JP2011104030A - 洗濯機およびそのプログラム - Google Patents

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Wataru Uchiyama
亘 内山
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Makoto Oyama
眞 大山
Koichi Kubo
光市 久保
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Abstract

【課題】使用者に節約運転で節約できた省エネ度合いを複数段階で知らせること。
【解決手段】洗濯物を出し入れする開閉ドア1aと、運転内容を設定する入力設定手段22と、洗濯物の汚れを検知する汚れ検知手段10と、経済的な運転の度合いを示す省エネ度合い表示手段27と、運転の状態を記憶する記憶手段28を備え、入力設定手段22で設定した第1の運転内容および汚れ検知手段10により検知した汚れに基づき求めた第2の運転内容を記憶手段28に記憶し、第2の運転内容が第1の運転内容より少ない場合、運転終了後、次回に開閉ドア1aを開けたタイミングで第2の運転内容と第1の運転内容の差分に応じた省エネ度合いを省エネ度合い表示手段27に表示するようにしたものであるので、洗濯物の量と汚れの大小がどの程度であれば省エネに寄与する節約運転が可能となるのかという一連の関連が実感しやすくなるという利便性を高めることが可能となる。
【選択図】図7

Description

本発明は、洗濯機の洗い時間やすすぎ回数など運転コース内容を設定する操作表示部に関するものである。
一般家庭で使用される洗濯機において、その洗濯の流れは、本体内の洗濯槽に洗濯物(衣類)と適量の洗剤を入れ、操作表示部にて衣類に応じた洗い時間やすすぎ回数などの運転内容をスイッチ押下で設定し、その後に、スタートボタン押下で運転を開始するのが一般的である。
一方、近年では、洗濯物の汚れを洗い行程における洗濯液の濁度の大小により検知し、洗濯物の汚れが少ない場合、(洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で)使用者が当初に設定した運転内容よりも洗い時間やすすぎ回数を減らして運転することで電気代や水道代を節約する省エネ型の洗濯機が提案されており、以下、その構成について説明する(例えば、特許文献1参照)。
図10は、従来この種の洗濯機における操作表示部のシステムブロック図であり、操作表示部51は、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ52a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ52b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ52c、乾燥機能を有する場合は乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ52d、電源を入り切りする電源スイッチ52e、スタートボタン52fからなる入力設定手段52、設定した運転内容を表示する設定内容表示手段53からなる。
汚れ検知手段54は、洗濯槽の底部(あるいは底部に溜まった洗濯水を小型ポンプを用いて洗濯槽内に循環させる構造を持つ洗濯機の場合は洗濯水循環経路)に設置され、多くの場合、洗濯水の濁度や導電率を計測することで汚れを数段階の大小レベルで検知し出力するものである。
なお、制御装置55は、マイコンなどからなる制御手段56などから構成し、入力設定手段52からの入力信号を受け付け、設定内容表示手段53への出力を行うとともに、運転コースを開始後は、給水弁や排水弁を動作させ洗濯槽内の水の出入りや、モータ駆動やヒータ動作など逐次一連の制御を行い洗濯物(衣類)の洗い、すすぎ、脱水(および乾燥)を行う。
次に、上記構成において動作を図11のフローチャートを用いて説明する。洗濯機の本体内洗浄槽に洗濯物(衣類)と適量の洗剤を入れ、図10の操作表示部51にて、入力設定手段52の電源スイッチ52eを押下することで通電され、初期待機状態と呼ばれる状態となり、スタートボタン52fを押下して運転を開始するまでの間、入力設定手段52の洗い時間設定スイッチ52a、すすぎ回数設定スイッチ52b、脱水時間設定スイッチ52c、乾燥機能を有する場合は乾燥時間設定スイッチ52dを操作することにより各行程の運転内容の設定が可能である。汚れ検知手段54からの出力の取り込みはマイコン等の制御装置55内に設けられた制御手段56によって行われ、この制御手段56によって、洗い工程やすすぎ工程の制御を行う。
次に、入力設定手段52で設定した運転内容と、汚れ検知手段54により検知した洗濯物の汚れに基づき求めた運転内容と、実際に行う運転シーケンスの詳細を述べると、図11のフローチャートに示すように、先述した初期待機状態において洗い時間設定スイッチ
52a、すすぎ回数設定スイッチ52b、脱水時間設定スイッチ52c、乾燥機能を有する場合は乾燥時間設定スイッチ52dにより設定された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間からなる(入力設定手段52で設定した)運転内容を消化するため運転を開始すると、フローチャートのS101にて洗い行程を開始し、S102にて給水工程で所定量の水道水を洗濯槽内に給水した後、S103にて洗濯ドラムを正回転方向と逆回転方向に交互に回転させることで洗濯物の汚れ成分が洗濯水に溶け始め、S104にて所定の時間を経過すると、S105にて汚れ検知手段54により汚れを検知して、S106にて洗濯物の汚れが少ない場合は洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で使用者が初期待機状態時に入力設定手段52により設定した運転内容よりも洗い時間やすすぎ回数を減らした(節約コースの)運転内容に変更し、S108にて新たに設定した運転内容(洗い時間)を満たすまで洗い行程を行った後、S109で洗い行程を終了し、以後、S110〜S112により新たに設定した運転内容(すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間)の運転を行い終了する。
特開昭61−206494号公報
しかしながら、前記従来の構成では、前記従来の構成では、汚れ検知手段により検知した洗濯物の汚れに応じて運転内容が途中で変更されたのか、つまり、使用者が当初設定した運転内容よりも少ない洗い時間やすすぎ回数で運転を行い、電気代や水道代を節約できたか否かを容易に知る手段がないため、使用者にとって、洗濯物(衣類)の量と汚れの大小がどの程度であれば省エネに寄与する節約運転が可能となるのかと言う一連の関連が実感しにくく、利便性を損ねている言う課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、汚れ検知手段により洗濯物の汚れを検知可能な洗濯機において、使用者が、運転開始前に入力設定手段により設定した運転内容に対して、実際の洗い運転中に検知した洗濯物の汚れレベルに基づき求めた運転内容が小さい場合に行う、洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で洗い時間やすすぎ回数を減らすことにより電気代や水道代を節約するという節約運転の省エネ度合いを使用者に的確に知らせることにより操作勝手の利便性を高めることを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽に洗濯物を出し入れする際に開閉する開閉ドアと、洗い時間やすすぎ回数など運転内容を設定する入力設定手段と、洗濯物の汚れを検知する汚れ検知手段と、経済的な運転の度合いを示す省エネ度合い表示手段と、運転の状態を記憶する記憶手段と、前記入力設定手段の出力および前記汚れ検知手段の出力を入力し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段で設定した第1の運転内容および前記汚れ検知手段により検知した汚れに基づき求めた第2の運転内容を前記記憶手段に記憶し、第2の運転内容が第1の運転内容より少ない場合、運転終了後、次回に前記開閉ドアを開けたタイミングで第2の運転内容と第1の運転内容の差分に応じた省エネ度合いを前記省エネ度合い表示手段に表示するようにしたものである。
これにより、使用者が、運転開始前に入力設定手段により設定した運転内容に対して、実際の洗い運転中に検知した洗濯物の汚れレベルに基づき求めた運転内容が小さい場合に行う、洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で洗い時間やすすぎ回数を減らすことにより電気代や水道代を節約する節約運転の省エネ度合いを使用者に
的確に知らせることができ、操作勝手の利便性を高めることが可能となる。
本発明の洗濯機は、使用者が、運転中に洗濯機の設置場所から離れ、運転終了以降、洗濯槽内の洗濯物(衣類)を取り出す際に開閉ドアを開けたタイミングで省エネ度合い表示手段に省エネ度合い(省エネレベル)を表示するようにしたものであるので、使用者は、当初設定した運転内容に対して、実際には少ない洗い時間やすすぎ回数で運転をおこなった場合に、運転終了後、洗濯物を取り出すときに電気代や水道代を節約できたか否かを的確に、かつ容易に知ることができるので、操作勝手の利便性を高めることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における洗濯機の概略構成図 同洗濯機の汚れ検知手段の断面図 同洗濯液の汚れ検知手段の上方から見た断面図 同洗濯機の他の例の汚れ検知手段の断面図 同洗濯機の他の例の汚れ検知手段の上方から見た断面図 同洗濯機の他の例の汚れ検知手段の上方から見た断面図 同洗濯機の操作表示部のシステムブロック図 同洗濯機の動作を示すフローチャート 同洗濯機の開閉ドアを開けた際の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における洗濯機の開閉ドアを開けた際の動作を示すフローチャート 従来の洗濯機(操作表示部)のシステムブロック図 従来の洗濯機の動作を示すフローチャート
第1の発明は、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽に洗濯物を出し入れする際に開閉する開閉ドアと、洗い時間やすすぎ回数など運転内容を設定する入力設定手段と、洗濯物の汚れを検知する汚れ検知手段と、経済的な運転の度合いを示す省エネ度合い表示手段と、運転の状態を記憶する記憶手段と、前記入力設定手段の出力および前記汚れ検知手段の出力を入力し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段で設定した第1の運転内容および前記汚れ検知手段により検知した汚れに基づき求めた第2の運転内容を前記記憶手段に記憶し、第2の運転内容が第1の運転内容より少ない場合、運転終了後、次回に前記開閉ドアを開けたタイミングで第2の運転内容と第1の運転内容の差分に応じた省エネ度合いを前記省エネ度合い表示手段に表示するようにした洗濯機とすることにより、使用者が、運転中に洗濯機の設置場所から離れ、運転終了以降、洗濯槽内の洗濯物(衣類)を取り出す際に開閉ドアを開けたタイミングで省エネ度合い表示手段に省エネ度合い(省エネレベル)を表示するようにしたものであるので、使用者は、当初設定した運転内容に対して、実際には少ない洗い時間やすすぎ回数で運転をおこなった場合に、運転終了後、洗濯物を取り出すときに電気代や水道代を節約できたか否かを的確に、かつ容易に知ることができるので、操作勝手の利便性を高めることが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、制御手段は、開閉ドアを開けたタイミングから所定時間を経過した場合、省エネ度合い表示手段を消灯するようにした洗濯機とすることにより、使用者が洗濯物を取り出すタイミングに適度な時間だけ節約運転の省エネ度合いを伝えることが可能となる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、制御手段は、運転を終了し所定時間経過後、省エネ度合い表示手段を消灯するようにした洗濯機とすることにより、運転終了後から
使用者がドアを開くまでの間、つまり、使用者が洗濯機の前にいない間、省エネ度合い表示手段を確実に消灯することで一層の省エネが可能となる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、省エネ度合い表示手段の色は、緑色を用いるようにした洗濯機とすることにより、節約運転を行うことで省エネに寄与するイメージの関連づけが容易となる。
第5の発明は、特に、第1〜4発明のいずれか1つに記載の洗濯機にて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の洗濯機の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が容易にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、背景技術と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の概略構成図、図2は、汚れ検知手段の断面図、図3は、汚れ検知手段の上方から見た断面図である。
図1〜図3において、1は洗濯機全体の外箱で、その内部に外槽2が配設され、さらに外槽2の内側に洗濯槽としてのドラム3が水平方向から前上がりに傾斜した回転軸によって回転可能な状態で配設されている。ドラム3は、背面に接続されたモータ4により回転するようになっている。また、ドラム3は外周面に多数の通水孔(図示せず)が設けられており、洗濯槽、脱水槽、乾燥槽としても機能するものである。外箱1の前面には、開閉ドア1aが設けられており、洗濯物をドラム3内に投入する際、開閉を行うものである。
後下がりに設けられている外槽2の後部側の最低部には、取水口5が接続されており、排水弁6によって開閉される排水管7につながっている。取水口5と排水弁6の間からは取水口5から取り込んだ洗濯液をドラム3に吐出する吐出口8につながった循環経路9が連通しており、ドラム3の回転によって外槽内2の洗濯液やすすぎ液を循環経路9で循環できるようにしている。
循環経路9の水平方向に形成される横方向流路9aには、洗濯液の状態を検知する汚れ検知手段10が設置してあり、取水口5から循環経路9に入った洗濯液が横方向流路9aに流入する入口から所定距離L離れた一定下流に設けている。横方向流路9aは、水平方向から多少傾斜して設けられていてもよい。
汚れ検知手段10は、LED等の発光素子11とフォトトランジスタ等の受光素子12で構成された透過度センサで構成し、循環経路9の横方向流路9aを外側から挟んで左右方向に対峙して設置されており、これらの発光素子11と受光素子12に挟まれた部分の横方向流路9aは透光性の材料で形成しており、発光素子11から発光した光を循環経路9中の洗濯液を通して受光素子12で受光して電圧に変換して出力する。このため、汚れ検知手段10は受光素子12が外部からの光を受光しないように、遮光された密閉構造としている。
汚れ検知手段10は、循環経路9が地面と水平方向に配置された横方向流路9aに設置されており、発光素子11と受光素子12を循環経路9の断面において鉛直方向に対して中央付近である左右にそれぞれ配置してあり、流路断面の上層部を避けた下方位置で洗濯
液の状態を検知するようにしている。
発光素子11の発光制御や受光素子12の出力の取り込みはマイコン等の制御装置29内に設けられた制御手段30(図7参照)によって行われ、受光素子12からの出力値を循環経路9中を通過する洗濯液の透過度として処理を行い、制御手段30は、この透過度をもとにして洗濯工程やすすぎ工程の制御を行う。
洗濯工程における洗濯液は、洗剤や攪拌によって洗濯物からの汚れが溶け出して徐々に濁ってくる。このため、洗剤液の透過度や時間による透過度の変化を見ることにより、汚れの量や洗浄の完了を判定することができる。
次に、本実施の形態の洗濯機の透過度を検知する動作について説明する。洗濯時やすすぎ時にドラム3を回転することで、ドラム3や外槽2内の洗濯液が取水口5より循環経路9に入り、洗濯液状態検知手段10のある循環経路9の横方向流路9aを通ってドラム3にまで循環する。これにより、循環経路9内の水は常にドラム3や外槽2内の洗濯液と等しくなる。
汚れ検知手段10では、例えば1分毎に発光素子11より発光を行って、受光素子12で受光した出力をその時点の洗濯液の透過度として洗濯工程やすすぎ工程の制御に用いることとする。
洗濯液は、洗剤の含まれた水であるため、気泡が多く存在するものである。特に、汚れ検知手段10の置かれた横方向流路9aでは気泡が浮上して上層部を流れやすいが、発光素子11と受光素子12を横方向流路9aに流路断面の上層部を避けた下方位置で検知するようにしているので、気泡に影響されず洗濯液の透過度を精度よく測定することができる。
また、汚れ検知手段10により横方向流路9aの上層部と下層部を避けた中央位置で検知するようにすれば、外槽2の下部から循環経路9内に入った洗濯液に汚濁物が含まれている場合は、横方向流路9aを流れるときに多くは下層を通過するので、中央位置を流れる汚濁物の少ない洗濯液を検知することができる。
また、汚れ検知手段は、横方向流路9aの入口から一定下流に設けたことにより、横方向流路9aに入った洗濯液に含まれる気泡は、上方へ浮上しながら下流へと流れるので、その下方を流れる気泡の少ない洗濯液を検知することができる。
以上のように、汚れ検知手段10の発光素子11と受光素子12を循環水路9の断面において鉛直方向に対して中央付近である左右にそれぞれ配置していることで、常に循環経路9内の気泡に影響されることなく洗濯液の透過度を測定することができるので、洗剤の種類や量での気泡の多少による透過度の測定ばらつきが発生する心配がなくなる。
図4は、汚れ検知手段10の他の例を示したもので、発光素子11と受光素子12を循環経路9の横方向流路9a内に差し込み、発光素子11と受光素子12が横方向流路9a内に位置するようにしたものである。この構成によれば、循環経路9内で洗濯液の透過度を検知することができるので、循環経路9が透光性のある材料を用いる必要がなく、また、循環経路9の壁面の汚れによる受光素子12での受光レベルの劣化が起こることがなく、発光素子11と受光素子12を循環経路9内に差し込んで防水構造とするのみで、遮光された密閉構造とする必要はなくなる。
また、汚れ検知手段10は、横方向流路9a内の上層部を避けた下方位置、または、横
方向流路9a内の上層部と下層部を避けた中央位置で検知するもので、透過度センサの発光素子11と受光素子12は、横方向流路9aの外側または横方向流路9a内に設けられる。
そして、透過度センサの発光素子11と受光素子12は、横方向流路9a内の上層部を避けた下方位置、または、上層部と下層部を避けた中央位置で検知できるように、横方向流路9aの外側に設ける場合は左右方向、すなわち、水平方向に対向して配置され、横方向流路9aの内側に設ける場合は、水平方向のほかに、上下方向、すなわち、垂直方向に配置することが可能である。
図5は、汚れ検知手段10の他の例を示したもので、循環経路9内に浸漬した1対の電極13a、13bを有する導電率センサ構成したものであり、循環経路9の横方向流路9aの左右に1対の電極13aおよび電極13bを挿入し、循環経路9を流れる洗濯液の導電率を測定するようにしたものである。導電率の測定は、例えば、電極13aと電極13bの間の洗濯液のインピーダンスと制御装置29(図7参照)上のコンデンサでRC発振回路を構成し、洗濯液のインピーダンスの変化を周波数変化として出力し、さらにこれを電圧値に変換すればよい。
これにより、洗濯液の導電率を測定すると、洗濯液中の洗剤種別や洗剤量を判定することができるとともに、洗濯物から溶け出した汗を主とした導電成分の汚れの量を判定できるので、洗濯工程やすすぎ工程の制御を行うことができる。
導電率を検出する場合でも、循環経路9の横方向流路9aに電極13aおよび電極13bを左右に設置し、横方向流路9aの上層部を避けた下方位置で流れる洗濯液の状態を検知することで、循環経路9内の気泡に影響されることなく洗濯液の正確な導電率を測定することができる。
図6は、汚れ検知手段10の他の例を示したもので、発光素子11と受光素子12とで洗濯液の透過度を検知する透過度センサと、1対の電極13aおよび電極13bとで洗濯液の導電率を測定する導電率センサを同時に設置したものである。
洗濯液の透過度と導電率の2つの状態を検出することにより、例えば、導電率があらかじめ定めた値より低くても、透過度があらかじめ定めた別の値よりも高ければ、液体洗剤が投入されていると判断して洗濯工程を制御したり、透過度が水道水同等のレベルになっても、導電率が基準値よりも高ければ、すすぎ不足と判断してすすぎを延長したり、導電率が基準値を下回ればすすぎ工程を終了するなどの制御に用いることができる。
図7は、実施の形態1の洗濯機の操作表示部のシステムブロック図、図8は、同洗濯機の動作を示すフローチャート、図9は、同洗濯機の開閉ドアを開けた際の動作を示すフローチャートである。
図7において、操作表示部21は、入力設定手段22と、設定した運転内容を表示する設定内容表示手段23を有している。入力設定手段22は、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ22aと、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ22bと、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ22cと、乾燥機能を有する場合は乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ22dと、電源を入り切りする電源スイッチ22eと、スタートボタン22fとからなる。
省エネ度合い表示手段27は、使用者が入力設定手段で設定した運転内容と汚れレベルから算出した運転内容の差分に応じた省エネ度合いを表示するものであり、図示したよう
に経済的な運転を行うことで環境保全に寄与するイメージの葉っぱを模した緑色のLEDランプを3つ配しており、省エネレベルが1の場合は1つのLEDを点灯させ、レベル3の場合は3つのLEDを点灯させ、省エネができなかった場合は3つのLEDとも消灯させることで4段階の省エネレベルを表現可能としている。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。
開閉ドア1aを開閉することで、ドラム3内に洗濯物と適量の洗剤を入れ、操作表示部21において、入力設定手段22の電源スイッチ22eを押圧することで制御手段30に通電され、初期待機状態と呼ばれる状態となり、スタートボタン22fを押圧することで運転を開始するまでの間、入力設定手段22の洗い時間設定スイッチ22a、すすぎ回数設定スイッチ22b、脱水時間設定スイッチ22c、乾燥機能を有する場合は乾燥時間設定スイッチ22dを操作することにより各行程の運転内容の設定が可能である。
次に、入力設定手段22で設定した運転内容と、汚れ検知手段10により検知した洗濯物の汚れに基づき求めた運転内容と、実際に行う運転シーケンスの詳細を述べると、図8のフローチャートに示すように、先述した初期待機状態において洗い時間設定スイッチ22a、すすぎ回数設定スイッチ22、脱水時間設定スイッチ22c、乾燥機能を有する場合は乾燥時間設定スイッチ22dにより設定された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間からなる運転内容を消化するため運転を開始する。
図8のフローチャートのS001にて洗い行程を開始し、S002にて給水工程で所定量の水道水を洗濯槽内に給水した後、S003にてドラム3を正回転方向と逆回転方向に交互に回転させることで洗濯物の汚れ成分が洗濯水に溶け始め、S004にて所定の時間を経過すると、S005にて汚れ検知手段10により汚れを検知する。S006にて洗濯物の汚れが少ない場合は、洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で使用者が初期待機状態時に入力設定手段22により設定した運転内容よりも洗い時間やすすぎ回数を減らした(節約コースの)運転内容に変更する。
S007にて汚れに基づき求めた洗い時間が使用者が設定した運転内容より小さい場合、S008にて、短縮できた洗い時間が5分以上であれば(S008a)、省エネ度合い表示手段27のLEDを3つ(S008b)、2分以上であれば(S008c)、LEDを2つ(S008d)、2分未満であっても省エネできていればLEDを1つ(S008e)点灯させる。一方で、S007にて汚れに基づき求めた洗い時間が使用者が設定した運転内容より大きい場合、洗い時間などの設定内容を変えることはせず、S009にて省エネ度合い表示手段27を点灯しない。
その後、S010にて新たに設定した運転内容(洗い時間)を満たすまで洗い行程を行った後、S011で洗い行程を終了し、以後、S012〜S014により新たに設定した運転内容(すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間)の運転を行う。そして、S015にて、記憶手段28が、省エネ度合い表示手段27に表示した省エネ度合いを記憶する。最後にS016にて、それまで省エネ度合い表示手段27の点灯や消灯に関わらず、運転を終了してから、所定時間が経過すると、省エネ度合い表示手段27を消灯して全て終了する。
すなわち、いつまでも表示しているのは、省エネの観点からも好ましくなく、所定時間経過後は、省エネ度合い表示手段27を消灯するようにすることで、省エネの効果を図っている。しかしながら、省エネ度合い表示手段27を消灯を消灯してしまうと、使用者は、省エネ度合いを知ることができない。使用者が、全ての運転終了後に、洗濯機に触れるのは、洗濯物を取り出すときであり、そのとき開閉ドア1aを開いて、洗濯物を取り出す。
以下に、開閉ドア1aを開けた際に行う、前回の運転において節約運転が行われたか否かの結果を表示する処理について、図9を用いて詳細に説明する。
図9のフローチャートに示すように、S020にて開閉ドア1aを開けると、S021にて、記憶手段28が記憶している前回の運転での省エネレベル情報を呼び出す。S022a〜S022dにて、呼び出した省エネレベル情報を判定し、その結果にしたがって、スS023a〜S023dにて、省エネ度合い表示手段27に表示する。その後、S024にて開閉ドア1aが閉じられるまで、表示を継続する。
これにより、使用者が(運転開始前に)入力設定手段22により設定した運転内容に対して、実際の洗い運転中に検知した洗濯物の汚れレベルに基づき求めた運転内容が小さい場合に行う、洗い性能やすすぎ性能などの基本性能を十分に確保できる範囲内で洗い時間やすすぎ回数を減らすことにより電気代や水道代を節約する節約運転の省エネ度合いを使用者に的確に知らせることにより操作勝手の利便性を高めることが可能となる。
なお、本実施の形態1では、使用者が入力設定手段22による各行程の内容を設定する具体的な名称や個数を挙げて説明し、更に、省エネ度合い表示手段27を点灯する具体的なタイミングを挙げて説明したが、これは本発明を限定するものではない。
また、本実施の形態では、第1の運転内容と第2の運転内容を比較する方式を、具体的に洗い時間の大小比較を挙げて説明したが、これも本発明を限定するものでなく、すすぎ回数の比較を行っても良いし、脱水時間や乾燥時間を比較しても良い。また、洗い時間とすすぎ回数の組み合わせで比較し判断しても良い。
また、本実施の形態1では、省エネ度合い表示手段27の色は緑色を用いている。これにより、節約運転を行うことで省エネに寄与するイメージの関連づけが容易となる。
また、本実施の形態1では、省エネ度合い表示手段27は、3つの葉っぱを模したLEDランプ複数個で表現している。3つのLEDランプに限ることなく、複数個であれば、いくつであってもよい。これにより、省エネ度合いを示すレベルがランプの個数でバー表示で表現できるため直感的に認識することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、省エネ度合い表示手段27による省エネの度合いの表現方法を複数個のLEDを用いたバー表示としていたが表現方法を7セグメントディスプレイを用いた数字で表現してもよい、さらに、数字を表示する例としては省エネレベル1〜3の数字を表示してもよいし、表示する数値は省エネの度合いを示すものであれば、節約できた電力量や使用水量、あるいは具体的な電気代や水道代を表示してもかまわない。
なお、開閉ドア1aについては、この種の例えばドラム式洗濯乾燥機では一般的にドラム3の手前に設けられ、開閉ドア1aを開けることでドラム3内の洗濯物を出し入れ可能であるが、電気的な補足として、洗濯機は運転を終えると自動的に電源オフ(オートオフ)動作が働き、制御手段30への電源供給はなくなるが、開閉ドア1aを開けた場合には、制御装置29へ電源供給が再開され、制御手段30は開閉ドア1aを開けたタイミングで図9に示すフローチャートを実行することが可能である。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2の洗濯機の開閉ドアを開けた際の動作を示すフローチャートである。実施の形態1と同一の構成および動作は、同一符号を付し、説明を省略する。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。
S020にて開閉ドア1aを開けると、S021にて、記憶手段28が記憶している前回の運転での省エネレベル情報を呼び出す。S022a〜S022dにて、呼び出した省エネレベル情報を判定し、その結果にしたがって、スS023a〜S023dにて、省エネ度合い表示手段27に表示する。その後、S025にて、開閉ドア1aの開状態、閉状態にかかわらず、所定時間(例えば、5分)経過するまで、省エネ度合いを省エネ度合い表示手段27に表示し、開閉ドア1aを開けてから所定時間(例えば、5分)経過すると、S026にて、省エネ度合い表示手段7を消灯するようにしている。
これにより、使用者が洗濯物を取り出すタイミングに適度な時間だけ節約運転が出来たか否かの結果を伝えることが可能となる。
以上のように、本発明は、洗濯機において、使用者が、当初設定した運転内容に対して、実際には少ない洗い時間やすすぎ回数で運転を行い、電気代や水道代の節約できた省エネ度合いを複数段階で容易に知ることができ、ひいては、洗濯物(衣類)の量と汚れの大小がどの程度であれば省エネに寄与する節約運転が可能となるのかという一連の関連が実感しやすくなるという利便性を高めることが可能となるので、同様にして、食器洗い乾燥機など洗う対象物の汚れに応じて節約運転を行う機能を有する家電機器の操作表示部などの用途にも適用できる。
10 汚れ検知手段
21 操作表示部
22 入力設定手段
23 設定内容表示手段
27 省エネ度合い表示手段
28 記憶手段
29 制御装置
30 制御手段

Claims (5)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽に洗濯物を出し入れする際に開閉する開閉ドアと、洗い時間やすすぎ回数など運転内容を設定する入力設定手段と、洗濯物の汚れを検知する汚れ検知手段と、経済的な運転の度合いを示す省エネ度合い表示手段と、運転の状態を記憶する記憶手段と、前記入力設定手段の出力および前記汚れ検知手段の出力を入力し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段で設定した第1の運転内容および前記汚れ検知手段により検知した汚れに基づき求めた第2の運転内容を前記記憶手段に記憶し、第2の運転内容が第1の運転内容より少ない場合、運転終了後、次回に前記開閉ドアを開けたタイミングで第2の運転内容と第1の運転内容の差分に応じた省エネ度合いを前記省エネ度合い表示手段に表示するようにした洗濯機。
  2. 制御手段は、開閉ドアを開けたタイミングから所定時間を経過した場合、省エネ度合い表示手段を消灯するようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御手段は、運転を終了し所定時間経過後、省エネ度合い表示手段を消灯するようにした請求項1記載の洗濯機。
  4. 省エネ度合い表示手段の色は、緑色を用いることを特徴とした請求項1〜3いずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機にて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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