること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記昇圧能力制御回路は、前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行う際に、前記プレーンの選択数が異なる場合であっても、共通の昇圧時間で、前記データ読み出しのための電圧を発生するように、前記VREADポンプ回路を制御すること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記昇圧能力制御回路は、前記メモリセルアレイのデコーダを駆動させる際に、前記プレーンの選択数が異なる場合であっても、共通の昇圧時間で、前記デコーダを駆動させるための電源電圧を発生するように、前記VRDポンプ回路を制御すること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017054574A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社東芝 電圧発生回路及び半導体記憶装置
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