JP2011107131A - 光電式エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】光学格子の不要な高調波成分を検出することなく、光学格子の一定間隔に基づく基本空間周波数のみを検出することで位置計測を安定させて、計測位置精度の向上を可能とする。
【解決手段】光源102から出射された光R1を、スケール106の光学格子110で変調させて、変調された光R3を受光素子122で検出する光電式エンコーダ100において、光学格子110で変調された光R3を結像する片側テレセントリック光学系114を備え、片側テレセントリック光学系114は、光学格子110で変調された光R3の一部を透過させ、且つ光源102から出射された光R1による片側テレセントリック光学系114の解像限界を示す空間周波数である遮断空間周波数fc1を、フーリエ変換で得られる光学格子110の基本空間周波数Sf1と基本空間周波数Sf1の2倍高調波Sf2との間の値とするときに求められる大きさの開口118Aを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源から出射された光を、スケールに設けられた一定間隔の光学格子で変調させて、該変調された光を受光素子で検出する光電式エンコーダに係り、特に、光学格子の不要な高調波成分を検出することなく、光学格子の一定間隔に基づく基本空間周波数のみを検出することで、計測位置精度の向上を可能とする光電式エンコーダに関する。
従来、光源から出射された光を、スケールに設けられた一定間隔の光学格子で変調させて、該変調された光を受光素子で検出する光電式エンコーダが、各種の工作機械や測定装置などで用いられてきた。
例えば、特許文献1に示される光電式エンコーダでは、レンズの焦点にアパチャを配置させたテレセントリック光学系を用いて光学格子の像を受光素子の受光面に結像することで、受光素子に対するスケールの相対的な位置変化を求めている。
特開2004−264295号公報
しかしながら、特許文献1で示されるようなテレセントリック光学系においても、結像される光学格子の像のコントラストを規定する固有のMTF(変調伝達関数)特性が存在する。そのMTF特性の選び方によっては、光学格子の像に光学格子自身の高周波成分を多く含み、光学格子の像のコントラストの低下と歪の増加などを引き起こすおそれがあり、その際には位置計測の精度を落とすこととなっていた。
本発明は、前記問題点を解決するべくなされたもので、光学格子の不要な高調波成分を検出することなく、光学格子の一定間隔に基づく基本空間周波数のみを検出することで位置計測を安定させて、計測位置精度の向上が可能な光電式エンコーダを提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、光源から出射された光を、スケールに設けられた一定間隔の光学格子で変調させて、該変調された光を受光素子で検出する光電式エンコーダにおいて、前記光学格子で変調された光を結像する結像光学系を備え、該結像光学系に、該光学格子で変調された光の一部を透過させ、且つ前記光源から出射された光による該結像光学系の解像限界を示す空間周波数である遮断空間周波数を、フーリエ変換で得られる前記光学格子の基本空間周波数と該基本空間周波数の2倍高調波との間の値とするときに求められる大きさの開口を備えるようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、更に、前記光源から出射した光を前記スケールに照射する照射光学系を備え、該光源から該照射光学系までの距離と該光源の大きさとに基づく光源側開口数と、前記光学格子から前記結像光学系までの距離と前記開口の大きさとに基づく検出側開口数とを比べて、該光源側開口数が該検出側開口数よりも小さいときには、前記遮断空間周波数として該検出側開口数を前記光の波長で除した値としたものである。
本願の請求項3に係る発明は、前記光源側開口数をゼロとしたものである。
本願の請求項4に係る発明は、更に、前記光源から出射した光を前記スケールに照射する照射光学系を備え、該光源から該照射光学系までの距離と該光源の大きさとに基づく光源側開口数と、前記光学格子から前記結像光学系までの距離と前記開口の大きさとに基づく検出側開口数とを比べて、該光源側開口数が該検出側開口数よりも大きいときには、前記遮断空間周波数として該検出側開口数を2倍して前記光の波長で除した値としたものである。
本願の請求項5に係る発明は、前記結像光学系の光軸に対する前記スケールの配置誤差で生じる誤差角度に応じて、前記光源から前記照射光学系までの距離を短くする、若しくは該光源の大きさを大きくしたものである。
本願の請求項6に係る発明は、前記照射光学系に、前記光源から出射された光の一部を透過させる前段開口が設けられた前段開口板、又は該光を屈折させる照明レンズを備えるようにしたものである。
本願の請求項7に係る発明は、前記光源を前記スケールに対して前記結像光学系と同じ側に配置させ、該結像光学系により該スケールで反射された光を結像させたものである。
本願の請求項8に係る発明は、前記結像光学系に、前記開口が設けられた開口板を備えるようにしたものである。
本願の請求項9に係る発明は、前記結像光学系に、前記光学格子で変調された光を屈折させる結像レンズを備えるようにしたものである。
本願の請求項10に係る発明は、前記結像光学系を、光軸上の1つの前記結像レンズの焦点位置に1つの前記開口板の開口を配置させる片側テレセントリック光学系としたものである。
本願の請求項11に係る発明は、前記結像光学系を、光軸上の2つの前記結像レンズの間の焦点位置に1つの前記開口板の開口を配置させる両側テレセントリック光学系としたものである。
本発明によれば、光学格子の不要な高調波成分を検出することなく、光学格子の一定間隔に基づく基本空間周波数のみを検出することで、位置計測を安定させて、計測位置精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る光電式エンコーダの模式図 同じくスケールの模式図 同じく光学格子のフーリエ変換後の空間周波数成分を示すグラフ (A)はMTF特性を説明するための模式図、(B)は本実施形態におけるMTF特性を示すグラフ、(C)は本実施形態におけるMTF特性と光学格子のフーリエ変換後の空間周波数成分との関係を示すグラフ 本発明の第2実施形態に係る光電式エンコーダの模式図 同じくスケールの模式図 本発明の第3実施形態に係る光電式エンコーダの模式図 (A)は本実施形態におけるMTF特性を示すグラフ、(B)は本実施形態におけるMTF特性と光学格子のフーリエ変換後の空間周波数成分との関係を示すグラフ 本発明の第4実施形態に係る光電式エンコーダの模式図 同じくスケールに傾きがある場合の光電式エンコーダの模式図 本発明の第5実施形態に係る光電式エンコーダの断面模式図 本発明の第6実施形態に係る光電式エンコーダの断面模式図 本発明の第7実施形態に係る光電式エンコーダの断面模式図 本発明の第8実施形態に係る光電式エンコーダの断面模式図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
最初に、第1実施形態に係る光電式エンコーダの構成について、図1、図2を用いて説明する。
光電式エンコーダ100は、図1に示す如く、光源102と照射光学系としてのコリメータレンズ104と、スケール106と、結像光学系としての片側テレセントリック光学系114と、受光素子122と、を備える。
図1に示す如く、光源102は点光源である。コリメータレンズ104(照明レンズ)は、その焦点距離faの位置に配置された光源102から出射された光R1を屈折させて平行光線R2として、スケール106に照射する。このため、光R2はその光束が完全に平行であるので、光源102からコリメータレンズ104までの構成を平行光源と称する。なお、光源102からコリメータレンズ104までの距離faと光源102の大きさとに基づく開口数NAlight(光源側開口数と称する)は、光源102が大きさを有さないので、ゼロとなる(NAlight=0)。
スケール106は、図2に示す如く、スケール基材108と、スケール基材108上の測定軸方向Xに一定間隔で設けられた光学格子110と、を有する。スケール基材108は、例えばガラスなどの光学的に透明な材質からできている。光学格子110は、例えばスケール基材108上に成膜されたクロムなどの光に不透明な金属薄膜をリソグラフィ加工することにより成形されている。このため、光R2がスケール106に照射されると、光R2はスケール基材108を進み光学格子110の隙間を透過する(光学格子110で光R2は変調された光R3となる)こととなる。
片側テレセントリック光学系114は、図1に示す如く、結像レンズ116と開口板118とを有する。結像レンズ116は、光学格子110で変調された光R3を屈折させる。又、開口板118は、光学格子110で変調された光R3で、且つ結像レンズ116で屈折した光R4の一部を透過させる開口118Aを備える。開口118Aは、光軸O上の結像レンズ116の焦点距離fbの位置に配置されている。このため、片側テレセントリック光学系114では、結像レンズ116と光学格子110との距離が多少変動しても、結像レンズ116で結像される像の倍率は変動しない。即ち、結像レンズ116とスケール106との距離が取り付けの際に多少変動しても、高精度な位置計測を維持することができる。
ここで、開口118Aを通過する光R5の結像レンズ116上のビーム径をe、光学格子110と結像レンズ116との距離をa1、結像レンズ116から受光素子122の受光面までの距離をb1とすると、光学格子110から片側テレセントリック光学系114までの距離と開口118Aの大きさd1とに基づく開口数NAopt(検出側開口数と称する)としては、式(1)に示すように整理することができる。
Figure 2011107131
検出側開口数NAoptと光源側開口数NAlightとの関係をまとめると式(2)で表すことができる。
NAlight=0、NAlight<NAopt (2)
受光素子122は、測定軸方向Xに並んだ複数の受光領域を有するアレイセンサである。受光素子122としては、例えばフォトダイオードアレイなどを使用することができる。このため、受光素子122の受光領域を測定軸方向Xに掃引することで、受光素子122の受光面に結像した光学格子110の像を少なくとも測定軸方向Xでの像として認識することができる。この結果、測定軸方向Xにおいて受光素子122に対してのスケール106の相対的位置変化を高精度に計測することができる。なお、本実施形態においては、距離a1と距離b1との比率をかえることで光学格子110の拡大率を容易に変更できるので、異なる間隔の光学格子を備えるスケールに変更しても、受光素子122を共通に使用することができる。
次に、開口板118の開口118Aの大きさd1を定める手順を以下に示す。
スケール106の光学格子110をフーリエ変換すると、光学格子110が一定間隔であることとから、図3に示す如く、光学格子110の基本空間周波数Sf1の位置に大きな振幅強度を観測できる。しかし、その際に、基本空間周波数Sf1の2倍、3倍、4倍のそれぞれの空間周波数の位置に、2倍高調波Sf2、3倍高調波Sf3、4倍高調波Sf4などが同時に観測されることとなる。このため、本実施形態では、開口118Aの大きさd1を最適な大きさとすることで、2倍高調波Sf2以上の高周波成分を除去する。
そのために、本実施形態の片側テレセントリック光学系114の結像特性を示すMTF(変調伝達関数)特性を求める。図4(A)に示すように、一般に振幅強度Ainの正弦波格子Ltcを光学系Osにより結像させたときには、結像面Rfで得られる正弦波格子Ltcの像が振幅強度Aoutで得られる。そのとき、光学系OsのMTF特性は、それら振幅強度の比率で求められる(式(3))。
MTF=Aout/Ain (3)
本実施形態では、平行光源を用いていることから、MTF特性を示すグラフは、図4(B)に示す如く、矩形で表され、空間周波数fc1(遮断空間周波数と称する)で振幅強度比が急峻に変化してゼロとなる。即ち、遮断空間周波数fc1は、光源102から出射された光R1による片側テレセントリック光学系114の解像限界を示している(又は、遮断空間周波数fc1において片側テレセントリック光学系114で結像される像のコントラストがゼロとなる。なお、ここでのコントラストのゼロは、コントラストが観測できないレベルのコントラストしか得られない場合を含む。)。ここで光の波長をλとすると、遮断空間周波数fc1は式(4)で示される。なお、このfc1は、平行光源による平行光を照射している場合の遮断空間周波数を指しているので、平行光ではない光を照射している場合の光学的遮断周波数fc(=2NAopt/λ)の半分の空間周波数の値として示される。
fc1=NAopt/λ (4)
このため、本実施形態では、遮断空間周波数fc1を、図4(C)に示す如く、基本空間周波数Sf1と2倍高調波Sf2との間の値とする(式(5))。
Sf1<fc1<Sf2 (5)
即ち、開口118Aの大きさd1は、式(1)、式(4)、式(5)とから、式(6)として求めることで、2倍高調波Sf2以上の高周波成分が基本空間周波数Sf1による光学格子110の像に影響を及ぼすことを回避することができる。
2*λ*fb*Sf1<d1<2*λ*fb*Sf2 (6)
具体的な値で計算すると、光学格子110の間隔を10μm(基本空間周波数Sf1は1/10μmで2倍高調波Sf2は1/5μmとなる)、波長λ=660nm、結像レンズ116の焦点距離fb=10mmとすると、式(6)から、開口118Aの大きさd1が式(7)の如く求められる。
1.32mm<d1<2.64mm (7)
なお、上記具体的な数値は、一例であって、別の数値であってもよい。
次に、本実施形態に係る光電式エンコーダ100の動作について、図1に基づいて説明する。
まず、光源102から出射した光R1は、コリメータレンズ104で屈折して平行な光R2となる。光R2は、スケール106に入射して、光学格子110で変調される。変調された光R3は、片側テレセントリック光学系114の結像レンズ116に入射して屈折される。屈折された光R4は、開口板118の開口118Aを通過する。通過した光R5は、受光素子122の受光面で結像する。結像された光学格子110の像において、光学格子110の2倍高調波Sf2以上の高周波成分が除去されている。このため、基本空間周波数Sf1による明暗パターン以外に、高周波成分による明暗パターンは存在しない。同時に、図4(C)に示す如く、本実施形態では基本空間周波数Sf1に対しては高いMTF値(高いコントラスト比)を示すことから、基本空間周波数Sf1による明暗パターンは高いコントラストで結像されている。このため、受光素子122で検出された明暗パターン信号が図示せぬ処理系において処理され、スケール106の相対位置変化が高精度に算出されることとなる。
即ち、光学格子110の不要な高調波成分を受光素子122で検出することなく、光学格子110の一定間隔に基づく基本空間周波数Sf1のみを検出することで、位置計測を安定させて、計測位置精度を向上させることができる。
なお、本実施形態は、光電式エンコーダ100が透過型であり、光源102から出射された光R1の利用効率が高いので、より安定した位置計測が可能である。
次に、本発明の第2実施形態について、図5、図6を用いて説明する。
第1実施形態の光電式エンコーダ100が透過型であったのに対して、本実施形態の光電式エンコーダ200は反射型であることが異なる。即ち、光源202がスケール206に対して片側テレセントリック光学系214と同じ側に配置され、片側テレセントリック光学系214はスケール206で反射された光S3を結像している。
本実施形態では光軸O上にハーフミラー212を挿入して、スケール206には反射型を用いている。以下、具体的に説明する。
ハーフミラー212は、スケール206と結像レンズ216との間の光軸O上に、45度の角度で挿入されている。このため、光軸Oと直交する方向Pから、光源202から出射された光S1をコリメータレンズ204で屈折させて平行光線として、スケール206に入射させることができる。
スケール206は、図6に示す如く、スケール基材208と、光吸収膜208Aと、光吸収膜208A上の測定軸方向Xに一定間隔で設けられた光学格子210と、を有する。スケール基材208は、例えば金属などの光学的に不透明な材質からできている。光吸収膜208Aは、入射する光を反射せずに吸収する膜であり、スケール基材208上に均一に形成されている。光学格子210は、例えばスケール基材208上に成膜されたクロムなどの光に不透明で光の反射率が高い金属薄膜がリソグラフィ加工することにより成形されている。このため、光S2がスケール206に照射されると、光学格子210の表面(、即ちスケール206)で反射される(光学格子210で変調された光S3となる)こととなる。
本実施形態において、光源202、片側テレセントリック光学系214を第1実施形態と同一としているので、第1実施形態と同様に式(6)で開口218Aの大きさd2(=d1)を求めることができる。即ち、具体的な数値を、スケール206の光学格子210の間隔を含めて第1実施形態と同一とすると、式(8)の如く、開口218Aの大きさd2が求まる。
1.32mm<d2<2.64mm (8)
本実施形態の光電式エンコーダ200は反射型なので、相手機械装置への取り付け自由度が大きい。又、本実施形態では、スケール206の光軸O方向へのずれがあっても倍率が変わらない片側テレセントリック光学系214を採用しているので、スケール206の相手機械への取り付けに厳密さを要求しない利点を有する。
次に、本発明の第3実施形態について、図7、図8を用いて説明する。本実施形態は、光源302が、所定の大きさを備えることで、第1実施形態と異なるが、それ以外は第1実施形態と同一である。以下、具体的に説明する。
光源302は、図7に示す如く、大きさD3を備える。コリメータレンズ304(照明レンズ)は、その焦点距離faの位置に配置された光源302から出射された光を屈折させてスケール306に照射する。このため、コリメータレンズ304で屈折された光は完全な平行光線とはならない。ここで、光源側開口数NAlightを、式(9)で定義する。
Figure 2011107131
ここで、式(1)で定義した検出側開口数NAoptよりも光源側開口数NAlightが大きいときは、光源302とコリメータレンズ304とによる構成を拡散光源と称する。即ち、拡散光源の条件は、式(10)に示すことができる。
NAlight>NAopt (10)
このため、スケール306に入射する光の広がり角度(光源側光束角度と称する)θは、スケール306から結像レンズ316に入射する光の広がり角度(検出側光束角度と称する)φよりも大きくなる(式(11))。
θ>φ (11)
次に、開口板318の開口318Aの大きさd3を定める手順を以下に示す。
スケール306の光学格子310をフーリエ変換すると、第1実施形態と同様の空間周波数成分が図3に示す如く得られる。このため、本実施形態においても、開口318Aの大きさd3を最適な大きさとすることで、2倍高調波Sf2以上の高周波成分を除去することができる。
そのために、本実施形態の片側テレセントリック光学系314の結像特性を示すMTF(変調伝達関数)特性を求める。本実施形態では、拡散光源を用いていることから、MTF特性を示すグラフは、図8(A)に示す如く、値が100%の状態から徐々に下がって空間周波数fc3(遮断空間周波数と称する)で振幅強度比がゼロとなる。即ち、遮断空間周波数fc3は、光源302から出射された光による片側テレセントリック光学系314の解像限界を示している(又は、遮断空間周波数fc3において片側テレセントリック光学系314で結像される像のコントラストがゼロとなる。なお、ここでのコントラストがゼロは、コントラストが観測できないレベルのコントラストしか得られない場合を含む。)。ここで光の波長をλとすると、遮断空間周波数fc3は式(12)で示される(なお、この遮断空間周波数fc3は光学的遮断周波数fc(=2*NAopt/λ)と等しい値となる。)。
fc3=2*NAopt/λ (12)
このため、遮断空間周波数fc3を、図8(B)に示す如く、基本空間周波数Sf1と2倍高調波Sf2との間の値とする(式(13))。
Sf1<fc3<Sf2 (13)
即ち、開口318Aの大きさd3は、式(1)、式(12)、式(13)とから式(14)として求めることで、2倍高調波Sf2以上の高周波成分が基本空間周波数Sf1による光学格子310の像に影響を及ぼすことを回避することができる。
λ*fb*Sf1<d3<λ*fb*Sf2 (14)
具体的な値で計算すると、光学格子310の間隔を10μm(基本空間周波数Sf1は1/10μmで2倍高調波Sf2は1/5μmとなる)、波長λ=660nm、結像レンズ316の焦点距離fb=10mmとすると、式(14)から、開口318Aの大きさd3が式(15)の如く求められる。
0.66mm<d3<1.32mm (15)
なお、式(12)、式(13)から、式(16)の関係も求められる。
0.033<NAopt<0.066 (16)
なお、上記具体的な数値は、一例であって、別の数値であってもよい。
従って、本実施形態においても、上記条件を満たす開口318Aの大きさd3とすることで、光学格子310の不要な高調波成分を除去でき、MTF値に沿った相応のコントラストで、光学格子310の像を受光素子322で検出することができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図9、図10を用いて説明する。
第3実施形態の光電式エンコーダ300が透過型であったのに対して、本実施形態の光電式エンコーダ400は反射型であることが異なる。即ち、本実施形態は、第2実施形態の光電式エンコーダ200とは光源402が異なって、その光源402が第3実施形態の光源302と同一条件とされている。以下、詳細に説明する。
本実施形態においても、光源402とコリメータレンズ404とで拡散光源が構成されている。即ち、第3実施形態と同様に式(10)が成立する。
即ち、光源側光束角度θは、検出側光束角度φよりも大きくなる(式(17))。
θ>φ (17)
このため、第3実施形態と同様にして、開口418Aの大きさd4(=d3)を式(14)に基づいて式(18)で求めることができる。
λ*fb*Sf1<d4<λ*fb*Sf2 (18)
次に、片側テレセントリック光学系414の光軸Oに対するスケール406の配置誤差が生じた場合について説明する。
本実施形態において、図10(A)に示す如く、光軸Oに対するスケール406の配置誤差で誤差角度δθ傾いた状態でスケール406が相手機械に取り付けられた場合には、その傾き誤差角度δθに応じて、光源側開口数NAlightを大きくすることで、位置計測を安定化させることができる。
誤差角度δθがスケール406に生じると、図10(B)に示す如く、本来スケール406に垂直に入射すべき光(入射主光線と称する)Mriは反射されて2*δθ傾いた光(出射主光線と称する)Mroとなる。このため、光源側光束角度は入射主光線Mriを基準として考えると、図10(B)において、入射主光線Mriより上側の光束角度θ4UPと、入射主光線Mriより下側の光束角度θ4DWNの2つの角度で表わされる。一方、検出側光束角度は、図10(C)のように、入射主光線Mriを基準にして上側下側共に光束角度φである。従って、光束角度θ4UP、θ4DWNはそれぞれ、光束角度φよりも大きい値でなければならず、式(19)を満たす必要がある。
θ4UP=θ−2*δθ>φ
θ>φ+2*δθ (19)
なお、式(19)においては、光束角度θ4UP、θ4DWNのいずれか小さい方の角度と光束角度φとを比較する必要があるので、ここでは図10(B)に基づき、小さい方の角度θ4UPと光束角度φとを比較している。
ここで、光源側開口数NAlight=sinθであり、式(9)より、光源402の大きさD4(=D3)が求められる(式(20))。
D4>2*fa*sin(φ+2*δθ) (20)
具体的な値で計算すると、光学格子410の間隔を10μm(基本空間周波数Sf1は1/10μmで2倍高調波Sf2は1/5μmとなる)、波長λ=660nmのとき、式(16)で示される検出側開口数NAoptの範囲が求まる。このとき、検出側開口数NAopt=0.061とすると、検出側光束角度φ=3.5度となる。誤差角度δθ=0.1度とすると、式(20)は式(21)で表すことができる。
D4>2fa*0.065 (21)
なお、誤差角度δθ=0であれば、式(20)は式(22)で表すことができる。
D4>2fa*0.061 (22)
即ち、式(21)を満たすように光源402の大きさD4若しくは焦点距離faを決定することとなる。
なお、上記具体的な数値は、一例であって、別の数値であってもよい。
このように、本実施形態では、スケール406を別体にして、相手機械へ取り付けることから、傾き誤差δθが生じやすい。その場合に、式(21)と式(22)を比べてその誤差角度δθに応じて、光源402の大きさD4を大きくするか、光源402とコリメータレンズ404との距離(焦点距離fa)を短くする。即ち光源側開口数NAlightを大きくすることで、拡散光源の状態を保つことができて、安定した位置計測を可能にする。
なお、このように光源に大きさがあるときには、本実施形態に限らず、第3実施形態の透過型の光電式エンコーダ300に対して光源側開口数NAlightを大きくするような設計を適用してもよい。
本発明について上記実施形態を上げて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、結像光学系としてスケールに対する片側テレセントリック光学系を採用していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図11に示す第5実施形態の如く、結像光学系として受光素子に対する片側テレセントリック光学系514を採用してもよい。その際には結像レンズ520と受光素子522の受光面との距離が多少変動しても、結像レンズ520で結像される像の倍率は変動しない。即ち、受光素子522と結像レンズ520との取り付けが多少変動しても、高精度な位置測定を維持することができる。なお、検出側開口数NAoptは結像レンズ520の焦点距離をfccとすると、式(23)で表される。
NAopt=d5/(2*(a5−fcc)) (23)
又、図12の第6実施形態で示す如く、結像光学系として光軸O上の結像レンズ616、620の焦点位置に開口板618の開口618Aを配置させる両側テレセントリック光学系614を採用してもよい。その際には、結像レンズ616と光学格子610との距離が多少変動しても、結像レンズ616で結像される像の倍率は変動しない。且つ、結像レンズ620と受光素子622の受光面との距離が多少変動しても、結像レンズ620で結像される像の倍率は変動しない。即ち、結像レンズ616とスケール606との距離が光電式エンコーダ600の相手機械装置への取り付けの際に多少変動して、更に、受光素子622と結像レンズ620との取り付けが多少変動しても、高精度な位置測定を保つことができる。なお、検出側開口数NAoptは式(24)で表される。
NAopt=d6/(2*a6) (24)
なお、上記実施形態において、開口板を焦点位置に配置したが、必ずしも開口板を焦点位置に配置する必要もなく、且つ開口板を必要とするものではない。開口板がなくても、結像レンズを用いることで、開口が制限されるので、実質上開口の大きさを定めることができる。
又、図13の第7実施形態で示す如く、レンズを用いずに開口板718だけとすることも可能である。開口板718だけであっても、その開口718Aにより結像作用が得られ、光学格子710の像を受光素子722の受光面に結像させることができる。この場合には、上記いずれよりも低コスト化が実現でき、より光軸合せのための工数を少なくすることができる。
又、図14の第8実施形態で示す如く、内側で光を反射する円筒状の結像レンズ816を用いることも可能である。この場合には、結像レンズ816のみでその直径d8が開口板の開口の機能も有するので部品数を低減すると共に、第3実施形態で示したような結像特性を得ることができる。更に、光学格子810の像を結像するのに光の反射を利用している。このため、本実施形態では、色収差の影響を回避でき、よりコントラストの高い光学格子810の像を受光素子822の受光面に結像させることが可能である。
又、上記実施形態においては、照射光学系として、コリメータレンズ(照明レンズ)を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば照射光学系として光源から出射された光の一部を透過させる前段開口が設けられた前段開口板を用いてもよい。その場合には、照射光学系をより低コストとでき、且つその光軸合せを容易に行うことができる。
又、上記実施形態においては、光電式エンコーダはリニア型エンコーダであったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばロータリ型エンコーダであっても構わない。
又、上記実施形態においてはそれぞれ、別個の発明として説明したが、本発明はこれに限定されずにどの構成要素も適宜組み合わせることができる。
又、上記実施形態においては焦点距離fa、fb、fccを全ての実施形態で共通としたが、実施形態毎に具体的な数値を変更してもよいし、焦点距離fa、fb、fccが同一であってもよい。
100〜800…光電式エンコーダ
102〜802…光源
104〜804…コリメータレンズ
106〜806…スケール
108〜408、808…スケール基材
110〜810…光学格子
114〜514…片側テレセントリック光学系
116〜416、520、616、620、816…結像レンズ
118〜718…開口板
118A〜718A…開口
122〜822…受光素子
212、412…ハーフミラー
614…両側テレセントリック光学系

Claims (11)

  1. 光源から出射された光を、スケールに設けられた一定間隔の光学格子で変調させて、該変調された光を受光素子で検出する光電式エンコーダにおいて、
    前記光学格子で変調された光を結像する結像光学系を備え、
    該結像光学系は、該光学格子で変調された光の一部を透過させ、且つ前記光源から出射された光による該結像光学系の解像限界を示す空間周波数である遮断空間周波数を、フーリエ変換で得られる前記光学格子の基本空間周波数と該基本空間周波数の2倍高調波との間の値とするときに求められる大きさの開口を備えることを特徴とする光電式エンコーダ。
  2. 更に、前記光源から出射した光を前記スケールに照射する照射光学系を備え、
    該光源から該照射光学系までの距離と該光源の大きさとに基づく光源側開口数と、前記光学格子から前記結像光学系までの距離と前記開口の大きさとに基づく検出側開口数とを比べて、該光源側開口数が該検出側開口数よりも小さいときには、
    前記遮断空間周波数は該検出側開口数を前記光の波長で除した値であることを特徴とする請求項1に記載の光電式エンコーダ。
  3. 前記光源側開口数がゼロとされていることを特徴とする請求項2に記載の光電式エンコーダ。
  4. 更に、前記光源から出射した光を前記スケールに照射する照射光学系を備え、
    該光源から該照射光学系までの距離と該光源の大きさとに基づく光源側開口数と、前記光学格子から前記結像光学系までの距離と前記開口の大きさとに基づく検出側開口数とを比べて、該光源側開口数が該検出側開口数よりも大きいときには、
    前記遮断空間周波数は該検出側開口数を2倍して前記光の波長で除した値であることを特徴とする請求項1に記載の光電式エンコーダ。
  5. 前記結像光学系の光軸に対する前記スケールの配置誤差で生じる誤差角度に応じて、前記光源から前記照射光学系までの距離を短くする、若しくは該光源の大きさを大きくすることを特徴とする請求項4に記載の光電式エンコーダ。
  6. 前記照射光学系は、前記光源から出射された光の一部を透過させる前段開口が設けられた前段開口板、又は該光を屈折させる照明レンズを備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  7. 前記光源は前記スケールに対して前記結像光学系と同じ側に配置され、該結像光学系は該スケールで反射された光を結像することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  8. 前記結像光学系は、前記開口が設けられた開口板を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  9. 前記結像光学系は、前記光学格子で変調された光を屈折させる結像レンズを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  10. 前記結像光学系は、光軸上の1つの前記結像レンズの焦点位置に1つの前記開口板の開口を配置させる片側テレセントリック光学系とされていることを特徴とする請求項9に記載の光電式エンコーダ。
  11. 前記結像光学系は、光軸上の2つの前記結像レンズの間の焦点位置に1つの前記開口板の開口を配置させる両側テレセントリック光学系とされていることを特徴とする請求項9に記載の光電式エンコーダ。
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